【JFL第21節】首位高知と2位栃木Cが揃って勝利、4位V三重は敗戦で厳しい状況に
2024.09.21 20:01 Sat
21日、日本フットボールリーグ(JFL)第21節の4試合が各地で行われた。残りの4試合は22日、23日に2試合ずつ行われる。
◇枚方 0-0 新宿
9位・FCティアモ枚方が、ホームで15位・クリアソン新宿とゴールレスドロー。前節アウェイで首位高知から勝ち点1を掴んで勝機も十分にあったなか、今回は前半のうちにDFフェリペが決定機阻止で1発退場となってしまう。
それでも果敢な姿勢、機を見た前進で応戦していたが、1点を奪うには至らず。数的優位の新宿も新宿で決め手がなく、スコア動かずドロー決着に。枚方は7試合未勝利となり、新宿も前節最下位脱出の勢いを減速させてしまった。
ともあれ、後述のように今節はミネベアが敗れたため、新宿は暫定ながらも順位を1つ上げて14位となっている。
3試合未勝利の首位・高知ユナイテッドSCが実に4試合ぶり、中断期間明けでは初となる勝ち点「3」。アウェイで14位・ミネベアミツミFCに0-1と競り勝ち、停滞感を取っ払った。
56分、最前線のFW東家聡樹が右サイドに流れて持ち運び、マイナスのグラウンダークロスにMF瀬尾純基。夏にヴィアティン三重を退団、高知入りした瀬尾がダイレクトで右足を振り、GKの手が届かぬゴール右上へ突き刺した。
昨季はソニー仙台FCの一員として、高知相手に後半アディショナルタイムの同点弾(昨季第22節/3△3)を決め、高知の3連勝を阻止した瀬尾。そんな瀬尾が高知で初得点・決勝点を決め、4試合ぶり勝利の立役者となった。
◇栃木C 3-0 マルヤス
一方、現在2位で唯一首位高知を脅かす存在の昇格組・栃木シティも、ホームで12位・FCマルヤス岡崎に3-0と勝利。53分、元マルヤスのFW藤原拓海が巧みな切り返しから迷わず左足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。
続けて60分、ボックス内正面でパスを受けたFW田中パウロ淳一が、目の前のDFを揺さぶって、抜き切らずに左足を一閃。強烈なシュートがゴール中央に突き刺さる。そして90+3分、DF奥井諒のゴールで試合を締め括った。
7試合無敗と好調の栃木Cは次節、新宿とのホームゲーム。序盤戦で0-2と敗れた関東サッカーリーグ1部時代からのライバルだが、勝って3連勝となるか。注目の一戦となりそうだ。
◇Honda 3-0 V三重
また、前節終了時点で4位も首位高知とは勝ち点「14」差のヴィアティン三重。J3入会へは「2位で入替戦」が現実的目標となるなか、今節は前述のように2位栃木Cが勝利した。
そんななかで、V三重は今節アウェイで昨季王者Honda FCに0-3と完敗。
0-0で迎えた67分、センターバックのDF篠原弘次郎が攻撃参加した状態でロングカウンターを喰らい、先制点献上。78分には11人全員が低く押し下げられた状態から追加点献上。最後は後半ATにPKで3失点目となった。
この結果、2位栃木Cとは勝ち点「9」差になり、厳しい状況に拍車か。少なくとも、10月2日に延期となっている直接対決、第18節・栃木C戦(H)は絶対に落とせない。今夏Jリーグからの補強に力を入れたV三重が正念場だ。
◆第21節
▽9月21日(土)
FCティアモ枚方 0-0 クリアソン新宿
ミネベアミツミFC 0-1 高知ユナイテッドSC
Honda FC 3-0 ヴィアティン三重
栃木シティ 3-0 FCマルヤス岡崎
▽9月22日(日)
ソニー仙台FC vs ラインメール青森
ヴェルスパ大分 vs 沖縄SV
▽9月23日(月・祝)
レイラック滋賀 vs ブリオベッカ浦安
アトレチコ鈴鹿 vs 横河武蔵野FC
◆暫定順位表
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +20
2位 栃木シティ | 勝ち点40 | +15
3位 Honda FC | 勝ち点33 | +8
4位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点32 | +2
5位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +2
6位 ラインメール青森 | 勝ち点30 | +8
7位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点30 | +6
8位 レイラック滋賀 | 勝ち点29 | +9
9位 FCティアモ枚方 | 勝ち点28 | -2
10位 沖縄SV | 勝ち点26 | +1
11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点25 | +3
12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点22 | -6
13位 ソニー仙台FC | 勝ち点22 | -6
14位 クリアソン新宿 | 勝ち点16 | -22
15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点15 | -19
16位 横河武蔵野FC | 勝ち点14 | -19
◇枚方 0-0 新宿
9位・FCティアモ枚方が、ホームで15位・クリアソン新宿とゴールレスドロー。前節アウェイで首位高知から勝ち点1を掴んで勝機も十分にあったなか、今回は前半のうちにDFフェリペが決定機阻止で1発退場となってしまう。
ともあれ、後述のように今節はミネベアが敗れたため、新宿は暫定ながらも順位を1つ上げて14位となっている。
◇ミネベア 0-1 高知
3試合未勝利の首位・高知ユナイテッドSCが実に4試合ぶり、中断期間明けでは初となる勝ち点「3」。アウェイで14位・ミネベアミツミFCに0-1と競り勝ち、停滞感を取っ払った。
56分、最前線のFW東家聡樹が右サイドに流れて持ち運び、マイナスのグラウンダークロスにMF瀬尾純基。夏にヴィアティン三重を退団、高知入りした瀬尾がダイレクトで右足を振り、GKの手が届かぬゴール右上へ突き刺した。
昨季はソニー仙台FCの一員として、高知相手に後半アディショナルタイムの同点弾(昨季第22節/3△3)を決め、高知の3連勝を阻止した瀬尾。そんな瀬尾が高知で初得点・決勝点を決め、4試合ぶり勝利の立役者となった。
◇栃木C 3-0 マルヤス
一方、現在2位で唯一首位高知を脅かす存在の昇格組・栃木シティも、ホームで12位・FCマルヤス岡崎に3-0と勝利。53分、元マルヤスのFW藤原拓海が巧みな切り返しから迷わず左足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。
続けて60分、ボックス内正面でパスを受けたFW田中パウロ淳一が、目の前のDFを揺さぶって、抜き切らずに左足を一閃。強烈なシュートがゴール中央に突き刺さる。そして90+3分、DF奥井諒のゴールで試合を締め括った。
7試合無敗と好調の栃木Cは次節、新宿とのホームゲーム。序盤戦で0-2と敗れた関東サッカーリーグ1部時代からのライバルだが、勝って3連勝となるか。注目の一戦となりそうだ。
◇Honda 3-0 V三重
また、前節終了時点で4位も首位高知とは勝ち点「14」差のヴィアティン三重。J3入会へは「2位で入替戦」が現実的目標となるなか、今節は前述のように2位栃木Cが勝利した。
そんななかで、V三重は今節アウェイで昨季王者Honda FCに0-3と完敗。
0-0で迎えた67分、センターバックのDF篠原弘次郎が攻撃参加した状態でロングカウンターを喰らい、先制点献上。78分には11人全員が低く押し下げられた状態から追加点献上。最後は後半ATにPKで3失点目となった。
この結果、2位栃木Cとは勝ち点「9」差になり、厳しい状況に拍車か。少なくとも、10月2日に延期となっている直接対決、第18節・栃木C戦(H)は絶対に落とせない。今夏Jリーグからの補強に力を入れたV三重が正念場だ。
◆第21節
▽9月21日(土)
FCティアモ枚方 0-0 クリアソン新宿
ミネベアミツミFC 0-1 高知ユナイテッドSC
Honda FC 3-0 ヴィアティン三重
栃木シティ 3-0 FCマルヤス岡崎
▽9月22日(日)
ソニー仙台FC vs ラインメール青森
ヴェルスパ大分 vs 沖縄SV
▽9月23日(月・祝)
レイラック滋賀 vs ブリオベッカ浦安
アトレチコ鈴鹿 vs 横河武蔵野FC
◆暫定順位表
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +20
2位 栃木シティ | 勝ち点40 | +15
3位 Honda FC | 勝ち点33 | +8
4位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点32 | +2
5位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +2
6位 ラインメール青森 | 勝ち点30 | +8
7位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点30 | +6
8位 レイラック滋賀 | 勝ち点29 | +9
9位 FCティアモ枚方 | 勝ち点28 | -2
10位 沖縄SV | 勝ち点26 | +1
11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点25 | +3
12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点22 | -6
13位 ソニー仙台FC | 勝ち点22 | -6
14位 クリアソン新宿 | 勝ち点16 | -22
15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点15 | -19
16位 横河武蔵野FC | 勝ち点14 | -19
瀬尾純基の関連記事
高知ユナイテッドSCの関連記事
JFLの関連記事
記事をさがす
|
瀬尾純基の人気記事ランキング
1
【JFL第21節】首位高知と2位栃木Cが揃って勝利、4位V三重は敗戦で厳しい状況に
21日、日本フットボールリーグ(JFL)第21節の4試合が各地で行われた。残りの4試合は22日、23日に2試合ずつ行われる。 ◇枚方 0-0 新宿 9位・FCティアモ枚方が、ホームで15位・クリアソン新宿とゴールレスドロー。前節アウェイで首位高知から勝ち点1を掴んで勝機も十分にあったなか、今回は前半のうちにDFフェリペが決定機阻止で1発退場となってしまう。 それでも果敢な姿勢、機を見た前進で応戦していたが、1点を奪うには至らず。数的優位の新宿も新宿で決め手がなく、スコア動かずドロー決着に。枚方は7試合未勝利となり、新宿も前節最下位脱出の勢いを減速させてしまった。 ともあれ、後述のように今節はミネベアが敗れたため、新宿は暫定ながらも順位を1つ上げて14位となっている。 ◇ミネベア 0-1 高知 3試合未勝利の首位・高知ユナイテッドSCが実に4試合ぶり、中断期間明けでは初となる勝ち点「3」。アウェイで14位・ミネベアミツミFCに0-1と競り勝ち、停滞感を取っ払った。 56分、最前線のFW東家聡樹が右サイドに流れて持ち運び、マイナスのグラウンダークロスにMF瀬尾純基。夏にヴィアティン三重を退団、高知入りした瀬尾がダイレクトで右足を振り、GKの手が届かぬゴール右上へ突き刺した。 昨季はソニー仙台FCの一員として、高知相手に後半アディショナルタイムの同点弾(昨季第22節/3△3)を決め、高知の3連勝を阻止した瀬尾。そんな瀬尾が高知で初得点・決勝点を決め、4試合ぶり勝利の立役者となった。 ◇栃木C 3-0 マルヤス 一方、現在2位で唯一首位高知を脅かす存在の昇格組・栃木シティも、ホームで12位・FCマルヤス岡崎に3-0と勝利。53分、元マルヤスのFW藤原拓海が巧みな切り返しから迷わず左足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。 続けて60分、ボックス内正面でパスを受けたFW田中パウロ淳一が、目の前のDFを揺さぶって、抜き切らずに左足を一閃。強烈なシュートがゴール中央に突き刺さる。そして90+3分、DF奥井諒のゴールで試合を締め括った。 7試合無敗と好調の栃木Cは次節、新宿とのホームゲーム。序盤戦で0-2と敗れた関東サッカーリーグ1部時代からのライバルだが、勝って3連勝となるか。注目の一戦となりそうだ。 ◇Honda 3-0 V三重 また、前節終了時点で4位も首位高知とは勝ち点「14」差のヴィアティン三重。J3入会へは「2位で入替戦」が現実的目標となるなか、今節は前述のように2位栃木Cが勝利した。 そんななかで、V三重は今節アウェイで昨季王者Honda FCに0-3と完敗。 0-0で迎えた67分、センターバックのDF篠原弘次郎が攻撃参加した状態でロングカウンターを喰らい、先制点献上。78分には11人全員が低く押し下げられた状態から追加点献上。最後は後半ATにPKで3失点目となった。 この結果、2位栃木Cとは勝ち点「9」差になり、厳しい状況に拍車か。少なくとも、10月2日に延期となっている直接対決、第18節・栃木C戦(H)は絶対に落とせない。今夏Jリーグからの補強に力を入れたV三重が正念場だ。 ◆第21節 ▽9月21日(土) FCティアモ枚方 0-0 クリアソン新宿 ミネベアミツミFC 0-1 高知ユナイテッドSC Honda FC 3-0 ヴィアティン三重 栃木シティ 3-0 FCマルヤス岡崎 ▽9月22日(日) ソニー仙台FC vs ラインメール青森 ヴェルスパ大分 vs 沖縄SV ▽9月23日(月・祝) レイラック滋賀 vs ブリオベッカ浦安 アトレチコ鈴鹿 vs 横河武蔵野FC ◆暫定順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +20 2位 栃木シティ | 勝ち点40 | +15 3位 Honda FC | 勝ち点33 | +8 4位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点32 | +2 5位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +2 6位 ラインメール青森 | 勝ち点30 | +8 7位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点30 | +6 8位 レイラック滋賀 | 勝ち点29 | +9 9位 FCティアモ枚方 | 勝ち点28 | -2 10位 沖縄SV | 勝ち点26 | +1 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点25 | +3 12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点22 | -6 13位 ソニー仙台FC | 勝ち点22 | -6 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点16 | -22 15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点15 | -19 16位 横河武蔵野FC | 勝ち点14 | -19 2024.09.21 20:01 Sat2
JFLヴィアティン三重に今夏5人目の新戦力、関東1部つくばから青木竣が加入「J3昇格に貢献できるよう日々精進」
日本フットボールリーグ(JFL)のヴィアティン三重は9日、関東サッカーリーグ1部のジョイフル本田つくばFCからMF青木竣(26)が加入すると発表した。 Jリーグ参入を目指し、「2025シーズンJ3クラブライセンス」を申請するV三重。 今夏はMF川中健太、MF瀬尾純基(※)との契約を解除した一方、FC岐阜からFW山内寛史、モンテディオ山形からFW荒川永遠、奈良クラブからMF桑島良汰を期限付き移籍で獲得する。 また、ラインメール青森との契約を解除したMF青木駿汰が加入し、関東1部つくばからはMF青木竣が加入。今夏5人目の補強となった。 青木竣は神奈川大学から2021年につくばへ入団。競争力の高い関東1部で昨季からプレータイムを増やし、チームの全国社会人サッカー選手権大会4位、10年ぶりとなる地域CL出場に貢献。JFL昇格まではあと一歩だった。 今季もつくばでプレーしていたが、シーズン途中にJリーグ参入を目指すV三重へ。青木にとってキャリア初のJFLとなる。 ◆ヴィアティン三重公式サイトより 「初めまして、関東1部リーグのジョイフル本田つくばFCから来ました、青木竣です。チームの勝利、J3昇格に貢献できるよう日々精進します。よろしくお願いします!」 2024.08.09 18:15 Fri3
JFL首位高知がスカッド強化…3位V三重を退団の瀬尾純基が加入「恩返しのため全力で頑張ります」
日本フットボールリーグ(JFL)の高知ユナイテッドSCが6日、ヴィアティン三重を退団していたMF瀬尾純基(25)の加入を発表した。 瀬尾は鳥取県出身で、ガイナーレ鳥取の下部組織から青森山田高校、大阪体育大学を経て、2022年にJFLのソニー仙台FCへ入団。 2年間でリーグ戦26試合出場ののち、今季からJリーグ参入を目指すV三重へ。ただ、中断期間までにリーグ戦出場3試合計54分間にとどまり、先月末に契約解除が発表されていた。 高知としては、瀬尾は今夏3人目の補強。FC岐阜から期限付き移籍のDF和田侑樹(23)、レノファ山口FCから完全移籍で帰ってきたDF今井那生(27)に続き、今度は前線を拡充した形だ。 ◆高知ユナイテッドSC公式サイトより 「初めまして。この度、加入することになりました、瀬尾純基です。プレーする場所を与えていただいたクラブに恩返しをするため全力で頑張ります!よろしくお願いします!」 ◆JFL第18節(次節) 〜高知銀行Presents〜 ついにJぜよ!高知家大集合 8月31日(土) 18:00キックオフ 高知ユナイテッドSC vs ヴェルスパ大分 高知県立春野総合運動公園陸上競技場 ◆JFL順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点43 | +20 2位 栃木シティ | 勝ち点33 | +10 3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点27 | +6 4位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点27 | +1 5位 FCティアモ枚方 | 勝ち点26 | +1 6位 ラインメール青森 | 勝ち点25 | +5 7位 Honda FC | 勝ち点24 | +4 8位 沖縄SV | 勝ち点23 | +1 9位 レイラック滋賀 | 勝ち点22 | +6 10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点21 | +1 11位 ソニー仙台FC | 勝ち点21 | -3 12位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点20 | -1 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点18 | -4 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点13 | -13 15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点12 | -17 16位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -17 2024.08.06 18:42 Tue4
【JFL第21節】首位高知がミネベア撃破で4試合ぶり白星! “新戦力”瀬尾純基が初先発で値千金の決勝点
21日、日本フットボールリーグ(JFL)第21節のミネベアミツミFC vs 高知ユナイテッドSCが行われ、敵地宮崎に乗り込んだ高知が0-1と勝利。4試合ぶりの白星となった。 首位高知は中断期間明けから、まさかの3試合未勝利。観衆1万人超えのホームでヴェルスパ大分に敗れ、レイラック滋賀と引き分け、前節はFCティアモ枚方ともドローに終わった。 3試合とも失点は「1」と、前半戦から際立つ堅守が崩れたわけではないが、共通しているのは、3試合とも後半の比較的早い段階で1失点。 枚方戦に関しては、敵将・二川孝広が「(前半で1点)リードした高知が少し引いた部分もあったかなと。最終ラインから余裕を持ってビルドアップできるようになった」とも回想した。 そんななかでの敵地ミネベアとなったなか、高知は前半を0-0で終え、後半の比較的早い段階で試合が動く。 56分、高知はFW東家聡樹が右サイドに流れて持ち運び、マイナスのグラウンダークロスにMF瀬尾純基。夏にヴィアティン三重を退団、高知入りした瀬尾がダイレクトで右足を振り、GKの手が届かぬゴール右上へ突き刺した。 昨季はソニー仙台FCの一員として、高知相手に後半アディショナルタイムの同点弾(昨季第22節/3△3)を決め、高知の3連勝を阻止した瀬尾。そんな瀬尾の加入後初ゴールが決勝点に。高知は4試合ぶりの白星となった。 なお、高知は今季7度目の“1-0勝利”だ。 ミネベアミツミFC 0-1 高知ユナイテッドSC 【高知】 瀬尾純基(後11) 2024.09.21 16:55 Sat高知ユナイテッドSCの人気記事ランキング
1
史上初の「J3・JFL入替戦」はY.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSCに
17日、明治安田J3リーグ第37節、また日本フットボールリーグ(JFL)第29節が行われた。 この結果、「J3の19位」「JFLの2位」が決まり、初開催となるJ3・JFL入替戦の対戦カードが『Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC』に決まった。 まずJ3では、8月以降に1勝3分け9敗と黒星のかさんだYS横浜が19位に。この日はテゲバジャーロ宮崎に2-0から後半ATの被弾2発を含む3失点で大逆転負け…最終節1試合を残して19位が確定した。 対するJFLは、高知が2位に。中断期間明けの失速で2位後退も、5戦未勝利で迎えた“鬼門”、第27節・Honda FC戦(A)に勝ち、翌節にて2位以内を確保。17日は首位・栃木シティが勝って優勝を決めたため、高知の2位が確定した。 また、高知は24日の最終節・クリアソン新宿戦(H)を残し、J3入会の主な要件「2位以内」「ホームゲーム観客動員数」「ホームゲーム入場料収入」を全てクリアしている。 ◆J3・JFL入替戦 (試合方式はJリーグ公式サイトより抜粋) ▽第1戦 12月1日(日) 高知ユナイテッドSC vs Y.S.C.C.横浜 会場:Pikaraスタジアム(香川県丸亀市) 現時点で未発表…キックオフ時間 ▽第2戦 12月7日(土) Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC 会場:ニッパツ三ツ沢球技場 現時点で未発表…キックオフ時間 第1戦は高知ホーム、第2戦はYS横浜ホーム。90分間で勝敗が決しない場合は引き分けとなり、2試合で勝利数の多いチームが勝者に。勝利数で並んだ場合は2試合の得失点差が考慮され、それでも並べば延長戦、PK戦へ。また、アウェイゴールは適用されない。 2024.11.17 16:00 Sun2
JFL高知のJリーグ参入を懸けた入替戦、ホーム1stレグは香川県開催に 本拠地の照明整備間に合わずJ3讃岐からピカスタを拝借
高知ユナイテッドSCが「J3・JFL入替戦」の1stレグ(高知ホーム)を香川県で開催する件に関し、広報担当者がその経緯を明らかにした。 17日、高知は日本フットボールリーグ(JFL)で2位が確定し、J3リーグ入会を懸けてY.S.C.C.横浜との「J3・JFL入替戦」へ進むことに。 対戦カードが確定してすぐ、Jリーグが日程・試合会場を周知。高知ホームの1stレグは12月1日(日)、YS横浜ホームの2ndレグは12月7日(土)に開催されるとのことだ。 J3残留を懸けて戦うYS横浜は、ホーム2ndレグで、普段のリーグ戦でも利用する「ニッパツ三ツ沢球技場」を会場に。 一方、高知はホーム1stレグで主たる本拠地「高知県立春野総合運動公園陸上競技場」ではなく、普段はJ3讃岐が利用する香川県丸亀市「Pikaraスタジアム」を利用するという。 本件について高知の広報担当者は18日、「なぜ春野競技場でやらないのか」という問い合わせを複数受けているとしつつ、県外開催となった経緯を明らかにした。 それによると、12月1日の春野競技場は、もともと日中から他団体主催のリレーマラソンという先約があり、入替戦行きを想定した高知は、イベント終了後のナイトゲーム開催を模索。 ただ、春野競技場はスタジアム照明の「照度」がJリーグ基準を満たさず。このため、開催不可をJリーグから通知されたとのことだ。 高知県内には、クラブがJFLで利用実績のあるスタジアムが春野競技場以外にもあるが、そちらについては、そもそものスタジアム基準を満たさず、「Jリーグの公式戦」である今回の入替戦では利用することができない。 よって、高知県外での開催を模索。高知市から車で1時間半ほどの香川県丸亀市は「Pikaraスタジアム」を利用する形となったようだ。 なお、春野競技場の照明については、高知県主導でLED化のメドが立っており、今回は整備が間に合わず。入替戦勝利でJ3入会なら、来季頭からナイトゲームでも利用可能となる。 ◆JFL最終節 2024年11月24日(日) 13:00KO 高知ユナイテッドSC vs クリアソン新宿 高知県立春野総合運動公園陸上競技場 TV中継:NHK高知放送局 ◆入替戦1stレグ 2024年12月1日(日) 時間未定 高知ユナイテッドSC vs Y.S.C.C.横浜 Pikaraスタジアム(香川県丸亀市) ◆入替戦2ndレグ 2024年12月7日(土) 時間未定 Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市) 2024.11.18 21:50 Mon3
県勢初のJリーグ参入へ最終局面…J3側との入替戦へ進むJFL高知、山本志穂美社長が年始の就任時に選手たちへ立てた誓い「私らはゼッタイに“3万人”やり遂げるから」
高知ユナイテッドSCのオーナー兼代表取締役社長、山本志穂美氏が選手たちへ感謝。決意新たに11月24日のJFL最終節、そして12月に実施される「J3・JFL入替戦」へ向かう。 17日、日本フットボールリーグ(JFL)は第29節が行われ、首位・栃木シティの優勝とJ3リーグ入会が決定。また、高知の「2位」が確定し、「J3・JFL入替戦」への進出が決定した。 入替戦進出が決まって1時間後、今度は明治安田J3リーグでY.S.C.C.横浜の「19位」が確定。これにより、双方のリーグ戦終了後に実施される入替戦は「YS横浜vs高知」となった。 県勢初のJリーグ参入を目指す高知にとって、あとはYS横浜に「勝つか負けるか」、ただそれだけ。ホームでのJFL最終節1試合を残し、観客動員数、入場料収入はクリア済みである。 年始に高知の新社長となった山本氏は、就任からここまでの歩みを振り返り、同県では不可能とも言われた「ホームゲーム累計観客動員3万人」の達成について言及。就任当初から、選手たちには誓いを立てていたという。 「勝ち点は最後の最後にドカンと30ポイント入ってくるわけじゃないよと。だけど、コツコツ3ポイントを積み上げていけば、観客数も収益も必ず追いついてくるからねと」 「とにかく安心して欲しいと選手のみんなに伝えましたね。私たち(フロント)はゼッタイに“3万人”をやり遂げる。だから、1試合1試合、3ポイントを蓄えていってほしい、と開幕前にお話しさせてもらいました」 「それに選手のみんなが応え続けてくれた結果が前半戦。後半戦に入って『この試合落としちゃうか〜』っていう試合がありましたけど、これをみんなに投げかける気持ちはなかったですね。集客が300〜400人だった頃に選手から何か言われたことはないですから」 そんな山本氏は、社長就任前から選手たちの食生活を支える「寮母さん」としての一面も。今年に入り、多忙を極めているようだ。 「今日もみんなの朝ごはんを作って、帰ったら晩ごはんも(笑) 私は睡眠時間をすごく大事にしていて、1日9時間寝なきゃいけない人間だったんですが、今は3〜4時間。そんな生活がもうすぐ1年。でも、なんとかなるものですよ(笑)」 高知の2024シーズンはいよいよ最終局面へ。 選手たちの食生活を支え、各地を社業で奔走…県民にとってお馴染みの存在となったパワフル社長・山本氏は、いついかなる時もチームを前向きに鼓舞する“高知家”の人々へ感謝を語る。 「県民の皆さまがチームを“我が事”として捉えてくださった賜物こそ、3万人突破です。ほんとうに感謝しかありません」 「勝負ごとというのは、どう転ぶかわからないものですけども、私たちとしては『ゼッタイに昇格するんや』と。最後まで皆さまに楽しんでいただけるサッカーを披露して、高知県にJリーグのクラブを誕生させる決意です」 「選手のみんなには、とにかく最後まで自分自身を信じ続けてほしい。リーグ戦の最後は勝利で終われるように」 「今のこの灯火を全員で『大火』にするよ」 ◆JFL最終節 2024年11月24日(日) 13:00KO 高知ユナイテッドSC vs クリアソン新宿 高知県立春野総合運動公園陸上競技場 ◆入替戦1stレグ 2024年12月1日(日) 時間未定 高知ユナイテッドSC vs Y.S.C.C.横浜 Pikaraスタジアム(香川県丸亀市) ◆入替戦2ndレグ 2024年12月7日(土) 時間未定 Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市) 2024.11.17 20:47 Sun4
YS横浜vs高知のJ3・JFL入れ替え戦実施&日程が決定! 参入目指す高知は讃岐の本拠地で開催
Jリーグは17日、2024 J3・JFL(日本フットボールリーグ)入れ替え戦の開催決定、および日程を発表した。 J3リーグの19位チームとJFLの2位チームが対戦する入れ替え戦。17日に行われたJ3第37節の結果、Y.S.C.C.横浜の19位フィニッシュが確定し、JFL第29節を戦った高知ユナイテッドSCもリーグ2位フィニッシュが決まった。 高知はJリーグ入会要件も満たし、入れ替え戦の開催が決定。12月1日(日)にPikaraスタジアムで第1戦、12月7日(日)にニッパツ三ツ沢球技場で第2戦が行われる。 なお、YS横浜は本拠地のニッパツ三ツ沢球技場で第2戦を戦うが、高知は本拠地の高知県立春野総合運動公園陸上競技場ではなく、カマタマーレ讃岐の本拠地となる香川県のPikaraスタジアムで第1戦に臨む。 キックオフ時刻やTV放送・配信については後日改めて発表される。 ◆J3・JFL入れ替え戦 [第1戦] ▽12/1(日) 高知ユナイテッドSC vs Y.S.C.C.横浜 [Pikaraスタジアム] [第2戦] ▽12/7(土) Y.S.C.C.横浜vs高知ユナイテッドSC [ニッパツ三ツ沢球技場] 2024.11.17 18:33 Sun5