J3からYS横浜&岩手、関西1部から飛鳥が参戦…2025シーズンのJFL16チーム一覧
2024.12.21 18:00 Sat
2024シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)からは栃木シティ、高知ユナイテッドSCが明治安田J3リーグへ。ここでは2025シーズンのJFLに参戦する16チームをざっくりまとめる。
◆Y.S.C.C.横浜【新規入会】
今季J3リーグ19位のYS横浜は、文字通り高知と入れ替わる形でのJFL降格に。2012〜13年のJFLでは6位(17チーム)、12位(18チーム)。2012年入団のDF西山峻太(35)は契約を更新し、チームとともに12年ぶりのJFLへ向かう。
◆いわてグルージャ盛岡【新規入会】
2022年にJ2の一員だった岩手は、今季J3最下位により、2025年からJFLで戦うことに。かつて東北1部からJ3にジャンプアップした歴史があり、JFLはクラブ史上初の参戦となる。よってクラブは現在、“J3リーグ入会要件”を岩手県内に周知する活動にも尽力している。
今季の枚方はクラブ史上最高たる3位。二川孝広監督の続投が発表された一方、大黒将志HCは退任し、豪州国籍のベン・カーン氏が後任となった。選手陣では、FC大阪に期限付き移籍していたDFフォファナ・マリックが来季復帰する。
◆レイラック滋賀【今季4位】
2年連続でJ3ライセンス取得の滋賀は、来季に向けて角田誠監督が契約更新。今季途中からの角田体制でチーム状態も戦績も向上したが、いくつかの取りこぼしがあり、前半戦で圧倒的な貯金を作った高知に届かなかった。来季はクラブ名改称から3年目となる正念場の1年だ。
◆ヴィアティン三重【今季5位】
県勢初のJリーグへ…今季過去最高の5位となったV三重は来季に向け、高知からDF福田玲央、ソニーから今季9得点のFW山田晋平、青森から今季7得点のFW村上弘有、MF町田蘭次郎を獲得。JFLで一定の実績を持つ即戦力を確保した。
◆ヴェルスパ大分【今季6位】
今季のV大分は最後まで上位陣に喰らいついた一方、最多得点選手が4ゴールと得点源を固定しきれず、連勝も2度だけと爆発力に欠けた。来季に向けては、JFLのレジェンドたる中村元ヘッドコーチが監督に昇格している。
◆Honda FC【今季7位】
連覇を逃した盟主Honda。現JFLで7位は過去最低タイであり、年間30試合制での9敗も過去最多に。20日、長年チームを支えたDF三浦誠史&MF富田湧也ら4選手の引退、小林秀多監督や古橋達弥アナリストらの退任が発表されている。Hondaは新たな時代へ向かいそうだ。
◆ブリオベッカ浦安・市川【今季8位】
都並敏史監督率いる浦安は来季から「浦安市川」に。FW峯勇斗、MF小島樹、DF藤森隆汰など、これまでに主力選手の多くが契約更新。昨オフは主軸のJリーグ“個人昇格”が相次いだが、来季に向けては骨格を維持できそうだ。
◆沖縄SV【今季9位】
沖縄は今季加入のFW青戸翔が得点王に輝くなどし、JFL2位の52得点。やや安定性に欠ける戦いだったが、最下位に沈んだ昨季を思い出せば、かなりの進歩が見られた1年となった。これまでに青戸の契約更新は発表されていない。
◆ラインメール青森【今季10位】
今季青森はリーグで2番目に少ない26失点も、爆発力に欠けてドローが14試合…最前線で大奮闘した7得点FW村上もV三重へ移籍した。来季就任の原崎政人監督は「攻撃的サッカーを体現します」と宣言。青森はJ3入りへ舵を切る。
◆アトレチコ鈴鹿【今季11位】
鈴鹿は来季から、ブランデュー弘前FCで東北1部2連覇の山本富士雄氏が指揮。選手陣ではMF中村健人やMF鈴木翔太らが退団も、ガイナーレ鳥取から今夏レンタル加入したDF坂本敬が完全移籍へ移行…最終ラインの中核が残留し、これは大変大きな“補強”と言える。
◆FCマルヤス岡崎【今季13位】
実業団マルヤスには楽しみな選手が来季加入。ソニーから加入するFW布方叶夢は今季のJFL新人王で、160cmと小柄ながらも低い重心から切れ味鋭いドリブルを披露する22歳だ。また、同県の東海1部・FC刈谷から加入するMF齋藤雅之、FW鈴木直人は、揃ってJFL初挑戦となる。
◆クリアソン新宿【今季14位】
今季は深刻な得点力不足でJ3ライセンスを取得しながらも残留争い。それでも守備面はシーズンが深まるにつれて安定した。来季は北嶋秀朗監督が続投。すでに大半の選手が契約を更新しており、スカッドの拡充が運命を左右する。
◆横河武蔵野FC【今季15位】
Hondaと並ぶJFLの最古参・武蔵野。しかし、今季は最終節に他力で最下位を脱するなど、前例がないほど低迷。来季からは、2012年の天皇杯ベスト16などクラブ史を彩ったレジェンドDF、金守貴紀氏が監督に就任する。
◆ミネベアミツミFC【今季最下位】
実業団ミネベアは今季何度も後半ATの失点で勝ち点を落とし、最終節も90+1分被弾により土壇場で最下位転落。それでも入替戦は90+2分の劇的弾で1-0と勝利し、JFL残留を掴み取った。終わりよければすべてよしと言うべきだ。
◆飛鳥FC【新規入会】
来季唯一の昇格組は美濃部直彦監督率いる飛鳥(奈良県)。今季関西1部初優勝から地域CL初出場、そして地域CL初優勝と、勢いそのままにJFLまで駆け上がった。関西1部、関西1部リーグカップ、地域CL…今季は3冠を達成した。
◆Y.S.C.C.横浜【新規入会】
今季J3リーグ19位のYS横浜は、文字通り高知と入れ替わる形でのJFL降格に。2012〜13年のJFLでは6位(17チーム)、12位(18チーム)。2012年入団のDF西山峻太(35)は契約を更新し、チームとともに12年ぶりのJFLへ向かう。
2022年にJ2の一員だった岩手は、今季J3最下位により、2025年からJFLで戦うことに。かつて東北1部からJ3にジャンプアップした歴史があり、JFLはクラブ史上初の参戦となる。よってクラブは現在、“J3リーグ入会要件”を岩手県内に周知する活動にも尽力している。
◆FCティアモ枚方【今季3位】
今季の枚方はクラブ史上最高たる3位。二川孝広監督の続投が発表された一方、大黒将志HCは退任し、豪州国籍のベン・カーン氏が後任となった。選手陣では、FC大阪に期限付き移籍していたDFフォファナ・マリックが来季復帰する。
◆レイラック滋賀【今季4位】
2年連続でJ3ライセンス取得の滋賀は、来季に向けて角田誠監督が契約更新。今季途中からの角田体制でチーム状態も戦績も向上したが、いくつかの取りこぼしがあり、前半戦で圧倒的な貯金を作った高知に届かなかった。来季はクラブ名改称から3年目となる正念場の1年だ。
◆ヴィアティン三重【今季5位】
県勢初のJリーグへ…今季過去最高の5位となったV三重は来季に向け、高知からDF福田玲央、ソニーから今季9得点のFW山田晋平、青森から今季7得点のFW村上弘有、MF町田蘭次郎を獲得。JFLで一定の実績を持つ即戦力を確保した。
◆ヴェルスパ大分【今季6位】
今季のV大分は最後まで上位陣に喰らいついた一方、最多得点選手が4ゴールと得点源を固定しきれず、連勝も2度だけと爆発力に欠けた。来季に向けては、JFLのレジェンドたる中村元ヘッドコーチが監督に昇格している。
◆Honda FC【今季7位】
連覇を逃した盟主Honda。現JFLで7位は過去最低タイであり、年間30試合制での9敗も過去最多に。20日、長年チームを支えたDF三浦誠史&MF富田湧也ら4選手の引退、小林秀多監督や古橋達弥アナリストらの退任が発表されている。Hondaは新たな時代へ向かいそうだ。
◆ブリオベッカ浦安・市川【今季8位】
都並敏史監督率いる浦安は来季から「浦安市川」に。FW峯勇斗、MF小島樹、DF藤森隆汰など、これまでに主力選手の多くが契約更新。昨オフは主軸のJリーグ“個人昇格”が相次いだが、来季に向けては骨格を維持できそうだ。
◆沖縄SV【今季9位】
沖縄は今季加入のFW青戸翔が得点王に輝くなどし、JFL2位の52得点。やや安定性に欠ける戦いだったが、最下位に沈んだ昨季を思い出せば、かなりの進歩が見られた1年となった。これまでに青戸の契約更新は発表されていない。
◆ラインメール青森【今季10位】
今季青森はリーグで2番目に少ない26失点も、爆発力に欠けてドローが14試合…最前線で大奮闘した7得点FW村上もV三重へ移籍した。来季就任の原崎政人監督は「攻撃的サッカーを体現します」と宣言。青森はJ3入りへ舵を切る。
◆アトレチコ鈴鹿【今季11位】
鈴鹿は来季から、ブランデュー弘前FCで東北1部2連覇の山本富士雄氏が指揮。選手陣ではMF中村健人やMF鈴木翔太らが退団も、ガイナーレ鳥取から今夏レンタル加入したDF坂本敬が完全移籍へ移行…最終ラインの中核が残留し、これは大変大きな“補強”と言える。
◆FCマルヤス岡崎【今季13位】
実業団マルヤスには楽しみな選手が来季加入。ソニーから加入するFW布方叶夢は今季のJFL新人王で、160cmと小柄ながらも低い重心から切れ味鋭いドリブルを披露する22歳だ。また、同県の東海1部・FC刈谷から加入するMF齋藤雅之、FW鈴木直人は、揃ってJFL初挑戦となる。
◆クリアソン新宿【今季14位】
今季は深刻な得点力不足でJ3ライセンスを取得しながらも残留争い。それでも守備面はシーズンが深まるにつれて安定した。来季は北嶋秀朗監督が続投。すでに大半の選手が契約を更新しており、スカッドの拡充が運命を左右する。
◆横河武蔵野FC【今季15位】
Hondaと並ぶJFLの最古参・武蔵野。しかし、今季は最終節に他力で最下位を脱するなど、前例がないほど低迷。来季からは、2012年の天皇杯ベスト16などクラブ史を彩ったレジェンドDF、金守貴紀氏が監督に就任する。
◆ミネベアミツミFC【今季最下位】
実業団ミネベアは今季何度も後半ATの失点で勝ち点を落とし、最終節も90+1分被弾により土壇場で最下位転落。それでも入替戦は90+2分の劇的弾で1-0と勝利し、JFL残留を掴み取った。終わりよければすべてよしと言うべきだ。
◆飛鳥FC【新規入会】
来季唯一の昇格組は美濃部直彦監督率いる飛鳥(奈良県)。今季関西1部初優勝から地域CL初出場、そして地域CL初優勝と、勢いそのままにJFLまで駆け上がった。関西1部、関西1部リーグカップ、地域CL…今季は3冠を達成した。
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YS横浜ひと筋の西山峻太35歳が契約更新…思いの丈を綴る「Jから退会する意味を痛感」「強くなること、認知されることでしか解消されない部分があると思います」
Y.S.C.C.横浜が11日、DF西山峻太(35)との契約更新を発表。西山は思いの丈を綴った。 J3・JFL入替戦の敗戦により、Jリーグ会員資格を喪失したYS横浜。来季は2013年以来となる日本フットボールリーグ(JFL)での戦いだ。 そんなクラブに2012年のJFL時代から所属する西山。このたび、14年目の2025シーズンへ向けて契約を更新し、率直な心境を寄せている。 「今シーズンも多大なるご支援・ご声援をファン・サポーターの皆様はじめ、クラブパートナー様、ボランティアスタッフ様、所属する各カテゴリーの方々、地域や街からなど応援して下さったYSファミリーの皆様本当にありがとうございました」 「入れ替え戦の結果を受けましてJリーグから退会し、来シーズンはJFLに戦いの舞台を移してしまうこと、今シーズンチームキャプテンという責任ある役職にも関わらずこういった結果になってしまったこと、選手を代表し心よりお詫び申し上げます」 「J3リーグ設立から11年が経った今シーズン、これまで一緒に戦いクラブの礎を築き上げてきたOBや先輩達が繋いでくれたバトンをここで途絶えさせてしまったこと非常に悔しくてたまりません」 「それは降格制度に対してのものだけではなく、自分達の手で残留を掴み取れる首の皮一枚繋がっていたあの入れ替え戦の2試合で”Y.S.C.C.”というクラブを示せなかったことです」 「ピッチ上の選手含めた全選手、全スタッフは全力を尽くして戦ってくれたことは嘘偽りなく誓えます。ただY.S.C.C.というクラブはうまいチームではなく、Y.S.C.C.は戦うチーム。長く降格がないシーズンでも、みんなが全力を尽くして戦ってきました」 「どんな生活や環境でサッカーをしようとも、牙を剥き出し、闘争心全開で相手に向かっていくこと。これが自分自身学んできたこのクラブでの13年間。それをクラブの歴史で最も重要なゲームのひとつで上回れなかったこと、体現出来なかったこと非常に情けないです」 「そして徐々にプロらしく、Jクラブらしく歩んできた我々のスピード感は周りを見渡し気付くとあらゆる部分で取り残されてしまった印象も受けました」 「1年間の積み重ねの結果ではありますが、来シーズン以降必ずこの経験を糧にし、この出来事を忘れることなく、必ずこの引き出しを開放出来る様なシーズンを送りたいと思います」 「そして入れ替え戦に敗れたあとも文句や野次の一言も発さず、ずっとコールで私達の背中を押してくれたファン・サポーターの皆様。このゲームだけではなく、1年間、いやこれまでも。本当に本当に申し訳御座いませんでした。そしてありがとうございました」 「入れ替え戦という特殊なゲーム、相手サポーターもたくさんいましたが、ファン・サポーターが私達を後押ししようと一致団結しスタジアムにこれまでにない応援や人数で盛り上げて頂こうとしていたこと私は知っています」 「グルッと見回してもお客さんがたくさんの光景を作って頂きました。本当にありがとうございます。この悔しさ忘れることなく戦い続けます」 「来シーズンは競技面、競技以外の面でも私達にとってこれまでにないハードル、壁が目の前に立ちはだかります。これまでの様に私達のサッカーを観る機会も知る機会も減ることだと思います。変わらぬご支援も受けられることはないでしょう。これがJから退会する意味なんだと痛感しております」 「今まで以上にピッチで結果と生き様を見せ、ピッチ外ではより地域や街と固い絆で結ばれていく努力を惜しむことなく行っていきたいと思います」 「横浜という街でこのクラブにプライドを持ち生活の一部になって頂いている方々。私達が強くなること、認知されることでしか解消されない部分が必ずあると思います。全力で取り組んでいきたいと思います」 「私自身もピッチ内外で責任を持って自覚ある行動で歩んでいく同時に、引き続き障害や特性をお持ちの方々への活動も全力で。2025シーズンも応援して頂けるようなクラブ・選手になっていきたいと思います」 「サッカーが好きでプレーしたいのではく、”Y.S.C.C.”というものを背負いエンブレムを身に纏ってサッカーをするのが私の誇りであり好きなこと。そのために日々身体を鍛えて自分を律し、年齢に負けることなくハードワークし戦います」 2024.12.11 16:30 Wed3
J3残留をかけた運命の入替戦2ndレグに臨むYS横浜、1stレグのドロー決着を経ての決戦に倉貫監督「1年間やってきたことをやり続ける」「サポーターの力を…」
Y.S.C.C.横浜の倉貫一毅監督とDF西山峻太が、J3・JFL入替戦2ndレグへ向けた意気込みを語った。 今シーズンのJ3リーグを19位で終え、残留を賭けた入れ替え戦に臨んでいるYS横浜。1日に行われた敵地での高知ユナイテッドSC(JFL)との入替戦1stレグは、1-1のドローで終えていた。 7日にホームのニッパツ三ツ沢球技場で行われる運命の2ndレグを前に、記者会見に出席した倉貫監督は意気込みを表明。ホームの声援はチームを後押ししてくれると、ファンからのサポートに期待を示している。 「第1戦を1-1の引き分けで帰ってくる形になりました。次はホームで試合ができますので、サポーターの力を借りて、必ず選手、サポーターが一体となって残留できるよう、勝てるよう頑張っていきます。改めて応援をよろしくお願いいたします」 同じく西山も意気込みについて「第1戦は高知さんの鋭いカウンターに苦しめられました。そうした部分を反省して修正しつつ、第2戦はホームなのでアグレッシブに、僕らも背負っているものがたくさんあるので、しっかり残留できるように取り組んで望んでいきたいと思います」と語り、残留を勝ち取る姿勢を示した。 初戦をドローで終えたことについて倉貫監督は「もちろん勝って帰る形が一番でした。ただ、高知さんがどのような形でくるのか、通常のリーグと違ってわからない部分も多かったですから、ドローは悪い結果ではないかなと思います。そして、試合後は選手たちに『入れ替え戦は2戦終わった合計での結果。まだ前半が終わっただけで、後半が残っている。ホームに帰って勝って残留できるようにしよう』と伝えました」とコメント。2ndレグについては「1年間やってきたことをやり続ける、全力で出すことが重要です」と強調した。 結果次第ではJFL降格となる試合。13年クラブに在籍する西山はJ3に残る意義について「地域の方々や期待感、注目度は(J3ができてからの)11年でガラッと変わったと感じています。ただ、横浜には素晴らしいクラブがある中で、第三のクラブという位置づけは立ち位置が難しいです。応援してくださる方がいる中でも、このクラブ、地域を盛り上げるのは難しいなと11年感じています。ただ僕らにも応援してくれる方々がたくさんいて、僕らが頑張ることで元気や彩りを与えられるようなクラブになっています。でもそれはJリーグのクラブだから成り立っている部分もあるので、そこの火は灯し続けたいです」と述べている。 最後に西山は試合に向け、「第2戦はすごく難しい試合になると思います。でも、僕らがJクラブであり続けることを掴み取れるように、応援してくださる方のためにも一生懸命全力で臨んでいきたいと思っています」と気合いを示している。 ◆入替戦1stレグ 高知ユナイテッドSC 1-1 Y.S.C.C.横浜 【高知】 上月翔聖(前33) 【YS横浜】 冨士田康人(前5) ◆入替戦2ndレグ 2024年12月7日(土) 15:00KO Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市) 中継:DAZN、Lemino 2024.12.05 14:50 Thu4
YS横浜DF西山峻太が契約更新 JFL時代から在籍の12年目
Y.S.C.C.横浜は19日、DF西山峻太(34)の契約更新を発表した。 西山は日本フットボールリーグ(JFL)時代の2012年からYS横浜に所属。在籍12年目の今季はK3リーグ1試合の出場だった。クラブの公式サイトで次のようにコメントしている。 「まずは2023シーズンも共に戦い、走り抜け、ご支援下さったファン・サポーターの皆様、クラブパートナー様、試合の運営を滞りなくスムーズに行って頂いたボランティアスタッフの皆様、クラブスタッフ、アカデミーの子ども達、そして1年間苦楽を共にしたチームメイト、テクニカルスタッフ、メディカルスタッフなどY.S.C.C.に関わる全ての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」 「来シーズンもY.S.C.C.でプレー出来る事に感謝と責任感を強く感じます。J3が創設され今シーズンで10シーズン目が終了しました。3年連続で最下位から始まった歴史も毎年少しずつですが、クラブが昔から大切にしてきたピッチ内外でのフィロソフィーのもと小さいクラブではありますが魅力あるクラブになってきていると思います」 「今シーズンはJ3で初めて昇・降格のあるシーズンでしたが終盤戦まで昇格という可能性があるシーズンを過ごす事が出来た事は本当に選手として幸せでしたし、やっぱりこのクラブで、このグループの一員としてもっと高いところに到達したいと強く思いました」 「その反面、個人に目を向けると、試合に出てなんぼと言われる世界で1試合、10分弱しかゲームに出場する事が出来なかった事で、このままこのクラブでプレーしていて良いのか果たして貢献出来ているのかと、身の振り方も考える様にもなりました」 「ただ残り少ないであろうサッカー人生を考えると毎日サッカーが出来る環境だったり、このカテゴリーや日々自分の中で最高のコンディションを作って身を置いていないと生き残っていけない中でまだまだプレーがしたいと」 「そしてもっと試合に出場しチームに貢献したい、上手くなりたい、強くなりたいという情熱は毎年強くなっていっています。自分の居場所は自分で作っていかないといけないと思います」 「最後にクラブとして次の10年というスパンで考えた時に、もっともっとスピード感を上げ、本気で上を目指すだけの取り組みを現場だけではなく、フロントや会社含め一体感をもって取り組んでいきたいと思います」 「そしてそんな中でもこのクラブが地域に根差し社会貢献活動や地域貢献活動を継続的に行う事で、地域になくてはならない存在で、街の誇りだと思ってもらえる様な取り組みや活動もしていきたいと思います」 「Y.S.C.C.を応援したいなと思ってもらえるような取り組みや説得力がある1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。来シーズンも宜しくお願いします」 2023.12.19 18:20 TueY.S.C.C.横浜の人気記事ランキング
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J3からYS横浜&岩手、関西1部から飛鳥が参戦…2025シーズンのJFL16チーム一覧
2024シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)からは栃木シティ、高知ユナイテッドSCが明治安田J3リーグへ。ここでは2025シーズンのJFLに参戦する16チームをざっくりまとめる。 ◆Y.S.C.C.横浜【新規入会】 今季J3リーグ19位のYS横浜は、文字通り高知と入れ替わる形でのJFL降格に。2012〜13年のJFLでは6位(17チーム)、12位(18チーム)。2012年入団のDF西山峻太(35)は契約を更新し、チームとともに12年ぶりのJFLへ向かう。 ◆いわてグルージャ盛岡【新規入会】 2022年にJ2の一員だった岩手は、今季J3最下位により、2025年からJFLで戦うことに。かつて東北1部からJ3にジャンプアップした歴史があり、JFLはクラブ史上初の参戦となる。よってクラブは現在、“J3リーグ入会要件”を岩手県内に周知する活動にも尽力している。 ◆FCティアモ枚方【今季3位】 今季の枚方はクラブ史上最高たる3位。二川孝広監督の続投が発表された一方、大黒将志HCは退任し、豪州国籍のベン・カーン氏が後任となった。選手陣では、FC大阪に期限付き移籍していたDFフォファナ・マリックが来季復帰する。 ◆レイラック滋賀【今季4位】 2年連続でJ3ライセンス取得の滋賀は、来季に向けて角田誠監督が契約更新。今季途中からの角田体制でチーム状態も戦績も向上したが、いくつかの取りこぼしがあり、前半戦で圧倒的な貯金を作った高知に届かなかった。来季はクラブ名改称から3年目となる正念場の1年だ。 ◆ヴィアティン三重【今季5位】 県勢初のJリーグへ…今季過去最高の5位となったV三重は来季に向け、高知からDF福田玲央、ソニーから今季9得点のFW山田晋平、青森から今季7得点のFW村上弘有、MF町田蘭次郎を獲得。JFLで一定の実績を持つ即戦力を確保した。 ◆ヴェルスパ大分【今季6位】 今季のV大分は最後まで上位陣に喰らいついた一方、最多得点選手が4ゴールと得点源を固定しきれず、連勝も2度だけと爆発力に欠けた。来季に向けては、JFLのレジェンドたる中村元ヘッドコーチが監督に昇格している。 ◆Honda FC【今季7位】 連覇を逃した盟主Honda。現JFLで7位は過去最低タイであり、年間30試合制での9敗も過去最多に。20日、長年チームを支えたDF三浦誠史&MF富田湧也ら4選手の引退、小林秀多監督や古橋達弥アナリストらの退任が発表されている。Hondaは新たな時代へ向かいそうだ。 ◆ブリオベッカ浦安・市川【今季8位】 都並敏史監督率いる浦安は来季から「浦安市川」に。FW峯勇斗、MF小島樹、DF藤森隆汰など、これまでに主力選手の多くが契約更新。昨オフは主軸のJリーグ“個人昇格”が相次いだが、来季に向けては骨格を維持できそうだ。 ◆沖縄SV【今季9位】 沖縄は今季加入のFW青戸翔が得点王に輝くなどし、JFL2位の52得点。やや安定性に欠ける戦いだったが、最下位に沈んだ昨季を思い出せば、かなりの進歩が見られた1年となった。これまでに青戸の契約更新は発表されていない。 ◆ラインメール青森【今季10位】 今季青森はリーグで2番目に少ない26失点も、爆発力に欠けてドローが14試合…最前線で大奮闘した7得点FW村上もV三重へ移籍した。来季就任の原崎政人監督は「攻撃的サッカーを体現します」と宣言。青森はJ3入りへ舵を切る。 ◆アトレチコ鈴鹿【今季11位】 鈴鹿は来季から、ブランデュー弘前FCで東北1部2連覇の山本富士雄氏が指揮。選手陣ではMF中村健人やMF鈴木翔太らが退団も、ガイナーレ鳥取から今夏レンタル加入したDF坂本敬が完全移籍へ移行…最終ラインの中核が残留し、これは大変大きな“補強”と言える。 ◆FCマルヤス岡崎【今季13位】 実業団マルヤスには楽しみな選手が来季加入。ソニーから加入するFW布方叶夢は今季のJFL新人王で、160cmと小柄ながらも低い重心から切れ味鋭いドリブルを披露する22歳だ。また、同県の東海1部・FC刈谷から加入するMF齋藤雅之、FW鈴木直人は、揃ってJFL初挑戦となる。 ◆クリアソン新宿【今季14位】 今季は深刻な得点力不足でJ3ライセンスを取得しながらも残留争い。それでも守備面はシーズンが深まるにつれて安定した。来季は北嶋秀朗監督が続投。すでに大半の選手が契約を更新しており、スカッドの拡充が運命を左右する。 ◆横河武蔵野FC【今季15位】 Hondaと並ぶJFLの最古参・武蔵野。しかし、今季は最終節に他力で最下位を脱するなど、前例がないほど低迷。来季からは、2012年の天皇杯ベスト16などクラブ史を彩ったレジェンドDF、金守貴紀氏が監督に就任する。 ◆ミネベアミツミFC【今季最下位】 実業団ミネベアは今季何度も後半ATの失点で勝ち点を落とし、最終節も90+1分被弾により土壇場で最下位転落。それでも入替戦は90+2分の劇的弾で1-0と勝利し、JFL残留を掴み取った。終わりよければすべてよしと言うべきだ。 ◆飛鳥FC【新規入会】 来季唯一の昇格組は美濃部直彦監督率いる飛鳥(奈良県)。今季関西1部初優勝から地域CL初出場、そして地域CL初優勝と、勢いそのままにJFLまで駆け上がった。関西1部、関西1部リーグカップ、地域CL…今季は3冠を達成した。 2024.12.21 18:00 Sat2
ええ?実はこんなことになってたの?2024年のJリーグ強かったのは(J3編)!の巻/倉井史也のJリーグ
さて、今週から2024年Jリーグ、本当の強さってどうだったのっていうのをお届けします。まずはJ3リーグから。最終順位ってこうでした。 順 :チーム/ 点 1:大宮/85 2 :今治/73 3 :富山/64 4 :松本/60 5 :福島/59 6 :FC大阪/58 7 :北九州/ 56 8 :岐阜/53 9 :相模原/ 53 10:沼津/52 11:八戸/52 12:金沢/50 13:鳥取/50 14:琉球/47 15:宮崎/46 16:讃岐/43 17:奈良/39 18:長野/37 19:YS横浜/32 20:いわて/ 22 でもね、シーズン半分の19節を終わった時点ではこうだったんです。 順 :チーム/ 点 1 :大宮/46 2 :沼津/31 3 :FC大阪/31 4 :金沢/30 5 :今治/30 6 :福島/29 7 :富山/29 8 :相模原/ 29 9 :松本/27 10:琉球/27 11:岐阜/26 12:北九州/ 26 13:長野/24 14:八戸/23 15:奈良/20 16:YS横浜/20 17:鳥取/18 18:宮崎/16 19:讃岐/15 20:いわて/ 13 つまり後半戦だけを見たらこんな感じだったんです。矢印は前半と後半で稼いだ勝点が上がったか下がったかで、カッコ内は最終順位。 順 :チーム/ 点 1 :今治/43[↑](2) 2 :大宮/39[↓](1) 3 :富山/35[↑](3) 4 :松本/33[↑](4) 5 :鳥取/32[↑](13) 6 :北九州/ 30[↑](7) 6 :宮崎/30[↑](15) 6 :福島/30[↑](5) 9 :八戸/29[↑](11) 10:讃岐/28[↑](16) 11:岐阜/27[↑](8) 11:FC大阪/27[↓](6) 13:相模原/ 24[↓](9) 14:沼津/21[↓](10) 15:琉球/20[↓](14) 15:金沢/20[↓](12) 17:奈良/19[↓](17) 18:長野/13[↓](18) 19:YS横浜/12[↓](19) 20:いわて/ 9 [↓](20) FC大阪は前半戦に稼いだ勝点が生きた感じだけど、他は怒濤の後半戦勝負で順位を上げた感じ。鳥取や宮崎、讃岐はダッシュする時期が少し遅かった感じですな。でもこうしてみると、上位4チームに入ろうと思うと、後半の踏ん張りが重要ってことでした。 そして得点力を見ると 順 :チーム/ 得 1 :大宮/72[→](1) 2 :福島/64[↓](5) 2 :岐阜/64[↓](8) 4 :今治/62[↑](2) 5 :松本/61[↑](4) 6 :富山/54[↑](3) 7 :沼津/53[↓](10) 8 :金沢/50[↓](12) 9 :鳥取/49[↓](13) 10:讃岐/48[↓](16) 11:宮崎/46[↓](15) 12:琉球/45[↓](14) 13:八戸/44[↑](11) 13:長野/44[↓](18) 15:FC大阪/43[↑](6) 15:奈良/43[↓](17) 17:北九州/ 41[↑](7) 17:相模原/ 41[↑](9) 19:YS横浜/34[→](19) 20:いわて/ 27[→](20) 守備力で比べてみると 順 :チーム/ 失 1 :大阪/31[↓](6) 2 :大宮/32[↑](1) 3 :富山/36[→](3) 4 :今治/38[↑](2) 5 :北九州/ 39[↓](7) 6 :相模原/ 41[↓](9) 7 :八戸/42[↓](11) 8 :松本/45[↑](4) 9 :沼津/46[↓](10) 10:福島/49[↑](5) 11:宮崎/50[↓](15) 12:金沢/52[→](12) 12:讃岐/52[↓](16) 14:琉球/54[→](14) 15:岐阜/56[↑](8) 15:奈良/56[↓](17) 17:長野/57[↓](18) 18:YS横浜/64[↓](19) 19:鳥取/65[↑](13) 20:いわて/ 80[→](20) このデータから考えると、攻撃力が高い10チームのうち、実際の順位が下がっていたのは6チーム。守備力が高い10チームのうち、実際の順位が下がったのは5チーム。やはりやや守備重視のほうがいいみたいでした。 つまりJ3は攻守バランス良く、やや守備重視。でもって後半戦勝負というのが2024年。つまり最初は守備を固めつつ、途中の補強でブーストするけど、ちょっと遅れると厳しいよってことですね。2025年の参考にしてください!! 2024.12.21 17:00 Sat3
来季JFLのYS横浜、夏にスペインから復帰したFW田原廉登と契約更新「降格の悔しさを忘れず、オフシーズンを有意義に」
来シーズンから日本フットボールリーグ(JFL)のY.S.C.C.横浜は19日、FW田原廉登(23)との契約更新を発表した。 田原は地元横浜の出身で、YS横浜のジュニアユースに所属。高校サッカー、大学サッカーを経て2023年に“帰還”し、同年8月までにJ3リーグで11試合1得点を記録した。 9月から今年7月までは、スペイン4部のCDアトレチコ・パソへ期限付き移籍し、欧州サッカーを経験。レンタルバック後の公式戦出場はなく、J3・JFL入替戦の出場もなかった。 「今シーズン多くの温かいご声援をいただき、ありがとうございました。この度、Y.S.C.C.と契約を更新することができ、大変嬉しく思います」 「いつも支えてくださるサポーターの皆さま、クラブ関係者の方々に心から感謝申し上げます。今シーズンは、降格となりチームとしても個人としても悔しい結果で終わってしまいました。この悔しさを忘れず、オフシーズンを有意義に過ごし、来シーズンに向けてさらに準備をしてまいります」 「1年でJ3昇格という目標を常に意識しチームの勝利に貢献できるよう、全力を尽くします。引き続き温かい応援をよろしくお願いいたします!スタジアムで皆さまと喜びを分かち合える日を楽しみにしています」 2024.12.19 16:25 Thu4
J3参入高知の背番号「10」佐々木敦河…活動終える“古巣”ソニー仙台FCへ「感謝しかありません」「ソニー時代の経験も今回活きました」
高知ユナイテッドSCのMF佐々木敦河(26)が、古巣・ソニー仙台FCに言及した。 7日、J3・JFL入替戦の第2戦、Y.S.C.C.横浜vs高知ユナイテッドSCがニッパツ三ツ沢球技場で行われ、アウェイ高知は2-0と勝利。2戦合計でも3-1と勝利し、J3リーグ入りを勝ち取った。 今季から背番号「10」を背負う加入2年目の佐々木は、類まれなるバランス感覚と正確なキック、90分間走り切るスタミナを持ち併せた攻撃の核。そして何より、地元高知の出身だ。 そんな佐々木は試合後、前所属クラブのソニー仙台FC(JFL)に言及。大学卒業後に2年間在籍した古巣は今季限りで活動を終える。 「本当にソニー時代があったからこそ、今の自分があると言っても過言ではないです。ソニーで成長させてもらいましたし、今もソニーにいる人たちには感謝しかありません」 また、ソニー時代にはニッパツを経験済み。 「一昨年、ソニーの一員として、ここ(ニッパツ)で横浜FCと対戦した経験も今回活きました。なので、変に意識することもなかったですね」 「天皇杯の2回戦だったかな。0-2から3-2に逆転して、でも最後に追いつかれて。結局PK戦で負けたんですけど…ニッパツは今回で2度目だったので、緊張はありませんでした」 <span class="paragraph-title">高知ユナイテッドSCがJ3入会記念グッズの販売をスタート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">J3昇格記念グッズ<br>J3昇格記念グッズを受注販売いたします!<br><br>期間限定のメモリアルグッズとなりますので、ぜひお買い求めください<br><br>【受注期間】<br>2024年12月8日(日) 10:00 〜<br>2024年12月21日(土) 23:59<br><br>▼詳細はこちら<a href="https://t.co/IkaDrgHHFd">https://t.co/IkaDrgHHFd</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E3%83%A6%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89SC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#高知ユナイテッドSC</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E5%AE%B6%E3%81%AFJ%E3%81%B8%E8%A1%8C%E3%81%8F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#高知家はJへ行く</a> <a href="https://t.co/f4FXFItD0H">pic.twitter.com/f4FXFItD0H</a></p>— 高知ユナイテッドSC (@kochi_United) <a href="https://twitter.com/kochi_United/status/1865371174563348947?ref_src=twsrc%5Etfw">December 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.08 10:53 Sun5