主砲タレミ2発でドローのイランが日本に続きアジア2番目のW杯出場を決定! ウズベキスタンも初の偉業へ一歩前進【2026W杯アジア最終予選】
2025.03.26 03:08 Wed
イランがW杯出場を決定
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループA第8節のイラン代表vsウスベキスタン代表が25日に行われ、2-2のドローに終わった。
ここまで6勝1分けの無敗で首位を快走するイラン(勝ち点19)は、引き分け以上でW杯出場を決められる状況でホーム開催の首位攻防戦に臨んだ。この大一番では守護神ベイランヴァンドにアズムン、タレミ、ジャハンバフシュら主力が起用された。
一方、2位のウズベキスタン(勝ち点16)は、3位以下に6ポイント差を付けて史上初のW杯出場へ好位置に付ける。少なくとも勝ち点を持ち帰りたい首位チームとのアウェイゲームではクサノフ、ショムロドフと欧州のビッグクラブでプレーする攻守の要がスタメンでピッチに立った。
互いに慎重な入りを見せたなか、開始9分にイランがアズムンのミドルシュートでファーストシュートを記録。ここから主導権を握ると、15分には右CKの場面でゴール前のジャハンバフシュが決定的なヘディングシュートを放ったが、ここはGKユスポフの好守に遭う。
すると16分、このピンチを凌いだウズベキスタンはユスポフからのロングボールを繋いで左のスペースに抜け出したサイフィエフがクロスを供給。ゴール前のDF2枚がクリアできずにファーに流れると、エルキノフがうまく足元に収めて右足シュートをゴール左隅に流し込んだ。
チャンスを逸した直後の失点によって先手を奪われたイランはすぐさま反撃を開始。26分にはタレミのへディングの落としでゴール前に抜け出したガエディに決定機も、ゴール至近距離からのシュートはGKユスポフにファインセーブで阻止される。続く29分にはゴッドスのスルーパスでラインブレイクしたアズムンがGKとの一対一で左隅を狙ったシュートを放ったが、これはわずかに枠の左へ外れた。
互いに選手交代なしで臨んだ後半は打ち合いの入りに。まずは52分、イランが相手陣内左サイドでガエディがスローインをカット。すかさず浮き球のパスをボックス内に送り込むと、アズムンが右足アウトで中央に叩いたボールをタレミが圧巻の右足ダイレクトシュートでゴール左上隅に突き刺した。
しかし、そのゴラッソに沸いたスタンドはわずか1分後に沈黙。ウズベキスタンが相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのファイズラエフがゴール前のスペースに右足インスウィングのボールを落とすと、DFとGKが触れずにゴール前でバウンドしたボールがそのまま右隅に吸い込まれた。
互いに1ゴールずつを奪い合った後半立ち上がりの攻防を経て試合は以降もオープンな展開に。イランは69分、ボックス手前左のタレミのクロスに反応したアズムンが決定的なヘディングシュートを放つが、ここはGKユスポフのビッグセーブとDFの見事なゴールカバーに遭う。
これに対してウズベキスタンは直後の74分にショムロドフのスルーパスで完璧に背後を取ったファイズラエフがGKと一対一を迎えるが、ここは勇敢に飛び出したベイランヴァンドのビッグセーブに阻まれた。
80分を過ぎて3枚替えで勝負に出たイランは83分、再び主砲が決定的な仕事を果たす。セットプレーの三次攻撃から右サイドのゴリザデが浮き球のクロスをボックス内に入れると、DFのクリアがカナニに当たってゴール前にこぼれたところをタレミがワンタッチで流し込んだ。
2-2のイーブンに戻ったなか、両者はバランスを意識しながらも最後まで勝ち点3を目指して攻め合ったが、互いに3点目を奪うことはできず。この結果、2度のビハインドを追いついたイランが4大会連続7度目のW杯出場を決定。日本、ニュージーランドに続いて3チーム目の予選突破チームとなった。
一方、敵地から勝ち点1を持ち帰る形となったウズベキスタンも初のW杯出場へ一歩前進した。
イラン代表 2-2 ウスベキスタン代表
【イラン】
メフディ・タレミ(後7、後38)
【ウズベキスタン】
ホジマト・エルキノフ(前16)
アボスベク・ファイズラエフ(後8)
ここまで6勝1分けの無敗で首位を快走するイラン(勝ち点19)は、引き分け以上でW杯出場を決められる状況でホーム開催の首位攻防戦に臨んだ。この大一番では守護神ベイランヴァンドにアズムン、タレミ、ジャハンバフシュら主力が起用された。
一方、2位のウズベキスタン(勝ち点16)は、3位以下に6ポイント差を付けて史上初のW杯出場へ好位置に付ける。少なくとも勝ち点を持ち帰りたい首位チームとのアウェイゲームではクサノフ、ショムロドフと欧州のビッグクラブでプレーする攻守の要がスタメンでピッチに立った。
すると16分、このピンチを凌いだウズベキスタンはユスポフからのロングボールを繋いで左のスペースに抜け出したサイフィエフがクロスを供給。ゴール前のDF2枚がクリアできずにファーに流れると、エルキノフがうまく足元に収めて右足シュートをゴール左隅に流し込んだ。
チャンスを逸した直後の失点によって先手を奪われたイランはすぐさま反撃を開始。26分にはタレミのへディングの落としでゴール前に抜け出したガエディに決定機も、ゴール至近距離からのシュートはGKユスポフにファインセーブで阻止される。続く29分にはゴッドスのスルーパスでラインブレイクしたアズムンがGKとの一対一で左隅を狙ったシュートを放ったが、これはわずかに枠の左へ外れた。
以降もホームチームが攻勢を続けたが、集中したアウェイチームの守備を崩し切るには至らず。前半終了を迎えた。
互いに選手交代なしで臨んだ後半は打ち合いの入りに。まずは52分、イランが相手陣内左サイドでガエディがスローインをカット。すかさず浮き球のパスをボックス内に送り込むと、アズムンが右足アウトで中央に叩いたボールをタレミが圧巻の右足ダイレクトシュートでゴール左上隅に突き刺した。
しかし、そのゴラッソに沸いたスタンドはわずか1分後に沈黙。ウズベキスタンが相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのファイズラエフがゴール前のスペースに右足インスウィングのボールを落とすと、DFとGKが触れずにゴール前でバウンドしたボールがそのまま右隅に吸い込まれた。
互いに1ゴールずつを奪い合った後半立ち上がりの攻防を経て試合は以降もオープンな展開に。イランは69分、ボックス手前左のタレミのクロスに反応したアズムンが決定的なヘディングシュートを放つが、ここはGKユスポフのビッグセーブとDFの見事なゴールカバーに遭う。
これに対してウズベキスタンは直後の74分にショムロドフのスルーパスで完璧に背後を取ったファイズラエフがGKと一対一を迎えるが、ここは勇敢に飛び出したベイランヴァンドのビッグセーブに阻まれた。
80分を過ぎて3枚替えで勝負に出たイランは83分、再び主砲が決定的な仕事を果たす。セットプレーの三次攻撃から右サイドのゴリザデが浮き球のクロスをボックス内に入れると、DFのクリアがカナニに当たってゴール前にこぼれたところをタレミがワンタッチで流し込んだ。
2-2のイーブンに戻ったなか、両者はバランスを意識しながらも最後まで勝ち点3を目指して攻め合ったが、互いに3点目を奪うことはできず。この結果、2度のビハインドを追いついたイランが4大会連続7度目のW杯出場を決定。日本、ニュージーランドに続いて3チーム目の予選突破チームとなった。
一方、敵地から勝ち点1を持ち帰る形となったウズベキスタンも初のW杯出場へ一歩前進した。
イラン代表 2-2 ウスベキスタン代表
【イラン】
メフディ・タレミ(後7、後38)
【ウズベキスタン】
ホジマト・エルキノフ(前16)
アボスベク・ファイズラエフ(後8)
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2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループA第7節が20日に行われた。 グループ首位のイランは3位のUAEとホームで対戦し、2-0で勝利した。 スタジアムの照明塔のトラブルによって25分以上の中断を余儀なくされたなか、試合は異例の29分が加えられた前半アディショナルタイム27分に動く。ボックス中央にタイミング良く走り込んだサルダール・アズムンがゴッドスの右からのクロスをへディングで合わせた。 1点リードの後半も優勢に進めると、70分にはモハマド・モヘビが左サイドで馬力のある仕掛けで一気に持ち上がってボックス内に侵入。冷静にシュートをニア下へ突き刺し、決定的な2点目を奪取。以降は安定した守備でUAEの反撃を無失点で凌ぎ切り、W杯出場へ大きな勝利を収めた。 また、ウズベキスタン代表vsキルギスタン代表はホームのウズベキスタンが1-0で競り勝って2位キープに成功した。 前半半ばにゴール前へ抜け出したアリズホノフが相手DFに後方から倒されてPK獲得とともに決定機阻止でのレッドカードとなり、数的優位を得たホームチーム。そのPKはエースのショムロドフが失敗したが、前半終盤にアリズホノフのゴールで先制に成功。後半は追加点を奪えなかったが、きっちり勝ち切った。 また、カタール代表vs北朝鮮代表はホームのカタールが見事な攻撃力を発揮し、5-1の大勝を収めている。 ◆グループA第7節 結果 ウズベキスタン代表 1-0 キルギス代表 イラン代表 2-0 UAE代表 カタール代表 5-1 北朝鮮代表 ◆アジア最終予選グループA順位 1.イラン 19pt 2.ウズベキスタン 16pt 3.UAE 10pt 4.カタール 10pt 5.キルギス 3pt 6.北朝鮮 2pt 2025.03.21 06:01 Fri2
アジア王者・カタールが5-0で惨敗、韓国は連勝ストップも首位キープ、日本は首位独走も2位以下大混戦【2026W杯アジア最終予選】
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節が各地で行われた。 <h3>【グループA】イランが首位快走中、アジア王者カタールは苦戦</h3> グループAは首位のイラン代表が5位のキルギス代表と対戦し、2-3で勝利。アウェイでの戦いとなった中、12分に左CKからのこぼれ球をメフディ・タレミが押し込み先制すると、33分にはカウンターから上手く相手をかわしたサレー・ハルダニが決めて追加点を奪う。 しかし、キルギスも黙ってはいない。51分にジョエル・コジョがCKの流れから1点を返すと、59分にはPKを獲得。VARチェックの中で認められ、これをコジョがしっかりと決めて同点に追いつく。しかし、イランは76分に右サイドを崩すと、クロスをサルダール・アズムンが打点の高いヘッドで合わせて勝ち越しに成功。2-3で勝利を収めた。 2位のウズベキスタン代表は、最下位の北朝鮮代表と対戦。しっかりとイランを追いかけたいなか、ラオスで行われた試合は44分にボックス内の混戦からこぼれたボールを、後方から走り込んだアボスベク・ファイズラエフがボックス手前から右足一閃。これがネットを揺らしてウズベキスタンが0-1で勝利した。 また、4位と苦戦するアジア王者のカタール代表は、勝ち点で並ぶ3位のUAE代表と対戦。ここまで苦戦していることがこの日も出てしまい、開始4分にファビオ・ヴィルジニオ・ジ・リマにゴールを奪われると、45分、45分+5と前半だけでハットトリックを決められる事態に。さらに56分には4点目を奪われると、73分にはヤハヤ・アル・ガッサニにもゴールを許し、まさかの5-0で惨敗に終わってしまった。 北朝鮮代表 0-1 ウズベキスタン代表 【ウズベキスタン】 アボスベク・ファイズラエフ(前44) キルギス代表 2-3 イラン代表 【キルギス】 ジョエル・コジョ(後5、後19) 【イラン】 メフディ・タレミ(前12、前33) サルダール・アズムン(後31) UAE代表 5-0 カタール代表 【UAE】 ファビオ・ヴィルジニオ・ジ・リマ(前4、前45、前50、後11) ヤハヤ・アル・ガッサニ(後28) ◆順位表 1位:イラン/勝ち点16 2位:ウズベキスタン/勝ち点13 3位:UAE/勝ち点10 4位:カタール/勝ち点7 5位:キルギス/勝ち点3 6位:北朝鮮/勝ち点2 <h3>【グループB】韓国は連勝ストップも無敗キープ</h3> グループBは首位に立つ韓国代表が最下位のパレスチナ代表と対戦。試合は12分にバックパスのミスを突いたパレスチナが、ゼイド・クンバルがボールを奪い切りネットを揺らして先制する。 それでも韓国は16分、左サイドを崩しダイレクトパス交換に抜け出したソン・フンミンがボックス左から決め切り、同点に追いつくことに成功。その後は韓国が何度もゴールに迫るが、最後まで追加点を奪えずに1-1のドローに終わった。 2位のヨルダン代表は5位のクウェート代表とアウェイで対戦。21分にボックス手前で粘りを見せたヤザン・アル・ナイマトがミドルシュートを華麗に沈めてヨルダンが先制。しかし、68分にクウェートはモハマド・ダアムがかなり離れた位置から右足一閃。鋭い低空ミドルがゴール左隅に決まり、1-1のドローに終わった。 3位のイラク代表は、アウェイで4位のオマーン代表と対戦。ピンチを凌いだイラクは、ボックス付近でパスを繋ぐと、アハメド・ヤシンのグラウンダーのクロスをユセフ・ワリ・アミンがボックス中央でダイレクトシュート。これが決勝点となり、0-1で勝利。2位に浮上した。 パレスチナ代表 1-1 韓国代表 【パレスチナ】 ゼイド・クンバル(前12) 【韓国】 ソン・フンミン(前16) オマーン代表 0-1 イラク代表 【イラク】 ユセフ・ワリ・アミン(前36) クウェート代表 1-1 ヨルダン代表 【クウェート】 モハマド・ダアム(後23) 【ヨルダン】 ヤザン・アル・ナイマト(前21) ◆順位表 1位:韓国/勝ち点14 2位:イラク/勝ち点11 3位:ヨルダン/勝ち点9 4位:オマーン/勝ち点6 5位:クウェート/勝ち点4 6位:パレスチナ/勝ち点3 <h3>【グループC】日本が圧倒的な強さ、2位以下は勝ち点差「1」の大混戦</h3> グループCの日本代表は、アウェイで中国代表と対戦。今予選オウンゴール以外で初の失点を喫したものの、1-3で勝利を収め、首位を独走中。一方で、2位のオーストラリア代表は5位のバーレーン代表とドロー、3位のサウジアラビア代表は、最下位のインドネシア代表相手に2-0で敗れることとなった。 この結果、6試合を終えて日本は勝ち点16で首位独走中となり、来年3月の2試合で8大会連続8度目のW杯出場が決まる可能性が出てきた。一方で、2位のオーストラリアは勝ち点7、3位にインドネシアが浮上するも、4位のサウジアラビア、5位のバーレーン、最下位の中国といずれも勝ち点6で並ぶ大混戦となっている。 中国代表 1-3 日本代表 【中国】 リン・リャンミン(後3) 【日本】 小川航基(前39、後9) 板倉滉(前45+6) インドネシア代表 2-0 サウジアラビア代表 【インドネシア】 マルセリーノ・フェルディナン(前32、後12) バーレーン代表 2-2 オーストラリア代表 【バーレーン】 マフディ・アブドゥルジャバル(後30、後32) 【オーストラリア】 クシニ・イェンギ(前1、後51) ◆順位表 1位:日本/勝ち点16 2位:オーストラリア/勝ち点7 3位:インドネシア/勝ち点6 4位:サウジアラビア/勝ち点6 5位:バーレーン/勝ち点6 6位:中国/勝ち点6 2024.11.20 14:35 Wed3
3月の連戦でW杯出場決定か? グループA首位のイラン代表が発表【2026年W杯アジア最終予選】
イラン・イスラム共和国サッカー連盟(FFIRI)は18日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)に向けたイラン代表メンバー28名を発表した。 イランはグループAに入っており、6試合を終えて5勝1分けの勝ち点16で首位に立っており、3月の2試合で連勝すればW杯出場権獲得が確定。それ以外の場合でも出場権獲得の可能性がある。 アルデシル・アミール・ガレノエイ監督は、3名を初招集。GKモハマド・ハリフェ(アルミニウム・アラック)、DFダニアル・エイリ(マラヴァーン)、MFアミルモハマド・ラザギニア(ゴル・ゴハール)が初めて招集を受けた。 その他、FWメフディ・タレミ(インテル)、FWサルダール・アズムン(アル・アハリ)、GKアリレザ・ベイランヴァンド(トラクター)などが招集を受けている。 イランは20日にホームで3位のUAE代表と、25日にもホームで2位のウズベキスタン代表と対戦する。今回発表されたイラン代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆イラン代表メンバー28名</h3> GK アリレザ・ベイランヴァンド(トラクター) ホセイン・ホセイニ(エステグラル) パヤム・ニアズマンド(セパハン) モハマド・ハリフェ(アルミニウム・アラック) DF アリ・ネマティ(フーラード) サレー・ハルダニ(エステグラル) アリア・ユセフィ(セパハン) モハマド・アミン・ハズバヴィ(セパハン) ダニアル・エイリ(マラヴァーン) オミド・ノーラフカン(マラヴァーン) ホセイン・カナアニ(ペルセポリス) ミラド・モハマディ(ペルセポリス) ショジャー・ハリルザデー(トラクター) MF アミルモハマド・ラザギニア(ゴル・ゴハール) ルズベー・チェシミ(エステグラル) モハマド・カリミ(セパハン) サイード・エザトラヒ(アル・アハリ/UAE) サマン・ゴッドス(イテハド・カルバ/UAE) モハマド・ゴルバニ(アル・ワフダ/UAE) モハマド・ジャヴァド・ホセイネジャド(ディナモ・マハチカラ/ロシア) FW メフディ・タレミ(インテル/イタリア) アリレザ・ジャハンバフシュ(ヘーレンフェーン/オランダ) アリ・ゴリザデ(レフ・ポズナン/ポーランド) モハマド・モヘビ(FCロストフ/ロシア) サルダール・アズムン(アル・アハリ/UAE) メフディ・ガエディ(イテハド・カルバ/UAE) アミルホセイン・ホセインザデー(トラクター) アリ・アリプル(ペルセポリス) 2025.03.19 14:05 Wed4
W杯初出場へ視界良好も今回は鬼門が…ウズベキスタンが“敵地イラン”含む3月へマンチェスター・C所属のクサノフら招集
W杯初出場を視界に捉えるウズベキスタン代表のメンバー25名が発表された。 独立後初のW杯出場を目指すウズベキスタン代表は、現在アジア最終予選A組で本大会出場圏内の2位。第5節のカタール代表戦(A)を落とした以外は堅実に勝ち点を積み上げる。 この3月は第7節・キルギス代表戦(H)、第8節・イラン代表戦(A)というスケジュール。25日に敵地テヘランはアザディ・スタジアムで開催されるイランとの首位攻防戦が、本大会へストレートイン出来るか否かの分岐点となるだろう。 13日発表の招集メンバー25名に目を通すと、キャプテンを担う大黒柱のFWエルドル・ショムロドフ(ローマ)、1月に欧州最前線へ羽ばたいたDFアブドゥコディル・クサノフ(マンチェスター・シティ)を筆頭に、欧州組が計6名。 この2名以外では、2024年アジア年間最優秀若手のMFアボスベク・ファイズラエフ(CSKAモスクワ)、DFルスタム・アシュルマトフ(ルビン・カザン)、DFフスニディン・アリクロフ(リゼスポル)、FWボビル・アブディハリコフ(スムガイト)が、現ウズベクの欧州組である。 また、背番号「10」のMFヤロルディン・マシャリポフ(エステグラル)、MFオストン・ウルノフ(ヘルセポリス)、絶対的守護神のGKユキル・ユスポフ(フーラード)と、イラン1部でプレーする主軸3枚も順当に選出。“敵地イラン”へこの3枚の奮闘は欠かせない。 なお、今回のウズベキスタンは新体制。スレチコ・カタネッツ監督が健康問題で今年に入って辞任しており、昨年まで率いたU-23ウズベキスタン代表で大岩ジャパンを苦しめたティム・カパーゼ氏が後任監督として内部昇格している。 今月の2試合で2位以内が確定する可能性もあるウズベキスタン代表。まずはカパーゼ新監督の初陣で隣国キルギスに勝利し、“敵地イラン”で最低1ポイントを積みたいところである。 ◆A組(残り4試合) 1位 イラン | 勝ち点16 | +7 2位 ウズベキスタン | 勝ち点13 | +3 ---本大会--- 3位 UAE | 勝ち点10 | +8 4位 カタール | 勝ち点7 | -7 ---アジアプレーオフ--- 5位 キルギス | 勝ち点3 | -7 6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -4 2025.03.15 22:18 Sat5