アジア王者カタールがイランに惨敗でグループ4位に…韓国は連勝でグループ首位、サウジはバーレーンとドローで混戦に【2026年W杯アジア最終予選】

2024.10.16 14:35 Wed
カタールがイランに惨敗でグループ4位に転落
Getty Images
カタールがイランに惨敗でグループ4位に転落
15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節が行われた。
PR
予選3連勝だった日本代表は、ホームにオーストラリア代表を迎えての一戦。勝利すれば大きなリードを手にするところだったが、攻めこんでいながらもゴールが遠い。すると後半、相手のクロスからオウンゴールで最終予選初失点。その後も苦戦したが、日本も中村敬斗の仕掛けがオウンゴールに繋がり、1-1のドロー。勝利を逃したが、敗戦は免れた。
なお、同グループでは、中国代表がホームにインドネシア代表を迎えて2-1で勝利し、最終予選初勝利。また、日本に第3節で敗れたサウジアラビア代表は、バーレーン代表相手に1-1のドローに終わった。

これにより日本が勝ち点10で首位。勝ち点5でオーストラリア、サウジアラビア、バーレーンが並んでおり、インドネシアと中国が勝ち点3で並ぶという状況になっている。
グループAではアジア王者のカタール代表イラン代表に4-1で惨敗。アルモエズ・アリが17分に先制ゴールを奪うも、サルダール・アズムンが2ゴールを決めイランが逆転。後半にはモハマド・モヘビも2ゴールを奪いイランが勝利した。なお、UAE代表ウズベキスタン代表に1-0、北朝鮮代表キルギス代表に1-0でそれぞれ敗れていた。

無敗を守ったイランとウズベキスタンが勝ち点10で並び、3位以下はUAEとカタールの勝ち点4、キルギスの勝ち点3、北朝鮮の勝ち点2と続いている。上位2カ国が抜け出ており、11月の結果次第ではW杯出場がほぼ確定することとなる。

グループBでは、ヨルダン代表オマーン代表に4-0、パレスチナ代表クウェート代表と2-2のドロー、韓国代表イラク代表に3-2で勝利を収めた。

韓国は10月シリーズで連勝を収め、勝ち点10で首位。2位にはヨルダン、イラクが勝ち点7で並び、オマーン、クウェートが勝ち点3、パレスチナが勝ち点2となっている。

◆2026年北中米W杯アジア最終予選 第4節

■グループA
イラン代表 4-1 カタール代表
【イラン】
サルダール・アズムン(前42、後3)
モハマド・モヘビ(後20、後53)
【カタール】
アルモエズ・アリ(前17)

ウズベキスタン代表 1-0 UAE代表
【ウズベキスタン】
オタベク・シュクロフ(後31)

キルギス代表 1-0 北朝鮮代表
【キルギス】
クリスティヤン・ブラウズマン(前11)

■グループB
ヨルダン代表 4-0 オマーン代表
【ヨルダン】
ヤザン・アル・ナイマト(前26、後9)
アリ・オルワン(後4、後42)

パレスチナ代表 2-2 クウェート代表
【パレスチナ】
ウェッサム・アブ・アリー(前41)
ゼイド・クンバル(後48)
【クウェート】
ユセフ・ナセル・アル・スライマン(前31、後35)

韓国代表 3-2 イラク代表
【韓国】
オ・セフン(前41)
オ・ヒョンギュ(後29)
イ・ジェソン(後38)
【イラク】
アイメン・フセイン(後5)
イブラヒム・バイェッシュ(後50)

■グループC
日本代表 1-1 オーストラリア代表
【日本】
オウンゴール(後31)
【オーストラリア】
オウンゴール(後13)

中国代表 2-1 インドネシア代表
【中国】
ベイヘラム・アブドゥウェリ(前21)
チャン・ユーニン(前44)
【インドネシア】
トム・ハイェ(後41)

サウジアラビア代表 0-0 バーレーン代表



PR
1 2

中村敬斗の関連記事

日本代表は15日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節でオーストラリア代表をホームに迎え撃ち、1-1で引き分けた。 試合を通じて攻めの主導権を握った日本だが、最後のところに差しかかってもオーストラリアの5バックが立ちはだかり、オウンゴール合戦での1-1に終わった。 攻撃も攻めるわりにチャンスが少 2024.10.16 08:00 Wed
15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第4節の日本代表vsオーストラリア代表が行われ、1-1ドロー決着。MF南野拓実(モナコ)が試合を振り返った。 試合は58分、豪州が日本DF谷口彰悟のオウンゴールで先制。対して日本は75分、途中出場の中村敬斗が左から切れ込み、バイタルエリアからクロス。 2024.10.16 07:15 Wed
日本代表MF守田英正(スポルティングCP)がオーストラリア代表戦を振り返った。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節のオーストラリア代表戦に臨んだ日本。DF谷口彰悟のオウンゴールで先制を許したが、途中出場した中村敬斗の仕掛けからオウンゴールを誘発し、1-1の引き分けに持ち込んだ。 2024.10.16 06:55 Wed
日本代表のMF久保建英(レアル・ソシエダ)がオーストラリア代表戦を振り返った。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節で日本はオーストラリアをホームに迎えた。 ここまで3連勝で無失点という圧倒的な結果を残してきた日本。この試合もサウジアラビア代表戦から2人だけ変更して臨んだ中、前 2024.10.16 06:45 Wed
日本代表MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)がオーストラリア戦を振り返った。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節でオーストラリアをホームに迎えた日本。無傷の4連勝を目指したが、オウンゴールで先制を許すと、今度は中村敬斗の仕掛けから生まれたオーストラリアのオウンゴールで1-1の引き分 2024.10.16 06:30 Wed

イラン代表の関連記事

カタール代表がイラン代表に4失点力負け。アジア王者の精神的強度が試されている。 カタール代表は15日、2026年北中米W杯アジア最終予選A組第4節でイラン代表と対戦。 中立地UAEで開催されたアウェイゲームは、17分にFWアルモエズ・アリが先制点も、42分という最悪のタイミングで同点被弾。後半頭の48分に逆 2024.10.16 13:35 Wed
イラン代表FWメフディ・タレミが15日のカタール代表戦を「ヤマ場」と位置付けた。イラン英字紙『テヘラン・タイムズ』が伝える。 2026年北中米W杯アジア最終予選A組は、第3節を終えてウズベキスタン代表が首位。その一方、イランが同勝ち点の2位で並走し、15日には第4節でカタールと対戦する。 緊迫化する中東情勢 2024.10.15 16:15 Tue
イラン代表がホームゲームをUAE開催へ。イラン英字紙『テヘラン・タイムズ』が伝える。 緊迫化の一途を辿る中東情勢。現在、イランは国家間で敵対するイスラエルと事実上の交戦状態にあり、報復の連鎖が懸念されている。 これを受け、アジアサッカー連盟(AFC)が決断。イラン・マシュハドで15日開催予定だった2026年 2024.10.10 15:15 Thu
アジア屈指の強豪かつ、精神的なタフさも光るイラン代表だが、コアの選手が長年固定され、世代交代のメドも立っていない。 2026年北中米W杯アジア最終予選A組で2連勝、首位と同勝ち点の2位発進というイラン代表。10月は、10日にアウェイでウズベキスタン戦(第3節)をこなし、15日に第三国(未定)でカタール戦(第4節) 2024.10.09 16:00 Wed
イラン代表のホームゲームが中立地開催に変更されるようだ。 イラン英字紙『テヘラン・タイムズ』によると、緊迫化の一途を辿る中東情勢において、アジアサッカー連盟(AFC)が決断。 イランがイスラエルと事実上の交戦状態にあることを受け、15日にイラン第二の都市・マシュハドで開催予定だった、2026年北中米W杯アジ 2024.10.09 14:55 Wed

W杯予選の関連記事

記事をさがす

中村敬斗の人気記事ランキング

1

選手採点&寸評:サウジアラビア代表 0-2 日本代表【2026W杯アジア最終予選】

10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3節、サウジアラビア代表vs日本代表がキング・アブドゥッラー・スポーツ・シティで行われ、0-2で日本が勝利。最終予選3連勝スタートとなった。 超ワールドサッカーの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点[3-4-2-1] <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom20241010ksa_jpn_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 1 鈴木彩艶 6.5 前半終盤のビッグセーブで大ピンチを防ぐ。後半は何度かピンチも3試合連続クリーンシート。 DF 3 谷口彰悟 6.0 落ち着いた守備対応。3バックをしっかりと機能させた。前に出ていくアグレッシブな守備も光った。 4 板倉滉 6.5 落ち着いた守備対応。堂安の裏をカバーしアル・ドサリに対応。粘り強い守備を最後まで見せ続けた。ボール奪取からの攻撃参加も良かった。 16 町田浩樹 6.5 落ち着いた守備対応。相手のワイドプレーヤーにもしっかりと対応する守備範囲の広さ。安定感を見せた。 MF 5 守田英正 7.0 絶妙なタイミングでボックス内に入り込み先制点をアシスト。気の利いたポジショニングとプレー選択で完全に司令塔の役割。ロングボールの配球もさすが。 6 遠藤航 6.5 前半のピンチも体を張ってブロック。守田とのバランスをよく見て何度も運び出す。相手を押し出してしっかりとコントロール。 7 三笘薫 6.0 サイドチェンジを見事にダイレクトで折り返し先制点に繋げる。左サイドでは仕掛けで相手を下げるプレー。 (→13 中村敬斗 -) 出場時間が短く採点なし。 8 南野拓実 6.0 華麗なターンで決定機を演出。守備でも貢献していたが、イエローカードをもらい前半で交代。 (→14 伊東純也 6.0) 積極的に右サイドを仕掛けていく。守備でも集中したプレス。CKからのクロスで貴重な追加点をアシスト。 10 堂安律 6.0 先制点の起点となるクロス。その後は守備に時間を割く展開に。後半はシャドーでプレー。守備面でよくプレーしていた。 (→20 久保建英 -) 出場時間が短く採点なし。 15 鎌田大地 6.5 サウジアラビア相手にアウェイ初ゴール。落ち着いて押し込んだ。シャドーの位置で攻撃に加え、下がってスペースを空けるなど好プレーを見せた。 (→11 前田大然 6.0) スピードを活かしてスペースを上手くついて攻め込んでいく。守備でもスピードでスペースを埋めた。 FW 9 上田綺世 6.0 前線で体の強さを見せつけてデュエル。華麗なターンからのシュートはゴールならず。後半も前線で体を張ってプレーした。 (→19 小川航基 6.0) 短い時間で一発解答。伊東のCKからのクロスにドンピシャヘッドで合わせる貴重な同点ゴール。 監督 森保一 6.5 3バックを継続し難敵・サウジアラビアにアウェイで初勝利。インテンシティを落とさないような先手の采配も的中。小川航基が投入直後にゴールを決め3連勝スタートとなった。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 守田英正(日本) 中盤で攻守に渡って完璧なプレー。ポジションどり、守備のアラートさ、攻撃時のプレー選択と司令塔として君臨。最終予選は出色の出来を見せ続けている。 サウジアラビア代表 0-2 日本代表 【日本】 鎌田大地(前14) 小川航基(後36) <span class="paragraph-title">【動画】三笘薫→守田英正→鎌田大地で鬼門を攻略!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="7CsBLz5aZHQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】伊東純也のCKからのクロスを小川航基がヘッドで追加点!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="aW-nfVDhngo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.11 05:12 Fri
2

選手採点&寸評:日本代表 1-1 オーストラリア代表【2026W杯アジア最終予選】

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節、日本代表vsオーストラリア代表が埼玉スタジアム2002で行われ、1-1のドロー。4連勝はならなかったが、無敗はキープした。 超ワールドサッカーの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点[3-4-2-1]<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom202401015jpn_aus.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div>※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 1 鈴木彩艶 6.0 ほとんど見せ場はなし。サウジアラビア戦はロングボールが多かったが、相手の高さを考慮したチーム戦略か、今回は比較的ショートパスを丁寧に繋いだ。失点シーンはノーチャンス。 DF 3 谷口彰悟 5.0 今回も3バックの中央で最終ラインを統率。高さでも負けず、全体的に良いパフォーマンスだったが、クロスの処理を誤るオウンゴールは痛恨だった。 4 板倉滉 6.0 最終ラインでは最も攻撃に参加。クリアボールを直接チャンスに繋げる場面や大胆なサイドチェンジを見せる。一方の守備面でもきっちり対応した。 16 町田浩樹 6.0 左サイドにはあまりボールが回らなかったなか、バランスを取る動きに終始。三笘への配球や谷口とのポジションチェンジも無難にこなした。 MF 5 守田英正 6.5 欠場の遠藤航に代わり、キャプテンマークを巻いて出場。時には最終ラインに降りてのビルドアップで組み立て、引き続き中盤を支配した。 7 三笘薫 6.0 変わらず高い守備意識を見せ、攻撃でも要所では存在感を発揮。得意のドリブルからもチャンスを作ったが、得点など目に見える結果も求められる選手だ。 8 南野拓実 5.0 ゴールに迫るシーンが少ない試合に。三笘との連携から打開を図りつつ、久保のクロスから生まれた決定機など訪れたチャンスはモノにしきれなかった。 (➝15 鎌田大地 5.5) 途中出場組のなかでは、中村、伊東に比べ、陰は薄く。チェイシングや繋ぎといった役割はしっかりこなした。 10 堂安律 5.0 押し込む展開となり、攻撃面での持ち味発揮が期待されたが、目立った仕事はできず。久保とのコンビネーションは良好も、バックパスミスがピンチに繋がりかける場面もあった。 (➝14 伊東純也 6.0) 追いかける展開で最初の交代カードに選ばれ、下がった久保に代わって攻撃をけん引。期待感から要求されるレベルは高いが、スタッド・ランスのチームメイトである中村とともに良い流れをもたらした。 17 田中碧 6.0 遠藤に代わってスタメンに抜擢。時には守田と役割を入れ替え、その相方をしっかりサポート。前への飛び出しでチャンスにも絡み、求められた以上のパフォーマンスは見せた。 20 久保建英 6.5 田中とともにスタメンに名を連ね、攻撃の主役に。堂安との連携も駆使しつつ仕掛けが光った。一方でセットプレーも含めたキック精度は粗さもあり、結果には繋がらなかった。 (➝13 中村敬斗 7.0) 途中出場から同点チームを救う大仕事。リーグ・アンでの勢いを代表にも持ち込み、逆転ゴールを生む可能性も感じさせた。 FW 9 上田綺世 5.0 サウジアラビア戦に比べるとなかなかボールが入らず。シンプルな叩きや突破からの折り返しなど貢献も見せたが、高さやフィジカルバトルで苦戦を強いられた。 (19 小川航基 -) 出場時間が短く採点なし。 監督 森保一 5.5 こじ開けられずにいると、最終予選で初のビハインドに。交代カードの重要性が増したなか、悪くない采配を見せたが、さらなる一手を用意する必要はあるか。ホームでのドローも悔やまれる。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 中村敬斗(日本) 難しい展開で決定的なプレー。日本の最終予選初黒星を回避させ、ジョーカーとして最高の結果を残した。 日本代表 1-1 オーストラリア代表 【日本】 OG(後31) 【オーストラリア】 OG(後13) 2024.10.15 22:05 Tue
3

「非常に緊迫した戦いで重要な勝ち点1」オーストラリア視点も日本戦は一定の評価「一見無害なクロスで幸運な先制点」

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第4節の日本代表vsオーストラリア代表が行われ、1-1ドロー決着に。豪『news.com.au』がレポートした。 豪州視点では、第3節までに1勝1分け1敗、トニー・ポポヴィッチ新体制2連勝を目指しての日本遠征に。 チーム一行は事故渋滞で埼スタ入りが遅れ、試合開始1時間前を切った段階での到着。日本側からAFC(アジアサッカー連盟)に「公平性を期すため」とキックオフ時間を遅らせる提案があったようだが、AFCはこれを却下したそうだ。 試合結果はご存知の通り、1-1決着。 豪州は58分、日本DF谷口彰悟(シント=トロイデン)のオウンゴールで先制。それまで決定機がなく、その後もなかったなか、「一見無害なクロスから幸運なゴールとなった」と『news.com.au』はレポートする。 ただ、オウンゴールでやり返される形に。 日本は75分、途中出場の中村敬斗(スタッド・ランス)が左から切れ込み、バイタルエリアから低いクロス。最後は豪州DFキャメロン・バージェスがクリアしきれず、ネットへ吸い込まれた。互いにセンターバックのOGで1点だ。 結局は勝ち点1を分け合う形となり、総括は「勇敢なパフォーマンスにより、勝ち点1を確保。埼玉での大変緊迫した戦いにおいて、重要な勝ち点となった」というもの。日本側ももちろん、この「1」を過小評価はしなかった。 2024.10.15 22:39 Tue
4

「ショックは大きかった」自分のミスからのオウンゴールを悔やむ谷口彰悟、それでも崩れないように奮起「自分を奮い立たせた」

日本代表のDF谷口彰悟(シント=トロイデン)がオーストラリア代表戦を振り返り、自身のオウンゴールについても言及した。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節で日本はオーストラリアをホームに迎えた。 ここまで3連勝で無失点という圧倒的な結果を残してきた日本。この試合もサウジアラビア代表戦から2人だけ変更して臨んだ中、前半から押し込む展開が続いていく。 しかし、守備を固め、徹底して守ってきたオーストラリアの前にゴールを奪えず。するとゴールレスで迎えた後半、58分に右サイドからのクロスを谷口が右足アウトでクリアしようとしたところ、そのままボールはゴールに吸い込まれてしまいオウンゴールで失点してしまう。 まさかのミスから失点した日本。オーストラリアはより守備を固めてきた中、この日はゴールに迫れない。それでも76分、途中交代で出場した中村敬斗が左サイドを突破。グラウンダーの鋭いクロスを入れると、こちらもオウンゴールを誘発。1-1に追いつくと、その後は互いにゴールに迫るも、追加点は生まれず、1-1のドローに終わった。 最終予選で初めて勝利を逃した日本。オウンゴールを右mでしまった谷口は、「決して難しいボールではなかったですし、リズムを崩してしまったのは申し訳ないです」と反省。「埼スタに来てくれたたくさんの方に勝ち試合を見せることができなかったので悔しいです」と、勝利を逃すことに繋がってしまったプレーを悔やんだ。 相手のマークにつきながら、アウトサイドでのクリアを試みたが失敗に終わった谷口。「あの瞬間は色々なことを考えていました」と振り返り、「シンプルに僕のポジションが1つ下がって左足でクリアできていれば問題なかったです。ポジショニングももう少し考えなければいけないなと思いました」と、立ち位置をミスしたと語った。 ショッキングな形で最終予選初失点を記録した日本。谷口はオウンゴール後の心境について「もちろんあのシーンは辛かったですし、自分の中でもショックは大きかったですけど、絶対に負けてはいけないということを考えていましたし、崩れるとオーストラリアの思う壺。気持ち的には難しくもありましたが、やることをやろうと集中して最後までやりました」と、落ち込みそうなところを奮い立たせて集中し直したとした。 サウジアラビア戦同様に押し込んでもゴールが奪えないという状況だったが「決して集中していなかったとかは思わないです」と、谷口はチームの様子に言及。「どうこじ開けていこうかという中で、自分自身のオウンゴールで試合を厳しくしてしまったというのがあります。じわじわと推し進めていったらまた違う展開になったと思います」と、自身のミスがなければ違う試合になっただろうと語った。 ただ「相手もサイドのマークの受け渡しとか、かなり徹底しているなと思いました。その辺りは、少し対策されているなと思いますし、これからそういう試合が増えてくると思うので、もう1つ次のステージに進むためにやっていかないと、簡単に勝てないのが最終予選だなと思います」と、オーストラリアに上手くやられたとも語り、残りの6試合も難しくなるだろうと予想した。 この試合はオウンゴールしか生まれなかったが、中村の仕掛けで敗戦を免れた。谷口は「みんなが大丈夫と声を掛けてくれましたし、ここで崩れたらダメだと自分でも奮い立たせてやったつもりです」と、チームメイトから支えられたと振り返り、「チームメイトに助けてもらいましたし、敬斗が結果はオウンゴールになりましたが、追いつくことができてよかったです」と、勝ち点1を掴めた事を喜んだ。 <span class="paragraph-title">【動画】谷口彰悟が痛恨のクリアミスで失点…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="G47V7CgjRFM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.16 01:27 Wed
5

アジア王者カタールがイランに惨敗でグループ4位に…韓国は連勝でグループ首位、サウジはバーレーンとドローで混戦に【2026年W杯アジア最終予選】

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節が行われた。 予選3連勝だった日本代表は、ホームにオーストラリア代表を迎えての一戦。勝利すれば大きなリードを手にするところだったが、攻めこんでいながらもゴールが遠い。 すると後半、相手のクロスからオウンゴールで最終予選初失点。その後も苦戦したが、日本も中村敬斗の仕掛けがオウンゴールに繋がり、1-1のドロー。勝利を逃したが、敗戦は免れた。 なお、同グループでは、中国代表がホームにインドネシア代表を迎えて2-1で勝利し、最終予選初勝利。また、日本に第3節で敗れたサウジアラビア代表は、バーレーン代表相手に1-1のドローに終わった。 これにより日本が勝ち点10で首位。勝ち点5でオーストラリア、サウジアラビア、バーレーンが並んでおり、インドネシアと中国が勝ち点3で並ぶという状況になっている。 グループAではアジア王者のカタール代表がイラン代表に4-1で惨敗。アルモエズ・アリが17分に先制ゴールを奪うも、サルダール・アズムンが2ゴールを決めイランが逆転。後半にはモハマド・モヘビも2ゴールを奪いイランが勝利した。なお、UAE代表はウズベキスタン代表に1-0、北朝鮮代表はキルギス代表に1-0でそれぞれ敗れていた。 無敗を守ったイランとウズベキスタンが勝ち点10で並び、3位以下はUAEとカタールの勝ち点4、キルギスの勝ち点3、北朝鮮の勝ち点2と続いている。上位2カ国が抜け出ており、11月の結果次第ではW杯出場がほぼ確定することとなる。 グループBでは、ヨルダン代表がオマーン代表に4-0、パレスチナ代表がクウェート代表と2-2のドロー、韓国代表がイラク代表に3-2で勝利を収めた。 韓国は10月シリーズで連勝を収め、勝ち点10で首位。2位にはヨルダン、イラクが勝ち点7で並び、オマーン、クウェートが勝ち点3、パレスチナが勝ち点2となっている。 ◆2026年北中米W杯アジア最終予選 第4節 ■グループA イラン代表 4-1 カタール代表 【イラン】 サルダール・アズムン(前42、後3) モハマド・モヘビ(後20、後53) 【カタール】 アルモエズ・アリ(前17) ウズベキスタン代表 1-0 UAE代表 【ウズベキスタン】 オタベク・シュクロフ(後31) キルギス代表 1-0 北朝鮮代表 【キルギス】 クリスティヤン・ブラウズマン(前11) ■グループB ヨルダン代表 4-0 オマーン代表 【ヨルダン】 ヤザン・アル・ナイマト(前26、後9) アリ・オルワン(後4、後42) パレスチナ代表 2-2 クウェート代表 【パレスチナ】 ウェッサム・アブ・アリー(前41) ゼイド・クンバル(後48) 【クウェート】 ユセフ・ナセル・アル・スライマン(前31、後35) 韓国代表 3-2 イラク代表 【韓国】 オ・セフン(前41) オ・ヒョンギュ(後29) イ・ジェソン(後38) 【イラク】 アイメン・フセイン(後5) イブラヒム・バイェッシュ(後50) ■グループC 日本代表 1-1 オーストラリア代表 【日本】 オウンゴール(後31) 【オーストラリア】 オウンゴール(後13) 中国代表 2-1 インドネシア代表 【中国】 ベイヘラム・アブドゥウェリ(前21) チャン・ユーニン(前44) 【インドネシア】 トム・ハイェ(後41) サウジアラビア代表 0-0 バーレーン代表 <span class="paragraph-title">【動画】韓国代表がイラク代表相手に快勝で、10月連勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="K9nNTa4NTfc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.16 14:35 Wed

イラン代表の人気記事ランキング

1

アジア王者カタールがイランに惨敗でグループ4位に…韓国は連勝でグループ首位、サウジはバーレーンとドローで混戦に【2026年W杯アジア最終予選】

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節が行われた。 予選3連勝だった日本代表は、ホームにオーストラリア代表を迎えての一戦。勝利すれば大きなリードを手にするところだったが、攻めこんでいながらもゴールが遠い。 すると後半、相手のクロスからオウンゴールで最終予選初失点。その後も苦戦したが、日本も中村敬斗の仕掛けがオウンゴールに繋がり、1-1のドロー。勝利を逃したが、敗戦は免れた。 なお、同グループでは、中国代表がホームにインドネシア代表を迎えて2-1で勝利し、最終予選初勝利。また、日本に第3節で敗れたサウジアラビア代表は、バーレーン代表相手に1-1のドローに終わった。 これにより日本が勝ち点10で首位。勝ち点5でオーストラリア、サウジアラビア、バーレーンが並んでおり、インドネシアと中国が勝ち点3で並ぶという状況になっている。 グループAではアジア王者のカタール代表がイラン代表に4-1で惨敗。アルモエズ・アリが17分に先制ゴールを奪うも、サルダール・アズムンが2ゴールを決めイランが逆転。後半にはモハマド・モヘビも2ゴールを奪いイランが勝利した。なお、UAE代表はウズベキスタン代表に1-0、北朝鮮代表はキルギス代表に1-0でそれぞれ敗れていた。 無敗を守ったイランとウズベキスタンが勝ち点10で並び、3位以下はUAEとカタールの勝ち点4、キルギスの勝ち点3、北朝鮮の勝ち点2と続いている。上位2カ国が抜け出ており、11月の結果次第ではW杯出場がほぼ確定することとなる。 グループBでは、ヨルダン代表がオマーン代表に4-0、パレスチナ代表がクウェート代表と2-2のドロー、韓国代表がイラク代表に3-2で勝利を収めた。 韓国は10月シリーズで連勝を収め、勝ち点10で首位。2位にはヨルダン、イラクが勝ち点7で並び、オマーン、クウェートが勝ち点3、パレスチナが勝ち点2となっている。 ◆2026年北中米W杯アジア最終予選 第4節 ■グループA イラン代表 4-1 カタール代表 【イラン】 サルダール・アズムン(前42、後3) モハマド・モヘビ(後20、後53) 【カタール】 アルモエズ・アリ(前17) ウズベキスタン代表 1-0 UAE代表 【ウズベキスタン】 オタベク・シュクロフ(後31) キルギス代表 1-0 北朝鮮代表 【キルギス】 クリスティヤン・ブラウズマン(前11) ■グループB ヨルダン代表 4-0 オマーン代表 【ヨルダン】 ヤザン・アル・ナイマト(前26、後9) アリ・オルワン(後4、後42) パレスチナ代表 2-2 クウェート代表 【パレスチナ】 ウェッサム・アブ・アリー(前41) ゼイド・クンバル(後48) 【クウェート】 ユセフ・ナセル・アル・スライマン(前31、後35) 韓国代表 3-2 イラク代表 【韓国】 オ・セフン(前41) オ・ヒョンギュ(後29) イ・ジェソン(後38) 【イラク】 アイメン・フセイン(後5) イブラヒム・バイェッシュ(後50) ■グループC 日本代表 1-1 オーストラリア代表 【日本】 オウンゴール(後31) 【オーストラリア】 オウンゴール(後13) 中国代表 2-1 インドネシア代表 【中国】 ベイヘラム・アブドゥウェリ(前21) チャン・ユーニン(前44) 【インドネシア】 トム・ハイェ(後41) サウジアラビア代表 0-0 バーレーン代表 <span class="paragraph-title">【動画】韓国代表がイラク代表相手に快勝で、10月連勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="K9nNTa4NTfc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.16 14:35 Wed
2

アジア王者の精神的強度やいかに カタールが中立地開催のイラン戦で4失点力負け、最終予選A組4位に停滞

カタール代表がイラン代表に4失点力負け。アジア王者の精神的強度が試されている。 カタール代表は15日、2026年北中米W杯アジア最終予選A組第4節でイラン代表と対戦。 中立地UAEで開催されたアウェイゲームは、17分にFWアルモエズ・アリが先制点も、42分という最悪のタイミングで同点被弾。後半頭の48分に逆転され、その後も2点を追加された。 最終スコアは1-4。イランは間違いなくアジアの強豪だが、カタールもアジアカップ2連覇のアジア王者。しかし、イラン国内での試合を回避できたなかで、完全な力負けとなった。 W杯は自国開催の前回大会が初出場。 予選突破経験のないアジア王者は、A組4位にとどまり、2位とは勝ち点6差に。4試合で失点「10」、唯一の勝利はホームでのキルギス戦と、大きな閉塞感が漂うこととなった。 スペイン人指揮官のマルケス・ロペス監督は試合後、「W杯出場という目標を失ったわけではない。ウズベキスタンやイランがいるが、まだチャンスはある」と力無くコメント。 「ここからの6試合で獲得すべきポイントが多くなった形だ。懸命に努力し続けなければ」 ブラジル出身の主軸センターバック、DFミカエル・ルーカス・メンデスも「最悪の(最終予選)前半戦だ。全体的にレベルを上げなければ。ミスが多く、改善が必至だ」と肩を落とす。 今回イランに4失点のカタール。4失点以外にもネットを揺らされてもおかしくない場面が多数あり、完全な力負けという印象…11月に向け、アジア王者の精神的強度が試されている。 カタール代表は11月、まずホームでウズベキスタンと戦い、次はアウェイで隣国にして最大のライバル・UAEと対戦する。 2024.10.16 13:35 Wed
3

インテル所属のイラン代表主砲がカタール戦へ意欲...前回対戦は15年ぶり黒星「リベンジマッチではないが、勝つ」

イラン代表FWメフディ・タレミが15日のカタール代表戦を「ヤマ場」と位置付けた。イラン英字紙『テヘラン・タイムズ』が伝える。 2026年北中米W杯アジア最終予選A組は、第3節を終えてウズベキスタン代表が首位。その一方、イランが同勝ち点の2位で並走し、15日には第4節でカタールと対戦する。 緊迫化する中東情勢を受けたUAE開催でのホームゲームとなるイラン。カタールは長年勝ち続け、通算対戦成績も15勝4分け4敗と圧倒し、昨年まで6連勝していた相手である。 ところが、2月のアジア杯準決勝で15年ぶりにカタール戦黒星。これは、イランにとって近年もっとも悔しい敗戦の1つとなったそうで、リベンジに燃えていることが想像に難くない。 それでも、セリエA・インテル所属の大エース、32歳タレミは落ち着いて意気込み。「心は冷静に」と言わんばかりに言葉を並べた。 「W杯への道を切り拓く重要な一戦だ。ここでカタールを倒せば、かなり予選突破に近づくとみてもいいと思う。我々のフィールド(自国)でこの一戦を戦えないのが残念だよ」 「ともあれ、カタールに苦手意識はない。10試合で負けたのは1試合だ。最近(アジア杯)の負けがあったが、今回はそのリベンジマッチではないよ。互いに『W杯出場』が目標だからね」 「僕らはここまでキルギス、UAE、ウズベキスタンと戦い、まだ失点がない。守備の強さを誰もが認めてくれるだろう。しかし、チャンスを必ずしも活かせていない(※)」 (※)3試合で2得点 「今回、選手全員がカタール撃破へ準備できていて、士気の高揚もいつもと違う。僕たちイランが勝つよ」 2024.10.15 16:15 Tue
4

最終予選A組首位のウズベキスタン代表、カタネッツ監督が健康不安…イランとの首位攻防戦含む10月指揮を回避へ

ウズベキスタン代表のスレチコ・カタネッツ監督(61)が、健康不安により10月の2試合でベンチから外れるとのことだ。 『Novosti Uzbekistana』によると、ウズベキスタンサッカー連盟(UFF)が7日、A代表を率いるカタネッツ監督の健康状態に不安があると公表。同日はすでに代表活動が始まっていたが、医師の推奨により、チームを離れたという。 カタネッツ監督は現役時代に旧ユーゴスラビア代表、スロベニア代表としてプレー。故イビチャ・オシム氏が率いたユーゴ代表では1990年イタリアW杯ベスト8、セリエA黄金期の90年代にはサンプドリアでチャンピオンズカップ(現CL)準優勝を経験した。 引退後の指導者キャリアは、ギリシャ1部・オリンピアコスでの1年間などを除き、ほぼ全てが代表チームの指揮。これまでスロベニア、北マケドニア、UAE、イラクを率い、2021年からウズベキスタンを指揮している。 現職としては、今年3月の香港代表戦も体調不良でコーチに代行指揮を依頼。今回10月の2026年北中米W杯アジア最終予選A組第3〜4節は、アシスタントコーチ2名による二頭体制が敷かれるとのことだ。 同代表主軸MFにして背番号「10」を託されるヤロルディン・マシャリポフは、「カタネッツ監督のために」と勝利へ意欲。また、連盟UFFにクギを刺すような発言も飛び出した。 「監督の健康状態は選手たちも把握しているところ。彼が日頃僕たちに何を求めているか…彼がいなくてもしっかり戦わなくてはならない。僕たちは離れていても一緒に戦うんだ」 「そして、監督の健康状態を理由に新しいコーチを招聘…なんて考えているのなら、僕は反対だ。いまの僕たちがあるのは、監督のおかげだ。これまで勝てなかった、ゴールも奪えなかったような相手に勝ち始めたのは、スレチコ・カタネッツのおかげだと断言する」 ウズベキスタン代表の10月は2試合ともホームゲーム。10日にイラン代表との最終予選A組首位攻防戦を戦い、15日にはUAE代表を迎える。 2024.10.09 14:25 Wed
5

未勝利発進により「敵地でイラン撃破」を求められる10月のカタール代表…W杯予選突破の経験なきアジア王者、精神力やいかに

カタール代表の精神力やいかに。 2022年に自国開催のW杯で同大会初出場、さらにはアジアカップ2連覇のアジアチャンピオンというカタール代表。 そこには確かな成長曲線が存在も、一方でW杯アジア予選を突破した経験はなし。カタールは2026年北中米W杯アジア最終予選A組第1節で、UAEにホームで逆転負けを喰らった。 対UAEの敗戦は9年ぶりで、ホームでの敗戦は実に23年ぶり。予選突破経験のないチームが出だしで躓き、そこで被った精神的ダメージを懸念すれば、次は“ほぼ無観客”の中立地ラオスで北朝鮮とドロー…イランやウズベキスタンが同居するA組だと考えれば、間違いなく痛い。 10月の第3〜4節は、まずキルギスとのホームゲームで、ここは流石に今予選初白星が濃厚か。ただ次はイランとの敵地テヘラン決戦だ。 実はカタール、先のアジア杯2023準決勝でイランを撃破しており、対イラン14年ぶりの勝利に。イランからすれば、前回王者とはいえ、6連勝中&6試合連続無失点だったカタールに不覚をとった格好。事実、昨年10月のテストマッチではカタールを4-0と一蹴していた。 そして今回、タフネス集団イランが、ホーム・テヘランでの打倒カタールに闘志を燃やしていることは明白か。2連勝中のイランは、第3節のウズベク戦含め、ここでも2連勝なら本大会切符がグッと近づく「4試合勝ち点12」となる。 カタールは2日に招集メンバーを発表。 FWアルモエズ・アリやFWアクラム・アフィフといったお馴染みの選手に加え、9月途中に緊急で追加招集となった“新たな帰化組”FWエジミウソン・ジュニオールを引き続き招集した。 カタール『ガルフ・タイムズ』は「2連勝でなければ、現実的に今後がますます厳しい」と緊張感。今回1勝1分けでトータル勝ち点「5」としても、すでにウズベクとイランが「6」を積み上げている状況。2位には届かない。 事実上、1996年の初対戦から未だ成し得ていない「敵地でのイラン撃破」を求められているカタール代表である。 ◆最終予選A組(〜第2節) 1位 ウズベキスタン | 勝ち点6 | +2(総得点4) 2位 イラン | 勝ち点6 | +2(総得点2) 3位 UAE | 勝ち点3 | +1 4位 北朝鮮 | 勝ち点1 | -1 5位 カタール | 勝ち点1 | -2 6位 キルギス | 勝ち点0 | -2 2024.10.07 18:00 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly