コパがなくてもCLのある兄貴分たちは辛い…/原ゆみこのマドリッド
2025.01.21 23:30 Tue
ロッカールームで勝利を祝うレガネス
「結局、潰し合わないといけないのね」そんな風に私が眉をしかめていたのは月曜日、お昼にあったコパ・デル・レイ準々決勝抽選の結果を知った時のことでした。いやあ、今季はマドリッド勢1部5チーム中、ラージョ以外の4チームが16強対決を勝ち抜き、生き残り8チームの半数を占めるという凄いことになっているんですけどね。それぞれ、外様と組み合わさって、準決勝はオールマドリッド勢という淡い夢も見ていたものの、当然ながら、現実はシビア。真逆の兄弟分ダービー2カードとなったとなれば、下手したら、準決勝で全滅する危険性もある?
ちなみにマドリッドで行われる2試合は2月4日(火)のメトロポリターノでのアトレティコvsヘタフェ戦と5日(水)のブタルケでのレガネスvsレアル・マドリー戦で、ええ、レガネスは2017-18シーズンに2試合制の準々決勝、サンティアゴ・ベルナベウでの2ndレグでジダン監督率いるチームに逆転勝ち抜けしたpepinazo(ペピナソ)の前例があるんですが、それ以外の3回の対戦では全て敗退。今季のリーガ前半もホームで0-3と負けているため、あまり多くを望んでもいけないんですが、先週末にはもう1つの兄貴分、アトレティコにも勝っていましたからね。
しかも準々決勝前2週間のミッドウィーク、弟分たちは試合なし。兄貴分たちはCLリーグフェーズのラスト2試合が入っているため、昨今、アトレティコにほとんど勝っていない上、アルバロ・ロドリゲスとディエゴ・リコが出場停止になるヘタフェにしても、決してチャンスがない訳ではないような。その一方で残る組み合わせはレアル・ソシエダvsオサスナの北国対決、バレンシアvsバルサの地中海沿岸対決と、あくまで決勝はスペインの別地方同士の対戦になるように仕組まれているような気がしないでもないんですけどね。アスレティックとマジョルカだった昨季とは違い、今季は4月26日のカルトゥーハでの大一番にマドリッドのチームが絡めるといいですよね。
まあ、そんなことはともかく、先週末のリーガを振り返っていくことにすると、マドリッドでの20節は土曜にレガネスがアトレティコをブタルケに迎えて始まったんですが、うーん、シメオネ監督のチームがクラブ新記録の15連勝中だったこともあって、私もすっかり失念していたんですよね。そう、実は昨年最後の試合でアトレティコが逆転勝ちする直前、レガネスもモンジュイックで当時、まだ首位だったバルサを0-1と撃破。それもあっての首位入れ替えに繋がったんですが、ボルハ・ヒメネス監督のチームは先週ミッドウィークもコパで2部首位のアルメリアを倒して、首位キラーを拝命していたってことを。
前半はフリアン・アルバレス、グリーズマン、そしてオフサイドだったものの、ギャラガーのヘッドも枠に阻まれたアトレティコは0-0で折り返したんですが、何と後半4分、ラバの蹴ったCKを、バリオスのマークを逃れたナスタシッチが先制ゴールに。バルサ戦ではそれこそ、前半4分にセルヒオ・ゴンサレスが奪った1点を最後まで守り切った彼らとなれば、「El gol a ellos les dio esa fuerza para seguir trabajando defensivamente/エル・ゴル・ア・エジョス・レス・ディオ・エサ・フエルサ・パラ・セギール・トラバハンドー(ゴールが彼らに働き続ける力を与えた)」(シメオネ監督)のは当然だった?
うーん、15試合ぶりに敗者の弁を担当することになったGKオブラクも「Lo más fácil es hablar que hemos estado fatal, pero en verdad no.../ロ・マス・ファシル・エス・アブラル・ケ・エモス・エスタードー・ファタル、ペロ・エン・ベルダッド・ノー(一番簡単なのは、ウチは最悪だったと言うことだけど、実際のところ、そうじゃなかったから…)」と不思議そうにしていましたしね。要は久々に撃っても撃っても入らない日に当たったってことなんでしょうが、気をつけてほしいのは、シメオネ監督も「Ahí nos faltó la altura de Sorloth para generar vértigo/アイー・ノス・ファルトー・ラ・アルトゥーラ・デ・ソルロートパラ・ヘネラル・ベルティゴ(混乱を起こすためのセルロートの高さがウチには欠けていた)」と認めながら、クロスばかり放り込んでいた後半の不毛な攻撃方法。
何せ、もうすぐそこに迫っている火曜午後9時(日本時間翌午前5時)からのCLレバークーゼン戦にもセルロートは出られませんからね。連勝記録が15で途切れてしまったことや、翌日にはお隣さんにリーガ首位を奪われてしまったことなどはさっさと忘れて、現在、11位。それでも決勝トーナメント16強対決直接進出ができる8位以上とたったの勝ち点1差という状況を何とかすべく、メトロポリターノにシャビ・アロンソ監督のチームを迎える試合では地に足をつけたプレーをして、必勝を目指してもらいたいものですが…相手はCL4位、ブンデスリーガ2位と今季も決して弱くはないんですよね。
そして土曜はブタルケからメトロスール(地下鉄南部線)のフリアン・ベステイロ駅まで20分歩いて、3駅先のロス・エスパルタレス駅で下車。コリセウムでのバルサ戦を梯子した私だったんですが、こちらでも弟分チームの根性を見せつけられることになるとは!ええ、この日はまたボランチのウチェがCFと、ゴールはあまり期待できない布陣でスタートしたヘタフェだったんですが、悪いことに前半10分には頼りのGKダビド・ソリアがミス。クンデのシュートを一旦は止めながら、ボールを掴めないでいるうちに再び同選手に蹴られ、早々に先制点を奪われてしまったいから、さあ大変!
その後もずっとボールを相手に握られていたため、ファンも絶望的な想いで眺めていたんですが、大丈夫。そこはお隣さんがバルサに勝っていたのと、兄貴分のアトレティコにまで土を付けたのに触発されたか、34分にはカンテラーノのコバの撃ったシュートをGKイニャキ・ペナが弾いたボールに詰めたアランバリが同点ゴールをゲット。1-1で折り返した後半は、うーん、再開2分にシュートを放ったアランバリが負傷して、彼と交代したジェジュがピッチに入ってすぐ、ガビを「Submormal/スブノルマル(低能)」と呼んで、「Quién eres tú? Eres malísimo/キエン・エレス・トゥ?エレス・マリシモ(お前は誰だ?超下手くそ)」と返される20才同士の言い争いに発展。イエロカードをもらってしまってねえ。
おかげで20分にカルレス・ペレスとアルバロ・ロドリゲスをピッチに入れる際、アレニャと共に、「Es un jugador impetuoso/エス・ウン・フガドール・インペトゥオーソ(彼は衝動的な選手)」だからと、退場を恐れたボルダラス監督に代えられてしまったりもしていたんですが、この日のバルサはジャマルやラフィーニャが冴えていなかったのが幸い。最後は9人になったコパのポンテベドラ(RFEF2部/実質4部)戦より、ちょっとだけマシな22%のポゼッションで、シュートなど26本(うち枠内5本)も撃たれていたヘタフェでしたが、そのまま引分けてしまったとなれば、さすがここ5年間、コリセウムでバルサに勝利を許していないだけはある?
いえまあ、リーガではここ8試合で勝ち点6しか稼げていないフリック監督のチームではあるんですけどね。降格圏と勝ち点1差しかないヘタフェにとっては有難いポイントでしたし、何より、せっかく2試合連続得点して、復活したようだったエースのボルハ・マジョラルがこの日はまた、ヒザの違和感でプレーできず。1月もどんどん残り少なくなっていくというのに、FW補強の話も聞こえてきませんし、週末日曜のレアル・ソシエダ戦もまた綱渡りの状態が続くとなれば…ちなみにお隣さんのレガネスも日曜はアスレティック戦で、どちらも木曜にELがあるチームと当たるのはちょっと、ツイているかもしれません。
そして翌日曜はサンティアゴ・ベルナベウにマドリーがラス・パルマスを迎えたんですが、せっかく早々にアトレティコから首位を奪うチャンスが来た彼らだというのに、開始28秒にはサンドロのクロスをファビオ・シウバにゴール前から決められて、リードを奪われているんですから、ビックリしたの何のって。でもねえ、逆にこれが火をつけてしまったか、普段はあまり前半から得点することのない彼らだったんですけどね。もう18分には、出場停止2試合のビニシウスに代わり、左サイドに入っていたロドリゴがエリア内でサンドロに倒されてPKを獲得。
どうやらCLリバプール戦、アスレティック戦での連続PK失敗から完全に立ち直ったようなエムバペがしっかり決めて、同点に追いつくと、33分にも彼はエリア外から強烈なシュートを放ちます。これはGKシレッセンに弾かれてしまったものの、こぼれ球をルーカス・バスケスが拾い、ゴール前反対サイドにいたブライムに送って、さっさとマドリーは逆転することに。その3分後にも今度はロドリゴのラストパスをエムバペが決めて、3点目が入ったとなれば、42分、再度の彼のゴールがVARモニター判定でオフサイドにされたって、別に痛くも痒くもない?
そんな感じで前半だけでシュート15本(うち枠内9本)と撃ちまくりだったマドリーなんですが、先日のコパ、セルタ戦での延長戦5-2勝利から続くgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)にすっかり、スペイン・スーパーカップ決勝でバルサにボコボコにされたのを忘れてしまったベルナベウのファンは後半も3本のゴールを楽しむことに。いえ、13分に今度はエムバペ、フラン・ガルシアと繋ぎ、最後はロドリゴが決めた4点目以外は残念ながら、後半頭から出場したベニトがルーカス・バスケスを蹴って、レッド退場になった後の29分、FKから決めたベリンガムも、41分にバルベルデが対角線上に撃ち込んだgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)もオフサイドで認められなかったんですけどね。
スコアが4-1と余裕だったのもあり、31分にはヒザの靭帯断裂から399日目にして、とうとう復活を遂げたアラバがピッチに入り、スタンドから温かい拍手を浴びることもできましたし、終盤にはカンテラーノのチェマとロレンソもトップチームデビュー。それには、この日はモドリッチも累積警告で出場停止、カマビンガはセルタ戦で負傷、チュアメニも試合当日、痛みを訴えて休場と選手の頭数が少なかったせいもあるんですけどね。アンチェロッティ監督も「Es un gran delantero que se encuentra muy bien en el centro, más que en la banda/エス・ウン・グラン・デランテーロ・ケ・セ・エンクエントラ・ムイ・ビエン・エン・エル・セントロ、マス・ケ・エン・ラ・バンダ(サイドより、センターでいい感じの偉大なFWだ)」と褒めていたエムバペがいつもこの調子なら、水曜午後9時からのCLザルツブルク戦もまったく恐れることはないかと。
ただ現在、勝ち点9しかなく、20位にいる彼らは、ええ、16強直接進出8位までの間にいる11チームもあと2節で上積みのチャンスがありますからね。たとえ、最終節のブレスト戦と合わせ、2連勝しても、プレーオフに回る可能性が高いんですが、そうなると、2月もコパ準々決勝と準決勝1stレグに挟まれた2週間が埋まり、年明けからずっと週2試合ペースが続くことに。ザルツブルク戦にはビニシウスとモドリッチが戻って来るとはいえ、どうやら、この先もアンチェロッティ監督はローテーションで大いに頭を悩ますことになりそうです。
そして日曜の続く時間帯でプレーしたのがラージョで、いえ、丁度、私が近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)に辿り着いた時には前半19分にカメージョが、昨年のオリンピック決勝で奥義を極めた1対1でGKセルヒオ・エレーラをvaselina(バセリーナ/ループシュート)で破り、0-1とリードしていたんですけどね。残念ながら、後半14分にはラウール・ガルシアのヘッドで同点にされ、そのまま1-1でオサスナと分けてしまうことに。
まあ、イニゴ・ペレス監督のチームは降格圏と勝ち点7差の9位と、比較的落ち着いたところにいるため、アウェイでは勝ち点1ゲットで御の字といったところでしょうが、もうこちらはコパもなく、目指すはリーガでなるたけ高い位置で終わることオンリー。それだけに日曜午後2時のデーゲームでエスタディオ・バジェカスにジローナを迎える試合ではしっかり勝って、ホームのファンを喜ばせてあげられるといいのですが…まさにこのところ、真冬の寒さが到来中のマドリッド。夜じゃない試合があるのって、本当に嬉しいですよね。
ちなみにマドリッドで行われる2試合は2月4日(火)のメトロポリターノでのアトレティコvsヘタフェ戦と5日(水)のブタルケでのレガネスvsレアル・マドリー戦で、ええ、レガネスは2017-18シーズンに2試合制の準々決勝、サンティアゴ・ベルナベウでの2ndレグでジダン監督率いるチームに逆転勝ち抜けしたpepinazo(ペピナソ)の前例があるんですが、それ以外の3回の対戦では全て敗退。今季のリーガ前半もホームで0-3と負けているため、あまり多くを望んでもいけないんですが、先週末にはもう1つの兄貴分、アトレティコにも勝っていましたからね。
しかも準々決勝前2週間のミッドウィーク、弟分たちは試合なし。兄貴分たちはCLリーグフェーズのラスト2試合が入っているため、昨今、アトレティコにほとんど勝っていない上、アルバロ・ロドリゲスとディエゴ・リコが出場停止になるヘタフェにしても、決してチャンスがない訳ではないような。その一方で残る組み合わせはレアル・ソシエダvsオサスナの北国対決、バレンシアvsバルサの地中海沿岸対決と、あくまで決勝はスペインの別地方同士の対戦になるように仕組まれているような気がしないでもないんですけどね。アスレティックとマジョルカだった昨季とは違い、今季は4月26日のカルトゥーハでの大一番にマドリッドのチームが絡めるといいですよね。
前半はフリアン・アルバレス、グリーズマン、そしてオフサイドだったものの、ギャラガーのヘッドも枠に阻まれたアトレティコは0-0で折り返したんですが、何と後半4分、ラバの蹴ったCKを、バリオスのマークを逃れたナスタシッチが先制ゴールに。バルサ戦ではそれこそ、前半4分にセルヒオ・ゴンサレスが奪った1点を最後まで守り切った彼らとなれば、「El gol a ellos les dio esa fuerza para seguir trabajando defensivamente/エル・ゴル・ア・エジョス・レス・ディオ・エサ・フエルサ・パラ・セギール・トラバハンドー(ゴールが彼らに働き続ける力を与えた)」(シメオネ監督)のは当然だった?
とはいえ、最近は負けていても焦らず、静観していれば、土壇場に逆転していたアトレティコだったため、ええ、この日も43分には振り返りVAR(ビデオ審判)モニター判定があり、レガネスのゴール前でハイボールをル・ノルマンとセルヒオ・ゴンサレスが争った際、後者の腕にボールが当たっていたことが発覚。PKをもらった彼らだったんですけどね。まさかの悪い癖が出て、グリーズマンが外してしまい、同点には至らず。そのまま1-0で負けてしまったんですが、もしやこれ、コパのエルチェ戦で負傷したセルロートが途中出場でヘルプに出られなかった影響もあった?
うーん、15試合ぶりに敗者の弁を担当することになったGKオブラクも「Lo más fácil es hablar que hemos estado fatal, pero en verdad no.../ロ・マス・ファシル・エス・アブラル・ケ・エモス・エスタードー・ファタル、ペロ・エン・ベルダッド・ノー(一番簡単なのは、ウチは最悪だったと言うことだけど、実際のところ、そうじゃなかったから…)」と不思議そうにしていましたしね。要は久々に撃っても撃っても入らない日に当たったってことなんでしょうが、気をつけてほしいのは、シメオネ監督も「Ahí nos faltó la altura de Sorloth para generar vértigo/アイー・ノス・ファルトー・ラ・アルトゥーラ・デ・ソルロートパラ・ヘネラル・ベルティゴ(混乱を起こすためのセルロートの高さがウチには欠けていた)」と認めながら、クロスばかり放り込んでいた後半の不毛な攻撃方法。
何せ、もうすぐそこに迫っている火曜午後9時(日本時間翌午前5時)からのCLレバークーゼン戦にもセルロートは出られませんからね。連勝記録が15で途切れてしまったことや、翌日にはお隣さんにリーガ首位を奪われてしまったことなどはさっさと忘れて、現在、11位。それでも決勝トーナメント16強対決直接進出ができる8位以上とたったの勝ち点1差という状況を何とかすべく、メトロポリターノにシャビ・アロンソ監督のチームを迎える試合では地に足をつけたプレーをして、必勝を目指してもらいたいものですが…相手はCL4位、ブンデスリーガ2位と今季も決して弱くはないんですよね。
そして土曜はブタルケからメトロスール(地下鉄南部線)のフリアン・ベステイロ駅まで20分歩いて、3駅先のロス・エスパルタレス駅で下車。コリセウムでのバルサ戦を梯子した私だったんですが、こちらでも弟分チームの根性を見せつけられることになるとは!ええ、この日はまたボランチのウチェがCFと、ゴールはあまり期待できない布陣でスタートしたヘタフェだったんですが、悪いことに前半10分には頼りのGKダビド・ソリアがミス。クンデのシュートを一旦は止めながら、ボールを掴めないでいるうちに再び同選手に蹴られ、早々に先制点を奪われてしまったいから、さあ大変!
その後もずっとボールを相手に握られていたため、ファンも絶望的な想いで眺めていたんですが、大丈夫。そこはお隣さんがバルサに勝っていたのと、兄貴分のアトレティコにまで土を付けたのに触発されたか、34分にはカンテラーノのコバの撃ったシュートをGKイニャキ・ペナが弾いたボールに詰めたアランバリが同点ゴールをゲット。1-1で折り返した後半は、うーん、再開2分にシュートを放ったアランバリが負傷して、彼と交代したジェジュがピッチに入ってすぐ、ガビを「Submormal/スブノルマル(低能)」と呼んで、「Quién eres tú? Eres malísimo/キエン・エレス・トゥ?エレス・マリシモ(お前は誰だ?超下手くそ)」と返される20才同士の言い争いに発展。イエロカードをもらってしまってねえ。
おかげで20分にカルレス・ペレスとアルバロ・ロドリゲスをピッチに入れる際、アレニャと共に、「Es un jugador impetuoso/エス・ウン・フガドール・インペトゥオーソ(彼は衝動的な選手)」だからと、退場を恐れたボルダラス監督に代えられてしまったりもしていたんですが、この日のバルサはジャマルやラフィーニャが冴えていなかったのが幸い。最後は9人になったコパのポンテベドラ(RFEF2部/実質4部)戦より、ちょっとだけマシな22%のポゼッションで、シュートなど26本(うち枠内5本)も撃たれていたヘタフェでしたが、そのまま引分けてしまったとなれば、さすがここ5年間、コリセウムでバルサに勝利を許していないだけはある?
いえまあ、リーガではここ8試合で勝ち点6しか稼げていないフリック監督のチームではあるんですけどね。降格圏と勝ち点1差しかないヘタフェにとっては有難いポイントでしたし、何より、せっかく2試合連続得点して、復活したようだったエースのボルハ・マジョラルがこの日はまた、ヒザの違和感でプレーできず。1月もどんどん残り少なくなっていくというのに、FW補強の話も聞こえてきませんし、週末日曜のレアル・ソシエダ戦もまた綱渡りの状態が続くとなれば…ちなみにお隣さんのレガネスも日曜はアスレティック戦で、どちらも木曜にELがあるチームと当たるのはちょっと、ツイているかもしれません。
そして翌日曜はサンティアゴ・ベルナベウにマドリーがラス・パルマスを迎えたんですが、せっかく早々にアトレティコから首位を奪うチャンスが来た彼らだというのに、開始28秒にはサンドロのクロスをファビオ・シウバにゴール前から決められて、リードを奪われているんですから、ビックリしたの何のって。でもねえ、逆にこれが火をつけてしまったか、普段はあまり前半から得点することのない彼らだったんですけどね。もう18分には、出場停止2試合のビニシウスに代わり、左サイドに入っていたロドリゴがエリア内でサンドロに倒されてPKを獲得。
どうやらCLリバプール戦、アスレティック戦での連続PK失敗から完全に立ち直ったようなエムバペがしっかり決めて、同点に追いつくと、33分にも彼はエリア外から強烈なシュートを放ちます。これはGKシレッセンに弾かれてしまったものの、こぼれ球をルーカス・バスケスが拾い、ゴール前反対サイドにいたブライムに送って、さっさとマドリーは逆転することに。その3分後にも今度はロドリゴのラストパスをエムバペが決めて、3点目が入ったとなれば、42分、再度の彼のゴールがVARモニター判定でオフサイドにされたって、別に痛くも痒くもない?
そんな感じで前半だけでシュート15本(うち枠内9本)と撃ちまくりだったマドリーなんですが、先日のコパ、セルタ戦での延長戦5-2勝利から続くgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)にすっかり、スペイン・スーパーカップ決勝でバルサにボコボコにされたのを忘れてしまったベルナベウのファンは後半も3本のゴールを楽しむことに。いえ、13分に今度はエムバペ、フラン・ガルシアと繋ぎ、最後はロドリゴが決めた4点目以外は残念ながら、後半頭から出場したベニトがルーカス・バスケスを蹴って、レッド退場になった後の29分、FKから決めたベリンガムも、41分にバルベルデが対角線上に撃ち込んだgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)もオフサイドで認められなかったんですけどね。
スコアが4-1と余裕だったのもあり、31分にはヒザの靭帯断裂から399日目にして、とうとう復活を遂げたアラバがピッチに入り、スタンドから温かい拍手を浴びることもできましたし、終盤にはカンテラーノのチェマとロレンソもトップチームデビュー。それには、この日はモドリッチも累積警告で出場停止、カマビンガはセルタ戦で負傷、チュアメニも試合当日、痛みを訴えて休場と選手の頭数が少なかったせいもあるんですけどね。アンチェロッティ監督も「Es un gran delantero que se encuentra muy bien en el centro, más que en la banda/エス・ウン・グラン・デランテーロ・ケ・セ・エンクエントラ・ムイ・ビエン・エン・エル・セントロ、マス・ケ・エン・ラ・バンダ(サイドより、センターでいい感じの偉大なFWだ)」と褒めていたエムバペがいつもこの調子なら、水曜午後9時からのCLザルツブルク戦もまったく恐れることはないかと。
ただ現在、勝ち点9しかなく、20位にいる彼らは、ええ、16強直接進出8位までの間にいる11チームもあと2節で上積みのチャンスがありますからね。たとえ、最終節のブレスト戦と合わせ、2連勝しても、プレーオフに回る可能性が高いんですが、そうなると、2月もコパ準々決勝と準決勝1stレグに挟まれた2週間が埋まり、年明けからずっと週2試合ペースが続くことに。ザルツブルク戦にはビニシウスとモドリッチが戻って来るとはいえ、どうやら、この先もアンチェロッティ監督はローテーションで大いに頭を悩ますことになりそうです。
そして日曜の続く時間帯でプレーしたのがラージョで、いえ、丁度、私が近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)に辿り着いた時には前半19分にカメージョが、昨年のオリンピック決勝で奥義を極めた1対1でGKセルヒオ・エレーラをvaselina(バセリーナ/ループシュート)で破り、0-1とリードしていたんですけどね。残念ながら、後半14分にはラウール・ガルシアのヘッドで同点にされ、そのまま1-1でオサスナと分けてしまうことに。
まあ、イニゴ・ペレス監督のチームは降格圏と勝ち点7差の9位と、比較的落ち着いたところにいるため、アウェイでは勝ち点1ゲットで御の字といったところでしょうが、もうこちらはコパもなく、目指すはリーガでなるたけ高い位置で終わることオンリー。それだけに日曜午後2時のデーゲームでエスタディオ・バジェカスにジローナを迎える試合ではしっかり勝って、ホームのファンを喜ばせてあげられるといいのですが…まさにこのところ、真冬の寒さが到来中のマドリッド。夜じゃない試合があるのって、本当に嬉しいですよね。
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かつて日本代表を指揮したメキシコ人指揮官のハビエル・アギーレ氏(60)が、レガネスの監督就任が間近に迫っているという。スペイン『マルカ』が伝えた。 10月21日にマウリシオ・ペジェグリーノ前監督を成績不振によって、更迭したレガネス。Bチームのルイス・センブラーノス監督を暫定的に指揮させているが、ホームで行われたラ・リーガ第12節のエイバル戦を1-2で落としたことで、正式な監督を招へいすることを決めたという。 その中で、レガネスはアギーレ氏との交渉が大詰めをを迎えており、早けれ4日にも正式発表がある模様。そして、8日に行われるレアル・ソシエダ戦で指揮を振る可能性が高いようだ。 なお、アギーレ氏との契約には、現在最下位に沈むレガネスをラ・リーガ1部に残留させた場合、1年間の契約延長が行使されるオプションが付随しているとのことだ。 2014年に日本代表監督の就任したアギーレ氏は、過去に八百長に関与した疑いでわずか半年で契約を解消。その後、アル・ワフダ(カタール)、エジプト代表を指揮していたが、現在はフリーとなっている。 なお、スペイン国内ではオサスナ、アトレティコ・マドリー、レアル・サラゴサ、エスパニョールを指揮していた経験を持っている。 2019.11.04 11:40 Mon4
「最適なアイデアではない」ブラジルに善戦も強豪との差を感じる柴崎岳、戦い方の策は「キャラクターを考慮した戦い方も1つあり」
日本代表のMF柴崎岳(レガネス/スペイン)が、ブラジル代表戦を振り返った。 日本は6日、キリンチャレンジカップ2022でブラジルと対戦。4年半ぶりの対戦となった中、立ち上がりに大ピンチを迎えるも凌ぐと、その後は強度の高い守備を見せてブラジルを相手に善戦する。 一方で、攻撃面はあまり上手くいかず、後半に入って選手交代で活性化させにいくも、枠内シュート「0」という結果に。また、ビルドアップのボールを奪われるとPKを与えてしまい、ネイマールに決められて0-1で敗戦となった。 この試合、途中出場を果たした柴崎。「自分自身のプレーに関しては10分足らずのプレーだったので、特に言うことはないかなと思います」と、話すだけの時間プレーしていないと語った。 その柴崎は2014年10月にシンガポールで行われたブラジル戦に出場。当時との差については「2014年との比較に関してですが、場所も違いますし、もちろんメンバーも違います。当時はそこまで代表にまだ関わりのないメンバー構成で戦ったということ、今回は限りなくベストメンバーに近いメンバーで戦いました」と、状況が違うと語り、「ここが僕らのホームであることが一番大きいと思います」と、環境面が1つ善戦できた理由だとした。 また、「ブラジルとの差については、様々な評価軸だったり、論調があることは良いことで、ポジティブな側面もあれば、批判的な側面もあって、僕が見る限りどちらもあるなという感じで、それ自体は悪くないと思います」と評価についてコメント。「とはいえ、こういったホームで僕らのモチベーションだったり、状況的には勝つという目標に対しては、限りない条件が揃っていたと思いますけど、それでも試合内容としては十分ではなかったかなと思います」と、色々と整った中でも勝てなかったことは反省した。 「彼らもどれほどの気持ちだったり、モチベーションを持ってこの試合に臨んだのかは分からないですが、結果を彼らが手にしたのは間違いないですし、内容を見ても、運に助けられたというか、少しのあやで失点もするし、1点、0で抑えられた可能性もあったと思います」とブラジルのスタンスを考えても、勝利したブラジルが上だとしながら、わずかな差で結果は変わっていたとコメント。「ああいった流れで日本が1点を取れたかというとそうではないので、本大会であったり、違ったシチュエーションになった場合では、攻勢に回ったときに点が取れるとまだかなと思います」と、攻撃面で結果が出なかったことは大きな課題だと感じているようだ。 4年前のロシア・ワールドカップを経験している柴崎。ラウンド16ではベルギー代表を追い込むものの、最後に押し切られて敗れた。 残り5カ月で本番を迎えるが「5カ月で世界のトップと互角にすることは無理だと思います」とキッパリ。「日本の現状を考えても、それは最適なアイデアではないと思います」と、互角に渡り合おうと考えることが良い判断ではないとした。 ただ、「とはいえ、何が起こるのか分からないのがサッカーで、今の自分たちの力、日本が持っている力をどう引き出して、相手とどう戦っていくかを探し続けていくこと」と、プランを練る必要があるとし「その中でW杯の開幕戦や2戦目、3戦目と可能性を見出していくことが大事だと思います」と、3試合を通してのプランニングが大事だとした。 柴崎はこの試合ではダブルボランチの一角としてプレー。3月のベトナム戦ではアンカーでプレーした。 自身のポジションについては「サッカーのポジション論調みたいなものにあまり加担したくなく、ブラジルも[4-4-2]という見方もできますが、[4-3-3]というシチュエーションもありましたし、[4-4-2]でも誰が開くかで見方も変わると思います」とシステムと実態はあまり関連しないとコメント。「ブラジル戦に関していえば、僕が入った時は[4-2-3-1]、その前は[4-3-3]とシステム的にはなりますが、相手を見てどのように立ち位置を取っていくかというのは、型にハメる必要はないと思います」と、システムはあまり関係ないと主張した。 「どこが最適かというのは、僕と(遠藤)航ではプレースタイルが全く違いますし、インサイドハーフというポジションでも、(田中)碧、守田(英正)、(原口)元気くん、(鎌田)大地とそれぞれのキャラクターがあって、どのようなシチュエーションで与えていくかが大事。僕にできるプレーがあれば、できないプレーもあるので、自分が出た時に理解して、どのポジションでも最大限努力していくということを考えています」とし、それぞれの特徴を出せるようにすることが大事であり、型にハメることは正解ではないとした。 ここからのポジション争いについては「当落線上にいるのか、残るためにどうするかということに関しては、あまり考えていません」とし、「当落線上にいるかどうかは別にして、残るためにプレーしている訳ではなく、あくまでも自分が常にベストを尽くして、その時に思っていること、自分がピッチ出てきたことに対して周りがどう判断するか。日本代表チームが自分というキャラクターを必要とするかどうかだと思います」とあくまでも自分がやるべきことをやり続けて、選ばれるかどうかだとした。 柴崎は「メンバーに入る、入らないは気にしていません。日本代表はW杯に向けて良い準備をしなければいけなく、個人のパフォーマンス、チームのパフォーマンスをよくしようとする時期です」とし、「自分が最大限できることをして、オンザピッチでもオフザピッチでも出して、それを見守ろうと思っているので、期待も不安もないです」と、気にしていないことを強調した。 レガネスではチームは昇格を果たせず。シーズンについては「レガネスではチームの目標である昇格も達成できず、契約もあと1年あって、これからいろいろなことが起きる可能性もあります」と去就についてもコメント。「僕としてはなるようになるかなと。そこを気にせず、自分がやれることをやろうと思っています。あとは流れに任せてと考えています」とし、「日本代表に自分のプレーが必要であれば、自分の置かれた場所でベストを尽くしたいといつも思っています」と、やることをやって行きたいとした。 形を作っていくという点については「今は代表チームとしてある程度の形を持って守備も攻撃も自分たちの中でイメージを持ってできるようになっている反面、その型にハマりすぎるという危険性もあります」と語り、「とりわけ、そのパターンになってしまうと相手もそれを分かりやすく対応できる訳で。うちでいえばサイド攻撃だったり。ブラジル戦では中のコンビネーションは皆無で、どちらかというと外からでしか突破口を見出せなかったと思います」と、形を作ることは悪くないが、意識しすぎてもダメだとした。 その中でのポイントは「1つは選手のキャラクターを変えて違う戦い方を模索していくこともあると思っています」と語り、「今までであれば大迫選手がメインでやっていて、彼のキャラクターと、亨梧、大然、綺世のキャラクターは全く違います。この3人の中でも違うキャラクターがあって、彼らが出た時に同じサッカーが期待できるかというとそれはまた違うレベルの話です」と、選手のキャラクターを生かすことが大事だと持論を展開。「誰が出ても同じレベルの戦いができるということを追求するのは良いと思いますが、誰かが出て違う戦い方ができるという戦い方じゃないと変化は生まれないかなと思います」と、選手の起用によって変化を生むことの方が良いとした。 現状については「今のサッカーは(三笘)薫が出たら彼の強みを引き出すというのはチームのやり方としてアクセントになっていて、逆の(伊東)純也も近いです」とし、「システムを変えれば中のコミュニケーションが変わると思います。綺世、大然、亨梧はポストプレーよりも前線の抜け出しとか他の強みがあって、彼らにどういうボールを配給するか。ブラジル戦だけを見ていても感じました。キャラクターを考慮した戦い方も1つありかなと感じました」と、日本が強豪国と戦うための策を提案した。 2022.06.08 14:15 Wed5