トニ・クロース Toni KROOS

ポジション MF
国籍 ドイツ
生年月日 1990年01月04日(34歳)
利き足
身長 183cm
体重 76kg
ニュース クラブ
ニュース一覧

ドイツ代表落選の危機にあるゴレツカ、ユーロ出場に熱い想い「どんな役割でも引き受ける」

バイエルンのドイツ代表MFレオン・ゴレツカが自国開催のユーロ出場を諦めていない。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 バイエルンだけでなく、ドイツ代表でも長らく中盤の主力として活躍を続けているゴレツカ。代表指揮官がユリアン・ナーゲルスマン監督に代わってからも、昨年10月と11月の親善試合で全4試合に出場したが、今年3月の代表活動では招集メンバーから漏れていた。 ゴレツカがポジションを争う守備的MFでは、レアル・マドリーのMFトニ・クロースが代表復帰を果たしており、3月の代表戦ではレバークーゼンのMFロバート・アンドリッヒが相方役に。その他、ブライトン&ホーブ・アルビオンのMFパスカル・グロスやシュツットガルトのDFヴァルデマール・アントンもライバルで、バルセロナのMFイルカイ・ギュンドアンも下がり目の位置でプレーする可能性がある。 現在ゴレツカは今夏のユーロ出場が危うい状況にあり、ナーゲルスマン監督もその事実を認めているとのこと。チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでレアル・マドリーと戦った4月30日の夜、この29歳はユーロ出場に向けた強い想いを『スカイ・スポーツ』にぶつけている。 「第一に、監督が僕の招集を決めなければならない。求められるならどんな役割でも引き受けるつもりだ。それは僕にとって問題ではない。だから僕はこのことについてまだコメントしていなかったんだ」 「正直なところ、それはユリアンの考えではないと思う。なぜなら僕はバイエルンで彼の下でプレーしていた時、その点において何の問題もなく、いつでもチームを助ける準備ができていることを示していたからね」 なんとしてでもドイツ代表としてユーロを戦いたいゴレツカは、シーズンの残りの試合で勝負をかけるつもりとのこと。一方、ナーゲルスマン監督との直接の話し合いも希望している。 「自分の能力を最大限に発揮するしかない。パフォーマンスで自らをアピールするのが僕の仕事だ」 「会話をするならいつだって2人の人間が必要だ。僕はいつでも話す準備ができている」 2024.05.01 23:00 Wed

クロース本人は自らの将来ぼかすも…ロドリゴが現役続行を説得中 「プレーし続けるよう言っている」

レアル・マドリーではドイツ代表MFトニ・クロース(34)の現役続行および契約延長が望まれている。スペイン『Relevo』が伝えた。 4月30日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのバイエルン戦では絶妙なスルーパスからブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの先制点をアシストしたクロース。アウェイでのドロー決着に貢献し、シーズンを通じてもチームを牽引するパフォーマンスを続けている。 そんなクロースだが、クラブとの契約満了が6月末に迫っており、試合終了後に自らの去就についてコメント。「今シーズン、できるだけ勝ちたい。今は将来のことは考えていないよ」とシーズン終盤戦にだけ目を向けていると明かした。 かねてからマドリーでキャリアの幕を閉じると公言しているクロースは契約満了が現役引退と同義。しかし、経営陣や選手、コーチングスタッフは誰もが引き続きの共闘を望んでいるようで、名手の今シーズン限りでの引退を全く想像していないという。 ブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスもバイエルン戦後に大先輩の将来について言及し、今シーズン以降も現役を続けるようチームメイトとともに説得しているとのことだ。 「僕らはいつも彼にプレーし続けるよう言っている。1年だけでなく、何年もね。僕が惚れ惚れしてしまうような熟練の技術を彼は持っているし、彼と一緒にプレーするのは大好きだ」 2024.05.01 17:17 Wed

「あまりにも貪欲すぎる」レアルに追いつかれドロー、トゥヘル監督が2失点関与の韓国代表DFキム・ミンジェを痛烈批判「簡単にやられすぎ」

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が、2失点に絡んだ韓国代表DFキム・ミンジェを名指しで痛烈批判した。ドイツ『ビルト』が伝えた。 4月30日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグが行われ、バイエルンはホームにレアル・マドリーを迎えた。 今シーズンはブンデスリーガ、DFBポカールのタイトルを逃し、残すタイトルはCLのみとなったバイエルン。しかし、試合は24分に失点する展開となるが、53分にレロイ・サネのゴールで同点に。57分にはハリー・ケインがPKを決めて逆転に成功する。 逆転勝利かと思われたが、83分にPKを与えてしまい同点に。そのまま2-2のドローに終わった。 強豪同士の白熱の戦いとなったが、勝利を前にバイエルンは手痛いドローに。試合後、『Prime Video』のインタビューに応じたトゥヘル監督は、2失点に絡んだキム・ミンジェを痛烈に批判した。 24分のシーンでは、キム・ミンジェは降りてパスを受けようとするヴィニシウス・ジュニオールの動きに反応し勢いよく前に出ると、逆を取られて裏のスペースにトニ・クロースにスルーパスを出されてしまい、あっさり失点した。 トゥヘル監督はこの対応について言及。インターセプトからのカウンターを狙いすぎていると指摘。判断を誤ったと指摘した。 「ミンジェは積極的にカウンターに参加すべきではない。彼はボールがプレーされた時にはそれができる。でも、彼はCBとして、自由にカウンターの動きに参加してはいけない」 「あまりにも貪欲すぎる。ボールにプレッシャーがかからないため、何が起こるかわからない。簡単にやられすぎた。そして、誰も彼を助けることはできない」 「彼はディフェンスのトライアングルを作りたいと思っていると思うが、それは不可能だ。ディフェンストライアングルは、外からのランニングパスが裏に抜けた時に機能する。しかし、ボールがプレーされる前に、これほど積極的にカウンターに参加するのはあまりにも貪欲だ」 そして2-1と逆転して迎えた82分には、ボックス内に出されたパスをロドリゴ・ゴエスが受けようとした。背負われたキム・ミンジェは反転しようとしたロドリゴを倒してPKを与えたが、背後にはエリック・ダイアーもカバーに来ており、不用意なファウルとなった。 トゥヘル監督は、反転させてしまったプレーを指摘。ヴィニシウスからパスが出た瞬間の対応を間違えたと指摘した。 「2度も貪欲すぎる。彼はどんな状況でも、常に内側を走っている。でも、突然、彼はロドリゴのために内側のレーンを不用意に空けてしまった」 「彼はいつも優れている選手だが、パスの瞬間に間違っており、エリック・ダイアーが助けに来たが、彼はファウルをしてしまった。あまりにも貪欲すぎる」 プラスに捉えればアグレッシブさとも言えるが、マイナスに捉えれば無謀ともリスク管理が下手とも言えるプレー。欧州王者を決める戦いにおいては、今回の2つの対応は不用意と言われても仕方ないかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】トゥヘル監督も批判したキム・ミンジェが痛恨の2失点関与</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="F89MQovacVA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.01 11:55 Wed

古巣相手に圧巻パフォーマンス見せたクロース…「両チームにとって妥当」、「僕らにとっては十分な結果」

古巣相手に圧巻パフォーマンスのクロース、「両チームにとって妥当な結果」、 レアル・マドリーのMFトニ・クロースが、古巣との激闘を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 マドリーは、4月30日にフースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグを2-2のドローで終えた。 守勢の前半序盤を凌いだアウェイチームは、前半半ばの24分にクロースの圧巻のラストパスに抜け出したFWヴィニシウス・ジュニオールのゴールで先制に成功。以降は主導権を奪い返して危なげなく1点リードで試合を折り返した。 しかし、後半は立ち上がりに2点を奪われて逆転を許す。それでも、後半終盤に押し返すと、83分にFWロドリゴ・ゴエスが獲得したPKをヴィニシウスが決めて、敵地での初戦を2-2のドローで終えた。 古巣バイエルンとのアウェイゲームで中盤を制圧した百戦錬磨の司令塔は、75分にMFブラヒム・ディアスとの交代でピッチを後にしたことで、マン・オブ・ザ・マッチはドブレーテのヴィニシウスに譲ったものの、相手MFコンラート・ライマーと共に傑出したパフォーマンスを見せた一人だった。 90分を通じて内容面では苦戦を強いられた中、抜群のゲームメイクでイーブンの展開に持ち込んだ34歳MFは、ピッチ上と同じように試合後も冷静に敵地での初戦を振り返った。 「両チームにとって妥当な結果だと思うし、僕らにとっては十分な結果だ。良い瞬間もあったし、厳しい瞬間もあった。だけど、アウェイでプレーするチャンピオンズリーグ準決勝においてそれが普通なんだ。最初の15分で彼らがゴールを決めていれば、それが普通に見えただろうけど、その後、僕らが主導権を握った時に彼らがゴールを決めた。そこからもう一度自分たちの強さを示せたし、次は2ndレグでもそれを見せないといけない」 また、今季CLのアシスト・オブ・ザ・シーズンとも言えるヴィニシウスの先制点のアシストについて問われたドイツ代表は、自身の手柄よりもパスの受け手の優れた動きを称賛している。 「ヴィニシウスは多くの賞賛に値する、なぜなら彼は動きでパスを示したプレーヤーだからだ。彼はよくやったし、僕は彼のことをよく知っているから、彼がスペースに動くこともわかっていた。そのスペースはヴィニシウスによって空けられ、彼が作った重要なランだった」 「彼のようなプレーヤーは常にパスを出す可能性を与えてくれる。彼は速いだけでなく、賢く、いつどのように動くべきかを理解している。彼はよくやったし、スペースに入っていくのは彼の資質だ。 そこで彼を止めるのは難しい」 この試合だけでなく今シーズンも多くの試合で優れたパフォーマンスを見せているクロースだが、マドリーとの契約は今季終了までとなっている。 一部では1年の契約延長ですでに合意しているとの話もあるが、「今シーズンできるだけ勝ちたい。今は将来のことは考えていないよ」と、シーズン最終盤の重要な戦いが続く中で自身の去就話を脇に置いている。 そして、8日にサンティアゴ・ベルナベウで控える2ndレグに向けては、この試合で出た課題を踏まえた上で必勝を誓った。 「今日最初の15分で僕らはなんとか耐えたけど、次は相手にシュートを打たせたり、チャンスを与えたりするつもりはない。改善したい点はいくつもあるよ」 「本当に特別な試合になるだろう。今シーズンで最も重要な試合になるはずだ」 「それ(ファンの後押し)が有利になることを願っている。通常はそうなるけど、僕らはもう一度しっかりと戦わなければならない」 2024.05.01 09:45 Wed

ドブレーテでMOTM選出のヴィニシウス、「いつも物事をとても簡単にしてくれる」と先制点アシストの司令塔を称賛

レアル・マドリーのFWヴィニシウス・ジュニオールが、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた一戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 マドリーは、4月30日にフースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグを2-2のドローで終えた。 守勢の前半序盤を凌いだアウェイチームは、前半半ばの24分にMFトニ・クロースの圧巻のラストパスに抜け出したヴィニシウスのゴールで先制に成功。以降は主導権を奪い返して危なげなく1点リードで試合を折り返した。 しかし、後半は立ち上がりに2点を奪われて逆転を許す。それでも、後半終盤に押し返すと、83分にFWロドリゴ・ゴエスが獲得したPKをヴィニシウスが決めて、敵地での初戦を2-2のドローで終えた。 エースとしてチームを敗戦から救う殊勲のドブレーテを達成し、欧州サッカー連盟(UEFA)が選出するマン・オブ・ザ・マッチに輝いたブラジル代表FWは、試合後に敵地での激闘を振り返った。 「僕らは常に勝ちたいと思っているけど、同時にこの大会がどのようなものであるかを理解している。そして、ボールを相手に渡すことはできない。両チームとも十分なクオリティを持っているけど、僕らはチャンスをものにするつもりだ。それは決して簡単なことではないし、次の試合まで落ち着いて休まなければならない。僕らもファンもベルナベウでの次の試合で全力を尽くすことを理解しているよ」 また、先制点の場面では自身の動き出しに合わせて完璧なラストパスを供給するなど、傑出したパフォーマンスを見せたドイツ代表MFに対しては「いつも物事をとても簡単にしてくれる」と、改めてその能力を称賛している。 「ああいったボールに集中し続けなければならない。クロースはいつも物事をとても簡単にしてくれて、僕のゴールをアシストしてくれた。同様にチームの守備の働きにも満足しているよ。もちろん改善しなければならないけど、このまま続ければホームで勝てるはずさ」 「僕らはよく一緒にトレーニングしている。クロースのことはよく知っているし、彼も僕のことをよく理解してくれている。とにかく今日は2ゴールを決めることができて嬉しいよ」 最後に「この大会では負けないことが大事」と今大会で未だ無敗を継続するエル・ブランコのエースは、8日にサンティアゴ・ベルナベウで行われる2ndレグに向けた意気込みを語った。 「この大会では負けないことが大事なんだ。まだ負けていないからこそ、僕らはここにいる。僕らは素晴らしいことを続けて、レアル・マドリーを決勝という本来あるべき場所に到達させなければならない。さあ、ホームで魔法の夜を過ごす時間だ」 2024.05.01 09:02 Wed

「最高の形は見られなかった…」、敵地でドローも苦戦認めるアンチェロッティ監督…殊勲の2選手を称賛

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティが、ドローに終わったバイエルン戦を振り返った。クラブ公式サイトがイタリア人指揮官の会見コメントを伝えている。 マドリーは、4月30日にフースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグを2-2のドローで終えた。 守勢の前半序盤を凌いだアウェイチームは、前半半ばの24分にMFトニ・クロースの圧巻のラストパスに抜け出したFWヴィニシウス・ジュニオールのゴールで先制に成功。以降は主導権を奪い返して危なげなく1点リードで試合を折り返した。 しかし、後半は立ち上がりにFWレロイ・サネに同点ゴールを決められると、直後に与えたPKをFWハリー・ケインに決められて逆転を許す。それでも、後半終盤に押し返すと、83分にFWロドリゴ・ゴエスが獲得したPKをヴィニシウスが決めて、敵地での初戦を2-2のドローで終えた。 アンチェロッティ監督は、内容面では難しい戦いを強いられながらも、敵地でのドローという結果に一定の満足感を示した。 「特に終盤同点にするためとても大きな努力をした。バイエルンはその最高の姿を披露し、我々は試合の一部でそれを見せた。我々の最も良い時間帯に失点した。我々はボールをうまく保持していたが、相手がバランスを崩すように仕掛けて2ゴールを挙げた。これは良い結果で、2ndレグに向けて自信になる。バイエルンは非常に高いレベルのプレーヤーたちがいるのを示したのだから、勝ち抜けの可能性は開かれている」 「勝ち抜けの状況は昨日と同じ。バイエルンがしたことは驚きではない。なぜならとても高いレベルのプレーヤーがいて相手にダメージを与えることができるからだ。残念なのは我々の最も良い時間帯に失点したこと。そのあと努力と途中から入ったプレーヤーの貢献から我々は引き分けることができた」 また、この一戦ではドブレーテを記録したエース、前半に完璧なアシストとゲームメイクを見せた百戦錬磨の司令塔の活躍が光った。 イタリア人指揮官はエースの仕事を果たしたヴィニシウスについて「「オフ・ザ・ボールで良い動きをし、背後を攻撃する術を学んでおり、そこでフォワードとしてプレーできる。彼はゴール前で非常に冷静だ。ただ、論理的に考えて先制点でそのボールを送るMFがいなければならなかったが…」と、ストライカーとしての成長を称賛。 その先制点をお膳立てしたクロースに対しては、「彼が最高の解決策を有する中の1人だというのはごく当たり前のことだ。彼はこういった特徴を持った最高のMFの1人。我々はより良く状況をコントロールすることを望んだ。なぜなら相手はボールを取り返すのに苦労していて、彼は誰にもできないようなボール扱いをするからだ」と、その活躍を絶賛した。 一方で、守備面で苦戦を強いられたDFルーカス・バスケスと共に、低調なパフォーマンスに終わったMFジュード・ベリンガムについては「彼の最高の形を取り戻すだろう。ケガを負い大きな影響があった。最高の形ではなかったが、間も無く戻るだろうし(来週の)水曜へ向けて100%の状態になるだろう」と、この日のパフォーマンスが低調だったことを認めつつ、2ndレグでのリベンジを期待した。 「今日我々はブロックを下げて戦うのを望んでいなかったが、最初にブロックが下がった」とこの試合での受け身の入りに不満を示した指揮官は、8日にサンティアゴ・ベルナベウで控える2ndレグに向けては、最高のレアル・マドリーを見せることを期待していると選手たちの奮起を促した。 「我々はシーズンのこのポイントで改めて決勝でプレーするファンタスティックなチャンスがある。ボールを持っている時には良い攻撃を、ボールが無い時にはしっかり守らなければならない。常にボールを持つことはできないのだからそうするつもりだ」 「今日レアル・マドリーの最高の形は見られなかったが、2ndレグでそれが見られるよう期待している。対戦するのは偉大なチームで勝ち抜けは力が拮抗しており、難しいものになるだろうが、2ndレグでファンが我々を後押ししてくれるのは間違いない」 2024.05.01 08:24 Wed

【CL準決勝プレビュー】名門同士によるロンドン行き懸けた第1戦! マドリーが目下6戦無敗と戦績圧倒もバイエルンが意地見せるか

チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、バイエルンvsレアル・マドリーが、日本時間30日28:00にフースバル・アレーナ・ミュンヘンでキックオフされる。現状の状態、直近の相性を鑑みればマドリー優勢も、ロンドン行きを懸けた激戦必至のセミファイナル初戦だ。 バイエルンは準々決勝でアーセナルと対戦。シーソーゲームとなった敵地での初戦を2-2のドローで終えると、ホーム開催の第2戦をキミッヒの圧巻のヘディングゴールで1-0と競り勝って2戦合計3-2での準決勝進出を決めた。 国内の戦いではDFBポカール早期敗退に加え、アーセナルとの2ndレグを前にレバークーゼンの優勝が決定し、ブンデスリーガ12連覇の夢が潰えた。すでに来季のCL出場権は確保しているが、自力での2位確定へ残り3試合で勝ち点4が必要な状況。アーセナル戦後はウニオン・ベルリンに5-1、フランクフルトにケインのドッペルパックで2-1の勝利を収め、公式戦4連勝で今回の一戦を迎えることになった。 対するマドリーは準々決勝でマンチェスター・シティと対戦。ゴラッソの応酬となったホームでの初戦は3-3のドロー、アウェイでの第2戦も1-1のドローで終えた結果、延長戦を経て臨んだPK戦をGKルニンの見事な2本のPKストップによって4-3と勝ち切って準決勝進出を決めた。 2シーズンぶりの覇権奪還を期すラ・リーガではシティ戦直後に行われた2位のバルセロナとのエル・クラシコをベリンガムの後半アディショナルタイムの劇的な決勝ゴールで3-2と逆転で制し、優勝をほぼ確実に。さらに、直近のレアル・ソシエダ戦は主力を完全に温存した中、リーグ初先発ギュレルのゴールを守り切ってウノセロ勝利。公式戦18試合無敗(13勝5分け)と抜群の安定感を維持して敵地へ乗り込む形となった。 なお、いずれもヨーロッパ屈指の名門である両者はこれまで通算26度対戦しており、バイエルンの12勝3分け11敗と非常に拮抗している。直近の対戦は2017-18シーズンの準決勝でアウェイの1stレグを2-1、ホームの2ndレグを2-2のドローで終えたマドリーが決勝進出を決めている。また、マドリーはその前回対戦含め今カードで目下6戦無敗(5勝1分け)だ。 ◆バイエルン◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240429_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ノイアー DF:キミッヒ、デ・リフト、ダイアー、マズラウィ MF:ゴレツカ、ライマー MF:サネ、ムシアラ、ラファエル・ゲレイロ FW:ケイン 負傷者:DFブイ、ブナ・サール、FWコマン 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては右サイドバックの控え2人とコマンが欠場となる。また、デ・リフトが前日練習で不在となっており、出場が懸念されるところだ。一方で、ムシアラ、サネ、ライマー、ニャブリの4選手がトレーニングに復帰し、試合に絡める見込みだ。 スタメンは状態懸念の選手たちが起用可能なことを前提に、前述の11名を予想。仮に、先発が難しい場合はキム・ミンジェ、パブロビッチ、ミュラーといった選手が代役を担うことになる。 ◆レアル・マドリー◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240429_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ルニン DF:ルーカス・バスケス、チュアメニ、リュディガー、メンディ MF:カマヴィンガ、クロース MF:バルベルデ、ベリンガム、ロドリゴ FW:ヴィニシウス 負傷者:DFアラバ 出場停止者:DFカルバハル(1/1) カルバハルが累積警告で出場停止に。負傷者に関してはGKクルトワの復帰でアラバのみが不在となる。 スタメンは前述の11名を予想。リュディガーの相棒は引き続きチュアメニが務める見込みで、それ以外のポジションでも変更はない模様だ。 ★注目選手 ◆バイエルン:FWセルジュ・ニャブリ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240429_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> トゥヘルの予言的中なるか。通常であれば、エースストライカーのケインやムシアラ、絶好調のサネ、ヴィニシウスとマッチアップするキミッヒに注目が集まるところだ。しかし、前日会見でトゥヘル監督が「どうしてそれがわかるかはわからないが、それは起こるはずだ」と異例のゴールを予言したニャブリを注目選手に推したい。 今シーズンは熾烈なポジション争いに加え、度重なるケガの影響で公式戦17試合の出場にとどまっているが、ブンデスリーガで3ゴール、CLではマンチェスター・ユナイテッドとの重要なグループステージ開幕戦、アーセナルとの準々決勝1stレグと重要な一戦でゴールを記録。その決定力と勝負強さには以前から定評がある。 ゴールを決めたアーセナルとの準々決勝1stレグでハムストリングを痛めた影響で、今回の一戦では途中出場が濃厚だが、左右のウイングのいずれかのプレーでルーカス・バスケス、メンディを相手に質的優位性をもたらし、指揮官の予言通りにゴールを決められるか。 ◆レアル・マドリー:MFトニ・クロース <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240429_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 古巣対戦で中盤制圧を狙う。こちらも元ドルトムントのベリンガムやヴィニシウスら注目選手に事欠かないが、古巣とのラスト対戦の可能性もあるドイツ代表MFを注目選手に推したい。 中盤に多士済々のタレントを揃え、比較的ターンオーバーを積極的に活用するアンチェロッティ監督だが、34歳のベテランMFに関しては過密日程や格下との対戦での6試合を除き、ほぼすべての試合で先発あるいは途中出場で起用。そして、百戦錬磨の司令塔は傑出した戦術眼、テクニックを生かしたゲームメイクによって、若手中心の前線と中盤を巧みに操っている。 ここまで3勝1分けの4戦無敗を誇る古巣との一戦では盟友ミュラーやゴレツカ、ムシアラといったマンシャフトの後輩を相手に中盤の攻防を優位に導き、敵地での勝利に貢献したいところだ。 2024.04.30 18:00 Tue

ユナイテッド移籍で恩師アンチェロッティと涙の別れ…カゼミロが回想 「振り返った彼は泣いていた」

マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFカゼミロがレアル・マドリーからの移籍を振り返っている。スペイン『マルカ』が伝えた。 マドリーではクロアチア代表MFルカ・モドリッチやドイツ代表MFトニ・クロースと黄金の中盤を形成し、数々のタイトルを手にしてきたカゼミロ。2022年8月にユナイテッドへの移籍を決断すると、加入1年目から主力としてEFLカップ(カラバオカップ)制覇やFAカップ準優勝を味わった。 ケガで離脱の期間があった今シーズンも公式戦25試合に出場する中、カゼミロはスペイン『Mega』の番組『El chiringuito de Jugones』に出演。古巣マドリーのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出など旬な話題にも触れた一方、イングランドへ渡った2年前の夏を回想し、経緯を明かしている。 「僕は(マドリーで)全てを勝ち取った。あのまま続けていくつもりもなかったわけではないけど、新しいことがしたかった。そう簡単には退団させてもらえなかったが、新しい言語を学び、別のリーグでプレーしたかった。ユナイテッドは初日からとても良かったよ」 「CLで優勝した後、少し経ってから退団を決めた。マドリードでの時間は終わったと思ったし、退団するには良い年齢だと思った。それに成長し続けたかった。決断は簡単じゃなかった。みんなが愛してくれていたからね」 信頼を寄せてくれた筆頭格は現在もマドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督。別れの言葉を告げた際には、涙と共に惜しまれたようだ。 「マドリーからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を迷ったのは一度だけだった。その日は金曜日で、全ての準備が整っていた。トレーニングをしなければいけなかったが、そうはせず、残すはサインだけという状況だった」 「アンチェロッティに話をしに行くと、彼はすでに僕が去ることを知っていた。僕がオフィスに入ると、振り返った彼は泣いていた」 「カルロは僕に去ってほしくない、とても愛していると言ってくれた…それで僕は躊躇した」 「マドリードではみんなが僕を深く愛してくれたが、すでにユナイテッドと約束していた。それは何よりも重要なことだ」 2024.04.19 18:03 Fri

クロースが新スパイクを試し履き 自国開催のユーロに向けてか

レアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロースにスパイク変更の動きだ。 今や34歳だが、今季も存在の大きさ変わらずで、代表にも約3年ぶりに復帰したクロース。その代表先でも見事な司令塔ぶりを発揮し、あと3カ月ほどで満了を迎えるレアル・マドリーとの契約動向も注目どころとなるなか、スペイン『マルカ』によると、4日のトレーニングで新スパイクの試し履きが確認されたという。 クロースはかれこれ10年以上にわたり、アディダス社の白地に黒と青のディテールが施されたデザインの『アディピュア11 pro』を愛用しているが、4日の練習ではブランドこそ変わらずながら、白地に金の3本線があしらわれたスパイクで足元が彩られ、自国開催となる夏のユーロ2024に向けたテスト履きとみられる。 2014年から同じスパイクを履き続けるとあって、驚きの変化だったが、ドイツ代表のイメージに近いカラーのスパイクを模索するなか、今回のものに行き着いたようだ。ただ、新たなスパイクを使用するにしても、クロースは変化を好まないタイプであり、これまでのものを履かないわけではないといわれる。 <span class="paragraph-title">【写真】クロースが新たなスパイクをお試し中?</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Toni Kroos entrenando con un nuevo colourway blanco y dorado de sus icónicos botines <a href="https://twitter.com/adidasfootball?ref_src=twsrc%5Etfw">@adidasfootball</a> 11pro. Por fin los cambió (y son hermosos) <a href="https://t.co/BQMmyvQP1e">pic.twitter.com/BQMmyvQP1e</a></p>&mdash; Marca de Gol (@marcadegol) <a href="https://twitter.com/marcadegol/status/1775997279897268383?ref_src=twsrc%5Etfw">April 4, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.05 15:15 Fri

クロースがレアルと1年契約延長へ、2年9カ月ぶり復帰したドイツ代表では2試合フル出場で2アシストを記録

去就が注目を集めているレアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロース(34)だが、マドリーとの新契約を結ぶ可能性があるようだ。 昨夏の退団も噂され去就が騒がれた中、レアル・マドリーとの契約を1年延長してチームに留まったクロース。今シーズンもラ・リーガで28試合に出場し1ゴール7アシストを記録。すると、ユーロ2020を最後に離れていたドイツ代表としても復帰を果たした。 23日に行われたフランス代表との国際親善試合ではキックオフからそのままアシストを記録する離業を見せると、26日に行われたオランダ代表との試合でも1アシストを記録。2試合共にフル出場し、ユーロ2024の自国開催に向けてドイツに明るい話題を提供した。 そのクロースは、フランス戦後に「それは僕がマドリーでの今後1、2カ月の間に下さなければならない決断だ」と、マドリーとの契約について言及していたが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、1年間契約を延長することになるという。 ロマーノ氏は「トニ・クロースは、レアル・マドリーに残り、2025年までの新たな1年契約が合意される予定!」と伝え、クロースとマドリーの間で交渉が行われ、後はサインするだけの状態だという。 衰えを全く見せないどころか、圧倒的なパフォーマンスをドイツ代表でも見せたクロース。マドリーもまだ頼りにしたいところだが、あと1年は見ることができそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】これは衝撃的! 代表復帰のクロースがキックオフゴールならぬ、キックオフアシストを決める</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="BMxhkxX-Cno";var video_start = 33;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.27 23:15 Wed
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2014年7月17日 バイエルン レアル・マドリー 完全移籍
2010年6月30日 レバークーゼン バイエルン レンタル移籍終了
2009年1月31日 バイエルン レバークーゼン レンタル移籍
2007年7月1日 バイエルンU19 バイエルン 完全移籍
2006年7月1日 H. Rostock U17 バイエルンU19 完全移籍
2004年7月1日 H. Rostock Yth. H. Rostock U17 完全移籍
2002年7月1日 H. Rostock Yth. 完全移籍
今季の成績
ラ・リーガ 30 1950’ 1 3 0
UEFAチャンピオンズリーグ グループC 5 313’ 0 0 0
UEFAチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント 3 240’ 0 2 0
合計 38 2503’ 1 5 0
出場試合
ラ・リーガ
第1節 2023年8月12日 vs アスレティック・ビルバオ 19′ 0
0 - 2
第2節 2023年8月19日 vs アルメリア 72′ 0
1 - 3
第3節 2023年8月25日 vs セルタ 27′ 0 71′
0 - 1
第4節 2023年9月2日 vs ヘタフェ 45′ 0 51′
2 - 1
第5節 2023年9月17日 vs レアル・ソシエダ 90′ 0
2 - 1
第6節 2023年9月24日 vs アトレティコ・マドリー 70′ 1
3 - 1
第7節 2023年9月27日 vs ラス・パルマス 13′ 0
2 - 0
第8節 2023年9月30日 vs ジローナ 90′ 0
0 - 3
第9節 2023年10月7日 vs オサスナ 23′ 0
4 - 0
第10節 2023年10月21日 vs セビージャ 90′ 0
1 - 1
第11節 2023年10月28日 vs バルセロナ 63′ 0
1 - 2
第12節 2023年11月5日 vs ラージョ・バジェカーノ 18′ 0
0 - 0
第13節 2023年11月11日 vs バレンシア 90′ 0
5 - 1
第14節 2023年11月26日 vs カディス 90′ 0
0 - 3
第15節 2023年12月2日 vs グラナダ 90′ 0
2 - 0
第16節 2023年12月9日 vs レアル・ベティス 83′ 0
1 - 1
第17節 2023年12月17日 vs ビジャレアル 79′ 0
4 - 1
第18節 2023年12月21日 vs アラベス 90′ 0
0 - 1
第19節 2024年1月3日 vs マジョルカ 67′ 0
1 - 0
第21節 2024年1月21日 vs アルメリア 82′ 0
3 - 2
第22節 2024年1月27日 vs ラス・パルマス 90′ 0
1 - 2
第20節 2024年2月1日 vs ヘタフェ ベンチ入り
0 - 2
第23節 2024年2月4日 vs アトレティコ・マドリー 90′ 0
1 - 1
第24節 2024年2月10日 vs ジローナ 70′ 0
4 - 0
第25節 2024年2月18日 vs ラージョ・バジェカーノ 20′ 0
1 - 1
第26節 2024年2月25日 vs セビージャ 90′ 0 35′
1 - 0
第27節 2024年3月2日 vs バレンシア 63′ 0
2 - 2
第28節 2024年3月10日 vs セルタ 7′ 0
4 - 0
第29節 2024年3月16日 vs オサスナ 77′ 0
2 - 4
第30節 2024年3月31日 vs アスレティック・ビルバオ 81′ 0
2 - 0
第31節 2024年4月13日 vs マジョルカ ベンチ入り
0 - 1
第32節 2024年4月21日 vs バルセロナ 71′ 0
3 - 2
第33節 2024年4月26日 vs レアル・ソシエダ ベンチ入り
0 - 1
UEFAチャンピオンズリーグ グループC
第1節 2023年9月20日 vs ウニオン・ベルリン 24′ 0
1 - 0
第2節 2023年10月3日 vs ナポリ 64′ 0
2 - 3
第3節 2023年10月24日 vs ブラガ ベンチ入り
1 - 2
第4節 2023年11月8日 vs ブラガ 90′ 0
3 - 0
第5節 2023年11月29日 vs ナポリ 90′ 0
4 - 2
第6節 2023年12月12日 vs ウニオン・ベルリン 45′ 0
2 - 3
UEFAチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント
ラウンド16・1stレグ 2024年2月13日 vs RBライプツィヒ 90′ 0
0 - 1
ラウンド16・2ndレグ 2024年3月6日 vs RBライプツィヒ 78′ 0 75′
1 - 1
準々決勝1stレグ 2024年4月9日 vs マンチェスター・シティ 72′ 0
3 - 3
準々決勝2ndレグ 2024年4月17日 vs マンチェスター・シティ 79′ 0
1 - 1
準決勝1stレグ 2024年4月30日 vs バイエルン 75′ 0 64′
2 - 2