シティとの大一番に挑むバルベルデ「攻守で協力し素晴らしい夜を過ごして勝ち進む」審判&抗議問題への私見も語る

2025.02.19 11:30 Wed
シティ戦へ準備万端のバルベルデ
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シティ戦へ準備万端のバルベルデ
レアル・マドリーのウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが、ラウンド16進出を懸けたマンチェスター・シティとのリターンマッチへの意気込みを語った。
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マドリーは、11日にアウェイで行われたシティとのチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグを3-2の逆転勝利。大きなアドバンテージを得てサンティアゴ・ベルナベウで行われる19日の2ndレグを迎えることになった。その大一番に向けた公式会見にカルロ・アンチェロッティ監督ととも出席したバルベルデは、攻守両面でチーム一丸となった戦いをみせ、ベスト16進出を決めたいと意気込む。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。
「これは勝負を決定づける試合だ。明日勝つことがいかに重要かは理解しているし、集中して一生懸命に取り組まなければならない。僕にとって、このチームの一員であり続け、試合で活躍し、チームと個人のレベルで目標を達成し続けることは喜びだ。個人としては常に全力を尽くそうとしているけど、重要なのはチームだ。守備と攻撃の両方で強くなり、協力して、素晴らしい夜を過ごして勝ち進む必要がある」

すでに発表された招集メンバーではDFルーカス・バスケスの名前があるものの、イタリア人指揮官は先発起用が微妙であることもあり、1stレグに続いて右のラテラルはバルベルデがプレーする可能性が高い。
本職のプレーヤーとそん色ない安定したプレーを披露するそのラテラルでのプレーに関して問われると、カピタンでもあるバスケス、DFダニエル・カルバハルのプレーを参考にしつつ、個人としても手応えを感じているという。

「今のところ、そのポジションでうまくやれてうれしい。僕がそこでプレーしているのは、チームメイトのカルバハルとルーカス・バスケスが負傷しているからだということはわかっている。欠場するプレーヤーもいるし、そのポジションで対応するかどうかは自分次第だ」

「適応にどれだけ時間がかかったかを考えると、うまくやれたと思う。全力を尽くし、懸命に働き、前進して守備をしようと努めることで、自分の役割を果たそうとしているんだ。チームと監督の力になりたい。将来、中央でプレーできなくなったら、サイドでプレーする。とにかく今のポジションを楽しんでいるんだ」

「僕にとっては素晴らしい模範となるプレーヤーたちがいる。カルバハルとルーカス・バスケスだ。彼らはこのクラブのロールモデルであり、ここですべてを勝ち取り、歴史を作り、足跡を残してきた。彼らはレアル・マドリーのレジェンドであり、僕は彼らを尊敬しているし、プレーヤーとして、そしてキャプテンとして彼らから学ぼうとしているんだ」

シティとの2ndレグの展望、突破の可能性についてバルベルデは、1stレグの結果とパフォーマンスによって、より自信と落ち着きを持って臨めるはずだと前向きな姿勢を示している。

「1stレグには満足しているし、チームは自信とともにモチベーションも高いよ。準備万端で集中していることはわかっているし、全員が全力を尽くすつもりだ」

「少なくとも現状において逆転の必要はないし、重要なのは、力強く集中してスタートすること。願わくば、最も美しいタイトルに近づくもう1つの試合になるように、プレーヤーとファンが互いに支え合わなければならない。記憶に残る夜になることを願っているよ」

また、試合以外の部分ではラ・リーガで緊張感高まる審判団との衝突、直近のオサスナ戦でのMFジュード・ベリンガムが侮辱発言疑いで退場となった試合中の抗議に関する質問も飛んだ。

ここ最近はゲームキャプテンを務めることも多い背番号8は、審判へのリスペクトを示すとともに、まずは自分たちにベクトルを向けることが重要だとの私見を述べた。

「僕はいつも、審判を批判する人間ではないと言っている。僕らはみんなが人間であり、間違いを犯すこともある。審判は多くの批判を受け、うまくやったとしても称賛されることはない。僕ができることは、チームのためにプレーできるようにすること。僕らは自分たちのことを考え、このクラブのためにタイトルを獲得するために全力を尽くし続けなければならないことを理解する必要がある。それが最も重要なことなんだ」

「仲間に抗議するなとは決して言わないし、試合中は全員が緊張し、熱くなっている。僕が望むのは、試合に全身全霊を注ぐプレーヤーだ。個人的にいつもベリンガムに前回の試合のようなプレーをしてほしいと思っている。彼は気概のあるプレーヤーで、常に勝利と戦いを望んでいる。今回彼はレッドカードを受けたけど、僕らは彼が常に全力を尽くすようサポートし、励ましていくだけだ。チームとして団結し続けなければならないからね」

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【2023-24 ラ・リーガベストイレブン】優勝マドリーから最多5名、躍進ジローナから3名選出

2023-24シーズンのラ・リーガは全日程を消化しました。そこで本稿では今シーズンのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆ラ・リーガベストイレブン GK:ウナイ・シモン DF:カルバハル、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:バルベルデ、アレイシ・ガルシア、ベリンガム、クロース FW:ドフビク、グリーズマン GK ウナイ・シモン(26歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:36(先発:36)/失点数:33 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サモラ賞初受賞。ラ・ロハでもポジションを争うレミロとの熾烈なサモラ賞争いを制して初受賞。ルニンやバジェスといった選手の活躍も光ったが、やはり偉大なる個人賞に敬意を評して最優秀GKに選出。2022-23のUEFAネーションズカップ制覇貢献によって自信や存在感が増し、よりGKとして成熟した印象だ。 DF ダニエル・カルバハル(32歳/レアル・マドリー) 出場試合数:28(先発:25)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 世界屈指のラテラルとして存在感。飛車角抜きの状況で臨んだシーズンでフル稼働のリュディガーと共に、リーグ最少失点の堅守を見事に支えた。さらに、持ち味の攻撃面でも4ゴール3アシストにビルドアップの起点としても機能。ビッグマッチにおける安定感、勝負強さも含めて素晴らしいシーズンを過ごした。 DF ダニ・ビビアン(24歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:33(先発:31)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アスレティックの堅守支えたディフェンスリーダー。イニゴ・マルティネスのバルセロナ移籍によって今季は経験豊富なジェライのバックアップを受けながらディフェンスラインの主軸として活躍。バスク人らしい屈強なフィジカルを武器に、対人守備で無類の強さを披露。攻守両面でまだまだ粗削りな部分も見受けられるが、今季のソリッドなパフォーマンスが評価されてラ・ロハ入りも果たし、ユーロ2024での活躍も期待されるところだ。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:33(先発:30)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ最少失点の立役者。守護神クルトワにミリトン、アラバの長期離脱で火の車となったエル・ブランコの守備陣をカルバハルと共に見事に統率。地対空の対人戦で無類の強さをみせ、無理の利く守備で再三のピンチの芽を積み続けた。今季は悪癖であるリスキーなプレー選択も減り、頼もしいディフェンスリーダーだった。 DF ミゲル・グティエレス(22歳/ジローナ) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ミラクル・ジローナで躍動。加入2年目で完全ブレイクを果たした左のラテラルは、ミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担った。攻撃ではインテリオールとして組み立てに参加しながらドリブラーのサヴィオを適切な立ち位置でサポートし、崩しの局面に参加。傑出した運動量とアスリート能力、戦術理解度を武器に、戦術上のキーマンの一人となった。さらに、2ゴール7アシストという数字面の貢献度も非常に高かった。 MF フェデリコ・バルベルデ(25歳/レアル・マドリー) 出場試合数:37(先発:33)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 稀代の名将が全幅の信頼置く世界屈指のダイナモ。多士済々のタレントを中盤に有するマドリーでは比較的ターンオーバーが行われているが、最多37試合出場という事実からもわかるように、アンチェロッティ監督はウルグアイ代表MFを最も替えが利かない選手と捉えている。今季は2ゴール7アシストと、7ゴール4アシストを記録した昨季に比べて数字上のインパクトは欠いたが、変則的な布陣において攻守両面で中盤、右サイドの広大なエリアをカバーしたその運動量と献身性、効果的なプレー判断はマドリーの独走優勝において非常に重要だった。 MF アレイシ・ガルシア(26歳/ジローナ) 出場試合数:37(先発:36)/得点数:3 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進ジローナのカピタン。過去にマンチェスター・シティに青田買いされたこともあり、10代から将来を嘱望された大器は紆余曲折を経て2021年に2度目の加入となったジローナでその才能を開花。今季はチームの“心臓”として中盤に君臨し、卓越した戦術眼、パスセンスを武器にオーガナイザーとして攻撃のテンポ、リズムを司った。また、高精度の右足のキックを活かして3ゴール6アシストと決定的な仕事にも絡んだ。なお、直近の報道では同胞シャビ・アロンソ率いるレバークーゼン行きが濃厚だ。 MF ジュード・ベリンガム(20歳/レアル・マドリー) 出場試合数:28(先発:27)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シーズンMVP。1億ユーロ超えの高額な移籍金によって鳴り物入りでの加入となった中、シーズン序盤の活躍で目の肥えたマドリディスタのハートをわしづかみにした。後半戦は勤続疲労や細かいケガの影響でパフォーマンスを落としたが、前半戦から終盤手前までは文句なしでエル・ブランコの絶対的な主役だった。 MF トニ・クロース(34歳/レアル・マドリー) 出場試合数:33(先発:24)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 稀代のマエストロが最高のフィナーレ迎える。バルベルデと共に中盤の絶対的な主力としてハイパフォーマンスを披露。傑出した戦術眼とパスセンスでエル・ブランコの中盤に君臨し、複数のシステムや前線のタレントに合わせた抜群のゲームメークによって、ほぼすべての試合でチームに優位性をもたらせた。多くのフットボールファンはあと数年はそのプレーを拝みたいところだったが、以前から公言していた通り、トップレベルでの現役引退を決断した。 FW アルテム・ドフビク(26歳/ジローナ) 出場試合数:36(先発:32)/得点数:24 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 初挑戦のラ・リーガでピチーチ獲得。ウクライナ代表での活躍によって一部では知られた存在ではあったものの、加入時点ではほぼ無名の存在だったが、シーズンを通してゴールを量産してジローナ躍進の立役者となった。189cmの恵まれた体躯もあり純然たるターゲットマンという印象だが、空中戦とポストワークを特長としながらもオフ・ザ・ボールの動き出しの巧さ、個での打開力、中盤的な資質も持つ万能型だ。そして、パワフル且つ精度の高い左足のフィニッシュでゴールを量産し、最終節のトリプレーテでセルロートを振り切って単独での得点王に輝いた。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:33(先発:31)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コルチョネロスのエースとして奮闘。2トップの一角での配置ながら実質前線と中盤を繋ぐフリーマンとして振る舞い、卓越したテクニックと戦術眼を武器にコルチョネロスの攻撃を牽引。前半戦から中盤戦はモラタと、終盤戦はアンヘル・コレアやデパイといった異なる相棒を巧みに活かしながら16ゴール6アシストをマーク。今季はルイス・アラゴネスを抜きクラブ歴代最多ゴール記録を181ゴールまで更新し、新シーズンは200ゴールの大台を狙う。 2024.06.06 21:01 Thu

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