ヤザン・アル・ナイマト Yazan Al-Naimat

ポジション FW
国籍 ヨルダン
生年月日 1999年06月04日(24歳)
利き足
身長 182cm
体重
ニュース クラブ
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PK3発で敗れて準優勝も史上初の快挙、ヨルダン代表監督は選手を誇りに「新たな道を切り拓いた」

ヨルダン代表のフシーヌ・アムタ監督が、準優勝に終わったアジアカップを振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。 10日、アジアカップ2023の決勝が行われ、ヨルダンはカタール代表と対戦した。 史上初となる決勝に臨んだヨルダン。開催国でディフェンディングチャンピオンを相手にした決勝だったが、前半にPKで失点する。 しかし、後半に入って反撃に出ると、ヤザン・アル・ナイマトのゴールで同点に。逆転を目指したが、その後にPKから2失点を喫し、1-3で敗戦。準優勝に終わった。 試合後、アムタ監督は優勝を逃したものの選手たちを称え、PKを与えたことを悔やんだ。 「彼らは素晴らしい大会を戦ったので、選手たちには大きな誇りしかない。彼らはとても良いプレーをし、我々を決勝に導いてくれた」 「ただ、前半の我々のパフォーマンスは、クロスやパスの精度が悪く、少し苦戦した。後半は改善して同点に追いついたが、その後2つのPKを許してしまった」 「PKのせいでとても難しくなったが、選手たちはベストを尽くした。試合ではミスが起こることを受け入れなければならない」 それでも、ベスト8がこれまで最高位だった中で、見事に決勝まで進出したヨルダン。アムタ監督はこれをベースにする必要があると語った。 「我々は確かにより多くのことを望んでいたがそうはならなかった。でも、選手たちがここから得ることができるものはたくさんある。彼らは新たな道を切り拓いた。そして選手たちがこれを基礎にしていくことが大事だ」 ヨルダンは2026年の北中米ワールドカップに向けたアジア予選で2試合を戦い、サウジアラビア代表に敗戦、タジキスタン代表に引き分けと勝ち点1の状況。アジア2位という結果を持って3月から予選が再開するが、パキスタン代表とサウジアラビア代表との試合ではより良い結果を残す必要があるとした。 「我々は新たなレベルを作り上げたが、今重要なことは技術的、フィジカル的な側面を改善し続けることだ」 「選手たちはよりハードにトレーニングをし、試合でより多くのパフォーマンスを発揮しなければならない。我々が到達したレベルを維持するために、所属クラブで定期的にプレーする必要がある」 2024.02.11 13:55 Sun

アジアカップ準決勝敗退のソン・フンミンが謝罪を繰り返す「本当に申し訳ない」…自身の不甲斐なさを責める「今後代表チームでプレーできるか…」

韓国代表のキャプテンを務めるFWソン・フンミン(トッテナム)が、アジアカップ2023からの敗退を謝罪した。韓国『聯合ニュース』が伝えた。 6日、アジアカップ2023の準決勝が開催。韓国はヨルダン代表と対戦した。 64年ぶりのアジア王者を目指した韓国。相手は初のベスト4入りを果たしたヨルダン。共に中3日で臨んだこの試合だったが、韓国は守備の要であるDFキム・ミンジェが出場停止。サウジアラビア代表、オーストラリア代表と2試合連続で延長戦を戦う激闘を繰り返してきた中での試合は、苦戦を強いられた。 疲労も含めてコンディションが厳しそうな韓国は、前半からなかなかギアが上がらずにゴールレスで折り返すと、53分にヤザン・アル・ナイマト、66分にムサ・アル・ターマリにゴールを許す展開に。そのまま反撃できず、2-0で完敗。決勝に駒を進められずに敗退となった。 試合後、ソン・フンミンは韓国国民に対し「なんと言っていいのか本当に分からない。あまりにも申し訳ない。選手たちは最善を尽くしたけど、僕たちのミスでこんな試合になり、終わってしまったことが申し訳ない」とコメント。スタジアムを含めて応援してくれたファン・サポーターにも「感謝がありすぎて申し訳ない気持ちだ。遅い時間まで本当に…言葉にならない声援を送ってくれたのに、期待した良い良い姿を見せることができなかった。本当に申し訳ない」と謝罪の言葉を繰り返した。 今大会での活躍が期待されたソン・フンミン。全6試合にフル出場し、グループステージで2ゴール。準々決勝のオーストラリア代表戦では、土壇場でのPK獲得に加え、鮮やかなFKで決勝ゴールを記録するなどしたが、満足はできていない。 自身については「僕が今後代表チームでプレーできるかについては、考えなければいけないと思う」と吐露。これは代表引退ということではなく、「監督が僕のことをもう考えないこともできるし、未来のことはよく分からない」と、今回の成績で、今後は招集されない可能性もあるという一般論だという。 またユルゲン・クリンスマン監督への批判が高まる中、ソン・フンミンは「監督の立場からすれば、きっと多くの批判があることは当然だと思っていると思う」とコメント。「でも、監督が叱責されるのは残念だ」と語った。 その理由については「事実として大会が始まる前から、監督に対する見方がとても良くなかったので、とても大きな負担になっていたと思う。そんな難しい状況の中でも、よく勝ち抜いてきたし、選手たちの面倒を見る上で、本当に嫌な顔ひとつせず、最後まで諦めない姿に感銘を受けた」と語り、普段見えないクリンスマン監督の顔を明かした。 64年ぶりのアジア王者には手が届かなかったが、ソン・フンミンは今後の韓国代表に期待を寄せている。 「監督はこのようなキッカケを通じてより固くなるだろう。代表チームで1年ほどやってきたが、韓国に戻り、より多くの分析をすると思う。より固いチームを作るはずだ」 更なる成長をするはずだと語ったソン・フンミン。ファンに向けては改めて自分が不甲斐なかったとし、謝罪した。 「僕があまりにも足りていなかったし、チームを引っ張るに当たって、多くのことが足りないと感じた大会だった」 「多くの選手の犠牲、献身があったにも関わらず、望んでいた成績をもたらすことができなかった。あまりにも選手たちに申し訳ないし、ファンのみんな、韓国の国民のみんなにも申し訳なく思う」 「僕たちのチームが準決勝敗退により、選手たちはとても失望しているし、悔しい思いをしていると思うけど、僕を叱ってほしい。他の選手たちは本当によくやっていた」 <span class="paragraph-title">【動画】アジアカップ敗退に涙するソン・フンミン、呆然とする韓国の選手たち</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"></a> <a href="https://t.co/5Uv5hKUBLP">pic.twitter.com/5Uv5hKUBLP</a></p>&mdash; #AsianCup2023 (@afcasiancup) <a href="https://twitter.com/afcasiancup/status/1754924697861685566?ref_src=twsrc%5Etfw">February 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.07 11:45 Wed

「失うものは何もない」韓国に完勝で初の決勝進出を果たしたヨルダン、指揮官の攻略法は「自信と決意を持ってプレーすること」

ヨルダン代表のフシーヌ・アムタ監督が、韓国代表撃破を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトが伝えた。 6日、アジアカップ2023の準決勝が開催。ヨルダンは韓国と対戦した。初のベスト4入りを果たしたヨルダン。躍進が続く中、グループステージでも対戦した韓国と決勝への切符を懸けて戦った。 試合はアグレッシブに入ったヨルダンが韓国を押し込むことに。その中でゴールに迫るチャンスもあったが、これを活かせない。 ゴールレスで後半に入ったが、ヨルダンは継続して主導権を握りにいくと、3分にヤザン・アル・ナイマト、66分にムサ・アル・ターマリがゴール。2-0で勝利を収め、初優勝まであと1つとなった。 チームが決勝進出を果たした中、アムタ監督は選手たちのパフォーマンスを称え、実力のある韓国相手にしっかりと狙いがハマったとした。 「我々の勝利に力を貸してくれた皆さん、おめでとう。選手たちは我々の主な武器であり、大会を通して英雄的なパフォーマンスを見せてくれた。痛みに直面したにもかかわらず、我々はなんとか重要な成果を収めることができた」 「選手たちは試合を通して素晴らしいイニシアチブを発揮してくれた。韓国が5試合で8失点していることを活かし、力強くスタートすることで一致していた」 「特に彼らのようなスキルの高い選手たちで知られる手強い相手に対しては、自分たちの攻撃力を生かして攻撃の主導権を握ることが重要だった」 「相手が反撃してくることはわかっていたし、攻撃的な守備戦術に重点を置き続けた。しかし、我々の積極的なアプローチと攻撃的なプレーに重点を置いたことが、我々をより効果的なチームにしてくれた。我々は王者の考え方を示し、試合のあらゆる側面で回復力と決意を示していった」 また、前半は何度か決定機を迎えるもゴールに至らず。それでも、やり続けたこと、そして守備面でハードワークし、積極的なアプローチをし続けたことが勝利に繋がったと振り返った。 「当初は、このようなミスが失点につながることが多いため、5つのチャンスを逃したことについて懸念があった。しかし、チームは2点目を取った後も落ち着いてゲームをコントロールできた」 「今日の勝利は、特に守備戦術の点で、グループステージで2-2で引き分けた韓国チームとは大きく異なっていた。私は選手たちに攻撃者にプレッシャーをかけることの重要性を強調し、選手たちはそれを効果的に実行した」 「我々にはコントロールできない変動要素はあるが、選手たちがピッチ上の状況に適応することが重要だ。チャンスを逃したものの、チームは守備、攻撃に全力を尽くした。失うものは何もないとわかっていたので、我々はこの機会を活用し、それが報われた」 「今日の成功は、全員が勝利に貢献した集団の努力によるものだった。我々のアプローチは、相手に過度の敬意を払うことではなく、自信と決意を持ってプレーすることだった。彼らの個々の戦いに勝つための献身的な取り組みが、最終的に我々の勝利に繋がった」 <span class="paragraph-title">【動画】ワールドクラスの圧巻ゴール!韓国を打ち砕く衝撃のソロゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xqRIq00siHw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.07 10:30 Wed

「日本も早く帰国した」ヨルダンに完敗の韓国、クリンスマン監督がアジアの力関係に言及、解任論高まるも「考えていない」

韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督が、アジアカップ2023からの敗退を振り返った。韓国『聯合ニュース』が伝えた。 6日、アジアカップ2023の準決勝が開催。韓国はヨルダン代表と対戦した。 64年ぶりのアジア王者を目指した韓国。相手は初のベスト4入りを果たしたヨルダン。共に中3日で臨んだこの試合だったが、韓国は守備の要であるDFキム・ミンジェが出場停止。サウジアラビア代表、オーストラリア代表と2試合連続で延長戦を戦う激闘を繰り返してきた中での試合は、苦戦を強いられた。 疲労も含めてコンディションが厳しそうな韓国は、前半からなかなかギアが上がらずにゴールレスで折り返すと、53分にヤザン・アル・ナイマト、66分にムサ・アル・ターマリにゴールを許す展開に。そのまま反撃できず、2-0で完敗。決勝に駒を進められずに敗退となった。 これまで「戦術がない」などと批判を受けてきたクリンスマン監督だったが、強豪が軒並み敗退した中で優勝への期待が高まったものの敗退。これにより解任論も当然飛び出すこととなる。 しかし、「どんな措置も考えてはいない。チームと韓国に戻り、今大会を分析し、韓国サッカー協会と良かったところ、良くなかった所を議論したいと思う」とクリンスマン監督はコメント。自ら退く意思はないという。 また「2年半の間、北中米ワールドカップ(W杯)を目標にチームがさらに発展しなければならない。とても難しい予選も戦わなければならない。我々の前に積み重なった課題は多い」と語り、2026年の北中米W杯に向けて改善していく必要があるとした。 責任について問われると「監督としてこのように望んだ目標を達成できなければ、当然責任は負わなければいけない」とコメント。ただ、「目標を達成できなかったため、さらに分析する必要がある。大会のすべての試合を振り返る必要がある」とし、辞めるのではなく前進することで責任を負うと考えているようだ。 そのクリンスマン監督は、大会を通じてアジアサッカーの力関係に気づきがあったとのこと。日本代表を含めた東アジアの国は、中東勢との対戦で苦労するものだと感じたという。 「今大会を通じて、アジアサッカーの実力が均衡化されていることを感じることができた。特に、東アジアのチームが中東でどれほど困難なことを経験するかを学んだ」 「日本も早く帰国し、我々も今日の残念な結果で帰国することとなった。我々の試合を含めて、迫力、緊張感溢れる試合が多かった」 2024.02.07 09:40 Wed

一番乗りはヨルダン! 初出場のタジキスタンを下し、史上初のベスト4に【アジアカップ2023】

2日、アジアカップ2023準々決勝のタジキスタン代表vsヨルダン代表がアフメド・ビン=アリー・スタジアムで行われ、0-1でヨルダンが勝利。史上初のベスト4進出を果たした。 初出場のタジキスタンと4大会連続5度目の出場となったヨルダンの一戦。ラウンド16ではUAE代表を相手にPK戦で勝利したタジキスタンと、イラク代表に劇的な逆転勝利を収めたヨルダンの対戦となった。 タジキスタンにとっては初出場でどこまで結果を残せるか。ヨルダンは過去最高成績がベスト8なだけに、ここで勝利して初のベスト4入りを果たしたいところだった。 最初にチャンスを作ったのはタジキスタン。15分、右サイドを抜け出したシェルヴォニ・マバチョエフがクロス。これに後方から走り込んだエフソン・パンシャンベが斜めに走り込みスライディングシュート。しかし、シュートはクロスバーに嫌われてしまい、チャンスを逸する。 対するヨルダンは18分、裏へ抜けたボールをヤザン・アル・ナイマトがボックス内右でキープ。相手を抜こうとした際にゾイル・ジュラボエフに完全にユニフォームを後ろから引っ張られて倒されていたが、VARチェックの結果でもPKは与えられなかった。 タジキスタンがボールを握りつつ、ヨルダンは背後を狙ってカウンターで攻め込んでいく展開に。両者が激しくぶつかり合う展開となると27分にアクシデントが発生する。 後方からのパスに抜け出そうとしたシャハロム・サミエフだったが、左のハムストリングを痛めて自らその場に倒れ込むことに。すぐさまプレー続行不可能と分かりチームメイトが交代を要求。ルスタム・ソイロフが起用された。 時間の経過と共にヨルダンがボールを握って回していく時間帯もできるが、精度を欠いてしまい上手く攻撃が成就しない。 前半はゴールレスで終えた試合。後半もタジキスタンがボールを握りつつ、ヨルダンが鋭く攻めていく展開となると、先にスコアを動かしたのはヨルダンだった。 66分、ヨルダンは右CKからのマフムード・アル・マルディのクロスをアブダラー・ナシブがボックス内でヘッド。これがブロックに入ったバフダト・ハノノフに当たってゴール右へ吸い込まれ、ヨルダンがオウンゴールで先制に成功する。 先制を許したタジキスタンは、再びボールを握っていく状況。選手交代も行っていきながら、ヨルダンゴールを目指していく。 ヨルダンはしっかりと守りつつ、カウンターで隙を突いてゴールを目指すことに。すると83分にアリ・オルワンがイエローカードを受けると、これが2枚目となり準決勝に勝ち進んだ場合でも出場停止となってしまう。 タジキスタンはボックス内に積極的にボールを送っていくものの、ヨルダンがゴールを許さない。アディショナルタイムも7分が取られた中、要所でヨルダンはボールを前に運びしっかりと時計を進めていくことに。そのまま試合は終了し、ヨルダンがベスト4に一番乗りとなった。 ヨルダンは史上初のベスト4入り。オーストラリア代表vs韓国代表の勝者と準決勝で対戦する。タジキスタンは初のアジアカップでベスト8の成績を残し、大会を後にした。 タジキスタン代表 0-1 ヨルダン代表 【ヨルダン】 オウンゴール(66分) 2024.02.02 22:32 Fri
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2022年1月1日 アル・アハリ 完全移籍