ヴァトレニの英雄は有終の美飾れるか/ルカ・モドリッチ(クロアチア代表)【ユーロ2024】
2024.06.15 19:30 Sat
クロアチアのの注目はモドリッチ
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。
■クロアチア代表
出場回数:6大会連続8回目
最高成績:ベスト8(1996、2008)
ユーロ2020結果:ベスト16
予選結果:グループD・2位
監督:ズラトコ・ダリッチ
◆注目選手
MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)
1985年9月9日(38歳)
今大会を最後に代表引退が見込まれるヴァトレニの英雄。マンチェスター・シティ加入1年目で存在感を示したヨシュコ・グヴァルディオル、レバークーゼンのブンデスリーガ無敗優勝に貢献したヨシプ・スタニシッチら若手の台頭もあるが、今大会でもクロアチアの主軸を担うのはモドリッチ、イバン・ペリシッチ、ドマゴイ・ヴィダら重鎮3人を中心とする、“オーバー30”のベテラン選手たちだ。
個人として通算5度目の出場となるユーロだが、準優勝や3位入賞を果たしたワールドカップやネーションズリーグに比べて苦手としており、ベスト8が最高成績。今大会もグループステージ最激戦区のひとつであるイタリア、スペインとタフな相手との対戦となるが、大舞台でこそ輝くヴァトレニの司令塔の傑出したゲームメーク能力、勝負強さに期待したい。
◆試合日程
▽6月15日(土)
《25:00》
【B】スペイン代表 vs クロアチア代表
▽6月19日(水)
《22:00》
【B】クロアチア代表 vs アルバニア代表
▽6月24日(月)
《25:00》
【B】クロアチア代表 vs イタリア代表
◆招集メンバー
GK
1.ドミニク・リヴァコビッチ(フェネルバフチェ/トルコ)
12.ネディリコ・ラブロビッチ(リエカ)
23.イビツァ・イヴシッチ(パフォス/キプロス)
DF
2.ヨシプ・スタニシッチ(レバークーゼン/ドイツ)
3.マリン・ポングラチッチ(レッチェ/イタリア)
4.ヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ/イングランド)
5.マルティン・エルリッチ(サッスオーロ/イタリア)
6.ヨシプ・シュタロ(アヤックス/オランダ)
19.ボルナ・ソサ(アヤックス/オランダ)
21.ドマゴイ・ヴィダ(AEKアテネ/ギリシャ)
22.ヨシプ・ユラノビッチ(ウニオン・ベルリン/ドイツ)
MF
7.ロヴロ・マイェル(ヴォルフスブルク/ドイツ)
8.マテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ/イングランド)
10.ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/スペイン)
11.マルセロ・ブロゾビッチ(アル・ナスル/サウジアラビア)
13.ニコラ・ヴラシッチ(トリノ/イタリア)
15.マリオ・パシャリッチ(アタランタ/イタリア)
18.ルカ・イバンシッツ(フェイエノールト/オランダ)
25.ルカ・スチッチ(レッドブル・ザルツブルク/オーストリア)
26.マルティン・バトゥリナ(ディナモ・ザグレブ)
FW
9.アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ)
14.イバン・ペリシッチ(ハイドゥク・スプリト)
16.アンテ・ブディミル(オサスナ/スペイン)
17.ブルーノ・ペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ)
20.マルコ・ピアツァ(リエカ)
24.マルコ・パシャリッチ(リエカ)
■クロアチア代表
出場回数:6大会連続8回目
最高成績:ベスト8(1996、2008)
ユーロ2020結果:ベスト16
予選結果:グループD・2位
監督:ズラトコ・ダリッチ
MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)
1985年9月9日(38歳)
今大会を最後に代表引退が見込まれるヴァトレニの英雄。マンチェスター・シティ加入1年目で存在感を示したヨシュコ・グヴァルディオル、レバークーゼンのブンデスリーガ無敗優勝に貢献したヨシプ・スタニシッチら若手の台頭もあるが、今大会でもクロアチアの主軸を担うのはモドリッチ、イバン・ペリシッチ、ドマゴイ・ヴィダら重鎮3人を中心とする、“オーバー30”のベテラン選手たちだ。
その中でも38歳という年齢を鑑みれば、今度こそ代表引退の可能性が濃厚となるマエストロの一挙手一投足に大きな注目が集まる。歴代最多175キャップを刻む代表チームでは依然として絶対的な主力に君臨し続けるモドリッチだが、所属クラブのレアル・マドリーでは世代交代の波にあらがえず、今季の公式戦46試合出場の大半は途中出場となった。現状ではエル・ブランコとの1年契約にサインする見込みだが、キャリア終焉が近づいていることは間違いない。
個人として通算5度目の出場となるユーロだが、準優勝や3位入賞を果たしたワールドカップやネーションズリーグに比べて苦手としており、ベスト8が最高成績。今大会もグループステージ最激戦区のひとつであるイタリア、スペインとタフな相手との対戦となるが、大舞台でこそ輝くヴァトレニの司令塔の傑出したゲームメーク能力、勝負強さに期待したい。
◆試合日程
▽6月15日(土)
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【B】スペイン代表 vs クロアチア代表
▽6月19日(水)
《22:00》
【B】クロアチア代表 vs アルバニア代表
▽6月24日(月)
《25:00》
【B】クロアチア代表 vs イタリア代表
◆招集メンバー
GK
1.ドミニク・リヴァコビッチ(フェネルバフチェ/トルコ)
12.ネディリコ・ラブロビッチ(リエカ)
23.イビツァ・イヴシッチ(パフォス/キプロス)
DF
2.ヨシプ・スタニシッチ(レバークーゼン/ドイツ)
3.マリン・ポングラチッチ(レッチェ/イタリア)
4.ヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ/イングランド)
5.マルティン・エルリッチ(サッスオーロ/イタリア)
6.ヨシプ・シュタロ(アヤックス/オランダ)
19.ボルナ・ソサ(アヤックス/オランダ)
21.ドマゴイ・ヴィダ(AEKアテネ/ギリシャ)
22.ヨシプ・ユラノビッチ(ウニオン・ベルリン/ドイツ)
MF
7.ロヴロ・マイェル(ヴォルフスブルク/ドイツ)
8.マテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ/イングランド)
10.ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/スペイン)
11.マルセロ・ブロゾビッチ(アル・ナスル/サウジアラビア)
13.ニコラ・ヴラシッチ(トリノ/イタリア)
15.マリオ・パシャリッチ(アタランタ/イタリア)
18.ルカ・イバンシッツ(フェイエノールト/オランダ)
25.ルカ・スチッチ(レッドブル・ザルツブルク/オーストリア)
26.マルティン・バトゥリナ(ディナモ・ザグレブ)
FW
9.アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ)
14.イバン・ペリシッチ(ハイドゥク・スプリト)
16.アンテ・ブディミル(オサスナ/スペイン)
17.ブルーノ・ペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ)
20.マルコ・ピアツァ(リエカ)
24.マルコ・パシャリッチ(リエカ)
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ルカ・モドリッチ
ズラトコ・ダリッチ
ヨシュコ・グヴァルディオル
ヨシプ・スタニシッチ
イバン・ペリシッチ
ドマゴイ・ヴィダ
ドミニク・リヴァコビッチ
ネディリコ・ラブロビッチ
イビツァ・イヴシッチ
マリン・ポングラチッチ
マルティン・エルリッチ
ヨシプ・シュタロ
ボルナ・ソサ
ヨシプ・ユラノビッチ
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イタリア代表が最後にワールドカップ(W杯)を戦ってから、6月24日で「10年」となった。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 誉れ高き“アッズーリ”イタリア代表。W杯で歴代2位タイの優勝4回、ユーロ優勝2回を誇り、ユーロ2024が現在開催中だが、前回王者こそイタリア代表だ。 しかし、近年のイタリアは必ずしも順調ではない。2006年W杯覇者は、続く10年W杯、14年W杯と2大会連続でグループステージ敗退。さらに18年W杯で60年ぶりの欧州予選敗退、22年W杯にも出られなかった。 今のところ、最後のW杯での試合は2014年6月24日、ブラジル大会グループD第3節・ウルグアイ代表戦。試合前時点で2位のイタリアは、同3位のウルグアイに0-1と敗れ、グループステージ敗退を喫した。 ウルグアイに順位で逆転されて散ったあの日から10年。イタリアはユーロ前回王者としてグループステージ突破を懸け、是が非でも勝利をもぎ取りに来るクロアチア代表と対戦する。 10年前とシチュエーションはほぼ同じ。2位イタリアと4位クロアチア。ユーロは3位でもグループステージ突破の可能性があるため、完全には一致しないが、現時点で4位のクロアチアはほぼイタリア撃破でしか次へ進めない。 繰り返してはならない結末。現チームで10年前のウルグアイ戦を唯一経験したDFマッテオ・ダルミアン(35)は、こういった想いを年下の選手たちへ伝えているはずだ。 2024.06.24 19:10 Mon3
マンジュキッチ氏がクロアチア代表のコーチ職を退任…指揮官との対立で決断か
クロアチア代表のアシスタントコーチ、マリオ・マンジュキッチ氏(38)が退任した。 クロアチア『Sportske Novosti』によると、21年11月からズラトコ・ダリッチ監督の副官を務めていたマンジュキッチ氏は、チーム強化に対する考え方の相違が原因となり、指揮官との間に溝。ユーロ2024を最後に退任した。 現役時代に“いぶし銀FW”として知られたマンジュキッチ氏。ヴォルフスブルク、バイエルン、アトレティコ・マドリーと渡り歩き、ユベントスで2列目左を任された際は世界が驚いたが、見事な適応力でチームの歯車となった。 21年にミランで引退し、すぐさまクロアチア代表のコーチングスタッフ入り。18年ロシアW杯で選手として準優勝を成し遂げ、22年カタールW杯はコーチとして3位に輝いた。 クロアチア代表は、同じく同代表レジェンドFWのイビツァ・オリッチ氏(44)もユーロ後に退任しており、こちらはミライを見据えた“配置転換”。U-21クロアチア代表監督に就任した。 9月からUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25が始まるA代表は、マンジュキッチ氏とオリッチ氏の後任を置かずして、来たる代表ウィークに臨むとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】マンジュキッチの伝説的バイシクル...CL決勝で披露</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">hprolic: Mandzukic. Wow. Fox UEFA Champions League Soccer: Juventus vs. Real Madrid <a href="https://t.co/iZvtvC5MYM">https://t.co/iZvtvC5MYM</a> <a href="https://t.co/UUiaC1zca0">pic.twitter.com/UUiaC1zca0</a></p>— FanSportsClips (@FanSportsClips) <a href="https://twitter.com/FanSportsClips/status/871083786057863168?ref_src=twsrc%5Etfw">June 3, 2017</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.26 20:00 Mon4
重圧から解放され涙...一皮剥けた様子の22歳イタリア代表DFカラフィオーリ「このまま続けていこう」
イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)が一皮剥けたようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 今季大躍進のボローニャで自身もブレイク、6月の代表初招集からユーロ2024へ。そして、ここまでの全3試合180分間に出場する22歳カラフィオーリ。 国際キャリアで初の大舞台を戦う左利きセンターバックは、スペイン代表戦(0●1)で自身のオウンゴールが勝敗を分け、グループステージ突破が懸かる24日のクロアチア代表戦(1△1)は90+7分まで1点ビハインドという状況。 それでも、90+8分のラストプレーでマッティア・ザッカーニの劇的同点弾をアシストし、イタリアはグループステージ2位通過。カラフィオーリの持ち上がりとラストパスがなければ、前回王者イタリアはGS3位で敗退していたかもしれない。 試合終了を告げる主審の笛が鳴り響くと、カラフィオーリはすぐさま芝生に倒れ込んで安堵の涙。スペイン戦のOGを拭い去れていなかったのか、相当なプレッシャーを抱えてピッチに立っていたようだ。 この経験が22歳のメンタルを成長させたと言うべきか、試合後イタリア『Rai』のTVカメラの前に現れたカラフィオーリは、一転して吹っ切れたように笑顔。 「次のラウンドに進むことができて最高の気分だよ。パフォーマンスに関しては悪くなかった。このまま続けて行こう。明確な目標があるし、グループステージを通過しただけで満足できるわけない」 「もちろん、僕も次の試合に出たい」 グループB2位のイタリア代表は、29日のラウンド16でスイス代表(A組2位)と対戦する。 2024.06.25 16:00 Tue5

