ステファン・エル・シャーラウィ Stephan El SHAARAWY

ポジション FW
国籍 イタリア
生年月日 1992年10月27日(31歳)
利き足
身長 178cm
体重 72kg
ニュース クラブ
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ELでミラン撃破! ローマのボスは“テオ&レオン対策”担った右サイド陣を称賛「融通が利く選手は有難いよ」

ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督がミラン戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ローマは11日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグでミランとの同国対決に臨み、敵地で0-1と先勝。最少スコアでの勝利ということで、ベスト4進出へ文字通り一歩前進だ。 殊勲の1点を決めたのは、センターバックのDFジャンルカ・マンチーニ。度々セットプレーで強さを発揮する27歳は開始17分、FWパウロ・ディバラのCKに頭から飛び込んだ。 7日のローマ・ダービー、ラツィオ戦(1◯0)でも決勝点をやはりディバラのCKから決めていたマンチーニが勝利の立役者なのは間違いないが、デ・ロッシ監督はピッチ各所で奮闘した他の選手たちも称賛する。 ほぼフルタイムでプレーし、ポストプレーに奮闘、先制点に繋がるCKも獲得したFWロメル・ルカクについて、指揮官は「ストライカーだからと言ってゴールが全てじゃない」と断言する。 「私の就任以来、最高のパフォーマンスだったように思う。誰もがストライカーをゴールの有無で判断しがちだが、懸命に戦い、ボールを収めている。私が見たいもの全てを見せてくれた」 また、この日のデ・ロッシ監督は、ミランの強力な左サイド、テオ・エルナンデス&ラファエル・レオン対策に入念な準備をしており、それはヒトの配置からも明らか。“右側”で起用した選手らを称えないわけにはいかない。 「ミランの左サイドはハッキリ言って強い。ミランがゲームを支配する時、必ずそれを支えているのが左サイドだ。この事実に対し、我々は微調整をした。MFブライアン・クリスタンテがサポートに入り、ミランのラインデルスを常にケアした」 「様々なアイデアにオープンかつ、特定のポジションに固執しない選手は有難いよ。ステファン・エル・シャーラウィに『右サイドをやってほしい』と伝え、彼の反応はポジティブそのものだった。上手くやってくれる確信が試合前からあったよ」 対峙するレオンを無力化した右サイドバックのDFメーメト・ゼキ・チェリクについても「自信は違いを生み出す。自信をつけているかどうかは、練習でも試合でも、そのボディランゲージを見ればわかる。メンタルも技術も戦術理解も全て連鎖的につながっている」と、信頼を高めたようだ。 選手個々の奮闘をベースに、ミラン撃破に一定の満足感を示すデ・ロッシ監督。一方で今後に向けては、選手らへ厳しい言葉を投げかける。 「レッチェと引き分けたあと、『ダービー(ラツィオ戦)で今日より1センチでも消極的な態度を見せるのは許されない』と選手に言った。次のウディネーゼ戦(14日)で今日から少しでも後退するようなら、何人かの選手は何も学んでいなかったということだ」 ミランとのリターンマッチは、ウディネーゼ戦を挟んで18日。ローマは指揮官が語るように、ウディネーゼ戦で勝ち点もギアも落とさず、2ndレグを迎えたい。何といっても、まだ1点差だ。 2024.04.12 11:25 Fri

下位相手に偏るルカクのゴール…手厳しい伊記者「重要なゲームに限って活躍しない」

ローマのベルギー代表FWロメル・ルカクに厳しい声が寄せられている。 ルカク擁するローマは10日、セリエA第24節で首位インテルを本拠地スタディオ・オリンピコに迎え入れ、一時逆転に成功も、最終的に2-4と敗れている。 ダニエレ・デ・ロッシ監督就任から4連勝を目指した一戦、今冬の新戦力DFアンヘリーノが2試合連続でスタメン入りし、3トップはFWステファン・エル・シャーラウィとFWパウロ・ディバラの両翼に中央ルカク。最前線に入った重戦車は得点に絡むことなく90分間ピッチに立った。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のアンドレア・プリエーゼ記者は「ルカクはまたもビッグマッチで輝けず」と題し、今シーズンからローマ入りしたルカクのここまでを振り返る。 ルカクは今季公式戦29試合15ゴール。 デビュー戦以外の全28試合にスタメン出場し、公式戦全体だとだいたい2試合1ゴールのペースだが、セリエAに限ると21試合9ゴールで、得点相手はナポリ、フィオレンティーナ、トリノ、レッチェ、フロジノーネ、エンポリ、エラス・ヴェローナ、カリアリとなっている。 そう、欧州カップ戦圏内の6位以上につけるクラブからは1ゴールもなく、手厳しいプリエーゼ記者は「重要なゲームに限って活躍しない。ラツィオとのダービー2試合で沈黙、呪縛を解くべき相手・古巣インテルからも2試合ノーゴール…今季のナポリ相手に点をとっても、ローマのストライカーとしては十分ではない」と言い放つ。 買い取りオプションなしでチェルシーからローマへ来ているルカク。トップ6相手のノーゴールだけでなく、セリエAでは最初の6試合で5ゴールで叩き出して以降は、ほぼフル出場しながら15試合4ゴールとなっている。ユーロ2024までにコンディションを上げたい。 2024.02.11 20:00 Sun

ローマがアンヘリーニョ獲得に接近? レンタル中のガラタサライでは12月半ば以降出番なし

ローマが、RBライプツィヒからガラタサライにレンタル中のスペイン人DFアンヘリーニョ(27)の獲得に動いているようだ。 ジョゼ・モウリーニョ前監督を解任し、ダニエレ・デ・ロッシ新監督を招へいしたローマ。その初陣となった直近のエラス・ヴェローナ戦では前体制のメインシステムの[3-5-2]から[4-3-2-1]に変更しており、補強の優先順位がサイドバック、ウイングというサイドプレーヤーに変わった。 そういったなか、左サイドバックはFWステファン・エル・シャーラウィ、MFニコラ・ザレフスキが本来の前線での起用となることから、本職がDFレオナルド・スピナッツォーラのみとなり、負傷がちなイタリア代表DFのバックアップ確保が急務となった。 そして、イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、ローマはアンヘリーニョの獲得に動き、すでに好感触を得ているという。 アンヘリーニョ本人とはすでに大筋合意に至っており、現在はライプツィヒと500万ユーロ(約8億円)の買い取りオプションが付帯する今シーズン終了までのレンタル移籍という条件での合意を目指しているとのことだ。 マンチェスター・シティでプロキャリアをスタートしたアンヘリーニョは、複数のクラブへのレンタル、PSVへの完全移籍などを経て、2020年1月にシティからライプツィヒにレンタル移籍。その翌シーズンもレンタル期間延長で在籍していた中、最終的に完全移籍へ移行した。 ただ、ブンデスリーガの強豪チームでは思うように出場機会を得られず、直近はホッフェンハイム、ガラタサライにレンタルへ出されている状況。ガラタサライでは今シーズンここまで19試合に出場しているが、昨年12月半ばのコペンハーゲン戦以降は一度も出場機会を得られておらず、実質構想外の扱いとなっている。 2024.01.24 23:16 Wed

デ・ロッシ新監督はローマ初陣で布陣変更か? 『スカイ』は[4-3-2-1]を予想

ローマの新指揮官に就任したダニエレ・デ・ロッシ監督は、エラス・ヴェローナとの初陣に[4-3-2-1]の新布陣で臨む模様だ。イタリア『スカイ・スポルト』が報じている。 今シーズンここまでのセリエAで9位に低迷するローマは、16日にジョゼ・モウリーニョ監督を解任。その後任としてクラブのレジェンドであるデ・ロッシ監督を招へいした。 現役時代のローマ、イタリア代表での実績は申し分ない40歳の青年指揮官だが、イタリア代表のテクニカルコーチを経て2022年10月に初監督を務めたセリエBのSPALでは就任半年でわずか3勝に終わって解任。指揮官としての手腕は未知数だ。 そういったなか、20日に本拠地スタディオ・オリンピコで行われるセリエA第21節のヴェローナ戦では早くも自身の色を見せての戦いとなるようだ。 モウリーニョ体制では[3-5-2]や[3-4-2-1]をメインシステムとして採用していたが、『スカイ』によると、デ・ロッシ監督はこの初陣で[4-3-2-1]で臨む構えだという。 GKにはルイ・パトリシオ、ジャンルカ・マンチーニをサスペンションで欠くディフェンスラインはリック・カルスドルプ、ディーン・ハイセン、ディエゴ・ジョレンテ、レオナルド・スピナッツォーラ。ブライアン・クリスタンテを欠く中盤はロレンツォ・ペッレグリーニ、レアンドロ・パレデス、エドアルド・ボーヴェ。前線はロメル・ルカクを最前線に、パウロ・ディバラとステファン・エル・シャーラウィを2シャドーに配置する見込みだという。 ただ、その他のメディアではディバラをトップ下に配し、アンドレア・ベロッティとルカクを最前線に並べた[3-4-1-2]の布陣が予想されるなど、蓋を開けてみなければ分からない部分もある。 なお、就任決定後にクラブ公式チャンネル『ローマTV』のインタビューに答えた新指揮官は、「このような都市とこのようなチームは、その愛によって立ち直ることができると思う。ファンは我々に大きな背中を押してくれるだろう」と、タフな状況で臨む初陣に向けてロマニスタの後押しを期待している。 2024.01.19 00:25 Fri

イタリア代表が29選手招集! カンビアーゾ&コルパーニの新顔にカラブリアら復帰組も【ユーロ2024予選】

イタリアサッカー連盟(FIGC)は10日、ユーロ2024予選に挑むイタリア代表メンバーを発表した。 今月もユーロ2024予選グループCの2試合が組まれ、北マケドニア代表(17日/ホーム)、ウクライナ代表(20日/アウェイ)と対戦するイタリア。消化が1試合少ないものの、ウクライナを3ポイント差で追いかける状況とあって、連勝で切り抜けたいところだ。 そんなルチアーノ・スパレッティ監督率いるアズーリは29選手を招集。アンドレア・カンビアーゾとアンドレア・コルパーニの新顔とともに、ダビデ・カラブリアが2022年6月以来の代表返り咲きを果たした。 また、アレッサンドロ・ボンジョルノ、ラファエウ・トロイ、ジョルジーニョも復帰。前回、サンドロ・トナーリらの違法賭博関与に揺れたイタリアだが、今活動を良い結果で飾れるか。 ◆メンバー一覧 GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレックス・メレト(ナポリ) イバン・プロベデル(ラツィオ) グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド) DF フランチェスコ・アチェルビ(インテル) アレッサンドロ・バストーニ(インテル) アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ) ダビデ・カラブリア(ミラン) アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス) マッテオ・ダルミアン(インテル) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) フェデリコ・ディマルコ(インテル) フェデリコ・ガッティ(ユベントス) ラファエウ・トロイ(アタランタ) MF ニコロ・バレッラ(インテル) ジャコモ・ボナヴェントゥーラ(フィオレンティーナ) アンドレア・コルパーニ(モンツァ) ブライアン・クリスタンテ(ローマ) ダビデ・フラッテージ(インテル) ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド) マヌエル・ロカテッリ(ユベントス) FW ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ) フェデリコ・キエーザ(ユベントス) ステファン・エル・シャーラウィ(ローマ) モイゼ・ケアン(ユベントス) マッテオ・ポリターノ(ナポリ) ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) ジャンルカ・スカマッカ(アタランタ) ニコロ・ザニオーロ(アストン・ビラ/イングランド) 2023.11.11 12:35 Sat

ローマ、モンツァ戦のボールボーイ遅延行為で罰金処分

ローマが、モンツァ戦でのボールボーイによる故意の時間稼ぎによって罰金処分を科された。 ローマは、22日に本拠地スタディオ・オリンピコで行われたセリエA第9節のモンツァ戦を1-0で勝利した。 モンツァが前半に退場者を出し、後半終盤の90分にFWステファン・エル・シャーラウィのゴールでスコアが動いた一戦は、後半アディショナルタイムにベンチサイドで両軍が小競り合いを起こす一幕があった。 その一因となったのが、モンツァのスローインでのリスタートとなるべき場面で、ボールボーイの球出しがかなり遅れたことだった。 この振る舞いにいら立ったモンツァ陣営がエキサイトすると、ジョゼ・モウリーニョ監督は相手ベンチに向かって泣き真似やヤジを飛ばす侮辱行為を行ったとして退席処分に。そして、次節のインテル戦でのベンチ入り禁止が確定した。 これを受け、レガ・セリエAの規律委員会は、「ローマは客観的な責任として、独自のボールボーイを置くという目的で、ゴールが決まった後、組織的に試合の通常の再開を遅らせ、主審にロスタイムを2分延長させた」と、今回のボールボーイの行動を問題視。クラブに対して1万ユーロ(約160万円)の罰金処分を科した。 なお、モウリーニョ監督は以前からホームゲームにおけるボールボーイの働きを重要視しており、トッテナム時代のチャンピオンズリーグのオリンピアコス戦ではゴールの起点となる素早い球出しを見せたボールボーイを称賛し、後にファーストチームの練習中の食事に招待することもあった。 逆に、マンチェスター・ユナイテッド時代にはオールド・トラッフォードのボールボーイの緩慢さに不満を示し、次節以降から変更を要求したこともあった。 ホームチームに優位となる素早い球出しは推奨されるべきものである一方、アウェイチームの反撃を遅らせるための行き過ぎた遅延行為はホームアドバンテージを逸脱したものだ。さらに、ボールボーイ自身が非難の対象となるリスクもあり、ポルトガル人指揮官としては行き過ぎた要求を自重すべきところだ。 2023.10.25 23:47 Wed

あらぬ違法賭博関与報じられたエル・シャーラウィ、決勝点決めたモンツァ戦後に感極まる…「フットボールをリスペクトしている」

モンツァ戦で値千金の決勝点を挙げたローマのイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィが、試合後に感極まった。 ローマは22日に行われたセリエA第9節のモンツァ戦を1-0で勝利した。次節にインテルとのビッグマッチを控えるなか、ホームで是が非でも勝利がほしいジャッロロッシだが、曲者相手に苦戦。相手は前半に退場者を出したものの、数的不利を感じさせぬパフォーマンスでローマ攻撃陣の前に立ちはだかった。 それでも、後半半ばに途中投入されたエル・シャーラウィが土壇場の90分に決めた劇的ゴールによって見事に3連勝を達成した。 ゴール直後にはクルヴァ・スッドに向かい、チームメイトにもみくちゃにされながら喜びを露わにしていたイタリア代表FWだが、試合後には感極まって涙を流し、周囲から慰められる様子が中継映像に映されていた。 同試合後、エル・シャーラウィはイタリア『スカイ』のインタビューで、その涙の理由について説明。 自身や代理人、クラブが全面的に否定したものの、“パパラッチの王様”と称されるゴシップコラムニストのファブリツィオ・コロナ氏による違法賭博に関与したとの、あらぬ報道によって心に傷を抱えたことを明かした。 「こんな状況を経験しているのに、どうしてフットボールを軽視するなんて考えられるか? クルヴァ・スッドの下でゴールを決めて祝い、ファンと一緒に喜ぶのは最高の感情の一つだ。いつもプレーし、楽しむことだけを考えてきた。これは一時のはけ口に過ぎないものだけど、ゴールと勝利には満足しているよ」 「僕はマスコミから賭博スキャンダルに関与していると非難されてきた…。それは僕を傷つけた、全くの捏造だからだ」 「僕はこのスポーツが大好きで、フットボールをリスペクトしている。僕はそういったことに関わったことは決してない。僕は潔白なんだ」 自身の潔白を改めて主張した30歳FWは、さらに徐々に復調するローマについても言及。 「勝利はとても重要だった。僕らは継続性を持ってプレーしているけど、昨年はそれが欠けていた。4勝目を挙げたことで次の試合に向けて自信が持てるようになったよ」 先日のインターナショナルマッチウィークではイタリア代表として久々のプレーを楽しんだ一方、違法賭博関与の可能性を報じられて一気に奈落の底に突き落とされたファラオーネだが、自身をサポートするクラブに報いる決定的な仕事を果たす、見事なモンツァ戦での活躍となった。 2023.10.23 07:30 Mon

違法賭博の嫌疑がかけられたザレフスキとエル・シャーラウィに関してローマが声明「全面的な支持を表明する」

ローマは19日、違法賭博に関しての声明を発表。嫌疑がかけられている2選手への支持を表明した。 イタリアサッカー界を揺るがす大事件に発展している違法賭博問題。ユベントスのイタリア代表MFニコロ・ファジョーリとニューカッスルのイタリア代表MFサンドロ・トナーリはギャンブル依存症であることが伝えられ、ファジョーリは7カ月の出場停止処分が下されることに。トナーリも処分を受ける可能性が非常に高い状況だ。 ゴシップ・コラムニストのファブリツィオ・コロナ氏が告発したこの問題。ファジョーリとトナーリは自身も関与を認めている一方で、名前を挙げられた多くの選手は関与を否定している。 その中で名前が挙がったイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィとポーランド代表MFニコラ・ザレフスキが所属するローマが声明を発表。両選手を全面的にサポートするとした。 「ローマは、サッカー賭博に関する捜査に一部の選手が関与した疑いについて、ここ数日広まった噂に言及し、不当にイメージを傷つけられた度重なる憶測の被害者であるニコラ・ザレフスキ、ステファン・エル・シャーラウィへの全面的な支持を表明する」 「クラブは、ニコラとステファンがこの問題とは何の関係もないと言っていることを、全面的に信頼している」 すでにエル・シャーラウィとザレフスキは弁護士をつけて徹底抗戦することを表明しており、トリノ検察も現時点で証拠がないことから、捜査対象ではないことを表明している。 2023.10.20 09:45 Fri

違法賭博に関与と暴露されたエル・シャーラウィ、弁護団は無実主張「いかなるギャンブルとも無関係」

ローマのイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィの弁護団が、選手の違法賭博行為関与を完全に否定した。『フットボール・イタリア』が伝えている。 現在、イタリアのフットボール界を揺るがしている違法賭博問題。その中心にいるとされるのはユベントスのイタリア代表MFニコロ・ファジョーリとニューカッスルの同代表MFサンドロ・トナーリだが、この問題についてのリークを続けているゴシップ・コラムニストのファブリツィオ・コロナ氏は、それ以外の選手の名前も暴露し続けている。 コロナ氏は、エル・シャーラウィ、ラツィオのイタリア代表DFニコロ・カザーレ、ユベントスの同代表DFフェデリコ・ガッティも、違法賭博に関与していたと主張。今後捜査対象になるだろうと示唆していた。 これに対して、すぐさまカザーレの弁護士はコロナ氏に法的措置をとると声明を発表。これに続く形で、エル・シャーラウィの弁護団であるマッテオ・ウスレンギ氏とフェデリコ・ヴェントゥーリ・フェリオーロ氏も、無実を主張する声明を出している。 「言葉は少なくとも、明確なことを言いたい。ステファン・エル・シャーラウィはいかなるギャンブルとも無関係だ。彼は一度も賭けをしたことがなく、関心すら抱いていなかった」 「彼は全く根拠のない中傷的な非難を受けながらも、本当にリラックスしている。そして我々は、クライアントを守るためあらゆる手段を講じたい。これが、ファブリツィオ・コロナが『Striscia La Notizia』で行った主張を受け、我々がいうべきことだ」 なお、トリノ検察によると現時点でエル・シャーラウィ、カザーレ、ガッティのいずれも違法賭博に関与した証拠はなく、捜査対象になっていないとのこと。唯一ガッティはファジョーリへ金を貸していたが、これはファジョーリがギャンブルの借金返済ではなく、「高級時計を買いたい」と説明していたことが理由とされている。 2023.10.19 11:05 Thu

違法賭博問題で関与報じられた選手たちと“パパラッチの王様”が全面対決の様相

カルチョを騒がせる違法賭博問題で、一連の報道を主導する“パパラッチの王様”と選手サイドが全面対決の様相だ。 現在、イタリアサッカー界ではユベントスMFニコロ・ファジョーリを発端に、ニューカッスルMFサンドロ・トナーリ、アストン・ビラMFニコロ・ザニオーロが違法賭博容疑でトリノ検察庁、イタリアサッカー連盟(FIGC)の捜査対象に。 すでにファジョーリとトナーリの2選手は自身の容疑を認め、ザニオーロに関してはサッカー賭博の関与こそ否定したものの、違法なオンラインプラットフォームでのポーカーやブラックジャックなどのカードゲームをプレーした可能性は認めている。 そういったなか、一連の情報を早い段階から掴んでいた元パパラッチでゴシップコラムニストであるファブリツィオ・コロナ氏は、ローマMFニコラ・ザレフスキに加え、同FWステファン・エル・シャーラウィ、ラツィオDFニコロ・カザーレ、ユベントスDFフェデリコ・ガッティの3選手が違法賭博を行っていたと主張している。 ただ、すでにザレフスキの弁護士が疑惑を否定すると、前述の3選手の代理人も一様に選手の関与を否定。さらに、トリノ検察はイタリア『スカイ』の取材に対して、この4選手が現時点で捜査対象となっていないとの回答を行っている。 これを受け、過去に自身が撮影した写真を使って選手やクラブを脅迫した罪で服役した過去を持つ“パパラッチの王様”は、『Striscia La Notizia』の最新のインタビューで、自身の情報源がかつてインテルに在籍経験があるMFアントニオ・エスポジト(33)の叔父であることを明かすと共に、あくまで前述の4選手が違法賭博に関与していると主張した。 「ザレフスキは何年もギャンブルをしてきた。彼はエル・シャーラウィ、ザニオーロ、そしてそのグループ全員ととても仲が良い。我々はザニオーロがギャンブルをしたことを示すインターセプトをもたらしていただろう。ファジョーリは言った、U-21の選手は全員ギャンブルをする、という言葉をご存知だろうか? 我々は正しかったのだ」 「カザーレはU-21代表の同僚と口論になったと言うが、それは彼が首までかかったからだ。ファジョーリがガッティについて語っており、それも裏付けられる。名前をたくさん挙げることができるが、私は金のために働いている。金のためにやっているのだから、(情報を聞きたければ)金を払おう」 「それに、名前を言うのはネズミで、私はネズミではない。『RAI 3』では、ザニオーロの音声、ザレフスキがブルーラウンジでボールを蹴り、テニスとジョコビッチについて話し、アントにいくら賭けたか尋ねるビデオが流れた。アントは、私の情報源の甥であるアントニオ・エスポジトで、彼のために賭けをしていた人間だ」 なお、4選手の代理人は名誉棄損でコロナ氏に対する法的措置を検討しており、今回情報源として叔父の関与が確認されたエスポジトは「彼がなぜこんなことをしているのか分からない」と戸惑いを見せると共に、自身がこの一件に全く関与していないことを強調している。 2023.10.19 08:00 Thu
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2021年1月30日 上海申花 ローマ 完全移籍
2019年7月8日 ローマ 上海申花 完全移籍
2016年7月1日 ミラン ローマ 完全移籍
2016年6月30日 ローマ ミラン レンタル移籍終了
2016年1月26日 ミラン ローマ レンタル移籍
2016年1月25日 モナコ ミラン レンタル移籍終了
2015年7月13日 ミラン モナコ レンタル移籍
2011年7月1日 ジェノア ミラン 完全移籍
2011年6月30日 パドヴァ ジェノア レンタル移籍終了
2010年7月1日 ジェノア パドヴァ レンタル移籍
2008年12月1日 ジェノア 完全移籍
今季の成績
UEFAヨーロッパリーグ グループG 6 385’ 0 0 0
UEFAヨーロッパリーグ 決勝トーナメント 4 295’ 0 0 0
セリエA 30 1613’ 3 2 0
合計 40 2293’ 3 2 0
出場試合
UEFAヨーロッパリーグ グループG
第1節 2023年9月21日 vs シェリフ 61′ 0
1 - 2
第2節 2023年10月5日 vs セルヴェット 90′ 0
4 - 0
第3節 2023年10月26日 vs スラビア・プラハ 70′ 0
2 - 0
第4節 2023年11月9日 vs スラビア・プラハ 45′ 0
2 - 0
第5節 2023年11月30日 vs セルヴェット 74′ 0
1 - 1
第6節 2023年12月14日 vs シェリフ 45′ 0
3 - 0
UEFAヨーロッパリーグ 決勝トーナメント
プレーオフ第1戦 2024年2月15日 vs フェイエノールト 27′ 0
1 - 1
プレーオフ第2戦 2024年2月22日 vs フェイエノールト 90′ 0
1 - 1
ラウンド16・1stレグ 2024年3月7日 vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン 88′ 0
4 - 0
ラウンド16・2ndレグ 2024年3月14日 vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン ベンチ入り
1 - 0
準々決勝1stレグ 2024年4月11日 vs ミラン 90′ 0
0 - 1
準々決勝2ndレグ 2024年4月18日 vs ミラン 90′ 0
2 - 1
セリエA
第1節 2023年8月20日 vs サレルニターナ 90′ 0
2 - 2
第2節 2023年8月26日 vs ヴェローナ 45′ 0
2 - 1
第3節 2023年9月1日 vs ミラン 71′ 0
1 - 2
第4節 2023年9月17日 vs エンポリ 7′ 0
7 - 0
第5節 2023年9月24日 vs トリノ 70′ 0
1 - 1
第6節 2023年9月28日 vs ジェノア 12′ 0
4 - 1
第7節 2023年10月1日 vs フロジノーネ ベンチ入り
2 - 0
第8節 2023年10月8日 vs カリアリ ベンチ入り
1 - 4
第9節 2023年10月22日 vs モンツァ 27′ 1
1 - 0
第10節 2023年10月29日 vs インテル 84′ 0
1 - 0
第11節 2023年11月5日 vs レッチェ 78′ 0
2 - 1
第12節 2023年11月12日 vs ラツィオ ベンチ入り
0 - 0
第13節 2023年11月26日 vs ウディネーゼ 27′ 1
3 - 1
第14節 2023年12月3日 vs サッスオーロ 22′ 0
1 - 2
第15節 2023年12月10日 vs フィオレンティーナ 28′ 0
1 - 1
第16節 2023年12月17日 vs ボローニャ 90′ 0
2 - 0
第17節 2023年12月23日 vs ナポリ 19′ 0 81′
2 - 0
第18節 2023年12月30日 vs ユベントス 16′ 0
1 - 0
第19節 2024年1月7日 vs アタランタ 6′ 0
1 - 1
第20節 2024年1月14日 vs ミラン 61′ 0
3 - 1
第21節 2024年1月20日 vs ヴェローナ 81′ 0
2 - 1
第22節 2024年1月29日 vs サレルニターナ 79′ 0
1 - 2
第23節 2024年2月5日 vs カリアリ 55′ 0
4 - 0
第24節 2024年2月10日 vs インテル 76′ 1
2 - 4
第25節 2024年2月18日 vs フロジノーネ 90′ 0
0 - 3
第26節 2024年2月26日 vs トリノ ベンチ入り
3 - 2
第27節 2024年3月2日 vs モンツァ 90′ 0
1 - 4
第28節 2024年3月10日 vs フィオレンティーナ 73′ 0
2 - 2
第29節 2024年3月17日 vs サッスオーロ 86′ 0
1 - 0
第30節 2024年4月1日 vs レッチェ 26′ 0
0 - 0
第31節 2024年4月6日 vs ラツィオ 70′ 0
1 - 0
第33節 2024年4月22日 vs ボローニャ 72′ 0 41′
1 - 3
第32節 2024年4月25日 vs ウディネーゼ 1′ 0
1 - 2
第34節 2024年4月28日 vs ナポリ 61′ 0
2 - 2