「おめでとう」優勝した日本を祝福するウズベキスタン指揮官、ゴールが奪えなかったことを悔やむ「チャンスをものにできなかった」
2024.05.04 12:15 Sat
ウズベキスタンに初のオリンピック切符をもたらせたカパーゼ監督
U-23ウズベキスタン代表のティムル・カパーゼ監督が、U-23日本代表戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。3日、AFC U23アジアカップの決勝が行われ、ウズベキスタンは日本と対戦した。
史上初となるオリンピック出場を決めたウズベキスタン。2年前の前回大会に続いて決勝に進出し、前回味わった悔しさを晴らしたい一戦となった。
2年前は準決勝で日本と対戦して勝利していた中、前半から積極的にシュートを放ち、日本ゴールを脅かすものの、得点は生まれない。
後半に入り、日本に押し返される時間帯もあった中、徐々にオープンな展開となり盛り返すことに成功。それでもこの試合はゴールが遠く、延長戦行きかと思われた。
カパーゼ監督は見事に優勝した日本に対し「おめでとうと言いたい」と祝福。試合については「本当に痛ましい結果だった。試合中にチャンスはあったし、PKで得点できていたかもしれない」と語り、優勝を逃したことを残念がった。
「我々はこのトーナメントに勝つことを目指していたが、選手たちは非常に良いプレーをしたと言わざるを得ない」
「前半は非常にチャレンジングだったが、後半はチャンスをものにすることができなかった」
準決勝ではU-23インドネシア代表相手に勝利し、悲願のオリンピック出場を果たしたが、海外クラブ所属のDFアブドゥコディル・クサノフ(RCランス)、MFアボスベク・ファイズラエフ(CSKAモスクワ)、MFホジマト・エルキノフ(アル・ワフダ)の海外組3選手は約束通り決勝前にチームを離れることとなっていた。
主軸が不在だった中での決勝。「海外でもっと選手がプレーすれば、よりできるかもしれない。もちろん、我々はここにいる選手たちが優れていると思っているし、今日も良いプレーができた」と語り、手元にいる国内組の選手も優れていると強調した。
いよいよ2カ月半後にはパリ五輪がスタート。ウズベキスタンとして初のオリンピックに向け、準備をしていくとした。
「今日から準備を始めるが、この大会も助けになった」
「我々は数日以内に対戦相手の分析をスタートさせ、今後のFIFAのスケジュールを利用して最善の準備をするつもりだ。オリンピックではさらに良くなって戻ってくるだろう」
史上初となるオリンピック出場を決めたウズベキスタン。2年前の前回大会に続いて決勝に進出し、前回味わった悔しさを晴らしたい一戦となった。
後半に入り、日本に押し返される時間帯もあった中、徐々にオープンな展開となり盛り返すことに成功。それでもこの試合はゴールが遠く、延長戦行きかと思われた。
しかし、後半アディショナルタイムに失点。今大会初めてゴールを奪われるも、その後にPKを獲得。千載一遇のチャンスを得たが、ウマラリ・ラフモナリエフのシュートはGK小久保玲央ブライアンにセーブされ万事休す。そのまま1-0で敗れ、2大会連続の準優勝となった。
カパーゼ監督は見事に優勝した日本に対し「おめでとうと言いたい」と祝福。試合については「本当に痛ましい結果だった。試合中にチャンスはあったし、PKで得点できていたかもしれない」と語り、優勝を逃したことを残念がった。
「我々はこのトーナメントに勝つことを目指していたが、選手たちは非常に良いプレーをしたと言わざるを得ない」
「前半は非常にチャレンジングだったが、後半はチャンスをものにすることができなかった」
準決勝ではU-23インドネシア代表相手に勝利し、悲願のオリンピック出場を果たしたが、海外クラブ所属のDFアブドゥコディル・クサノフ(RCランス)、MFアボスベク・ファイズラエフ(CSKAモスクワ)、MFホジマト・エルキノフ(アル・ワフダ)の海外組3選手は約束通り決勝前にチームを離れることとなっていた。
主軸が不在だった中での決勝。「海外でもっと選手がプレーすれば、よりできるかもしれない。もちろん、我々はここにいる選手たちが優れていると思っているし、今日も良いプレーができた」と語り、手元にいる国内組の選手も優れていると強調した。
いよいよ2カ月半後にはパリ五輪がスタート。ウズベキスタンとして初のオリンピックに向け、準備をしていくとした。
「今日から準備を始めるが、この大会も助けになった」
「我々は数日以内に対戦相手の分析をスタートさせ、今後のFIFAのスケジュールを利用して最善の準備をするつもりだ。オリンピックではさらに良くなって戻ってくるだろう」
1
2
ティムル・カパーゼ
ウマラリ・ラフモナリエフ
小久保玲央ブライアン
アブドゥコディル・クサノフ
アボスベク・ファイズラエフ
ホジマト・エルキノフ
U-23ウズベキスタン代表(AFC U-23選手権2018)
U-23日本代表
日本
AFC U23アジアカップ
ティムル・カパーゼの関連記事
U-23ウズベキスタン代表(AFC U-23選手権2018)の関連記事
AFC U23アジアカップの関連記事
記事をさがす
|
ティムル・カパーゼの人気記事ランキング
1
健康問題で監督辞任のウズベキスタン代表、パリ五輪でも指揮したカパーゼ氏が監督に就任
ウズベキスタンサッカー連盟(UFF)は22日、ウズベキスタン代表の監督にティムル・カパーゼ氏(43)が就任することを発表した。 ウズベキスタンを率いていたスレチコ・カタネッツ監督(61)は、自身の健康問題により辞任を決断。2021年からチームを指揮し、2026年北中米ワールドカップ(W杯)で初出場を目指すチームを率いていた。 アジア最終予選ではグループ2位につけているウズベキスタンだったが、カタネッツ監督は2度にわたって健康問題で離脱することもあった。 後任となるカパーゼ監督は、現役時代にウズベキスタン代表としても119試合で10ゴールを記録。引退後は指導者となり世代別のウズベキスタン代表を指揮。U-23ウズベキスタン代表を率いてはU23アジアカップで決勝に進出すると、パリ・オリンピックにも出場していた。 UFFの発表は以下の通り。 「ティムル・カパーゼ氏がウズベキスタン代表チームの監督に任命された」 「国内外の経験豊富な専門家と協議しながら、代表チームの監督候補者数名を研究・分析した。同時に、コーチ評議会が提示した勧告も詳細に検討された」 「ワールドカップ予選の重要な試合まで残り時間がほとんどないことを考慮すると、カパーゼ氏はチームと選手をよく知っており、長年にわたり代表チームでプレーし、ヘッドコーチやアシスタントコーチとして働いてきた」 「現在の状況では、UFFはカパーゼ氏の指導力、責任感、チームメンバーの中での立場、そして常に高い目標を目指す姿勢が、これらの重要な試合で良い結果をもたらすと信じている」 イランに続いて現在2位のウズベキスタン。3月の予選で連勝すれば大きくW杯への道が開けるが、新監督がどんな手腕を見せるか注目だ。 2025.01.23 22:30 Thu2
「次の目標はW杯出場権」初五輪終幕のウズベキスタン陣営が大会を総括「全てが少しずつ足りなかったが…」
U-23ウズベキスタン代表のティムル・カパーゼ監督がパリ五輪3試合を振り返った。『Novosti Uzbekistana』が伝えている。 初出場の五輪(サッカー男子)でグループステージ0勝1分け2敗・4位と、敗退が決まったU-23ウズベキスタン代表。 アジア予選では日本を含めた各国を大いに苦しめた彼らだが、U-23世代以上でAFC管轄を除いた同国史上初の国際舞台とあってか、選手たちの動きはどこか硬かった印象だ。 ともあれ、2026年のW杯初出場を夢見るウズベキスタンにとって、今回は結果だけでは語れない重要な舞台。カパーゼ監督は2連敗により敗退が決まった時点で「フランスの空気を吸った経験が必ず今後に活きる」と前を向いた。 30日の今大会最終戦(GS第3節)は、U-23ドミニカ代表と1-1のドロー。ウズベキスタンサッカー界でも指折りのレジェンドに数えられる指揮官は、大会を総括する。 「私たちに少しでも拍手を贈ってくれた観客に感謝したい。結果については謝らなくてはならないね。初戦も2試合目も今日も勝利を目指したが、運・スキル・経験…全てが少しずつ足りなかった」 「それらは相手との大きな差ではなく、本当に『小さな欠陥』だったと思う。しかしながら、サッカーにおいてはこれらこそ障害なのだ」 「全体的には、フランスを訪れ、国際舞台の雰囲気を感じ、経験を積んだ。3試合とも欠陥が目立ったわけだが、良い場面も作れていたね。私たちは国に帰って今大会を振り返り、何らかの結論を出して、そして強くなる」 また、今大会全試合出場にして、A代表でも主軸のMFアボスベク・ファイズラエフ(20)は「ウズベキスタンサッカー界における、ひとつのターニングポイントを作れたと思う。次の目標はW杯出場権だ」と力強く語った。 ◆U-23ウズベキスタン代表のパリ五輪 B組第1節 vs スペイン 1-2 B組第2節 vs エジプト 0-1 B組第3節 vs ドミニカ 1-1 2024.07.31 19:20 WedU-23ウズベキスタン代表(AFC U-23選手権2018)の人気記事ランキング
1