北朝鮮が粘りを見せアジア王者のカタールとドロー! カタールは追いつかれてのドローで2戦勝利なし【2026W杯アジア最終予選】

2024.09.11 00:35 Wed
カタール相手に同点ゴールを記録したカン・グクチョル
©超ワールドサッカー
カタール相手に同点ゴールを記録したカン・グクチョル
アジア王者のカタール代表が苦しんでいる。10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループAの第2節が行われ、北朝鮮代表がホームにカタール代表を迎えた。

2次予選では日本代表とも同居した北朝鮮。ホームゲームとドタキャンするという異例の時代が発生し、日本とのホームゲームは不戦敗に。それでも最終予選に勝ち残っている。
その北朝鮮はホームにアジアカップ連覇中のカタールを迎えた。カタールは初戦でUAE代表に1-3で惨敗。北朝鮮もウズベキスタン代表に1-0で敗れており、共に初勝利が欲しい試合だった。

試合は序盤から北朝鮮がゴールに迫る。一方で、カタールもミドルレンジからゴールを目指すなどしたが、なかなかゴールを奪えず。アルモエズ・アリのシュートが左ポストを叩くなど、運も味方しなかった。
すると19分、北朝鮮は、リ・イルソンハン・グァンソンからのロングパスを受けると、カットインから強烈なシュートを決めて先制する。

先制を許したカタールだったが、31分にPKを獲得するとアクラム・アフィフがしっかりと決めて同点に。さらに44分には、アルモエズ・アリが逆転ゴールを決めることに成功する。

試合をひっくり返したカタールだったが、北朝鮮は粘り強く戦う。すると51分、カン・グクチョルが直接FKを叩き込み同点に。すると57分に、強烈な雨が降り始めて試合は中断する。

その後再開した試合は、カタールがゴールに迫っていくが、GKカン・ジュヒョクらの粘り強い守備も相まってタイムアップ。北朝鮮はホームで貴重な勝ち点1を獲得。カタールは2戦を終えて勝利なしと、苦しいスタートとなった。

北朝鮮代表 2-2 カタール代表
【北朝鮮】
リ・イルソン(前19)
カン・グクチョル(後6)
【カタール】
アクラム・アフィフ(前31)
アルモエズ・アリ(前44)

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「あれが今の僕の限界」と失望感を抱いたアジアカップから2カ月。攻撃陣の主軸・久保建英は北朝鮮2連戦で違いを示せるか?/久保建英(レアル・ソシエダ)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.36】

未知なる国・北朝鮮と対峙する21・26日の2026年北中米ワールドカップアジア2次予選。社会的関心も非常に高い2連戦となるが、日本代表としては、1〜2月のアジアカップ2023年(カタール)惨敗から再起を図らなければならない。森保一監督も停滞感を打破すべく、37歳の大ベテラン・長友佑都(FC東京)を1年3か月ぶりに再招集。闘争心を掻き立てることからスタートしている。 18日の練習初日から偉大な先輩と時折、談笑しながらプレーしていたのが、15歳年下の久保建英(レアル・ソシエダ)だ。第2次森保ジャパン発足後はムードメーカー的な役割を担ってきた彼だが、早速“長友効果”を実感したという。 「(長友選手が来て)雰囲気はすごくいいと思いますし、今日(19日)のミニゲームでマッチアップしたんですけど、久しぶりにいい意味でのしつこさがあった。楽しかったです」と本人も嬉しそうにコメント。平壌に持っていくものを聞かれて「あんま考えてなかったけど、それこそ、長友選手なんかが“すべらない話”をしてくれればいいんじゃないですかね」と報道陣を笑わせた。余裕のトークを含めた立ち振る舞いは緊張感に包まれていたアジアカップの時とは全く異なるものがあったと言っていい。 そんな久保にしてみれば、この2連戦でアジアカップで味わった屈辱を晴らし、代表攻撃陣の絶対的中心の地位を固めることが肝要だ。カタールの地でイランに苦杯を喫した後、「もっとやれたかなと思いますし、厳しい時間帯で、もっともっと得点に絡みたかったなと思いますけど、大会を通して、あれが今の僕の限界かなと思います」 「数字も欲しかったですし、チームを勝たせるプレーもっとやりたかったですけど、自分がやれることはやったので、特に何が惜しかったとかはないです」とどこか淡々と語った彼だが、頂点に立てなかった悔しさを人一倍感じたはず。バーレーン戦の1点に終わったゴール含め、もっともっと違いを見せなければならないのは確かだろう。 ただ、北朝鮮はほとんど情報のない相手。レアル・ソシエダの同僚からも「どんな感じか教えてよ」と言われるほど、不気味な部分が少なくない。 「結構前からプレスかけてくるかなという感じはしてますけど、やっぱり球際のところは来るので、自分たちがそれによって崩れないようにやっていければと思います」 伊藤洋輝(シュツットガルト)もミーティングを踏まえながら警戒ポイントを口にしていたが、トップ下に入るであろう久保のところは徹底マークされるのは想像に難くない。ラフプレーも辞さない相手ということで、ケガなどのリスクもあるだけに、より慎重にプレーしなければならないはずだ。 「北朝鮮はよく言う球際だったり、戦う気持ち、メンタルな部分がすごく強いイメージがありますけど、ヘンに気を遣いすぎないようにはしたいと思ってます」 「そういう中で、そもそも審判がどの程度のラインを敷いてくるかっていうのが第一だと思います。流してくれるような審判なら、僕たちもある程度、強くいかなきゃいけないなと思いますけど、逆にしっかりファウル取ってくれる審判なら、アフター(タックル)とかはできなくなってくる。それでカードが出てくれたらラッキーですし、僕らからしたら、まずは審判がどういう人なのかっていうところも見極めていきたいなと思ってます」と国際経験豊富な久保らしい言い回しで、頭脳的な戦いを仕掛ける覚悟を口にした。 今回の日本は伊東純也(スタッド・ランス)と三笘薫(ブライトン&ほーヴ・アルビオン)の両サイドの槍が揃って不在。おそらく右に堂安律(フライブルク)、左には中村敬斗(スタッド・ランス)、あるいは相馬勇紀(カーザ・ピア)あたりのスタメンが想定されるが、彼らをうまく後押ししながら、自らも生きることを考えていくことが勝利への近道だ。 リスタートに関しても、久保にかかる部分が大だろう。A代表でプレーするようになってから5年の月日が経過するが、FKの名手に直接ゴールが生まれていないのはやはり物足りない。本人としてもそこは納得いかないはず。そろそろ一発を決めて、相手の士気を低下させてほしいものである。 「2連戦なので、こっちのホームとあっちのホームだったら全く別の戦いになるでしょうけど、まずはホームでしっかり勝ち点3を狙っていければいいかなと思ってます」 久保自身も言うように、東京・国立競技場での勝ち点3はマスト。平壌決戦を前に敵の希望を奪うような展開に持ち込めれば理想的だ。アウェーの厳しさを感じることなく戦えるようになるように、しっかりとカウンターパンチを浴びせることが重要だ。久保にはそのけん引役になることを強く求めたい。 2024.03.21 11:00 Thu

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