フセム・アワール Houssem AOUAR

ポジション MF
国籍 アルジェリア
生年月日 1998年01月30日(26歳)
利き足
身長 175cm
体重
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ローマの補強戦略にカペッロ元監督は不満げ「重要なクラブに所属歴を持つ選手に賭けているが…」

ファビオ・カペッロ氏が古巣ローマを評価した。 御年77歳のカペッロ氏。美しき90年代を知るカルチョファンには、セリエA優勝4回、チャンピオンズリーグ(CL)優勝1回、CL3年連続決勝進出などの功績を残したミラン指揮官時代が印象深いところだが、2000-01シーズンにはローマを率いて18年ぶりスクデットも成し遂げている。 つまるところ、ローマは中田英寿氏やフランチェスコ・トッティ氏、ヴィンチェンツォ・モンテッラ氏、ヴァンサン・カンデラ氏らを擁し、カペッロ氏が指揮を執ったこの00-01シーズンを最後に、スクデットから遠ざかっている。 それでもローマ最後のスクデットから22年、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じたカペッロ氏は、現チームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督を称えている。 「彼は指導者キャリアにおいて数々のシチュエーションを経験してきた百戦錬磨の男だ。困難な状況から抜け出したいとき、その存在が役に立つ。経験値とカリスマ性を兼ね備えたコーチは、選手が快適にプレーできるようサポートできるのだ」 一方で、ローマが補強において経験豊かなプレーヤーを補充しがちな点について「重要なクラブに所属歴を持つ選手に賭けているのは不思議ではない。ただ、この宝くじは今のところ、必ずしも期待されていたほどの結果、数字をもたらしていない」と指摘。不満げな様子だ。 ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)への抵触を避けたいローマはここ数年、ビッグクラブとの契約が満了となった実力者のゼロ円獲得、また、ビッグクラブ・中堅クラブからのレンタル獲得が非常に多い。 昨季は前ユベントスのFWパウロ・ディバラ(30)をゼロ円移籍で獲得し、今季は前フランクフルトのDFエヴァン・エンディカ(24)、前リヨンのMFフセム・アワール(25)をゼロ円移籍で獲得。 現在のレンタル加入組は5人。MFレナト・サンチェス(26)をパリ・サンジェルマン(PSG)から、FWロメル・ルカク(30)をチェルシーから、FWサルダール・アズムン(28)をレバークーゼンから、DFラスムス・クリステンセン(26)とDFディエゴ・ジョレンテ(30)をリーズ・ユナイテッドから獲得している。 経営上の問題、またモウリーニョ監督の傾向がそうさせていることは想像に難くないが、カペッロ氏としては好ましくないようだ。 2023.11.20 21:00 Mon

ローマにも到来…モウリーニョ監督の“3年目のジンクス”「キャリア最悪のスタートダッシュ」

ローマのジョゼ・モウリーニョ監督(60)は今シーズンが就任3年目だ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 チェルシー時代にプレミアリーグ優勝3回、ポルトとインテルでチャンピオンズリーグ(CL)優勝計2回などなど、指導者キャリアで数多くのタイトルを獲得してきたモウリーニョ監督。ローマでは就任1年目にヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を制し、クラブに初の欧州タイトルをもたらした。 “スペシャル・ワン”を自称するに相応しい功績を持つわけだが、同時に「モウリーニョが率いて3年目のチームは成績が下降する」という、いわゆる“3年目のジンクス”も広く知られる。そう、今シーズンのローマがこれに該当する。 ECL制覇の2021-22シーズンに続き、昨季もセリエAで6位、ヨーロッパリーグ(EL)で準優勝と一定の成果を残したローマ。しかし、今季はセリエA開幕6試合で1勝2分け3敗の16位と完全に停滞。直近の試合は昇格組ジェノアに1-4で敗れている。 モウリーニョ監督のキャリアを振り返ると、レアル・マドリー、チェルシー(2期目)、マンチェスター・ユナイテッドで3年目途中の解任を経験。指揮官はジェノア戦後『DAZN』のインタビューで「キャリア最悪のスタートダッシュだが、泣いている暇はない。心の中で泣き、次の試合へ努力する」と語るも、ロマニスタから“3年目のジンクス”を心配されても無理のない状況に陥っている。 ただ、これにはローマの財政事情も少なからず影響。ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)により、「(今夏の)移籍市場での選択肢がほとんどなく、負傷者が出るたびに選手層も薄れていく状態」だという。実際、ベルギー代表FWロメル・ルカクとポルトガル代表MFレナト・サンチェスはレンタル移籍、アルジェリア代表MFフセム・アワール、コートジボワール代表DFエヴァン・エンディカはフリー移籍での補強だった。 “3年目のジンクス”を打破できるか。モウリーニョ監督とローマの巻き返しに期待したい。 2023.09.29 15:57 Fri

ディバラ、右足内転筋の負傷で次節ミラン戦欠場か… 負傷交代のザレフスキも検査結果次第に

ローマは主力選手2人の状態が危ぶまれている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。 26日に行われたセリエA第2節のヴェローナ戦ではアルジェリア代表MFフセム・アワールに移籍後初ゴールが生まれたものの、追い上げ叶わず、1-2で落としてしまったローマ。前節のサレルニターナ戦を2-2のドローで終えていたため、開幕から2試合勝利なしという結果となっている。 来月1日の第3節ではミランとの大一番になる中、今節のヴェローナ戦では敗戦以外のダメージも負ってしまったようだ。先発しながら68分に途中交代したアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは右足の内転筋を痛めたようで、現時点ではミラン戦を欠場する可能性が高いとみられている。 また、相手選手と接触して51分に負傷交代していたポーランド代表MFニコラ・ザレフスキもミラン戦に出場できるかどうか不透明な状況。両者ともに検査結果次第となるようだが、今シーズン初勝利を目指すローマに逆風が吹いている。 2023.08.27 15:57 Sun

ローマ加入のアワール、移籍の理由はモウリーニョ監督の存在「指導を受ける機会を逃すわけにはいかなかった」

アルジェリア代表MFフセム・アワールが、ローマ加入の理由について明かした。 昨シーズン限りで、下部組織時代から在籍していたリヨンを退団したアワール。数多くのクラブからオファーが届く中で、6月に2028年夏までの5年契約でローマ入りを果たした。 攻守両面で多くの仕事をこなせる万能MFにはファンから大きな期待が寄せられているが、アワールはイタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた際、ジョゼ・モウリーニョ監督の存在がローマ加入の決め手だったと断言。同時に、新チームで自分の価値を証明したいと意気込んでいる。 「モウリーニョは僕にとって、ローマへ移籍する主要な理由だった。彼の指導を受ける機会を逃すわけにはいかなかったんだ」 「(ゼネラルマネージャーの)チアゴ・ピントは僕が望んでいることを本当によく示してくれたと思う。ここに実際に住んでみると、ローマの魅力を誰かに説明するのは本当に簡単だ」 「街を歩き回っていて気づいたが、ここは街全体がフットボールを追っているんだ。そしてみんながローマを応援していることを、すぐに感じられた」 「僕は野心家であり、常に素晴らしいチームでプレーすることを目指してきた。でも、このクラブに到達した以上、自分がそれに値すると証明する必要がある。これを移籍の足がかりにしたいとは思っていない。それは間違いだ」 また、アワールはインタビューの中でチームメイトたちにも言及。クラブには多くの優れた選手が揃っていると強調している。 「(パウロ・)ディバラには特別な才能があり、それは毎日のトレーニングでも見ることができる。ただ、同じことは(ロレンツォ・)ペジェグリーニにも言えるね。そして(ステファン・)エル・シャーラウィも信じられないほどの数字を残している」 「僕がチームでもっとも一緒に過ごしているのは、エヴァン・エンディカだ。ただ、これはお互いにフランス語を話すからであり、普通のことだと思う」 2023.07.27 12:55 Thu

ローマがD・ジョレンテを完全移籍で獲得へ! 買取OP行使見送りも再交渉がまとまった模様

ローマがスペイン代表DFディエゴ・ジョレンテ(29)の獲得に近づいているようだ。 ジョレンテは、今冬の移籍市場でリーズ・ユナイテッドから買い取りオプション付きの半年レンタルで加入。ケガによる離脱がありながらも、公式戦12試合に出場。レアル・マドリー時代に指導を受けたジョゼ・モウリーニョ監督からも信頼を得ていた。 ただ、財政難のローマは1800万ユーロ(約28億1000万円)に設定された買い取りオプションの行使を見送り、ジョレンテは一旦リーズへレンタルバックする形に。 しかし、リーズの2部降格によってジョレンテが再びエランド・ロードでプレーする可能性は低く、両クラブはより安価な移籍金での完全移籍に向けて交渉を行っていた。 現時点で移籍金などの詳細は不明も、ジョレンテがローマ残留で個人合意に至っていることもあり、両クラブの交渉は最終局面を迎えているという。 そして、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ローマはMFフセム・アワール、DFエヴァン・エンディカに続き、今夏3人目の補強としてジョレンテの完全移籍での獲得を近日中に発表する見込みだという。 2023.06.22 21:15 Thu

ローマ、エンディカ加入も決定的! アワールに続くフリー獲得に

ローマがコートジボワール代表DFエヴァン・エンディカ(23)の獲得を決定的なモノとしたようだ。 フランクフルトからの再三にわたる新契約話を断り、今季限りで退団するエンディカ。ブンデスリーガ屈指の左利きセンターバックに数えられる人材がフリーとあって、いくつかのクラブが色めき立つなか、その一角として以前から噂されたのがローマだ。 欧州の移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ローマ入りが予想通りに決まったとのことで、2028年6月までの5年契約で合意。メディカルチェックと調印のため、代理人とローマに向かう途中だという。 リヨンを退団したアルジェリア代表MFフセム・アワールに続いて、エンディカもフリーで獲得する模様のローマ。ウェストハムのイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカを狙っているともされ、この夏のここまでは幸先の良い出だしといえそうだ。 2023.06.13 19:45 Tue

ローマがアワール獲得を正式発表! 2028年夏までの5年契約、背番号は「22」に決定

ローマは11日、リヨンを退団したアルジェリア代表MFフセム・アワール(24)の完全移籍加入を発表した。 契約期間は2028年6月30日までの5年間。背番号は「22」をつけることとなる。 11歳からリヨンで過ごしてきたアワール。下部組織育ちで、多くの期待が寄せられた若きゲームメーカーは、2017年7月にファーストチームに昇格。公式戦233試合に出場し41ゴール36アシストを記録した。 多くのクラブが予てから獲得に動いていた中、リヨンとは契約満了をもって退団することが既に発表されており、ローマ移籍は時間の問題とみられていた中、正式発表がされた。 アワールはクラブを通じてコメントしている。 「ローマと契約できてとても嬉しい。ローマは素晴らしい歴史を持つ素晴らしいクラブだ」 「重要なチーム、強力な選手、ユニークなファンがいるこのプロジェクトは、僕にとって正しいプロジェクトだと思う。今、僕はジャッロロッシになり、準備はできている」 <span class="paragraph-title">【動画】ローマがアワール獲得を正式発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/ASRoma?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ASRoma</a> <a href="https://t.co/WXE7LqR8HU">pic.twitter.com/WXE7LqR8HU</a></p>&mdash; AS Roma (@OfficialASRoma) <a href="https://twitter.com/OfficialASRoma/status/1667880797045510147?ref_src=twsrc%5Etfw">June 11, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.06.11 22:19 Sun

ローマ、フリーのティーレマンスに接触か 本人はプレミアからの話を待つ現状

イタリアの移籍市場に詳しい記者のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ローマがベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス(26)に接触したようだ。 レスター・シティとの契約が今季をもって終了し、フリーのティーレマンス。年齢的も実力も魅力的な銘柄とあって、プレミアリーグの複数クラブによる争奪戦が予想され、選手サイドも現時点でそこからの話を把握したい姿勢だという。 だが、ローマは具体的なコンタクトを図った模様。フセム・アワールや、エヴァン・エンディカの獲得にプラスして、ステファン・エル・シャーラウィとの契約更新も視野に入れつつ、ティーレマンス獲りにも動き出しているようだ。 これから代表活動も控えるが、どんどんと移籍話で盛り上がっていきそうなティーレマンス。来季からはどこを舞台とするのだろうか。 2023.06.07 17:25 Wed

リヨンが11歳から在籍のアワール退団を発表、ローマ移籍へ

リヨンは6日、アルジェリア代表MFフセム・アワール(24)の退団を発表した。 2009年にリヨンの下部組織に加入した生え抜きMFは、2017年2月にトップチームデビュー。公式戦233試合に出場し、41ゴール36アシストを記録。ただ、今季はケガにも悩まされ、公式戦18試合の出場に留まっていた。 フリートランスファーとなるアワールはローマへの加入が確実視され、2028年6月までの5年契約を結ぶと報じられている。 2023.06.06 22:40 Tue

ローマがエンディカ獲得交渉を本格化! 代理人がモウリーニョとの写真をSNSに投稿

ローマがフランクフルトのフランス人DFエヴァン・エンディカ(23)の獲得レースを優位に進めているようだ。 クラブからの再三に渡る延長オファーを固辞し、今シーズン限りでフランクフルトを去るエンディカ。これまではバルセロナやプレミアリーグの複数クラブが関心を示してきたが、ローマがより具体的に交渉を進めている模様だ。 同選手が契約を結ぶ『AMSタレント・コンサルティング』のメンバーは先日、ローマとの交渉のためにトレーニング施設のあるトリゴリアを訪問。その際、ジョゼ・モウリーニョ監督と記念撮影した写真を自身の公式インスタグラムに投稿していた。 また、移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、以前から左利きのセンターバック獲得を優先事項としてきたローマが年俸250万ユーロ(約3億7000万円)のオファーを掲示し、交渉を進めていると報じている。 なお、補強資金が潤沢ではないローマは、今夏の補強に関してエンディカ同様にフリートランスファーで獲得可能な複数選手をリストアップ。 すでに交渉成立が伝えられるリヨンのアルジェリア代表MFフセム・アワールに加え、リバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミノや一部でドルトムント行きが確実と報じられているボルシアMGのアルジェリア代表DFラミ・ベンセバイニらの獲得を目指しているようだ。 2023.05.10 06:30 Wed
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