“茨の道はミライへのステップ” JFL首位高知が3試合未勝利を糧に難敵との次戦へ「チャレンジャー精神で」

2024.09.20 17:00 Fri
高知ユナイテッドSCのFW新谷聖基、吉本岳史監督
©︎S.Tadokoro
高知ユナイテッドSCのFW新谷聖基、吉本岳史監督
高知ユナイテッドSC吉本岳史監督、FW新谷聖基が、1-1ドローのFCティアモ枚方戦を振り返り。目線はミネベアミツミFCとの次節へ。15日、日本フットボールリーグ(JFL)第20節の高知ユナイテッドSCvsFCティアモ枚方が行われ、1-1のドロー決着に。ホーム高知は中断期間明けから3試合未勝利となった。

試合は38分、ロングボールを収めたFW小林心がボックス内で倒されてPK獲得。自らキッカーを担って先制点も、今度は55分、枚方にPKで追いつかれ、勝ち越し点を奪えなかった。
中断明け初戦となったヴェルスパ大分戦は後半頭の失点で0-1敗戦、続くレイラック滋賀戦は後半頭に先制もすぐ追いつかれて1-1ドロー。そして今回も、後半の比較的早い段階で追いつかれ、勝ち点3を逃すこととなった。

55分のPK献上について、枚方視点では二川孝広監督が「リードした高知が少し引いた部分もあったかなと。最終ラインから余裕を持ってビルドアップできるようになった」と回想。
高知の吉本監督も「(後半)受けに回ってしまった感覚です。失点に繋がりましたし、足が止まってプレッシングも緩んだ、距離感が前半よりも曖昧になってしまった」と反省する。

それでも、勝ち点「1」を積み上げ。

指揮官が「(主将)小林大智を筆頭に、最後の最後まで勝ちに向かって走った」と選手たちを労えば、途中投入で前線に入ったFW新谷も「この『+1』をあとあと『良い+1だった』と振り返れるようにしたい」と至って前向き。

少なからず苦しんだ試合の勝ち点1を過小評価する必要はないのである。

この日、筆者が印象的だったのは、吉本監督が4枚目、5枚目の交代カードとして途中投入したDF橋本峻輝、DF福田玲央。どちらもしばらく公式戦出場がなかった選手である。

なかでもセンターバックを主戦場とする福田はWボランチの一角での起用に。その意図とは。

「橋本も福田も戦術の幅を広げられる選手ですね。ひとつゲームプランとして、(後半)どうしても運動量が落ちてくる時間帯があることを見据えてのメンバー入りでした」

「福田については『長短使い分けが出来るパス』があって、ボランチとして相手両サイドバックの脇を突いて欲しいと。運動量が落ちるなか、カウンターへのケアも念頭にありました」

一方、FW新谷が自身のプレーを振り返り、「中断期間に(練習試合などで)ゴールを決めてたんですけど、今日含めてリーグは3試合不発で」と悔しさを吐露。向上心をのぞかせる。

「僕も攻撃陣のみんなも、もっとクオリティを上げたいですし、もっと泥臭くゴールを目指したい。僕はFWなのでもちろん点を取りたいですけど、やっぱりチームの勝利が一番。日々の練習から積み上げていきたいですね」

4試合ぶりの勝利を期す次節は、14位・ミネベアミツミFCとのアウェイゲーム。ミネベアは順位表では下位だが、各クラブの共通認識として、非常に厄介な難敵である。

FW新谷は「順位は関係ないですね。高知も去年ずっと上位にいたわけでもないなか、それでも上位チームに勝つ試合がありました。今は首位ですけど、何か成し遂げたわけではないので、チャレンジャー精神で臨まないといけない」と、対ミネベアに緊張感。

吉本監督も「本当に難しい対戦相手ですね。最後までタフに戦えるチームです。前回ホームでは我々の勢いがあって(ミネベアに)逆転勝ちでしたけど、少しでも昇格に近づくべく、今回も勝利を狙うことを考えれば…そうですね、やはり難しい相手です」と気を引き締める。

それでも「残り10試合はすべて難しい試合。今年やってきたことの上積みをこの試合でも」と戦闘モード。高知は悲願のJ3リーグ入会へ、ミネベア戦の勝ち点「3」から勢いを取り戻す。

◆JFL第21節
9月21日(土) 15:00キックオフ
ミネベアミツミFC vs 高知ユナイテッドSC
宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場

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JFL首位高知が今季ここまでの「入場料収入」を公表...J3入会要件は1000万円「新規観戦者の方も増えております」

日本フットボールリーグ(JFL)の高知ユナイテッドSCが8日、今季ここまでの「入場料収入」を公表した。 Jリーグ入会を目指し、「2025シーズンJ3クラブライセンス」の申請を開始している高知。現在チームはJFLで2位と勝ち点「10」差の首位に立つ一方、J3入りには大きな壁も。 それは、入会要件として「ホームゲーム(HG)平均観客動員2000人」と「入場料収入1000万円」が復活しており、もちろんこれ以外にも要件はあるが、上記2つのクリアなくして、高知のJなし県脱却はない。 「ホームゲーム(HG)平均観客動員2000人」については、高知は今季ここまでHGを9試合戦っており、残り6試合で「2万70人」を動員する必要がある状況。 「入場料収入1000万円」については、8日の高知の公表いわく、これまでに「431万4000円」を記録。昨季1年の「428万2800円」をすでに上回り、ここから6試合で600万円弱の入場料を目指す状況だ。 高知は、今回の入場料に関する公表にあたり、各方面への感謝を表明している。 「いつも多大なる応援をありがとうございます。シーズン前、Jリーグへの入会条件に『年間入場料収入が1,000万円に到達していること』という項目が追加されました」 「それを受けて、サポーターはもちろんスポンサー企業の皆様もチケットを購入してのご観戦に協力してくださっています。また、選手やスタッフのがんばり、メディアや行政の皆様のご協力もあり、新規観戦者の方も増えております」   「引き続き20,070人の方の来場と1,000万円以上の入場料確保を目標に、クラブ一丸となって取り組んで参ります。ご支援とご協力のほどよろしくお願いいたします」 ◆JFL第18節(次節) 〜高知銀行Presents〜 ついにJぜよ!高知家大集合 8月31日(土) 18:00キックオフ 高知ユナイテッドSC vs ヴェルスパ大分 高知県立春野総合運動公園陸上競技場 ◆JFL順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点43 | +20 2位 栃木シティ | 勝ち点33 | +10 3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点27 | +6 4位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点27 | +1 5位 FCティアモ枚方 | 勝ち点26 | +1 6位 ラインメール青森 | 勝ち点25 | +5 7位 Honda FC | 勝ち点24 | +4 8位 沖縄SV | 勝ち点23 | +1 9位 レイラック滋賀 | 勝ち点22 | +6 10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点21 | +1 11位 ソニー仙台FC | 勝ち点21 | -3 12位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点20 | -1 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点18 | -4 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点13 | -13 15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点12 | -17 16位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -17 2024.08.08 19:45 Thu

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