【セリエA第35節プレビュー】首位浮上ナポリと2位陥落インテルは残留争う下位と対戦、ボローニャvsユーベのCL出場権争いも
2025.05.02 18:00 Fri
前節は3冠の可能性が潰えたインテルがローマに敗れた一方、ナポリがトリノに2-0の勝利とし、残り4試合で首位に立った。スクデット奪還に迫る中、ナポリ(勝ち点74)は残留を争う17位レッチェ(勝ち点27)と対戦する。
ナポリは前節トリノ戦、MFマクトミネイのドッピエッタで快勝。好調マクトミネイの3戦連発弾で3連勝とした中、全勝すればスクデット奪還となる。いよいよゴールが見えてきた中、残留に向けて死に物狂いで向かってくるレッチェとのアウェイ戦を制し、首位キープとなるか。
一方、コッパ・イタリア準決勝ミラン戦の敗戦が響いた様子のインテルはローマ相手にウノゼロ敗戦。公式戦3連敗となり、3冠の可能性から一転して無冠の危機に陥ってしまった。しかし水曜に行われたチャンピオンズリーグではバルセロナ相手に敵地で堂々の打ち合いを演じ、3-3のドローとした。大きく崩れかねない大一番で結果を出した中、スクデット連覇の可能性を残すべくやはり残留を争っている15位ヴェローナ(勝ち点32)とホームで対戦する。バルセロナ戦ではFWラウタロが負傷するアクシデントに見舞われた2位陥落のインテル(勝ち点71)は、翌火曜にバルセロナとのリターンマッチを控える中、ヴェローナを退けられるか。
そして今節は4位ユベントス(勝ち点62)と5位ボローニャ(勝ち点61)によるCL出場権争い直接対決が行われる。ユベントスは前節モンツァ戦、FWニコラス・ゴンサレスの豪快ミドル弾とFWコロ・ムアニの9試合ぶり弾で2-0の勝利。FWユルドゥズのヒジ打ちによる退場がありながら前半に挙げた2ゴールをしっかりと守り抜いた。そのユルドゥズが2試合の出場停止となった中、前節ウディネーゼに劣勢ドローで5位後退となったボローニャとのシックスポインターを制すことはできるか。
また、今節は6位ローマ(勝ち点60)と8位フィオレンティーナ(勝ち点59)によるCL出場権争い直接対決も開催される。前節インテルに会心のウノゼロ勝利としたローマ。第16節以降、負けのないチームはCL出場権獲得への機運が高まっている。ここからアタランタ、ミランと強敵との連戦が続くが、インテルを撃破した自信をぶつけ、CL出場権獲得の可能性を繋げられるか。
パルマに辛くも2点差を追いついた7位ラツィオ(勝ち点60)は19位エンポリ(勝ち点25)と対戦。残留を争う相手とのハードな連戦を制してローマ同様、CL出場権への望みを繋げられるか。
コッパ・イタリア決勝に照準を絞っている9位ミラン(勝ち点54)は13位ジェノア(勝ち点39)と対戦。ラツィオ戦では好守がありながらも2-2で引き分けたGK鈴木彩艶の16位パルマ(勝ち点32)は11位コモ(勝ち点42)と対戦する。
◆セリエA第35節
▽5/2(金)
《27:45》
トリノvsヴェネツィア
▽5/3(土)
《22:00》
カリアリvsウディネーゼ
パルマvsコモ
《25:00》
レッチェvsナポリ
《27:45》
インテルvsヴェローナ
▽5/4(日)
《19:30》
エンポリvsラツィオ
《22:00》
モンツァvsアタランタ
《25:00》
ローマvsフィオレンティーナ
《27:45》
ボローニャvsユベントス
▽5/5(月)
《27:45》
ジェノアvsミラン
ナポリは前節トリノ戦、MFマクトミネイのドッピエッタで快勝。好調マクトミネイの3戦連発弾で3連勝とした中、全勝すればスクデット奪還となる。いよいよゴールが見えてきた中、残留に向けて死に物狂いで向かってくるレッチェとのアウェイ戦を制し、首位キープとなるか。
一方、コッパ・イタリア準決勝ミラン戦の敗戦が響いた様子のインテルはローマ相手にウノゼロ敗戦。公式戦3連敗となり、3冠の可能性から一転して無冠の危機に陥ってしまった。しかし水曜に行われたチャンピオンズリーグではバルセロナ相手に敵地で堂々の打ち合いを演じ、3-3のドローとした。大きく崩れかねない大一番で結果を出した中、スクデット連覇の可能性を残すべくやはり残留を争っている15位ヴェローナ(勝ち点32)とホームで対戦する。バルセロナ戦ではFWラウタロが負傷するアクシデントに見舞われた2位陥落のインテル(勝ち点71)は、翌火曜にバルセロナとのリターンマッチを控える中、ヴェローナを退けられるか。
また、今節は6位ローマ(勝ち点60)と8位フィオレンティーナ(勝ち点59)によるCL出場権争い直接対決も開催される。前節インテルに会心のウノゼロ勝利としたローマ。第16節以降、負けのないチームはCL出場権獲得への機運が高まっている。ここからアタランタ、ミランと強敵との連戦が続くが、インテルを撃破した自信をぶつけ、CL出場権獲得の可能性を繋げられるか。
前節レッチェに引き分けた3位アタランタ(勝ち点65)は最下位モンツァ(勝ち点15)と対戦。後続がじりじりと差を詰めているだけに、降格が迫るモンツァには必勝としておきたいところ。
パルマに辛くも2点差を追いついた7位ラツィオ(勝ち点60)は19位エンポリ(勝ち点25)と対戦。残留を争う相手とのハードな連戦を制してローマ同様、CL出場権への望みを繋げられるか。
コッパ・イタリア決勝に照準を絞っている9位ミラン(勝ち点54)は13位ジェノア(勝ち点39)と対戦。ラツィオ戦では好守がありながらも2-2で引き分けたGK鈴木彩艶の16位パルマ(勝ち点32)は11位コモ(勝ち点42)と対戦する。
◆セリエA第35節
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モンツァvsアタランタ
《25:00》
ローマvsフィオレンティーナ
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ベルギー代表の現状について、同国の識者たちが議論した。ベルギー『RTBF』が伝える。 エデン・アザール氏やケビン・デ・ブライネなどのいわゆる“黄金世代”が突き抜けていたベルギー代表。彼らが脂の乗った状態で迎えた2018年W杯は、堂々たる3位入賞である。 そこから峠を下り、4年後の2022年W杯はグループステージ敗退。ユーロ2024のラウンド16止まりに、もう驚きはなかったと言える。 一方、現状を考えるうえで外せないのが「統制が取れなくなった残りの黄金世代」。 ドメニコ・テデスコ監督は昨春の就任後、ティボー・クルトワと衝突し、選手側から代表引退。デ・ブライネに散々戦術への不満をぶちまけられ、表立った軋轢なきロメル・ルカクからも「クラブに集中」と当面の招集を断られた。 これらについて、ベルギーのジャーナリストや元選手らがポッドキャスト番組で議論し、テデスコ監督招へいが全てを招いたと結論。 「(監督は)世界最高のGKとのコミュニケーションを管理できず、そこから、代表チームの主人公たちがエゴカードを発動し始めた。テデスコに最高レベルでの指導経験はない」 また、デ・ブライネとルカクに話が及ぶと、両者のモチベーションを疑問視。 「ロメルは冷め切っているね。ベルギー代表に対する炎がない。私たちは、彼やデ・ブライネを連れ戻すためにひざまずくべきか?」 「素晴らしい選手たちではある。しかし、2人はまだ、自分の国のユニフォームを着て、自らの経験を年下のプレーヤーたちに共有する気があるか? 自らより遥かに若くなったグループに? そんな気はないとみてもいいだろう」 「来年6〜9月まで2人を待つ考え方もあるが、彼らにはどのみち連盟と話し合ってもらわねば。若い選手たちと関係を築く気持ちがあるのかないのか、はっきりさせてほしい」 2024.10.22 22:00 Tue4
ペッレグリーニはローマ退団へ? ラニエリ監督「オファーがあれば、我々はそれを評価するつもり」
ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニ(28)に退団の可能性が浮上している。 ローマ生まれでローマの下部組織出身のペッレグリーニは、サッスオーロから完全移籍で帰還後は中盤の主力に定着。さらに、DFアレッサンドロ・フロレンツィ、FWエディン・ジェコの退団後にはジャッロロッシのカピターノを務めてきた。 しかし、近年は細かい負傷や一貫性のないパフォーマンスに加え、その内向的な性格は強烈なリーダーシップを有したフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシといったローマ人の偉大なカピターノを求めるロマニスタの不興を買うことが多く、指揮官交代やチームの不振時にたびたび強い反発を招いてきた。 今シーズンに関してはクラウディオ・ラニエリ監督の就任後に主力としての活躍が期待されたが、コンディションが上がってきた現状においても同じローマ人の指揮官はカピターノの起用に消極的な姿勢を示している。 そんななか、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はナポリのイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)の獲得レースに参戦中のローマは、アントニオ・コンテ監督が評価するペッレグリーニを交渉材料に、獲得レースを優位に進める考えがあると報じる。 29日に行われるセリエA第18節のミラン戦に向けた会見に出席したラニエリ監督は、その場でメルカートについて言及。 「フンメルス、ディバラ、パレデスは将来ローマに残り、重要な役割を果たすだろうと確信している」、「我々はアレクシス・サーレマーケルスを残したい」と現有戦力の重要性を強調した。 一方で、ペッレグリーニに関しては「ロレンツォ・ペレグリーニはローマを去るかもしれない。彼が我々と一緒にいてくれることを願っているし、彼はここに留まって幸せであるはずだ。ただ、オファーがあれば、我々はそれを評価するつもりだ」と適切なオファーが届いた場合、クラブとしてそれを評価する意思があることを認めた。 なお、2026年までの現行契約で年俸600万ユーロ(約9億8000万円)を受け取っているとされる同選手に対して、ローマは現時点で半額程度の条件の延長オファーを受け入れない場合、売却に踏み切る姿勢を示している模様。 また、ナポリ以外ではフィオレンティーナといった国内クラブが興味を示しており、今冬あるいは来夏に永遠の都を離れる可能性は高い。 2024.12.27 22:40 Fri5
