ベリンガムが左肩の手術検討か? 問題は実施のタイミングに
2025.05.10 20:15 Sat
痛み抱えながらのプレー続くベリンガム
レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、近年問題を抱えている肩の手術に踏み切るようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
2023年夏にドルトムントから加入して以降、マドリーの絶対的な主力に君臨するベリンガム。ただ、加入1年目の2023年11月のラージョ・バジェカーノ戦で負った左肩関節脱臼のケガは根本的には完治しておらず、以降は試合ごとに肩にしっかりと包帯を巻いてプレーすることで、手術を回避してきた。
本来であれば、昨シーズン終了後に手術を実施する可能性もあったが、イングランド代表としてユーロ2024出場を熱望していた選手サイドの意向が尊重されて、同タイミングでの手術は見送っていた。
しかし、現在も痛みを抱えながらのプレーが続いていることから、今夏のタイミングで手術を受ける可能性は高まっているようだ。
問題は手術を受けるタイミングで、シーズン終了直後に実施した場合、来シーズンの開幕までに間に合う可能性もあるが、クラブは6月にFIFAクラブ・ワールドカップを控えており、新フォーマットへ移行した部分もあり、ベリンガム自身が出場を希望する可能性は高い。
現時点では手術の可否を含めて不確定な要素が大きいが、21歳MFがより長くキャリアを続けていく場合には根本的な完治を目指すことがベターな選択肢だけに、今後の決断を見守りたいところだ。
2023年夏にドルトムントから加入して以降、マドリーの絶対的な主力に君臨するベリンガム。ただ、加入1年目の2023年11月のラージョ・バジェカーノ戦で負った左肩関節脱臼のケガは根本的には完治しておらず、以降は試合ごとに肩にしっかりと包帯を巻いてプレーすることで、手術を回避してきた。
本来であれば、昨シーズン終了後に手術を実施する可能性もあったが、イングランド代表としてユーロ2024出場を熱望していた選手サイドの意向が尊重されて、同タイミングでの手術は見送っていた。
問題は手術を受けるタイミングで、シーズン終了直後に実施した場合、来シーズンの開幕までに間に合う可能性もあるが、クラブは6月にFIFAクラブ・ワールドカップを控えており、新フォーマットへ移行した部分もあり、ベリンガム自身が出場を希望する可能性は高い。
一方で、同大会後に手術を受けた場合、復帰は9月までずれ込むことになるという。
現時点では手術の可否を含めて不確定な要素が大きいが、21歳MFがより長くキャリアを続けていく場合には根本的な完治を目指すことがベターな選択肢だけに、今後の決断を見守りたいところだ。
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