【日本代表プレビュー】欧州組は約1年ぶりの実戦、個々の成長をピッチで示し「感謝」と「恩返し」を《国際親善試合/日本vsカメルーン》

2020.10.09 12:30 Fri
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◆「感謝」と「恩返し」をピッチで示せるか
©JFA


世界的に厳しい状況に置かれているコロナ禍の中で行える日本代表活動。日本にとっては、団体競技として初めて海外で活動することにもなり、来年の東京オリンピックを含めて、このコロナ禍でのスポーツのあり方に大きな影響を与える。

当然のことながら、2022年のカタール・ワールドカップに向けた強化、来年3月に行われる予定の予選に向けた強化が重要であり、コンディションの良いアフリカのチームと戦える貴重なチャンスだけに、しっかりと確認すること、現在地を図ること、そして結果を出すことにこだわるべきだ。

しかし、それと同じレベルで今回の試合には大きな意義もある。

「試合の中で新型コロナウイルスの影響で困難な生活を送られている方々、日本で頻発している自然災害等々で困難な生活をしている大変な方々も多いと思いますので、我々の戦いを通して支援、応援してくだささる皆様に励ましのエールを届けられればと思います」

森保監督が口にし、選手たちも口にする「感謝」と「恩返し」に繋がる試合を是非とも見せてもらいたい。約1年ぶりの日本代表の試合、カメルーン代表戦は、9日(金)21時00分にキックオフを迎える。



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掌返しは「サッカー人生を通じて繰り返している感覚」、日本代表GK権田修一がスペイン戦へ意気込み「決勝Tが1試合増えたような感覚」

日本代表のGK権田修一(清水エスパルス)が、スペイン代表戦に向けた記者会見に出席。意気込みを語った。 カタール・ワールドカップ(W杯)もグループステージの最終節を迎え、日本は12月1日にスペインと対戦する。 現在2位につける日本は首位のスペインとの決戦に。勝てばラウンド16進出が決定。引き分けるともう1試合のコスタリカ代表vsドイツ代表の結果次第となる状況だ。 新しい景色としてベスト8以上を目標に掲げて臨んでいる日本。明日のスペイン戦に向けて、権田が意気込みを語った。 「1戦、2戦が終わり、2戦目は僕たちが望んだ結果ではなかったですし、失望された方も多かったと思います。2戦で勝っていれば予選を突破できたということは、言っていたらキリがないですが、色々な批判を受けていることもあります」 「ただ、この3戦目に勝てばトーナメント進出という分かりやすい状況にできたことは、特にドイツ戦で勝ったことの成果なのかなと思っています。僕たち日本代表は予選リーグ突破、ベスト8以上を目指している中で、今回勝たなければいけない状況。引き分けという結果もありますが、決勝トーナメントが1試合増えたような感覚。ベスト32からベスト16になる気持ちで臨みたいです」 「ベスト16で強豪国のモロッコかクロアチアかベルギーかは分かりませんが、そこでも勝たなければいけない。そう考えれば、ベスト16に行くためにスペイン戦に勝たなければいけない。そう捉えたら、僕たちは上に行くためにどこが相手だったとしても、僕たちが目指す新しい景色、ベスト8以上というのは成し遂げられないです」 「そういうことを考えても、ここで勝っても何点以上取らなければいけないという状況であれば難しい感情が出たと思いますが、僕たちが初戦しっかりハードワークしてドイツに勝てたことで、自分達の結果次第で上に行けるチャンスを残せたことは、僕たちにとってはすごくポジティブです」 「選手も普段一緒にご飯を食べたり色々な話をして、ポジティブになっていて、『相手がどこだろうと俺たちが目指しているところに行くには、勝たなきゃいけないんだ』という話をみんなしているので、スペインという難しい相手、世界的にも難しい相手ですが、僕たちの全てをぶつけたいですし、日本では朝の4時キックオフなので、寝てからみるか、夜中起きていて見るか、凄く難しい時間になるかもしれないですが、1、2戦目同様にたくさんの方が日本代表をサポートしてくれることを望んでいます。それに応えられるように選手たちは精一杯頑張ろうと思います」 リーグ戦の1試合ではなく、トーナメントの1試合だと思って戦うと語った権田。スペインで警戒する点については、2021シーズンに指導を受けたミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の指導を例に挙げて語った。 「スペインのサッカーで言うと、昨年スペイン人のロティーナ監督の下でプレーしましたが、凄く感じたのは整備されたサッカーをするという印象です。しっかりポジションを取る、攻撃においても守備においても立ち位置をしっかりとる。ポジショナルプレーという言葉もありますが、そういう部分は凄くスペインという国自体レベルが高いと思います」 「バルセロナでルイス・エンリケ監督がやられていた時もそうですが、よりポジションを取ったところからダイナミックにプレーすることは感じていました。今回の代表もどちらかと言えばサイドの選手は、一発の裏を狙うことや飛び出しに特徴のある選手を使い、より相手の嫌なところを突いてくるので、そこは注意しなければいけないと思っています」 警戒しなければいけない相手であるが、その中で森保監督はチームを鼓舞する言葉をかけている。権田はこれまでの言葉で一番印象に残っている言葉についても語った。 「GKというポジションもあって、常に失点に絡んでしまうポジションですが、カナダ戦も、今回のコスタリカ戦の後も、『過去は変えられない。起きてしまったこと、過ぎてしまったことは変えられないけど、未来を変えることは自分達の力でできる』ということを、僕の中では都度結果が出なかった時に監督から言われました」 「僕自身そういうポジションなので、悔しさや、もう少し何かできたんじゃないかという思いは常にあるんですが、自分が変えられるのは過去じゃなく未来なので、そこは監督の言葉で大事にしていますし、今までそれで何度も救われてきました」 過去は変えられない。その言葉を胸にプレーする権田だが、初戦のドイツ戦ではPKを与えながらも、スーパーセーブを連発してマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)に選出。一方で、2戦目のコスタリカ戦では、準備のミスから失点を防げなかった。 最大級の称賛から一転、多くの批判を受けた権田。「僕の場合は、GKということもあって、点を取られたら批判されるし、取られなければ称賛されるし。1試合目はPKを与えましたが、MOTMに選んでもらって、2戦目はあのシュートは準備の段階でポジション修正をしっかりしていれば止められたという感覚はあるので、自分のミスで失点してというところです。批判を当然浴びるというのは、掌が表になったり裏になったりということをサッカー人生を通じて繰り返している感覚はあります」とコメント。ポジションがら、常に称賛と批判の間にいるとした。 また「批判される、盛り上がるというのはこのW杯がこれだけ記者会見にたくさんの方が来てくださるということに表されているように、注目された大会です」と語り、「この前の試合は日本時間の19時で、たくさんの方が見やすいような環境の試合での結果だったので、批判があるのはもちろんですが、自分の中で思っているのは、何があってもプレーするのは自分ですし、自分やチームが称賛されたから自信過剰になっても良くないですし、批判されたから自信を失っても仕方ないです」と、周りの言葉でパフォーマンスを変えることはないとした。 そして「森保監督の下でやってきたことを信じてやる。トーナメントに勝ち上がった後も、信じ続けてやることが一番僕は大事かなと思っています」とコメント。「今までやってきた練習というのが試合に繋がって来ると思っているので、今までもそうですしこれからもそうですし、先輩方も色々な批判を受けながらも活躍された方々を、僕たちが引き継いでるだけなので、今後も日本サッカーは良い時は称賛され、ダメな時はというのは仕方のないこと。天気と一緒で、ストレスに感じても仕方ないので、しっかり自信を持っていきたいと思います」と、気にせずに信じていることを続けていくだけだと前を向いた。 スペインの中盤を支える若手のMFガビ、MFペドリについて質問が飛ぶと「誰が出て来るかは分からないですが、どの選手も賢いという印象です。技術がある選手、日本ではリフティングが上手い選手が技術があると子供の頃はよく言われます」と日本の現状を語り、「スペインの中盤の選手を見ていると必要な時に必要なポジションにいて、賢い選手が多いという印象です。まだ若い選手で、僕もたくさん試合を見たことがなかったですが、国を代表してW杯を戦う中で、あれだけ落ち着いてプレーできるというのは、パーソナリティも素晴らしいんじゃないかなと思います」と、2人の印象を語った。 また警戒すべきFWについては「僕はオリンピックは出ていませんが、東京五輪で(マルコ・)アセンシオ選手にゴールを決められていますし、ドイツ戦では(アルバロ・)モラタ選手が良い形でニアに入っていて、彼のあのパターンはデジャブじゃないかと思うぐらいたくさん見ているので、特徴を全面に出して、チームで生かせるストライカーというのは、すごく怖いなと思っています」と、初戦でゴールを決めているマルコ・アセンシオ、ドイツ戦でゴールを決めたアルバロ・モラタの名前を挙げた。 そのスペインとドイツの試合を観たという権田。ドイツの凄さを知った上で見たスペインは、やはり別格だと感じたと言い、しっかりとした国として、チームとしての強みがあると語った。 「初戦の僕らがドイツと対戦した後に試合を見て、ドイツの凄さを感じている中、前からのプレッシャーの圧力、1人1人のフィジカル的な強さを感じて前半は何もさせてもらえなかったです」 「その中で、スペインに対してドイツ代表はメンバーを変えながらも、スペイン代表の良さを消すようにやっていったと思いますが、それでもあれだけ当たり前にボールを保持できるのは、ポジショニングなのか、インテリジェンスなのか、何が一番かわかりませんがスペインの凄みです。小さい頃からプレーモデルとして自分達の国のサッカーはこれだというのを、ずっとやり続けてきたことを感じました」 「テレビゲームをしているようというか、ここに来たら、次はここがチャンスというのを、テレビを見て思っている通りにやる。その感覚は、ずっとスペインは伝統的に[4-1-2-3]で両ウイングが張ってという形でやっている中で、インサイドハーフがもらった時にサイドで数的優位ができるという状況で常にやっていたので、そこの部分はどこを相手にしても、彼らが並びを変えてやって来ることはなく、ああいう形で来るのは彼らの強みだなと感じました」 2022.11.30 23:30 Wed
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「真剣勝負で戦えることを喜びに」運命のスペイン戦に意気込む森保一監督、全力を尽くし「日本人の魂と誇りを持って挑む」

日本代表の森保一監督が、スペイン代表戦に向けた記者会見に出席。意気込みを語った。 カタール・ワールドカップ(W杯)もグループステージの最終節を迎え、日本は12月1日にスペインと対戦する。 現在2位につける日本は首位のスペインとの決戦に。勝てばラウンド16進出が決定。引き分けるともう1試合のコスタリカ代表vsドイツ代表の結果次第となる状況だ。 新しい景色としてベスト8以上を目標に掲げて臨んでいる日本。明日のスペイン戦に向けて、森保監督は意気込んだ。 「明日のスペイン戦に向けてですが、まずはこの準備期間である3日間、今日はまだトレーニングしていませんが、ミーティング等々明日のスペイン戦に向けて、チームとして良い準備ができていると思います選手たちには明日プレッシャーがかかる試合だと思いますが、自分たちの力を信じて、自分の力を信じて、仲間を信じて、戦いに臨んでほしいなと思います」 「重要な試合には変わりないですが、選手たちが普段やっている力を100%、チームとして個として発揮してくれれば結果はついてくると思うので、まず自分たちの力を100%発揮できるように思い切ってプレーしてもらいたいと思いますし、スタッフの1人として環境づくりをしていきたいと思いますサポーターの皆さん、国民の皆さんに喜んでいただける結果を残せるように、チーム一丸となって最後戦いますので、応援、そして共闘をお願いします」 大一番を迎えるにあたり、世界でも屈指の強豪であるスペインとの対戦については「明日のスペイン戦に臨めること、この状況を本当に幸せに思いますし、喜びに感じています」とコメント。「プレッシャーはなく、あるとすれば自分たちの力を出し切れるかどうかというところを後悔すること無くやれるか。明日のスペイン戦で勝利を目指し、グループリーグ突破を目指して戦えるということしか考えていません。世界の強豪とW杯の優勝したことがある国と真剣勝負で戦えることを喜びに思って戦いたいです」と、楽しみであることを口にしている。 森保監督率いる日本は初戦でドイツを撃破し世界を驚かせた。しかし、第2戦でコスタリカに敗れ、厳しい状況に立たされている。 スペインの強みについては「スペインは非常に戦術的に、そしてテクニカルに戦える素晴らしいチームだと思いますが、今のルイス・エンリケ監督の下、ダイナミックさとテクニカル、戦術的な部分と全て持ち合わせていると思っています」とコメント。これまで以上にダイナミズムを持っていると印象を語った。 勝たなければいけない試合。選手たちにかけた言葉については「明日勝つ確率を高めるために、それぞれのコンディションを高めること。中3日でメンタル的にもフィジカル的にも、疲れているところをしっかり上げていってもらえるようにということを話しました」とコメント。また、「スペイン戦に特別ということではないですが、できる選手がいるからこそ、またスペイン戦にグループリーグ突破をかけて戦えると思うので、自分たちの力を100%発揮して欲しいなと思います」とし、自分たちの力をしっかりと出し切ろうと伝えたという。 さらに「目の前の一戦に最善の準備をして、全力を出して勝利を目指して戦う」と語り、しっかりと目の前の相手を倒すとした。 その日本だが、ドイツ戦勝利で称賛が相次いだ一方で、コスタリカに敗れて大批判を受けることに。掌返しとも言える状況については「称賛も批判もあり、掌返しされるというのも勝負の世界なので、勝てば称賛、負ければ批判されるということは当たり前のことかなと思います」と冷静に受け止めていると語った。 また「できれば批判はされたくないですけど、称賛も批判も含めて日本の国民の皆さんがサッカーに興味を持ってもらい、サッカーというスポーツを認識してもらい、それを議論してもらえることを私自身は嬉しく思います」と語り、「それだけサッカーが日本の国民の皆さんの日常に寄り添ってみていただけるスポーツと思ってもらえると、議論は自由ですし、見方も自由です。自分の思いをぶつけて欲しいと思います。喜ぶのもストレスをぶつけるのも、全てが嬉しいと思っています」と、話題として、日常にサッカーを持ち込んでもらえていることを喜んだ。 選手たちには「我々は日本の代表として世界の舞台で戦う上で、日本人の魂と誇りを持って日本のために戦いに挑むということ。そこは共有できていると思います」とし、「サポーターの皆さん、国民の皆さんに喜んでいただけるように日々努力して全力で戦いに臨むだけかなと思っています」と、批判も関係なしに、全てを捧げて戦うのみだとした。 スペインといえば、1年半ほど前に東京オリンピックの準決勝で戦い、延長戦の末に敗れた相手。その試合に出場した選手も多くいる中、「東京オリンピックで準決勝でスペインに負けてしまったということは非常に残念で悔しい思い出ですので、選手も私も含めて、その悔しい思いから成長を誓って、ここにいるところもあります。今回の対戦で今度は我々が喜べる結果を目指して戦いたいと思います」と、リベンジを果たしたいと語った。 また「私がスペインのサッカーをA代表から育成の方まで見させていただいて、国サッカーとして一貫したサッカーをベースにやられているというプレーモデルの重要性、大切さであったりというところは素晴らしいなと見させてもらいました」とし、「東京オリンピックチームのスペイン代表の選手が何人もA代表にいますし、スペインのサッカーは育成からトップへどういう流れで来ているのかを試合で感じさせてもらいたいと思います」と、日本が今後どういう道を歩むべきかも見ていきたいとコメントした。 「ドイツ同様にスペインもW杯でチャンピオンになった国だということ。我々も2050年までにW杯で優勝するということを目指す中、どのように目指すべきかを明日また学べると思うので、勝利を目指すとともに、我々がどうあるべきかを考えながら試合に臨みたいと思います」と、勝利を目指しながら、強豪国の歩んでいる道を確かめたいとした。 2022.11.30 23:12 Wed
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