JFLが最終盤でとうとう首位交代…3連敗高知に代わって栃木Cが順位表の最上段へ 3位滋賀は敗れる【JFL第24節】
2024.10.12 21:30 Sat
12日、日本フットボールリーグ(JFL)第24節の4試合が各地で行われた。
◇武蔵野 1-0 高知
高知ユナイテッドSCがとうとう首位陥落。残留争い中の横河武蔵野FCとアウェイで対戦し、0-1のウノゼロ負けに。3試合連続ノーゴール&3連敗で、深刻なチーム状況が垣間見えた。
ここ最近共通しているのは、立ち上がりの攻勢下で1点を奪えず、逆に1発で仕留められる流れ。現状について言及できる点は他にも様々あるが、とにかく登録選手の平均年齢がJFLで最も若いチームはいま、苦境に立たされる。
卓越したキック精度、バランス感覚を併せ持つMF佐々木敦河の負傷による不在も痛いところか。栃木シティに首位を譲ったなか、次節はホームで沖縄SVと。試行錯誤の続く高知だが、まずは原点に立ち返るべきではないか。
◇栃木C 5-3 ミネベア
高知に代わって首位浮上は、昇格組にしてリーグトップクラスの選手層を誇る栃木シティ。なかでも3トップの選択肢が豊富で、ミネベアミツミFCとの今節は、取って取られてのシーソーゲームから5発勝利となった。
主たる得点源のFW吉田篤志、FW藤原拓海をベンチスタートとしたなか、半年ぶりの先発起用から3試合連続でスタメン出場したFW鈴木国友などがゴールを奪い、2-3で迎えた83分からは、5分間で3得点。一気に再逆転した。
詰まるところ、高知と対照的な、圧倒的な得点力。リーグダントツ最多の「50」得点が光り、第13節からこれで12試合無敗ということに。凄まじい火力で猪突猛進中である。
◇ソニー 3-1 滋賀
一方、3位・レイラック滋賀が痛恨の敗戦。今季限りで活動を終えるソニー仙台FCとの最終対戦に臨み、開始25分で3失点…後半1点を返すも、これ以上の反撃は叶わなかった。
これにより、残り6試合で2位高知と勝ち点「10」差に。空前の大型補強で今季に挑んだ滋賀だが、チームの整備に時間を要したか、開幕から低空飛行が続き、指揮官交代も。
チーム状態は角田誠新監督のもとで上向き、前節・Honda FC戦は逞しいアタッキングで3発逆転勝利、そして3連勝。ただ、現実的に「2位以内」が遠のいている状況だ。
◆第24節
▽10月12日(土)
横河武蔵野FC 1-0 高知ユナイテッドSC
栃木シティ 5-3 ミネベアミツミFC
ソニー仙台FC 3-1 レイラック滋賀
Honda FC 0-0 ヴェルスパ大分
▽10月13日(日)
[13:00]
ヴィアティン三重 vs ブリオベッカ浦安
ラインメール青森 vs クリアソン新宿
アトレチコ鈴鹿 vs FCティアモ枚方
▽10月14日(月)
[15:00]
沖縄SV vs FCマルヤス岡崎
◆暫定順位表
1位 栃木シティ | 勝ち点50 | +20
2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +15
3位 レイラック滋賀 | 勝ち点38 | +14
4位 Honda FC | 勝ち点37 | +8
5位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点37 | ±0
6位 ヴィアティン三重 | 勝ち点35 | +2
7位 ラインメール青森 | 勝ち点34 | +7
8位 沖縄SV | 勝ち点34 | +6
9位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点32 | +3
10位 FCティアモ枚方 | 勝ち点32 | -2
11位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点31 | +2
12位 ソニー仙台FC | 勝ち点26 | -6
13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点23 | -8
14位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -17
15位 クリアソン新宿 | 勝ち点18 | -22
16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点16 | -22
◇武蔵野 1-0 高知
高知ユナイテッドSCがとうとう首位陥落。残留争い中の横河武蔵野FCとアウェイで対戦し、0-1のウノゼロ負けに。3試合連続ノーゴール&3連敗で、深刻なチーム状況が垣間見えた。
卓越したキック精度、バランス感覚を併せ持つMF佐々木敦河の負傷による不在も痛いところか。栃木シティに首位を譲ったなか、次節はホームで沖縄SVと。試行錯誤の続く高知だが、まずは原点に立ち返るべきではないか。
◇栃木C 5-3 ミネベア
高知に代わって首位浮上は、昇格組にしてリーグトップクラスの選手層を誇る栃木シティ。なかでも3トップの選択肢が豊富で、ミネベアミツミFCとの今節は、取って取られてのシーソーゲームから5発勝利となった。
主たる得点源のFW吉田篤志、FW藤原拓海をベンチスタートとしたなか、半年ぶりの先発起用から3試合連続でスタメン出場したFW鈴木国友などがゴールを奪い、2-3で迎えた83分からは、5分間で3得点。一気に再逆転した。
詰まるところ、高知と対照的な、圧倒的な得点力。リーグダントツ最多の「50」得点が光り、第13節からこれで12試合無敗ということに。凄まじい火力で猪突猛進中である。
◇ソニー 3-1 滋賀
一方、3位・レイラック滋賀が痛恨の敗戦。今季限りで活動を終えるソニー仙台FCとの最終対戦に臨み、開始25分で3失点…後半1点を返すも、これ以上の反撃は叶わなかった。
これにより、残り6試合で2位高知と勝ち点「10」差に。空前の大型補強で今季に挑んだ滋賀だが、チームの整備に時間を要したか、開幕から低空飛行が続き、指揮官交代も。
チーム状態は角田誠新監督のもとで上向き、前節・Honda FC戦は逞しいアタッキングで3発逆転勝利、そして3連勝。ただ、現実的に「2位以内」が遠のいている状況だ。
◆第24節
▽10月12日(土)
横河武蔵野FC 1-0 高知ユナイテッドSC
栃木シティ 5-3 ミネベアミツミFC
ソニー仙台FC 3-1 レイラック滋賀
Honda FC 0-0 ヴェルスパ大分
▽10月13日(日)
[13:00]
ヴィアティン三重 vs ブリオベッカ浦安
ラインメール青森 vs クリアソン新宿
アトレチコ鈴鹿 vs FCティアモ枚方
▽10月14日(月)
[15:00]
沖縄SV vs FCマルヤス岡崎
◆暫定順位表
1位 栃木シティ | 勝ち点50 | +20
2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +15
3位 レイラック滋賀 | 勝ち点38 | +14
4位 Honda FC | 勝ち点37 | +8
5位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点37 | ±0
6位 ヴィアティン三重 | 勝ち点35 | +2
7位 ラインメール青森 | 勝ち点34 | +7
8位 沖縄SV | 勝ち点34 | +6
9位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点32 | +3
10位 FCティアモ枚方 | 勝ち点32 | -2
11位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点31 | +2
12位 ソニー仙台FC | 勝ち点26 | -6
13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点23 | -8
14位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -17
15位 クリアソン新宿 | 勝ち点18 | -22
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Jリーグは17日、日本フットボールリーグ(JFL)優勝を決めた栃木シティの「J3リーグ入会」を全面承認したことを発表。これに伴い、いわてグルージャ盛岡のJリーグ会員資格喪失、JFL降格も完全確定した。 「本日開催しました日本フットボールリーグ(JFL)第29節の結果をもちまして、J3への入会を条件付きで承認しておりました栃木シティフットボールクラブが、Jリーグ規約第17条第3項に定める「J3入会審査項目」をすべて充足いたしました」 「この結果を受けまして、栃木シティフットボールクラブのJリーグへの入会が確定しましたので、お知らせいたします」 栃木Cは17日、JFL第29節でアトレチコ鈴鹿とのホームゲームを戦い、6-0圧勝で昇格即初優勝を決めただけでなく、カンセキスタジアムとちぎ(※)には9531人が来場。J3入会要件「観客動員数累計3万人」を突破した。 (※)主たる本拠地はCITY FOOTBALL STATION 2024.11.17 16:28 Sun3
【JFL第28節】J3入会への成績要件“2位以内”が栃木シティ&高知ユナイテッドSCで確定、V三重&滋賀は来季再挑戦へ
9日〜10日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第28節の7試合が行われた。11日は残り1試合、クリアソン新宿vsアトレチコ鈴鹿のナイトゲームが国立競技場で開催される。 ◆高知 1-1 ソニー 2位・高知ユナイテッドSCはソニー仙台FCとドロー。35分にロングカウンターから被弾したなか、試合も終盤の82分、DF吉田知樹が対角のクロスに左足で上手く合わせて追いついた。 このあと勝ち越しはならず、Honda戦に続く連勝を逃し、逆転優勝が遠のく結果に。それでも後述の通り、少なくともJ3側との入替戦へ進むことは決定した。大きな前進である。 ◆浦安 0-0 栃木C 首位・栃木シティはブリオベッカ浦安とゴールレスドロー。終始浦安を押し込み、何度も崩し、幾度となくシュートを放ったが、最後は浦安のGK本吉勇貴に全て阻まれた。 それでも2位高知が引き分けたため、勝ち点「5」差を維持して残り2試合へ。今節での優勝決定こそならずも、こちらもまた大きな前進である。やはり、“負けない”ことが素晴らしい。 ◆V三重 1-2 青森 一方、3位・ヴィアティン三重はJ3入会が完全消滅。2位高知が引き分けたため、勝てば「2位以内」へ望みを繋ぐ形だったが、ラインメール青森に前半で2失点を喫する。 90+4分、FC岐阜から夏にレンタル加入したFW山内寛史が1点を返すも、2点目、3点目を取りに行く時間は残されておらず、万事休す。 V三重は2017年からのJFLでもっとも飛躍を予感させた1年か。今節の結果で4位後退も、このままの順位を維持できれば過去最高順位である。クラブの挑戦はまだまだ続いていく。 ◆マルヤス 1-1 滋賀 4位・レイラック滋賀もFCマルヤス岡崎とドローでJ3入会完全消滅。0-1ビハインドで迎えた73分、今夏枚方から獲得のFW森本ヒマンが同点弾も、逆転ならず、夢潰えた。 昨オフにJ経験者を中心とした大型補強の滋賀。チーム構築に時間を要したか、開幕から低空飛行が続き、8月に角田誠新監督を迎えてプレーレベルを引き上げたが、開幕11試合で5敗を喫した事実がやはり最後に重くのしかかった。 ともあれ、滋賀は来季も楽しみなチーム。ラスト2試合は沖縄SV、そしてV三重と対戦する。 ◆ミネベア 1-0 Honda 打って変わって残留争い。最下位・ミネベアミツミFCはHonda FCとの実業団対決に臨み、50分、セットプレーの流れから最後はDF越野雄太が押し込んで先制点、決勝点となった。 これにより、ミネベアが最下位を脱出し、最下位は沖縄SVに0-4惨敗の横河武蔵野FCということに。11日に第28節を控えるクリアソン新宿含め、現段階で3チームが勝ち点「22」で並ぶ。 ◆第28節 ブリオベッカ浦安 0-0 栃木シティ 高知ユナイテッドSC 1-1 ソニー仙台FC ヴィアティン三重 1-2 ラインメール青森 FCマルヤス岡崎 1-1 レイラック滋賀 FCティアモ枚方 3-0 ヴェルスパ大分 沖縄SV 4-0 横河武蔵野FC ミネベアミツミFC 1-0 Honda FC ▽11月11日(月) 19:20KO クリアソン新宿 vs アトレチコ鈴鹿 ◆暫定順位表 1位 栃木シティ | 勝ち点58 | +22 2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点53 | +14 --------- 3位 レイラック滋賀 | 勝ち点45 | +19 4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点45 | +6 5位 FCティアモ枚方 | 勝ち点44 | +2 6位 沖縄SV | 勝ち点41 | +10 7位 Honda FC | 勝ち点41 | +7 8位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点41 | -3 9位 ラインメール青森 | 勝ち点39 | +6 10位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点39 | +3 11位 ソニー仙台FC | 勝ち点34 | -4 12位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点33 | ±0 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点28 | -9 14位 ミネベアミツミFC | 勝ち点22 | -21 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点22 | -23 16位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -29 <span class="paragraph-title">「ソニー魂を胸に」JFL高知の2選手が古巣・ソニー仙台FCへメッセージ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">JFL第28節<br>vs 高知ユナイテッドSC<br>13:00kickoff@春野陸上競技場<br><br>【スタメン】<br>GK:佐川<br>DF:後藤、塩﨑、長江、中山<br>MF:平田、伊藤、小池<br>FW:山田、布方、山下<br><br>【サブ】<br>GK:八井田<br>DF:辻、神田<br>MF:吉森<br>FW:信太、加藤、甲元<br><br>本日も応援よろしくお願いします!<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC%E4%BB%99%E5%8F%B0FC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ソニー仙台FC</a> <a href="https://t.co/9GqgD1jpMz">pic.twitter.com/9GqgD1jpMz</a></p>— SonySendaiFC【公式】 (@sony_sendaiFC) <a href="https://twitter.com/sony_sendaiFC/status/1855450274737074533?ref_src=twsrc%5Etfw">November 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.11 11:30 Mon4
J3昇格決定の栃木C、Jリーグ入りを目指した初年度での達成に「これから先もともに歩んでいきましょう」
2025シーズンからのJ3参入が決定した栃木シティが、喜びの声明を発表した。 17日、日本フットボールリーグ(JFL)第29節の栃木シティvsアトレチコ鈴鹿がカンセキスタジアムとちぎで行われた。 首位に立つ栃木Cは、鈴鹿相手に6-0と大勝。これにより、JFLの優勝が決定した。 J3クラブライセンスをすでに取得している栃木Cは、優勝したことで順位の条件も満たすことに。ホームゲーム平均入場者数2000人の条件も、この試合で9531人が来場したことでクリアし、Jリーグからも正式に昇格が承認されていた。 栃木Cはクラブを通じて声明を発表。悲願のJリーグ入りを喜ぶとともに、感謝の気持ちを綴っている。 「2024年11月17日(日)第26回JFL第29節の結果をもちまして、今シーズンのJFLリーグ戦における最終順位の1位が確定し、ホームゲームにおける平均入場者数2,000人の条件を達成いたしました。これにより、2025シーズンからのJ3への入会が決定しましたのでお知らせいたします」 「昨シーズン悲願の目標であるJFL昇格を果たし、Jリーグ昇格という目標を掲げ挑んだ初年度でクラブとして初のJリーグ昇格を達成することができました」 「日々クラブを熱く応援し支えてくださるパートナー企業の皆さま、ファン・サポーターの皆さま、アカデミーの子どもたち、栃木シティに関わる皆さま、誠にありがとうございます」 「これから先もともに歩んでいきましょう。今後ともさらなるご支援・ご声援のほどどうぞよろしくお願いたします」 2024.11.18 14:25 Mon5