6月待たずして「2位以内」消滅の可能性も 最終予選A組はアジア王者カタールが帰化組復帰にベテラン組も再招集の総力戦へ

2025.03.15 18:29 Sat
苦しい戦いが続くカタール代表
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苦しい戦いが続くカタール代表
カタール代表が正念場の2試合に挑む。カタール『ガルフ・タイムズ』が伝える。

W杯予選を突破したことのないアジア王者・カタール代表。前回2022年の初出場は自国開催で予選免除、26年W杯アジア最終予選では現在A組4位に甘んじ、本大会出場ラインの2位とは残り4試合で勝ち点「6」差をつけられる。

第1節でUAE代表に逆転負けを喰らった影響が大きかったか、第2節は北朝鮮代表と引き分け、その後もイラン代表に4失点大敗、UAEとの再戦で0-5惨敗などと、守備が崩壊気味。6試合「17失点」は全18カ国で最多である。
再開初戦となる第7節(3月20日)はホームで北朝鮮、第8節(3月25日)はアウェイでキルギスとのリターンマッチ。14日に発表された今回の招集メンバーは総勢30名が名を連ねており、「総力戦」の意識が強いことは明らかだ。

攻撃をけん引するFWアルモエズ・アリ、FWアクラム・アフィフの2枚看板はもちろん、守備を束ねるブラジル出身のDFミカエル・ルーカス・メンデス、負傷から復帰したポルトガル出身DFペドロ・ミゲルとベルギー出身FWエジミウソン・ジュニオールの2枚も招集されている。
また、通算111キャップのDFブアーラーム・フーヒ(34)、通算123キャップのDFアブドゥルカリム・ハサン(31)、通算114キャップのMFアブドゥラジズ・ハテム(34)と、年末年始のガルフ・カップで招集外としていたベテラン組を復帰させることに。やはり総力戦である。

カタールは今回、6月を待たずして「2位以内」が消滅する可能性もある。

◆A組(残り4試合)
1位 イラン | 勝ち点16 | +7
2位 ウズベキスタン | 勝ち点13 | +3
---本大会---
3位 UAE | 勝ち点10 | +8
4位 カタール | 勝ち点7 | -7
---アジアプレーオフ---
5位 キルギス | 勝ち点3 | -7
6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -4

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