若くして国家の象徴に…クサノフがマンチェスター・C移籍後初のA代表戦で帰国、フル出場翌日にウズベキスタンの大統領府へ
2025.03.22 20:32 Sat
マンチェスター・シティのウズベキスタン代表DFクサノフ
マンチェスター・シティ所属のウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフが、ウズベキスタンの大統領府に招かれたそうだ。同国『Novosti Uzbekistana』が伝える。
若手世代が近年急台頭し、昨年のオリンピック初出場に続いてW杯初出場もいよいよ現実味を帯びてきたウズベキスタン。最終予選A組で3試合を残して2位につけ、少なくとも「4位=アジアプレーオフ進出」以上は確定した。
近年伸びた若手の筆頭格こそ、21歳クサノフ。
ベラルーシ2部からフランス1部のリーグ・アンへステップアップしたという前歴を持ち、23-24シーズンは加入1年目のRCランスで控えセンターバックながらもチャンピオンズリーグ(CL)に出場。主力となった今季は今年1月にマンチェスター・Cへの栄転移籍を掴み取った。
詰まるところ、CL優勝歴もある正真正銘のメガクラブにウズベキスタン人選手が所属するのは史上初。同国サッカー熱の高まりとともに、いまクサノフは国家を象徴する存在なのである。
父親で元ウズベキスタン代表MFのヒクマット・クサノビッチ・ハシモフ氏(45)も同席し、国家元首からお褒めの言葉を頂戴したとのことだ。
クサノフ擁するウズベキスタン代表は25日、敵地でイラン代表とのビッグマッチを戦う。
若手世代が近年急台頭し、昨年のオリンピック初出場に続いてW杯初出場もいよいよ現実味を帯びてきたウズベキスタン。最終予選A組で3試合を残して2位につけ、少なくとも「4位=アジアプレーオフ進出」以上は確定した。
近年伸びた若手の筆頭格こそ、21歳クサノフ。
詰まるところ、CL優勝歴もある正真正銘のメガクラブにウズベキスタン人選手が所属するのは史上初。同国サッカー熱の高まりとともに、いまクサノフは国家を象徴する存在なのである。
そんなこんなで21日、フル出場でウノゼロ勝利に貢献した前日のキルギス代表戦(H)がマンC移籍後初のA代表戦となっていたクサノフは、ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領に招かれる形で大統領府を訪問。
父親で元ウズベキスタン代表MFのヒクマット・クサノビッチ・ハシモフ氏(45)も同席し、国家元首からお褒めの言葉を頂戴したとのことだ。
クサノフ擁するウズベキスタン代表は25日、敵地でイラン代表とのビッグマッチを戦う。
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今季のプレミアで最も代理人に手数料を支払ったのはチェルシー、2度の移籍期間で114.2億円
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W杯初出場へ視界良好も今回は鬼門が…ウズベキスタンが“敵地イラン”含む3月へマンチェスター・C所属のクサノフら招集
W杯初出場を視界に捉えるウズベキスタン代表のメンバー25名が発表された。 独立後初のW杯出場を目指すウズベキスタン代表は、現在アジア最終予選A組で本大会出場圏内の2位。第5節のカタール代表戦(A)を落とした以外は堅実に勝ち点を積み上げる。 この3月は第7節・キルギス代表戦(H)、第8節・イラン代表戦(A)というスケジュール。25日に敵地テヘランはアザディ・スタジアムで開催されるイランとの首位攻防戦が、本大会へストレートイン出来るか否かの分岐点となるだろう。 13日発表の招集メンバー25名に目を通すと、キャプテンを担う大黒柱のFWエルドル・ショムロドフ(ローマ)、1月に欧州最前線へ羽ばたいたDFアブドゥコディル・クサノフ(マンチェスター・シティ)を筆頭に、欧州組が計6名。 この2名以外では、2024年アジア年間最優秀若手のMFアボスベク・ファイズラエフ(CSKAモスクワ)、DFルスタム・アシュルマトフ(ルビン・カザン)、DFフスニディン・アリクロフ(リゼスポル)、FWボビル・アブディハリコフ(スムガイト)が、現ウズベクの欧州組である。 また、背番号「10」のMFヤロルディン・マシャリポフ(エステグラル)、MFオストン・ウルノフ(ヘルセポリス)、絶対的守護神のGKユキル・ユスポフ(フーラード)と、イラン1部でプレーする主軸3枚も順当に選出。“敵地イラン”へこの3枚の奮闘は欠かせない。 なお、今回のウズベキスタンは新体制。スレチコ・カタネッツ監督が健康問題で今年に入って辞任しており、昨年まで率いたU-23ウズベキスタン代表で大岩ジャパンを苦しめたティム・カパーゼ氏が後任監督として内部昇格している。 今月の2試合で2位以内が確定する可能性もあるウズベキスタン代表。まずはカパーゼ新監督の初陣で隣国キルギスに勝利し、“敵地イラン”で最低1ポイントを積みたいところである。 ◆A組(残り4試合) 1位 イラン | 勝ち点16 | +7 2位 ウズベキスタン | 勝ち点13 | +3 ---本大会--- 3位 UAE | 勝ち点10 | +8 4位 カタール | 勝ち点7 | -7 ---アジアプレーオフ--- 5位 キルギス | 勝ち点3 | -7 6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -4 2025.03.15 22:18 Sat3
「ニューカッスルがかなり迫っていた」シティ加入の20歳DFクサノフ、代理人が移籍の背景語る「プレミアの約12クラブが興味を示していた」
RCランスからマンチェスター・シティへ移籍したウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)の代理人が舞台裏を語った。 20日、シティはクサノフの完全移籍加入を発表。ランス2年目でセンターバックの定位置を掴んだ逸材を、4000万ユーロ(約65億円)+ボーナスと報じられる移籍金で確保した。 移籍に携わったのがガイラット・ハスビウリン氏とウルグベク・アサンバエフ氏の両代理人。ロシア『championat.com』のインタビューに応じたハスビウリン氏は、ウズベキスタン人史上初のプレミアリーグ挑戦が決まるまでの経緯を明かしている。 「シティからの関心は2024年11月末。スカウトがいるという情報が我々に届いた。ランスはシティが積極的に興味を示していると報告した」 「12月初めに本格的な話し合いが始まった。プレミアリーグの約12クラブが興味を示していた。シティがそこに加わるのは明らかだった」 「ただ、ファイナンシャル・フェアプレーの観点からすべてのクラブが今すぐオファーを出せるわけではなかった。シティはそのような問題を抱えておらず、4000万ユーロとボーナス1000万ユーロですぐにランスを説得した。あとは我々と合意するだけだった」 また、対抗馬となったのはニューカッスルとのこと。シティが素早く動いて争奪戦を制したようだ。 「ニューカッスルが獲得にかなり迫っていた。有力候補の一つであり続けたが、最終的にシティとの争いに敗れた。私が理解する限りでは、ファイナンシャル・フェアプレーも影響を及ぼした」 「そして、彼らには時間が足りなかった。おそらくもっと早くオファーを出していれば、合意に達する時間があっただろう。その後、シティがランスに非常に大きなプレッシャーをかけ、同等のオファーを提示するのは困難となった。フランスのクラブが自らを救う資金を必要としていた事実も影響した」 さらに、トッテナムやレアル・マドリー、チェルシー、パリ・サンジェルマン(PSG)などの名前も挙がっていたが、ドイツではRBライプツィヒ、シュツットガルト、レバークーゼン、ドルトムントの「バイエルンを除く全てのビッグクラブ」が獲得を望んでいたとハスビウリン氏。「イタリアのビッグクラブもいくつか」と明かしている。 そんな逸材に最も早く目をつけていたのが、シティのライバルクラブであるマンチェスター・ユナイテッド。アルゼンチンでU-20ワールドカップ(W杯)が開催された2023年5月、試合を見たユナイテッドのスカウトからコンタクトを求められ、クサノフの才能を確信したという。 「スカウトがクサノフはマンチェスター・ユナイテッドのDNAを持っていると言った。その瞬間、私はこの若者がビッグクラブに行くことになると確信した」 「スカウトは詳細に報告したが、監督の(エリク・)テン・ハグが、このDFはチームを助ける準備がまだできていないと言った」 「つい最近、マンチェスター・ユナイテッドのスカウトと連絡を取った。彼はシティへの移籍を祝福してくれたが、最終的にユナイテッドに移籍しなかったことを残念がっていた」 回り回ってマンチェスターに来ることが決まったクサノフ。英語は「2カ月前から学び始めた」とのことで、シティが1月に迎え入れたことは予想外だったという。 「当初は6カ月あると考えていた。シーズン終了までランスにレンタル移籍する可能性があるように思われた。その後、シティがどれだけこの選手を望んでいるかがわかった」 2025.01.23 23:03 Thu4
積極的に動くシティ、20歳逸材DFクサノフ獲得へRCランスの要求満たす約81億円オファーを提示か
マンチェスター・シティがRCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)の獲得へ向かっている。フランス『フットメルカート』が報じた。 2023年7月にベラルーシのエネルゲティク=BGUミンスクからランスへ移籍したクサノフ。加入2年目の2024-25シーズンはセンターバックの定位置を掴み、各国のビッグクラブから関心を集める。 また、ランスは財政面に問題を抱えており、選手代理人のジョルジュ・メンデス氏に移籍先を探すよう指示。11月末にパリ・サンジェルマン(PSG)、その後はレアル・マドリー、シティに接触したという。 移籍金は2500万〜3000万ユーロ(約40億7000万〜48億9000万円)程度を念頭に置いているとも報道。さらに、最高経営責任者(CEO)を務めるピエール・ドレオッシ氏は先日、「いずれにしても彼は今月でクラブを離れる」、「あらゆる提案を検討中」と話していた。 そんななか、シティはランスの要求を満たす5000万ユーロ(約81億4000万円)のオファーを提示したとのこと。個人間でも話はついており、土壇場で競合が現れなければ決着も近いという。 フランクフルトのエジプト代表FWオマル・マーモウシュ(25)やパウメイラスのブラジル人DFヴィトール・レイス(18)の獲得交渉も並行していると報じられるシティ。まずはクサノフを手中に収めることになるのだろうか。 2025.01.10 21:20 Fri5
シティ、RCランスからウズベキスタン逸材DFクサノフを完全移籍で獲得!
マンチェスター・シティは20日、RCランスからウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までとなる。 シティへ活躍の場を移したフサノフは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「ずっと前から応援していたマンチェスター・シティに移籍できて、本当に嬉しいよ。このチームには世界最高の選手がたくさんいるし、彼らに会って一緒にプレーするのが待ちきれない」 「そしてもちろん、偉大な監督の一人であるペップ・グアルディオラから学び、自分のプレーをさらに高めることができるなんて本当に幸せなことだ。マンチェスター・シティのような偉大なクラブに入団できることは、僕にとっても家族にとってもとても誇らしいことだし、この挑戦に対する準備は万端だよ」 2023年にベラルーシのエネルゲティク=BGUミンスクからRCランスに加入したクサノフは、傑出したスピードと出足の鋭さが特徴のアスリート型で、地対空の対人戦、広範囲をカバーできる有能なDF。 加入1年目は3バックのバックアッパーを務めると、リーグ・アン11試合に加えてチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)でそれぞれ2試合ずつに出場。加入2年目の2024-25シーズンはセンターバックの定位置を掴み、ここまで公式戦16試合に出場していた。 また、昨年19歳でA代表デビューを果たし、すぐさまセンターバックで定位置を確保。並行してU-23活動にも参加し、パリ・オリンピックではU-23スペイン代表戦を含む全3試合にいずれもフル出場した。 2025.01.21 08:30 Tueウズベキスタン代表の人気記事ランキング
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最終予選A組首位のウズベキスタン代表、カタネッツ監督が健康不安…イランとの首位攻防戦含む10月指揮を回避へ
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