スペイン代表のプレシーズンも終わった…/原ゆみこのマドリッド
2024.09.11 19:00 Wed
「メルヘンユニでも弱くはないのよね」そんな風に私が頷いていたのは火曜日、またTVで流し見していたU21ユーロ予選でスペインがハンガリーにロベルト・ナバロ(マジョルカ)のゴールで0-1と勝利。10試合中7試合目にして、早くも2025年の本大会の切符を掴むのを見た時のことでした。いやあ、確かにこの夏のパリ五輪を制したU23代表も何故か、フランスの地では第2ユニのレモンイエローを着用してプレーする試合が多かったんですけどね。金メダリストであるクバルシ(バルサ)やサム(アトレティコからポルトに移籍、昨季はアラベスでプレー)、トゥリテンテス(レアル・ソシエダ)、イトゥルベ(アトレティコB)、ディエゴ・ロペス(バレンシア)、ファンル(セビージャ)らにもっと若いメンバーを加えた、五輪の指揮官でもあったサンティ・デニア監督の率いるチームはサクサク、2連勝で目的を果たすことに。
まあ、その出場権獲得祝いに加われなかったバリオス(アトレティコ)の話はまた後ですることにして、まさに頼もしい後輩たちですが、この9月代表戦は兄貴分たちもアウェイ戦が2試合続き、うーん、こちらはネーションズリーグ同グループの他3チーム、セルビア、スイス、デンマークも揃って、第1ユニが赤いというのもあるんですけどね。パステル調の色だけでなく、シャツの背中の首のところ付いている、赤いカーネーションを見る度、私もこんな可愛いユニでプレーして、敵に舐められるんじゃないかと思ったもの。それこそ先週木曜のグループリーグ初戦、セルビア戦でスコアレスドローした際など、7月に12年ぶりに戴冠したユーロのせいで、王者呆けしちゃったのかと恐れもしたところ、全然大丈夫。というのも…。
そう、日曜にジュネーブで2節のスイス戦に挑んだスペインA代表だったんですが、実は試合前はセルビア戦で足首に重度のネンザを負ったオジャルサバル(レアル・ソシエダ)が離脱していただけでなく、ダニ・オルモも打撲のせいで、プレーできないという逆境が発生。モラタ(アトレティコからミランに移籍)も負傷中で招集されていなかったこともあり、ゴール不足が懸念されていたんですけどね。蓋を開けてみれば、ええ、シメオネ監督もよく、「La pelota no quiso entrar/ラ・ペロータ・ノー・キソ・エントラル(ボールがゴールに入りたがらなかった)」と言い訳しているように、セルビア戦は本当に撃っても撃っても入らない日だっただけなのが判明したんですよ。
何よりの大当たりだったのは、デ・ラ・フエンテ監督がセルビア戦のアジョセ(ベティスからビジャレアルに移籍)から、CFをホセル(レアル・マドリーへのレンタルが終わってアル・ガラファに移籍)に変えたことで、早くも3分にはシュート。これは代表引退をしたゾマー(ミラン)の後を継いだGKコベル(ドルトムント)に弾かれてしまったものの、それから1分もしないうち、エリア内右奥からのジャマル(バルサ)のクロスをヘッドでジャストミートとは頼もしい。そのボールはコベルが弾いたものの、ゴールラインを越えていたことがVAR(ビデオ審判)で確認され、先制点となってくれたから、驚いたの何のって。
それでも初戦のデンマーク戦で2-0と負けていたスイスは同胞の熱い応援を受けて、すぐに反撃を開始。ユーロの後、ゾマー以外にもファビアン・シェア(ニューキャッスル)、ジェルダン・チャチリ(バーゼル)らも代表引退、その日は直前の試合で退場したグラニト・ジャカ(レバークーゼン)も出場停止だったにも関わらず、7分にはエンボロ(モナコ)のアシストでオメラジッチ(モンペリエ)にGKダビド・ラジャ(アーセナル)が破られているって、どういうこと?いえ、この時はプレーの起点でフロイラー(ボローニャ)の手にボールが当たり、ハンドのファールでゴールは認められなかったんですけどね。
結局、オフサイドはなく、ル・ノルマンは退場に。いえ、アトレティコ的には代表2試合フル出場とならず、体力を温存できたのは有難いんですけどね。この試合の後半にイエローカードをもらい、累積警告となったカルハバル(マドリー)と共に、彼も10月最初の1試合は出場停止になるため、スペイン代表から、マドリッド勢が消滅してしまう危険もなきにしろあらず。まあ、そんな心配はもっと先にすればいいんですが、すぐにデ・ラ・フエンテ監督はペドリ(バルサ)を下げ、CBビビアン(アスレティック)を入れたとはいえ、残り70分以上、数的劣勢でプレーしなければいけなくなったスペインが持ち越えたのかというと…。
それが雨がザーザー降っていたスタッド・ドゥ・ジュネーブで、耐えちゃたどころじゃなかったんですよ。いえ、41分にはエンボロがヘッドで繋いだボールをアムドゥニ(ベンフィカ)にゴールに蹴り込まれ、1点差に迫られて、ハーフタイムに入ったスペインだったんですけどね。更に後半3分はやはりCKから、アンドゥニにヘッドされ、そのボールをビビアンがクリアし損ねて、オウンゴールに。その時は幸い、バルガス(アウクスブルク)のCKの軌道がゴールラインを越えていたおかげで命拾いという幸運に恵まれたんですが、10人で何とか、やりくりしていたスペインに再び、火が点いたのは残り15分となってからのことでした。
そう、後半頭から、「とても要求の高い前半のせいで疲れ果てていた」(デ・ラ・フエンテ監督)ジャマルとバトンタッチしたフェラン・トーレスが、バルサの先輩としての矜持を見せてくれたんですよ。32分にはGKラジャのロングキックを追って、敵エリアの右側からファビアンにキラーパス。これをユーロでも2得点を挙げているMFがゴールに変えると、その3分後にはまたフェランがホセルのスルーパスからドリブルで上がり、今度は自分で4点目を挙げてしまったとなれば、もう恐れるものは何もない?
そのまま、1-4で勝利したスペインだったんですが、この日の彼らの冴えぶりはデータからもわかって、21本も撃ちながら、ゴールがまったく入らなかったセルビア戦と違い、合計9本のシュートで枠内が8本も。この勝利でようやく、代表もプレシーズンが終わったと言っていいかと思いますが、いやあ。次回は1カ月先の10月12日、2連勝で首位に立っているデンマークをムルシアのエンリケ・リコに、その3日後にセルビアをコルドバのヌエボ・アルカンヘルに迎えるとあって、それまでに誰に何が起きるかわかりませんからね。チームの継続性を保証できないのは辛いところですが、とりあえず、ユーロ同様に強いスペインが見られたのは良かったかと。
え、スペイン代表戦が終わったってことはもう、リーガ再開も近いんじゃないかって?その通りで、金曜には弟分のレガネスがアウェイのベティス戦で5節の先陣を切るんですけどね。このparon(パロン/リーガの停止期間)のおかげで、8月末の移籍市場クローズ最後の瞬間にサプライズ加入したハラー(ドルトムントからレンタル)がチームに慣れることができたのは嬉しい限り。とりあえず、1部再昇格してからの4試合を1勝2分け1敗で9位と、まずまずなスタートを切ったボルハ・ヒメネス監督のチームは、これでFWが6人となり、ミゲール・デ・ラ・フエンテを筆頭にディエゴ・ガルシア、ファン・クルス、ラバ、ムニル(ラス・パルマスから移籍)と駒は十分なんですけどね。やはり2部と違って、そうそうゴールは入るもんじゃないため、アタッカーは多いに越したことはありませんって。
そして土曜にはお隣さん、ヘタフェもセビージャへ赴き、こちらはサンチェス・ピスファンでベティスのお隣さんとアウェイゲーム。ボルダラス監督のチームは開幕から、ずっと引分けで16位と、マドリッド勢の中で一番下にいるんですが、それにはミッドウィーク開催の3節ベティス戦が、相手にコンフェレンスリーグ予選プレーオフがあったために順延となり、まだ3試合しかプレーしていないという事情も。いえ、だからって、得点がボランチ本職ながら、CFに抜擢されているウチェ(RFEF1部/実質3部のセウタから移籍)の開幕アスレティック戦での同点ゴールしかないというのはあまり、励ましにはなりませんけどね。
0-0に終わったコリセウムでのレアル・ソシエダから、2週間も経つとなれば、今度こそ、エースのボルハ・マジョラル、マドリーの夏のアメリカツアーでネンザしたアルバロ・ロドリゲス(RMカスティージャからレンタル)らの実戦復帰が期待されるところですが、こればっかりはねえ。幸い、相手のセビージャは開幕から1分け3敗で最下位と、調子が悪いのは都合がいいんですけどね。来週はそのベティス戦が水曜に入って、3連戦となるため、ヘタフェも早く、最善がスコアレスドローという状態から、脱却してほしいものです。
そして土曜の午後9時(日本時間翌午前4時)からは兄貴分マドリーの番で、こちらはサン・セバスティアンでのレアル・ソシエダ戦。ええ、オジャルサバルが松葉杖をついて、帰って行ったチームですが、彼らはヘタフェ戦でもブライス・メンデス、トラオレを負傷で失うという不運に遭遇しているんですよ。とはいえ、ケガ人自慢ではマドリーの方が上を行っていて、ええ、ご存知の通り、昨季、ヒザの靭帯を断裂したアラバ、UEFAスーパーカップの前日練習でヒザを捻ったカマビンガ、代表戦直前のベティス戦で重度のネンザを負ったセバージョスはまだ当分、戻れない見込み。
唯一、フランス代表から即Uターンとなった2人組のうち、メンディだけは大丈夫そうなんですけどね。足の中足骨の痛みに悩むチュアメニ、足底筋を痛めたベリンガム、太もものケガでブラジル代表を早退してきたミリトンは微妙なところで、何せ、マドリーはこの先、3週間、地獄の連戦サイクルに突入。とりわけ、来週火曜には新フォーマットのCL1節、シュットガルト戦も控えているため、アンチェロッティ監督も選手にムリはさせないでしょうが、何はなくとも攻撃面では人が余りまくっていますからね。
ええ、この各国代表戦でもロドリゴが土曜のエクアトリア戦で決勝ゴールを挙げたかと思えば、ブライムもモロッコ代表で2得点して帰還。ネーションズリーグ1節のウェールズ戦で終盤、交代を頼み、すわ負傷かと心配されたギュレルもただの打撲で、月曜のアイスランド戦でアシストを記録していますし、モドリッチまでが日曜のポーランド戦で直接FKを決め、クロアチアを勝利に導いているとなればって、え?長年の夢が叶って、とうとうマドリー入団を果たした超大型新人、エムバペはどうしたのかって?
いやあ、4節のベティス戦で2得点挙げ、とうとうリーガでもゴールデビューした彼だったんですが、お隣さんのグリーズマン同様、フランス代表の2試合ではあまり貢献できなくてねえ。イタリアに1-3と負けた後、月曜のベルギー戦では共々、ベンチスタートとなったんですが、チームは彼らがピッチに入る前にコロ・ムアニとデンベレのPSGコンビがゴールを決め、2-0と勝利。もう33才になったグリーズマンはともかく、25才のエムバペがあれではデシャン監督も大変かと。
一方、そのグリーズマンや太平洋の向こうに出向しているアルゼンチン代表組の帰りを首を長くして待っているアトレティコは日曜午後9時から、メトロポリターノでのバレンシア戦でリーガ再開となるんですが、週が明けて、ショックなニュースが一つ。というのも筋肉痛でU21スペイン代表を離脱してきたバリオスが思ったより重傷で、実は全治1ケ月のケガだったというのがわかったからですが、マドリー同様、連戦期間に入るシメオネ監督のチームにとっては、かなりの痛手になったかと。同様に体調不良のオブラクの代わりに出場したデビュー戦、アスレティック戦で痛めた背中のせいで、アルゼンチン代表を早退してきたGKムッソは火曜のマハダオンダ(マドリッド近郊)の練習から合流しています。
ちなみに現在、相手のバレンシアはウーゴ・ドゥロの負傷と、強姦容疑で逮捕されたラファ・ミル(セビージャからレンタル)がチームから隔離されたのが重なり、得点力が低下しているのはともかく、シメオネ監督はこの試合でこの夏、最後の補強となったCBレングレ(バルサからレンタル)のデビューを計画しているよう。まあ、今回の代表戦週間はヒメネスも出場停止でウルグアイ代表に行っていませんから、守備の面では心配はなさそうですけどね。それより指揮官の願いは、チリ戦でgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)を挙げたフリアン・アルバレス(マンチェスター・シティから移籍)が火曜深夜のコロンビア戦でもゴールづいて、その勢いをアトレティコでの初得点に繋げてくれることだった?
いや、実際、不思議な縁で、その対戦のコロンビア側では、ペルー戦で後半だけの出場だったハメス・ロドリゲスが先発。しかもアルゼンチンに2-1と勝利するPKゴールを決めたとなれば、嫌が応でも月曜にオサスナ戦をエスタディオ・バジェカスで迎えるラージョファンの胸は、ファルカオに続く、この夏の目玉移籍のデビューへの期待で高鳴ることになったんですが、もしやそれはイニゴ・ペレス監督も同じだった?ええ、今は11位とはいえ、ラージョはバルサ、エスパニョールとカタルーニャ勢に負けて、2連敗中ですからね。RdT(ラウール・デ・トマス)の姿をほとんど見かけなくなった昨今、さすがにカメージョだけでは頼りないため、チームが勝ち癖を取り戻すためにもハメスには貢献してもらいたいものですが…何かちょっと、再びスタジアム通い漬けになる今週末以降のハードスケジュールが私も恐ろしいんですよね。
まあ、その出場権獲得祝いに加われなかったバリオス(アトレティコ)の話はまた後ですることにして、まさに頼もしい後輩たちですが、この9月代表戦は兄貴分たちもアウェイ戦が2試合続き、うーん、こちらはネーションズリーグ同グループの他3チーム、セルビア、スイス、デンマークも揃って、第1ユニが赤いというのもあるんですけどね。パステル調の色だけでなく、シャツの背中の首のところ付いている、赤いカーネーションを見る度、私もこんな可愛いユニでプレーして、敵に舐められるんじゃないかと思ったもの。それこそ先週木曜のグループリーグ初戦、セルビア戦でスコアレスドローした際など、7月に12年ぶりに戴冠したユーロのせいで、王者呆けしちゃったのかと恐れもしたところ、全然大丈夫。というのも…。
そう、日曜にジュネーブで2節のスイス戦に挑んだスペインA代表だったんですが、実は試合前はセルビア戦で足首に重度のネンザを負ったオジャルサバル(レアル・ソシエダ)が離脱していただけでなく、ダニ・オルモも打撲のせいで、プレーできないという逆境が発生。モラタ(アトレティコからミランに移籍)も負傷中で招集されていなかったこともあり、ゴール不足が懸念されていたんですけどね。蓋を開けてみれば、ええ、シメオネ監督もよく、「La pelota no quiso entrar/ラ・ペロータ・ノー・キソ・エントラル(ボールがゴールに入りたがらなかった)」と言い訳しているように、セルビア戦は本当に撃っても撃っても入らない日だっただけなのが判明したんですよ。
それでも初戦のデンマーク戦で2-0と負けていたスイスは同胞の熱い応援を受けて、すぐに反撃を開始。ユーロの後、ゾマー以外にもファビアン・シェア(ニューキャッスル)、ジェルダン・チャチリ(バーゼル)らも代表引退、その日は直前の試合で退場したグラニト・ジャカ(レバークーゼン)も出場停止だったにも関わらず、7分にはエンボロ(モナコ)のアシストでオメラジッチ(モンペリエ)にGKダビド・ラジャ(アーセナル)が破られているって、どういうこと?いえ、この時はプレーの起点でフロイラー(ボローニャ)の手にボールが当たり、ハンドのファールでゴールは認められなかったんですけどね。
実際、この試合の前半は波乱続きで、いえ、13分にニコ・ウィリアムス(アスレティック)のシュートがコベルに弾かれた後、エリア内に駆けつけたファビアン(PSG)が撃ち込んで、スペインは2点目をゲット。セルビア戦の精度のなさは一過性だったことを証明してくれたのは良かったですよ。それが21分、カウンターで抜け出したエンボロを追ったル・ノルマン(アトレティコ)が相手を力づくで止め、最後のDFのファールということで、レッドカードを出されてしまうとは、これ如何に。最初はエンボロがオフサイドだった可能性もあったため、私もすがるような思いで、VAR判定を待っていたんですが、そうは問屋が卸しません。
結局、オフサイドはなく、ル・ノルマンは退場に。いえ、アトレティコ的には代表2試合フル出場とならず、体力を温存できたのは有難いんですけどね。この試合の後半にイエローカードをもらい、累積警告となったカルハバル(マドリー)と共に、彼も10月最初の1試合は出場停止になるため、スペイン代表から、マドリッド勢が消滅してしまう危険もなきにしろあらず。まあ、そんな心配はもっと先にすればいいんですが、すぐにデ・ラ・フエンテ監督はペドリ(バルサ)を下げ、CBビビアン(アスレティック)を入れたとはいえ、残り70分以上、数的劣勢でプレーしなければいけなくなったスペインが持ち越えたのかというと…。
それが雨がザーザー降っていたスタッド・ドゥ・ジュネーブで、耐えちゃたどころじゃなかったんですよ。いえ、41分にはエンボロがヘッドで繋いだボールをアムドゥニ(ベンフィカ)にゴールに蹴り込まれ、1点差に迫られて、ハーフタイムに入ったスペインだったんですけどね。更に後半3分はやはりCKから、アンドゥニにヘッドされ、そのボールをビビアンがクリアし損ねて、オウンゴールに。その時は幸い、バルガス(アウクスブルク)のCKの軌道がゴールラインを越えていたおかげで命拾いという幸運に恵まれたんですが、10人で何とか、やりくりしていたスペインに再び、火が点いたのは残り15分となってからのことでした。
そう、後半頭から、「とても要求の高い前半のせいで疲れ果てていた」(デ・ラ・フエンテ監督)ジャマルとバトンタッチしたフェラン・トーレスが、バルサの先輩としての矜持を見せてくれたんですよ。32分にはGKラジャのロングキックを追って、敵エリアの右側からファビアンにキラーパス。これをユーロでも2得点を挙げているMFがゴールに変えると、その3分後にはまたフェランがホセルのスルーパスからドリブルで上がり、今度は自分で4点目を挙げてしまったとなれば、もう恐れるものは何もない?
そのまま、1-4で勝利したスペインだったんですが、この日の彼らの冴えぶりはデータからもわかって、21本も撃ちながら、ゴールがまったく入らなかったセルビア戦と違い、合計9本のシュートで枠内が8本も。この勝利でようやく、代表もプレシーズンが終わったと言っていいかと思いますが、いやあ。次回は1カ月先の10月12日、2連勝で首位に立っているデンマークをムルシアのエンリケ・リコに、その3日後にセルビアをコルドバのヌエボ・アルカンヘルに迎えるとあって、それまでに誰に何が起きるかわかりませんからね。チームの継続性を保証できないのは辛いところですが、とりあえず、ユーロ同様に強いスペインが見られたのは良かったかと。
え、スペイン代表戦が終わったってことはもう、リーガ再開も近いんじゃないかって?その通りで、金曜には弟分のレガネスがアウェイのベティス戦で5節の先陣を切るんですけどね。このparon(パロン/リーガの停止期間)のおかげで、8月末の移籍市場クローズ最後の瞬間にサプライズ加入したハラー(ドルトムントからレンタル)がチームに慣れることができたのは嬉しい限り。とりあえず、1部再昇格してからの4試合を1勝2分け1敗で9位と、まずまずなスタートを切ったボルハ・ヒメネス監督のチームは、これでFWが6人となり、ミゲール・デ・ラ・フエンテを筆頭にディエゴ・ガルシア、ファン・クルス、ラバ、ムニル(ラス・パルマスから移籍)と駒は十分なんですけどね。やはり2部と違って、そうそうゴールは入るもんじゃないため、アタッカーは多いに越したことはありませんって。
そして土曜にはお隣さん、ヘタフェもセビージャへ赴き、こちらはサンチェス・ピスファンでベティスのお隣さんとアウェイゲーム。ボルダラス監督のチームは開幕から、ずっと引分けで16位と、マドリッド勢の中で一番下にいるんですが、それにはミッドウィーク開催の3節ベティス戦が、相手にコンフェレンスリーグ予選プレーオフがあったために順延となり、まだ3試合しかプレーしていないという事情も。いえ、だからって、得点がボランチ本職ながら、CFに抜擢されているウチェ(RFEF1部/実質3部のセウタから移籍)の開幕アスレティック戦での同点ゴールしかないというのはあまり、励ましにはなりませんけどね。
0-0に終わったコリセウムでのレアル・ソシエダから、2週間も経つとなれば、今度こそ、エースのボルハ・マジョラル、マドリーの夏のアメリカツアーでネンザしたアルバロ・ロドリゲス(RMカスティージャからレンタル)らの実戦復帰が期待されるところですが、こればっかりはねえ。幸い、相手のセビージャは開幕から1分け3敗で最下位と、調子が悪いのは都合がいいんですけどね。来週はそのベティス戦が水曜に入って、3連戦となるため、ヘタフェも早く、最善がスコアレスドローという状態から、脱却してほしいものです。
そして土曜の午後9時(日本時間翌午前4時)からは兄貴分マドリーの番で、こちらはサン・セバスティアンでのレアル・ソシエダ戦。ええ、オジャルサバルが松葉杖をついて、帰って行ったチームですが、彼らはヘタフェ戦でもブライス・メンデス、トラオレを負傷で失うという不運に遭遇しているんですよ。とはいえ、ケガ人自慢ではマドリーの方が上を行っていて、ええ、ご存知の通り、昨季、ヒザの靭帯を断裂したアラバ、UEFAスーパーカップの前日練習でヒザを捻ったカマビンガ、代表戦直前のベティス戦で重度のネンザを負ったセバージョスはまだ当分、戻れない見込み。
唯一、フランス代表から即Uターンとなった2人組のうち、メンディだけは大丈夫そうなんですけどね。足の中足骨の痛みに悩むチュアメニ、足底筋を痛めたベリンガム、太もものケガでブラジル代表を早退してきたミリトンは微妙なところで、何せ、マドリーはこの先、3週間、地獄の連戦サイクルに突入。とりわけ、来週火曜には新フォーマットのCL1節、シュットガルト戦も控えているため、アンチェロッティ監督も選手にムリはさせないでしょうが、何はなくとも攻撃面では人が余りまくっていますからね。
ええ、この各国代表戦でもロドリゴが土曜のエクアトリア戦で決勝ゴールを挙げたかと思えば、ブライムもモロッコ代表で2得点して帰還。ネーションズリーグ1節のウェールズ戦で終盤、交代を頼み、すわ負傷かと心配されたギュレルもただの打撲で、月曜のアイスランド戦でアシストを記録していますし、モドリッチまでが日曜のポーランド戦で直接FKを決め、クロアチアを勝利に導いているとなればって、え?長年の夢が叶って、とうとうマドリー入団を果たした超大型新人、エムバペはどうしたのかって?
いやあ、4節のベティス戦で2得点挙げ、とうとうリーガでもゴールデビューした彼だったんですが、お隣さんのグリーズマン同様、フランス代表の2試合ではあまり貢献できなくてねえ。イタリアに1-3と負けた後、月曜のベルギー戦では共々、ベンチスタートとなったんですが、チームは彼らがピッチに入る前にコロ・ムアニとデンベレのPSGコンビがゴールを決め、2-0と勝利。もう33才になったグリーズマンはともかく、25才のエムバペがあれではデシャン監督も大変かと。
一方、そのグリーズマンや太平洋の向こうに出向しているアルゼンチン代表組の帰りを首を長くして待っているアトレティコは日曜午後9時から、メトロポリターノでのバレンシア戦でリーガ再開となるんですが、週が明けて、ショックなニュースが一つ。というのも筋肉痛でU21スペイン代表を離脱してきたバリオスが思ったより重傷で、実は全治1ケ月のケガだったというのがわかったからですが、マドリー同様、連戦期間に入るシメオネ監督のチームにとっては、かなりの痛手になったかと。同様に体調不良のオブラクの代わりに出場したデビュー戦、アスレティック戦で痛めた背中のせいで、アルゼンチン代表を早退してきたGKムッソは火曜のマハダオンダ(マドリッド近郊)の練習から合流しています。
ちなみに現在、相手のバレンシアはウーゴ・ドゥロの負傷と、強姦容疑で逮捕されたラファ・ミル(セビージャからレンタル)がチームから隔離されたのが重なり、得点力が低下しているのはともかく、シメオネ監督はこの試合でこの夏、最後の補強となったCBレングレ(バルサからレンタル)のデビューを計画しているよう。まあ、今回の代表戦週間はヒメネスも出場停止でウルグアイ代表に行っていませんから、守備の面では心配はなさそうですけどね。それより指揮官の願いは、チリ戦でgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)を挙げたフリアン・アルバレス(マンチェスター・シティから移籍)が火曜深夜のコロンビア戦でもゴールづいて、その勢いをアトレティコでの初得点に繋げてくれることだった?
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欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選の組み合わせ抽選会を実施した。 アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が共催する次のW杯。これまでの32カ国から、48カ国に出場国が増加し、規模が大きくなった初の大会となる。 アジア、南米、アフリカではすでにW杯予選がスタートしている中、ヨーロッパはUEFAネーションズリーグ(UNL)が開催されており、ここから本格的に予選がスタートする。 12のグループに分かれて行われる欧州予選。各グループの1位はW杯出場権を獲得。グループ2位の12カ国はプレーオフに進出し、その中から4カ国が出場権を獲得。ヨーロッパからは合計16カ国が出場することとなる。 UNLの準々決勝以降はまだ行われていないため、一部のグループは組み合わせが決まっていない中、確定しているグループもある。 イングランド代表はグループKに入り、5カ国で戦うことに。セルビア代表、アルバニア代表、ラトビア代表、アンドラ代表と同居した。 また、ベルギー代表はグループJに入り、ウェールズ代表、北マケドニア代表、カザフスタン代表、リヒテンシュタイン代表と同居している。 欧州予選は2025年3月から11月までの5回のインターナショナル・マッチウィークで行われることに。4カ国で組まれているグループAからFまでは9月まで予選が行われないこととなる。 <h3>◆2026年北中米W杯欧州予選組み合わせ</h3> 【グループA】 ドイツ/イタリア勝者 スロバキア 北アイルランド ルクセンブルク 【グループB】 スイス スウェーデン スロベニア コソボ 【グループC】 ポルトガル/デンマーク勝者 ギリシャ スコットランド ベラルーシ 【グループD】 フランス/クロアチア勝者 ウクライナ アイスランド アゼルバイジャン 【グループE】 スペイン/オランダ勝者 トルコ ジョージア ブルガリア 【グループF】 ポルトガル/デンマーク敗者 ハンガリー アイルランド アルメニア 【グループG】 スペイン/オランダ敗者 ポーランド フィンランド リトアニア マルタ 【グループH】 オーストリア ルーマニア ボスニアヘルツェゴビナ キプロス サンマリノ 【グループI】 ドイツ/イタリア敗者 ノルウェー イスラエル エストニア モルドバ 【グループJ】 ベルギー ウェールズ 北マケドニア カザフスタン リヒテンシュタイン 【グループK】 イングランド セルビア アルバニア ラトビア アンドラ 【グループL】 フランス/クロアチア敗者 チェコ モンテネグロ フェロー諸島 ジブラルタル 2024.12.14 01:07 Sat2
“FKの名手”グリマルドのお手本は…06年W杯で日本代表を沈めたブラジル代表の絶対的名手「選ばれし稀有な存在」
レバークーゼンのスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルド(28)が、お手本とするフリーキッカーを明かした。 遠回りのサッカー人生が身を結んだグリマルド。バルセロナの下部組織時代、メディア向けの発言が当時トップチームを率いたルイス・エンリケ監督の逆鱗に触れ、すぐさまベンフィカへ放出されるという事態に。 ポルトガルの地で辛抱強く評価を高め、昨夏レバークーゼンへ移籍すると、シャビ・アロンソ監督の下でブンデスリーガ無敗優勝を成し遂げ、個人レベルでも大活躍。因縁の指揮官が去ったスペイン代表に28歳でようやく初招集だ。 ユーロ2024では左サイドバックの1番手とも目される「セットプレーのスペシャリスト」グリマルド。開幕を控えてスペイン『Relevo』のインタビューに応じ、卓越した左足プレースキックの原点を明かしている。 「ラ・マシア時代、練習が終わると、チームメイト数人といつも何時間もゴール目掛けてボールを蹴っていたからね。長年の努力がまずひとつさ。時の流れとともに、完璧なキックの数が増えてきた感じかな」 「お手本とする選手は?」と問われると、かつて日本代表が2006年ドイツW杯で弾丸ミドルを喰らった、元ブラジル代表の絶対的名手を真っ先に挙げた。 「リヨン時代のジュニーニョ・ペルナンブカーノだ。まさに、選ばれしごく少数の稀有な存在だね。シュートの軌道が上がったり下がったり…どちらも同じ速度でだ。簡単じゃない、なんてレベルじゃないよ(笑)」 「ギャレス・ベイルのショットもよく観察していたね。僕が注目した選手は皆、独特のショットプロセスを持っている選手。同じことはできないけど、特徴を捉え、自分なりの完璧に仕上げてきたんだ」 2024.06.13 13:20 Thu3
「まず開催されるかわからない」南米王者アルゼンチンの指揮官がフィナリッシマに言及、欧州王者スペインと対戦も「来年は確実に難しい」
アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督がフィナリッシマの開催に言及した。アルゼンチン『TyC Sports』が伝えた。 コパ・アメリカを制した南米王者とユーロを制した欧州王者が対戦するフィナリッシマ。2022年6月に第1回大会が開催され、イタリア代表を破ったアルゼンチンが初代王者に輝いていた。 今夏のコパ・アメリカ2024で大会2連覇を果たし、南米王者の座を守ったアルゼンチン。今度はユーロ2024で優勝したスペイン代表とフィナリッシマで相まみえる。 前回大会はコパ・アメリカとユーロの翌年に開催されたなか、第2回大会の開催時期は未定。スケジュールがタイトなことから、2025年の開催は不可能とみられている。 アルゼンチンを率いるスカローニ監督も、2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選のコロンビア代表戦を前にした8日の記者会見で言及。2017年のUEFAプロライセンス取得時に戦術的指導を受けたルイス・デ・ラ・フエンテ監督との対戦日程について、やはり2025年の開催は難しいだろうと見解を示している。 「まず、開催されるかどうかわからない。日程に関して聞いた限りでは、来年の開催は確実に難しいだろう。特にスペインは11月までワールドカップ予選を戦わなければならない。来年実現するとは思えない」 「(日程や会場の)空きが見つかるのかどうかだ。なぜならこのような試合は、ある試合とまた別の試合の間でプレーすることになるからだ。私にはどうなるかまだわからない。まだ先の話だし、そこまでは考えていない。そういった情報しか持っていないから、何が起こるか見てみよう」 なお、開催地については、アルゼンチンサッカー協会 (AFA)がブエノスアイレスのモニュメンタル・スタジアムで行われることを望んだものの、今夏のコパ・アメリカや2026年ワールドカップの開催地であるアメリカ、もしくはヨーロッパが有力とのこと。日程はワールドカップ開催年の2026年3月になる可能性が最も高いと考えられている。 2024.09.09 15:30 Mon4
北中米W杯欧州予選のポット分けが決定!前回準優勝のフランスや3位クロアチアがポット1に
欧州サッカー連盟は28日、来年3月から始まる2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選のポット分けを発表した。 欧州予選のグループリーグは2025年3月~2025年11月まで開催され、出場55カ国を12グループに分け、それぞれホーム&アウェイで総当たり戦を行う。各グループ1位チームは本大会出場権を獲得し、各グループ2位チームはプレーオフに出場する。 今回ポット1には、UEFAネーションズリーグ2024-25の準々決勝に進出したポルトガル代表、クロアチア代表、フランス代表、イタリア代表、ドイツ代表、オランダ代表、スペイン代表、デンマーク代表のに加え、UEFAランキング上位のイングランド代表、ベルギー代表、スイス代表、オーストリア代表が入った。 なお、抽選会は12月13日にスイスのチューリッヒで行われる。 <h3>◆ポット1</h3> フランス スペイン イングランド ポルトガル オランダ ベルギー イタリア ドイツ クロアチア スイス デンマーク オーストリア <h3>◆ポット2</h3> ウクライナ スウェーデン トルコ ウェールズ ハンガリー セルビア ポーランド ルーマニア ギリシャ スロバキア チェコ ノルウェー <h3>◆ポット3</h3> スコットランド スロベニア アイルランド アルバニア 北マケドニア ジョージア フィンランド アイスランド 北アイルランド モンテネグロ ボスニア・ヘルツェゴビナ イスラエル <h3>◆ポット4</h3> ブルガリア ルクセンブルク ベラルーシ コソボ アルメニア カザフスタン アゼルバイジャン エストニア キプロス フェロー諸島 ラトビア リトアニア <h3>◆ポット5</h3> モルドバ マルタ アンドラ ジブラルタル リヒテンシュタイン サンマリノ 2024.11.29 08:30 Fri5