ルイス・アルベルト Luis Alberto

ポジション MF
国籍 スペイン
生年月日 1992年09月28日(31歳)
利き足
身長 182cm
体重 71kg
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「ラツィ王は別格」「良さが全部出てる」7カ月ぶりアシストの鎌田大地に称賛の声!鮮やかな崩しで勝利貢献、渾身のガッツポーズも「鬱憤溜まってたんだな」

ラツィオの日本代表MF鎌田大地が圧巻のアシストを記録した。 19日、セリエA第33節でラツィオはジェノアとアウェイで対戦。鎌田はリーグ戦4試合連続の先発出場を果たした。 去就が騒がしい鎌田。イゴール・トゥドール監督の下で出番を獲得し、良いプレーを見せていた中、ついにチームを救う活躍を見せた。 試合はジェノアにチャンスを作られながらも0-0で推移した中、67分に良い攻撃を見せる。 ボールを保持した鎌田は右サイドのフェリペ・アンデルソンへとパス。そのままボックス内に走り込み、スペースへのパスを要求すると、フェリペ・アンデルソンは相手の股を抜くスルーパスを送る。 絶妙な位置に出されたパスを鎌田がボックス内右で受けると、ラインギリギリまで相手を引きつけて滑らせると、マイナスのパス。これを走り込んだルイス・アルベルトが蹴り込みラツィオが先制。鎌田にとっては第4節のユベントス戦以来となる今シーズン2アシスト目となった。 圧巻のプレーにファンは「やっときた!」、「ナイスアシスト」、「こんなガッツポーズ久々」、「めちゃくちゃ調子良さそう」、「良さが全部出てる」、「鬱憤溜まってたんだな」、「今まで使われなかった理由が謎」、「存在感が増してる」、「ラツィ王は別格」と称賛のコメントが集まっている。 マウリツィオ・サッリ監督の下では冷遇されていたが、トゥドール監督の下で輝きを取り戻している鎌田。このまま調子を維持してシーズンを終えられるか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ついにらしさ全開!鎌田大地が7カ月ぶりの2アシスト目で勝利に貢献!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rogMDqvk7-g";var video_start = 84;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.20 10:45 Sat

決勝アシストの鎌田大地に指揮官が願いを込める 「将来のラツィオで決定的な存在に」

ラツィオがセリエA連勝を成し遂げた。 19日の第33節でジェノアのホームに乗り込んだラツィオ。ゴールレスで進み、拮抗した展開となるが、67分に元スペイン代表MFルイス・アルベルトのゴールで1-0と勝利した。 フル出場した日本代表MF鎌田大地は決勝点をアシスト。右サイドの元ブラジル代表FWフェリペ・アンデルソンからのリターンパスにボックス右で追いつき、深くからの折り返しでお膳立てした。 イタリア『スカイ』によると、イゴール・トゥドール監督は「前半は少し緊張気味だったが、次第に自分たちを解放していった。ここでの勝利は火曜日の良い刺激になる」と話す。 そこから話は選手たちの去就に。移籍意向を示すルイス・アルベルトを巡り、「誰もが自分で選択できる」と述べると、同じく今季限りでの退団が取り沙汰される鎌田にも言及した。 「彼が将来のラツィオで決定的な存在になってほしい。非凡な選手だし、これまでの試合でも間違いがない。仕事人で、プロフェッショナルでもあり、いくつかの役割をこなせる」 <span class="paragraph-title">【動画】ラツィオ鎌田大地が決勝アシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>鎌田大地が決勝ゴールをアシスト!<br>\<br><br>ボックス内に侵入し折り返し<br>最後はルイス・アルベルトが流し込んだ<br><br>セリエA第33節<br>ジェノア×ラツィオ<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信 <a href="https://t.co/8NGvGDgkwY">pic.twitter.com/8NGvGDgkwY</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1781468717559202130?ref_src=twsrc%5Etfw">April 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.20 08:55 Sat

鎌田が決勝点アシスト、ラツィオがジェノアにウノゼロ勝利【セリエA】

ラツィオは19日、セリエA第33節でジェノアとのアウェイ戦に臨み、1-0で辛勝した。ラツィオのMF鎌田大地はフル出場している。 前節サレルニターナ戦を4-1と快勝した7位ラツィオ(勝ち点49)は、鎌田が[3-4-2-1]のボランチで引き続きスタメンとなった。 12位ジェノア(勝ち点39)に対し、タティ・カステジャノス、フェリペ・アンデルソン、ルイス・アルベルトの1トップ2シャドーで臨んだラツィオは5分、カレブ・エクバンにボックス内から際どいシュートを打たれると、13分にもマテオ・レテギにボックス内から際どいシュートを打たれた。 いずれも枠外で助かったラツィオがポゼッションする流れで推移するも、なかなかシュートに繋げることができない。 結局、前半に好機は作れずゴールレスでハーフタイムに入った。 迎えた後半も押し込むラツィオは61分にフェリペ・アンデルソンがボックス内から際どいシュートを打つと、67分に先制した。 鎌田がフェリペ・アンデルソンのスルーパスをボックス右ポケットで引き出すと、折り返したクロスをL・アルベルトがゴールに流し込んだ。 終盤にかけてはラツィオが試合をコントロール。追加点に迫るような好機こそ作れなかったものの、ジェノアにも付け入る隙を見せずにシャットアウト勝利。ウノゼロで終え、連勝とした。 <span class="paragraph-title">【動画】鎌田大地が見事なフリーランからアシストを記録!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="rogMDqvk7-g";var video_start = 84;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.20 03:25 Sat

鎌田大地はやはり退団の意志が固い? 3試合連続先発で序列に変化も延長OPは行使せずか…新天地にはドイツ2クラブも浮上

クラブ内での序列に変化が出始めている日本代表MF鎌田大地(27)だが、やはり今シーズン限りでラツィオを退団する見込みだという。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。 フランクフルトを退団し今シーズンからラツィオに加入した鎌田。セリエA初挑戦となった今シーズンは、開幕からスタメン起用され、第3節で初ゴールを記録するなど、順調なスタートを切ったかに思われた。 しかし、徐々に出番が減り、ベンチスタートが増えた中、マウリツィオ・サッリ監督の下ではチャンスに恵まれない状況に。1月には移籍の話もあったが残留するなどした中、そのサッリ監督が成績不振でチームを離れ、イゴール・トゥドール監督が就任した。 すると、トゥドール監督は鎌田を評価。リーグ戦では3試合連続で先発起用され、80分、90分、90分と多くの時間を与えられている。 加えて、10番を背負うMFルイス・アルベルトが退団の意志を示し、ライバルが1人減る展開に。それでも、鎌田は1年契約を全うしてラツィオを離れると見られている。 鎌田とラツィオの契約は1年だが、延長オプションも付帯しているとのこと。ただ、このオプションを発動する権利はクラブ側ではなく、鎌田側が持っているとのことで、現時点で行使する意思がないようだ。 なお、鎌田の新天地にはドイツの2クラブが浮上。昨シーズンまでプレーしたフランクフルト、そして予てから獲得に関心を持っており、日本代表DF板倉滉、U-23日本代表FW福田師王が所属するボルシアMGの名前が挙がっている。 2024.04.15 12:45 Mon

快勝後に衝撃! ラツィオ10番が今夏退団を表明…「クラブにはもう解消を申し出た」

ラツィオの10番がまさかの退団表明だ。イタリア『スカイ』が報じた。 2016年夏にリバプールから出番を求め、ラツィオにたどり着いた元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)。通算302試合(51得点76アシスト)の出場数を誇るとともに、コッパ・イタリア優勝にも貢献し、今やクラブの顔と化す。 今季もここまで公式戦39試合で4得点8アシストをマーク。12日に行われたセリエA第32節のサレルニターナ戦では8アシスト目で4-1の快勝に貢献したが、その試合後の『DAZN』によるインタビューで契約解消の申し出を明らかにした。 「来季のプロジェクトには参加しない。クラブにはもう解消を申し出た。正直なところ、この2、3週間の出来事で大変だった。これ以上はラツィオから1ユーロも受け取りたくない。多くのものを与えてくれたクラブから身を引き、この給与をほかの選手に託すのが正しい」 ラツィオとは昨年10月に2027年夏までの新契約を結んだばかり。ちなみに、試合後のインスタグラムではサポーターに感謝の言葉を綴り、最後の試合まで全力を尽くす旨を誓っている。 2024.04.13 08:55 Sat

鎌田ラツィオの“サッリvsロティート”再び…今回は会長も言い返して緊張高まる「言い訳をやめて責任を負え」

ラツィオで「マウリツィオ・サッリ監督vsクラウディオ・ロティート会長」の対立軸が再び浮かび上がってきた。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ラツィオは26日、セリエA第26節でフィオレンティーナに逆転負け。先制点のMFルイス・アルベルトが「1-0リードのハーフタイムの時点でさえ、勝利に値しなかった」と振り返ったほど、攻守にバランスを欠いた黒星だった。 そんなラツィオで2022年夏以降、たびたび繰り返されてきたのが、100%満足いく補強を求めるサッリ会長が、財布のヒモが堅いロティート会長への不満を報道陣の前でぶちまける、というもの。 序盤戦から苦しい戦いが続いてフィオレンティーナにも敗れた直後、「鎌田大地などをなかなか起用しないですが...」と問われ、サッリ監督が再び遠回しにロティート会長を攻撃。自らの責任を回避した。 「私が移籍市場をコントロールしているわけじゃない」 ここまではいつも通り。今回は、ロティート会長も地元紙を通じて、サッリ監督を名指しで言い返したのだ。 「チームは強力で競争力があり続けなくてはならない。サッリは常に言い訳を探すのではなく、チームと共に責任を引き受けるべきだ。移籍市場とフィレンツェの敗戦はなんら関係がない。シーズンが終われば、最終的に評価を下す」 契約を2025年6月、24-25シーズンまで残すサッリ監督だが、果たして。 2024.02.28 21:30 Wed

「バイエルンのことを考えたら頭が…」国内で苦悩続くラツィオ、L・アルベルトも苦心「一歩前進して二歩後退の繰り返し」

ラツィオの元スペイン代表MFルイス・アルベルトが苦しい胸中を明かしている。 昨季のセリエAで2位となり、今季のチャンピオンズリーグ(CL)に出場するラツィオ。そのCLで見事にラウンド16進出を掴み、バイエルン相手に1stレグで勝利した一方、今季はセリエAでここまで8位と苦しい戦いが続く。 L・アルベルトはチーロ・インモービレと並ぶ古参組にして、紛うことなきチームのリーダー格。前半に自身の一撃で先制しながらも後半2発で逆転負けを喫した26日のフィオレンティーナ戦後、イタリア『スカイ』で不甲斐ない戦績を嘆いている。 「なんと言っていいかわからない…ハーフタイムの時点でリードするに値しないゲームだった。幸運の女神は当初、ラツィオに微笑んでいたと思う。けど、2-0にするチャンスを手放し、その後すぐに失点してしまった」 ラツィオはこの敗戦で8位転落。CL圏はおろか、欧州カップ戦に一切手が届かない位置まで落ちている。 「あまりに多くのゲームで負けている。欧州の大会に出ているチームがこの順位なんて、このうえなく厳しい事実だ。口を開くのはほどほどに、しっかりトレーニングしないといけない…まだ諦めるわけにはいかないんだ」 3月1日の次節はホームでミラン、さらにミッドウィークの5日は敵地でCLバイエルンと、ビッグマッチ2連戦が控えるラツィオ。 「今ここでバイエルンのことを考えると、本当に頭がおかしくなってしまう。自信を持ってバイエルン戦へ向かうには、ミランに勝つしかない…今季は奇妙すぎる。一歩前進するたびに、二歩後退している感じがする…」 バイエルンとの1stレグは本拠地オリンピコで1-0と辛くも勝利。敵地ミュンヘンに乗り込む2ndレグはスタジアム全体から圧力にさらされることとなるが、果たして。 2024.02.27 14:05 Tue

フェイエノールトとの再戦で鎌田大地は? サッリ「彼は常に私の選択肢」

ラツィオは7日、チャンピオンズリーグ(CL)でフェイエノールトと再戦する。 グループEの3試合を戦って1勝1分け1敗の3位で折り返すラツィオ。前節は必勝を期してフェイエノールトのホームに乗り込んだが、3点を追いかける展開を強いられ、1-3と完敗した。 今度はホームに迎え撃ってのやり返しを目指すマウリツィオ・サッリ監督だが、直近のセリエAでも敗れ、なかなか波に乗れず。流れを変えるという意味で、日本代表MF鎌田大地の先発起用も注目される。 イタリア『スカイ』によると、同じ相手に敗れるわけにいかないサッリ監督は10月上旬のセルティック戦から先発から外れる鎌田を巡った質問にこう返したという。 「(鎌田が役に立つ?) 彼は常に私の選択肢だ。彼を頻繁に起用できていなかったのを悔いている。だが、誰を使うかまだわからない。今日のトレーニングでわかるだろう」 また、「ルイス・アルベルトが元気なら、使うだろう。カマダのことも好きだが、カマダに関しては戦術的なバランスの問題なんだ」とも言及したようだ。 「順位を左右する重要な試合だが、前の3試合だってそう。突破をするにはポジティブな結果が求められ、勝ち点3を掴むために最善の準備をしている」と話すサッリ監督。この勝敗やいかに。 2023.11.07 18:45 Tue

ラツィオがインモービレのラストプレーPK弾でリーグ3連勝! 途中出場の鎌田大地は絶妙ラストパスなど見せ場【セリエA】

セリエA第10節のラツィオvsフィオレンティーナが30日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのラツィオが1-0で勝利した。なお、ラツィオのMF鎌田大地は67分からプレーした。 リーグ戦2連勝で9位まで順位を上げてきたラツィオ。しかし、直近のチャンピオンズリーグ(CL)では敵地でフェイエノールトに1-3の完敗となり、公式戦連勝が「3」でストップ。その敗戦からのバウンスバックを期すサッリのチームは、今シーズンここまでリーグ5位と好調を継続する難敵フィオレンティーナをホームで迎え撃った。 フェイエノールト戦からは先発4人を変更。ヒサイとカザーレ、ベシーノ、インモービレに代えてラッツァーリとパトリック、ゲンドゥージとカステジャノスが起用された。鎌田は引き続きベンチスタートとなった。 前から圧力をかけ合うアグレッシブなスタートを見せた名門対決。キックオフから数分は中盤でのバトルが目立ったが、10分過ぎに互いに決定機を作り合う。 まずは12分、ボックス右に抜け出したカステジャノスからのグラウンダーの折り返しにニアで反応したルイス・アルベルトがすかさず右足で合わせるが、これは惜しくもサイドネットを叩く。 この直後の13分にはボナヴェントゥーラからのフィードに反応したベルトランがDF2枚を振り切り、ボックス内ではGKプロベデルをかわしてシュートを流し込む。だが、これはオンフィールド・レビューの結果、トラップ際のハンドを取られてゴール取り消しに。続く17分にはセットプレーの二次攻撃からダンカンの左クロスに反応したベルトランがダイビングヘッドで合わせるが、今度は右ポストに阻まれた。 ここから試合はさらに激しさを増すかに思われたが、以降はバトルの主戦場が再び中盤に。互いに球際で激しさを見せるが、序盤のように攻撃では違いを生み出せず、相手の集中した守備に手を焼く。 それでも、ボール保持と切り替えの質でわずかながら勝るフィオレンティーナがより優勢に試合を進めると、37分にはボックス手前で仕掛けたイコネがミドルシュートを匂わせての意表を突くスルーパスからニコラス・ゴンサレスに決定機が訪れるが、ゴール左で放ったシュートはGKプロベデルにうまく間合いを潰されて決め切るには至らず。 ゴールレスで折り返した後半は、ホームのラツィオが押し返す。まずは54分、左サイドのザッカーニが絶妙なダイアゴナルランでボックス中央に抜け出すと、DFを引き付けてフリーのカステジャノスにヒールパス。だが、アルゼンチン人FWのシュートは枠の左に外れる。オフサイド判定もVARが介入すればオンサイドの可能性もあっただけに痛いシュートミスに。 さらに、58分には左サイド深くで仕掛けたルイス・アルベルトの折り返しがディフレクトしてゴール前のフェリペ・アンデルソンの足元にこぼれると、DFミレンコビッチを背負ったブラジル人FWは鋭い反転から右足を振り抜くが、これはGKテラッチアーノのビッグセーブに遭う。 徐々にゲームに動きが出始めたなか、60分を過ぎて両ベンチの動きが活性化。ラツィオはロベッラに代えてカタルディを投入し、67分にはルイス・アルベルト、ゲンドゥージを下げてベシーノ、鎌田を同時投入。対するフィオレンティーナはエヌゾラやバラクと、よりフィジカルなプレーヤーを投入した。 すると、70分には鎌田にいきなりの見せ場。ハーフウェイライン付近でボールを奪った鎌田はザッカーニの短い落としを受け直して右サイドのスペースでフリーのフェリペ・アンデルソンへ左足の正確なラストパスを通す。このままボックス内まで運んだフェリペ・アンデルソンだが、続けて放ったシュートはDFブロックと枠外に外れ、日本代表MFのお膳立てを活かせなかった。 ホームで何とか勝ち切りたいラツィオは、77分にザッカーニとカステジャノスを下げて切り札のインモービレとペドロを同時投入。攻勢を強めていくなかでベシーノが鋭いミドルシュートを放つが、これは枠の左に外れる。 その後、0-0のまま突入した後半最終盤の攻防ではフィオレンティーナがよりゴールに迫ったが、ラツィオが最後の最後にゴールをこじ開けた。94分、左サイド深くでペドロが上げたクロスをボックス中央のベシーノがヘディング。これがDFミレンコビッチのハンドを誘い、土壇場でPKを獲得。これをキッカーのインモービレが冷静に左下隅へ決め、ラストプレーとなった95分の決勝点となった。 そして、この直後にタイムアップを迎え、好調ヴィオラとの接戦を劇的に制したラツィオがリーグ3連勝で7位に浮上した。 2023.10.31 07:02 Tue

ラツィオがインモービレのラストプレーPK弾でリーグ3連勝! 途中出場の鎌田大地は絶妙ラストパスなど見せ場【セリエA】

セリエA第10節のラツィオvsフィオレンティーナが30日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのラツィオが1-0で勝利した。なお、ラツィオのMF鎌田大地は67分からプレーした。 リーグ戦2連勝で9位まで順位を上げてきたラツィオ。しかし、直近のチャンピオンズリーグ(CL)では敵地でフェイエノールトに1-3の完敗となり、公式戦連勝が「3」でストップ。その敗戦からのバウンスバックを期すサッリのチームは、今シーズンここまでリーグ5位と好調を継続する難敵フィオレンティーナをホームで迎え撃った。 フェイエノールト戦からは先発4人を変更。ヒサイとカザーレ、ベシーノ、インモービレに代えてラッツァーリとパトリック、ゲンドゥージとカステジャノスが起用された。鎌田は引き続きベンチスタートとなった。 前から圧力をかけ合うアグレッシブなスタートを見せた名門対決。キックオフから数分は中盤でのバトルが目立ったが、10分過ぎに互いに決定機を作り合う。 まずは12分、ボックス右に抜け出したカステジャノスからのグラウンダーの折り返しにニアで反応したルイス・アルベルトがすかさず右足で合わせるが、これは惜しくもサイドネットを叩く。 この直後の13分にはボナヴェントゥーラからのフィードに反応したベルトランがDF2枚を振り切り、ボックス内ではGKプロベデルをかわしてシュートを流し込む。だが、これはオンフィールド・レビューの結果、トラップ際のハンドを取られてゴール取り消しに。続く17分にはセットプレーの二次攻撃からダンカンの左クロスに反応したベルトランがダイビングヘッドで合わせるが、今度は右ポストに阻まれた。 ここから試合はさらに激しさを増すかに思われたが、以降はバトルの主戦場が再び中盤に。互いに球際で激しさを見せるが、序盤のように攻撃では違いを生み出せず、相手の集中した守備に手を焼く。 それでも、ボール保持と切り替えの質でわずかながら勝るフィオレンティーナがより優勢に試合を進めると、37分にはボックス手前で仕掛けたイコネがミドルシュートを匂わせての意表を突くスルーパスからニコラス・ゴンサレスに決定機が訪れるが、ゴール左で放ったシュートはGKプロベデルにうまく間合いを潰されて決め切るには至らず。 ゴールレスで折り返した後半は、ホームのラツィオが押し返す。まずは54分、左サイドのザッカーニが絶妙なダイアゴナルランでボックス中央に抜け出すと、DFを引き付けてフリーのカステジャノスにヒールパス。だが、アルゼンチン人FWのシュートは枠の左に外れる。オフサイド判定もVARが介入すればオンサイドの可能性もあっただけに痛いシュートミスに。 さらに、58分には左サイド深くで仕掛けたルイス・アルベルトの折り返しがディフレクトしてゴール前のフェリペ・アンデルソンの足元にこぼれると、DFミレンコビッチを背負ったブラジル人FWは鋭い反転から右足を振り抜くが、これはGKテラッチアーノのビッグセーブに遭う。 徐々にゲームに動きが出始めたなか、60分を過ぎて両ベンチの動きが活性化。ラツィオはロベッラに代えてカタルディを投入し、67分にはルイス・アルベルト、ゲンドゥージを下げてベシーノ、鎌田を同時投入。対するフィオレンティーナはエヌゾラやバラクと、よりフィジカルなプレーヤーを投入した。 すると、70分には鎌田にいきなりの見せ場。ハーフウェイライン付近でボールを奪った鎌田はザッカーニの短い落としを受け直して右サイドのスペースでフリーのフェリペ・アンデルソンへ左足の正確なラストパスを通す。このままボックス内まで運んだフェリペ・アンデルソンだが、続けて放ったシュートはDFブロックと枠外に外れ、日本代表MFのお膳立てを活かせなかった。 ホームで何とか勝ち切りたいラツィオは、77分にザッカーニとカステジャノスを下げて切り札のインモービレとペドロを同時投入。攻勢を強めていくなかでベシーノが鋭いミドルシュートを放つが、これは枠の左に外れる。 その後、0-0のまま突入した後半最終盤の攻防ではフィオレンティーナがよりゴールに迫ったが、ラツィオが最後の最後にゴールをこじ開けた。94分、左サイド深くでペドロが上げたクロスをボックス中央のベシーノがヘディング。これがDFミレンコビッチのハンドを誘い、土壇場でPKを獲得。これをキッカーのインモービレが冷静に左下隅へ決め、ラストプレーとなった95分の決勝点となった。 そして、この直後にタイムアップを迎え、好調ヴィオラとの接戦を劇的に制したラツィオがリーグ3連勝で7位に浮上した。 2023.10.31 07:02 Tue
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