U-19日本代表は塩貝健人が一矢報いるも4つ上のU-23ウクライナ代表に2-1で敗戦…ウクライナは決勝進出【モーリスレベロトーナメント】
2024.06.10 23:35 Mon
一矢報いた塩貝健人(写真はイタリア戦)
10日、フランスで行われている第50回モーリスレベロトーナメントのグループB第4節が行われ、U-19日本代表はU-23ウクライナ代表と対戦し、2-1でウクライナが勝利。4連勝を飾った。
U-21インドネシア戦から中1日という過酷すぎる日程での戦い。1勝1敗で迎えた中、首位に立つウクライナと対戦した。
4つも上の世代のウクライナを前に、日本は[4-2-3-1]のシステムで臨む中、GKに荒木琉偉、最終ラインは右からDF梅木怜、DF塩川桜道、DF喜多壱也、DF髙橋センダゴルタ仁胡と並び、ボランチにMF保田堅心、MF小倉幸成、2列目は右から廣井蘭人、大関友翔、行友翔哉が並び、1トップは初戦でイタリア相手にハットトリックを決めたFW塩貝健人(慶應義塾大学)が入った。
試合は日本がペースを掴みながらうまくウクライナをいなしていく。すると15分、保田のパスはクリアされるが、大関が倒されボックス手前でFKを獲得。しかし、サインプレーは失敗に終わってしまう。
30分には小倉がイエローカードをもらってしまい、パナマ戦は出場停止となってしまった。
日本はチャンスを生かせないでいると、徐々にウクライナが押し込んでいく形に。何度もボックス内まで入られるが、なんとか粘りを見せてゴールを許さない。
それでも42分、自陣ボックス付近でプレスをかけられボールを奪われると、右サイドからのクロスを収めたヴラディスラフ・ヴェレテンが強烈なミドルシュートを右隅に叩き込み、ウクライナが前半のうちに先制する。
日本は前半最後にカウンター。最後はボックス内右から廣井が左足でクロスを上げると、ファーサイドで保田がヘディングで合わせにいくがわずかに届かず。前半はウクライナが1点リードで終える。
日本はイエローカードをもらった小倉を下げ、石井久継を投入して流れを変えにいく。石井が右、中央に廣井、大関がボランチに下がった。
すると52分、右サイドから細かく崩すと、石井のグラウンダーのクロスを行友がヒールで落とし、拾った保田がボックス内で左足シュート。しかし、GKが鋭い反応で弾き出し、ゴールとはならない。
日本が押し込んでいた中、55分に痛恨の失点。左サイドを崩されると、マキシム・クフランのクロスをボックス内でヴェレテンがトラップ。髙橋が奪いにいくと、うまくかわされてしまい、フリーで蹴り込まれ失点してしまう。
2点目を奪われた日本は、髙橋と梅木を下げ、DF小杉啓太とDF本間ジャスティンを投入。両サイドバックを代えて流れを変えにいく。65分にはボックス手前から塩貝が強烈なミドルを放つが、これはGKが正面でキャッチする。
日本は78分に行友を下げて神田奏真を投入。2トップに近い形に変えて厚みを作っていくと、79分には右CKからその神田がドンピシャヘッド。しかし、当たりが薄く、わずかに枠を外れる。
すると81分、右サイドでのスローイン。本間のスローからワンタッチパスで裏に抜けると、グラウンダーの折り返しを塩貝が蹴り込み1点を返すことに成功。ウクライナは初失点となった。
押し込んでいきたい日本は86分に塩貝を下げて道脇豊を投入。前線からしっかりとプレスをかけていく。しかし、最終盤はウクライナが押し込んでいく展開となり2-1のまま終了。
4つ上の世代の戦いとなった日本は善戦したものの敗戦。ウクライナは4連勝で首位確定。それでも日本は、今大会初失点を相手に与える粘りを見せつけた。
U-23ウクライナ代表 2-1 U-19日本代表
1-0:42分 ヴラディスラフ・ヴェレテン(ウクライナ)
2-0:56分 ヴラディスラフ・ヴェレテン(ウクライナ)
2-1:81分 塩貝健人(日本)
◆U-19日本代表 メンバー
GK
23.荒木琉偉(ガンバ大阪ユース)
DF
16.梅木怜(FC今治)
→61分 2.本間ジャスティン(ヴィッセル神戸)
4.塩川桜道(流通経済大学)
24.喜多壱也(京都サンガF.C.)
3.髙橋センダゴルタ仁胡(バルセロナ/スペイン)
→61分 15.小杉啓太(ユールゴーデンIF/スウェーデン)
MF
8.保田堅心(大分トリニータ)
6.小倉幸成(法政大学)
→HT 13.石井久継(湘南ベルマーレ)
19.廣井蘭人(筑波大学)
10.大関友翔(福島ユナイテッドFC)
15.行友翔哉(ファマリカン/ポルトガル)
→78分 9.神田奏真(川崎フロンターレ)
FW
14.塩貝健人(慶應義塾大学)
→87分 21.道脇豊(ロアッソ熊本)
◆順位表(暫定)
1位:U-23ウクライナ代表/12pt/+10/4試合
2位:U-23パナマ代表/3pt/+2/2試合
3位:U-19日本代表/3pt/+1/3試合
4位:U-21イタリア代表/3pt/-3/3試合
5位:U-20インドネシア代表/0pt/-10/3試合
U-21インドネシア戦から中1日という過酷すぎる日程での戦い。1勝1敗で迎えた中、首位に立つウクライナと対戦した。
4つも上の世代のウクライナを前に、日本は[4-2-3-1]のシステムで臨む中、GKに荒木琉偉、最終ラインは右からDF梅木怜、DF塩川桜道、DF喜多壱也、DF髙橋センダゴルタ仁胡と並び、ボランチにMF保田堅心、MF小倉幸成、2列目は右から廣井蘭人、大関友翔、行友翔哉が並び、1トップは初戦でイタリア相手にハットトリックを決めたFW塩貝健人(慶應義塾大学)が入った。
30分には小倉がイエローカードをもらってしまい、パナマ戦は出場停止となってしまった。
33分にはボックス内右に抜け出した保田が相手を惹きつけてノールックシュート。しかし、これはGKに阻まれてしまう。
日本はチャンスを生かせないでいると、徐々にウクライナが押し込んでいく形に。何度もボックス内まで入られるが、なんとか粘りを見せてゴールを許さない。
それでも42分、自陣ボックス付近でプレスをかけられボールを奪われると、右サイドからのクロスを収めたヴラディスラフ・ヴェレテンが強烈なミドルシュートを右隅に叩き込み、ウクライナが前半のうちに先制する。
日本は前半最後にカウンター。最後はボックス内右から廣井が左足でクロスを上げると、ファーサイドで保田がヘディングで合わせにいくがわずかに届かず。前半はウクライナが1点リードで終える。
日本はイエローカードをもらった小倉を下げ、石井久継を投入して流れを変えにいく。石井が右、中央に廣井、大関がボランチに下がった。
すると52分、右サイドから細かく崩すと、石井のグラウンダーのクロスを行友がヒールで落とし、拾った保田がボックス内で左足シュート。しかし、GKが鋭い反応で弾き出し、ゴールとはならない。
日本が押し込んでいた中、55分に痛恨の失点。左サイドを崩されると、マキシム・クフランのクロスをボックス内でヴェレテンがトラップ。髙橋が奪いにいくと、うまくかわされてしまい、フリーで蹴り込まれ失点してしまう。
2点目を奪われた日本は、髙橋と梅木を下げ、DF小杉啓太とDF本間ジャスティンを投入。両サイドバックを代えて流れを変えにいく。65分にはボックス手前から塩貝が強烈なミドルを放つが、これはGKが正面でキャッチする。
日本は78分に行友を下げて神田奏真を投入。2トップに近い形に変えて厚みを作っていくと、79分には右CKからその神田がドンピシャヘッド。しかし、当たりが薄く、わずかに枠を外れる。
すると81分、右サイドでのスローイン。本間のスローからワンタッチパスで裏に抜けると、グラウンダーの折り返しを塩貝が蹴り込み1点を返すことに成功。ウクライナは初失点となった。
押し込んでいきたい日本は86分に塩貝を下げて道脇豊を投入。前線からしっかりとプレスをかけていく。しかし、最終盤はウクライナが押し込んでいく展開となり2-1のまま終了。
4つ上の世代の戦いとなった日本は善戦したものの敗戦。ウクライナは4連勝で首位確定。それでも日本は、今大会初失点を相手に与える粘りを見せつけた。
U-23ウクライナ代表 2-1 U-19日本代表
1-0:42分 ヴラディスラフ・ヴェレテン(ウクライナ)
2-0:56分 ヴラディスラフ・ヴェレテン(ウクライナ)
2-1:81分 塩貝健人(日本)
◆U-19日本代表 メンバー
GK
23.荒木琉偉(ガンバ大阪ユース)
DF
16.梅木怜(FC今治)
→61分 2.本間ジャスティン(ヴィッセル神戸)
4.塩川桜道(流通経済大学)
24.喜多壱也(京都サンガF.C.)
3.髙橋センダゴルタ仁胡(バルセロナ/スペイン)
→61分 15.小杉啓太(ユールゴーデンIF/スウェーデン)
MF
8.保田堅心(大分トリニータ)
6.小倉幸成(法政大学)
→HT 13.石井久継(湘南ベルマーレ)
19.廣井蘭人(筑波大学)
10.大関友翔(福島ユナイテッドFC)
15.行友翔哉(ファマリカン/ポルトガル)
→78分 9.神田奏真(川崎フロンターレ)
FW
14.塩貝健人(慶應義塾大学)
→87分 21.道脇豊(ロアッソ熊本)
◆順位表(暫定)
1位:U-23ウクライナ代表/12pt/+10/4試合
2位:U-23パナマ代表/3pt/+2/2試合
3位:U-19日本代表/3pt/+1/3試合
4位:U-21イタリア代表/3pt/-3/3試合
5位:U-20インドネシア代表/0pt/-10/3試合
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