アッズーリの10番託された攻撃的MFの躍動が連覇のカギに/ロレンツォ・ペッレグリーニ(イタリア代表)【ユーロ2024】

2024.06.15 20:30 Sat
イタリアの注目はペッレグリーニ
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イタリアの注目はペッレグリーニ
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。

今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。

イタリア代表
出場回数:8大会連続11回目
最高成績:優勝(1968、2021)
ユーロ2020結果:優勝
予選結果:グループC・2位
監督:ルチアーノ・スパレッティ
◆注目選手
MFロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ)
1996年6月19日(27歳)

アッズーリの10番託され、躍動期待されるジャッロロッシのカピターノ。ディフェンディングチャンピオンとして今大会に挑むイタリアだが、ユーロ2020以降の戦績は芳しくなく下馬評は著しく低い。
前大会もスカッドの質は充実しているとは言い難かったが、ロベルト・マンチーニ前監督のマネジメント、ジョルジョ・キエッリーニレオナルド・ボヌッチらを中心に守護神ドンナルンマが圧巻の輝きを放った守備陣の奮闘によってしぶとく勝ち切り、優勝を成し遂げた。ただ、今大会に向けては代表50キャップ以上の選手がドンナルンマ、ジョルジーニョ、バレッラの3選手のみと、より小粒なスカッドに加え、経験値の部分でも難しい戦いを強いられるはずだ。

その下馬評を覆す上ではスカマッカ、レテギの両ストライカー、フラッテージ、ボンジョルノら新顔の台頭が重要な要素となるが、代表通算30キャップを刻みながら、これが初のメジャートーナメント参戦となるローマのカピターノの躍動が重要となるはずだ。

今季ダニエレ・デ・ロッシ監督の途中就任以降、持ち味のダイナミズムと攻撃センスを遺憾なく発揮し、ユーロメンバー入りを果たしたペッレグリーニ。さらに、スパレッティ監督は「彼こそが10番を着るプレーヤーだ」と今大会でアッズーリ伝統の背番号10を託すなど、大きな期待を寄せる。

[3-4-2-1]をメインシステムに採用する中、2シャドーの一角での起用が見込まれるペッレグリーニは、キエーザとスカマッカのアタッカー2人、中盤のジョルジーニョ、バレッラらと連携しながら中盤と前線のリンクマン、崩しの起点として攻撃を牽引する仕事が求められる。加えて、得意のプレースキックでも違いを生み、アッズーリの10番としての責務を果たせるか。

◆試合日程
▽6月15日(土)
《28:00》
【B】イタリア代表 vs アルバニア代表

▽6月20日(木)
《28:00》
【B】スペイン代表 vs イタリア代表

▽6月24日(月)
《25:00》
【B】クロアチア代表 vs イタリア代表

◆招集メンバー
GK
1.ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス)
12.グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド)
26.アレックス・メレト(ナポリ)

DF
2.ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ)
4.アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ)
3.フェデリコ・ディマルコ(インテル)
5.リッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ)
6.フェデリコ・ガッティ(ユベントス)
13.マッテオ・ダルミアン(インテル)
15.ラウル・ベッラノーバ(トリノ)
17.ジャンルカ・マンチーニ(ローマ)
23.アレッサンドロ・バストーニ(インテル)
24.アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス)

MF
7.ダビデ・フラッテージ(インテル)
8.ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド)
10.ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ)
16.ブライアン・クリスタンテ(ローマ)
18.ニコロ・バレッラ(インテル)
21.ニコロ・ファジョーリ(ユベントス)
25.マイケル・フォロルンショ(エラス・ヴェローナ)

FW
9.ジャンルカ・スカマッカ(アタランタ)
11.ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ)
14.フェデリコ・キエーザ(ユベントス)
19.マテオ・レテギ(ジェノア)
20.マッティア・ザッカーニ(ラツィオ)
22.ステファン・エル・シャーラウィ(ローマ)

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トナーリの代表初弾を守り抜いたイタリアが敵地でベルギーを下し準々決勝進出【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ2第5節、ベルギー代表vsイタリア代表が14日に行われ、0-1でイタリアが勝利した。 3位ベルギー(勝ち点4)は、ユーロ2024以来の復帰を果たしたルカクがスタメンとなり、オペンダやトロサールと前線を形成した。 一方、勝利すれば準々決勝進出となる首位イタリア(勝ち点10)は、同じくユーロ2024以来の復帰を果たしたバレッラがスタメンとなり、トナーリやフラッテージと中盤を形成した。 立ち上がりからボールを握ったイタリアが11分に先制する。バレッラのダイレクトパスでボックス右ポケットを突いたディ・ロレンツォのクロスをトナーリが押し込んだ。 トナーリの代表初ゴールで先手を取ったイタリアに対し、ベルギーが前がかる展開となるも好機は生み出せない。 結局、前半を通して試合をコントロールしたイタリアが1点をリードしてハーフタイムに入った。 迎えた後半、圧力をかけるベルギーはデバスト、トロサールがミドルシュートで牽制。守勢の入りとなったイタリアだったが、54分に追加点のビッグチャンス。フラッテージのスルーパスに抜け出したレテギがGKと一対一に。しかしシュートはGKカスティールスに阻まれた。 その後もベルギーが攻勢をかけ、トロサールやオペンダがゴールに迫っていくと、78分に好機。しかし右クロスに合わせたルカクのヘディングシュートは枠を捉えきれず。 猛攻のベルギーは84分、CKの流れからファエスのヘディングシュートがポストに直撃。逃げ切ったイタリアがフランス代表とのリーグ最終戦を前に2位以上を確定させ、準々決勝進出を決めている。 ベルギー 0-1 イタリア 【イタリア】 サンドロ・トナーリ(前11) 2024.11.15 06:44 Fri
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トナーリが460日ぶりの得点! 紆余曲折経てのイタリア代表初ゴールに「嬉しいけど…」

イタリア代表MFサンドロ・トナーリ(ニューカッスル)が久々のゴールを記録した。 イタリアは14日、UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ2の第5節でベルギー代表と対戦。アウェイで1-0の勝利を収め、1試合残して準々決勝進出を決めた。 貴重な決勝点を挙げたのが11分のトナーリ。ゴール前に走り込み、DFジョバンニ・ディ・ロレンツォの折り返しを押し込んだ。 これが20キャップ目にして代表初ゴール。『Opta』によると、トナーリが最後にゴールを奪ったのは2023年8月12日に行われたプレミアリーグのニューカッスルvsアストン・ビラで、460日ぶりの得点となっている。 違法賭博行為の発覚により、ニューカッスル加入初年度の2023-24シーズンをほとんど棒に振っていたなかで久々のゴール。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が試合後のコメントを伝え、自身のゴールよりも勝利が重要だと強調している。 「ゴールを決めて、代表初ゴールを記録したのは嬉しいことだけど、こうして勝ったのはもっと嬉しい。僕らは苦しんだけど、すべての試合で見せたいプレーができた」 「このグループには大きな落ち着きがあるし、誰もが次の集まりを楽しみにしている。ともによくやっているし、美しいことだ」 「今夜は非常に強いチームとの対戦だった。試合の中で自分たちのスペースを探していた。あるやり方でスタートしたけど、そのスペースは想定していたものと全く違った」 「だけど僕らはシンプルなゲーム展開を維持し続けたし、誰かが何かを生み出したわけでもない。自分たちがうまくいくとわかっているやり方を僕らはやるんだ」 準々決勝進出の2位以上を確定させたイタリアは、17日のグループ最終戦でフランス代表とのホームゲーム。引き続きのトナーリの活躍も期待される。 <span class="paragraph-title">【動画】折り返しに反応したトナーリが代表初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="EAokY1-m_U4";var video_start = 16;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.15 19:11 Fri
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ベルギー優勢の後半に「この第二の顔も大事」とイタリア指揮官、先行逃げ切りで突破決める 「本当に難しい試合だった」

イタリア代表がUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝に進出した。 UNLリーグA・グループ2で首位に立つイタリアは14日の第5節で3位ベルギー代表のホームに乗り込み、1-0で勝利。11分にボックス右深くに持ち運んだジョバンニ・ディ・ロレンツォの折り返しに中央のサンドロ・トナーリが左足で合わせ、これが決勝ゴールとなった。 2-2のドローに終わった10月の対戦と同様に先行し、今後は堅守を光らせ、ベルギー撃破のイタリア。これで2連勝とし、最終節を残して2位フランス代表とともに2位以内を確定させ、準々決勝進出を決めた。 ルチアーノ・スパレッティ監督は「非常に難しいピッチで素晴らしい相手との非常に難しい試合だった」と切り出し、こう振り返る。イタリア『スカイ』が報じた。 「後半は前半と比べて選択が難しくなった。今夜はこれまでの試合で見られたいい点を踏襲できたように思うが、本当に難しい試合だったよ。前半はうまくやり、後半はもう少し守備を強いられたが、ボールを奪い返すたびに得点を狙っていった。前半にリードし、後半は秩序をもって守ったが、この第二の顔も大事で、すべてのボールに闘志を燃やすチームを見られたね」 17日の次節はフランス代表との首位攻防戦。「こういうグループで結果にこだわることなく、コンディションを整えられるのは簡単なことじゃない。こういう状況でフランス戦を迎えるのは不可能に思ったが、選手たちがそれに値する強いチームであるのを示してくれた」と話す。 <span class="paragraph-title">【動画】イタリアがベルギーとのビッグマッチ制す</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="EAokY1-m_U4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.15 14:15 Fri
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ラビオ&ディーニュ躍動のフランスが敵地でイタリア撃破! 逆転で首位通過決める【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ2最終節のイタリア代表vsフランス代表が17日に行われ、アウェイのフランスが1-3で勝利した。 ここまで4勝1分けの無敗でグループ首位に立つイタリアは、首位通過を懸けたホームでの大一番に臨んだ。1-0で競り勝ったベルギー代表戦からは先発2人を変更。体調不良の守護神ドンナルンマに代えてヴィカーリオ、ロベッラに代えてロカテッリを起用した。 一方、3勝1分け1敗で2位に付けるフランスはすでに準々決勝進出を決めているなか、逆転での首位通過を目指した。0-0のドローに終わったイスラエル代表戦からは先発7人を変更。サスペンションのカマヴィンガを始めカンテやテオ・エルナンデス、バルコラらがメンバーを外れ、マヌ・コネやディーニュ、エンクンク、テュラムらが起用された。 2点差以上での勝利が逆転首位の条件となるフランスが開始早々にスコアを動かす。2分、ディーニュの左足アウトスウィングの左CKをゴール前で競り勝ったラビオがヘディングシュートをゴール右隅に突き刺した。 前回対戦同様にフランスの開始早々の先制点で幕を開けた大一番は以降もフランスペースで進んでいく。畳みかける攻撃とはならずも、ボールの主導権争いと球際の勝負で優位に立ってゲームをコントロール。 中盤での攻防がメインとなり、膠着状態が続いたが、30分を過ぎて試合が慌ただしく動く。 まずは33分、ボックス手前で仕掛けたエンクンクが得たFKの場面でキッカーのディーニュが左足の鋭いシュートを放つと、枠の左上隅を叩いたボールがGKヴィカーリオの背中に当たってゴールネットに吸い込まれ、ディーニュの左足が演出したオウンゴールによってフランスが追加点を挙げる。 この失点で2位に転落したイタリアはすぐさま反撃に転じると、左サイド深くでトナーリとパス交換したディマルコがゴールライン際までえぐって折り返した浮き球のクロスをファーから絞ったカンビアーゾが左足ダイレクトで合わせ、ものの見事にゴールネットを揺らした。 これで再び首位の座を取り戻したイタリアは完全に押し返す。そして、相手ボックス内でのボールタッチも増やしていくが、フランスもフィニッシュまでは持ち込ませず。アウェイチームの1点リードでの折り返しとなった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半は立ち上がりから拮抗した展開が続く。 より相手陣内でプレーするものの、なかなか決定機まで持ち込めずにいたフランスだったが、後半もセットプレーで違いを生んだ。65分、テュラムの仕掛けで得た相手陣内左サイド深くでのFKで、キッカーのディーニュが正確なクロスを上げると、ゴール前で競り勝ったラビオがゴール右隅の完璧なコースへヘディングシュートを流し込んだ。 三度ディーニュとラビオに屈して2位に転落したイタリアはここから一気にメンバーを入れ替えていく。失点直後の3枚替えでロベッラ、ラスパドーリ、ケアンを、さらにカンビアーゾを下げてダニエル・マルディーニを投入し前がかる。これによって押し込む形を作り出すが、逃げ切り態勢に入ったフランスの堅守に手を焼く。 1点差のまま迎えた後半最終盤の攻防では押し込んだイタリアが幾度か際どい場面を作り出したが、後半アディショナルタイムのケアンの決定的なシュートはGKメニャンのビッグセーブに阻まれて万事休す。 この結果、敵地で会心の勝利を収めたフランスが逆転での首位通過を決めた。 イタリア代表 1-3 フランス代表 【イタリア】 アンドレア・カンビアーゾ(前35) 【フランス】 アドリアン・ラビオ(前2、後20) オウンゴール(前33) 2024.11.18 06:50 Mon

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