前半で勝負を決めたドイツ、ナーゲルスマン監督は「就任以来最高の前半」と手応え
2025.03.24 10:15 Mon
ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が23日にホームで行われ、3-3で引き分けたUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝2ndレグのイタリア代表戦を振り返った。
敵地での1stレグを2-1で逆転勝利していたドイツ。アドバンテージを持って臨んだ2ndレグでは前半のうちに3ゴールを奪取。後半に3ゴールを奪われたものの、2戦合計5-4で逃げ切り、初の準決勝進出とした。
ナーゲルスマン監督は後半にイタリアの反撃を許したものの、勝負を決めてしまった前半の出来に大いに満足している。
「ドイツ代表監督に就任して以来、最高の前半だった。あらゆる局面で印象的だった。ボールの動かし方も良く、守備も信じられない程アグレッシブだった。3点差を付けられたのは我々に相応しいことだったと思う」
また、本職ボランチではなく[3-4-2-1]の右サイドに入り、1ゴール2アシストの活躍を見せたMFジョシュア・キミッヒを絶賛した。
そして後半の3失点は今後を考えて良い教訓になったとポジティブに捉えた。
「ハーフタイムで試合が終わるわけではないという教訓を得られた。今日は4-0で勝つより、試合を通して良いサッカーをしなくてはならないということを理解した方が我々にとって良いことだったかもしれない」
敵地での1stレグを2-1で逆転勝利していたドイツ。アドバンテージを持って臨んだ2ndレグでは前半のうちに3ゴールを奪取。後半に3ゴールを奪われたものの、2戦合計5-4で逃げ切り、初の準決勝進出とした。
ナーゲルスマン監督は後半にイタリアの反撃を許したものの、勝負を決めてしまった前半の出来に大いに満足している。
また、本職ボランチではなく[3-4-2-1]の右サイドに入り、1ゴール2アシストの活躍を見せたMFジョシュア・キミッヒを絶賛した。
「いつも言っていることだが、良い選手はどのポジションでプレーしても影響を与えることができる。それは姿勢と質を備えているからだ」
そして後半の3失点は今後を考えて良い教訓になったとポジティブに捉えた。
「ハーフタイムで試合が終わるわけではないという教訓を得られた。今日は4-0で勝つより、試合を通して良いサッカーをしなくてはならないということを理解した方が我々にとって良いことだったかもしれない」
ユリアン・ナーゲルスマンの関連記事
ドイツ代表の関連記事
UEFAネーションズリーグの関連記事
記事をさがす
|
ユリアン・ナーゲルスマンの人気記事ランキング
1
交代策的中のナーゲルスマン監督「逆転して勝てたことが特に嬉しい」、代表復帰弾のゴレツカには「攻守両面で試合に影響を与えた」と絶賛
ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が20日にアウェイで行われ、2-1で逆転勝利したUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝1stレグのイタリア代表戦を振り返った。 ベスト4進出を懸けたイタリアとの初戦。9分に失点する展開となったものの、後半から出場のFWティム・クラインディーンストが開始4分に同点弾を挙げると、76分にMFレオン・ゴレツカが逆転弾を挙げて先勝した。 ナーゲルスマン監督は逆転勝利を喜んでいる。 「0-1から逆転して勝てたことが特に嬉しい。試合前には2試合とも勝ちたいと話していたしね。交代した選手たちは本当によくやった。後半にもっとゴールを決めることができたとも思うが。前半は幾つか課題があったが、後半は人を代える以外、あまり変化を加えなかった。チームは今日、勝つために意欲を見せ、全力を尽くしてくれた」 また、2023年11月以来の復帰となった一戦で値千金の逆転弾を決めたゴレツカを称賛した。 「彼のゴールをとても嬉しく思う。とりわけ後半は守備でも相手ボックス内でも素晴らしいプレーをしていたと思う。彼は攻守両面で試合に影響を与えた。最高のパフォーマンスだったよ」 敵地で先勝したドイツは23日、ドルトムントの本拠地シグナル・イドゥナ・パルクで2ndレグを戦う。 2025.03.21 10:00 Fri2
前半で勝負を決めたドイツ、ナーゲルスマン監督は「就任以来最高の前半」と手応え
ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が23日にホームで行われ、3-3で引き分けたUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝2ndレグのイタリア代表戦を振り返った。 敵地での1stレグを2-1で逆転勝利していたドイツ。アドバンテージを持って臨んだ2ndレグでは前半のうちに3ゴールを奪取。後半に3ゴールを奪われたものの、2戦合計5-4で逃げ切り、初の準決勝進出とした。 ナーゲルスマン監督は後半にイタリアの反撃を許したものの、勝負を決めてしまった前半の出来に大いに満足している。 「ドイツ代表監督に就任して以来、最高の前半だった。あらゆる局面で印象的だった。ボールの動かし方も良く、守備も信じられない程アグレッシブだった。3点差を付けられたのは我々に相応しいことだったと思う」 また、本職ボランチではなく[3-4-2-1]の右サイドに入り、1ゴール2アシストの活躍を見せたMFジョシュア・キミッヒを絶賛した。 「いつも言っていることだが、良い選手はどのポジションでプレーしても影響を与えることができる。それは姿勢と質を備えているからだ」 そして後半の3失点は今後を考えて良い教訓になったとポジティブに捉えた。 「ハーフタイムで試合が終わるわけではないという教訓を得られた。今日は4-0で勝つより、試合を通して良いサッカーをしなくてはならないということを理解した方が我々にとって良いことだったかもしれない」 2025.03.24 10:15 Mon3
ドイツW杯決勝の再戦、イタリア相手の連勝狙うナーゲルスマン監督「歴史を書きたい」
ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が23日にホームで行われるUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝2ndレグのイタリア代表戦前日会見に臨んだ。 20日にアウェイで行われた1stレグでは後半に2ゴールを挙げて2-1の逆転勝利としていたドイツ。2006年ドイツワールドカップで苦杯を舐めた相手に対してナーゲルスマン監督は連勝での準決勝進出を目指している。 「2006年のことを思い出す。ドイツが優勝できなかったのは今でも残念に思う。だが、私にとって過去ではなく現在について話すことの方が重要だ。我々は自分たちの歴史を書きたい。イタリアのスピードは怖くない。明日に向けて良い解決策がある。そしてチャンスを作ることが重要だ。勝てることを願っている」 一方で1stレグでは前半のみの出場となったFWヨナタン・ブルカルトについては病気のため試合に出場できるか微妙なようだ。 「練習に参加していないのでどうなるかは明日見てみよう。先発に幾つか変更を加えるつもりだ」 2025.03.23 12:30 Sun4
トッテナム復帰願望語ったポチェッティーノ監督、ただし今夏の実現は望み薄?
トッテナム復帰の期待も持たれるアメリカ代表指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノ監督だが、実現には高いハードルがあるようだ。 ポチェッティーノ監督は、2014年から2019年までトッテナムを指揮。在任期間中、タイトル獲得を実現することはできなかったが、2018-19シーズンにはクラブを史上初のチャンピオンズリーグ(CL)決勝へ導くなど、期待の持てるチーム作りを行なっていた。 ポチェッティーノ監督が去ってからのトッテナムは、ジョゼ・モウリーニョ、ヌーノ・エスピリト・サント、アントニオ・コンテら名うての監督たちが就任してきたが、いずれも長期政権とはならず。2023年夏に就任したアンジェ・ポステコグルー監督も、2シーズン目を迎えた今季はプレミアリーグで14位に沈む大不振に陥り、立場は危うくなっている。 こうした中で、先週ポチェッティーノ監督はイギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じた際、将来的なトッテナムへの復帰願望を明言。ダニエル・レヴィ会長との関係についても「トッテナムを離れた翌日のように、常にとてもとても良い関係を保っている」と語っていた。 これを受け、ポステコグルー監督が今季限りで解任された場合に、後任候補となる可能性も浮上。しかし、イギリス『BBC』によると、その実現には大きなハードルが存在するようだ。 現在ポチェッティーノ監督と契約を結ぶアメリカ合衆国サッカー連盟(USSF)は、莫大な違約金を設定しているとのこと。これまで監督の違約金最高額はブライトン&ホーヴ・アルビオンからチェルシーへ移った際のグレアム・ポッター監督や、RBライプツィヒからバイエルンへ移った際のユリアン・ナーゲルスマン監督に設定されていた2100万ポンド(約40億6000万円)と報じられているが、これに匹敵する金額になるという。 ポチェッティーノ監督とアメリカは昨年9月に2年契約を結んだばかり。指揮官も現在は来年に控えた北中米ワールドカップに向けて全力を尽くす意向であり、直近でのトッテナム復帰が実現する可能性は低いだろう。 2025.03.25 16:35 Tue5
「エキサイティングな年」バイエルンでのレギュラー奪取にドイツ代表入り、不運もあった激動の2024年をパブロビッチが回想
バイエルンのドイツ代表MFアレクサンダル・パブロビッチが、紆余曲折あった2024年を振り返った。 ミュンヘン生まれで9歳の頃からバイエルンでプレーする20歳のゲームメーカー。2023年10月にファーストチームデビューを飾ると、そのままレギュラー格となり、2024年6月にはドイツ代表でもデビューした。 さらに6月にはクラブとの契約を2029年まで延長。しかし、代表の最終メンバーに入ったユーロ2024は扁桃炎を患ったことで欠場し、2024-25シーズン突入後は10月に鎖骨骨折と憂き目にも遭っている。 パブロビッチは、ドイツ『Abendzeitung』のインタビューで激動の2024年を回想。「間違いなくエキサイティングな年だった」と述べつつ、ケガからの復帰を振り返った。 「ケガからすぐに回復し、再びプレーできるようになったことをとても嬉しく思うよ。2024年という年にはとても感謝しているよ」 また、決勝戦がバイエルンの本拠地フースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われるチャンピオンズリーグ(CL)にも言及。リーグフェーズを第6節まで戦い、決勝トーナメントへストレートインとなる8位以内まであと一歩の10位につけているなか、ファンの夢を叶えたいと意気込む。 「ホームでのファイナルはもちろんクレイジーだ。僕らは決勝に到達し、優勝するために全力を尽くすよ」 「だけど道のりはまだ長い。パリ(・サンジェルマン)戦と(シャフタール・)ドネツク戦の勝利は非常に重要だったね」 さらに、ケガの影響によって遠ざかっているドイツ代表にも触れた20歳。ユリアン・ナーゲルスマン監督の手腕を称えつつ、来年3月の招集を待ちわびている。 「代表チームを取り巻く高揚感を見れば、監督がチームとムードをいかに変えたかがわかるよ」 「代表チームに行くのはいつだってとても楽しい。そして、招集される度に大いに感謝しているよ」 2024.12.25 23:38 Wedドイツ代表の人気記事ランキング
1
前半の3発で逃げ切ったドイツが初のベスト4進出、イタリアは後半に意地の3発も届かず【UNL】
UEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝2ndレグ、ドイツ代表vsイタリア代表が23日に行われ、3-3で引き分けた。この結果、2戦合計スコアを5-4としたドイツがベスト4に進出している。 3日前の1stレグを2-1で逆転勝利したドイツは、1stレグのスタメンから4選手を変更。1stレグで先制弾を決めたクラインディーストが先発となり、3バックを採用した。 一方のイタリアも1stレグのスタメンから4選手を変更。負傷のカラフィオーリが離脱となった中、マルディーニが代表初スタメンとなり、ケアンと2トップを形成した。 立ち上がりからドイツが圧力をかける入りとなった中、なかなかシュートには持ち込めずにいたものの、29分にPKを獲得。ゴレツカのスルーパスをボックス右で受けにかかったクラインディーストがボンジョルノに倒された。 これをキミッヒが決めてドイツが先制した。ここから一気に攻め立てたドイツは36分に追加点。GKドンナルンマが味方に対して激を飛ばすためにゴールを空けていた中、意表を突いたキミッヒのクイックリスタートのCKからムシアラが無人となっていたゴールに流し込んだ。 そして45分に勝負を決めてしまう3点目。敵陣でボールを奪い返した流れからキミッヒの右クロスをクラインディーストがヘッドで叩き込んだ。 2戦合計スコアを5-1として余裕のドイツに対し、後半からポリターノとフラッテージを投入したイタリアは開始4分に一矢報いる。サネのパスがずれてキミッヒが受けきれなかったところ、ルーズボールを拾ったケアンがシュートを蹴り込んだ。 それでも余裕のドイツが3枚替えを敢行した中、69分にケアンが意地の2点目。ラスパドーリのパスをボックス左で受け、ターに対応されながらも抜ききらずにシュートを決め切った。 さらに73分、ボックス右に侵入したディ・ロレンツォがシュロッターベックに倒されたとしてPK判定が下されるもVARの末にノーファウル判定に覆って取り消しに。 ヒヤリとしたドイツは82分、キミッヒの直接FKで牽制するも、追加タイムにCKの流れでミッテルシュテットにハンドがあって今度はPKを献上。これをラスパドーリに決められたが、2戦合計スコア5-4で逃げ切り。 後半はイタリアの追い上げを許すも勝ち上がったドイツがUNLで初のベスト4進出とした。 ドイツ 3-3 イタリア 【ドイツ】 ジョシュア・キミッヒ(前30)【PK】 ジャマル・ムシアラ(前36) ティム・クラインディーンスト(前45) 【イタリア】 モイゼ・ケアン(後4) モイゼ・ケアン(後24) ジャコモ・ラスパドーリ(後50)【PK】 2025.03.24 06:55 Mon2
スパレッティ監督が代表初スタメンのマルディーニを暗に批判か「スタメンの選択を間違えた」
イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督が23日にアウェイで行われ、3-3で引き分けたUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝2ndレグのドイツ代表戦を振り返った。 ホームでの1stレグを1-2で落としていたイタリアが逆転突破を狙った2ndレグだったが、前半のうちに3失点を喫して終戦。後半に意地の3ゴールを奪ったが届かず準々決勝敗退となった。 スパレッティ監督はスタメンの選択を間違えたと試合後に話したが、暗に代表初スタメンのチャンスを得ながらも前半のみの出場となったアタランタFWダニエル・マルディーニを指しているような言い回しだった。 「監督として選手たちがこうした試合に出場できるということで、大きな喜びを感じていないのを見るのは辛いことだ。恐れていたら何もしないうちに苦しむことになる。後ろからボールを繋ぐ時にミスが多過ぎ、もっとうまくできたはずのことができなかった。スタメンの選択を間違えたのは事実だ。前半で全てが台無しになってしまった。ボールをキープできず、プレッシャーを和らげる勢いを生み出せなかった」 また、クイックリスタートから不本意な失点を喫したことについては「どの試合でも教訓を与えてくれる。選手たちはこの2試合を終えて何を無駄にしたかに気付いたと思う。言葉で言えることは限られているが、あのような失点は彼らの心に残り、再び同じ過ちを犯すとは思えない」と静かに反省を促した。 2025.03.24 11:00 Mon3
イタリアの隙を突いたボールボーイに称賛の嵐、試合後にはキミッヒと記念撮影&サイン
15歳のボールボーイがドイツで称賛されている。 ドイツ代表は23日、UEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝2ndレグでイタリア代表をホームに迎え、3-3で引き分けた。この結果、2戦合計スコアを5-4として準決勝に進出したが、36分に2点目を奪った場面でのボールボーイの働きに注目が集まっている。 この試合で初めてボールボーイを務めたというノエル・アーバニアックさんはドイツのCKの場面で一瞬ゴールを空けていたGKジャンルイジ・ドンナルンマの隙を突き、すかさずMFジョシュア・キミッヒにボールを渡してMFジャマル・ムシアラのゴールに繋げていた。 機敏な動きでドイツのゴールを生み、準決勝進出に貢献したアーバニアックさんは「彼(キミッヒ)と目が合ってボールを欲しがっているのがわかってすぐにボールを投げた。そしたらゴールが生まれてとても嬉しかったよ。初めてだったけど、すごく気持ち良かった」とコメント。 キミッヒも「こちらの選手ですらプレーが始まっていることに気付いていなかった。あっという間の出来事でボールボーイがとても機敏だった」と称賛。 ユリアン・ナーゲルスマン監督は「ボールボーイ、ジョシュ、ジャマルの3人によるワールドクラスの連係だった。信じられないほど巧妙だったよ」と感嘆していた。 なお、試合後にはアーバニアックさんへドイツサッカー連盟(DFB)より試合球と次節のホームゲームチケットが贈呈されたとのこと。そしてキミッヒとは記念撮影をし、サインを貰ったようだ。 UNLで初めて準決勝に進出したドイツだが、影のMVPが存在していたようだ。 2025.03.24 09:30 Mon4
クラインディースト&ゴレツカ弾でドイツがイタリアに逆転勝利、敵地で先勝【UNL】
UEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝1stレグ、イタリア代表vsドイツ代表が20日に行われ、1-2でドイツが逆転勝利した。 リーグA・グループ2でフランス代表に次ぐ2位通過となったイタリアは[3-5-2]を採用。GKドンナルンマやバレッラ、カラフィオーリらがスタメンとなり、2トップはケアンとラスパドーリが形成した。 一方、オランダ代表らと同居したグループ3で首位通過としたドイツは[4-2-3-1]を採用。ムシアラやキミッヒ、リュディガーらがスタメンとなり、最前線はブルカルトが務めた。 ドイツがアグレッシブな入りを見せた中、守勢のイタリアが9分に最初の好機をモノにする。バレッラのスルーパスでボックス右ポケットを突いたポリターノがマイナスに折り返し、トナーリが押し込んだ。 失点後も押し込むドイツはゴレツカがヘディングシュート、ボレーシュートで牽制するもゴールをこじ開けるには至らない。 先制後も守勢が続くイタリアは30分、FKのルーズボールをボックス手前のトナーリが右足で一閃。強烈なボレーが枠を捉えたが、GKバウマンにセーブされた。 さらに32分、ポリターノのフィードに抜け出したボックス右のケアンがGK強襲の強烈なシュートで牽制した中、ハーフタイムにかけてもドイツの攻撃を受け止めたイタリアが1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、ブルカルトに代えてクラインディーストを投入したドイツが開始4分に追いつく。キミッヒのアーリークロスをゴール前でフリーのクラインディーストがヘッドで流し込んだ。 代わって入ったボルシアMGの主砲による同点弾で試合を振り出しに戻したドイツに対し、反撃に転じるイタリアは67分、トナーリのお洒落なヒールパスからボックス右のケアンがボレーで狙うもわずかに枠外へ。 すると直後にもラスパドーリに勝ち越しの絶好機。しかしトナーリのパスを受けてボックス左に侵入し狙いすまして放ったシュートはGKバウマンの好守に阻まれた。 ホッフェンハイム守護神の好守で勝ち越しを阻んだドイツは69分にキミッヒの右クロスからゴレツカがヘッドで合わせる好機を演出すると、77分に逆転弾。キミッヒの左CKをニアサイドのゴレツカがヘッドで流し込んだ。 バイエルンコンビで試合をひっくり返したドイツは終盤の85分、マルディーニにGK強襲のシュートを打たれるも、2-1で逆転勝利。敵地で先勝し、3日後にホームで行われる2ndレグに臨むことになった。 イタリア 1-2 ドイツ 【イタリア】 サンドロ・トナーリ(前9) 【ドイツ】 ティム・クラインディーンスト(後4) レオン・ゴレツカ(後31) 2025.03.21 06:49 Fri5