新たな帰化選手投入も…アジア王者カタールが10人北朝鮮とドローでW杯最終予選未勝利「この引き分けは敗北の味が伴う」
2024.09.11 13:40 Wed
カタール代表が窮地だ。カタール『ガルフ・タイムズ』が伝えている。アジア杯王者のカタール代表は10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2節を戦い、アウェイ中立地で北朝鮮代表と2-2のドローに。前半で数的優位となって逆転後、後半頭に直接FKで追いつかれた。
これにより、アジアチャンピオンは1分け1敗。
第1節・UAE代表戦の逆転負けを受け、緊急でFWエジミウソン・ジュニオール(アル・ドゥハイル)という新たな帰化組を追加招集し、同選手を早速デビューさせたが、10人の北朝鮮を切り崩せず、勝利を期した一戦での勝ち点1に。
A組はカタール、イラン、ウズベキスタン、UAE、北朝鮮、キルギス。この競争力を考慮すれば、間違いなく手痛いスタートだ。
「試合を通してのパフォーマンスに勝ちたい気持ちが詰まっていた。ところがハーフタイムに信じられないような大雨が降り出し、状況が変わった。あの雨がなく、問題なくパスを回せていたら、FK献上(同点被弾)はなかったと思う」
「しかし、現実的な問題は雨が止んでから得点を奪えなかった点だ。2試合で1ポイント…まだ8試合残っているから諦めたわけではない。引き続き全力を尽くす」
カタール代表は10月、10日に第3節でキルギス代表とのホームゲーム、そして15日、第4節でイラン代表とのアウェイゲームに臨む。W杯予選突破経験のないアジアチャンピオンは、10月を通して窮地を脱せるか。
これにより、アジアチャンピオンは1分け1敗。
A組はカタール、イラン、ウズベキスタン、UAE、北朝鮮、キルギス。この競争力を考慮すれば、間違いなく手痛いスタートだ。
スペイン人指揮官のマルケス・ロペス監督も「この引き分けは敗北の味が伴う」と認め、試合展開を悔やむことに。
「試合を通してのパフォーマンスに勝ちたい気持ちが詰まっていた。ところがハーフタイムに信じられないような大雨が降り出し、状況が変わった。あの雨がなく、問題なくパスを回せていたら、FK献上(同点被弾)はなかったと思う」
「しかし、現実的な問題は雨が止んでから得点を奪えなかった点だ。2試合で1ポイント…まだ8試合残っているから諦めたわけではない。引き続き全力を尽くす」
カタール代表は10月、10日に第3節でキルギス代表とのホームゲーム、そして15日、第4節でイラン代表とのアウェイゲームに臨む。W杯予選突破経験のないアジアチャンピオンは、10月を通して窮地を脱せるか。
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未勝利発進により「敵地でイラン撃破」を求められる10月のカタール代表…W杯予選突破の経験なきアジア王者、精神力やいかに
カタール代表の精神力やいかに。 2022年に自国開催のW杯で同大会初出場、さらにはアジアカップ2連覇のアジアチャンピオンというカタール代表。 そこには確かな成長曲線が存在も、一方でW杯アジア予選を突破した経験はなし。カタールは2026年北中米W杯アジア最終予選A組第1節で、UAEにホームで逆転負けを喰らった。 対UAEの敗戦は9年ぶりで、ホームでの敗戦は実に23年ぶり。予選突破経験のないチームが出だしで躓き、そこで被った精神的ダメージを懸念すれば、次は“ほぼ無観客”の中立地ラオスで北朝鮮とドロー…イランやウズベキスタンが同居するA組だと考えれば、間違いなく痛い。 10月の第3〜4節は、まずキルギスとのホームゲームで、ここは流石に今予選初白星が濃厚か。ただ次はイランとの敵地テヘラン決戦だ。 実はカタール、先のアジア杯2023準決勝でイランを撃破しており、対イラン14年ぶりの勝利に。イランからすれば、前回王者とはいえ、6連勝中&6試合連続無失点だったカタールに不覚をとった格好。事実、昨年10月のテストマッチではカタールを4-0と一蹴していた。 そして今回、タフネス集団イランが、ホーム・テヘランでの打倒カタールに闘志を燃やしていることは明白か。2連勝中のイランは、第3節のウズベク戦含め、ここでも2連勝なら本大会切符がグッと近づく「4試合勝ち点12」となる。 カタールは2日に招集メンバーを発表。 FWアルモエズ・アリやFWアクラム・アフィフといったお馴染みの選手に加え、9月途中に緊急で追加招集となった“新たな帰化組”FWエジミウソン・ジュニオールを引き続き招集した。 カタール『ガルフ・タイムズ』は「2連勝でなければ、現実的に今後がますます厳しい」と緊張感。今回1勝1分けでトータル勝ち点「5」としても、すでにウズベクとイランが「6」を積み上げている状況。2位には届かない。 事実上、1996年の初対戦から未だ成し得ていない「敵地でのイラン撃破」を求められているカタール代表である。 ◆最終予選A組(〜第2節) 1位 ウズベキスタン | 勝ち点6 | +2(総得点4) 2位 イラン | 勝ち点6 | +2(総得点2) 3位 UAE | 勝ち点3 | +1 4位 北朝鮮 | 勝ち点1 | -1 5位 カタール | 勝ち点1 | -2 6位 キルギス | 勝ち点0 | -2 2024.10.07 18:00 Monカタール代表の人気記事ランキング
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UAEvsカタールの隣国対決…ホームチームは緊張感「勝ち点3を獲らないわけには…」アウェイチームは闘志「我々に不足なし」
最終予選A組は19日、UAE代表とカタール代表による隣国対決だ。カタール『ガルフ・タイムズ』が伝えている。 19日は2026年W杯アジア最終予選の各組第6節。今回は全カードが第1節のリターンマッチであり、すなわち今予選の折り返し地点だ。 A組では、UAEがホームでカタールと対戦。 カタールホームの前回第1節は、カタールが前半先制もUAEは後半3発で逆転勝ち。UAEにとって対カタール「9年ぶり」の勝利、敵地での勝利は実に「23年ぶり」となった。 UAEを率いるパウロ・ベント監督はリターンマッチに向け、前日会見で緊張感。 「前回は我々が勝ったが、カタールの質、経験値は我々を凌駕する。W杯に出て、アジア杯を2度制したチームだ。同じ結果を再現するべく、戦略を徹底的に突き詰めたつもりだが、何より選手たちには自らを信じ続けてほしい」 同席したDFハーリド・イブラヒムも「このカードは両チームにとって極めて大事。僕らとしては、地元のファンの前で勝ち点『3』を獲らないわけにはいかない」と緊張感を漂わせた。 対し、カタールのティンティン・マルケス監督はここ最近、非常に弱気な発言が目立っていたが、前節のウズベキスタン撃破で窮地を脱したためか、士気の高まりをうかがわせた。 「ここから順位を上げるうえで、この一戦を落とすわけにはいかない。ウズベキスタン戦から準備期間は限られていたわけだが、全ての国が同じ。我々の選手たちに体力面で不足はない」 指揮官と同席したアジア年間最優秀選手、FWアクラム・アフィフは「この試合で勝つなら、W杯へ向けて極めて重要な事実となる。勝利を目指し、最後の笛が鳴る瞬間まで全力を尽くす。ファンを幸せにする」と意気込んだ。 サッカーにおけるUAEとカタールは、隣国にして最大のライバル。外交面では、数年前にUAEから国交を断絶し、昨年に入って双方の大使館を再設置も、関係修復への大きな続報はない。 「この試合、この相手に勝つ」ことは、双方のサッカーファンにとってたいへん重要だ。 ◆A組順位表 1位 イラン | 勝ち点13 | +6 2位 ウズベキスタン | 勝ち点10 | +2 --- 3位 UAE | 勝ち点7 | +3 4位 カタール | 勝ち点7 | -2 --- 5位 キルギス | 勝ち点3 | -6 6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -3 2024.11.19 14:25 Tue5