残留争い中の湘南が劇的ドラマ! 90分から石井久継、ルキアンの2ゴールで浦和に大逆転勝利【明治安田J1第22節】
2024.07.06 21:28 Sat
6日、明治安田J1リーグ第22節の浦和レッズvs湘南ベルマーレが浦和駒場スタジアムで行われ、2-3で湘南が勝利を収めた。浦和は勝ち点32で9位、湘南は勝ち点16で降格圏の19位という状況。3戦負けなしの浦和と6試合勝利がない湘南の対戦となった。
浦和は前節からスタメンを1名のみ変更。期限付き移籍期間が終わったオラ・ソルバッケンに代わり、エカニット・パンヤを起用。対する湘南はスタメンを4名変更。岡本拓也、奥野耕平、茨田陽生、福田翔生が外れ、髙橋直也、池田昌生、山田直輝、鈴木章斗が入った。
今シーズン唯一の浦和駒場スタジアムで開催される試合。選手の入れ替えもあった浦和は、サミュエル・グスタフソンがベンチに復帰。序盤からボールを持って攻め込んでいくと15分、左サイドでパスを交換すると、伊藤敦樹がマイナスの折り返しを送ると、武田英寿がシュート。これは枠内に飛ぶが、GKソン・ボムグンが好セーブ。ポストに当たってシュートは外れた。
さらに22分にも浦和はビッグチャンス。同様に左サイドを仕掛けると、ボックス手前でパスを受けた伊藤がミドルシュート。鋭いボールが枠をとらえるが、GKソン・ボムグンがセーブする。
押し込んでいた浦和は先に失点する展開に。前半はゴールを奪えず、湘南が1点リードで折り返す。
後半、浦和はエカニットを下げて前田直輝を投入し、攻撃の流れを変えにいく。するとその前田がチャンスメイク。54分、右サイドでパスを受けた前田が右サイドを仕掛けてクロス。これを渡邊凌磨がボックス内に走り込みダイビングヘッドで合わせるも、GKソン・ボムグンが立ちはだかる。
ゴールが遠い浦和は、60分に武田とブライアン・リンセンを下げて、グスタフソンとチアゴ・サンタナを投入。するとこの交代策が見事に的中する。
62分、グスタフソンのパスを受けた安居海渡、渡邊とつなぐと、ボックス内でパスを受けたチアゴ・サンタナがGKソン・ボムグンの股間を抜くシュートを決めて、浦和が同点に追いつく。
さらに74分、中盤でボールを奪った渡邊がドリブルで持ち出し縦パス。これを受けたチアゴ・サンタナが落ち着いてGKとの一対一を沈め、浦和が逆転に成功する。
勢いに乗って逆転した浦和。逆転された湘南も黙っていない。76分、左サイドを畑大雅がドリブルで仕掛けると、持ち出してバイタルエリアのルキアンへパス。ルキアンはダイレクトd絵前に送ると、途中出場の福田がダイレクトシュートも、枠を大きく越えてしまう。
同点のチャンスを逃してしまった湘南。痛恨の敗戦を喫するかと思われたが90分、畑、福田とパスを繋ぐと、パスを受けた石井久継がドリブルで持ち出しシュート。これがGK西川周作の手を弾きながらネットを揺らし、J1初ゴールで同点となった。
土壇場で追いついた湘南。勝ち点1を持ち帰るかと思われたが、さらにドラマが。右サイドをダイレクトパス交換で持ち出すと、福田のパスを受けた田中が反転してパス。これをルキアンがダイレクトで蹴り込み、土壇場で逆転に成功。湘南が劇的な逆転劇を見せ、貴重な勝ち点3を持ち帰った。
浦和レッズ 2-3 湘南ベルマーレ
【浦和】
チアゴ・サンタナ(後17、後29)
【湘南】
田中聡(前32)
石井久継(後45)
ルキアン(後45+2)
浦和は前節からスタメンを1名のみ変更。期限付き移籍期間が終わったオラ・ソルバッケンに代わり、エカニット・パンヤを起用。対する湘南はスタメンを4名変更。岡本拓也、奥野耕平、茨田陽生、福田翔生が外れ、髙橋直也、池田昌生、山田直輝、鈴木章斗が入った。
さらに22分にも浦和はビッグチャンス。同様に左サイドを仕掛けると、ボックス手前でパスを受けた伊藤がミドルシュート。鋭いボールが枠をとらえるが、GKソン・ボムグンがセーブする。
すると先にスコアを動かしたのは湘南。敵陣で伊藤のパスをカットすると、パスを繋ぎ、山田のパスを受けた田中がボックス内左から流し込み、先制に成功する。
押し込んでいた浦和は先に失点する展開に。前半はゴールを奪えず、湘南が1点リードで折り返す。
後半、浦和はエカニットを下げて前田直輝を投入し、攻撃の流れを変えにいく。するとその前田がチャンスメイク。54分、右サイドでパスを受けた前田が右サイドを仕掛けてクロス。これを渡邊凌磨がボックス内に走り込みダイビングヘッドで合わせるも、GKソン・ボムグンが立ちはだかる。
ゴールが遠い浦和は、60分に武田とブライアン・リンセンを下げて、グスタフソンとチアゴ・サンタナを投入。するとこの交代策が見事に的中する。
62分、グスタフソンのパスを受けた安居海渡、渡邊とつなぐと、ボックス内でパスを受けたチアゴ・サンタナがGKソン・ボムグンの股間を抜くシュートを決めて、浦和が同点に追いつく。
さらに74分、中盤でボールを奪った渡邊がドリブルで持ち出し縦パス。これを受けたチアゴ・サンタナが落ち着いてGKとの一対一を沈め、浦和が逆転に成功する。
勢いに乗って逆転した浦和。逆転された湘南も黙っていない。76分、左サイドを畑大雅がドリブルで仕掛けると、持ち出してバイタルエリアのルキアンへパス。ルキアンはダイレクトd絵前に送ると、途中出場の福田がダイレクトシュートも、枠を大きく越えてしまう。
同点のチャンスを逃してしまった湘南。痛恨の敗戦を喫するかと思われたが90分、畑、福田とパスを繋ぐと、パスを受けた石井久継がドリブルで持ち出しシュート。これがGK西川周作の手を弾きながらネットを揺らし、J1初ゴールで同点となった。
土壇場で追いついた湘南。勝ち点1を持ち帰るかと思われたが、さらにドラマが。右サイドをダイレクトパス交換で持ち出すと、福田のパスを受けた田中が反転してパス。これをルキアンがダイレクトで蹴り込み、土壇場で逆転に成功。湘南が劇的な逆転劇を見せ、貴重な勝ち点3を持ち帰った。
浦和レッズ 2-3 湘南ベルマーレ
【浦和】
チアゴ・サンタナ(後17、後29)
【湘南】
田中聡(前32)
石井久継(後45)
ルキアン(後45+2)
1
2
石井久継
オラ・ソルバッケン
エカニット・パンヤ
岡本拓也
奥野耕平
茨田陽生
福田翔生
池田昌生
山田直輝
鈴木章斗
サミュエル・グスタフソン
伊藤敦樹
武田英寿
ソン・ボムグン
前田直輝
渡邊凌磨
ブライアン・リンセン
チアゴ・サンタナ
安居海渡
畑大雅
ルキアン
西川周作
田中聡
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10日、フランスで行われている第50回モーリスレベロトーナメントのグループB第4節が行われ、U-19日本代表はU-23ウクライナ代表と対戦し、2-1でウクライナが勝利。4連勝を飾った。 U-21インドネシア戦から中1日という過酷すぎる日程での戦い。1勝1敗で迎えた中、首位に立つウクライナと対戦した。 4つも上の世代のウクライナを前に、日本は[4-2-3-1]のシステムで臨む中、GKに荒木琉偉、最終ラインは右からDF梅木怜、DF塩川桜道、DF喜多壱也、DF髙橋センダゴルタ仁胡と並び、ボランチにMF保田堅心、MF小倉幸成、2列目は右から廣井蘭人、大関友翔、行友翔哉が並び、1トップは初戦でイタリア相手にハットトリックを決めたFW塩貝健人(慶應義塾大学)が入った。 試合は日本がペースを掴みながらうまくウクライナをいなしていく。すると15分、保田のパスはクリアされるが、大関が倒されボックス手前でFKを獲得。しかし、サインプレーは失敗に終わってしまう。 30分には小倉がイエローカードをもらってしまい、パナマ戦は出場停止となってしまった。 33分にはボックス内右に抜け出した保田が相手を惹きつけてノールックシュート。しかし、これはGKに阻まれてしまう。 日本はチャンスを生かせないでいると、徐々にウクライナが押し込んでいく形に。何度もボックス内まで入られるが、なんとか粘りを見せてゴールを許さない。 それでも42分、自陣ボックス付近でプレスをかけられボールを奪われると、右サイドからのクロスを収めたヴラディスラフ・ヴェレテンが強烈なミドルシュートを右隅に叩き込み、ウクライナが前半のうちに先制する。 日本は前半最後にカウンター。最後はボックス内右から廣井が左足でクロスを上げると、ファーサイドで保田がヘディングで合わせにいくがわずかに届かず。前半はウクライナが1点リードで終える。 日本はイエローカードをもらった小倉を下げ、石井久継を投入して流れを変えにいく。石井が右、中央に廣井、大関がボランチに下がった。 すると52分、右サイドから細かく崩すと、石井のグラウンダーのクロスを行友がヒールで落とし、拾った保田がボックス内で左足シュート。しかし、GKが鋭い反応で弾き出し、ゴールとはならない。 日本が押し込んでいた中、55分に痛恨の失点。左サイドを崩されると、マキシム・クフランのクロスをボックス内でヴェレテンがトラップ。髙橋が奪いにいくと、うまくかわされてしまい、フリーで蹴り込まれ失点してしまう。 2点目を奪われた日本は、髙橋と梅木を下げ、DF小杉啓太とDF本間ジャスティンを投入。両サイドバックを代えて流れを変えにいく。65分にはボックス手前から塩貝が強烈なミドルを放つが、これはGKが正面でキャッチする。 日本は78分に行友を下げて神田奏真を投入。2トップに近い形に変えて厚みを作っていくと、79分には右CKからその神田がドンピシャヘッド。しかし、当たりが薄く、わずかに枠を外れる。 すると81分、右サイドでのスローイン。本間のスローからワンタッチパスで裏に抜けると、グラウンダーの折り返しを塩貝が蹴り込み1点を返すことに成功。ウクライナは初失点となった。 押し込んでいきたい日本は86分に塩貝を下げて道脇豊を投入。前線からしっかりとプレスをかけていく。しかし、最終盤はウクライナが押し込んでいく展開となり2-1のまま終了。 4つ上の世代の戦いとなった日本は善戦したものの敗戦。ウクライナは4連勝で首位確定。それでも日本は、今大会初失点を相手に与える粘りを見せつけた。 U-23ウクライナ代表 2-1 U-19日本代表 1-0:42分 ヴラディスラフ・ヴェレテン(ウクライナ) 2-0:56分 ヴラディスラフ・ヴェレテン(ウクライナ) 2-1:81分 塩貝健人(日本) ◆U-19日本代表 メンバー GK 23.荒木琉偉(ガンバ大阪ユース) DF 16.梅木怜(FC今治) →61分 2.本間ジャスティン(ヴィッセル神戸) 4.塩川桜道(流通経済大学) 24.喜多壱也(京都サンガF.C.) 3.髙橋センダゴルタ仁胡(バルセロナ/スペイン) →61分 15.小杉啓太(ユールゴーデンIF/スウェーデン) MF 8.保田堅心(大分トリニータ) 6.小倉幸成(法政大学) →HT 13.石井久継(湘南ベルマーレ) 19.廣井蘭人(筑波大学) 10.大関友翔(福島ユナイテッドFC) 15.行友翔哉(ファマリカン/ポルトガル) →78分 9.神田奏真(川崎フロンターレ) FW 14.塩貝健人(慶應義塾大学) →87分 21.道脇豊(ロアッソ熊本) ◆順位表(暫定) 1位:U-23ウクライナ代表/12pt/+10/4試合 2位:U-23パナマ代表/3pt/+2/2試合 3位:U-19日本代表/3pt/+1/3試合 4位:U-21イタリア代表/3pt/-3/3試合 5位:U-20インドネシア代表/0pt/-10/3試合 2024.06.10 23:35 Mon5
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12日、フランスで行われている第50回モーリスレベロトーナメントのグループB最終節が行われ、U-19日本代表はU-23パナマ代表と対戦し、1-0で勝利を収めた。 中1日での3連戦という過酷な日程の中、前節はU-23ウクライナ代表相手に2-1で敗戦。4位に転落した中、3位のパナマと対戦した。 4つも上の世代のパナマに対し、日本は[4-2-3-1]のシステムで臨む中、GKに今大会初出場となる中村圭佑、右から桒原陸人、塩川桜道、林奏太朗、小杉啓太が並ぶ。中盤は神田拓人、中島洋太朗がボアランチを務め、左に石井久継、右に廣井蘭人が入り、2トップに道脇豊、神田奏真が並んだ。 日本は2分、ボックス右から桒原がクロスを上げると、道脇がヘディングで合わせにいくが、わずかに届かない。 立ち上がりから攻め込んだ日本。その後は互いに譲らない中で34分に日本はピンチ。グスタボ・エレーラが個人で仕掛けてボックスまで持っていくと、最後はアンヘル・オレイレンがシュートも林がブロックする。 36分にもパナマがチャンス。左サイドの仕掛けから最後はこぼれ球をエレーラがボックス内でシュートも、林が再びブロックする。 攻め込まれ始めた日本だったが43分には桒原、道脇と繋いだワンツーから折り返すも、神田奏に僅かに合わない。 前半はゴールレスで終えた日本。後半も立ち上がりにいきなりチャンス。47分、日本は左サイドのスペースへのスルーパスを石井が受けると、インナーラップした小杉がボックス内でシュートも枠を越えていく。 攻め手が徐々になくなった日本は右脇を下げて塩貝健人を投入。さらに、73分に神田拓、石井を下げて、本間ジャスティン、行友翔哉を投入、83分には廣井を下げて髙橋センダゴルタ仁胡を投入して流れを変えにいく。 すると日本は85分、中島がボールを奪うと、ボックス内右へのパスに塩貝が腰を捻ってシュートも、GKが弾く。 チャンスの後にはピンチ。87分にパナマはチャンス。インターセプトからカウンターを仕掛けられると、オレイレンがボックス内右からシュートもGK中村が体で防ぐ。 さらに89分、右CKからのクロスをヘディングで合わせられると、前に出ていたGK中村が逆を取られたが、バックステップで右手一本で防ぎピンチを凌ぐ。 このままゴールレスドローで終わったかと思われた中、アディショナルタイム3分にドラマが。塩川がギリギリで残すと、右サイドの深い位置への髙橋のパスに反応した本間がクロス。ボックス中央で塩貝がヘディングで合わせると、最後は神田が押し込み、日本が土壇場で先制する。 最後の最後にネットを揺らした日本。そのまま試合は終了し、パナマ相手に1-0で勝利を収めた。 この勝利により、日本は暫定的に2位に浮上。U-21イタリア代表が最下位のU-20インドネシア代表との試合をこの後行い、結果次第で2位か3位となる。 U-19日本代表 1-0 U-23パナマ代表 1-0:90分+3神田奏真(日本) ◆U-19日本代表 メンバー GK 1.中村圭佑(東京ヴェルディ) DF 20.桒原陸人(明治大学) 4.塩川桜道(流通経済大学) 22.林奏太朗(早稲田大学) 15.小杉啓太(ユールゴーデンIF/スウェーデン) MF 19.廣井蘭人(筑波大学) →83分3.髙橋センダゴルタ仁胡(バルセロナ/スペイン) 26.神田拓人(早稲田大学) →73分2.本間ジャスティン(ヴィッセル神戸) 18.中島洋太朗(サンフレッチェ広島) 13.石井久継(湘南ベルマーレ) →73分15.行友翔哉(FCファマリカン/ポルトガル) FW 9.神田奏真(川崎フロンターレ) 21.道脇豊(ロアッソ熊本) →58分 14.塩貝健人(慶応義塾大学) ◆順位表(暫定) 1位:U-23ウクライナ代表/12pt/+10/4試合 2位:U-19日本代表/6pt/+2/4試合 3位:U-21イタリア代表/5pt/-3/3試合 4位:U-23パナマ代表/4pt/+1/4試合 5位:U-20インドネシア代表/0pt/-10/3試合 <span class="paragraph-title">【動画】劇的すぎる決勝弾! 神田奏真が後半ATに押し込む!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> (@jsports_soccer) <a href="https://twitter.com/jsports_soccer/status/1800898028779237848?ref_src=twsrc%5Etfw">June 12, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.12 23:47 Wed湘南ベルマーレの人気記事ランキング
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G大阪が降格圏の磐田に劇的勝利、前半戦苦しんだ13位湘南や14位京都など6クラブのJ1残留が確定!
9日、明治安田J1リーグ第36節の8試合が行われた。 首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島は10日に試合が控える中、3位のFC町田ゼルビアは今まで勝ったことがない国立競技場でFC東京との“新東京ダービー”を戦い、3-0で快勝。国立で初めて勝利したとともに、逆転優勝への望みを繋いだ。 熾烈な優勝争いとは真逆の残留争いも今シーズンは白熱。残留ラインの17位・柏レイソルと16位・アルビレックス新潟の直接対決は柏が勝利目前でまたしても失点。新潟はルヴァンカップ決勝同様に粘りを見せ、1-1のドローに終わった。 そんな中、降格圏の18位に位置するジュビロ磐田(勝ち点35)と5位のガンバ大阪(勝ち点60)の対戦は激闘に。試合は23分に磐田が渡邉りょうのゴールデ先制するも27分に半田陸のゴールでG大阪が同点に。前半アディショナルタイム9分には山下諒也がゴールを決めて逆転に成功する。 さらに62分には宇佐美貴史がネットを揺らして追加点。しかし、残留するためには負けられない磐田は87分に上原力也、そして91分に鈴木海音がゴールを奪い、土壇場で同点に追いつく。 残留に向けて貴重な勝ち点1を手にできるかと思われたが、G大阪は93分にパスを繋いで崩すと最後は坂本一彩が落ち着いて決めて勝ち越しに成功。G大阪が粘りを見せて勝利を収めた。 これにより、降格圏の18位・磐田は勝ち点35のまま。消化が1試合少ないものの、3試合で最大勝ち点「9」しか積み上げられないため、「44」までに。これにより、残留が確定していなかった多くのチームの残留が確定した。 磐田の敗戦により、勝ち点47の9位・名古屋グランパス、10位・アビスパ福岡、勝ち点46に伸ばした11位・横浜F・マリノス、勝ち点45の12位・川崎フロンターレ、13位・湘南ベルマーレ、14位・京都サンガF.C.までが残留決定となった。 15位の浦和レッズは10日に広島と対戦し、勝利すれば残留が確定する。 <h3>◆明治安田J1リーグ順位表(11/9時点)</h3> 1位:ヴィッセル神戸|勝ち点67/35試合/20 2位:サンフレッチェ広島|勝ち点65/35試合/30 ーーーーーACLE出場 3位:FC町田ゼルビア|勝ち点63/36試合/19 4位:ガンバ大阪|勝ち点60/36試合/10 5位:鹿島アントラーズ|勝ち点58/35試合/13 6位:東京ヴェルディ|勝ち点54/35試合/1 7位:セレッソ大阪|勝ち点52/36試合/-1 8位:FC東京|勝ち点51/36試合/5 9位:名古屋グランパス|勝ち点47/36試合/-2 10位:アビスパ福岡|勝ち点47/36試合/-4 11位:横浜F・マリノス|勝ち点46/35試合/-2 12位:川崎フロンターレ|勝ち点45/35試合/8 13位:湘南ベルマーレ|勝ち点45/36試合/-3 14位:京都サンガF.C.|勝ち点45/35試合/-12 ーーーーー残留決定 15位:浦和レッズ|勝ち点43/34試合/2 16位:アルビレックス新潟|勝ち点41/36試合/-14 17位:柏レイソル|勝ち点40/36試合/-10 ーーーーー残留ライン 18位:ジュビロ磐田|勝ち点35/35試合/-15 19位:北海道コンサドーレ札幌|勝ち点34/36試合/-20 20位:サガン鳥栖|勝ち点29/36試合/-26 ※降格決定 2024.11.09 17:59 Sat2
10月のJ1優秀監督は絶好調の湘南・山口智監督! J2は連続逆転勝利の千葉・小林慶行、J3は4試合3勝の鳥取・林健太郎監督が受賞
Jリーグは12日、10月度の「明治安田Jリーグ 月間優秀監督賞」を発表した。 10月度はJ1が湘南ベルマーレの山口智監督、J2がジェフユナイテッド千葉の小林慶行監督、J3がガイナーレ鳥取の林健太郎監督に決定。山口監督は今季2度目、小林監督は今季初受賞、林監督は監督として初受賞となる。 山口監督率いる湘南は10月の2試合2勝。特にJ1リーグ第34節のサンフレッチェ広島戦では、優勝争い真っ只中の相手から白星を掴み取っており、残留に向けても大きな1カ月となった。 選考委員会の総評と山口監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「選手入れ替えが激しい中、指導者として継続していることの信念が結果に表れている」 JFA技術委員 「残留できるかどうかの局面で、限られた予算の中でも勝負強さを発揮。監督としての実力が如実に表れた」 槙野智章委員 「マネジメント力、チームを束ねるコーチングなど、シーズン通して見習うべき部分が多い。どの選手を起用しても同じ表現をさせるマネジメント力がさすがだと思う」 北條聡委員 「2戦2勝の好成績に加え、内容も充実。好例は広島の無敗を止めた逆転勝利。素早い決断による交代策で流れを呼び込んだ采配は見事だった」 丸山桂里奈特任委員 「今月唯一の無敗、残留争いから大きく抜け出した。首位の広島戦では、圧倒された前半から、後半は主導権を握り、投入した選手の活躍もあって逆転勝ち。素晴らしい試合運びと采配で、監督の手腕が光った」 ◆山口智監督(湘南ベルマーレ) 「明治安田J1リーグ10月度の「月間優秀監督賞」に選んでいただきありがとうございます。非常に嬉しく、誇りに思います。選手はもちろん、チーム全員での日々の積み重ねがあってこその賞なので、みんなで喜びを分かち合いたいと思います。また、いつも支えていただいている湘南に関わる全ての方々にも感謝いたします。これからも『Step by Step』で続けていきたいと思います。」 小林監督率いる千葉は10月の3試合で全勝。そのうち2試合は逆転勝利であり、チームを勢いに乗らせる結果となった。 選考委員会の総評と小林監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「結果としてしっかりと数字が出ており、良いサッカーをしている」 JFA技術委員 「10月の結果を見れば際立っている」 佐藤寿人委員 「局面を変えなくてはいけない場面での交代カードの使い方が変化として表れている。ボランチの起用についても非常に難しい選択になっているが、面白い采配。ぎりぎりの状況で勝ち続けて勢いを与えるベンチワークが素晴らしい」 寺嶋朋也委員 「昨年に引き続き、魅力的なチームを作り上げている。ボール保持のスタイルを根付かせるだけでなく、選手たちを走り切らせる手腕も素晴らしい。サポーターも巻き込んで一体感を醸成し、2試合連続の逆転勝利も見事」 丸山桂里奈特任委員 「終盤に連勝してプレーオフ圏内へ。逆転勝ちの試合が続いていて、1点差ゲームを勝ち切る感じがチームが乗っていることを物語っている」 植松隼人特任委員 「月間だけ見れば3連勝、チームとして5連勝。追いつかれても勝ち切る力を評価」 ◆小林慶行監督(ジェフユナイテッド千葉) 「この度は、2024明治安田Jリーグ10月度のJ2月間優秀監督賞に選出して頂きありがとうございます。チームとして不運な怪我が続いてしまっている今シーズンこのタイミングで勝利を重ねることが出来たのは、自分たちの目指すスタイルを信じてハードワークし続けてくれている選手たちとそれをサポートしてくれるスタッフ陣の質の高さのおかげです」 「そして2試合連続で逆転勝ちすることが出来たのは、最高のサポーターたちの“苦しい時ほど俺たちがチームを勝たせるんだ“というとんでもない熱量のおかげでした。全ての方々に感謝します。そしてジェフユナイテッド市原・千葉に関わる全ての人を代表してこの賞を受け取らせて頂きます。ありがとうございました」 林監督率いる鳥取は10月の4試合で3勝1分け。そのうち3試合で複数得点と攻撃力あるサッカーを披露しており、プレーオフ圏内を目指せる状況にまでチームを押し上げた。 選考委員会の総評と林監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「ショートパスを崩さないスタイルだったが、最近縦に長いボールを入れるスタイルも取り入れていて、それが結果に繋がっている」 平畠啓史委員 「10月、3勝1分。ボールも持てるが速い攻撃もある。外も使えば中も使う。パスの長短の使い分けも見事。スタメンの選手はもちろん、途中投入された選手も活躍。攻守に充実の内容だった」 橋本英郎委員 「これまではやりたいことをやって勝ち点を落としていたこともあったが、苦しい試合を巻き返したり同点にしたりなど、勝負強さがあり良い」 丸山桂里奈特任委員 「シーズン終盤の今月を無敗で終え、プレーオフ圏内を目指せる状況にまでにぐっと順位を上げたのは素晴らしい」 ◆林健太郎監督(ガイナーレ鳥取) 「本賞をいただき、大変うれしく思っています。受賞に至ったのは、日々の選手の努力があってこそだと思っています。また、それを支えるクラブスタッフ、コーチングスタッフのおかげだと思います。何よりもサポーターの皆様の熱い声援があって背中を押していただきこのような結果が出ており、感謝に堪えません」 「これを続けながら、よりチーム力を上げて、サポーターの皆様と勝利を分かち合えるよう日々努力してまいります。まことにありがとうございました」 2024.11.12 17:15 Tue3
浦和でACLも制覇の大分MF梅崎司が20年のキャリアに幕、指導者の道へ 「チャレンジをしていきたい」
大分トリニータは11日、MF梅崎司(37)の2024シーズン限りでの現役引退を発表した。 梅崎は大分の育成育ちで、2005年にトップチームへ昇格してからフランスのグルノーブルで欧州挑戦。半年後の2007年6月に大分へ復帰すると、2008年には浦和レッズへ完全移籍した。 浦和には2017年まで10シーズン在籍。ヒザの大ケガもありながら、ウイングバックやシャドーとして結果を残し、通算262試合33得点を記録した。 2015年や2016年のステージ優勝にも貢献。ケガにより1試合の出場にとどまったが、2016年のYBCルヴァンカップ制覇も見届け、2017年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇を味わった。 2018年には湘南ベルマーレへ完全移籍し、初年度からクラブ初、自身2度目のルヴァンカップ制覇を達成。3年半在籍し、通算80試合13得点の成績を残した。 2021年7月には14年ぶりに古巣大分へ復帰。初年度からJ2降格も、2022シーズンはJ2で24試合3得点を記録。2023シーズンはキャプテンも務め、21試合1得点を記録した。 2024シーズンはJ2で6試合1得点にとどまり、2試合を残す2日に今シーズン限りでの退団を発表。最終節を終え、現役引退を発表した。 大分時代の2006年には、GK西川周作(現浦和レッズ)とともにクラブ初の日本代表入り。9月のイエメン戦で最初で最後の出場を果たした。 キャリア通算ではJ1で307試合36得点、J2で51試合5得点を記録。Jリーグカップで51試合13得点、天皇杯で30試合6得点を記録した。 引退を決意した梅崎はクラブを通じてコメント。今後のキャリアについても語っている。 「今シーズンをもってプロサッカー選手としての活動に1つの区切りをつけることにしました」 「僕のプロサッカー選手生活を振り返ると山あり谷ありの連続でした。大きな悲しみ、大きな苦しみを味わうことが多かったですが、それ以上に大きな歓び、大きな感動を沢山の方々と共に分かち合うことが出来ました」 「そしてケガとの戦いもありました。大ケガもあり、手術も6度経験。絶望するような状況もありましたが、その度に助けてくれる人が僕の周りには沢山いました。本当に人に恵まれていたと感じています。僕の事を僕以上に心配したり歓んでくれるファン、サポーターの皆さんの存在は僕にとって財産です。ケガや苦しみを乗り越え、皆さんと本気で歓びあった感動は僕にとって宝物です」 「また、大分トリニータ、浦和レッズ、湘南ベルマーレと素晴らしい仲間が出来、多くの素晴らしい経験をさせてもらいました。プロサッカー選手として、20年間、本気で挑み続け全力で駆け抜けてきました。その足跡が自分の中にしっかりあります。やり切れた選手生活だったと胸を張って言えます。ボロボロになるまで、どんな状況でも自分と向き合い、諦めずに挑み続けた自分を褒めてあげたいです」 「今後についてですが、今までもプレーする中で、自分を育てていただいたサッカー界に恩返しがしたいと思っており、その気持ちに従い、指導者というステージでチャレンジをしていきたいと考えています」 「最後になりますが、現役生活の最後に自分を育ててくれた大分トリニータに戻ってくる事ができ、本当に幸せでした。最高の選手生活でした。皆さんからいただいた大きな愛をお返しできるよう、本物の歓び、感動を伝えられる指導者になれるよう、挑んでいきます。20年間ありがとうございました!」 2024.11.11 17:56 Mon4
BE:FIRSTがアンバサダー就任の「FILA」、かつては中田英寿氏も同ブランドのスパイクを着用
7日にBE:FIRSTがブランドアンバサダーに就任したことを発表した『FILA(フィラ)』。ファッションブランドとしての認識が強い同ブランドだが、かつてはサッカースパイクも手掛けていた。 フィラは1911年、フィラ兄弟によってイタリアのビエラでニット素材工場として誕生した。1940年に社名を『FILA』に変更。1970年代からスポーツウェア業界でも地位を築き始め、次第に大きな注目を集めていった。 現在はテニスやゴルフを中心としたブランド展開に加え、バーチャルシンガー・初音ミクとのコラボレーションシューズなどカジュアルウェアに注力しているフィラだが、1998年にイタリアへと渡った元日本代表MF中田英寿氏が身に着けていたのがフィラのファッシノだ。 当時世界の最高峰と言われていたセリエA。中田氏はユベントスを相手にデビュー戦で2ゴールというセンセーショナルな活躍を披露した。足元には黒を基調に黄色のFマーク。シュータンには『FILA』の文字がはっきりと見て取れる。 現在のサッカー界からは姿を探すことが難しくなったフィラだが、今季はセリエCのヴィチェンツァのサプライヤーとなった。『Footy Headlines』によれば、イタリアのピッチに同ブランドが戻ってくるのは、フィオレンティーナとの1999-2000シーズンの終了以来、22年ぶりとのことだ。 かつてはウェストハムやフランクフルトのサプライヤーも務めていたフィラ。現在はヴィチェンツァのほか、イスラエルのマッカビ・テルアビブや韓国の済州ユナイテッドなどのクラブのサプライヤーを務めている。 <span class="paragraph-title">【写真】ペルージャ時代の中田英寿とその足元</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila01.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila02.jpg" style="max-width:100%;"></div> <span class="paragraph-title">【写真】FILAがサプライヤーを務めたフィオレンティーナやフランクフルトのユニフォーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila03.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila04.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2022.09.07 20:30 Wed5