【明治安田J3第10節まとめ】田中パウロ淳一の恩返し弾で松本を下した2位栃木Cが首位追走!

2025.04.20 19:00 Sun
明治安田J3リーグ第10節の10試合が18~20日に各地で行われた。

【松本vs栃木C】栃木Cが絶好調FW田中パウロ淳一の恩返し弾で首位追走!


前節の高知ユナイテッド戦を大勝した2位の栃木シティFC(勝ち点18)は、15位の松本山雅FC(勝ち点9)とアウェイで対戦した。

高知戦ではFWピーター・ウタカがデビュー弾を決めるなど攻撃陣が好調の栃木Cは、19分に敵陣でのボール奪取した平岡将豪のパスをボックス左で受けた岡庭裕貴が細かなステップでのカットインでDF3枚をかわしシュートを放ったが、これは相手GKが正面でキャッチした。
ゴールレスで迎えた後半は、立ち上がりから松本が栃木Cゴールに迫ったると、52分には左クロスのこぼれ球を再び拾った山本龍平のクロスからニアに飛び込んだ松村厳が右足アウトサイドで合わせたが、このシュートは枠の右に外れた。

劣勢の時間が続いた栃木Cは、59分に平岡将豪と鈴木隆雅を下げてウタカと鈴木国友を投入。すると63分、カウンターの場面で土佐陸翼のロングスルーパスがDF野々村鷹人にカットされたが、こぼれ球を拾った田中パウロ淳一が中央を突破すると、ボックスライン付近からシュートをゴール左隅に流し込んだ。
結局、田中の恩返し弾が決勝点となり、1-0で栃木Cが勝利。リーグ戦連勝で首位FC大阪を追走している。

栃木SCvs金沢】小島雅也の今季初ゴールで逃げ切った金沢が4位に浮上!


リーグ戦3試合負けなしの7位ツエーゲン金沢(勝ち点14)は、アウェイで10位の栃木SCと対戦。金沢は開始早々の1分にピンチ。自陣からのロングパスを最前線で受けた小堀空が飛び出していたGKの上を越すループシュートでゴールを狙ったが、左ポストに当たったボールは必死に戻ったGK山ノ井拓己に掻き出された。

ピンチを凌いだ金沢は16分、右クロスを中央の西谷和希が右足ボレーで合わせると、相手GKの弾いたボールをパトリックが押し込んだが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。

試合が動いたのはゴールレスで迎えた後半。金沢は73分、大山啓輔の右FKの流れたボールをボックス左横で拾った西谷和希のクロスを小島雅也が頭で流し込んだ。

このゴールが決勝点となり、金沢が1-0で勝利。リーグ戦連勝の金沢は4位に浮上している。

◆明治安田J3リーグ第10節


▽4/20(日)
ヴァンラーレ八戸 1-0 長野パルセイロ
福島ユナイテッド 3-4 高知ユナイテッド
栃木SC 0-1 ツエーゲン金沢
松本山雅 0-1 栃木シティ
FC岐阜 1-0 カマタマーレ讃岐
ガイナーレ鳥取 0-0 鹿児島ユナイテッド
ギラヴァンツ北九州 1-1 SC相模原
FC琉球 1-1 テゲバジャーロ宮崎

▽4/18(土)
FC大阪 4-3 ザスパ群馬

▽4/19(土)
奈良クラブ 1-0 アスルクラロ沼津

田中パウロ淳一の関連記事

Jリーグは14日、5月15日の「Jリーグの日」を記念し、開幕当時に多くのファンに親しまれた「Jリーグチップス」を特別に復刻することを発表した。 1993年の開幕とともに人気を博した「Jリーグチップス(選手カード付)」が、32周年を迎えるJリーグに帰ってくることに。復刻版では、J1、J2、J3の全60クラブから各3 2025.05.14 15:55 Wed
thumb 明治安田J3リーグ第12節の10試合が6日、7日にかけて各地で行われた。 【八戸vs栃木C】上位対決は痛み分け 首位の栃木シティ(勝ち点24)と3位のヴァンラーレ八戸(勝ち点20)の上位対決。試合は立ち上がりから攻め合う形となり2分に八戸は澤上竜二がクロスを頭で合わせるが、GK相澤ピーターコアミが好セーブ。 2025.05.07 21:02 Wed
明治安田J3リーグ第11節の10試合が3日に各地で行われた。 【栃木CvsFC大阪】初のJ3挑戦の栃木Cが首位浮上 2位の栃木シティと首位のFC大阪の一戦。首位攻防戦となった中、ホームの栃木Cが主導権を握ることに開始6分、右サイドを仕掛けた田中パウロ淳一がクロスを入れると、相手のハンドを誘いPKを獲得。これ 2025.05.03 22:10 Sat
Jリーグは15日、2月・3月度の「2025明治安田JリーグKONAMI月間MVP」の3選手を発表した。 今シーズン最初の月間MVPには、J1が鹿島アントラーズのFWレオ・セアラ、J2がブラウブリッツ秋田のFW小松蓮、J3が栃木シティのFW田中パウロ淳一となった。 レオ・セアラは、2月・3月で7試合に出場し6 2025.04.15 16:40 Tue
thumb 明治安田J3リーグ第9節の10試合が12日と13日に各地で行われた。 【FC大阪vs八戸】オウンゴールで逃げ切ったFC大阪が首位堅守 首位を走るFC大阪(勝ち点17)は、9位のヴァンラーレ八戸(勝ち点11)とホームで対戦した。 前節のギラヴァンツ北九州戦で3試合ぶりの黒星を喫したFC大阪だが、この試合では 2025.04.13 17:40 Sun

ヴァンラーレ八戸の関連記事

Jリーグは14日、5月15日の「Jリーグの日」を記念し、開幕当時に多くのファンに親しまれた「Jリーグチップス」を特別に復刻することを発表した。 1993年の開幕とともに人気を博した「Jリーグチップス(選手カード付)」が、32周年を迎えるJリーグに帰ってくることに。復刻版では、J1、J2、J3の全60クラブから各3 2025.05.14 15:55 Wed
thumb 明治安田J3リーグ第12節の10試合が6日、7日にかけて各地で行われた。 【八戸vs栃木C】上位対決は痛み分け 首位の栃木シティ(勝ち点24)と3位のヴァンラーレ八戸(勝ち点20)の上位対決。試合は立ち上がりから攻め合う形となり2分に八戸は澤上竜二がクロスを頭で合わせるが、GK相澤ピーターコアミが好セーブ。 2025.05.07 21:02 Wed
明治安田J3リーグ第11節の10試合が3日に各地で行われた。 【栃木CvsFC大阪】初のJ3挑戦の栃木Cが首位浮上 2位の栃木シティと首位のFC大阪の一戦。首位攻防戦となった中、ホームの栃木Cが主導権を握ることに開始6分、右サイドを仕掛けた田中パウロ淳一がクロスを入れると、相手のハンドを誘いPKを獲得。これ 2025.05.03 22:10 Sat
thumb ヴァンラーレ八戸は28日、FW髙尾流星の交通事故を報告した。 クラブの発表によると、事故は28日(月)の7時45分ごろに青森県八戸市内の一般道路で発生した。 髙尾が運転する車が前方の車両に追突。走行中、不注意により前方の車両が減速したことに気づかず追突してしまったという。 なお、事故発生後、速やかに警 2025.04.28 21:35 Mon
thumb 明治安田J3リーグ第1節延期分のヴァンラーレ八戸vsツエーゲン金沢が27日に行われ、2-0でホームの八戸が勝利した。 スタジアム確保等の影響で延期となっていた9位の八戸と4位の金沢による未消化の開幕節は、互いに素早い攻守の切り替えで強度の高い試合を見せる中、金沢は13分に中盤で獲得したFKからチャンス。ロングボー 2025.04.27 15:15 Sun

J3の関連記事

J3リーグに所属するFC琉球が、2026シーズンに向けたセレクションを開催することを発表した。SHIBUYA CITY FC、千葉県社会人サッカー1部リーグ所属の房総ローヴァーズ木更津FC、神奈川県社会人サッカー1部リーグ所属の鎌倉インターナショナルFC、品川CCの5クラブの合同で実施される。 琉球は2023年に 2025.12.15 09:30 Mon
SC相模原は10月1日、GKノアム・バウマンが、ドミニカ共和国代表に選出されたことを発表した。 バウマンは、父はスイス、母はドミニカ共和国にルーツをもつ、29歳。2014-2015シーズンにプロデビュー後、スイスリーグの複数クラブをわたり歩き、2022-2023シーズンにはセリエB(イタリアリーグ2部相当)のアス 2025.10.01 22:15 Wed
淡々と、黙々と。その姿勢はどこに行っても変わらない。 今季ファジアーノ岡山からSC相模原に加入した河野諒祐は、J3リーグ第22節・テゲバジャーロ宮崎戦で先発した。ピッチ上でリーグ戦のキックオフの笛を聞くのは、第13節・FC大阪戦以来で、約2カ月ぶりのこと。しかし、7月16日に行われた天皇杯3回戦・川崎フロンターレ 2025.07.29 18:00 Tue
thumb 14日、明治安田J3リーグ第5節延期分の松本山雅FCvsAC長野パルセイロがサンプロ アルウィンで行われ、2-2のドローに終わった。 降雪・積雪の影響で延期された、11位の松本と17位の長野による信州ダービー。11日に天皇杯の長野県予選決勝で相まみえた両者が今度はリーグ戦に舞台を移して激突した。 試合序盤は 2025.05.14 21:14 Wed
Jリーグは14日、「2025“Jリーグの日”特別企画発表会」を開催。5月15日の「Jリーグの日」を記念した特別企画として「Jリーグチップス(選手カード付)」のオマージュ版を特別に復刻させることを発表した。 「Jリーグチップス(選手カード付)」のオマージュ版は、5月17日(土)、18日(日)に行われる試合を対象とし 2025.05.14 16:45 Wed

記事をさがす

田中パウロ淳一の人気記事ランキング

thumb
1

山口、MF田中パウロ淳一が真似たバロテッリ自撮りゴールパフォを謝罪 競技規則に違反

レノファ山口は13日、MF田中パウロ淳一のジェフユナイテッド千葉戦でのゴールパフォーマンスについて謝罪している。 山口は10日、明治安田生命J2リーグ第3節で千葉とアウェイで対戦(5-2で山口が勝利)。この日、58分から途中出場した田中は64分にゴール。すると、駆け寄るチームメイトと抱き合った後、ベンチに置いてあった個人携帯(スマートフォン)を手に取って自撮りするパフォーマンスを披露しようとした。しかし、この行為は審判員によって制止されていた。 このパフォーマンスは、マルセイユに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリが、3日のリーグアン第27節のサンテチェンヌ戦でのゴール後に披露したものを真似したもの。バロテッリは、ゴール裏のカメラマンからスマートフォンを受け取ると、ゴール裏のサポーターを背に自撮りで動画の撮影し、自身のインスタグラム(mb459)のストーリー機能で配信していた。 しかし、これはJリーグにおいて、競技規則第4条 競技者の用具「電子通信」に違反しているとのこと。山口は「選手に確認したところ、この規則を十分認識していなかったとのことであり、ひとえに、クラブから選手・スタッフへの競技規則の順守徹底が不足していたものと重く受け止めております」とコメント。また、「この試合に関わる皆様へ不快な思いを抱かせてしまったこと、誠に申し訳ございません。クラブから選手・スタッフ全員に規則の徹底を計り、再発防止に努めてまいります」と謝罪している。 2019.03.13 18:35 Wed
2

「J3でも1番強いと証明したい」栃木シティが4選手と契約更新! 田中パウロ淳一や背番号「10」岡庭裕貴、鈴鹿戦2G1Aの鈴木国友、ウーヴァ時代を知る増田修斗

来シーズンから明治安田J3リーグの一員となる栃木シティが16日、4選手との契約更新を発表した。 まず、中村憲剛氏の引退試合にも参加したFW田中パウロ淳一(31)。2023年に栃木C入りし、攻撃の核として今季はJFLでベストイレブンを受賞した。来季自身3年ぶりのJリーグとなる。 MF岡庭裕貴(29)は栃木Cの背番号「10」。関東1部時代の2020年に東京ユナイテッドFCから加入し、以来中盤を支えるキーマンだ。来季は群馬時代の2018年以来となるJリーグに。 FW鈴木国友(29)は松本山雅FCから今季栃木C入り。終盤戦にきてスタメン起用が増え、最終的にはJFL25試合出場で6得点、優勝決定の鈴鹿戦では2得点1アシストをマークした。 DF増田修斗(30)は“栃木ウーヴァFC”時代を知るワンクラブマンで、前JFL時代の2017年から在籍。競争の激しい現栃木Cで今季はJFL出場5試合にとどまるも、晴れて契約更新、キャリア初のJリーグへ向かう形となった。 契約更新にあたり、4選手は来季への抱負も。 田中パウロは「2年連続昇格でJリーグへという目標は達成しましたが、J3でも1番強い事を証明したい。それくらい栃木シティには大きな魅力があるので、J1・J2にも負けないくらい盛り上げたい。そのためにはこれまで以上に皆さまのパワーが必要です。みんなでJ3も荒らしましょう」とコメントを寄せている。 2024.12.16 16:37 Mon
3

“全社王者”FC刈谷ら5チームの敗退が決定…関東1部から全3チームが決勝R進出も?【Road to JFL/地域CL1次ラウンド第2節】

11日、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023(地域CL)1次ラウンドの第2節が各会場で行われた。 日本フットボールリーグ(JFL)昇格を目指す12チームが4チームずつの3会場(宮崎/A組・宮城/B組・滋賀/C組)に分かれて戦う1次ラウンド。各組1位の3チーム、各組2位の中で成績上位の1チーム、計4チームが決勝ラウンドへ進む。 ◆Aグループ ヴェロスクロノス都農(宮崎県/九州1位) VONDS市原FC(千葉県/関東1部1位) 栃木シティFC(栃木県/関東1部2位/百年構想枠) FC徳島(徳島県/四国1位) ▽都農 1-3 栃木シティ 昨日の初戦でVONDSに敗れて勝ち点「0」の都農と、4-1とFC徳島を撃破し「3」の栃木。都農は22分、FW鈴木将馬がロングボールに抜け出して先制点も、栃木は38分、カウンターからFW戸島章のゴールで同点とする。 迎えた60分、栃木は右CKの流れで前線に残っていたDF増田修斗が二次攻撃からヘディング弾。さらに88分、FW田中パウロ淳一のPK弾で追加点。3-1と逆転勝利の栃木は勝ち点「6」とした。 ▽VONDS 2-0 FC徳島 勝ち点「3」VONDSと「0」FC徳島。VONDSは30分にMF川田拳登の右足ミドルで先制し、54分には左CKからDF渡辺広大がヘディング弾で追加点。2-0と勝利し、勝ち点は「6」に。まずは栃木とともにグループ2位以上を確定させた。 この結果、都農とFC徳島は1次ラウンド敗退が決定している。 ▽順位表(第2節まで) 1.栃木シティ「勝ち点6」+5「総得点7」 2.VONDS市原「勝ち点6」+3「総得点3」 2.都農「勝ち点0」-3「総得点1」(敗退決定) 4.FC徳島「勝ち点0」-5「総得点1」(敗退決定) ◆Bグループ FC刈谷(愛知県/東海1部2位/全社枠1) ブランデュー弘前FC(青森県/東北1部1位) 福山シティFC(広島県/中国1位) wyvern(愛知県/東海1部1位) ▽刈谷 2-3 福山 弘前とドローで勝ち点「1」発進の刈谷、wyvernに5発大勝で「3」とする福山。1-1で迎えた61分、福山はFW高橋佳のヘディング弾で勝ち越すも、直後の64分、刈谷もMF大友千裕のゴールで同点とする。 決勝点は80分。福山は途中出場MF角田薫平がゴール前での混戦からこぼれ球に反応し、右足ダイレクトで豪快に蹴り込んだ。この結果、福山が勝ち点「6」とした一方、全社王者・刈谷は「1」から積み上げれず、1次ラウンド敗退が決まった。 ▽弘前 0-1 wyvern 勝ち点「1」弘前と「0」wyvern。地域CL初出場のwyvernは59分、敵陣深くで弘前DFからボールをかっさらい、最後はゴール前でDF谷口祐亮がシュート。これが決まって決勝点となった。記念すべき地域CL初白星を挙げ、勝ち点「3」として決勝ラウンド進出へ希望を繋いでいる。 この結果、敗れた弘前は刈谷とともに1次ラウンド敗退が決まった。 ▽順位表 1.福山「勝ち点6」+4「総得点8」 2.wyvern「勝ち点3」-2「総得点3」 3.刈谷「勝ち点1」-1「総得点4」(敗退決定) 4.弘前「勝ち点1」-1「総得点2」(敗退決定) ◆Cグループ アルテリーヴォ和歌山(和歌山県/関西1部1位) 福井ユナイテッドFC(福井県/北信越1部1位) ジョイフル本田つくばFC(茨城県/関東1部5位/全社枠2) BTOP北海道(北海道/北海道1位) ▽和歌山 0-0 つくば 福井とドローで勝ち点「1」の和歌山と、10年ぶりの地域CL初戦でBTOPに勝利し「3」とするつくば。つくばは勝てば決勝ラウンド進出に大きく前進する一戦だったが、0-0で決着。和歌山は2試合連続のゴールレスドローとなった。 ▽福井 2-1 BTOP 勝ち点「1」発進の福井と「0」BTOP。福井は49分、MF阿部真拓がボックス手前から豪快な左足スーパーショットを叩き込み先制。さらに71分、右CKの流れから二次攻撃を展開し、最後はMF北川滉平のヘディング弾で追加点を決める。 BTOPも試合終盤の89分、福井を右サイドから崩して最後はDF文炯晶の右足弾で一点差に。しかし、これ以上の反撃は叶わず、福井が2-1で勝利。2年連続2回目の地域CL出場となったBTOPだが、昨年同様、1試合を残して1次ラウンド敗退が決まった。 ▽順位表 1.つくば「勝ち点4」+1「総得点3」 2.福井「勝ち点4」+1「総得点2」 2.和歌山「勝ち点2」±0「総得点0」 4.BTOP「勝ち点0」-2「総得点3」(敗退決定) 2023.11.11 16:10 Sat
4

栃木シティがJFL昇格へ! 関東1部2位、全社1回戦敗退…百年構想枠から地域CL優勝【Road to JFL/地域CL決勝ラウンド最終節】

26日、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023(地域CL)決勝ラウンド第3節のVONDS市原vs福山シティFC、ジョイフル本田つくばFCvs栃木シティが栃木県グリーンスタジアムで行われ、優勝を決めた栃木CがJFL昇格の権利を獲得(※1)した。 JFL昇格を目指す社会人の強豪が日本全国から集う地域CL。今年の決勝ラウンドは栃木県開催というなか、そこに対して“ホーム”栃木Cを含む関東サッカーリーグ1部勢が4チーム中3チームを占めることとなった。 また、第2節終了時点では、全4チームが1勝1敗の勝ち点「3」で並び、第3節の2試合を終えるまでJFL昇格の権利を獲得(地域CL優勝)するチームが決まらないという大会史上初の事態に。最終的に大激戦を制したのは“ホーム”栃木Cだった。 ◆決勝ラウンド順位表(全日程終了) 1.栃木シティFC|勝ち点6|得失点差+4 ---JFL昇格権利獲得--- 2.VONDS市原FC|勝ち点6|得失点差+2(※2) —入替戦進出--- 3.ジョイフル本田つくばFC|勝ち点3|得失点差-3 4.福山シティFC|勝ち点3|得失点差-3 (※1)12月5日のJFL理事会にて正式決定 (※2)入替戦は沖縄SVとの対戦に。12月2日or3日に沖縄側が指定する会場にて一発勝負で開催される ◆VONDS市原FC 2-0 福山シティFC 【V市原】 谷尾昂也(後42) 清原翔平(後45+3) 第2節終了時点で3位のV市原、4位の福山。両チームが最低でも入替戦進出ラインの2位を確保するには、ともに敗戦は許されず、福山は勝利が絶対という状況。第2試合の[つくばvs栃木C]にプレッシャーをかけておく上でも、どちらも是が非でも勝ち点「3」がほしい。 V市原は20分、決勝ラウンド初先発のMF沼大希が接触プレーで痛めて途中交代。対する福山は中盤の底でプレーする地元・福山市出身のMF曽我大地がV市原の2トップに警戒されており、なかなか前を向いてボールを持てない。 立ち上がりに攻勢をかけたのはV市原だが、ほどなくして福山も押し返し、一進一退の攻防が続いていく。どちらもゴール前へボールを運び、チャンスも迎えるが、V市原はGK今川正樹、福山はGK菊地大輝…互いに守護神が決定的なピンチをセーブする。緊張感漂う好ゲームだ。 引き分け以下で決勝ラウンド3位以下が確定、中国リーグ残留となる福山は55分に2枚替え。FW若宮健人とMF田口駿を投入し打開を図る。田口は58分、ゴール正面左寄りの絶好の位置から直接FKを狙うが、シュートは枠外へ。 62分にはロングボールからMF濱口草太が抜け出し、ボックス右から右足を一閃も、渾身のシュートはゴール左へ…68分にはペナルティアーク内で左サイドからパスを受けた田口が右足ダイレクトシュートも、今度はクロスバー上へ。押し込む福山だが、シュートが枠へ飛ばない。 試合も終盤に差し掛かる74分、V市原も2枚替え。2トップの一角に巧みなポストプレーが光るFW谷尾昂也、サイドには36歳となった“ジョーカー”MF清原翔平を配置。V市原は引き分け以上でJFLへの望みがつながるが、当然ながら勝ちに行く采配だ。 すると87分、VONDSは右サイドからのFKをボックス左でFW濱野雄太が折り返し、これをゴール正面で谷尾が強引に詰め込む。とうとう均衡を破ったのは関東サッカーリーグ1部王者のV市原だ。 これで2点が必要となった福山。強引にでもこじ開けようと前線に人数をかけるが、なかなか噛み合わず、V市原にカウンターを浴び、後半アディショナルタイムに左CKを与えてしまう。 V市原がこのチャンスを活かす。90+3分、左CKに頭から飛び込んだのは36歳清原。Jリーグ経験も非常に豊富な精神的支柱が、勝ち点「3」を決定づける貴重な追加点をもたらした。 結局、2-0と勝利したV市原が2勝1敗の勝ち点「6」で、この時点で決勝ラウンド首位に。敗れた福山は3位以下が確定し、2024シーズンも中国リーグで戦うこととなった。V市原は、あとは[つくばvs栃木C]の結果を待つのみ… ◆ジョイフル本田つくばFC 0-4 栃木シティFC 【栃木C】 表原玄太(前18、後10) 山村佑樹(後1、後45+1) 第1試合[V市原 2-0 福山]の直後に激突したつくば&栃木C。今季の関東1部では1勝1敗という両チームだが、つくばは[1-0以外での勝利]なら1位でJFL自動昇格、[引き分けor1-0勝利]で2位確定&V市原のJFL自動昇格が確定、という状況だ。 対する栃木Cは現状3位のため、まずは勝利が絶対。JFL自動昇格には[2点差以上での勝利]が求められるという厳しい状況だ。 そんななか、立ち上がりから試合が動いていく。勝つしかない栃木Cは15分、崩しの切り札であるFW田中パウロ淳一が足を痛めていきなり途中交代。それでも18分、敵陣でのボール奪取からショートカウンターを仕掛け、最後はMF表原玄太が右足ミドルを叩き込んで先制する。 押し返したいのはつくばだが、自陣でのミスも多く、もう1点がほしい栃木Cに押し込まれる展開。攻撃に転じる場面がないわけではないが、セカンドボールを拾えず単発に終わることが多い。まずは同点といきたいが、前半終盤にかけて相次いで得たCKはいずれもゴールに繋がらなかった。 すると、後半開始35秒で栃木Cが待望の追加点。46分、敵陣深くで表原がDFからボールを奪うと、ゴール前に入れたラストパスはつくばGK阿久津大輝がまさかの後逸…待ち構えた栃木CのFW山村佑樹が冷静に流し込んだ。 さらに55分、またしても敵陣でのボール奪取から速攻に転じると、最後はボックス手前から表原が右足ミドルを選択。丁寧かつ強烈な一撃がゴール右上を突き刺し、“ホーム”栃木Cのリードは3点となった。 結局、大声援に後押しされた栃木Cは終了間際にも1点を追加し、4-0とつくばを撃破。昨年の地域CL決勝ラウンド最終節ではブリオベッカ浦安に敗れて敗退した彼らだが、1年後に見事、逆転で地域CL優勝を成し遂げ、JFL昇格の権利を掴むこととなった。 なお、これにより、入替戦にはVONDS市原FCが進むこととなった。 栃木シティFCは“栃木ウーヴァFC”時代以来、7年ぶりのJFL復帰ということに。サポーターの皆様、おめでとうございます! 2023.11.26 15:36 Sun
5

【JFL表彰式】今季のMVPは吉田篤志! 栃木シティの初優勝&J3入会を支える…ベストイレブンは栃木C&高知で計8名

5日、第26回日本フットボールリーグ(JFL)の表彰式が開催され、2024シーズンの最優秀選手賞(MVP)には、優勝&J3リーグ入会の栃木シティからFW吉田篤志(25)が選出された。 MVP吉田は今季、栃木Cに2度目の加入を果たし、チーム最大の得点源として12ゴール。チームに勝ち点をもたらす決定的な得点が多かったのも特徴的で、見事、MVPに選出された。 得点王は沖縄SVのFW青戸翔(28)で15ゴール。今季J3宮崎から加入し、とりわけ後半戦14試合出場で10ゴールと得点を量産した。 新人王はソニー仙台FCの大卒ルーキーFW布方叶夢(22)。国士舘大学から加入した160cmドリブラーは全30試合出場で3得点6アシスト…名門ソニーのラスト1年を鮮やかに彩った。 ベストイレブンには吉田と青戸を含め、優勝した栃木Cから6名、準優勝した高知ユナイテッドSCから2名などが選出。 栃木CのFW田中パウロ淳一(31)は今季がキャリア初となるJFLだったが、キレキレのドリブルで相手チームの脅威に。また、高知のDF吉田知樹(26)は、今季のJFLフィールドプレーヤーで唯一、全30試合フルタイム出場を達成した。 ■チーム表彰 優勝:栃木シティ(初優勝) 準優勝:高知ユナイテッドSC 3位:FCティアモ枚方 フェアプレー賞:高知ユナイテッドSC 特別賞:ソニー仙台FC ■個人表彰 ▽最優秀選手賞(MVP) FW 吉田篤志 (栃木シティ) ▽得点王 FW 青戸翔(沖縄SV) 15ゴール ▽新人王 FW 布方叶夢(ソニー仙台FC) ▽優勝監督賞 今矢直城(栃木シティ) ▽優秀レフェリー賞 小林健太朗 ■ベストイレブン GK 相澤ピーターコアミ(栃木シティ) DF 吉田知樹(高知ユナイテッドSC) DF 池松大騎(Honda FC) DF 奥井諒(栃木シティ) DF 上月翔聖(高知ユナイテッドSC) MF 宇都木峻(栃木シティ) MF 関野元弥(栃木シティ) FW 田中パウロ淳一(栃木シティ) FW 青戸翔(沖縄SV) FW 吉田篤志(栃木シティ) FW 田村翔太(ヴィアティン三重) 2024.12.05 16:47 Thu

ヴァンラーレ八戸の人気記事ランキング

1

八戸がMF前田柊、DF佐藤和樹と契約更新を発表

ヴァンラーレ八戸は25日、MF前田柊(26)、DF佐藤和樹(26)との契約更新を発表した。 前田は三重県出身で、ジュビロ磐田の下部組織出身。神奈川大学から2016年に当時JFLの八戸へと入団した。 一方の佐藤は、名古屋グランパスの下部組織出身で、2012年にトップチーム昇格。その後は、水戸ホーリーホックやカターレ富山を経て今シーズンから八戸でプレーしている。 前田は今シーズンの明治安田生命J3リーグで18試合、天皇杯で2試合に出場。佐藤はJ3リーグで22試合に出場し1得点、天皇杯で2試合に出場していた。 2019.12.25 12:33 Wed
2

八戸のMF山田尚幸、MF相田勇樹、GK大西勝俉が負傷…いずれも今季9試合出場

ヴァンラーレ八戸は15日、MF山田尚幸、MF相田勇樹、GK大西勝俉の負傷を発表した。 クラブの発表によると、山田は右ヒザ内側側副じん帯損傷と診断され、全治は4週間。相田は左ヒザ内側側副じん帯損傷と診断され、こちらも全治4週間となった。 また、大西は左上腕二頭筋腱断裂と診断され、全治3カ月の重傷となった。 山田は明治安田生命J3リーグで9試合、相田は9試合1得点、大西は9試合に出場していた。 2023.05.15 19:50 Mon
3

八戸MF丹羽一陽がJFLに昇格した栃木シティFCへ完全移籍「JFL優勝、J3昇格の為に全てを賭けて戦います」

栃木シティFCは6日、ヴァンラーレ八戸のMF丹羽一陽(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。 丹羽は名古屋グランパスのU-15から藤枝明誠高校、新潟経営大学へと進学。2021年に八戸に加入した。 八戸では3年間プレーし、J3通算72試合に出場。天皇杯でも4試合に出場していた。 丹羽は2024シーズンから日本フットボールリーグ(JFL)に昇格する栃木シティでプレー。両クラブを通じてコメントしている。 ◆栃木シティFC 「栃木シティに関わる皆様、このたびヴァンラーレ八戸から移籍して来ました丹羽一陽です。栃木シティのJFL優勝、J3昇格の為に全てを賭けて戦います!熱い応援よろしくお願いします! 」 ◆ヴァンラーレ八戸 「リリースの通り、栃木シティFCへ完全移籍する事になりました。大学を卒業してから3年間、本当に沢山の事を経験する事が出来ました」 「日頃より支えて頂いてるスポンサー、パートナー企業の皆様。ボランティアスタッフや裏方の皆様。毎日お昼を作ってくれた食堂のおばちゃん達。どんな時も常に後押ししてくださったファン、サポーターのみんな。社会人としての一歩を踏み出させて頂いた鳳明学園の皆様。そこで出会った沢山の子供達。八戸で出会った全ての皆様に本当に感謝をしています」 「今回の移籍は自分のこれからのサッカー人生を考えて沢山悩んで決断しました。直接皆さんに挨拶出来ずに寂しいですが、僕は選んだ道を必ず成功に繋げるのでこれからも応援して頂けたら嬉しいです!3年間、本当にありがとうございました!また会いましょう!」 2024.01.06 23:05 Sat
4

八戸がJ3資格を喪失したYS横浜からFWピーダーセン世穏を完全移籍で獲得…5年過ごしたクラブへ「皆さんに感謝し、心から謝罪したいと思います」

ヴァンラーレ八戸は23日、Y.S.C.C.横浜のFWピーダーセン世穏(27)が完全移籍で加入することを発表した。 東京都出身のピーダーセン世穏は、慶應義塾大学から2020年にYS横浜に加入。5シーズンでJ3通算87試合8得点、リーグカップで2試合に出場していた。 今シーズンは明治安田J3リーグで29試合に出場し2得点を記録、YBCルヴァンカップで2試合に出場していたが、チームはJ3・JFL入れ替え戦で高知ユナイテッドSCに敗れ、来シーズンはJFLを戦うことが決定していた。 ピーダーセン世穏は両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆ヴァンラーレ八戸</h3> 「初めまして、ピーダーセン世穏です。この度、ヴァンラーレ八戸に加入する事になりました」 「自分の強みを存分に発揮し、J2昇格のために全力を尽くします。皆さまの熱い声援が、きっと僕の背中を押してくれると信じています」 「皆さまとともにこの街で戦えることを、今からとても楽しみにしています。一緒に八戸を盛り上げていきましょう!よろしくお願いいたします!」 <h3>◆Y.S.C.C.横浜</h3> 「この度、Y.S.C.C.を離れる決断をしました。まずは、今まで僕を応援してくださったファン・サポーターの皆さんに、心から感謝の気持ちを伝えたいです。どんな時も、どんな状況でも、僕たちのために歌い続けてくれたその声がどれほど力になったか、言葉では伝えきれません」 「特に、入れ替え戦を終えて降格が決まった後、茫然とする僕たちに向かって“どんな時だって俺たち歌うのさ 水色勝たすため俺たち歌うのさ”という歌声が響き渡った瞬間。あの時、どれだけ支えられたか計り知れません。結果を出せなかったことに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、それでも最後まで応援してくれた皆さんに感謝し、心から謝罪したいと思います。本当にありがとうございました」 「そして、一緒に闘ったチームメイト、そしてスタッフの皆さん。本当に感謝しています。日々の練習から試合、勝利の喜びや悔しい敗戦、その全てを共有できた皆さんとの時間は、かけがえのない思い出です。このクラブで過ごした日々が、僕を成長させ、より強い選手にしてくれました」 「また、倉貫監督はいつも僕たち選手を信じ抜き、可能性を引き出そうと全力で向き合ってくれました。ときに厳しく、ときに情熱的な言葉を投げかけてくれるその姿勢に多くの刺激を受け、学ぶことができました。監督と共に戦えたことは間違いなく僕の財産です。ありがとうございました」 「Y.S.C.C.は特別なクラブです。困難な状況でも挑戦を続け、地域と共に夢を持ち続けるこのチームには無限の可能性があると信じています。そしてその未来を、ファン・サポーターや関係者の皆さんと共に作り上げていけるチームだと思います。このクラブの未来を信じています。僕自身は去りますが、YSが輝く瞬間を心の中でずっと応援しています。どうかこれからも、このクラブを支え続けてください」 「これからもY.S.C.C.を応援し続ける気持ちは変わりません。本当にありがとうございました」 2024.12.23 16:50 Mon
5

八戸退団のFW村上聖弥が現役引退 「沢山の方に恵まれ助けていただいた」

ヴァンラーレ八戸は24日、FW村上聖弥(29)の現役引退を発表した。 村上は、産能能率大学在学中の2012年3月〜8月まで特別指定選手として湘南ベルマーレ入り後、2013年にFC町田ゼルビアでプロキャリアをスタート。その後、アスルクラロ沼津、MIOびわこ滋賀(日本フットボールリーグ)を経て、2016年から八戸に加わり、昨季終了後に契約満了で退団した。引退決断を受け、次のようにコメントした。 「様々なチームからオファー頂きましたが、2019シーズンで引退することにしました。サッカー選手としていい事ばかりではありませんでしたが、勝利した時の喜び、負けた時の悔しさサッカー選手として様々な事を経験し成長する事が出来ました」 「こうしてプレー出来たのは、家族、チームメイト、スタッフ、スポンサー様、ファン、サポーターの皆様、他にも沢山の方に恵まれ助けていただいたからです。サッカーを通して出会えた全ての人に感謝したいと思います」 「これから社会人として成長出来る様にまた頑張って行きたいと思います。これまでたくさんの応援ありがとうございました」 2020.02.24 15:35 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly