【セリエA・シーズンプレビュー】本命は連覇を狙うインテル、対抗にコンテ就任ナポリ
2024.08.16 18:00 Fri
2024-25シーズンのセリエAが17日に開幕する。昨季はインテルがシーズンを通して盤石な戦いを見せて3季ぶりにスクデット奪還とした。迎える新シーズン、連覇を狙うインテルの充実が際立つ中、コンテ監督就任のナポリ、モッタ監督就任のユベントス、デ・ロッシ監督続投のローマ辺りがインテルの連覇を阻めるかに注目だ。
◆ピンポイント補強で選手層の厚み増す~インテル~

昨季はセンターラインの主力が流出したものの、主将FWラウタロが得点王を獲得するなどチームを牽引。新戦力のGKゾマー、FWテュラムが早々にチームにフィットして戦力ダウンを感じさせないままシーズンを戦いきってしまった。新シーズンに向けて主力の流出はなく、FWタレミ、MFジエリンスキと実力者をピンポイント補強。選手層の厚みを更に増し、自身初のスクデット戴冠を果たしたS・インザーギ監督にとっては昨季以上にチームマネジメントがやり易くなった陣容になったと言えそうだ。
【IN】
GKジョゼップ・マルティネス←ジェノア
MFピオトル・ジエリンスキ←ナポリ
FWメフディ・タレミ←ポルト
【OUT】
MFフアン・クアドラード→未定
MFステファノ・センシ→モンツァ
MFデイヴィ・クラーセン→未定
FWアレクシス・サンチェス→ウディネーゼ
◆コンテ就任でスクデット奪還へ~ナポリ~

連覇を狙った昨季はスパレッティ監督の退任が想像以上に響き、不安定なシーズンを送ってしまったナポリ。10位と不甲斐ない成績に終わった中、デ・ラウレンティス会長は名将コンテ監督を招へいした。主力ではジエリンスキが去り、FWオシムヘンの去就が不透明だが、一昨季のスクデット獲得の立役者であるFWクワラツヘリアやMFロボツカ、DFディ・ロレンツォらは健在。仮にオシムヘン流出の場合にはコンテ監督の愛弟子であるFWルカク獲得の可能性が高く、得点力に不安はない。またリーグ戦一本であることからインテルの対抗になり得る存在として期待できるが、不安があるとすれば癖の強いオーナーと劇薬コンテ監督の衝突が起こらないかという点。度々、補強面でフロントと衝突してきているコンテ監督が会長と揉めることがなければ、スクデット奪還も十分可能と見る。
DFレオナルド・スピナッツォーラ←ローマ
DFラファ・マリン←レアル・マドリー
DFアレッサンドロ・ボンジョルノ←トリノ
【OUT】
DFナタン→ベティス
DFレオ・エスティゴーア→レンヌ
MFイェスパー・リンドストローム→エバートン
MFディエゴ・デンメ→ヘルタ・ベルリン
MFピオトル・ジエリンスキ→インテル
◆モッタ就任で方針転換~ユベントス~

昨季はリーグ戦一本だったことを生かして前半戦はインテルと首位戦線を争ったユベントス。しかし後半戦は完全に息切れし、3位で何とかチャンピオンズリーグ(CL)出場権を勝ち取ったに過ぎない結果となった。クラブは第2次アッレグリ政権に見切りを付け、ボローニャをCL出場に導く卓越した手腕を発揮したモッタ監督を招へい。アッレグリ監督の結果至上主義スタイルから一転、ピルロ監督が目指したボールを繋ぐロマン寄りのスタイルに再び方針を転換することになりそうだが、これまでのユベントスのクラブカラーを一新するようなチームにモッタ監督が変貌させることができるか。MFラビオ、GKシュチェスニー、DFアレックス・サンドロと近年のユベントスを支えた面々が去った中、思い切った改革が奏功すればインテルのライバルに踊り出る可能性も十分だ。
【IN】
GKミケーレ・ディ・グレゴリオ←モンツァ
DFフアン・カバル←ヴェローナ
MFケフラン・テュラム←ニース
MFドウグラス・ルイス←アストン・ビラ
【OUT】
GKヴォイチェフ・シュチェスニー→未定
DFアレックス・サンドロ→未定
DFディーン・ハイセン→ボーンマス
MFアドリアン・ラビオ→未定
MFエンソ・バレネチェア→アストン・ビラ
FWイリング・ジュニオ→アストン・ビラ
FWマティアス・スーレ→ローマ
FWモイズ・ケアン→フィオレンティーナ
◆デ・ロッシ体制2季目、リーガ得点王確保でスクデット圏内~ローマ~

昨季モウリーニョ監督の後を受けて就任したクラブのレジェンド、デ・ロッシ監督が2季目を迎えるローマ。CL出場には届かなかったものの、6位フィニッシュ、ヨーロッパリーグでベスト4と、就任時の状況を考えれば十分な結果を残した。そのローマはルカクがチェルシーにレンタルバックとなった中、ラ・リーガで24ゴールをマークして得点王に輝いたFWドフビクをジローナから獲得。フィニッシュワークに優れる大型ストライカーを確保し、セカンドストライカーのFWディバラと好相性の予感を感じさせる。確かな手腕を発揮したデ・ロッシ監督の下、期待大のストライカーを確保したローマが2000-01シーズン以来となるスクデットを視野に入れる。
【IN】
GKマシュー・ライアン←AZ
MFエンゾ・ル・フェ←レンヌ
FWアルテム・ドフビク←ジローナ
FWマティアス・スーレ←ユベントス
【OUT】
GKルイ・パトリシオ→未定
DFレオナルド・スピナッツォーラ→ナポリ
MFフセム・アワール→アル・イテハド
FWアンドレア・ベロッティ→コモ
FWロメル・ルカク→チェルシー
◆ピオリとの決別の決断はいかに~ミラン~

昨季は最終的に2位となったものの、インテルとは勝ち点19差、そして史上初めて目の前で優勝される屈辱を味わったミラン。クラブはピオリ監督と袖を分かち、リールでまずまずの戦績を残していたフォンセカ監督を招へいした。ローマでは結果を残せなかったポルトガル人指揮官が、ミランでリベンジを果たせるかに注目だが、指揮官交代が吉と出るか。補強ではユーロ優勝のスペインから主将FWモラタを獲得。精神的に成長したストライカーが5季ぶりのセリエAでチームを去ったFWジルーの穴を埋める以上の活躍を見せられるかに注目だ。
【IN】
DFエメルソン・ロイヤル←トッテナム
MFストラヒニャ・パブロビッチ←ザルツブルク
FWアルバロ・モラタ←アトレティコ・マドリー
【OUT】
DFマッティア・カルダーラ→モデナ
DFジャン=カルロ・シミッチ→アンデルレヒト
MFラデ・クルニッチ→フェネルバフチェ
FWオリヴィエ・ジルー→ロサンゼルスFC
◆EL王者がイタリア代表アタッカー2枚獲り~アタランタ~

昨季はクラブ初タイトルとなるヨーロッパリーグ優勝を成し遂げたアタランタ。9季目を迎えるガスペリーニ監督の手腕に疑いの余地はなく、新シーズンも上位争いに絡むことは必須だ。EL王者としてCLに臨むチームはFWザニオーロとFWレテギの両イタリア代表アタッカーを獲得。FWスカマッカの負傷による長期離脱は痛いが、FWデ・ケテラエルを覚醒させた指揮官が、ザニオーロとレテギをいかに絡めてどういったアタッキングメロディーを奏でさせるのかに注目だ。
【IN】
DFベン・ゴッドフリー←エバートン
MFイブラヒム・スレマナ←カリアリ
FWニコロ・ザニオーロ←ガラタサライ
FWマテオ・レテギ←ジェノア
【OUT】
DFハンス・ハテブール→レンヌ
DFカレブ・オコリ→レスター・シティ
MFアレクセイ・ミランチュク→アトランタ・ユナイテッド
◆指揮官&攻守の要引き抜かれる~ボローニャ~

60年ぶりに欧州最高峰の舞台に戻ってきた古豪ボローニャ。その立役者であるモッタ監督をユベントスに、FWザークツィーをマンチェスター・ユナイテッドに、DFカラフィオーリをアーセナルにそれぞれ引き抜かれ、大幅な戦力ダウンは否めない。フィオレンティーナで安定した結果を出していたイタリアーノ監督の手腕とフロントの力量が試されるシーズンとなりそうだ。
【IN】
DFマルティン・エルリッチ←サッスオーロ
FWタイス・ダリンガ←トゥールーズ
FWニコロ・カンビアギ←アタランタ
【OUT】
FWジョシュア・ザークツィー→マンチェスター・ユナイテッド
DFリッカルド・カラフィオーリ→アーセナル
◆主力流出で弱体化~ラツィオ~

昨季はCLを戦ったラツィオだが、クラブのレジェンドであるFWインモービレが去った他、近年のラツィオを支えていたMFルイス・アルベルト、MFフェリペ・アンデルソンが去り、大幅な戦力ダウンを強いられている。トゥドール監督の退任を受けて移籍を早々に決めたMF鎌田としては正しい決断だったと言えそうだ。
【IN】
MFガエターノ・カストロヴィッリ←フィオレンティーナ
FWルム・チャウナ←サレルニターナ
FWティジャニ・ノスリン←ヴェローナ
【OUT】
MFフェリペ・アンデルソン→パウメイラス
MFルイス・アルベルト→アル・ドゥハイル
MF鎌田大地→クリスタル・パレス
FWチーロ・インモービレ→ベシクタシュ
◆セリエA復帰の名門に鈴木彩艶加入~パルマ~

そして4季ぶりにセリエA復帰を果たしたパルマにGK鈴木彩艶が加入した。シント=トロイデンで昨季、正GKを務め上げた将来の日本代表守護神候補は、プレシーズンではまずまずアピールに成功。正GKでの起用が報じられる中、レジェンドGKブッフォンが在籍したかつての名門パルマでキャリアアップとなるか。
◆ピンポイント補強で選手層の厚み増す~インテル~

Getty Images
昨季はセンターラインの主力が流出したものの、主将FWラウタロが得点王を獲得するなどチームを牽引。新戦力のGKゾマー、FWテュラムが早々にチームにフィットして戦力ダウンを感じさせないままシーズンを戦いきってしまった。新シーズンに向けて主力の流出はなく、FWタレミ、MFジエリンスキと実力者をピンポイント補強。選手層の厚みを更に増し、自身初のスクデット戴冠を果たしたS・インザーギ監督にとっては昨季以上にチームマネジメントがやり易くなった陣容になったと言えそうだ。
【IN】
GKジョゼップ・マルティネス←ジェノア
MFピオトル・ジエリンスキ←ナポリ
FWメフディ・タレミ←ポルト
MFフアン・クアドラード→未定
MFステファノ・センシ→モンツァ
MFデイヴィ・クラーセン→未定
FWアレクシス・サンチェス→ウディネーゼ
◆コンテ就任でスクデット奪還へ~ナポリ~

Getty Images
連覇を狙った昨季はスパレッティ監督の退任が想像以上に響き、不安定なシーズンを送ってしまったナポリ。10位と不甲斐ない成績に終わった中、デ・ラウレンティス会長は名将コンテ監督を招へいした。主力ではジエリンスキが去り、FWオシムヘンの去就が不透明だが、一昨季のスクデット獲得の立役者であるFWクワラツヘリアやMFロボツカ、DFディ・ロレンツォらは健在。仮にオシムヘン流出の場合にはコンテ監督の愛弟子であるFWルカク獲得の可能性が高く、得点力に不安はない。またリーグ戦一本であることからインテルの対抗になり得る存在として期待できるが、不安があるとすれば癖の強いオーナーと劇薬コンテ監督の衝突が起こらないかという点。度々、補強面でフロントと衝突してきているコンテ監督が会長と揉めることがなければ、スクデット奪還も十分可能と見る。
【IN】
DFレオナルド・スピナッツォーラ←ローマ
DFラファ・マリン←レアル・マドリー
DFアレッサンドロ・ボンジョルノ←トリノ
【OUT】
DFナタン→ベティス
DFレオ・エスティゴーア→レンヌ
MFイェスパー・リンドストローム→エバートン
MFディエゴ・デンメ→ヘルタ・ベルリン
MFピオトル・ジエリンスキ→インテル
◆モッタ就任で方針転換~ユベントス~

Getty Images
昨季はリーグ戦一本だったことを生かして前半戦はインテルと首位戦線を争ったユベントス。しかし後半戦は完全に息切れし、3位で何とかチャンピオンズリーグ(CL)出場権を勝ち取ったに過ぎない結果となった。クラブは第2次アッレグリ政権に見切りを付け、ボローニャをCL出場に導く卓越した手腕を発揮したモッタ監督を招へい。アッレグリ監督の結果至上主義スタイルから一転、ピルロ監督が目指したボールを繋ぐロマン寄りのスタイルに再び方針を転換することになりそうだが、これまでのユベントスのクラブカラーを一新するようなチームにモッタ監督が変貌させることができるか。MFラビオ、GKシュチェスニー、DFアレックス・サンドロと近年のユベントスを支えた面々が去った中、思い切った改革が奏功すればインテルのライバルに踊り出る可能性も十分だ。
【IN】
GKミケーレ・ディ・グレゴリオ←モンツァ
DFフアン・カバル←ヴェローナ
MFケフラン・テュラム←ニース
MFドウグラス・ルイス←アストン・ビラ
【OUT】
GKヴォイチェフ・シュチェスニー→未定
DFアレックス・サンドロ→未定
DFディーン・ハイセン→ボーンマス
MFアドリアン・ラビオ→未定
MFエンソ・バレネチェア→アストン・ビラ
FWイリング・ジュニオ→アストン・ビラ
FWマティアス・スーレ→ローマ
FWモイズ・ケアン→フィオレンティーナ
◆デ・ロッシ体制2季目、リーガ得点王確保でスクデット圏内~ローマ~

Getty Images
昨季モウリーニョ監督の後を受けて就任したクラブのレジェンド、デ・ロッシ監督が2季目を迎えるローマ。CL出場には届かなかったものの、6位フィニッシュ、ヨーロッパリーグでベスト4と、就任時の状況を考えれば十分な結果を残した。そのローマはルカクがチェルシーにレンタルバックとなった中、ラ・リーガで24ゴールをマークして得点王に輝いたFWドフビクをジローナから獲得。フィニッシュワークに優れる大型ストライカーを確保し、セカンドストライカーのFWディバラと好相性の予感を感じさせる。確かな手腕を発揮したデ・ロッシ監督の下、期待大のストライカーを確保したローマが2000-01シーズン以来となるスクデットを視野に入れる。
【IN】
GKマシュー・ライアン←AZ
MFエンゾ・ル・フェ←レンヌ
FWアルテム・ドフビク←ジローナ
FWマティアス・スーレ←ユベントス
【OUT】
GKルイ・パトリシオ→未定
DFレオナルド・スピナッツォーラ→ナポリ
MFフセム・アワール→アル・イテハド
FWアンドレア・ベロッティ→コモ
FWロメル・ルカク→チェルシー
◆ピオリとの決別の決断はいかに~ミラン~

Getty Images
昨季は最終的に2位となったものの、インテルとは勝ち点19差、そして史上初めて目の前で優勝される屈辱を味わったミラン。クラブはピオリ監督と袖を分かち、リールでまずまずの戦績を残していたフォンセカ監督を招へいした。ローマでは結果を残せなかったポルトガル人指揮官が、ミランでリベンジを果たせるかに注目だが、指揮官交代が吉と出るか。補強ではユーロ優勝のスペインから主将FWモラタを獲得。精神的に成長したストライカーが5季ぶりのセリエAでチームを去ったFWジルーの穴を埋める以上の活躍を見せられるかに注目だ。
【IN】
DFエメルソン・ロイヤル←トッテナム
MFストラヒニャ・パブロビッチ←ザルツブルク
FWアルバロ・モラタ←アトレティコ・マドリー
【OUT】
DFマッティア・カルダーラ→モデナ
DFジャン=カルロ・シミッチ→アンデルレヒト
MFラデ・クルニッチ→フェネルバフチェ
FWオリヴィエ・ジルー→ロサンゼルスFC
◆EL王者がイタリア代表アタッカー2枚獲り~アタランタ~

Getty Images
昨季はクラブ初タイトルとなるヨーロッパリーグ優勝を成し遂げたアタランタ。9季目を迎えるガスペリーニ監督の手腕に疑いの余地はなく、新シーズンも上位争いに絡むことは必須だ。EL王者としてCLに臨むチームはFWザニオーロとFWレテギの両イタリア代表アタッカーを獲得。FWスカマッカの負傷による長期離脱は痛いが、FWデ・ケテラエルを覚醒させた指揮官が、ザニオーロとレテギをいかに絡めてどういったアタッキングメロディーを奏でさせるのかに注目だ。
【IN】
DFベン・ゴッドフリー←エバートン
MFイブラヒム・スレマナ←カリアリ
FWニコロ・ザニオーロ←ガラタサライ
FWマテオ・レテギ←ジェノア
【OUT】
DFハンス・ハテブール→レンヌ
DFカレブ・オコリ→レスター・シティ
MFアレクセイ・ミランチュク→アトランタ・ユナイテッド
◆指揮官&攻守の要引き抜かれる~ボローニャ~

Getty Images
60年ぶりに欧州最高峰の舞台に戻ってきた古豪ボローニャ。その立役者であるモッタ監督をユベントスに、FWザークツィーをマンチェスター・ユナイテッドに、DFカラフィオーリをアーセナルにそれぞれ引き抜かれ、大幅な戦力ダウンは否めない。フィオレンティーナで安定した結果を出していたイタリアーノ監督の手腕とフロントの力量が試されるシーズンとなりそうだ。
【IN】
DFマルティン・エルリッチ←サッスオーロ
FWタイス・ダリンガ←トゥールーズ
FWニコロ・カンビアギ←アタランタ
【OUT】
FWジョシュア・ザークツィー→マンチェスター・ユナイテッド
DFリッカルド・カラフィオーリ→アーセナル
◆主力流出で弱体化~ラツィオ~

Getty Images
昨季はCLを戦ったラツィオだが、クラブのレジェンドであるFWインモービレが去った他、近年のラツィオを支えていたMFルイス・アルベルト、MFフェリペ・アンデルソンが去り、大幅な戦力ダウンを強いられている。トゥドール監督の退任を受けて移籍を早々に決めたMF鎌田としては正しい決断だったと言えそうだ。
【IN】
MFガエターノ・カストロヴィッリ←フィオレンティーナ
FWルム・チャウナ←サレルニターナ
FWティジャニ・ノスリン←ヴェローナ
【OUT】
MFフェリペ・アンデルソン→パウメイラス
MFルイス・アルベルト→アル・ドゥハイル
MF鎌田大地→クリスタル・パレス
FWチーロ・インモービレ→ベシクタシュ
◆セリエA復帰の名門に鈴木彩艶加入~パルマ~

Getty Images
そして4季ぶりにセリエA復帰を果たしたパルマにGK鈴木彩艶が加入した。シント=トロイデンで昨季、正GKを務め上げた将来の日本代表守護神候補は、プレシーズンではまずまずアピールに成功。正GKでの起用が報じられる中、レジェンドGKブッフォンが在籍したかつての名門パルマでキャリアアップとなるか。
鈴木彩艶
ジョゼップ・マルティネス
ピオトル・ジエリンスキ
メフディ・タレミ
フアン・クアドラード
ステファノ・センシ
デイヴィ・クラーセン
アレクシス・サンチェス
レオナルド・スピナッツォーラ
ラファ・マリン
アレッサンドロ・ボンジョルノ
レオ・エスティゴーア
イェスパー・リンドストローム
ディエゴ・デンメ
アレックス・サンドロ
ミケーレ・ディ・グレゴリオ
フアン・カバル
ケフラン・テュラム
ドウグラス・ルイス
ヴォイチェフ・シュチェスニー
ディーン・ハイセン
アドリアン・ラビオ
エンソ・バレネチェア
マティアス・スーレ
マシュー・ライアン
エンゾ・ル・フェ
アルテム・ドフビク
ルイ・パトリシオ
フセム・アワール
アンドレア・ベロッティ
ロメル・ルカク
エメルソン・ロイヤル
ストラヒニャ・パブロビッチ
アルバロ・モラタ
マッティア・カルダーラ
ジャン=カルロ・シミッチ
ラデ・クルニッチ
オリヴィエ・ジルー
ベン・ゴッドフリー
イブラヒム・スレマナ
ニコロ・ザニオーロ
マテオ・レテギ
ハンス・ハテブール
カレブ・オコリ
アレクセイ・ミランチュク
マルティン・エルリッチ
タイス・ダリンガ
ニコロ・カンビアギ
ジョシュア・ザークツィー
リッカルド・カラフィオーリ
ルイス・アルベルト
ルイス・アルベルト
フェリペ・アンデルソン
ガエターノ・カストロヴィッリ
ルム・チャウナ
ティジャニ・ノスリン
鎌田大地
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イラン代表のアルデシル・アミール・ガレノエイ監督が、日本代表戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。 3日、アジアカップ2023の準決勝が行われ、イランは日本と対戦。優勝候補同士の対戦。FIFAランキングでは2位のイランと1位の日本というアジアの頂点同士の対戦となった。 前半は日本がペースを握り、守田英正のゴールで先制。ビハインドのイランは後半からギアをチェンジし、ロングボールを徹底していれることに。完全にペースを握り返すと、モハマド・モヘビのゴールで早々に追いつく。 その後はイランが完全に支配し押し込み続けるも、GK鈴木彩艶を中心に粘りを見せて得点を奪えず。延長戦に突入するかと思われた中、後半アディショナルタイムにPKを獲得。アリレザ・ジャハンバフシュが決め、2-1でイランがベスト4進出を決めた。 試合後、ガレノエイ監督は日本戦の勝利を喜び、イランサッカー界の大きな一歩だと誇った。 「アジアのサッカー界はこの試合に満足すべきであり、ファンのために全力を尽くした選手たちのパフォーマンスを誇りに思うべきだ」 「これまで我々をサポートしてくれた全ての人に、そしてここ数年間耐えてくれた全てのことに家族に感謝したいと思う。この試合は、シニア代表チームだけでなく、U23、U19、そしてサッカー全体にとっても、イランサッカーにとってのターニングポイントとなる可能性がある」 「誰もがイラン人に対する信仰を持つべきだと思う。歴史上、ヨーロッパで指導する機会に恵まれなかった偉大なイラン人コーチがたくさんいた」 「より高い水準のパフォーマンスを望むなら、長期的な計画、インフラ、スタジアム、そして最も重要なのはイラン当局の支援が必要だ」 アジアでの強豪国の1つであり、ヨーロッパでも選手単位ではプレーする機会はあったが、なかなか国としてサッカーが恵まれているとは言えないイラン。それでも、結果を残し続けている。 2019年の前回大会では準決勝で日本に0-3で敗れたが、そのリベンジを達成。ただ、この試合も前半は主導権を握られ、後半に盛り返しての勝利に、ガレノエイ監督は日本を称えた。 「我々は日本のサッカーをリスペクトしている。なぜなら、彼らは偉大なチームであり、ヨーロッパのトップリーグでプレーする優れた選手を擁しているからだ。森保一監督は私の友人であり、大きな人物だ。日本の皆さんにも、彼らの活躍におめでとうと言いたい」 「スタートが少し遅くてミスもあったが、少しずつ自信を持ってハイプレスをかけて日本のセントラルミッドフィールダー3人を試合から外そうとした。それらの変化が勝利につながったと思う」 イランは王者カタールと準決勝で対戦。日本に並ぶアジアカップ最多タイの4度目の優勝を目指す。 <span class="paragraph-title">【動画】イランが土壇場PKで劇的勝利…日本撃破で歓喜の渦</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="loddtpdjCVw";var video_start = 384;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.04 10:35 Sun4
日本代表スタメン発表! ターンオーバーで中国戦は5名変更、伊東純也&中村敬斗のランスコンビや久保建英がスタメン【2026W杯アジア最終予選】
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6節の中国代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 ここまで5試合を戦い、4勝1分けの無敗で首位を独走している日本。15日にはアウェイでインドネシア代表と対戦し、0-4で勝利を収めていた。 中国戦に勝利すれば、3月にもW杯出場が決まる可能性がある日本。ホームでは7-0と圧勝を収めていた中、森保一監督はインドネシア戦から5名を変更しターンオーバーを敢行してきた。 中国戦で新たに起用された5名は、DF瀬古歩夢(グラスホッパー)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)となった。 また、ベンチ外はインドネシア戦と同様。DF長友佑都(FC東京)、DF関根大輝(柏レイソル)、DF高井幸大(川崎フロンターレ)、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)となった。 中国戦はこの後21時キックオフ。『DAZN』で独占配信される。 <h3>◆日本代表スタメン</h3> GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 板倉滉(ボルシアMG) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 遠藤航(リバプール) 南野拓実(モナコ) 中村敬斗(スタッド・ランス) 伊東純也(スタッド・ランス) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 小川航基(NECナイメヘン) <h3>◆ベンチ入りメンバー</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 橋岡大樹(ルートン・タウン) MF 守田英正(スポルティングCP) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 堂安律(フライブルク) 前田大然(セルティック) 鎌田大地(クリスタル・パレス) 旗手怜央(セルティック) FW 古橋亨梧(セルティック) 大橋祐紀(ブラックバーン) <h3>◆メンバー外</h3> 長友佑都(FC東京) 関根大輝(柏レイソル) 高井幸大(川崎フロンターレ) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 2024.11.19 19:49 Tue5
仙台の新監督に3度U-17日本代表でW杯に出場した森山佳郎監督が就任「地域とクラブの発展に尽くしていきたい」
ベガルタ仙台は27日、U-17日本代表を率いていた森山佳郎監督(56)が新監督に就任することを発表した。 森山監督は、現役時代はジュビロ磐田、ベルマーレ平塚、徳島ヴォルティスでプレーし、日本代表としても7試合に出場していた。 引退後は指導者の道を歩み、サンフレッチェ広島でユースのコーチと監督を務めたのち、日本サッカー協会(JFA)入り。育成年代を見続け、2015年にU-15日本代表監督に就任すると、その世代をU-17日本代表まで指揮。その後も、3世代に渡りU-17日本代表を指揮していた。 2017年に初めてU-17ワールドカップ(W杯)で指揮し、当時は久保建英(レアル・ソシエダ)、中村敬斗(スタッド・ランス)、菅原由勢(AZ)と現在は日本代表気活躍する選手を擁してベスト16入り。2019年のブラジル大会にも連続で出場し、GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)やDF半田陸(ガンバ大阪)、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)など、現在のパリ五輪世代であるU-22日本代表でプレーする選手たちを擁してベスト16に入っていた。 現在行われているU-17ワールドカップでもチームをベスト16に導くなど、育成で結果を残してきた森山監督にとっては、今回が初のトップチームの指揮となる。 森山監督はクラブを通じてコメントしている。 「ベガルタ仙台をいつも温かく応援してくださっているファン・サポーターのみなさま、いつも強力にバックアップしてくださるスポンサー・ホームタウンのみなさま、はじめまして、このたび監督に就任することになりました森山佳郎です」 「2024シーズンはクラブ全体で初心にかえり、仙台・宮城に必要とされ、愛され、応援してもらえるクラブを目指し、選手・スタッフと共にベガルタファミリーのみなさまの信頼を回復するべく、全力でひたむきで人の心を動かすようなプレーを披露し、本来いるべき場所へ帰る努力を続けていきたいです」 「自分がこれまで広島や育成年代の代表チームで培った地域密着や若手育成という武器の全てをこのクラブに捧げ、自らも仙台を愛し、ベガルタを愛して地域とクラブの発展に尽くしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします」 仙台は伊藤彰監督、堀孝史監督の下で、今シーズンを戦ったが、チームは低迷し16位でフィニッシュ。J1昇格を果たせずにいた。 2023.11.27 15:17 Monナポリの人気記事ランキング
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【伝説のチーム】マラドーナ全盛期のナポリはどんなチーム?後に柏でプレーするFWカレカにゾラの名も
フットボール界のレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏(60)が25日に急逝した。 10月30日に60歳の誕生日を迎えたばかりのマラドーナ氏だったが、その後に硬膜下血腫が見つかり緊急手術。無事に手術は成功していたが、この度心不全で帰らぬ人となった。 そのマラドーナ氏が全盛期を過ごし、チームに黄金期をもたらせたのがナポリだった。 現在はイタリア屈指の強豪として認知されているナポリだが、初めて歓喜の渦に包まれたのは1980年代後半だった。1984-1985シーズンにバルセロナからやってきたディエゴ・マラドーナによって、チームは数々のタイトルを獲得した。 マラドーナが中心のチームは、1986-87シーズンにセリエAとコッパ・イタリアの2冠に輝き、その後も優勝を争いながら、1988-89シーズンにはUEFAカップ(現EL)を獲得。そして、迎えた1989-90シーズンにクラブ史上2度目となるスクデットを手に入れることとなる。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/1989-90napoli.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;"><</div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アルベルト・ビゴン(52) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆マラドーナのチーム</div> 開幕から順調に勝ち点を積み重ねたナポリは、このシーズンにチャンピオンズリーグ2連覇を達成したミランやインテルと優勝争いを繰り広げた。後半戦ではそのミランとインテルとの直接対決に敗れたが、粘りを見せて最後の5試合で5連勝を達成。ミランを追い抜いて見事に優勝を決めた。 フットボールの世界では、絶大なる個の力を有する選手がそのチームの戦術となることがしばしばある。そして、この頃のナポリは、まさにマラドーナのチームだった。 そのマラドーナを支えるため、チロ・フェラーラを中心とした守備陣とフェルナンド・デ・ナポリなどの中盤の選手は守備に奔走した。ナポリは、当時のイタリア代表メンバーを中心にマラドーナを支える土台を固めていた。 攻撃は前線のトライアングルで形成した。自由を与えられたマラドーナは攻撃の全権を掌握。また、後に柏でプレーするブラジル代表FWカレカとイタリア代表FWアンドレア・カルネバーレの2トップがゴールを重ね、当時23歳のジャンフランコ・ゾラも存在感を示した。 “ナポリの王様”と評されたマラドーナは、イタリア随一の陽気な街に2度のスクデットをもたらした。数々の魅力的なプレーで観客を魅了し、自身が付けた10番が永久欠番になるほどサポーターから愛された。ただ、かねてからコカイン使用が疑われるなど、イタリアマフィアの巣窟であるナポリで麻薬に染まり、プロ選手としてのキャリアが終焉に向かっていった。 <div id="cws_ad">◆全盛期のマラドーナがナポリで見せたスーパーゴール集<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJRQkZwNEVQayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2020.11.26 17:30 Thu2
ナポリが新スタジアム建設へ…会長が1959年開場“マラドーナ”利用終了を明言「市長へ協力を依頼済み」
ナポリが新スタジアムを建設するようだ。イタリア『メディアセット』が伝えている。 現在のナポリは、半世紀以上前の1959年に開場したスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ(旧スタディオ・サン・パオロ)を本拠地利用。1990年のイタリア・ワールドカップ(W杯)に合わせて一度改修されているが、歴史は古く、老朽化が進む。 イタリアが2032年のユーロ(欧州選手権)をトルコと共同開催することが決まっているなか、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が7日、突如としてナポリ市内に新スタジアムを建設する構想を表明した。 「私にフオリグロッタ(現本拠地)を改修するつもりはない。バニョーリ(※1)に新しいスタジアムを建設する準備がある。例えば2027年7月に大規模なレセプション、パーティ、花火大会が開催されるだろう」 (※1)現本拠地フオリグロッタから直線距離にして約1kmほど南西に進んだ位置にあるバニョーリ地区 地元紙『イル・マッティーノ』によると、スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナの改修計画はここ数年しきりに叫ばれていたようだが、どうやらデ・ラウレンティス会長は歴史ある“マラドーナ”の利用を終えることで、つい最近、所有者のナポリ市行政と合意したという。 「元々は私も“マラドーナ”を改修したかったんだ。しかし、関係者らと視察を重ね、大衆を最も惹き寄せるのは、新たなスタジアムを作ることだという意見が占めた。そのためには、少なくとも3シーズンはマラドーナを離れなくてはならない」 「すでにバニョーリ地区の再開発担当者とも顔を合わせているよ。ナポリ市長にはこのプロジェクトへの協力を依頼してある。新たなスタジアムは、我々用の施設だけでなく、ショッピングセンターなども併設した地域のコミュニティを目指す」 その一方、ナポリ市郊外の山沿いの地区・アフラゴーラから新スタジアム誘致の話があるというが、これについては「何ヘクタールもの土地を提供してくれるというありがたい話があったが、スタジアムを全く別の場所へ移すことは考えていない」としている。 今回、初めて明言されたナポリの新スタジアム建設計画。ユーロ2032まで8年、どんな経過を辿るだろうか。 2024.03.08 11:20 Fri3
ペッレグリーニはローマ退団へ? ラニエリ監督「オファーがあれば、我々はそれを評価するつもり」
ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニ(28)に退団の可能性が浮上している。 ローマ生まれでローマの下部組織出身のペッレグリーニは、サッスオーロから完全移籍で帰還後は中盤の主力に定着。さらに、DFアレッサンドロ・フロレンツィ、FWエディン・ジェコの退団後にはジャッロロッシのカピターノを務めてきた。 しかし、近年は細かい負傷や一貫性のないパフォーマンスに加え、その内向的な性格は強烈なリーダーシップを有したフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシといったローマ人の偉大なカピターノを求めるロマニスタの不興を買うことが多く、指揮官交代やチームの不振時にたびたび強い反発を招いてきた。 今シーズンに関してはクラウディオ・ラニエリ監督の就任後に主力としての活躍が期待されたが、コンディションが上がってきた現状においても同じローマ人の指揮官はカピターノの起用に消極的な姿勢を示している。 そんななか、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はナポリのイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)の獲得レースに参戦中のローマは、アントニオ・コンテ監督が評価するペッレグリーニを交渉材料に、獲得レースを優位に進める考えがあると報じる。 29日に行われるセリエA第18節のミラン戦に向けた会見に出席したラニエリ監督は、その場でメルカートについて言及。 「フンメルス、ディバラ、パレデスは将来ローマに残り、重要な役割を果たすだろうと確信している」、「我々はアレクシス・サーレマーケルスを残したい」と現有戦力の重要性を強調した。 一方で、ペッレグリーニに関しては「ロレンツォ・ペレグリーニはローマを去るかもしれない。彼が我々と一緒にいてくれることを願っているし、彼はここに留まって幸せであるはずだ。ただ、オファーがあれば、我々はそれを評価するつもりだ」と適切なオファーが届いた場合、クラブとしてそれを評価する意思があることを認めた。 なお、2026年までの現行契約で年俸600万ユーロ(約9億8000万円)を受け取っているとされる同選手に対して、ローマは現時点で半額程度の条件の延長オファーを受け入れない場合、売却に踏み切る姿勢を示している模様。 また、ナポリ以外ではフィオレンティーナといった国内クラブが興味を示しており、今冬あるいは来夏に永遠の都を離れる可能性は高い。 2024.12.27 22:40 Fri4
アンチェロッティ、ファン・ダイクの危険タックルに「ビデオを見ればレッド」
▽ナポリを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループC最終節リバプール戦での判定に不満を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が指揮官のコメントを伝えた。 ▽決勝トーナメント進出を懸けた3位のリバプール(勝ち点6)、首位のナポリ(勝ち点9)によるグループC最大の大一番。試合は前半34分にFWモハメド・サラーのゴールで先制に成功したリバプールが、試合終盤のナポリの猛攻をGKアリソン・ベッカーのビッグセーブで凌ぎ、1-0で勝利。この結果、同時刻開催で勝利したパリ・サンジェルマンが首位通過、リバプールが2位通過を果たし、ナポリは3位敗退でヨーロッパリーグ(EL)に回ることになった。 ▽ただ、同試合では前半立ち上がりの13分にリバプールDFヴィルヒル・ファン・ダイクがナポリFWドリエス・メルテンスに見舞ったハードチャージに関する判定がひとつのターニングポイントになった。 ▽同場面ではルーズボールに反応したファン・ダイクがスライディングでクリアを試みた際、先にボールに触ったものの、後方で反応していたメルテンスの左脛の内側に足裏を見せたハードチャージを見舞った。幸い、メルテンスに大きなケガはなかったが脛の骨折やヒザ、足首のじん帯を損傷する可能性もある非常に危険なプレーだったと言わざるを得なかった。 ▽結局、主審はファン・ダイクが先にボールを触っていたとの判断からイエローカードの掲示に留まったが、試合後の公式会見に出席したアンチェロッティ監督はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が用いられれば、退場の可能性が高かったとの持論を展開した。 「ビデオで確認すれば、レッドカードだった」 「VARに関する大きくの議論があるが、VARがチャンピオンズリーグに来るのはあまりに遅すぎた」 ▽一方、ファウルの当事者となったファン・ダイクは自身のプレーの正当性を主張している。イギリス『インデペンデント』がオランダ代表DFのコメントを伝えた。 「それは全く悪いチャレンジだったとは思っていない。不運なことに私は彼と接触してしまったが、自分に彼を傷つける意図やあのような接触を意図していなかった」 「僕はボールにチャレンジしていたし、スリッピーなピッチで滑った結果、彼に接触してしまった。ただ、それもフットボールのひとつの側面だ」 ▽今回のプレーに関しては識者の間でも意見が分かれる難しい判断だったが、ナポリ側とすれば、同選手の退場か否かで試合の流れが大きく変わっていたと考えており、VARの有無を含めて少し不公平な判定と感じたようだ。 ▽なお、欧州サッカー連盟(UEFA)は先日にCL決勝トーナメントからのVAR導入を発表している。 ◆危険なプレーに間違いはないが… https://twitter.com/tancredipalmeri/status/1072818266563862528 2018.12.12 23:17 Wed5
