大岩剛監督が2度目のAFC年間最優秀監督賞、清家貴子が女子年間最優秀選手賞を受賞!【AFCアニュアルアワード】

2024.10.30 00:25 Wed
受賞した清家貴子と大岩剛監督
©超ワールドサッカー
受賞した清家貴子と大岩剛監督
29日、アジアサッカー連盟(AFC)は、AFCアニュアルアワード2023を韓国のソウルで開催。様々な賞が表彰された中、日本人2名が個人賞を受賞した。

今回受賞したのは、U-23日本代表を指揮していた大岩剛監督が年間最優秀監督賞(男子)を受賞。また、なでしこジャパンでも活躍するFW清家貴子(ブライトン&ホーヴ・アルビオン・ウィメン)が女子年間最優秀選手賞を受賞した。

また、日本サッカー協会は年間最優秀協会賞(プラチナム)を受賞。波多野祐一レフェリーが審判特別賞を受賞している。
個人賞を獲得した大岩監督は、鹿島アントラーズの監督時代にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を優勝し同賞を受賞。今回が2度目の受賞となり、史上初の出来事となった。

U-23日本代表を指揮した大岩監督は、AFC U23アジアカップカタール2024で見事に優勝。チームはリベンジを果たしたことが評価されていた。チームはパリ・オリンピックに出場し、ベスト8で敗退。それでも世界相手に互角の戦いを見せていた。
清家は今回が初受賞となった中、日本人としては5人目の受賞者に。2004年と2008年に澤穂希さん、2005年に原菜摘子さん、2011年、2012年、2015年に宮間あやさん、2019年に熊谷紗希が受賞していた。

清家は、オーストラリア女子代表のコトニー・ヴァインと韓国女子代表のキム・ヘリを抑えての受賞に。ビデオメッセージを送り「この名誉ある賞をいただけてとても嬉しいです。これからもクラブと代表チームのために、そしてアジアサッカーの価値を高めるために全力を尽くしていきます」と喜びを語った。

清家は三菱重工浦和レッズレディースのエースとしてWEリーグで22試合20ゴール10アシストを記録。10試合連続ゴールという日本記録も樹立した。チームの連覇に貢献し、WEリーグMVPも受賞し、得点王にも輝いていた。ブライトンに移籍してからは、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)のデビュー戦で史上初のハットトリックを達成するなど、その輝きは今も続いている。

なお、男子年間最優秀選手はカタール代表のアクラム・アフィフ(アル・サッド)が受賞。韓国代表のソル・ヨンウ、ヨルダン代表のヤザン・アル・ナイマトを押さえての受賞となり、自身2度目、カタール人として初の複数回受賞となった。

また、年間最優秀アジアインターナショナルプレーヤーには韓国代表のソン・フンミン(トッテナム)が選ばれ、 2015年、2017年、2019年に続いて4度目の受賞となった。

◇AFC アニュアルアワード 2023 受賞一覧
【年間最優秀協会賞】
プラチナム:日本サッカー協会
ダイヤモンド: タイサッカー協会
ゴールド: ネパール協会
ルビー: ラオスサッカー協会

【年間最優秀地域協会賞】
中央アジアサッカー協会

【会長表彰グラスルーツ賞】
ゴールド: オーストラリアサッカー協会
シルバー: インドサッカー協会
ブロンズ: ベトナムサッカー協会

【年間最優秀監督(男子)】
大岩剛(日本)
【年間最優秀監督(女子)】
パク・ユンジョン(韓国)
【年間最優秀選手(男子)】
アクラム・アフィフ(カタール)
【年間最優秀選手(女子)】
清家貴子(日本)
【年間最優秀フットサル選手】
サイード・アフマド・アッバシ(イラン)
【年間最優秀アジアインターナショナルプレーヤー(男子)】
ソン・フンミン (韓国)
【年間最優秀アジアインターナショナルプレーヤー(女子)】
エリー・カーペンター(オーストラリア)
【年間最優秀ユースプレーヤー(男子)】
アボスベク・ファイズラエフ(ウズベキスタン)
【年間最優秀ユースプレーヤー(女子)】
チェ ・アンヨン(北朝鮮)
【審判特別賞
波多野祐一(日本)
トゥルキ・アブドゥラー・アル・サレヒ(オマーン)
イブラヒム・ユシフ・アル・ライーシ(UAE)

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なでしこ、19歳谷川萌々子の劇的ロングシュート弾でブラジルに土壇場逆転勝利!決勝T進出へ望みを繋ぐ【パリ五輪】

なでしこジャパンは28日、パリ・オリンピック(五輪)グループC第2節でブラジル女子代表と対戦し、2-1で勝利した。 初戦のスペイン女子代表戦を惜敗したなでしこは、その試合からスタメンをを3人変更。負傷離脱した清水梨紗や藤野あおば、清家貴子に代わり、守屋都弥、浜野まいか、高橋はなをスタメンで起用した。 北京五輪の銀メダル以来、16年ぶりのメダル獲得を目指すブラジルに対し、なでしこは最前線に田中美南、2シャドーに浜野まいかと宮澤ひなたを据えた[3-4-2-1]の布陣で臨んだ。 立ち上がりから素早い攻守の切り替えでボールを支配するブラジルに対し、なでしこは19分に最初の決定機。GK山下杏也加のパントキックで右サイドのスペースに抜け出した宮澤がボックス右まで切り込み折り返しを供給。これを中央でフリーの田中が右足で合わせたが、このシュートはゴール左に外れた。 その後もブラジルの攻撃を封じ込め続けるなでしこは、ポゼッションで劣勢ながらも落ち着いて試合をコントロール。38分には、ボックス左でパスを受けた守屋のクロスから走り込んだ長谷川唯がシュートを放ったが、右足アウトで合わせたボールはGKロレナが正面でキャッチした。 このまま試合終了かと思われたが、なでしこは前半終了間際に最大のチャンスを得る。前半追加タイム1分、宮澤のマイナスのパスをボックス手前で受けた守屋がカットインから右足を振り抜くと、このシュートがラファエレ・ソウザの左手に当たり、主審はPKを宣告。しかし、田中のPKは完璧な読みを見せたGKロレナにキャッチされた。 ゴールレスで迎えた後半もブラジルがボールを保持する展開が続くと、なでしこは56分に失点する。マルタのロングスルーパスでルドミラがDFの裏に抜け出すと、ラストパスを受けたジェニファーがペナルティアーク右からゴール右隅にシュートを流し込んだ。 先制を許したなでしこは、57分に浜野を下げて植木理子を投入。すると64分、左サイドを突破した植木がボックス左深くまで侵入。折り返しを走り込んだ田中が左足で合わせたが、このシュートはラファエレ・ソウザのブロックに阻まれた。 さらになでしこは、68分にも守屋の左クロスをボックス内の田中が絶妙なトラップから反転ボレーでゴールに迫ったが、シュートはGKロレナの好セーブに防がれた。 その後、なでしこは70分に古賀塔子を下げて清家を、80分に宮澤と守屋を下げて千葉玲海菜と谷川萌々子を投入。すると89分、ボックス右から仕掛けた谷川の切り返しの際にスライディングしたヤスミムの右腕に当たると、VARの末にハンドが認められ、PKを獲得。このPKを熊谷がゴール右下に沈め、試合を振り出しに戻した。 1-1のまま試合終了かと思われたが、なでしこは19歳が試合をひっくり返す。96分、清家がハイプレスをかけると、相手のミスパスに反応した谷川が敵陣中盤からロングシュート。これが見事にGKの頭上を超えてゴール左に吸い込まれた。 結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。後半アディショナルタイムに2点を奪ったなでしこが劇的な逆転勝利でブラジルを下し、決勝トーナメント進出へ望みを繋いだ。 ブラジル女子代表 1-2 なでしこジャパン 【ブラジル】 ジェニファー(後11) 【なでしこ】 熊谷紗希(後47)【PK】 谷川萌々子(後51) ◆出場メンバー ()内=途中出場選手 GK 山下杏也加 DF 高橋はな、熊谷紗希、南萌華 MF 古賀塔子(→清家貴子 70)、長野風花、長谷川唯、守屋都弥(→谷川萌々子 80) FW 宮澤ひなた(→千葉玲海菜 80)、田中美南、浜野まいか(→植木理子 57) <span class="paragraph-title">【動画】衝撃の一発!19歳谷川萌々子が後半ATに圧巻ロングシュート!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mR5bRPbdKlc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.29 02:11 Mon
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内田篤人氏もコーチで参加、選手も笑顔溢れる! 韓国戦に向けたなでしこジャパンが9名で始動

21日、なでしこジャパンが「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」の韓国女子代表戦に向けたトレーニングキャンプをスタートさせた。 リーグ戦の関係もあり、この日はGKの平尾知佳、大熊茜、DFの守屋都弥、遠藤優、石川璃音、MFの清家貴子、中嶋淑乃、FWの千葉玲海菜、上野真実と9名の参加となった。 海外組は2名の合流に留まり、翌日以降に残りメンバーが合流する中、初日はリカバリーのトレーニングを45分程度実施。上野は別メニューとなった。 池田太監督がパリ・オリンピック後に契約満了で退任し、韓国戦までに新体制が整わず、佐々木則夫女子委員長が暫定指揮。また、コーチ陣も暫定体制となり、U-20日本女子代表の狩野倫久監督と元日本代表DFの内田篤人氏がコーチとしてこの試合を担当することとなった。 世界でもプレーし、2度のワールドカップにも出場した内田氏のコーチ就任は雰囲気が変わり、選手たちもスターとのトレーニングに笑顔も溢れることに。内田氏も、積極的に声をかけ、選手たちと同じメニューをこなしていた。 トレーニング後の囲み取材で佐々木監督代行は「空気を読むというか、選手との絡みとか、自然体でいいセンスしてますよね」と内田コーチの印象を語り、「色々な経験をしてきてますから、そういったものを発信してもらえれば」と期待した。 <span class="paragraph-title">【写真】内田篤人コーチも参加し笑顔が溢れる</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/uchida20241021_1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/uchida20241021_2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/uchida20241021_3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/uchida20241021_4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2024.10.21 21:25 Mon
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終始攻め続けたなでしこジャパン、決定力を欠くも土壇場のPK弾でシュート1本のコロンビアとなんとかドロー【国際親善試合】

6日、ヨドコウ桜スタジアムで、なでしこジャパンvsコロンビア女子代表の国際親善試合が行われ、1-1のドローに終わった。 2月に行われたSheBelieves Cupで初陣を飾ったニルス・ニールセン体制のなでしこジャパン。3連勝をおさめて大会初優勝を成し遂げた中、国内初陣となった。 ケガなどにより数名が招集されていない中、GKに平尾知佳、最終ラインは右から古賀塔子、熊谷紗希、南萌華、北川ひかる、中盤はボランチに長谷川唯と長野風花、2列目に清家貴子、宮澤ひなた、籾木結花が並び、1トップに田中美南が入った。 対するコロンビア代表は、若きスターのFWリンダ・カイセド、エースのFWマイラ・ラミレスが不在となった。 SheBelieves Cupでも対戦した両者。試合は、4-1で日本が勝利を収めていた中、序盤から互いに攻撃時はボールを保持してビルドアップを仕掛け、守備時はハイプレスを前線からかけていく戦いとなる。 10分には日本がチャンス。左サイドで長谷川がボールを受けると、ニアゾーンの籾木へパス。籾木はそのままクロスを上げると、走り込んだ清家がダイレクトで合わせるが、枠を外れていく。 13分にもビッグチャンス。左サイドから仕掛けると、宮澤がボックス内からシュート。右隅を狙ったが、これはポストに嫌われる。20分には長谷川のパスを長野がスルーすると、田中がダイレクトで落とし、これを長野がダイレクトミドル。枠をわずかに越えていくが、良い形で攻めていく。 コロンビアにはシュートを打たせず、しっかりと攻め込んでいく日本。25分には左CKからボックス内で混戦になるも、最後はシュートに行けずに終わる。 すると29分、再び左サイドから崩した日本は、長谷川のパスをニアゾーンで受けた籾木がファウルを受けてPKを獲得。これを籾木が自ら蹴るが、GKキャサリン・タピアが完全に読んでしっかりセーブ。日本は先制のチャンスを逃してしまう。 押し込み続けていた日本だったが、35分に1つのチャンスでゴールを奪われてしまう。スローインの流れから右サイドで時間を作られると、ロレナ・ベドジャのクロスをカルラ・トーレスがヘッド。これが決まり、コロンビアが先制する。 PK失敗から先に点を奪われることとなってしまった日本。すると42分に田中が倒れ込み担架で運び出されることに。ニールセン監督はすぐに交代に踏み切り、松窪真心がピッチに立ち、そのまま1トップに入った。 前半はコロンビアがリードして折り返した中、ニールセン監督はハーフタイムで2名を変更。北川、清家を下げて、佐々木里緒、植木理子を投入。初招集の佐々木はなでしこジャパンデビューとなった。 すると51分、植木のスルーパスに抜けた籾木はボックス内でGKと一対一となるとループシュート。これがネットを揺らすが、わずかにオフサイドでゴールは認められない。56分にも背後を取る日本はビッグチャンスを迎えるが、GKタピアがボックス外に出てクリアしていく。 日本は後半も攻め続けていく展開に。61分には松窪がボックス内で浮き球のパスをコントロール。そのままシュートを放ち枠を捉えるが、GKタピアが左足でわずかに触れて防いでいく。66分にも日本がビッグチャンス。ボックス左からの籾木のクロスは相手にクリアされるも、こぼれ球を松窪がダイレクトシュート。しかし、今度は左ポストに嫌われる。 流れを変えに行きたい日本は、69分に長谷川と籾木を下げて、杉田妃和と上野真実を投入。よりゴールに向かう戦い方を目指していく。 日本は攻勢を続けるものの、コロンビアの粘りの前にゴールが遠い状況。それでも84分、長野の縦パスを受けようとした植木が見事に入れ替わろうとしたところで倒され、ボックス手前でFKを獲得。杉田が直接狙っていくが、壁に直撃する。 ゴールが遠すぎる日本だったが、後半アディショナルタイムも攻め込むと2分にMFカタリナ・ウスメのハンドを誘発しPKを獲得。この試合2度目のPKとなる中、途中出場の高橋はなが豪快に蹴り込み土壇場で同点に追いつく。 土壇場で追いついたなでしこジャパン。最後まで責め続けたが、1-1のドロー。コロンビアには失点のシーン以外シュートを打たせなかったものの、決定力に泣いたゲームとなった。 なでしこジャパン 1-1 コロンビア女子代表 【日本】 高橋はな(後45+3) 【コロンビア】 ロレナ・ベドジャ(前35) <h3>◆スタメン</h3> GK:平尾知佳 DF:古賀塔子(→85分 高橋はな)、熊谷紗希、南萌華、北川ひかる(→46分 佐々木里緒) MF:長谷川唯(→69分 杉田妃和)、長野風花 MF:清家貴子(→46分 植木理子)、籾木結花(→69分 上野真実)、宮澤ひなた FW:田中美南(→43分 松窪真心) 2025.04.06 16:05 Sun
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なでしこジャパンが中1日の戦いでコロンビアに6発快勝! 積極性見せていた松窪真心や緊急招集の18歳・眞城美春らが初ゴール【トレーニングマッチ】

8日、トレーニングマッチでなでしこジャパンとコロンビア女子代表が対戦した。 6日にヨドコウ桜スタジアムで対戦した両者。コロンビアが1つのチャンスを活かして先制するも、日本は試合最終盤にPKを獲得し1-1のドローに終わった。 中1日で行われた戦い。日本は11人全てを入れ替え、GKに大熊茜、DFは右から遠藤優、高橋はな、石川璃音、佐々木里緒と並び、ボランチに杉田妃和と初招集の眞城美春、2列目は右から植木理子、松窪真心、中島淑乃と並び、1トップに上野真実が入った。 試合は立ち上がりから日本が攻め込む展開に。2分、CKの流れから最後は高橋がボックス内右でシュートもサイドネットを揺らした。さらに3分には眞城もボール奪取から左足ミドルを放った。 5分には後方からのパスを繋ぐと、松窪がボックス手前からミドルシュート。枠に飛んだが、GKナタリア・ヒラルドがセーブする。 日本は積極的に攻撃を仕掛けていき、松窪や上野、佐々木とゴールを脅かすが、得点は奪えない。24分にも左サイドから崩し、最後はボックス内で松窪がシュートもGKがセーブした。 中盤でボールを奪えるものの、良い形で攻撃に行けない日本。36分には右サイドを上がった遠藤がクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだ中嶋がダイレクトで合わせに行くが、ミートしない。 攻めあぐねる日本だったが、佐々木からのフィードをボックス内で植木が胸トラップ。シュートに行こうとするが、ジュナイラ・ロペスが倒してPK獲得。植木が落ち着いて左に決めて日本が先制する。 日本が1点をリードして前半を終えた中、ハーフタイムで中嶋と上野を下げて、籾木結花、清家貴子を投入。攻撃をより活性化していくこととなる。左に籾木、右に清家が入り、植木が1トップに入った。 すると後半早々の46分に日本がゴール。ボールを奪った清家が右サイドを仕掛けた清家が冷静に中を見てマイナスのパス。これを松窪がしっかりと蹴り込み追加点を奪う。 立ち上がりにゴールを奪った日本は49分にもチャンス。植木が持ち出して横パス。これは籾木には合わないものの、背後から走り込んだ松窪がボックス内からシュート。しかし、これはDFがブロックする。 すると50分にも日本が追加点。ダイレクトパスを繋ぐと、杉田、眞城、植木と繋ぎ、植木のパスを受けた籾木がボックス内左から角度のないところでニアを打ち抜き、追加点を奪う。 勢いに乗る日本は選手たちが連動し攻撃が活性化。57分には左サイドで相手を押し込んでボールを奪うと、仕掛けた松窪のグラウンダーのクロスを走り込んだ遠藤がダイレクトシュート。初ゴールでリードを4点に広げた。 さらに60分にはやや離れた位置の左サイドでFKを獲得すると、籾木が左足でクロス。ハイボールではなく低いボールを入れると、走り込んだ高橋がフリックしてゴールを奪った。 日本は72分に植木に代えて宮澤ひなたを入れた中、直後の73分に失点。右サイドからのクロスを繋ぐと、ダニエラ・カラカスがボックス中央でこぼれ球に詰め1点を返す。 コロンビアにほとんどチャンスを作らせていなかった中で、1つのチャンスで失点する日本。2日前と同じように少ないチャンスを生かされてしまった。 また、接触により清家が負傷しピッチを後に。失点した日本は78分に遠藤を下げて南萌華を投入。高橋を右サイドバックに配置し、南はセンターバックに入ることに。熊谷がアンカーに入り、杉田が右サイドに入った。 すると81分、その右サイドから崩すと宮澤がクロス。これをフリーで待っていた籾木がボックス内で左足ボレーを放つが、枠を捉えられない。 日本はその後も攻め込んだ中、90分に嬉しい追加点。初招集の眞城が右サイドからのクロスを受けると、ボックス内から相手DFの股を抜くシュートを決め、トレーニングマッチとはいえデビュー戦での嬉しいゴールとなった。 なでしこジャパン 6-1 コロンビア女子代表 【日本】 植木理子(前45+3)[PK] 松窪真心(後1) 籾木結花(後5) 遠藤優(後12) 高橋はな(後15) 眞城美春(後45) 【コロンビア】 ダニエラ・カラカス(後28) <h3>◆なでしこジャパンメンバー</h3> GK 大熊茜(INAC神戸レオネッサ) DF 遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース) →78分 南萌華(ローマ/イタリア) 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 佐々木里緒(マイナビ仙台レディース) MF 杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ) 眞城美春(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 植木理子(ウェストハム/イングランド) →72分 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ) →63分 長野風花(リバプール/イングランド) 中島淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ) →46分 籾木結花(レスター・シティ/イングランド) FW 上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ) →46分 清家貴子(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) →80分 熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス/イングランド) <span class="paragraph-title">【動画】圧勝したなでしこジャパンの全6ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <h3>◆45+3分 植木理子[PK]</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/dDE0mgRFi7">https://t.co/dDE0mgRFi7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/ongUq1R7dc">pic.twitter.com/ongUq1R7dc</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909500011131596938?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <h3>◆46分 松窪真心</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/dDE0mgR7sz">https://t.co/dDE0mgR7sz</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/9ed0610BR2">pic.twitter.com/9ed0610BR2</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909504958824690033?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <h3>◆50分 籾木結花</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/dDE0mgRFi7">https://t.co/dDE0mgRFi7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/98czPcMpNR">pic.twitter.com/98czPcMpNR</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909505977659146664?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <h3>◆57分 遠藤優</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/dDE0mgRFi7">https://t.co/dDE0mgRFi7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/OdozhXp7Nw">pic.twitter.com/OdozhXp7Nw</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909508001696010735?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <h3>◆60分 高橋はな</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">後半15分<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%B1%BE%E6%9C%A8%E7%B5%90%E8%8A%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"> <a href="https://t.co/dDE0mgRFi7">https://t.co/dDE0mgRFi7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/BpGCyZNT9J">pic.twitter.com/BpGCyZNT9J</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909508925323723231?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <h3>◆90分 眞城美春</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/H60Px4WCrq">pic.twitter.com/H60Px4WCrq</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909516100473438356?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.08 16:56 Tue

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2028年ロス五輪の男子サッカーは4カ国枠が削減され「12」に、女子は4カ国増加で「16」に決定! 宮本恒靖JFA会長「出場権獲得に向けて全力」

国際オリンピック委員会(IOC)は9日、2028年のロサンゼルス・オリンピックに関しての変更点を発表。サッカー競技でも大きな変更があった。 IOCはロス五輪に関して、複数競技での変更を発表。サッカーに関しては、男子の参加国を「12」に、女子の参加国を「16」に変更すると発表した。 2024年のパリ五輪までは、男子が「16」チーム、女子が「12」チームとなっていたが、史上初めて逆転することとなった。IOCは「男女平等は選手枠と競技数を決定する上で重要な考慮事項だった」としている。 男子に関しては4カ国も出場枠が減ることになるため、パリ五輪まで3枠だったアジア、アフリカ、4枠だったヨーロッパから削減される可能性は非常に高く、日本にとっては予選が非常に厳しくなる可能性が高い。 一方で、女子に関しては4カ国増加するため、2枠だったアジアが増える可能性は高い。 今回の決定を受け、日本サッカー協会(JFA)は声明を発表。宮本恒靖会長、佐々木則夫女子委員長がそれぞれコメントしている。 ◆宮本恒靖 JFA会長 「男子に関して、オリンピックへの出場枠が減ったことでアジア予選が更に厳しくなることは間違いない。アジアの出場枠が最終的に何枠になるのかは現時点で認識してい ないが、一戦一戦が負けられない戦いになる」 「パリオリンピック出場を勝ち取ってくれた大岩監督の経験が生きると思うし、JFAとしても出場権獲得に向けて全力で取り組んでいきます」 「女子に関して、出場枠が拡大したことは歓迎。アジア予選も決して簡単ではないが、なでしこジャパンはニールセン監督のもとで再び世界一になることを目指していて、そのために一歩一歩着実に進んで行くことが重要だと考えている」 「27年の女子ワールドカップとともに28年のオリンピックの金メダルを目標に強化に努めていきます」 ◆佐々木則夫 女子委員長 「国際オリンピック委員会(IOC)が、2028年に開催されるロサンゼルスオリンピックのサッカー競技について、チーム数の変更があること、具体的には、女子サッカーの参加チーム数を「12」から「16」に増加したことは、承知しています」 「女子サッカーに携わるものとして、世界における女子サッカーの拡大・発展の方向性は嬉しいことであり、現時点では、アジアの出場枠にどのような変更があるかは把握 していませんが、この決定を受けて出場枠が増える可能性があることは、日本の女子サッカーとしても喜ばしいことです」 「私自身の経験では、なでしこジャパンの監督として、2008年の北京オリンピックでは、それまでの出場枠の「10」から「12」に増えたことを経験し、12年のロンドンオリンピックでは決勝まで進んだものの、次の16年のリオデジャネイロオリンピックはアジア予選で敗退しました」 「今回の女子サッカーの出場枠増加が、なでしこジャパンのロサンゼルスオリンピック出場を何も保証していないことは十分理解しており、ニールセン監督が率いるなでしこジャパンの強化方針に変更はありません。むしろ、出場枠が増えることで、他のアジアの国々も出場権を得ようとさらにモチベーションが上がることが予想されるため、アジア予選がより厳しいものになるかもしれません。ただ、我々はどのような状況であろうと、一つ一つ着実に積み上げて、オリンピックの金メダルを目指していきた いです」 2025.04.10 12:15 Thu
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「信じられない」「GKノーチャンス」なでしこ谷川萌々子が開始18秒で衝撃の左足ミドル! 海外のファンも驚愕「日本はいつだって脅威」

なでしこジャパンのMF谷川萌々子がキックオフからスーパーゴールを記録した。 ニルス・ニールセン監督が就任し、初の活動を行っているなでしこジャパン。アメリカで開催されているSheBelieves CUPに参加している。 初戦はオーストラリア女子代表を相手に4-0で快勝していた中、23日にコロンビア女子代表と対戦。先発した谷川はキックオフの流れから衝撃のゴールを記録した。 なでしこジャパンのキックオフで始まった中、GK山下杏也加まで戻したボールを前線へロングフィード。これは競り負けるも、こぼれ球に素早くプレス。これを拾った谷川がドリブルで運ぶと、ボックス手前の離れた位置から左足一閃。糸を引くミドルシュートがゴール右に突き刺さった。 衝撃的なゴールをたった18秒で記録した谷川には、海外のファンも驚愕。「信じられないゴールだ」、「このゴールがなければ観ることはなかった」、「素晴らしい」、「GKはノーチャンス」、「まるでスローモーション」、「これは生で観たかった」、「とんでもない選手」、「日本はいつだって脅威だ」と絶賛のコメントが寄せられている。 谷川は代表活動前には所属のバイエルンでも圧巻のアシストとゴールを記録して話題に。19歳のニューヒロインが遂に覚醒し始めたようだ。 なお、日本はその後に田中美南の2ゴール、浜野まいかにもゴールが生まれ、4-1で勝利。ニールセン新体制では2試合連続4ゴールで連勝と、良いスタートを切っている。 <span class="paragraph-title">【動画】キックオフから18秒、谷川萌々子が衝撃の左足ミドル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ItM0_MTH0l8";var video_start = 3;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.24 12:15 Mon
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JO1・白岩瑠姫さんもスペシャルゲストで登場、「パリ2024 日本代表 応援イベント」が開催! 元代表選手らとU-23日本代表、なでしこジャパン、ブラインドサッカーを応援

20日、東京都内で「パリ2024 日本代表 応援イベント〜ともに掴もう、最高の瞬間を〜」が開催。U-23日本代表、なでしこジャパン、そしてブラインドサッカー日本代表を応援するイベントが行われた。 日本サッカー協会(JFA)が主催したイベント。元日本代表DFの槙野智章さん、元なでしこジャパンDFで2011年の女子ワールドカップ優勝メンバーである鮫島彩さん、仙台育英で10番を背負い、中央大学サッカー部では中村憲剛氏の先輩でもあったお笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘さん、タレントの眞嶋優さんが登壇。司会はジョン・カビラさんが務め、スペシャルゲストには日本のボーイズグループ・JO1の白岩瑠姫さんも登場し、会場を沸かせた。 パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表、なでしこジャパン、そしてパリ・パラリンピックに出場するブラインドサッカー日本代表をそれぞれ深掘りしていくイベント。U-23日本代表は、先日開催国であり金メダル候補のU-23フランス代表と対戦して1-1のドローと善戦していた。 槙野さんはフランス戦を開設し「よく引き分けたと思う」とコメント。「試合の中での反省点、課題は見つかったけど、大会前に質の高いチームとやれたことは大きかった」と、本大会前にしっかりと競合相手にテストができたことが良かったとした。 イベントでは登壇者4人が推し選手を発表。槙野さんはキャプテンを務めるMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)をピックアップ。「このチームで長らくキャプテンをやっていて、コミュニケーション能力が高く、監督コーチ、スタッフと選手をつなげる役割」と、藤田の存在感について説明。「かなりインテリジェンスのある選手なので、今どうしたら良いのか、前に行くのか後ろで守るのかがわかるので、いるかいないかは全然違う」と、チームに欠かせない選手であるとした。 鮫島さんは10番を背負うMF斉藤光毅(ロンメル)を推しているとし「とにかくワクワクする選手。シュートも、センタリング、そしてドリブルが大好き」とコメント。「サイドバックの気持ちで見ちゃうが、たまったもんじゃ無い。縦に行く動き、足の運びがすごく早いので置き去りにされてしまう」と、自身が対峙することを考えても素晴らしい選手だとした。 白岩さんはMF平河悠(ブリストル・シティ)をピックアップ。「スピードとドリブルの能力に長けていて、個人で打開してチャンスメイクができるのが魅力」と、平河の武器である個の打開に注目しているとした。そして尾形さんはDF高井幸大(川崎フロンターレ)を挙げ、「192cmででかいけど、スピードもちゃんとある。19歳の荒削りさも好きで取りに行くのも好き」と若くても規格外の選手だとし、「これから世界に羽ばたく選手。日本では収まらない。フロンターレに申し訳ないけど世界に行ってほしい」と、所属の川崎Fに配慮しながらも、世界の舞台での活躍を見たい選手だと太鼓判を押した。 なお、会場に集まったファンの投票では、藤田譲瑠チマが1位となり、MF荒木遼太郎 (FC東京)、GK小久保玲央ブライアン(シント=トロイデン)の名前も挙がっていた。 続いてはなでしこジャパンについて鮫島さんが先日のガーナ女子代表戦を開設。「後半はきっちり修正した」と4ゴールを奪った戦いを振り返り、「この試合でも4選手が得点を決めているので、どの選手も得点を決められる形を持っている。チームとしては良い状態」とし、「システムも可変できるので、これからもっと詰めていくと思う」と、残りの時間でさらに精度を上げていくはずだとした。 推し選手について鮫島さんはFW藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)を挙げ、「WEリーグでもマッチアップしたけど悩まされた。なんでもできて、ドリブルもシュートもあって、守る側として選択肢が多い」とコメント。マークにつき辛く、切り返しも深いので、守備側としては勘弁してくれと。セットプレーも決められるので、できないことがない選手」と、実際に対戦した経験からも素晴らしい選手だと語った。 槙野さんはDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)をピックアップ。「見てたらこっちが元気になる。CBで声が出せる選手」と語り、「守備だけじゃなくて攻撃。セットプレーのターゲットマンになれるし前にも入っていける。メンタリティがすごくで、ムードーメーカーとして大好き。一発ギャグもあって好き」とし、自身にも似たタイプで同じ浦和でもプレーする高橋をピックアップした。 白岩さんはMF長谷川唯(マンチェスター・シティ・ウィメン)をピックアップし、「どこに目がついているんだというぐらい空間把握能力がすごく、周りをよく見ている」と絶賛。「トラップもスルーパスもとにかく凄い」と評価した。鮫島さんは「いかにボールを触れるかでなでしこのサッカーが変わる。彼女に一番ボールが集まるようなサッカーをしてほしい」と、期待を寄せた。 また、尾形さんはキャプテンのDF熊谷紗希(ローマ・フェンミニーレ)を推し、高井に続いてCBの選手を推している。「ベテランで支柱。こういう人が、チームが苦しい時にチームを鼓舞する」とメンタリティを称えた。共に2011年W杯を戦った鮫島さんは「とにかくポジティブ」と語り、「チームの精神的支柱なので、今回も引っ張っていってくれると思います」と、なでしこを牽引する存在だと期待した。 なお、会場の人気は長谷川が1位。熊谷、そして2023年の女子W杯得点王でもあるFW宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド・ウィメン)も人気だった。 ブラインドサッカーに関しては、日本はランキング3位であるものの、予選を通過してパラリンピックに出場するのは今大会初。メダルの可能性もある競技の1つだ。 イベントでは、白岩さん、尾形さんが実際に体験。目隠しをした中で、パス交換にチャレンジした中、尾形さんはなかなか難しそうにしていたが、白岩さんはセンスを見せつけてしっかりとパスをトラップ。槙野さんがバウンドさせて転がしたボールも、しっかりとストップするなど、過去にプレーしていたサッカーのテクニックを見せつけていた。 長谷川と藤田から会場に集まったファンへメッセージビデオも用意された中、イベントの最後には会場に集まったファンと共に日本代表へエール。ジョン・カビラさんの「がんばれ!」に続いて、「ニッポン!」とエールが送られた。 <span class="paragraph-title">【写真】「パリ2024 日本代表 応援イベント」の模様をチェック</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240720_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240720_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240720_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240720_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240720_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240720_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240720_tw7.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240720_tw8.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240720_tw9.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:超ワールドサッカー 2024.07.20 19:50 Sat
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「一発でこんなに変わるんだ」ブラジル戦で衝撃のロングシュート、逆転勝利に貢献した谷川萌々子は悔しさを胸に成長を誓う「チームを勝たせて、点を取れる選手になりたい」

パリ・オリンピックを戦ったなでしこジャパンが5日に帰国。MF谷川萌々子(ローゼンゴート)が大会を振り返った。 自身初となるなでしこジャパンでの国際大会に臨んだ谷川。大会前に足首を負傷した中、コンディションを調整するところからスタート。大会ではブラジル女子代表戦、ナイジェリア女子代表戦の合計10分程度の出場に終わった。 それでも、ブラジル戦では後半アディショナルタイムにPKを獲得して同点に追いつくと、その後に無人のゴールへロングシュート。大逆転勝利の立役者となり、インパクトを残した。 準々決勝のアメリカ女子代表戦はメンバー外となり、驚きを与えたが、「足の状態というよりは、少し体調を崩してベンチ外でした」と、コンディションを崩していたと明かした。 それでも大きなインパクトを残した谷川。「自分自身は最後のアメリカ戦でチームに貢献できなかったことが一番悔しい気持ちです。そういう気持ちで大会を終えたので、次は4年後になりますが、ワールドカップやオリンピックではもっと中心選手になって、チームを勝たせて、点を取れる選手になりたいと思います」と、今後への意欲を示した。 足首を負傷した中でチームに合流した谷川。「合流した時はランニングとかはできていましたが、ケガした時は歩くのも辛かった感じです。合宿に集合していたときはランニングできていたので、いけると思っていました」とコメント。その中で、国際大会になでしこジャパンとして初めて臨んだ。 「小さい頃からの夢の舞台だったので、楽しみな気持ちでいっぱいでした。短い時間でしたが、多くの観客が入った中でプレーできるという喜びは本当に大きかったですし、またああいう場でプレーして、日本のために戦いたいなという思いが強まりました」 ブラジル戦の圧巻のゴールは反響が大きかったようで、「ブラジル戦後は特にたくさんの方がメッセージをしてくれたので、ああいう一発でこんなにも変わるんだと自分でも感じました」と驚きも感じたという谷川。日本でも突如現れたシンデレラガールという取り扱いだったが「期待されることは本当に嬉しいことですし、そこに対して期待を裏返すようなプレーをするには、もっと成長する必要があるので、もっとやっていきたいなと思います」と、期待を超えて行きたいと意気込んだ。 実際には短い時間の出場に終わったが、インパクトを残した谷川は「あの短い時間だけで考えれば手応えはありましたが、外から見ていたスペイン戦の90分間は守備の時間が長くて、唯さんや風花さんのように90分間ハードワークするという力をもっとつけなければいけないなと思った反面、もっと自分たちがボールを握る必要があるなとも感じました」と分析。「自分たちもスペインのようなサッカーができるように、個人としてもチームとしても成長していかなければいけないなと感じました」と、より主導権を握り続ける戦いをしたいと振り返る。 それでもやはり不完全燃焼という思いが強い谷川。「不完全燃焼という形で本当に終わってしまったので、ケガも大会前にしてしまいましたし、そういうところでも、メンタル的にも、身体的にも大人になる必要があると感じました」と、より成長して行きたいと意欲を口にする。 中盤にはMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)、MF長野風花(リバプール)が君臨するが、「まずはサッカー選手としてピッチに立つことが1番だと思うので、ポジション争いはもっと積極的にやらないといけないと思いますが、唯さんも風花さんもすごく良い選手なので、一緒にピッチに立ちたい気持ちが強いです」と、ポジション奪取以上に、3人で中盤を形成したいという思いを明かした。 3年後の女子ワールドカップ、そして4年後のオリンピックと中心になっていくであろう谷川の成長に期待がかかる。 <span class="paragraph-title">【動画】衝撃の一発!19歳谷川萌々子が後半ATに圧巻ロングシュート!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mR5bRPbdKlc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.08.05 23:58 Mon
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遠藤純がエンジェル・シティと2027年まで契約延長、なでしこジャパンの主軸もヒザを手術しパリ五輪は逃す…「ピッチに立てなくても、試合の日が楽しみ」

ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のエンジェル・シティは5日、なでしこジャパンのFW遠藤純(24)との契約を2027年まで延長したことを発表した。 遠藤は2024年まで契約を結んでおり、1年間の延長オプションがついていたが、そのオプションを行使した後の2025年から2027年までの契約を結んだという。 遠藤はクラブを通じてコメントしている。 「エンジェル・シティに残れて本当に嬉しいです」 「ケガのリハビリをしながら、BMOスタジアムの素晴らしいファンのためにまたプレーができると思うと、やる気が湧いてきます。ピッチに立てなくても、試合の日が楽しみです」 「クラブに残れるようになった今、ファンのためにプレーできる日を夢見ていますし、チームメイトと一緒にピッチに立つのが待ちきれません。応援と愛情が私をそこに導いてくれるでしょう」 「もう少し時間はかかりますが、ピンク色の髪が戻ってきます!みんなのサポートに感謝します。また、みんなのためにプレーするのが待ちきれません」 遠藤は日テレ・東京ヴェルディベレーザから2022年にエンジェル・シティに完全移籍。2シーズンでNWSL通算40試合4ゴールを記録していた。 なでしこジャパンとしてもプレーし、左ウイングやウイングバックなどでプレー。主軸として招集が続いていた中、2024年2月のトレーニング中にまさかの負傷。左ヒザ前十字じん帯損傷と診断され手術。パリ・オリンピック出場が叶わなかった。 <span class="paragraph-title">【写真】エンジェル・シティと契約を延長した遠藤純</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C_jMzU3SFXG/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C_jMzU3SFXG/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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