【セリエA・シーズンプレビュー】本命は連覇を狙うインテル、対抗にコンテ就任ナポリ
2024.08.16 18:00 Fri
2024-25シーズンのセリエAが17日に開幕する。昨季はインテルがシーズンを通して盤石な戦いを見せて3季ぶりにスクデット奪還とした。迎える新シーズン、連覇を狙うインテルの充実が際立つ中、コンテ監督就任のナポリ、モッタ監督就任のユベントス、デ・ロッシ監督続投のローマ辺りがインテルの連覇を阻めるかに注目だ。
昨季はセンターラインの主力が流出したものの、主将FWラウタロが得点王を獲得するなどチームを牽引。新戦力のGKゾマー、FWテュラムが早々にチームにフィットして戦力ダウンを感じさせないままシーズンを戦いきってしまった。新シーズンに向けて主力の流出はなく、FWタレミ、MFジエリンスキと実力者をピンポイント補強。選手層の厚みを更に増し、自身初のスクデット戴冠を果たしたS・インザーギ監督にとっては昨季以上にチームマネジメントがやり易くなった陣容になったと言えそうだ。【IN】
GKジョゼップ・マルティネス←ジェノア
MFピオトル・ジエリンスキ←ナポリ
FWメフディ・タレミ←ポルト
【OUT】
MFフアン・クアドラード→未定
MFステファノ・センシ→モンツァ
MFデイヴィ・クラーセン→未定
FWアレクシス・サンチェス→ウディネーゼ
◆コンテ就任でスクデット奪還へ~ナポリ~
連覇を狙った昨季はスパレッティ監督の退任が想像以上に響き、不安定なシーズンを送ってしまったナポリ。10位と不甲斐ない成績に終わった中、デ・ラウレンティス会長は名将コンテ監督を招へいした。主力ではジエリンスキが去り、FWオシムヘンの去就が不透明だが、一昨季のスクデット獲得の立役者であるFWクワラツヘリアやMFロボツカ、DFディ・ロレンツォらは健在。仮にオシムヘン流出の場合にはコンテ監督の愛弟子であるFWルカク獲得の可能性が高く、得点力に不安はない。またリーグ戦一本であることからインテルの対抗になり得る存在として期待できるが、不安があるとすれば癖の強いオーナーと劇薬コンテ監督の衝突が起こらないかという点。度々、補強面でフロントと衝突してきているコンテ監督が会長と揉めることがなければ、スクデット奪還も十分可能と見る。
DFレオナルド・スピナッツォーラ←ローマ
DFラファ・マリン←レアル・マドリー
DFアレッサンドロ・ボンジョルノ←トリノ
【OUT】
DFナタン→ベティス
DFレオ・エスティゴーア→レンヌ
MFイェスパー・リンドストローム→エバートン
MFディエゴ・デンメ→ヘルタ・ベルリン
MFピオトル・ジエリンスキ→インテル
◆モッタ就任で方針転換~ユベントス~
昨季はリーグ戦一本だったことを生かして前半戦はインテルと首位戦線を争ったユベントス。しかし後半戦は完全に息切れし、3位で何とかチャンピオンズリーグ(CL)出場権を勝ち取ったに過ぎない結果となった。クラブは第2次アッレグリ政権に見切りを付け、ボローニャをCL出場に導く卓越した手腕を発揮したモッタ監督を招へい。アッレグリ監督の結果至上主義スタイルから一転、ピルロ監督が目指したボールを繋ぐロマン寄りのスタイルに再び方針を転換することになりそうだが、これまでのユベントスのクラブカラーを一新するようなチームにモッタ監督が変貌させることができるか。MFラビオ、GKシュチェスニー、DFアレックス・サンドロと近年のユベントスを支えた面々が去った中、思い切った改革が奏功すればインテルのライバルに踊り出る可能性も十分だ。
【IN】
GKミケーレ・ディ・グレゴリオ←モンツァ
DFフアン・カバル←ヴェローナ
MFケフラン・テュラム←ニース
MFドウグラス・ルイス←アストン・ビラ
【OUT】
GKヴォイチェフ・シュチェスニー→未定
DFアレックス・サンドロ→未定
DFディーン・ハイセン→ボーンマス
MFアドリアン・ラビオ→未定
MFエンソ・バレネチェア→アストン・ビラ
FWイリング・ジュニオ→アストン・ビラ
FWマティアス・スーレ→ローマ
FWモイズ・ケアン→フィオレンティーナ
◆デ・ロッシ体制2季目、リーガ得点王確保でスクデット圏内~ローマ~
昨季モウリーニョ監督の後を受けて就任したクラブのレジェンド、デ・ロッシ監督が2季目を迎えるローマ。CL出場には届かなかったものの、6位フィニッシュ、ヨーロッパリーグでベスト4と、就任時の状況を考えれば十分な結果を残した。そのローマはルカクがチェルシーにレンタルバックとなった中、ラ・リーガで24ゴールをマークして得点王に輝いたFWドフビクをジローナから獲得。フィニッシュワークに優れる大型ストライカーを確保し、セカンドストライカーのFWディバラと好相性の予感を感じさせる。確かな手腕を発揮したデ・ロッシ監督の下、期待大のストライカーを確保したローマが2000-01シーズン以来となるスクデットを視野に入れる。
【IN】
GKマシュー・ライアン←AZ
MFエンゾ・ル・フェ←レンヌ
FWアルテム・ドフビク←ジローナ
FWマティアス・スーレ←ユベントス
【OUT】
GKルイ・パトリシオ→未定
DFレオナルド・スピナッツォーラ→ナポリ
MFフセム・アワール→アル・イテハド
FWアンドレア・ベロッティ→コモ
FWロメル・ルカク→チェルシー
◆ピオリとの決別の決断はいかに~ミラン~
昨季は最終的に2位となったものの、インテルとは勝ち点19差、そして史上初めて目の前で優勝される屈辱を味わったミラン。クラブはピオリ監督と袖を分かち、リールでまずまずの戦績を残していたフォンセカ監督を招へいした。ローマでは結果を残せなかったポルトガル人指揮官が、ミランでリベンジを果たせるかに注目だが、指揮官交代が吉と出るか。補強ではユーロ優勝のスペインから主将FWモラタを獲得。精神的に成長したストライカーが5季ぶりのセリエAでチームを去ったFWジルーの穴を埋める以上の活躍を見せられるかに注目だ。
【IN】
DFエメルソン・ロイヤル←トッテナム
MFストラヒニャ・パブロビッチ←ザルツブルク
FWアルバロ・モラタ←アトレティコ・マドリー
【OUT】
DFマッティア・カルダーラ→モデナ
DFジャン=カルロ・シミッチ→アンデルレヒト
MFラデ・クルニッチ→フェネルバフチェ
FWオリヴィエ・ジルー→ロサンゼルスFC
◆EL王者がイタリア代表アタッカー2枚獲り~アタランタ~
昨季はクラブ初タイトルとなるヨーロッパリーグ優勝を成し遂げたアタランタ。9季目を迎えるガスペリーニ監督の手腕に疑いの余地はなく、新シーズンも上位争いに絡むことは必須だ。EL王者としてCLに臨むチームはFWザニオーロとFWレテギの両イタリア代表アタッカーを獲得。FWスカマッカの負傷による長期離脱は痛いが、FWデ・ケテラエルを覚醒させた指揮官が、ザニオーロとレテギをいかに絡めてどういったアタッキングメロディーを奏でさせるのかに注目だ。
【IN】
DFベン・ゴッドフリー←エバートン
MFイブラヒム・スレマナ←カリアリ
FWニコロ・ザニオーロ←ガラタサライ
FWマテオ・レテギ←ジェノア
【OUT】
DFハンス・ハテブール→レンヌ
DFカレブ・オコリ→レスター・シティ
MFアレクセイ・ミランチュク→アトランタ・ユナイテッド
◆指揮官&攻守の要引き抜かれる~ボローニャ~
60年ぶりに欧州最高峰の舞台に戻ってきた古豪ボローニャ。その立役者であるモッタ監督をユベントスに、FWザークツィーをマンチェスター・ユナイテッドに、DFカラフィオーリをアーセナルにそれぞれ引き抜かれ、大幅な戦力ダウンは否めない。フィオレンティーナで安定した結果を出していたイタリアーノ監督の手腕とフロントの力量が試されるシーズンとなりそうだ。
【IN】
DFマルティン・エルリッチ←サッスオーロ
FWタイス・ダリンガ←トゥールーズ
FWニコロ・カンビアギ←アタランタ
【OUT】
FWジョシュア・ザークツィー→マンチェスター・ユナイテッド
DFリッカルド・カラフィオーリ→アーセナル
◆主力流出で弱体化~ラツィオ~
昨季はCLを戦ったラツィオだが、クラブのレジェンドであるFWインモービレが去った他、近年のラツィオを支えていたMFルイス・アルベルト、MFフェリペ・アンデルソンが去り、大幅な戦力ダウンを強いられている。トゥドール監督の退任を受けて移籍を早々に決めたMF鎌田としては正しい決断だったと言えそうだ。
【IN】
MFガエターノ・カストロヴィッリ←フィオレンティーナ
FWルム・チャウナ←サレルニターナ
FWティジャニ・ノスリン←ヴェローナ
【OUT】
MFフェリペ・アンデルソン→パウメイラス
MFルイス・アルベルト→アル・ドゥハイル
MF鎌田大地→クリスタル・パレス
FWチーロ・インモービレ→ベシクタシュ
◆セリエA復帰の名門に鈴木彩艶加入~パルマ~
そして4季ぶりにセリエA復帰を果たしたパルマにGK鈴木彩艶が加入した。シント=トロイデンで昨季、正GKを務め上げた将来の日本代表守護神候補は、プレシーズンではまずまずアピールに成功。正GKでの起用が報じられる中、レジェンドGKブッフォンが在籍したかつての名門パルマでキャリアアップとなるか。
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◆ピンポイント補強で選手層の厚み増す~インテル~Getty Images
昨季はセンターラインの主力が流出したものの、主将FWラウタロが得点王を獲得するなどチームを牽引。新戦力のGKゾマー、FWテュラムが早々にチームにフィットして戦力ダウンを感じさせないままシーズンを戦いきってしまった。新シーズンに向けて主力の流出はなく、FWタレミ、MFジエリンスキと実力者をピンポイント補強。選手層の厚みを更に増し、自身初のスクデット戴冠を果たしたS・インザーギ監督にとっては昨季以上にチームマネジメントがやり易くなった陣容になったと言えそうだ。【IN】
GKジョゼップ・マルティネス←ジェノア
MFピオトル・ジエリンスキ←ナポリ
FWメフディ・タレミ←ポルト
MFフアン・クアドラード→未定
MFステファノ・センシ→モンツァ
MFデイヴィ・クラーセン→未定
FWアレクシス・サンチェス→ウディネーゼ
◆コンテ就任でスクデット奪還へ~ナポリ~
Getty Images
連覇を狙った昨季はスパレッティ監督の退任が想像以上に響き、不安定なシーズンを送ってしまったナポリ。10位と不甲斐ない成績に終わった中、デ・ラウレンティス会長は名将コンテ監督を招へいした。主力ではジエリンスキが去り、FWオシムヘンの去就が不透明だが、一昨季のスクデット獲得の立役者であるFWクワラツヘリアやMFロボツカ、DFディ・ロレンツォらは健在。仮にオシムヘン流出の場合にはコンテ監督の愛弟子であるFWルカク獲得の可能性が高く、得点力に不安はない。またリーグ戦一本であることからインテルの対抗になり得る存在として期待できるが、不安があるとすれば癖の強いオーナーと劇薬コンテ監督の衝突が起こらないかという点。度々、補強面でフロントと衝突してきているコンテ監督が会長と揉めることがなければ、スクデット奪還も十分可能と見る。
【IN】
DFレオナルド・スピナッツォーラ←ローマ
DFラファ・マリン←レアル・マドリー
DFアレッサンドロ・ボンジョルノ←トリノ
【OUT】
DFナタン→ベティス
DFレオ・エスティゴーア→レンヌ
MFイェスパー・リンドストローム→エバートン
MFディエゴ・デンメ→ヘルタ・ベルリン
MFピオトル・ジエリンスキ→インテル
◆モッタ就任で方針転換~ユベントス~
Getty Images
昨季はリーグ戦一本だったことを生かして前半戦はインテルと首位戦線を争ったユベントス。しかし後半戦は完全に息切れし、3位で何とかチャンピオンズリーグ(CL)出場権を勝ち取ったに過ぎない結果となった。クラブは第2次アッレグリ政権に見切りを付け、ボローニャをCL出場に導く卓越した手腕を発揮したモッタ監督を招へい。アッレグリ監督の結果至上主義スタイルから一転、ピルロ監督が目指したボールを繋ぐロマン寄りのスタイルに再び方針を転換することになりそうだが、これまでのユベントスのクラブカラーを一新するようなチームにモッタ監督が変貌させることができるか。MFラビオ、GKシュチェスニー、DFアレックス・サンドロと近年のユベントスを支えた面々が去った中、思い切った改革が奏功すればインテルのライバルに踊り出る可能性も十分だ。
【IN】
GKミケーレ・ディ・グレゴリオ←モンツァ
DFフアン・カバル←ヴェローナ
MFケフラン・テュラム←ニース
MFドウグラス・ルイス←アストン・ビラ
【OUT】
GKヴォイチェフ・シュチェスニー→未定
DFアレックス・サンドロ→未定
DFディーン・ハイセン→ボーンマス
MFアドリアン・ラビオ→未定
MFエンソ・バレネチェア→アストン・ビラ
FWイリング・ジュニオ→アストン・ビラ
FWマティアス・スーレ→ローマ
FWモイズ・ケアン→フィオレンティーナ
◆デ・ロッシ体制2季目、リーガ得点王確保でスクデット圏内~ローマ~
Getty Images
昨季モウリーニョ監督の後を受けて就任したクラブのレジェンド、デ・ロッシ監督が2季目を迎えるローマ。CL出場には届かなかったものの、6位フィニッシュ、ヨーロッパリーグでベスト4と、就任時の状況を考えれば十分な結果を残した。そのローマはルカクがチェルシーにレンタルバックとなった中、ラ・リーガで24ゴールをマークして得点王に輝いたFWドフビクをジローナから獲得。フィニッシュワークに優れる大型ストライカーを確保し、セカンドストライカーのFWディバラと好相性の予感を感じさせる。確かな手腕を発揮したデ・ロッシ監督の下、期待大のストライカーを確保したローマが2000-01シーズン以来となるスクデットを視野に入れる。
【IN】
GKマシュー・ライアン←AZ
MFエンゾ・ル・フェ←レンヌ
FWアルテム・ドフビク←ジローナ
FWマティアス・スーレ←ユベントス
【OUT】
GKルイ・パトリシオ→未定
DFレオナルド・スピナッツォーラ→ナポリ
MFフセム・アワール→アル・イテハド
FWアンドレア・ベロッティ→コモ
FWロメル・ルカク→チェルシー
◆ピオリとの決別の決断はいかに~ミラン~
Getty Images
昨季は最終的に2位となったものの、インテルとは勝ち点19差、そして史上初めて目の前で優勝される屈辱を味わったミラン。クラブはピオリ監督と袖を分かち、リールでまずまずの戦績を残していたフォンセカ監督を招へいした。ローマでは結果を残せなかったポルトガル人指揮官が、ミランでリベンジを果たせるかに注目だが、指揮官交代が吉と出るか。補強ではユーロ優勝のスペインから主将FWモラタを獲得。精神的に成長したストライカーが5季ぶりのセリエAでチームを去ったFWジルーの穴を埋める以上の活躍を見せられるかに注目だ。
【IN】
DFエメルソン・ロイヤル←トッテナム
MFストラヒニャ・パブロビッチ←ザルツブルク
FWアルバロ・モラタ←アトレティコ・マドリー
【OUT】
DFマッティア・カルダーラ→モデナ
DFジャン=カルロ・シミッチ→アンデルレヒト
MFラデ・クルニッチ→フェネルバフチェ
FWオリヴィエ・ジルー→ロサンゼルスFC
◆EL王者がイタリア代表アタッカー2枚獲り~アタランタ~
Getty Images
昨季はクラブ初タイトルとなるヨーロッパリーグ優勝を成し遂げたアタランタ。9季目を迎えるガスペリーニ監督の手腕に疑いの余地はなく、新シーズンも上位争いに絡むことは必須だ。EL王者としてCLに臨むチームはFWザニオーロとFWレテギの両イタリア代表アタッカーを獲得。FWスカマッカの負傷による長期離脱は痛いが、FWデ・ケテラエルを覚醒させた指揮官が、ザニオーロとレテギをいかに絡めてどういったアタッキングメロディーを奏でさせるのかに注目だ。
【IN】
DFベン・ゴッドフリー←エバートン
MFイブラヒム・スレマナ←カリアリ
FWニコロ・ザニオーロ←ガラタサライ
FWマテオ・レテギ←ジェノア
【OUT】
DFハンス・ハテブール→レンヌ
DFカレブ・オコリ→レスター・シティ
MFアレクセイ・ミランチュク→アトランタ・ユナイテッド
◆指揮官&攻守の要引き抜かれる~ボローニャ~
Getty Images
60年ぶりに欧州最高峰の舞台に戻ってきた古豪ボローニャ。その立役者であるモッタ監督をユベントスに、FWザークツィーをマンチェスター・ユナイテッドに、DFカラフィオーリをアーセナルにそれぞれ引き抜かれ、大幅な戦力ダウンは否めない。フィオレンティーナで安定した結果を出していたイタリアーノ監督の手腕とフロントの力量が試されるシーズンとなりそうだ。
【IN】
DFマルティン・エルリッチ←サッスオーロ
FWタイス・ダリンガ←トゥールーズ
FWニコロ・カンビアギ←アタランタ
【OUT】
FWジョシュア・ザークツィー→マンチェスター・ユナイテッド
DFリッカルド・カラフィオーリ→アーセナル
◆主力流出で弱体化~ラツィオ~
Getty Images
昨季はCLを戦ったラツィオだが、クラブのレジェンドであるFWインモービレが去った他、近年のラツィオを支えていたMFルイス・アルベルト、MFフェリペ・アンデルソンが去り、大幅な戦力ダウンを強いられている。トゥドール監督の退任を受けて移籍を早々に決めたMF鎌田としては正しい決断だったと言えそうだ。
【IN】
MFガエターノ・カストロヴィッリ←フィオレンティーナ
FWルム・チャウナ←サレルニターナ
FWティジャニ・ノスリン←ヴェローナ
【OUT】
MFフェリペ・アンデルソン→パウメイラス
MFルイス・アルベルト→アル・ドゥハイル
MF鎌田大地→クリスタル・パレス
FWチーロ・インモービレ→ベシクタシュ
◆セリエA復帰の名門に鈴木彩艶加入~パルマ~
Getty Images
そして4季ぶりにセリエA復帰を果たしたパルマにGK鈴木彩艶が加入した。シント=トロイデンで昨季、正GKを務め上げた将来の日本代表守護神候補は、プレシーズンではまずまずアピールに成功。正GKでの起用が報じられる中、レジェンドGKブッフォンが在籍したかつての名門パルマでキャリアアップとなるか。
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鈴木彩艶
ジョゼップ・マルティネス
ピオトル・ジエリンスキ
メフディ・タレミ
フアン・クアドラード
ステファノ・センシ
デイヴィ・クラーセン
アレクシス・サンチェス
レオナルド・スピナッツォーラ
ラファ・マリン
アレッサンドロ・ボンジョルノ
レオ・エスティゴーア
イェスパー・リンドストローム
ディエゴ・デンメ
アレックス・サンドロ
ミケーレ・ディ・グレゴリオ
フアン・カバル
ケフラン・テュラム
ドウグラス・ルイス
ヴォイチェフ・シュチェスニー
ディーン・ハイセン
アドリアン・ラビオ
エンソ・バレネチェア
マティアス・スーレ
マシュー・ライアン
エンゾ・ル・フェ
アルテム・ドフビク
ルイ・パトリシオ
フセム・アワール
アンドレア・ベロッティ
ロメル・ルカク
エメルソン・ロイヤル
ストラヒニャ・パブロビッチ
アルバロ・モラタ
マッティア・カルダーラ
ジャン=カルロ・シミッチ
ラデ・クルニッチ
オリヴィエ・ジルー
ベン・ゴッドフリー
イブラヒム・スレマナ
ニコロ・ザニオーロ
マテオ・レテギ
ハンス・ハテブール
カレブ・オコリ
アレクセイ・ミランチュク
マルティン・エルリッチ
タイス・ダリンガ
ニコロ・カンビアギ
ジョシュア・ザークツィー
リッカルド・カラフィオーリ
ルイス・アルベルト
ルイス・アルベルト
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日本代表は19日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選兼2027アジアカップ予選の第6戦で中国代表と対戦する。 この記事では、サッカー日本代表の試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。 <h3>■中国代表vs日本代表 試合日程・キックオフ時間</h3> 2次予選では6連勝を記録した日本。最終予選も9月シリーズは中国代表、バーレーン代表に連勝、10月シリーズはアウェイでサウジアラビア代表に勝利し、ホームではオーストラリア代表と引き分けることとなった。 首位に立つ中、11月はアウェイでの連戦に。中国戦は日本時間2024年11月19日(火)21:00にキックオフ予定となっている。 中国はここまでの4試合で1勝3敗で最下位。日本との初戦では7-0と大敗を喫していた。 <h3>■中国代表vs日本代表 放送・配信予定</h3> 8大会連続8度目のW杯出場を懸けて戦う日本。今回の試合は、地上波では放送がなし。インターネットでは『DAZN』が独占でライブ配信を行う。 <h3>◆2026北中米ワールドカップW杯アジア最終予選 中国代表戦詳細</h3> 日時:2024年11月19日(火)21:00 キックオフ 会場:廈門白鷺体育場(中国・廈門) 対戦国:中国代表 vs 日本代表 放送局:DAZN <h3>■中国代表vs日本代表 無料視聴方法</h3> 今回は「DAZN」でのみの配信となり有料での視聴しかない状況だったが、「DAZN」が実施していた「100万回パスをつないで みんなで#代表みようぜ」の企画が目標を達成。会員登録なしで無料での視聴が可能となっている。 視聴はこちら⏩ <a href="https://bit.ly/4fdMmDW" target="_blank">https://bit.ly/4fdMmDW</a> <h3>■日本代表メンバー(vs中国代表)</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) 鈴木彩艶(パルマ/イタリア) DF 長友佑都(FC東京) 谷口彰悟(シント=トロイデン/ベルギー)※ケガのため不参加 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー) 橋岡大樹(ルートン・タウン/イングランド) 瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス) 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド) 高井幸大(川崎フロンターレ) 関根大輝(柏レイソル) MF/FW 遠藤航(リバプール/イングランド) 伊東純也(スタッド・ランス/フランス) 南野拓実(モナコ/フランス) 古橋亨梧(セルティック/スコットランド) 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 大橋祐紀(ブラックバーン・ローバーズ/イングランド) 鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 小川航基(NECナイメヘン/オランダ) 前田大然(セルティック/スコットランド) 旗手怜央(セルティック/スコットランド) 堂安律(フライブルク/ドイツ) 田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド) 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス) 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) <h3>■2026北中米ワールドカップW杯アジア最終予選</h3> アジアの18カ国が6カ国ずつ3つのグループに分かれ、ホーム・アンド・アウェイの2回総当たりで対戦。各組1位、2位のチームがW杯の出場権を獲得。各グループ3位、4位の6カ国がプレーオフに進出する。 日本代表は最終予選では2大会連続で初戦で黒星だった中、9月には中国、バーレーン相手に連勝。サウジアラビア、オーストラリアにも負けず、首位を走っている。 2024.11.09 13:45 Sat3
【日本代表プレビュー】ホームで7発大勝の中国戦、後半戦初戦のピッチに立つ11名は?/vs中国代表【2026W杯アジア最終予選】
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選も5試合を終えて4勝1分け。19得点1失点と圧倒的な力の差を見せつけている日本代表は、アウェイで中国代表と対戦する。 折り返した最終予選も、日本は2位に勝ち点差7をつける独走状態。一方で、熾烈な2位争いが繰り広げられるだけに、日本も残り5試合は簡単な試合ばかりではなくなるはずだ。 11月はアウェイ連戦となる中で、15日にはインドネシア代表相手に4-0で勝利。ホームで7ゴールを奪った相手に、しっかりと勝利を収め、3月の活動での出場権獲得に前進したい。 <h3>◆若干の変更で盤石体制に</h3> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20241118_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> インドネシアでは試合前のスコールなど非常に厳しい環境でありながら4ゴールを奪って勝利した日本。折り返した予選の初戦となる中国戦でもしっかりと勝利をおさめたいところだ。 インドネシア戦は日程の変更があり、1日後ろ倒しに。そのため、この中国戦に向けては中3日と1日少ない形で臨むこととなる。 移動距離としては大きくなかったこともあり、選手たちのコンディションに大きな問題は生じていない状況。チームのメンバーも大きくは変わっておらず、これまで積み上げてきたものがしっかりと出せることは間違いなさそうだ。 森保一監督は「とにかく勝ち続けなければならない」とコメント。W杯優勝を大きな目標として掲げている中で、「1試合ずつ、一歩ずつ戦わなければならない。だから次の試合に集中したい」と、中国戦も抜かりなく戦うと意気込んだ。 ホームで大勝したことは必ずしもプラスに働くわけではない。ブランコ・イバンコビッチ監督も十分な対策を練ってくるだけに、今一度日本の力を見せつけたいところだ。 メンバーにも若干の変更があると予想されるが、大枠は変わらないと予想される。 <h3>◆連勝の勢いをホームで見せつけられるか?</h3> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20241118_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対する中国は最下位に沈んでいた中、バーレーン代表戦では劇的な勝利を収めて勝ち点を6に伸ばし、2位のオーストラリア代表、3位のサウジアラビア代表に並んだ。 10月から連勝を収め、2度目のW杯出場へ望みを繋いだ中、中国としては大きな問題も。バーレーン戦で決勝点を決めたFWチャン・ユーニン、MFワン・シャンユエン、MFリー・レイが負傷しており、日本戦での起用が危ぶまれている。 また、FWウー・レイや帰化選手のFWア・ランも招集されておらず、戦力的に不安を抱える状態だ。 中国メディアでも日本との実力差は埋められないと報じられている状況だが、アウェイで喫した7失点というような姿は見せてほしくないとのこと。たとえ敗れたとしても、士気が下がるような展開は望まれておらず、最後までホームで日本の脅威となっていくことを目指すだろう。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[3-4-2-1]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20241118_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> GK:鈴木彩艶 DF:橋岡大樹、板倉滉、町田浩樹 MF:菅原由勢、遠藤航、守田英正、三笘薫 MF:久保建英、南野拓実 FW:小川航基 監督:森保一 中3日で移動を伴うこの中国戦。これまでの流れを考えれば、森保監督は大きなターンオーバーは行わないと予想できる。 GKに関しては鈴木彩艶(パルマ)が盤石の状態。インドネシア戦もクリーンシートで終えたが、開始10分のビッグセーブが流れを掴むことに繋がった。まさに日本の守護神を手繰り寄せた形だろう。 最終ラインも橋岡大樹(ルートン・タウン)、板倉滉(ボルシアMG)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)が並ぶだろう。インドネシアのカウンターとピッチコンディションもあり、背後を取られるなど不安定さも見せたが、しっかりと反省も行われているはずだ。ケガ人続出のポジションでもあり、経験を積むことも重要と考える。 中盤もボランチは遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティングCP)で決まりだろう。田中碧(リーズ・ユナイテッド)という選択肢もあるが、まずは盤石の2人に任せたい。 一方で、右ウイングバックは変更があると予想。インドネシア戦で最遊予選初出場となった菅原由勢(サウサンプトン)が起用されると予想する。堂安律(フライブルク)がこれまで担い続けてきた右ウイングバックだが、プレー時間と今後のことを考えても違うスタートを試す必要はあるだろう。また、左ウイングバックは三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)で変更なし。後半からアクセントを加えていくはずだ。 シャドーに関しては、インドネシア戦で出番がなかった久保建英(レアル・ソシエダ)が起用されると予想する。アウェイでは控えという久保だが、ついに先発起用されると予想。相棒は、インドネシア戦で45分の出場に終わった南野拓実(モナコ)と考える。 1トップは再び小川航基(NECナイメヘン)が入るとみられ、前線での献身的なプレーとともに、今度こそゴールを奪いたい。 首位を独走する日本。次の活動でW杯出場を決めるためにも勝利したいこの中国代表戦は19日(火)の21時にキックオフ。「DAZN」が独占配信する試合だが、キャンペーンの結果無料でも視聴が可能となる。 <span class="paragraph-title">【動画】中国代表戦へ、日本代表が前日トレーニング</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="fILrXzXgiS4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.19 13:00 Tue4
日本代表スタメン発表! ターンオーバーで中国戦は5名変更、伊東純也&中村敬斗のランスコンビや久保建英がスタメン【2026W杯アジア最終予選】
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6節の中国代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 ここまで5試合を戦い、4勝1分けの無敗で首位を独走している日本。15日にはアウェイでインドネシア代表と対戦し、0-4で勝利を収めていた。 中国戦に勝利すれば、3月にもW杯出場が決まる可能性がある日本。ホームでは7-0と圧勝を収めていた中、森保一監督はインドネシア戦から5名を変更しターンオーバーを敢行してきた。 中国戦で新たに起用された5名は、DF瀬古歩夢(グラスホッパー)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)となった。 また、ベンチ外はインドネシア戦と同様。DF長友佑都(FC東京)、DF関根大輝(柏レイソル)、DF高井幸大(川崎フロンターレ)、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)となった。 中国戦はこの後21時キックオフ。『DAZN』で独占配信される。 <h3>◆日本代表スタメン</h3> GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 板倉滉(ボルシアMG) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 遠藤航(リバプール) 南野拓実(モナコ) 中村敬斗(スタッド・ランス) 伊東純也(スタッド・ランス) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 小川航基(NECナイメヘン) <h3>◆ベンチ入りメンバー</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 橋岡大樹(ルートン・タウン) MF 守田英正(スポルティングCP) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 堂安律(フライブルク) 前田大然(セルティック) 鎌田大地(クリスタル・パレス) 旗手怜央(セルティック) FW 古橋亨梧(セルティック) 大橋祐紀(ブラックバーン) <h3>◆メンバー外</h3> 長友佑都(FC東京) 関根大輝(柏レイソル) 高井幸大(川崎フロンターレ) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 2024.11.19 19:49 Tue5
インドネシア対日本、終わってみれば完勝も鋭かったインドネシアのカウンター/六川亨の日本サッカー見聞録
26年北中米W杯のアジア3次予選グループCの第5節、日本はアウェイのインドネシアに4-0と完勝して勝点を13に伸ばし、2位のオーストラリア以下勝点6で並ぶ3チームとの差を着実に広げた。 日本のこれまでの失点はオーストラリア戦における谷口彰悟のOGのみ。とはいえこれまでで最もヒヤリとしたのがインドネシア戦だった。オランダからの帰化選手がスタメンに9人のインドネシアは、守備時こそ最終ラインに5人を並べる守備的な布陣を採用したものの、マイボールになると果敢にカウンターを仕掛けてきた。 前半9分には自陣からのロングボールにラグナル・オラトマンゴエンが右サイドを抜け出すとCB板倉滉を振り切り突進。GKと1対1という決定機を迎えた。オラトマンゴエンはGK鈴木彩艶と正対したが、そのままシュートは打たず、シュートコースを作るため左にボールを持ち出す。この動きでシュートを打つタイミングを予測できた鈴木彩艶は躊躇わずに飛び出してシュートをブロック。この試合で最初に許した決定機を未然に防いだ鈴木彩艶のスーパーセーブだった。 さらに14分には右サイドを攻め上がったウイングバックのケビン・ダイクスのクロスにラファエル・ストライクが飛び込んだものの、僅かにタイミングが合わず日本は救われた。 谷口の負傷によりCBのセンターには板倉が入り、右サイドに橋岡大樹を起用したが、不慣れな布陣というより、左サイドを攻め上がりビルドアップに参加する町田浩樹の背後をディクスと右MFヤコブ・サユリで狙う、シン・テヨン監督のプラン通りの攻撃パターンと言っていいだろう。 10月15日の中国戦に敗れて最下位に転落したものの、それまでオーストラリア、サウジアラビア、バーレーンと引き分けたのがフロックではないことを実感させるインドネシアのカウンターだった。 立ち上がりの2度のピンチを乗り切った日本だったが、その後もなかなか攻撃のリズムをつかめない。三笘薫が得意のドリブル突破を仕掛けても、バーレーンや中国のように2~3人がかりのマークで対応するのではなく、1対1でストップできる(時には反則も交えたが)フィジカルの強さがインドネシアにはあった。 日本がシュートらしいシュートを放ったのは23分のこと。三笘が中央に入ってスペースを作ると飛び出した鎌田大地が左足シュート。24分には堂安律がリフティングから右足ボレーを見舞ったものの、いずれもGKマールテン・パエスの守備範囲内だった。 こうした膠着状態を破ったのが左MFに起用された鎌田だった。35分に守田英正のパスを受けて左サイドに侵入するとグラウンダーのクロス。1トップに入った小川航基はシュートの前にブロックされたが、これがOGにつながり日本が先制する。さらに40分、鎌田の絶妙なスルーパスに三笘が左サイドを突破。彼のクロスを後ろから走り込んだ南野拓実がワンタッチで合わせて追加点を奪った。 日本は後半も相手GKのキックミスから守田と、交代出場の菅原由勢のゴールで終わってみれば4-0の完勝。得失点差も+18と独走態勢に入っている。アーセナルとバイエルン・ミュンヘンという欧州5大リーグの超ビッグクラブに所属するCB2人を負傷で欠きながら、この安定感は群を抜いていると言っていい。 森保一監督の続投によるチームの継続性と完成度の高さと言ってしまえばそれまでだが、最終予選の組分けにも恵まれた印象が強い。オーストラリアとサウジアラビアにはかつての力強さとしたたかさがないためグループCは日本以外が混戦になっている。このためインドネシアにも3~4位で4次予選に進出するチャンスはまだ十分にあるだろう。 日本の次の相手は3連敗の最下位から2連勝でオーストラリア、サウジアラビアと勝点6で並んだ中国。日本より1日早く試合を終えているアドバンテージがあるものの、インドネシア同様、守備を固めてカウンターを狙ってくるだろう。そんな中国戦も、早い時間帯にゴールを奪えるかどうかがポイントになることは間違いない。 文・六川亨 <span class="paragraph-title">【動画】終わってみれば完勝!日本がインドネシアをアウェイで撃破</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="g_3itKG2Awg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.16 17:00 Satナポリの人気記事ランキング
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【セリエA第13節プレビュー】ナポリvsローマ、ミランvsユベントスの注目2試合開催
代表ウィーク前の前節はインテルとナポリによる首位攻防戦が行われ、1-1の引き分け決着となりナポリが首位をキープした。迎える第13節、ナポリvsローマ、ミランvsユベントスのビッグマッチ2試合が組まれている。 まずは日曜開催の首位ナポリ(勝ち点26)vs12位ローマ(勝ち点13)。ナポリは敵地でのインテル戦、MFマクトミネイのゴールで先制する展開としたが守勢を強いられ、最終的には御の字のドローで首位をキープした。FWルカクが完璧に抑えられて苦戦したが、2戦連続の古巣対決となる主砲は恩返し弾を見舞うことはできるか。 対するローマは前節ボローニャ戦、2-3で打ち負けてユリッチ監督がついに解任に。老将ラニエリ監督が3度目の就任を果たした中、首位チーム相手に勝ち点をもぎ取れるか。ルカクに代わって得点源となっているFWドフビクの活躍に期待が懸かる。 続いて土曜開催の7位ミラン(勝ち点18)vs6位ユベントス(勝ち点24)。ミランは前節カリアリ戦、打ち合いの末3-3の引き分けに持ち込まれた。スタメン落ちが続いていたFWレオンがレアル・マドリー戦に続く先発起用でドッピエッタの活躍を見せたが、格下相手に痛い引き分けとなった。ユベントス戦では古巣対決となるFWモラタが先発復帰予想。レオンと共に攻撃陣を牽引できるか。 対するユベントスは前節トリノとのダービーを2-0で快勝。2連勝で首位ナポリに2ポイント差に迫った。ただ、代表ウィークでDFカバルが長期離脱となる大ケガを負い、主砲FWヴラホビッチも負傷で欠場と、主力がまた欠けることになった。苦しい台所事情が続く中、モッタ監督の手腕が一層試されることになりそうだ。 ナポリとの首位攻防戦を勝ちきれなかった4位インテル(勝ち点25)は14位ヴェローナ(勝ち点12)と対戦。ナポリ戦ではMFチャルハノールの豪快ミドル弾もPK失敗で引き分け止まりとなってしまった。逆転のチャンスが十分にあった優勢の試合を演じた中、ここは必勝としてナポリにプレッシャーをかけたい。 そしてGK鈴木彩艶の13位パルマ(勝ち点12)は2位アタランタ(勝ち点25)と対戦。パルマは前節ヴェネツィアとの昇格組対決を制して2勝目を挙げた。日本代表に合流していた守護神・彩艶はインドネシア代表戦でも好守を見せた中、FWルックマン、FWレテギと強力なアタッカーを擁するアタランタ相手にインパクトを残せるかに注目だ。 ◆セリエA第13節 ▽11/23(土) 《23:00》 ヴェローナvsインテル 《26:00》 ミランvsユベントス 《28:45》 パルマvsアタランタ ▽11/24(日) 《20:30》 ジェノアvsカリアリ 《23:00》 トリノvsモンツァ コモvsフィオレンティーナ 《26:00》 ナポリvsローマ 《28:45》 ラツィオvsボローニャ ▽11/25(月) 《26:30》 エンポリvsウディネーゼ 《28:45》 ヴェネツィアvsレッチェ 2024.11.23 07:30 Sat2
ルカク恩返し弾守り抜いたナポリがデルビー・デル・ソーレ制して首位堅持! ラニエリ新体制のローマは黒星発進…【セリエA】
セリエA第13節、ナポリvsローマが24日にスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで行われ、ホームのナポリが1-0で勝利した。 前々節アタランタ戦での敗戦によって連勝が「5」でストップし、前節のインテル戦もドローで終え2戦未勝利でインターナショナルマッチウィークの中断に入った首位のナポリ。代表戦明けで3戦ぶりの白星を目指した強豪対決ではギルモアに代えてロボツカを起用した以外、同じメンバーを起用した。 一方、ヴェローナ、ボローニャ相手の低調な連敗によって12位に低迷するローマは、インターナショナルマッチウィーク前にユリッチ前監督を解任。紆余曲折の末、今季3人目の指揮官としてクラブを知り抜くラニエリ新監督を招へいした。ジャッロロッシ3度目の初陣を首位相手のアウェイゲームというタフな状況で迎えた老将は前節からスーレに代えてペッレグリーニを起用した以外同じメンバーを継続。ただ、並びを[3-4-2-1]から[4-5-1]に変更した。 今シーズン最初のデルビー・デル・ソーレ。試合前にはコンテ、ラニエリとカルチョを代表する指揮官同士が旧交を温め合う和やかな様子も見受けられたが、試合は序盤からオープンな展開となる。 開始2分には押し込んだナポリがディ・ロレンツォの正確な右クロスからチャンスを作るが、ファーで浮いたクワラツヘリアのヘディングシュートは枠の左に外れる。直後の4分にはローマがショートカウンターを仕掛けてペッレグリーニがミドルシュートを狙うが、これも枠を外れた。 早い時間帯にシュートを打ち合ったものの、以降は地力で勝るホームチームがボールの主導権を握って押し込む展開が続く。中盤のサイドにエル・シャーラウィ、ピジッリを配置してローマが対策を施したものの、クワラツヘリアとポリターノの両ウイングが要所で質的優位を生み出すと、サイドバックも絡む崩しからポリターノや中盤のマクトミネイが際どいシーンを創出する。 前半終盤にかけてはナポリが完全に押し込む形を作り出したが、新指揮官が強く求める戦う姿勢を全面に押し出したローマの体を張った守備に少しずつアタッキングサードでの精度を乱され、やや攻めあぐねる状態で前半をゴールレスで終えることになった。 迎えた後半、先に動きを見せたのは守勢のローマ。エル・シャーラウィとペッレグリーニを下げてフンメルス、バルダンツィをハーフタイム明けに投入。[3-5-2]へ並びを変えるテコ入れを図った。 しかし、後半も主導権を握ったナポリが早い時間帯にゴールをこじ開ける。53分、左サイドからクワラツヘリアが斜めに入れた浮き球のパスに対してDFアンヘリーニョが中途半端に飛び出すと、先に反応したディ・ロレンツォが胸トラップからボックス内に侵入して折り返したボールを、古巣初対戦のルカクが泥臭く押し込んだ。 耐え切れずにビハインドを背負ったローマは、ここから腹をくくって反撃に出て行く。両ウイングバックも高い位置を取って攻撃に絡み始めると、ボックス内で折り返しに反応したバルダンツィに決定機も左足シュートを枠に飛ばせない。さらに、66分にはアンヘリーニョの高精度のFKからゴール前でフリーとなったドフビクにビッグチャンスが訪れたが、ヘディングシュートはクロスバーを叩いた。 絶好の同点機を逃したものの、試合の流れではイーブンな展開に持ち込むことに成功したローマ。ここからデルビーらしい緊迫感のある攻防が続いていく。 後半終盤にかけては互いに選手交代と布陣変更とベンチが慌ただしい動きを見せた。そのなかで負傷明けのディバラという切り札を切ったローマだったが、したたかなゲームクローズを見せたナポリを前に大きな見せ場は作れず。 この結果、ホーム開催のデルビー・デル・ソーレを制したナポリが3試合ぶりの白星を挙げて首位キープに成功した。一方、新体制移行で気概は見せたローマだったが、ラニエリ体制での船出は黒星となった。 ナポリ 1-0 ローマ 【ナポリ】 ロメル・ルカク(後8) 2024.11.25 04:01 Mon3
「さすがアルマーニ」「黒金のかっこよさよ」『EA7』製のナポリのゴージャスな3rdユニフォームに絶賛の嵐「ヴェネツィア感ある」
ナポリは2日、2023-24シーズンの3rdユニフォームを発表した。 「エンポリオ・アルマーニ」のスポーツラインである『EA7』がデザインしているナポリのユニフォーム。3rdユニフォームは、ブラックをベースとしつつ、クラブのエンブレムや胸スポンサーなどはゴールドで施された。 シャツ全体には目立ちづらいもののクラブのエンブレムがびっしりと並べられており、シャツの左胸と袖部分には独特な柄をデザイン。『FOOTY HEADLINES』によると、この柄はマオリのタトゥーをモチーフにしているという。 そのデザインには、「さすがアルマーニ」、「黒金のかっこよさよ」、「ヴェネツィア感ある」、「これはズルい」と絶賛の声が集まっている。 ナポリは、2日に行われたセリエA第3節のラツィオ戦で早速このユニフォームを着用。すでに販売も開始されている。 <span class="paragraph-title">【写真】黒×金がゴージャスなナポリの3rdユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CwrffWAR8q_/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CwrffWAR8q_/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cws0ZxMxhSt/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">SSC Napoli(@officialsscnapoli)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.09.04 12:20 Mon4
「早く期待に応えないと…」焦るインシーニェ、自身ケガ続きで強豪トロントも昨年MLS東地区最下位
トロントFCの元イタリア代表FWロレンツォ・インシーニェ(32)には焦りがある。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 2022年夏、少年時代から20年近く過ごした生まれ故郷のクラブ、ナポリを去ったインシーニェ。ひいては欧州でのキャリアにも一区切り、イタリア代表からのフェードアウトも覚悟のうえか、MLSはトロントへと加入した。 最後の代表戦は、今のところ、全国民が生気を失った、あの忌まわしき北マケドニア代表戦。大方の予想通り、代表キャリアに終止符が打たれたなか、ナポリ市民のアイドル・インシーニェはMLSのピッチで躍動しているだろうか。 否、インシーニェはトロント加入から約1年半で、公式戦通算34試合出場にとどまっている。 この34試合で11ゴール6アシストと、一定のインパクトを残していることは、この数字からも再確認できる。しかし、加入から断続的にケガを繰り返し、“計算しづらいエース”となってしまっているのだ。 25日には2024シーズンのMLS第1節が行われ、元日本代表FW久保裕也が所属するFCシンシナティ戦で先発出場。しかし、2シャドーの一角で輝きを放てず、62分に”技術的交代”でピッチを退場。チーム最初の交代カードとなり、結局トロントも0-0ドロー発進となった。 試合後、イタリア代表通算54キャップのスター選手は地元メディアに対し、「コーチ陣、ファン、MLS…僕に投資してくれた人たちの期待に、早く応えなくてはならない」と、焦りがあることを認める。 トロントは2017シーズンのMLS王者で、翌2018シーズンにはCONCACAFチャンピオンズリーグで準優勝も成し遂げている強豪だ。 インシーニェ獲得は、その時代にエースだったイタリア人FWセバスティアン・ジョビンコを重ねた格好だが、インシーニェが初めてフルシーズン戦った2023シーズン、イースタン・カンファレンス(東地区)でダントツ最下位という屈辱に。ナポリのバンディエラは、期待に見合う成果を与えられていないのだ。 2024.02.26 21:40 Mon5