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MF
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イタリア
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1996年06月19日(27歳)
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186cm
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ニュース一覧
戦列復帰したローマの元イングランド代表FWタミー・エイブラハムに各方面から祝福が相次ぐ。
昨季セリエA最終節のスペツィア戦で左ヒザ前十字じん帯を損傷したエイブラハム。チェルシーアカデミーの“後輩”イーサン・アンパドゥとの競り合いで体勢を崩し、長期離脱となった。
あの悲劇から10カ月、今季ここまで全休していたなか、7日のローマ・ダービー、ラツィオ戦で試合終盤に途中出場。307日ぶりにピッチに帰ってきた。
試合後にインスタグラムを更新すると、パウロ・ディバラにロレンツォ・ペッレグリーニ、レオナルド・スピナッツォーラといったチームメイトだけでなく、他クラブの選手からも祝福が。
11日にヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグでローマと対戦するミランは、FWラファエル・レオンがエイブラハムへのリプライで復帰を祝福。他にも数多くの他クラブ選手、サッカー以外の競技で名が通るアスリートからも多数リプライが寄せられる。
大きなケガはどんなアスリートも避けたいもの。競技の垣根を越え、エイブラハムに共感が集まったようだ。
ローマ加入1年目の21-22シーズンは公式戦27得点を叩き出したエイブラハム。点取り屋のキャリアが再開する。
<span class="paragraph-title">【動画】大ケガを克服したエイブラハム</span>
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<blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C5f5Cz4sWp2/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/C5f5Cz4sWp2/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; 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2024.04.09 16:55 Tue
ローマのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が、後輩ダニエレ・デ・ロッシ監督の指揮官としての優れた手腕を称賛している。
ローマは1月中旬に正式不振を理由にジョゼ・モウリーニョ前監督を電撃解任。そのスペシャルワンの後任として、オーナーのフリードキン・ファミリーが招へいしたのは、クラブのレジェンド中のレジェンドであるデ・ロッシ監督だった。
ローマ人であり、キャリア晩年にボカ・ジュニアーズへ移籍するまで、ほぼジャッロロッシ一筋のキャリアを歩んだ現役時代の実績を考えれば、暫定指揮官として適任と言える存在だったが、指導者としてはセリエBのSPALでの失敗もあり、就任時にはその手腕に懐疑的な見方も強かった。
しかし、蓋を開けてみれば、セリエA首位を快走するインテル戦、主力を温存したブライトンとの敵地での2ndレグで敗戦を喫したものの、ここまで指揮した公式戦13試合で9勝2分け2敗と見事な戦績を残す。
その好成績に加えて、前指揮官の下で染みついた前線のタレント任せの消極的な[5-3-2]の堅守速攻スタイルから、短期間で[4-3-3]の能動的なアタッキングフットボールへの転換に成功。選り好みが激しかったポルトガル人指揮官に対して、起用可能な選手に積極的にチャンスを与えるマンマネジメントを含め、早くも名将の風格を漂わせる。
イタリア『スポルト・メディアセット』で、その後輩のここまでの仕事ぶりについて尋ねられたトッティ氏は、「デ・ロッシがすぐにここまでうまくいくとは思わなかったが、そうなることを願っていた」と、正直な感想を口にしつつも、その手腕を称賛している。
「彼は自分が素晴らしい監督であることを証明している最中だ。ジャロロッシのファン全員と同様に、私も彼がこのレベルを維持し続けることを願っている」
「ローマは難しい場所だが、彼はその価値を示している。彼は街、ファン、クラブのことをよく知っているし、プレーヤーが最大限の安心感を持ってプレーできるよう、これらすべてをまとめている」
また、今季はモウリーニョ体制下でコンディションやパフォーマンスの問題を抱え、以前から内向的な性格によってカピターノとしてのリーダーシップにも疑問符が付いていた中、デ・ロッシ新体制で頼もしい活躍を見せるMFロレンツォ・ペッレグリーニ。
同じローマ人であり、カピターノとしての重圧を誰よりも知るレジェンドは、デ・ロッシ監督の下で輝きを取り戻した可愛い後輩のここ最近の奮闘ぶりに目を細める。
「ペッレグリーニ? デ・ロッシの後、次のカピターノを見つけるのは難しかったが、私は以前からローマ出身のロレンツォが真のカピターノであると話してきた。現在、彼はフィジカル的に状態が良く、チームが彼に求めているすべてのことを行うことができる」
なお、以前からフリードキン・ファミリーと定期的にコンタクトを取っているトッティ氏は、クラブ幹部としての帰還の可能性も取り沙汰されており、来シーズンはその後輩2人をフロントとして支えることになるかもしれない。
2024.03.19 08:00 Tue
イタリアサッカー連盟(FIGC)は15日、国際親善試合に臨むイタリア代表メンバー28名を発表した。
ルチアーノ・スパレッティ監督率いるイタリア代表。アメリカにてベネズエラ代表、エクアドル代表と2試合を行う。
今回のメンバーには、DFラウル・ベッラノーバ(トリノ)、MFマイケル・フォロルンショ(エラス・ヴェローナ)、FWロレンツォ・ルッカ(ウディネーゼ)の3名が初招集を受けている。
その他、GKジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン)、DFフランチェスコ・アチェルビ(インテル)、MFジョルジーニョ(アーセナル)、FWフェデリコ・キエーザ(ユベントス)など順当に選ばれている。
ベネズエラとはインテル・マイアミの本拠地であるチェイス・スタジアムで21日に対戦。エクアドルとはニューヨーク・レッドブルずの本拠地であるレッドブル・アリーナで対戦する。今回発表されたイタリア代表メンバーは以下の通り。
◆イタリア代表メンバー
GK
ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス)
アレックス・メレト(ナポリ)
グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド)
マルコ・カルネセッキ(アタランタ)
DF
ラウル・ベッラノーバ(トリノ)
アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ)
ジョルジョ・スカルヴィーニ(アタランタ)
ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ)
アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス)
フランチェスコ・アチェルビ(インテル)
アレッサンドロ・バストーニ(インテル)
マッテオ・ダルミアン(インテル)
フェデリコ・ディマルコ(インテル)
デスティニー・ウドジェ(トッテナム/イングランド)
MF
マイケル・フォロルンショ(エラス・ヴェローナ)
ジャコモ・ボナヴェントゥーラ(フィオレンティーナ)
ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ)
マヌエル・ロカテッリ(ユベントス)
ダビデ・フラッテージ(インテル)
ニコロ・バレッラ(インテル)
ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド)
FW
ニコロ・ザニオーロ(アストン・ビラ/イングランド)
フェデリコ・キエーザ(ユベントス)
ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ)
マテオ・レテギ(ジェノア)
マッティア・ザッカーニ(ラツィオ)
リッカルド・オルソリーニ(ボローニャ)
ロレンツォ・ルッカ(ウディネーゼ)
2024.03.16 21:50 Sat
ローマのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、チームの好調に手応えを掴んでいるようだ。クラブ公式サイトが伝えている。
ディバラは5日に行われたセリエA第23節のカリアリ戦で先発。開始早々MFロレンツォ・ペッレグリーニのゴールで先制に成功すると、23分にはディバラが左足シュートを突き刺して2点差に。後半もディバラがPKを決めてリードを広げると、59分にはDFディーン・ハイセンが4点目を決めるなど圧倒し、4-0で勝利した。
2戦連続のゴールで3連勝に大きく貢献したディバラは試合を楽しめたと語りつつ、新指揮官であるダニエレ・デ・ロッシ監督の手腕にも信頼を寄せている。
「僕たち全員が楽しんだと思うし、素晴らしい試合ができた。前半の終わりはリスクある展開になったけど、それは僕たちが懸命にプレスをかけ、良いプレーをしていたからだと思う。少し油断もあったが、問題はないよ」
「個人的に、彼(ジョゼ・モウリーニョ前監督)に伝えるべきことは直接話している。シーズン中、指揮官を失うことになるのは残念だよ。誰もが責任を負っていると信じているけど、フットボールで代償を負うのは監督なんだ。とはいえ、僕たち選手も何が起こったか説明するため、自分自身を見つめなければならない」
「(デ・ロッシ監督について)間違いなく、熱意のある人だ。彼はこのクラブについて誰よりも知っているだろう。僕たちは長い一週間を共に過ごせた。それが今の結果の秘訣になったと思う」
2024.02.06 12:05 Tue
ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督が、3連勝のチームを称えた。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
5日、カリアリとのセリエA第23節に臨んだローマは、開始早々MFロレンツォ・ペッレグリーニのゴールで先制に成功すると、FWパウロ・ディバラにも得点が生まれ2点差でハーフタイムへ。後半もディバラがPKを決めてリードを広げると、59分にDFディーン・ハイセンが4点目を決めてとどめを刺し、そのまま4-0で勝利した。
就任してからリーグ3連勝と絶好調のデ・ロッシ監督はチームを称えつつ、選手たちとのコミュニケーションについても明かしている。
「獲得した勝点やピッチでの選手たちの良いところは見るつもりだが、順位表を見るのはまだ早すぎるだろう。我々より下位の3チームとの対戦だったが、この結果は決して当然ではなく簡単でもなかった。それでも我々はローマであり、カリアリ、ヴェローナ、サレルニターナを倒せたのだ」
「(ジョゼ・モウリーニョ前監督との比較は)好きではない。それは正しくないし、公平でもないだろう。モウリーニョ監督のローマにだって、今夜のようなパフォーマンスはあったのだ。スタッフはすでにインテルの分析に取り組んでいるが、彼らは私や選手たちをこの試合に集中させておいてくれた」
「我々は責任を転嫁せず、楽な道を求めず、ただ努力をすることでネガティブな状況から一緒に抜け出さなければならなかった。私はここの元選手として、小さな老人が語るように選手たちと話したよ。私にも常にネガティブな瞬間があったが、そこから抜け出す唯一の方法は一緒にいることだったとね」
「誰もが非常に優れた選手であり、本当に才能に溢れているのだから、もっと自分たちを信じなければならないとも話した。ここにあるのは強いチームなんだ」
2024.02.06 10:30 Tue
ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督が、チームの連勝を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。
29日、サレルニターナとのセリエA第22節に挑んだローマ。前節のエラス・ヴェローナ戦で勝利しデ・ロッシ新体制の初陣を飾ったチームは、序盤こそボールを握るも徐々に攻め込まれる展開となりハーフタイムへ。後半は開始早々にFWパウロ・ディバラがPKを決めて先制すると、66分にはMFロレンツォ・ペッレグリーニのゴールでリードを広げることに成功。その後、1点を返されるも同点までは許さず、2-1で勝利した。
指揮官就任後、セリエAで連勝を飾り暫定5位浮上となったデ・ロッシ監督は連勝を喜びつつ、前半の戦い方が課題としている。
「ハーフタイムには、ヴェローナ戦後と同じことを言った。相手のラインを突破しようとせず、ゆっくりとボールを動かすままでは決してシュートを打てないとね。そしてシュートがなければ、多くの試合に負けることになるだろう」
「その一方で、我々は試合をコントロールしようと努めていた。そこに加えて、隙を見てハゲワシのようにシュートを打ち、ボックス内に飛び込めるようなら、我々は非常に良いチームとなるだろう。我々は試合のさまざまな瞬間を読むことに取り組まなければならない。いつ攻撃するか、いつ待つべきかについてね」
「もし選手たちが1対1で勝てないなら、それは私の責任になる。私は彼らに対して、何かを試すのに適切なタイミングであるかどうかを理解させなければならない。そうすれば、彼らは技術的に才能がありクオリティーも高く、1対1で勝てるようになるだろう」
2024.01.30 10:15 Tue
ローマの指揮官としての初陣を飾ったダニエレ・デ・ロッシ監督が、ジャッロロッシでの初采配を振り返った。
今シーズンここまでのセリエAで9位に低迷するローマは、16日にジョゼ・モウリーニョ監督を解任。その後任としてクラブのレジェンドであるデ・ロッシ監督を招へい。
現役時代のローマ、イタリア代表での実績は申し分ない40歳の青年指揮官だが、イタリア代表のテクニカルコーチを経て2022年10月に初監督を務めたセリエBのSPALでは就任半年でわずか3勝に終わって解任。そのため、古巣での初陣に向けてその手腕を疑問視する声も少なくなかった。
そういったなか、20日に行われたセリエA第21節のエラス・ヴェローナ戦では攻守両面で課題を残したものの、FWロメル・ルカク、MFロレンツォ・ペッレグリーニのゴールを守り切って2-1の勝利。ジャッロロッシでの初采配でチームにリーグ戦4試合ぶりの白星をもたらした。
同試合後、デ・ロッシ監督はクラブ公式チャンネル『ローマTV』で自身の初采配を振り返った。
「良い結果となった」
「(初采配の感想は)楽しかった。ファンとして試合を見に来たときは、いつも大きな愛情があった。街では常に愛情を感じている。それは決して欠かすことがないし、彼らは私を支えてくれる。だが、今の私には違う役割がある。そういった意味では大きな感情を感じたが、他方では私にはやるべき仕事があって大きな緊張を感じた」
「私はそのふたつのことを調和させようと努めていたし、何よりも試合の終わりに人々に感謝したいと思っていた。試合中に彼らが私の名前を呼んでいるのを聞き、これ以上嬉しいことはなかったよ」
「前半は本当に良かったと思う。またこういった試合を見たい。ただ、後半のように前半と同じことをゆっくりやってしまうと難しくなる。それは相手にとって予測可能になるからだ。そして、フィジカル的にもヴェローナには素晴らしいエネルギーがあり、素晴らしい足を持っており、前半に我々がライン間でプレーできたボールを奪うのは彼らにとって簡単だったと思う」
「(少ないタッチでの縦への前進)それは我々が最初に触れ、取り組んだことのひとつだ。支配力、ボールマネジメントが重要だと思う。しかし、繰り返すが、これらのイメージは、ワンタッチで行う場合、素早く行う場合、そして相手の圧力を克服するという考えを持って行う場合、それが理にかなっていることを理解させなければならない。そうしないとゲームをコントロールできずにスリープ状態に陥ってしまう」
「チームは準備ができており、よく訓練されており、優れたフィジカルを持っている。ゆっくりと戦えば、ボールポゼッションでうまくいかなくなる。常にプレッシャーラインを突破し、奥行きを攻撃することを目的として、素早くボールを奪えれば、我々のプレーヤーたちと一緒に楽しめると思う」
さらに、この試合で決勝点を挙げた、後輩で現カピターノのペッレグリーニについても言及。指揮官として叱咤激励しつつ、過去に同じ苦しみを味わった先輩としての思いやりを見せた。
「彼は我々の中で最も重要なベストプレーヤーの一人であり、我々がイタリアに持つ最も偉大な才能の一人である。個人的に彼は試合の継続性を見つける必要がある。彼は多くのボールに触れなければならないし、それからよりエリア内に入って行く必要がある。なぜなら、彼はゴール前で常に複数のゴールを決めることができる資質を備えているプレーヤーだからだ」
「彼は以前の私と同じ役割を担っており、カピターノであり、物事がうまくいかないときは、我々ローマ人も責任に直面するのは正しいことだ。なぜなら、我々はとても多くの愛と名誉を持っているからだ。しかし、我々はチーム全体でそれを負担しなければならない。このようなことは起こるものだが、彼は問題なく対処できる」
「時々顔を合わせてきたこの数年間でずいぶんと成長した少年の姿が見えたよ。彼は今週、真のリーダーのように振る舞った。私は彼にとても満足している。ただ、彼は後半に入って少し調子を落とした。我々全員がもっと良くしなければいけないが、私は前半の彼が本当に好きだったよ」
なお、いずれも途中交代となったパウロ・ディバラとレオナルド・スピナッツォーラの2選手に関しては前者が予防、後者はケガをしたものの深刻なものではないと説明。
「ディバラは大丈夫なようだし深刻なことは何もない。ただ、彼はピッチ上で無理できる状態ではなかった。スピナッツォーラはケガをしたかもしれないがそれも深刻なものではない」
最後に、勝利後にクルヴァ・スッド(ホームゴール裏)での挨拶に対する感想を求められたローマ人は、「キャリアのスクラップブックに残る瞬間のひとつ」と喜びを噛みしめている。
「これは私の人生、キャリアのスクラップブックに残る瞬間のひとつだ。何年も前、『ローマに与えられるキャリアが2つあれば』と冗談を言った。確かに、おそらく2番目のものが与えられた。それがどれくらい続くか見てみよう」
「今はそれを楽しまなければならないし、他方ではまさに我々の肩にかかっているからこそ200パーセントの力を出し切らなければならない。しかし、私の肩には、我々が20年間一緒にいたことを決して忘れさせない彼らの愛があるんだ」
「今日、彼らが私を歓迎してくれ、それが正しいことだと思ったからクルヴァに挨拶に行った。ただ、毎回クルヴァを訪れたり、ピッチを回ったりするつもりはないよ」
2024.01.21 09:00 Sun
ローマの新指揮官に就任したダニエレ・デ・ロッシ監督は、エラス・ヴェローナとの初陣に[4-3-2-1]の新布陣で臨む模様だ。イタリア『スカイ・スポルト』が報じている。
今シーズンここまでのセリエAで9位に低迷するローマは、16日にジョゼ・モウリーニョ監督を解任。その後任としてクラブのレジェンドであるデ・ロッシ監督を招へいした。
現役時代のローマ、イタリア代表での実績は申し分ない40歳の青年指揮官だが、イタリア代表のテクニカルコーチを経て2022年10月に初監督を務めたセリエBのSPALでは就任半年でわずか3勝に終わって解任。指揮官としての手腕は未知数だ。
そういったなか、20日に本拠地スタディオ・オリンピコで行われるセリエA第21節のヴェローナ戦では早くも自身の色を見せての戦いとなるようだ。
モウリーニョ体制では[3-5-2]や[3-4-2-1]をメインシステムとして採用していたが、『スカイ』によると、デ・ロッシ監督はこの初陣で[4-3-2-1]で臨む構えだという。
GKにはルイ・パトリシオ、ジャンルカ・マンチーニをサスペンションで欠くディフェンスラインはリック・カルスドルプ、ディーン・ハイセン、ディエゴ・ジョレンテ、レオナルド・スピナッツォーラ。ブライアン・クリスタンテを欠く中盤はロレンツォ・ペッレグリーニ、レアンドロ・パレデス、エドアルド・ボーヴェ。前線はロメル・ルカクを最前線に、パウロ・ディバラとステファン・エル・シャーラウィを2シャドーに配置する見込みだという。
ただ、その他のメディアではディバラをトップ下に配し、アンドレア・ベロッティとルカクを最前線に並べた[3-4-1-2]の布陣が予想されるなど、蓋を開けてみなければ分からない部分もある。
なお、就任決定後にクラブ公式チャンネル『ローマTV』のインタビューに答えた新指揮官は、「このような都市とこのようなチームは、その愛によって立ち直ることができると思う。ファンは我々に大きな背中を押してくれるだろう」と、タフな状況で臨む初陣に向けてロマニスタの後押しを期待している。
2024.01.19 00:25 Fri
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、ナポリ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
23日、セリエA第17節でローマはホームにナポリを迎えた。
クリスマス前の一戦。ファン・サポーターに勝利というプレゼントをしたいローマは、こう着した試合を後半に動かし、76分にロレンツォ・ペッレグリーニのゴールで先制。さらに、アディショナルタイム7分にはロメル・ルカクがダメ押しのゴールを決め、2-0で勝利を収めた。
勝ち点差「2」で迎えたナポリとの大事な試合で勝利し、1ポイント上回ることに成功したローマ。モウリーニョ監督は、クリスマスを良い形で過ごすために勝利が必要だったと語り、試合開始後すぐに勝利できると自信を持てたと明かした。
「みなさん、メリークリスマス。残念なことに、クリスマス前の最後の試合が、我々のクリスマス、選手と監督のクリスマスを変えてしまう。これが我々が幸せな理由だ」
「我々はこのことについて試合前に話をした。我々のクリスマス、ローマファンのクリスマスについてだ」
「我々はやり遂げることができ、トップレベルの試合を積み重ねてきた中で、困難の中でも行きたい場所に近づくことができた。この3ポイントが我々をそこに留まらせた」
「同意してもらうことは難しいかもしれないが、開始から5分、10分後には我々が勝てるだろうという予感があった。ローマはとても上手く試合に入り、11vs 11でもとても良いプレーをし、前半に2度の信じられないようなチャンスもあった」
「技術的な観点から見ても、我々はより遥かに優れたチームを相手に、常に試合をコントロールした。素晴らしい試合をした」
「そして10人になったことで、我々はアドバンテージを手に入れ、変更を加え、選手が試合を解釈する中で上手く活用できた。選手たちにとっては当然の勝利だ」
2023.12.24 11:40 Sun
ローマのU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェが、自身のアイドルを明かした。
ローマ生まれローマ育ちのボーヴェは、ジョゼ・モウリーニョ監督が就任した2021-22シーズンからファーストチームで出場機会を確保。テクニックと運動量、献身性を併せ持ったボックス・トゥ・ボックス型のMFとして離脱者も少なくないジャッロロッシの中盤を支える。
ポルトガル人指揮官からの信頼も厚い21歳MFは、イタリア『DAZN Talks』のロングインタビューでクラブへの強い想いを語っている。
「その情熱は家族から受け継がれ、子供の頃から持っていたんだ。僕は10歳でトリゴリアに入り、12年経った今21歳だけど、家にいるよりもここで過ごした時間の方が長いと言えるね」
「良いことは、決して慣れることがないということだけど、毎年より良いものになっている。遠くに行けば行くほど、自分がいる場所の重要性がより理解されるんだ。そういった意味で自分の幸運を感じているよ」
「もちろん、自分の仕事に満足しているし、若手と言われるけど常に未来に目を向けている。監督の信頼? それ以上に素晴らしいことはないと信じているよ。監督はメンタリティを伝える達人で、彼が与えてくれた信頼が自分を成長させてくれた。試合ごとに自分自身を確認することはとても難しいことでもある」
また、ローマ生え抜きの選手の多くはフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシ、アレッサンドロ・フロレンツィ、ロレンツォ・ペッレグリーニらローマ人の偉大な先達をアイドルとして挙げるが、ボーヴェは今回のインタビューで元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランの名前を挙げている。
「ドレッシングルームを共有したかった元ローマのプレーヤー? ナインゴランだね。フットボールに関して言えば、彼がとても好きで、お気に入りのフットボーラーの一人だった」
「平凡な人間であるのであれば、トッティとデ・ロッシと言うよ。彼らを選ばない人なんていないでしょ(笑)」
なお、今回のボーヴェのインタビューを伝え聞いたナインゴランは、自身のインスタグラムで「俺らと一緒にプレーしたり、ドレッシングルームを共有したかっただろうね。これからも自分らしくあり続けてくれ」と、可愛い後輩へエールを送っている。
2023.12.08 00:07 Fri