アル・イテハドがアヤックスのオランダ代表FWベルフワイン、PSGのポルトガル代表MFダニーロ・ペレイラを完全移籍で獲得

2024.09.03 10:18 Tue
サウジ移籍のベルフワイン(左)とダニーロ・ペレイラ
Getty Images
サウジ移籍のベルフワイン(左)とダニーロ・ペレイラ
アル・イテハドは2日、アヤックスのオランダ代表FWステーフェン・ベルフワイン(26)、パリ・サンジェルマン(PSG)のポルトガル代表MFダニーロ・ペレイラ(32)を完全移籍で獲得したことを発表した。

ベルフワインは、アヤックスとPSVの下部組織で育ち、2015年8月にPSVのファーストチームに昇格。2020年1月にトッテナムへと完全移籍すると、2022年夏にアヤックスへと完全移籍していた。

PSVでは公式戦149試合で31ゴール41アシストを記録。トッテナムでは83試合で8ゴール9アシストに終わると、アヤックスでは80試合で29ゴール12アシストを記録していた。
左ウイングを主戦場とするアタッカーで、オランダ代表としても35試合で8ゴールを記録している。

ダニーロ・ペレイラは、エストリル、ベンフィカの下部組織で育ち、2010年7月にパルマでプロキャリアをスタート。アリス・テッサロニキ、ローダへのレンタル移籍を経験すると、2013年8月にマリティモに加入。2015年7月からポルトでプレーしていた。
2020年10月にPSGへと完全移籍するも、2021年6月からポルトにレンタルで復帰していた。

ポルトでは公式戦202試合で19ゴール8アシスト、PSGでは157試合で10ゴール3アシストを記録。ボランチやアンカーでプレーする中、ポルトガル代表でも74試合で2ゴールを記録している。

昨夏は元フランス代表FWカリム・ベンゼマやフランス代表MFエンゴロ・カンテなど大型補強を敢行したアル・イテハド。今夏もアストン・ビラのフランス代表FWムサ・ティアビ、ローマのアルジェリア代表MFフセム・アワールなど、積極的に補強を続けている。

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「次の代表監督を待たなければ」オランダ代表のクーマン監督、確執生まれ招集しなくなったFWに言及「まずは私に電話すべき」

オランダ代表のロナルド・クーマン監督が、FWステーフェン・ベルフワインのオランダ代表招集について言及した。 オランダは、UEFAネーションズリーグ2024-25準々決勝でスペイン代表と対戦。メンバー24名を招集していた。 強敵との戦いに臨む中、クーマン監督の下ではストライカー陣の招集が注目をされたが、ベルフワインの名前はなかった。 PSVでキャリアをスタートさせたベルフワインは、トッテナムやアヤックスでプレー。2024年9月にサウジ・プロ・リーグのアル・イテハドへと完全移籍していた。 サウジ・プロ・リーグでは21試合に出場し10ゴール6アシストを記録。所属チームで結果を残しているが、移籍して以降はオランダ代表に招集されていない。 クーマン監督は、ヨーロッパから離れたベルフワインに対して代表の扉を閉めることを決断。今回招集しなかったが「彼は次の代表監督を待たなければならない」とコメント。自身が監督である間は招集しないという意思を改めて示した。 そんな中で、ベルフワインの代理人から電話があったとのこと。「彼のエージェントが私に電話してきた」と明かし、招集について問われたとのこと。ただ、サウジアラビアに移籍した際のベルフワインの発言が原因であり、招集されたいのであれば、本人が電話をかけてくるべきだと語った。 「私はいつも彼と仲が良かった。でもあるキッカケで、何かを言った。そうしなければならなかったのだろうか…と思うこともできる」 「でも、彼も何かを言った。それは私が言った以上のことだ。だから、私には彼が写真に写るとは思えない。もし、彼が違うと思っているならば、まずは私に電話すべきだ。そうすれば、話し合うことができる」 ベルフワインはサウジアラビアへの移籍を快く思っていなかったが、ベルフワインは「まずはここに来て見てから話すべきだ」と批判。これが招集されない引き金になったと見られている。 2025.03.18 18:20 Tue
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ディアビのアル・イテハド移籍が目前に!年俸40億円で個人合意

アストン・ビラに所属するフランス代表FWムサ・ディアビ(25)のアル・イテハド移籍が目前に迫っているようだ。 昨夏、サウジ・プロ・リーグのアル・ナスルのオファーを拒否し、レバークーゼンからアストン・ビラへ完全移籍で加入したディアビ。昨シーズンは公式戦54試合10ゴール9アシストを記録するなど、2トップの一角や左右のウイングでほぼフル稼働。クラブのプレミアリーグ4位フィニッシュに貢献した。 移籍市場に精通するジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、アル・イテハドは年俸2300万ユーロ(約40億円)の契約でディアビと合意に至った模様。 また、クラブ間交渉では6000万ユーロを要求するアストン・ビラに対し、5500~6000万ユーロ(約94~103億円)の間で合意に近づいており、数日中にも交渉がまとまる可能性は高いという。 今夏にローラン・ブラン監督を新指揮官に迎えたアル・イテハドには、カリム・ベンゼマやエンゴロ・カンテらが在籍しており、ディアビはレ・ブルー同僚と共に新生アル・イテハドの中核を担うことになる。 2024.07.22 00:15 Mon
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「まだ26歳だろう…」オランダ代表指揮官がサウジ移籍のベルフワインに苦言、構想外明言「ワイナルドゥムとはワケが違う」

オランダ代表のロナルド・クーマン監督が、今夏サウジアラビアへ新天地を求めたステーフェン・ベルフワイン(26)の構想外を明言。オランダ『Voetbal International』が伝える。 ベルフワインは22年カタールW杯の欧州予選から本大会まで、オランダ代表のジョーカー要員として存在感。トッテナム時代の不遇は代表キャリアにさほど影響せず、22年夏のアヤックス移籍で本大会行きを確固たるものとした。 ただ、W杯以降は代表ウィークとケガが重なりがちで、ユーロ2024はかろうじて選出も6試合中4試合が出場なし。出場2試合はいずれも先発したが、どちらもハーフタイムで交代だ。 そんなユーロを終えると今月2日、アヤックスからアル・イテハドへ完全移籍。 これを受けて現地時間3日午前、オランダ代表のクーマン監督が取材対応でベルフワインに言及し、今後の招集はないと明言した。 「ハッキリ言って、ジョルジニオ・ワイナルドゥムとはワケが違う。彼はPSGで問題を抱え、選択肢が他にないから、その道(サウジ移籍)へ進んだ。ひとえにサッカーをするためだ」 「ベルフワインの場合、その道はスポーツへの野心より経済的な魅惑が優先された。彼とは連絡をとっていないし、彼は自らの選択について、私がどう捉えるか知っているはずだ」 「まだ26歳だろう…?」 「努力次第でまだバルセロナへ移籍することも可能性ゼロではないし、アヤックスに残ることが出来なかったとは言わせない。彼の選択を尊重しなければならないが…申し訳ない。私が26歳なら、その選択はない」 クーマン監督はまた、ケガでユーロを断念したMFマルテン・デ・ローン(33)、ユーロ前に代表復帰したワイナルドゥム(33)と面談し、両者を今後招集しない意向を直接伝えたと公表。 「絶対に招集しないとは断言しないが、彼らが理解を示してくれたので、互いに感謝を伝える明るい意見交換となった」 2026年W杯を見据えて世代交代を図るなか、ベルフワインには失望したようだ。 2024.09.03 22:25 Tue

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