初栄冠ロドリはヴィニシウスとの争いを41ポイント差で制す バロンドール最終結果が判明
2024.11.09 12:52 Sat
2024年バロンドールの投票結果が明らかになった。
フランス『レキップ』が報じたところによると、初受賞のロドリは1170ポイントをゲットしたのに対して、ヴィニシウスは1129ポイント。3位だったレアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが917ポイントだったのを鑑みると、ロドリとヴィニシウスの一騎打ちだった。
そんな投票は各審査員が上位10選手を推薦し、その選手にそれぞれそれぞれ15点、12点、10点、8点、7点、5点、4点、3点、2点、1点を割り当てて決定。15ポイントを最も獲得した選手は5人から支持を受けたベリンガムだったようだ。
1.ロドリ(スペイン/マンチェスター・シティ) - 1170ポイント
2.ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル/レアル・マドリー) - 1129ポイント
3.ジュード・ベリンガム(イングランド/レアル・マドリー) - 917ポイント
4.ダニエル・カルバハル(スペイン/レアル・マドリー) - 550ポイント
5.アーリング・ハーランド(ノルウェー/マンチェスター・シティ) - 432ポイント
6.キリアン・ムバッペ(フランス/パリ・サンジェルマン→レアル・マドリー) - 420ポイント
7.ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン/インテル) - 402ポイント
8.ラミン・ヤマル(スペイン/バルセロナ) - 383ポイント
9.トニ・クロース(ドイツ/レアル・マドリー→引退) - 291ポイント
10.ハリー・ケイン(イングランド/バイエルン) - 201ポイント
11.フィル・フォーデン(イングランド/マンチェスター・シティ) - 157ポイント
12.フロリアン・ヴィルツ(ドイツ/レバークーゼン) - 101ポイント
13.ダニ・オルモ(スペイン/RBライプツィヒ→バルセロナ) - 86ポイント
14.アデモラ・ルックマン(ナイジェリア/アタランタ) - 82ポイント
15.ニコ・ウィリアムズ(スペイン/アスレティック・ビルバオ) - 73ポイント
16.グラニト・ジャカ(ドイツ/レバークーゼン) - 60ポイント
17.フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ/レアル・マドリー) - 58ポイント
18.エミリアーノ・マルティネス(アルゼンチン/アストン・ビラ) - 28ポイント
19.マルティン・ウーデゴール(ノルウェー/アーセナル) - 16ポイント
20.ハカン・チャルハノール(イタリア/インテル) - 15ポイント
21.ブカヨ・サカ(イングランド/アーセナル) - 14ポイント
22.アントニオ・リュディガー(ドイツ/レアル・マドリー) - 13ポイント
23.ルベン・ディアス(ポルトガル/マンチェスター・シティ) - 8ポイント
24.ウィリアム・サリバ(フランス/アーセナル) - 8ポイント
25.コール・パーマー(イングランド/チェルシー) - 7ポイント
26.デクラン・ライス(イングランド/アーセナル) - 5ポイント
27.ヴィティーニャ(ポルトガル/パリ・サンジェルマン) - 5ポイント
28.アレハンドロ・グリマルド(スペイン/レバークーゼン) - 2ポイント
29.アルテム・ドフビク(ウクライナ/ジローナ→ローマ) - 0ポイント
-.マッツ・フンメルス(ドイツ/ドルトムント→ローマ) - 0ポイント
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2024年バロンドールは10月28日にパリで行われた授賞式で発表され、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが初の栄冠に。シティでのプレミアリーグ4連覇にスペイン代表でのユーロ2024制覇、そして昨季の出場した公式戦64試合でわずか1敗という驚異的な勝率も評価されたか。スペイン国籍の選手として1960年以来、ルイス・スアレスに次ぐ3人目の快挙として大きく取り上げられた一方で、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの落選がレアル・マドリーの授賞式不参加に発展したりと波紋を広げた今回だが、2人の差は「41ポイント」だったという。そんな投票は各審査員が上位10選手を推薦し、その選手にそれぞれそれぞれ15点、12点、10点、8点、7点、5点、4点、3点、2点、1点を割り当てて決定。15ポイントを最も獲得した選手は5人から支持を受けたベリンガムだったようだ。
◆最終的な投票結果
1.ロドリ(スペイン/マンチェスター・シティ) - 1170ポイント
2.ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル/レアル・マドリー) - 1129ポイント
3.ジュード・ベリンガム(イングランド/レアル・マドリー) - 917ポイント
4.ダニエル・カルバハル(スペイン/レアル・マドリー) - 550ポイント
5.アーリング・ハーランド(ノルウェー/マンチェスター・シティ) - 432ポイント
6.キリアン・ムバッペ(フランス/パリ・サンジェルマン→レアル・マドリー) - 420ポイント
7.ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン/インテル) - 402ポイント
8.ラミン・ヤマル(スペイン/バルセロナ) - 383ポイント
9.トニ・クロース(ドイツ/レアル・マドリー→引退) - 291ポイント
10.ハリー・ケイン(イングランド/バイエルン) - 201ポイント
11.フィル・フォーデン(イングランド/マンチェスター・シティ) - 157ポイント
12.フロリアン・ヴィルツ(ドイツ/レバークーゼン) - 101ポイント
13.ダニ・オルモ(スペイン/RBライプツィヒ→バルセロナ) - 86ポイント
14.アデモラ・ルックマン(ナイジェリア/アタランタ) - 82ポイント
15.ニコ・ウィリアムズ(スペイン/アスレティック・ビルバオ) - 73ポイント
16.グラニト・ジャカ(ドイツ/レバークーゼン) - 60ポイント
17.フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ/レアル・マドリー) - 58ポイント
18.エミリアーノ・マルティネス(アルゼンチン/アストン・ビラ) - 28ポイント
19.マルティン・ウーデゴール(ノルウェー/アーセナル) - 16ポイント
20.ハカン・チャルハノール(イタリア/インテル) - 15ポイント
21.ブカヨ・サカ(イングランド/アーセナル) - 14ポイント
22.アントニオ・リュディガー(ドイツ/レアル・マドリー) - 13ポイント
23.ルベン・ディアス(ポルトガル/マンチェスター・シティ) - 8ポイント
24.ウィリアム・サリバ(フランス/アーセナル) - 8ポイント
25.コール・パーマー(イングランド/チェルシー) - 7ポイント
26.デクラン・ライス(イングランド/アーセナル) - 5ポイント
27.ヴィティーニャ(ポルトガル/パリ・サンジェルマン) - 5ポイント
28.アレハンドロ・グリマルド(スペイン/レバークーゼン) - 2ポイント
29.アルテム・ドフビク(ウクライナ/ジローナ→ローマ) - 0ポイント
-.マッツ・フンメルス(ドイツ/ドルトムント→ローマ) - 0ポイント
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「今シーズンを諦めない」ヒザの重傷で離脱しているロドリが今季中の復帰へ意気込み「思っていたよりずっと順調」
マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが今シーズン中の復帰を目指していると語った。 シティの中盤を支えてきた露ドリ。チームの中心選手としてプレーする中、今年9月のアーセナル戦で負傷。右ヒザの前十字じん帯を断裂し、長期離脱となった。 ロドリ不在の影響も少なからず影響していると思われるが、シティは公式戦5連敗、6戦未勝利と近年全く見ないどん底状態に陥っている。 そんな中、『The Rest Is Football』のポッドキャストに登場したロドリは、今シーズン中の復帰を目指していると心境を語り、6カ月か7カ月で復帰したいとした。 「僕の目標は今シーズン中に復帰することだ。今シーズンを諦めるつもりはないけど、間違いは犯したくない。目標は6カ月か7カ月だ」 「思っていたよりもずっと順調だよ。そう言えるから、休息を楽しんでいる」 「ヒザはひび割れた感じではなく、安定しているという感じだった。それほど酷い状態ではないと自信があった。でも今は前向きな気持ちでいる。それだけだよ」 「最初の1カ月半は痛みが酷くて歩けなかったけど、今は楽になった」 現状についても語ったロドリ。2024年のバロンドールを受賞したが、キャリア最大の負傷を乗り越える力になったとし、偉大な2人の選手の名前を出した。 「バロンドールとその後の負傷で、キャリアの最高と最悪の時期を経験したが、それが僕に再び良い形で復帰するための活力を与えてくれた」 「(受賞したときの)感動は言葉では言い表せない。僕の世代では、トロフィーを獲得した選手はリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの2人だけだよ」 シティは、今シーズンの終了後に新たなフォーマットに変更されたクラブ・ワールドカップに参加が決定。6月15日から7月13日まで開催されており、ロドリがプレーする可能性も十分にありそうだ。 2024.11.28 22:50 Thu5
今年の代表戦は終わった…/原ゆみこのマドリッド
「どう考えたって嫌味でしかないよね」そんな風に私が首を振っていたのは水曜日、この週末、4年ぶりにレアル・マドリーをブタルケに迎えるレガネスの兄弟分ダービープロモビデオを見直してみた時のことでした。その筋立てはフランス・フットボール社から盗み出された2025年のバロンドールトロフィーがブタルケに届き、ビジターチーム用のロッカールームに置かれた箱からマスコットのスーパーペピーノが取り出すというものなんですが、もちろん、これが誰に当てたものかは言わずもがな。 前日の夜、Gol(スポーツ専門TV局)の番組で生インタビューを受けていたボルハ・ヒメネス監督は、「別に悪気あってのことではないはず」とクラブ広報を庇っていたものの、表彰式当日朝まで自身の受賞を確信しながら、土壇場でロドリ(マンチェスター・シティ)に持っていかれるという、チャブ台返しを喰らったビニシウスが大ショックを受けていたのは周知の事実ですからね。それも時間が経ち、paron(パロン/リーガの停止期間)直前のオサスナ戦ではハットトリック、更にブラジル代表戦と続き、もう当人も忘れかけているだろう古傷を今更いじるとは、いやはや。 正直、再昇格1年目のレガネスの1部残留は、ホームでどれだけ勝ち点を貯められるか次第というのもありますからね。日曜午後6時30分(日本時間翌午前2時30分)からの試合を前に相手を怒らせるのはどうかと思うんですが、4年前のシーズン最終節、何も懸かっていなかった兄貴分からあと1点が奪えず、2-2で引分けて、2部降格が決まった恨みを晴らすにはいい時期に当たったきらいもなきにしろあらず。 というのも現在、アンチェロッティ監督のチームは切実なDF不足に陥っていて、ええ、そのオサスナ戦でCBミリトンがヒザの靭帯を断裂、カルバハルが今季絶望になって以来、トップチーム唯一の右SBだったルーカス・バスケスも太ももをケガしてしまいましたからね。CB代行役のチュアメニもまだ回復しておらず、カンテラーノ(RMカスティージャ)のアセンシオがリピートする可能性が高い上、右SBに回る予定のバルベルデもウルグアイ代表戦の長旅から帰ったばかりとなれば、レガネスの前に立ち塞がるのは負傷が完治したGKクルトワだけ? おまけにこの週末を皮切りに12月22日のセビージャ戦まで、リーガ6試合、CL2試合、インターコンチネンタルカップ決勝と地獄の9連戦に突入するマドリーとなれば、アンチェロッティ監督や選手たちもレガネスなど眼中にはなく、その先のCLリバプール戦に頭が行っているかもしれませんしね。できれば、弟分にはお手柔らかにしてもらいたいところですが、いやあ。首位バルサとの差が、たとえ、バレンシア戦順延で消化試合が1つ少ないとはいえ、今の勝ち点7以上になられるのも、マドリッド勢を応援する身としては喜べないんですよねえ。 まあ、リーガ再開の話はまた後ですることにして、先にスペイン代表今年最後の試合がどうだったかお伝えしていくことにすると。先週金曜のデンマーク戦に勝ったため、グループ首位でのネーションズリーグ準々決勝進出が決まった彼らは、何も懸かったものがない状態で月曜にスイスと対戦。相手も最下位でのリーグB降格がほぼ決まっていたため、双方、新メンバーを試すテストマッチの感が漂っていたんですが、28年ぶりに迎えるA代表を熱烈歓迎してくれたテネリフェのファンを失望させる訳にはいきませんからね。 負傷でアレックス・バエナ(ビジャレアル)、スビメンディ(レアル・ソシエダ)、出場停止でオジャルサバル(レアル・ソシエダ)が離脱していたこともあり、3日前とはスタメン全員を変えて試合はスタート。そのせいもあったか、スコアが動くにはちょっと時間がかかったんですが、スペインは前半30分過ぎ、モラタ(ミラン)がエリア内でロドリゲス(ベティス)に倒されてPKをゲットすることに。当然、代表歴代2位のフェルナンド・トーレスに並ぶ38得点目が懸かっていたモラタが蹴るものと思ったんですが、会場のコールに屈したんでしょうか。彼はキッカーをご当地選手のペドリ(バルサ)に譲ったんですよ。 それが実際、私もペドリがPKを蹴るところなど、まず見たことがなかったため、大丈夫かと思いきや、案の定、GKムボゴ(ロリアン)に弾かれてしまうとは、もしや、当人にとっても入らぬお節介だった?いえ、その後、ウグリニック(ヤングボーイ)がヘッドクリアしたボールをニコ・ウィリアムス(アスレティック)が撃ったシュートはフロイラー(ボローニャ)に当たってしまったものの、同じカナリア諸島でもテネリフェ島ではなく、グラン・カナリア島出身。「Estaba atento al rebote y hay que estar ahí para meterla/エスタバ・アテントー・アル・レボテ・イ・アイ・ケ・エスタル・アイー・パラ・メテールラ(リバウンドに備えていた。ゴールを入れるにはその場にいないとね)」というジェレミー・ピノ(ビジャレアル)がゴール右前から決めてくれたため、スペインは先制点を奪うことができたんですけどね。 そんなところにも消化試合の緩さは垣間見られたものの、そのまま試合は1-0でハーフタイム入り。後半頭からはモラタに代わり、いよいよ今回、U21代表からカサドー(バルサ)と共にリクルートされた大型FWサム(ポルト)がデビューとなりました。同時にGKもレミロ(レアル・ソシエダ)からロベルト・サンチェス(チェルシー)に代わったんですが、後者はDF陣が一新されていたことのトバッチリを受けてしまいましたかねえ。そう、18分にはグリマルド(レバークーゼン)とやはり、この日が代表デビューとなったパレデス(アスレティック)がモンテイロ(ヤングボーイズ)の侵入を止められず、同点ゴールを許してしまったから。 でも大丈夫。というのもその5分後にはニコに代わって入っていたブライアン・ヒル(ジローナ)が、こちらもエリア内の混乱を利用して、敵に当たって戻ったボールをシュート。勝ち越しゴールを挙げてくれたからですが、どうやら今月は大殺界だったんですかね。デンマーク戦でも終盤に1点差に追い上げられる原因となったバックパスミスをしたファビアン(PSG)がまたしてもやらかしてしまったから、さあ大変! それはブライアン・サラゴサ(オサスナ)と1試合目はU21の親善試合イングランド戦でキャプテンを務めた後、緊急昇格したバリオス(アトレティコ)もピッチに入り、デ・ラ・フエンテ監督が今回の招集メンバー全員にプレー機会を与えた後のこと。無事に2-1で終わりそうだった40分、ファビアンがエリア内でシエロ(トゥールーズ)を倒してPKを献上し、ゼキリ(スタンダード・リエージュ)に同点にされてしまうんですから、困ったもんじゃないですか。ところがどっこい、スペインは残りの短い時間でユーロ王者の誇りを披露。いえまあ、正確にはもう、その時にはベルリンでトロフィーを掲げたメンバーはピッチに2人しか残っていなかったんですけどね。ロスタイムにはブライアン・サラゴサがエリア内に突進し、シエラに倒されて、この試合、2度目のPKを獲得したから、驚いたの何のって。 それだけでなく、彼はキッカーもファビアンに頼んで譲ってもらい、土壇場で3-2の勝利を導くPKゴールを決めたんですが、いやあ。昨季の冬の市場でグラナダ(今季は2部)からバイエルンに大出世移籍しながら、当時のトゥーヘル監督から「ドイツ語も英語もできなくて、適応に時間がかかる」と言われ、ほとんどプレー時間をもらえず。今季はオサスナへレンタル移籍して、実力を披露してきたことが10月に1年ぶりの再招集のキッカケに。当人は「Al fútbol se juega con los pies, no con el idioma.../アル・フトボル・セ・グエダ・コン・ロス・ピエス、ノー・コン・エル・イディオマ(サッカーは言語ではなく、足でプレーするもの)」と言っていたものの、やっぱりドメスティックな雰囲気が合っている? まあ、そんな感じでネーションズリーグ・グループリーグも5勝1分けの無敗で終わったため、デ・ラ・フエンテ監督も「以前の代表も偉大なチームだったが、la diferencia es que ahora ganamos y ganamos todo/ラ・ディフェレンシア・エス・ケ・アオラ・ガナモス・イ・ガナモス・トードー(違いは今、ウチは勝てて、それも全て勝っていること)」と胸を張っていたんですけどね。何より凄いのはこれだけメンバーが変わっても強さに影響しないことで、だってえ、ユーロ正GKのウナイ・シモン(アスレティック)を始め、10月にはロドリ、カルバハルも長期離脱。今月はジャマル(バルサ)もケガでおらず、ロドリ代理のスビメンディも1試合目で負傷したため、どうなることや思いきや、2人のブライアンやカサドーらの台頭で全然、レベルが落ちないんですよ。 これなら、金曜の準々決勝組み合わせ抽選でリーグAの他グループの2位、イタリア、クロアチア、オランドのどこと当たっても、6月のファイナルフォー出場に支障はないんじゃないかと思いますが、さあて。それにしたって、今回の改変ネーションズリーグ、初出の準々決勝だけでなく、グループ3位は下位リーグのグループ2位と昇格降格を懸けたプレーオフをするため、3月の各国代表戦週間に親善試合ができるチームが激減。要はリーグB以下の直接昇格の決まったグループ1位と全リーグの直接降格のグループ最下位以外、皆、公式戦となるんですが、たまにはヨーロッパ以外の代表との試合を見てみたい気もしないではありません。 え、それでマドリーとレガネス以外のマドリッド勢の週末の予定はどうなっているのかって?それがまた、この14節も代表戦週間直前と似ていて、ヘタフェがまず金曜の平日ナイトゲームでバジャドリーをコリセウムに迎えることに。何せ、2週間前にはジローナに0-1で負け、ホームファンの一部から、とうとう「Torres vete ya!/トーレス・ベテ・ジャー(トーレス会長、もう出て行け)」のカンティコが出ていたぐらい、今季は低調なボルダラス監督のチームですからね。せめて降格圏19位の相手ぐらいには勝ってもらわないと先が思いやられるんですが、未だにマジョラルが回復したという報は届かず。 他のFW、ベルトゥもトルコ代表には呼ばれたものの、2試合共、マドリーのギュレルが躍動するのをベンチから見守っていただけでしたし、RMカスティージャから来たアルバロ・ロドリゲスはRFEF1部(実質3部)とのカテゴリー差に適応中。どちらもあまりゴールは期待できそうにないため、この休止期間中、チームがどこまでセットプレーの精度を磨いてくれたかに懸かってくるかと。とにかく、早いうちに18位と勝ち点が同じギリ残留圏17位という順位を少しでも上げて、ファンを安心させてあげられるといいんですが。 続く土曜午後4時15分(日本時間翌午前0時15分)にメトロポリターノにアラベスを迎えるのがアトレティコで、もう水曜にはGKオブラク、それぞれノルウェイ代表とイングランド代表でゴールを挙げてきたセルロート、ギャラガー、そしてスペインA代表デビューに気分を良くして、テネリフェから戻って来たバリオスもチーム練習に合流。後はフリアン・アルバレス、デ・パウル、追加招集されたジュリアーノのアルゼンチン勢、ヒメネス(ウルグアイ)、そしてレイニウド(モザンビーク)の到着を待つばかりに。 ようやくジョレンテも完全回復し、頭蓋骨骨折でもう1カ月以上休んでいるル・ノルマンも部分的に練習に参加できるようになったんですが、実は火曜のマハダオンダ(マドリッド近郊)でのセッションでは、シメオネ監督の興味深い指導が話題に。ええ、「Nosotros estamos hundidos para ganar, no para defender… digan lo que digan/ノソトロス・エスタモス・ウンディードス・パラ・ガナール、ノー・パラ・デフェンデル…ディガン・ロ・ケ・ディガン(ウチは守るためではなく、勝つために下がっている…誰が何と言おうと)」と選手たちを諭していたそうなんですが、なるほど、だからアトレティコはいつも自陣に閉じこもっている? まあ、このところ4連勝していますし、CLのPSG戦やマジョルカ戦で見せた、オブラクのゴールキックからのカウンター攻撃成功も、敵選手たちがアトレティコ陣内に大量にいたおかげもあったんですけどね。でもやっぱり、できれば積極的に攻めていく彼らを見たいと思うのは私のワガママ?何はともあれ、アトレティコも年内はマドリーに次ぐ8試合をこなさないといけないため、まずはアラベス戦にしっかり勝って、リーガでは2位のお隣さんとの勝ち点差1を引っくり返す努力をしていってもらいたいかと。 そして日曜は丁度、兄弟分ダービーの前にラージョがサンチェス・ピスファンでセビージャと対戦するんですが、こちらは勝ち点1差の12位と13位の激突。どちらも代表戦週間直前の試合で負けているため、心機一転、年内最後のサイクルに挑みたいところですが、イニゴ・ペレス監督のチームは果たしてラス・パルマス戦でシュートを30本以上も撃ちながら、敵のオウンゴールでの1点しか取れなかった効率の悪さを解決できたかどうか。守備の方は出場停止処分が終わり、CBムミンが戻って来るため、やや安心かと思いますが、とにかくサッカーは点を取らないと始まりませんよね。 2024.11.21 19:00 Thuマンチェスター・シティの人気記事ランキング
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復帰後出場5試合でプレータイム72分…デ・ブライネとの不仲説をペップが正す 「もう26歳でも27歳でもない」
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