最終予選で苦戦するカタール代表が監督交代? W杯準優勝&3位のクロアチア代表指揮官を引き抜きと地元紙
2024.12.04 17:00 Wed
クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督
カタール代表の新指揮官にクロアチア代表を率いるズラトコ・ダリッチ監督(58)が就任へ...と地元紙が主張する。
カタール『アル・ラヤ』によると、関係者談として、カタールサッカー協会がA代表の新指揮官としてダリッチ氏を招聘することに成功。現職のティンティン・マルケス監督(62)を解任した上で、数時間以内に発表するのだという。
カタール代表は2026年W杯アジア最終予選A組で現在4位。「アジア杯王者」が遠い過去の栄光かのごとく苦戦しており、イラン代表に4失点力負け、“宿敵”UAE代表に2連敗などし、最終予選18カ国で最多の17失点を喫している。
同紙いわく、ダリッチ“新監督”はさっそく今月のガルフカップ2024から指揮。クロアチア代表をW杯準優勝、3位に導き、中東での指揮経験も持つ“新監督”の手腕に期待を寄せている。
しかし、これを「おかしな話」と伝えたのは、クロアチア『Sportske Novosti』。クロアチアサッカー連盟周辺にダリッチ監督退任に関する兆候はいっさいないのだといい、「アル・ラヤ紙の勇気に敬意を表す」としている。
カタール『アル・ラヤ』によると、関係者談として、カタールサッカー協会がA代表の新指揮官としてダリッチ氏を招聘することに成功。現職のティンティン・マルケス監督(62)を解任した上で、数時間以内に発表するのだという。
カタール代表は2026年W杯アジア最終予選A組で現在4位。「アジア杯王者」が遠い過去の栄光かのごとく苦戦しており、イラン代表に4失点力負け、“宿敵”UAE代表に2連敗などし、最終予選18カ国で最多の17失点を喫している。
しかし、これを「おかしな話」と伝えたのは、クロアチア『Sportske Novosti』。クロアチアサッカー連盟周辺にダリッチ監督退任に関する兆候はいっさいないのだといい、「アル・ラヤ紙の勇気に敬意を表す」としている。
ユーロ2024で失意を味わったクロアチア代表だが、UEFAネーションズリーグ(UNL)ではリーグA・グループ1を2位通過。来年3月に準々決勝・フランス代表戦を控えている。
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W杯最終予選停滞のカタール代表が監督交代! アシスタントコーチの元スペイン代表MFルイス・ガルシア氏が内部昇格
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「後半はより良いチームに」強豪とドローでUNL準々決勝進出のクロアチア、指揮官も結果に安堵「いつも苦労しているように見えてしまうが…」
クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督が、UEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝進出決定を喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。 18日、UNL2024-25のリーグAグループ1最終節でポルトガル代表と対戦したクロアチア。すでに首位通過を決めているポルトガルに対して、準々決勝進出のためには引き分け以上の結果が必要となるクロアチアだが、前半に先制点を許してしまう展開に。それでも、65分にDFヨシュコ・グヴァルディオルのボレーシュートで追いつくと、その後は逆転こそならなかったものの失点は許さず、1-1のドローで終えた。 この結果、グループステージ2位キープに成功したクロアチアは準々決勝進出が決定。ダリッチ監督も結果に安堵しつつ、パフォーマンス自体は問題がなかったとコメントしている。 「いつも苦労しているように見えてしまうが、選手たちにはこの努力の甲斐があって結果を得られたと伝えた。ネーションズリーグでは、このポルトガルとの後半を含め非常に良い試合がいくつかあったと思う。我々は若い選手を何人か起用し、結果という観点からは危ない状況だったかもしれないが、プレーに危機はなかった」 「ポルトガルは開始直後から、ハイプレスと動きの速さで攻めてきたと思う。そして我々は受け身になりすぎてしまい、非常に苦しい展開となっただろう。ポルトガル相手に、スペースを与える余裕はなかった。それでも後半は変更を加え、より良いチームになったと思っている」 2024.11.19 10:25 Tue5
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