湘南が3連勝で降格圏脱出! 町田にお付き合いのG大阪は宇佐美貴史が次節不在のダメージも【明治安田J1第24節】
2024.07.20 21:18 Sat
決勝ゴールの畑大雅(左)
明治安田J1リーグ第24節の1試合が20日にパナソニック スタジアム 吹田で行われ、アウェイの湘南ベルマーレがガンバ大阪に1-0で勝利した。前節の決勝弾をマークした坂本一彩と2戦連発中のイッサム・ジェバリがベンチ待機の2位G大阪はパリ五輪行きの半田陸に代わって松田陸が右サイドバックに入ったほか、ファン・アラーノと倉田秋が2列目で先発復帰。18位湘南はハットトリックのルキアンをはじめ、5-0の快勝劇を演じた前節と同じイレブン、ベンチメンバーを継続した。
順位では対照的な両チームだが、今節を上り調子で迎えた湘南がボールを保持して前進していき、6分に茨田陽生が1stシュート。G大阪はまずブロックを作って守りの時間となるが、湘南のパス一本にしても縦を強く意識した攻めにうまく掻い潜られ、なかなか攻め手に回れない。
だが、G大阪が堅守を武器に我慢しながら、少しずつボールを握る時間も作って押し返し始め、26分にはカウンター一本からウェルトンが右サイドの背後に。折り返しにファン・アラーノが合わせにかかり、決定的なシーンだったが、仕留め切れず。以降は再び湘南の圧を受ける。
湘南のゲームだった前半を何とか我慢しきり、後半から仕切り直しを期すG大阪だが、51分にカウンターを受けると、右サイドからのクロスにルキアンがドンピシャのヘッド。湘南からすれば、決定的なシーンだったが、GK一森純がビッグセーブで凌ぎ、G大阪を救う。
両GKの好守が光る後半序盤となるなかで、湘南が63分に石井久継と福田翔生を送り込み、交代で試合を動かしにかかりに。すると、前半と比べても攻め手に回れば相手の背後を突くシーンが増え始めるG大阪も先手を奪おうと65分に山下諒也と坂本のカードを切る。
70分にはそのG大阪が自陣ハーフウェイライン付近でのボール奪取からウェルトンが持ち前の推進力を生かしてロングカウンター。ゴール前まで一気に突き進んでいったが、後追いの鈴木淳之介が決死のスラインディングで見事に対応してシュートまで持ち込ませず。
宇佐美が存在感を大きくし、G大阪の攻撃を活性化させるが、76分のイエローカードを受けたことで、78分にイッサム・ジェバリと交代。だが、そのイッサム・ジェバリがキレのあるプレーでフィニッシュに持ち込んだりと好調ぶりを示すが、湘南が終盤に動かす。
やや守勢が続いた湘南だが、83分に右サイドを経由して攻めに転じると、ルキアンのポストプレーも入れながら、福田がボックス左に展開。最後は大外の畑大雅が右足ダイレクト。しっかりとコントロールしたボールがゴール右に吸い込まれ、この終盤に先手を奪う。
86分にも完全に背後を抜け出したルキアンに絶好機が巡るが、GK一森が一対一のピンチでG大阪を勇気づけるビッグセーブ。G大阪は88分に最後の交代で岸本武流、美藤倫と攻撃的なカードをすべて使い切り、前のめりとなるが、湘南も最後の交代で逃げ切りを図る。
首位FC町田ゼルビアにつき合う形で敗れ、勝ち点5差を縮められずのG大阪は宇佐美も累積で次節出場停止の痛みも伴い、2連勝ストップの3戦ぶり黒星。自信に満ちた戦いぶりでG大阪にリベンジ達成の湘南は3連勝で降格圏脱し、暫定ながら16位に浮上している。
ガンバ大阪 0-1 湘南ベルマーレ
【湘南】
畑大雅(後38)
順位では対照的な両チームだが、今節を上り調子で迎えた湘南がボールを保持して前進していき、6分に茨田陽生が1stシュート。G大阪はまずブロックを作って守りの時間となるが、湘南のパス一本にしても縦を強く意識した攻めにうまく掻い潜られ、なかなか攻め手に回れない。
湘南のゲームだった前半を何とか我慢しきり、後半から仕切り直しを期すG大阪だが、51分にカウンターを受けると、右サイドからのクロスにルキアンがドンピシャのヘッド。湘南からすれば、決定的なシーンだったが、GK一森純がビッグセーブで凌ぎ、G大阪を救う。
ヒヤリとしたG大阪はその後も湘南のアグレッシブな姿勢に苦しむが、55分に宇佐美がボックス左深くに仕掛けた流れから、右サイドからのクロスにダワンがヘッド。だが、ソン・ボムグンも一森に負けじとビッグセーブで凌いで、湘南もピンチを乗り越えてみせる。
両GKの好守が光る後半序盤となるなかで、湘南が63分に石井久継と福田翔生を送り込み、交代で試合を動かしにかかりに。すると、前半と比べても攻め手に回れば相手の背後を突くシーンが増え始めるG大阪も先手を奪おうと65分に山下諒也と坂本のカードを切る。
70分にはそのG大阪が自陣ハーフウェイライン付近でのボール奪取からウェルトンが持ち前の推進力を生かしてロングカウンター。ゴール前まで一気に突き進んでいったが、後追いの鈴木淳之介が決死のスラインディングで見事に対応してシュートまで持ち込ませず。
宇佐美が存在感を大きくし、G大阪の攻撃を活性化させるが、76分のイエローカードを受けたことで、78分にイッサム・ジェバリと交代。だが、そのイッサム・ジェバリがキレのあるプレーでフィニッシュに持ち込んだりと好調ぶりを示すが、湘南が終盤に動かす。
やや守勢が続いた湘南だが、83分に右サイドを経由して攻めに転じると、ルキアンのポストプレーも入れながら、福田がボックス左に展開。最後は大外の畑大雅が右足ダイレクト。しっかりとコントロールしたボールがゴール右に吸い込まれ、この終盤に先手を奪う。
86分にも完全に背後を抜け出したルキアンに絶好機が巡るが、GK一森が一対一のピンチでG大阪を勇気づけるビッグセーブ。G大阪は88分に最後の交代で岸本武流、美藤倫と攻撃的なカードをすべて使い切り、前のめりとなるが、湘南も最後の交代で逃げ切りを図る。
首位FC町田ゼルビアにつき合う形で敗れ、勝ち点5差を縮められずのG大阪は宇佐美も累積で次節出場停止の痛みも伴い、2連勝ストップの3戦ぶり黒星。自信に満ちた戦いぶりでG大阪にリベンジ達成の湘南は3連勝で降格圏脱し、暫定ながら16位に浮上している。
ガンバ大阪 0-1 湘南ベルマーレ
【湘南】
畑大雅(後38)
1
2
畑大雅
坂本一彩
イッサム・ジェバリ
半田陸
松田陸
ファン・アラーノ
倉田秋
ルキアン
茨田陽生
ウェルトン
一森純
ソン・ボムグン
石井久継
福田翔生
山下諒
山下諒也
鈴木淳之介
岸本武流
美藤倫
ガンバ大阪
湘南ベルマーレ
J1
畑大雅の関連記事
ガンバ大阪の関連記事
J1の関連記事
記事をさがす
|
|
畑大雅の人気記事ランキング
1
湘南のキャプテンが“新10番”のFW鈴木章斗に決定!副キャプテンは前主将のDFキム・ミンテら4人体制に
湘南ベルマーレが12日、2025シーズンのキャプテン・副キャプテンを発表した。 2024シーズンは開幕10試合1勝4分け5敗と、スタートから躓いてしまった湘南。第11節終了後にはJ1リーグ最下位に転落するほどの不振に陥ったが、そこから7月には3戦全勝を飾るなど徐々に復調。終盤には4連勝もあって15位フィニッシュとなり、J1残留を果たした。 引き続き、山口智監督が指揮をとるチームでは、キャプテンが変更。新主将には背番号「10」への変更が発表されていたFW鈴木章斗が就任することが決まった。 また、副キャプテンは4人体制に。DF畑大雅、DF舘幸希、MF鈴木雄斗、DFキム・ミンテが主将を支えていくことが発表された。 キャプテン・副キャプテンへの就任が発表された5名の選手は、クラブを通じてコメントしている。 ◆鈴木章斗 「今シーズン、キャプテンをやらせていただくことになりました。僕は湘南ベルマーレに入ってから、今もずっとこのチームでタイトルを獲りたいと思っています」 「まだまだ経験は浅いですが、自分のやれることを全力でやり、より一層の責任感を持ってプレーします!引き続き熱い応援よろしくお願いします。湘南ベルマーレ全員でタイトルを獲りましょう!!」 ◆畑大雅 「今シーズン、副キャプテンをやらせていただくことになりました。“畑が副キャプテンで大丈夫か?”と思われるかもしれませんが、湘南歴6年目になるので責任を持ってきっちり務めさせていただきます!」 ◆舘幸希 「今シーズンも引き続き副キャプテンをやらせていただくことになりました。与えられた役割を全うし、チームのために全力で闘います!また昨年は悔しい思いをたくさんしたので、今季は存分にぶつけたいと思います。一年間、よろしくお願いいたします」 ◆鈴木雄斗 「今年も副キャプテンをやらせていただくことになりました。自分に厳しく、高い基準で毎日を送れるようなチームにしていきたいと思います。よろしくお願いします」 ◆キムミンテ 「今年は副キャプテンに務めることになりました。このチームが勝つためにできることは全てするつもりです。去年と変わらず、章斗を支えながらチームを引っ張っていきます!」 2025.02.12 15:50 Wed2
U-22日本代表候補メンバー発表 清水MF松岡大起ら26名《トレーニングキャンプ》
日本サッカー協会(JFA)は1日、U-22日本代表候補のトレーニングキャンプメンバーを発表した。 今月下旬からを予定するAFC U23アジアカップ2022予選に向けたものとなる今合宿。今回も元日本代表DFの内田篤人氏がロールモデルコーチとして帯同が予定され、4日から高円宮記念JFA夢フィールドとJヴィレッジでスタートする。 その今回は26選手が招集。尚志高校のDFチェイス・アンリが高体連から唯一招集されたほか、大学からも5名が呼ばれ、清水エスパルスのMF松岡大起をはじめ、J1を舞台に活躍する選手たちもメンバー入りした。 ◆招集メンバー一覧 GK 小畑裕馬(ベガルタ仙台) 佐々木雅士(柏レイソル) 杉本光希(立正大学) ヒル袈依廉(早稲田大学) DF 山原怜音(筑波大学) 角田涼太朗(横浜F・マリノス) 大畑歩夢(サガン鳥栖) 畑大雅(湘南ベルマーレ) 奈良坂巧(FC町田ゼルビア) 鈴木海音(ジュビロ磐田) 佐古真礼(藤枝MYFC) 中野伸哉(サガン鳥栖U-18) チェイス・アンリ(尚志高校) MF 郷家友太(ヴィッセル神戸) 松井蓮之(法政大学) 松村優太(鹿島アントラーズ) 松岡大起(清水エスパルス) 櫻井辰徳(ヴィッセル神戸) 鈴木唯人(清水エスパルス) 藤田譲瑠チマ(徳島ヴォルティス) 田中聡(湘南ベルマーレ) 中村仁郎(ガンバ大阪ユース) 甲田英將(名古屋グランパスU-18) FW 藤尾翔太(水戸ホーリーホック) 佐藤恵允(明治大学) 細谷真大(柏レイソル) 2021.10.01 17:05 Fri3
G大阪が4度目の正直で今季初の3連勝! 湘南攻勢も宇佐美貴史2発で逃げ切る【明治安田J1第17節】
明治安田J1リーグ第17節の1試合が1日にレモンガススタジアム平塚で行われ、アウェイのガンバ大阪が湘南ベルマーレを2-1で下した。 18位湘南は前節から4選手が入れ替わり、今季初先発の鈴木淳之介が古巣戦の鈴木雄斗や、大野和成とともに3バックの一角に。対する4位G大阪の方は先発の顔ぶれに変わりなしで、前節勝利の立役者である山田康太は引き続きベンチからスタートした。 今節を迎えるにあたり、キム・ミンテと畑大雅が離脱してしまった湘南だが、矢印前向きで立ち上がり、先にペースを掴む。だが、最少失点のG大阪もその堅守で我慢し、少しずつ攻め返す。 半ばを迎えても湘南の時間で進み、16分のFKから鈴木章斗が惜しいヘッドで迫るシーンもあったが、29分にGKソク・ボムグンのパスが敵陣中央で鈴木徳真をカットし、G大阪にチャンスが巡る。 鈴木徳真のダイレクトパスをバイタルエリア右の山下諒也がさらに右足ダイレクトで叩くと、ボックス中央の宇佐美貴史がこれもまた右足ダイレクトでゴール左下に流し込み、G大阪が先手を奪う。 1つの乱れから失点の湘南は43分にも宇佐美の際どい右足ミドルであわや失点の場面があったが、ボールをうまく動かしながら攻めに。ただ、なかなかゴールに繋げられず、0-1で折り返す。 その後半も湘南が前重心で立ち上がり、G大阪が受ける流れに。ボールを握りながら、背後の意識も高めた攻撃で相手ボックスに攻め入るシーンを作り出していくが、G大阪も引き続き要所で粘る。 56分に倉田秋を送り出した後も守りに走らされるG大阪だが、63分にロングボールのこぼれ球を拾った宇佐美が背後にパスを出すと、山下が反応。ボックス右で杉岡大暉に倒され、PKを獲得する。 これを宇佐美がゴール右に右足で蹴り込み、G大阪は突き放しに成功。悪くない戦いをするなか、次のゴールも許した湘南は直後にルキアンと古巣戦の阿部浩之を送り込み、改めて攻めに転じる。 77分にも茨田陽生を投入した湘南の反撃が続くと、その1分後の左CKからニアでコースが変わったボールにルキアンが頭で合わせ、ついに一森純を攻略。湘南が1点差に詰め寄り、さらに攻める。 79分から84分にかけて、イッサム・ジェバリや、山田康太、ネタ・ラヴィ、松田陸を送り出しても守勢が続いたG大阪だが、タフなゲームをモノにし、4度目の正直で今季初の3連勝かつ6戦無敗に。湘南は2連敗となった。 湘南ベルマーレ 1-2 ガンバ大阪 【湘南】 ルキアン(後33) 【G大阪】 宇佐美貴史(前29、後20) <span class="paragraph-title">【動画】G大阪がダイレクトプレー3連発から宇佐美貴史の先制点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>苦しい時にチームを救うキャプテン<br>\<br><br>相手のパスミスを逃さず<br>鈴木→山下と繋ぎ<br>最後はキャプテン・宇佐美が決めた!<br><br>キャプテンの重苦しい空気を払拭するゴールで<br>アウェイ・G大阪が先制!<br><br>明治安田J1第17節<br>湘南×G大阪<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B9%98%E5%8D%97G%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#湘南G大阪</a> <a href="https://t.co/lVLQQenetY">pic.twitter.com/lVLQQenetY</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796795017027006723?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 17:03 Sat4
奥野耕平とルイス・フェリッピが今季初ゴール! 湘南が東京V撃破で4戦ぶり得点&勝利【明治安田J1第16節】
11日、明治安田J1リーグ第16節の東京ヴェルディvs湘南ベルマーレが味の素スタジアムで行われ、アウェイの湘南が0-2で勝利した。 前節、横浜FCに2-0で勝利し11位に浮上した東京V。ホーム3連勝とともに今季2度目の連勝を目指した中4日の一戦では先発3人を変更。宮原和也、稲見哲行、松橋優安に代えてサスペンション明けの谷口栄斗、J1初先発の食野壮磨、負傷明けの福田湧矢を起用した。 対する15位の湘南は前節、サンフレッチェ広島に0-1で敗れて今季3度目の連敗。且つ3試合無得点と厳しい戦いが続く。その広島戦から中3日で4戦ぶりの得点と勝利を目指したアウェイゲームでは先発5人を変更。鈴木章斗、畑大雅、茨田陽生らがスタメンを外れ、平岡大陽、奥野耕平、小田裕太郎らが先発でピッチに立った。 志向するスタイルに共通点も少なくない両チーム。立ち上がりは互いに前からのプレス、背後をシンプルに狙った攻撃でチャンスを窺う。7分には右サイドでの森田晃樹のプレス回避を起点に、厚みのある攻撃を仕掛けた東京Vがボックス手前でこぼれ球に反応した食野がいい形でミドルシュートを放つ。 以降はトランジションやセカンドへの反応で優位に立ったホームチームが、森田や齋藤功佑が冷静にボールを動かしながら、クロスやポケットへのランニングを使いながらいい場面を作り出していく。 20分を過ぎた辺りから互いに後方からの前進に苦戦。睨み合いの展開となる。25分には高い位置からの連動したプレスでボールを奪い、平岡が馬力のある仕掛けでDFを振り切ってボックス左に持ち込んで左足シュート。GKマテウスがはじいたボールにボックス右でフリーの藤井智也が反応したが、右足シュートをふかしてしまった。 前半半ばから終盤にかけては球際のバトルが強調され、トランジションや個人の局面打開によってチャンスに繋がりそうな場面が増えていく。38分には綱島悠斗が相手ボックス内まで侵入する攻撃参加から福田湧とのパス交換で続けて左足シュートを放つが、相手DFの身体を張ったブロックに遭う。 対する湘南も前半終了間際の45分にビッグチャンス。人数をかけたカウンターから福田翔生が中央を持ち上がって右で浮いた藤井に展開。藤井からの正確なクロスをボックス中央の小田が右足ダイレクトで合わせるが、ややコースが甘くなったシュートはGKマテウスのビッグセーブにはじき出された。 全体のペースは東京V、決定機の質では湘南とほぼ互角の展開だった試合はゴールレスで後半に突入。開始直後の47分には東京Vにセットプレーから決定機。食野の左CKをファーで味方が頭で折り返すと、ゴール前の混戦で深澤大輝が右足シュートを放つが、ここは福田翔の決死のブロックに阻まれて枠を外れた。 後半も拮抗した状況が続くと、両ベンチが早いタイミングで動く。湘南は松村、小田を下げて畑、鈴木章と本来の主力を投入。対する東京Vは齋藤、食野を下げて山見大登、松橋を投入。山見は本職の左シャドーに入ったが、松橋は公式戦ではほぼプレー機会がないボランチに入った。 一連の交代を経て湘南の勢いが増すと、思わぬ形からゴールが生まれる。62分、左CKの場面で池田がゴール前に入れたボールがゴール前で混戦を作ると、奥野が右足シュートを蹴り込み、湘南が4試合ぶりとなるゴールで先制に成功した。 この失点を受けて東京Vは足を痛めた福田湧と染野を下げて木村勇大、川﨑修平を同時投入。ここからギアを上げて攻勢を強めていくと、セットプレーから際どい場面を作り出す。 対して湘南はルイス・フェリッピ、奥埜博亮の投入で[3-4-2-1]に変更し、カウンターの脅威と前からの圧力を強める形に変化。守備に重きを置きながらも後ろに重くはならない。 試合は1点差のまま後半最終盤に突入。焦りから細かいミスや強引なプレーが目立つ東京Vに対して、冷静な判断で時計を進める湘南が優位に進めていく。そして、94分には相手陣内左サイドで森田と入れ替わった畑を起点に奥埜を経由したボールがペナルティアーク付近のルイス・フェリッピに繋がると、狙いすました左足シュートがゴール右隅に決まって勝負あり。 そして、奥野、ルイス・フェリッピの今季初ゴールによって4戦ぶりのゴールを取り戻した湘南が4試合ぶりの白星を手にした。敗れた東京Vは昨季に続いて湘南にホームで0-2の敗戦を喫することになった。 東京ヴェルディ 0-2 湘南ベルマーレ 【湘南】 奥野耕平(後17) ルイス・フェリッピ(後49) 2025.05.11 17:02 Sunガンバ大阪の人気記事ランキング
1
Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円
Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue2
G大阪ホーム最終戦で最悪の結末…長谷川健太監督が大ブーイングを一身に
▽今シーズン限りでガンバ大阪指揮官を退任する長谷川健太監督(52)が最悪の形で5年間の苦楽を共にしてきたサポーターに別れを告げた。 ▽G大阪は26日、今シーズンのホーム最終戦となる明治安田生命J1リーグ第33節で北海道コンサドーレ札幌と対戦した。ホーム7試合ぶりの白星をサポーターにプレゼントしたいところだったが、72分にFWジェイの一発で先制点を献上すると、そのまま敗戦。「公式戦12試合未勝利、リーグ戦9試合未勝利、19試合連続失点」という3つのクラブワースト記録を更新する形でホームラストマッチを終えた。 ▽サポーターから大ブーイングが飛び交う中、試合後のホーム最終戦セレモニーに出席した長谷川監督は、主将を務めるMF遠藤保仁に続いて挨拶。マイクスタンドの前に立った自身に集中するサポーターの怒号交じりのブーイングを一身に受けながら、次のようなコメントで関西の雄をまとめる長としての5年間を締めくくった。 「みなさん、今シーズンなかなか喜んでもらえるような試合ができなかったですが、選手たちは非常によく頑張ってくれた。ただ、私の指導力のなさだと思いますし、これで快く5年間に幕を閉じることができます。こういうブーイングをこれから声援にかえて、来シーズン、ガンバ大阪がタイトルを奪取してほしいと思います。5年間ありがとうございました」 ▽長谷川監督は2013年からG大阪を指揮。初年度にJ2優勝で1年でのJ1復帰に導くと、2014年に国内3冠(J1リーグ、Jリーグカップ、天皇杯)、2015年に天皇杯連覇を成し遂げるなど、在任5年間で計4つの主要タイトルをもたらした。 2017.11.26 19:00 Sun3
2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue4
「今日のランチ」G大阪FWジェバリがラーメン投稿!濃厚な鶏白湯そばに麺好きの名古屋FWユンカーもすかさず反応
ガンバ大阪のチュニジア代表FWイッサム・ジェバリのある投稿に名古屋グランパスのデンマーク人FWキャスパー・ユンカーが反応している。 今シーズンからG大阪に加入したジェバリ。加入時には「大阪の街を散策し、たこ焼きのようなローカルフードを食べる事も楽しみです。ガンバります!」とコメントすると、たこ焼きだけでなくお好み焼きやうどん、焼き鳥などを食べる姿をSNSに投稿。積極的に日本文化に馴染もうとする姿が話題を呼んでいた。 23日にも自身のX(ツイッター)で家族で焼きそばを食べる姿をアップしていたが、28日にも更新すると、「今日のランチ」と題して鶏白湯そばと、卵とお肉が盛り付けられたどんぶりの写真をアップした。 鶏白湯らしい乳化したスープが目を引く一品だが、これに黙っていなかったのがユンカーだ。 昨シーズン在籍していた浦和レッズ時代から大の麺類好きとして知られ、ラーメン屋さんも度々訪れていたユンカー。ジェバリが食べた鶏白湯そばが気になったのか、目玉の絵文字で反応を寄せている。 これには、ファンも「ジェバリがあげたラーメン画像に即反応するユンカー、さすが」、「ユンカーの弟子?」、「ジェバリの飯シリーズキター!」、「美味しそう!」とコメントしていた。 さらに、ジェバリが訪れた吹田市のラーメン店『鶏白湯そば 岸良』も「Thankyou for coming:-)(来ていただきありがとうございます)」と反応するなど盛り上がりを見せている。 <span class="paragraph-title">【写真】乳化した真っ白なスープが美味しそう!ジェバリの鶏白湯そばにユンカーも反応</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">Today’s lunch <br>今日のランチ <a href="https://t.co/TQHFgFkf8s">pic.twitter.com/TQHFgFkf8s</a></p>— Issam Jebali (@IssamJebali11) <a href="https://twitter.com/IssamJebali11/status/1696100821916934256?ref_src=twsrc%5Etfw">August 28, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.08.30 12:50 Wed5

