イラン代表vsカタール代表がUAE開催で調整中 緊迫化する中東情勢から第三国へ
2024.10.10 15:15 Thu
イラン代表のホームゲームはUAE開催で調整中
イラン代表がホームゲームをUAE開催へ。イラン英字紙『テヘラン・タイムズ』が伝える。
緊迫化の一途を辿る中東情勢。現在、イランは国家間で敵対するイスラエルと事実上の交戦状態にあり、報復の連鎖が懸念されている。
これを受け、アジアサッカー連盟(AFC)が決断。イラン・マシュハドで15日開催予定だった2026年北中米W杯アジア最終予選A組第4節「イラン代表vsカタール代表」について、第三国開催をイランサッカー連盟(FFIRI)に命じた。
イラン代表一行が第3節を戦うウズベキスタンに到着していたなか、当初、FFIRIは同地に残ってタシケント市内の「ブニョドコル・スタジアム」を借り、そこでカタール代表戦も開催することを検討していたとされる。
現在では、カタール代表戦の日程はそのままに、UAE・ドバイを中立地とする方向で調整が進んでいるとのことだ。
イラン陣営とイスラエルの対立がこのまま続くなら、イラン代表もしばらくは国内でホームゲームを開催できないだろう。
緊迫化の一途を辿る中東情勢。現在、イランは国家間で敵対するイスラエルと事実上の交戦状態にあり、報復の連鎖が懸念されている。
これを受け、アジアサッカー連盟(AFC)が決断。イラン・マシュハドで15日開催予定だった2026年北中米W杯アジア最終予選A組第4節「イラン代表vsカタール代表」について、第三国開催をイランサッカー連盟(FFIRI)に命じた。
現在では、カタール代表戦の日程はそのままに、UAE・ドバイを中立地とする方向で調整が進んでいるとのことだ。
本件に関し、イラン代表のアルデシル・アミール・ガレノエイ監督は、第3節・ウズベキスタン代表戦に先だった前日会見で「我が国は世界で最も安全な国だ。不公平な決定が下されている」などと不満を表明。
イラン陣営とイスラエルの対立がこのまま続くなら、イラン代表もしばらくは国内でホームゲームを開催できないだろう。
アルデシル・アミール・ガレノエイの関連記事
イラン代表の関連記事
W杯予選の関連記事
|
|
イラン代表の人気記事ランキング
1
イラン代表FWジャハンバフシュが無所属から脱却へ 17-18シーズンのオランダ1部得点王、ヘーレンフェーン加入が決定的に
無所属となっているイラン代表FWアリレザ・ジャハンバフシュ(31)だが、この度ヘーレンフェーン入りが決定的となったようだ。 AZ時代の2017-18シーズンに21ゴール、ワイドアタッカーでありながらオランダ1部の得点王となったジャハンバフシュ。イラン代表としては過去3回のW杯に出場し、近年はキャプテンマークを巻くことも珍しくない。 ただ、オランダ1部得点王の肩書きを引っさげて移籍したブライトン&ホーヴ・アルビオンで停滞。代表キャリアに影響は与えずも、フェイエノールトへ格安で売却され、昨季限りで契約満了となったのち、現在無所属である。 無所属でありながらA代表に継続招集されることが、イランサッカー界では議論の対象に。それでもオランダ『Voetbal International』によると、とうとう新天地を見つけたという。 表題の通り、ジャハンバフシュはヘーレンフェーンへ。ロビン・ファン・ペルシ監督率いるクラブで現地時間6日にメディカルチェックを実施し、問題なければ今季終了まで約7カ月の契約を結ぶとのことだ。 2024.11.06 17:25 Wed2
W杯初出場へ視界良好も今回は鬼門が…ウズベキスタンが“敵地イラン”含む3月へマンチェスター・C所属のクサノフら招集
W杯初出場を視界に捉えるウズベキスタン代表のメンバー25名が発表された。 独立後初のW杯出場を目指すウズベキスタン代表は、現在アジア最終予選A組で本大会出場圏内の2位。第5節のカタール代表戦(A)を落とした以外は堅実に勝ち点を積み上げる。 この3月は第7節・キルギス代表戦(H)、第8節・イラン代表戦(A)というスケジュール。25日に敵地テヘランはアザディ・スタジアムで開催されるイランとの首位攻防戦が、本大会へストレートイン出来るか否かの分岐点となるだろう。 13日発表の招集メンバー25名に目を通すと、キャプテンを担う大黒柱のFWエルドル・ショムロドフ(ローマ)、1月に欧州最前線へ羽ばたいたDFアブドゥコディル・クサノフ(マンチェスター・シティ)を筆頭に、欧州組が計6名。 この2名以外では、2024年アジア年間最優秀若手のMFアボスベク・ファイズラエフ(CSKAモスクワ)、DFルスタム・アシュルマトフ(ルビン・カザン)、DFフスニディン・アリクロフ(リゼスポル)、FWボビル・アブディハリコフ(スムガイト)が、現ウズベクの欧州組である。 また、背番号「10」のMFヤロルディン・マシャリポフ(エステグラル)、MFオストン・ウルノフ(ヘルセポリス)、絶対的守護神のGKユキル・ユスポフ(フーラード)と、イラン1部でプレーする主軸3枚も順当に選出。“敵地イラン”へこの3枚の奮闘は欠かせない。 なお、今回のウズベキスタンは新体制。スレチコ・カタネッツ監督が健康問題で今年に入って辞任しており、昨年まで率いたU-23ウズベキスタン代表で大岩ジャパンを苦しめたティム・カパーゼ氏が後任監督として内部昇格している。 今月の2試合で2位以内が確定する可能性もあるウズベキスタン代表。まずはカパーゼ新監督の初陣で隣国キルギスに勝利し、“敵地イラン”で最低1ポイントを積みたいところである。 ◆A組(残り4試合) 1位 イラン | 勝ち点16 | +7 2位 ウズベキスタン | 勝ち点13 | +3 ---本大会--- 3位 UAE | 勝ち点10 | +8 4位 カタール | 勝ち点7 | -7 ---アジアプレーオフ--- 5位 キルギス | 勝ち点3 | -7 6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -4 2025.03.15 22:18 Sat3
