あとは年内1試合を残すのみになった…/原ゆみこのマドリッド
2024.12.20 21:00 Fri
「どこが首位になってもおかしくない」そんな風に私がリーガの順位表と睨めっこしていたのは木曜日、インターコンチネンタルカップも無事にレアル・マドリーの優勝で終わったことだしと、早めに週末の予定を確認していた時のことでした。いやあ、10月などは不調のドン底で、一時は首位のバルサに勝ち点10差をつけられていたアトレティコだったんですけどね。11節でベティスに負けた後、心を改めてからは破竹の公式戦11連勝を達成。それが幸運にもバルサの停滞期と重なり、前節は弟分レガネスの援護射撃もあったため、今では何と同じ勝ち点の2位となり、この土曜にはモンジュイックに乗り込んで、直接対決で白黒をつけることに。
もちろん、その勝負に勝ったチームが頂点で年を越えることになるんですが、これが引分けで終わると話が変わってきて、ええ、勝ち点差1で3位にいるマドリーがセビージャ戦に勝てば、2チーム共、抜かれてしまいますからね。大体がして、アトレティコそのものがここ18年間、カンプ・ノウで白星と無縁。もちろん、シメオネ監督もこれまでバルサのホームで1度も勝っていないとなると、たとえ、今回はスタジアム建て替え中の仮宿、エスタディ・オリンピックだとしても、流れを変えるのは難しい?
まあ、週末のリーガのことはまた後でお話しすることにして、先にマドリーが今季2つ目のタイトルを獲得したインターコンチネンタルカップ決勝がどうだったかをお伝えていくことにしましょうか。珍しく試合の2日前、月曜午後にはカタールのドーハ入りしたチームだったんですが、それってもしや予め、火曜に現地で開かれたFIFAのザ・ベスト表彰式でビニシウスが、バロンドールをかすめ取られたロドリ(マンチェスター・シティ)に大差をつけて、受賞することがわかっていたってこと?というのも女子受賞者のアイタナ・ボンマティ(バルサ)を始め、他の賞に選ばれた選手はビデオ通話による参加だったにも関わらず、彼だけは最優秀監督賞に選ばれたアンチェロッティ監督と共に式典に出席していたから。
そんな調子ですから、すでにカタールで準々決勝ボタファゴ戦、準決勝アル・アハリ戦を勝ち抜いた相手のパチューカがどんなに気合を入れてこようと、マドリーにとってはおそらく気楽な試合なんだろうと予想はついたんですが、蓋を開けてみれば、やっぱりその通り。いえ、アンチェロッティ監督は念のため、10月に続き、今回も超スピードでケガが治ったエムバペをスタメンに入れ、ベストメンバーを並べて挑んだんですけどね。前半途中まではゆったりモードで何度か、GKクルトワがシュートを浴びていたものの、ついに37分、マドリーのスイッチが入ったんですよ。
そう、ベリンガムのスルーパスをビニシウスがエリア内に持ち込むと、GKカルロス・モレノをかわして、ゴール前のエムバペに送り、そのシュートで先制点を奪ったんですが、奇しくも会場のルサイルは2年前、フランスがPK戦でアルゼンチンに負け、彼が自身2度目のW杯王者になり損ねたスタジアム。その時も3本ゴールを決めていたエムバペですが、マドリーでの得点で少しは当時の傷心が薄れた?
更にロドリゴがモドリッチに代わった時には決勝とは思えない程、静かだったらしいカタールの観客も沸いたようですが、何せ、パチューカは頼みのロンドンのヘッドもゴール上部のネットに落ちてしまい、まったく点が取れそうに見えませんでしたからね。終盤36分にもイドリッシがルーカス・バスケスをエリア内で倒してしまい、PKでビニシウスがゴールでザ・ベスト受賞を祝う機会を与えていたぐらいでしたが、これでスコアは3-0に。
前節は弟分のラージョに3-3と粘れられたのに比べると、あまりにも簡単に優勝が決まったことにちょっと、私も拍子抜けした程だったんですが、もしやこれがまさにヨーロッパサッカーとその他の違い?ええ、このインターコンチネンタルカップで、指揮官としてマドリー歴代最多の15タイトルを獲得したアンチェロッティ監督も「Ganar títulos en el Real Madrid es más sencillo que en otros sitios/ガナール・ティトゥロス・エン・エル・レアル・マドリッド・エス・マス・センシージョ・ケ・エン・オトロス・シティオス(レアル・マドリーでタイトルを獲るのは他より簡単だ)」と言っていましたしね。
この試合での活躍で大会MVPとなったビニシウスも「No muchos jugadores pueden vestir esta camiseta. Somos elegidos/ノー・ムーチョス・フガドーレス・プエデン・ベスティル・エスタ・カミセタ。ソモス・エレヒードス(多くの選手がこのユニフォームを着られる訳じゃない。ボクらは選ばれた者たちだ)」と何か、ザ・ベストを受賞したせいもあったんでしょうかね。ちょっと態度がデカくなっていた気がしないでもないんですが、彼、先日のエスタディオ・バジェカスでは試合後、ラージョファンに向かって、「A la Segunda/ア・ラ・セグンダ(2部に落ちちまえ)」という仕草をして、ラ・リーガに訴えられたなんてことも。
それには当人が、かつてはクリスチアーノ・ロナウド(現アル・ナスル)も歌われた「Balon de playa/バロン・デ・プラージャ(バロンドールをもじってビーチボール)」のカンティコなど、侮蔑的な野次を受けて、カッカしていたというのもあるんでしょうが、その辺はもう少し大人になってほしいところかと。そうそう、リーガやCLのビッグタイトルとは違い、現地でのお祝いもそこそこにその夜、マドリッドに戻ったチームは金曜からバルデベバス(バラハス空港の近く)で練習を再開。日曜午後4時15分(日本時間翌午前0時15分)、久々にサンティアゴ・ベルナベウでのホームゲームとなるセビージャ戦にビニシウスは累積警告で出られないんですが、アンチェロッティ監督によると、クリスマス休暇の前倒しはしないそうですよ。
え、水曜に試合があったのはマドリーだけじゃないだろうって?その通りで、それこそアトレティコがお隣さんを追い抜く原因を作ってくれたラージョもバレンシア洪水災害で延期となっていたリーガ12節のビジャレアル戦をプレー。それが前半20分にはアルバロ・ガルシアのゴールで先制した上、33分にはバレンティンに乱暴なタックルをしたカンブワラが一発退場となったにも関わらず、45分にはアジョセに決められて追いつかれてしまう始末でねえ。人数的優勢となったことで、逆にバランスが崩れてしまったのもあったか、シュートこそ沢山撃ったものの、後半も勝ち越し点を挙げることができず、1-1で引分けてしまうことに。
この試合にもハメス・ロドリゲスがベンチ入りしていなかったのはともかく、おかげで順位も12位と1つしか上げることができなかったんですが、ラージョは降格圏と勝ち点6差と、マドリッドの弟分チームたちの中で一番上にいますからね。年内最終戦となる日曜のベティスとのアウェイ戦は、ええ、相手も木曜にはコンフェレンスリーグ6節のヘルシンキ戦(1-0勝利で決勝トーナメント16強対決進出プレーオフ出場が確定)があったため、体力的にはどちらも大差がない見込み。ここはしっかり勝って、もう少しだけでもヨーロッパの大会出場圏に近づいてくれると、ファンも喜ぶかと。
そしてこのミッドウィーク、ヒマをしていた残りの3チームなんですが、これも不思議な偶然でアトレティコ、ヘタフェ、レガネスは揃って水曜に恒例のクリスマス昼食会をしていたんですよ。先週金曜には済ませていたマドリー共々、その後、選手たちが近隣の病院を子供たちへのプレゼントを持って訪問というのも同じだったんですが、結構、皆、余裕ですよねえ。だってえ、前節、兄貴分のアトレティコに1-0で負けてしまったヘタフェなど、降格圏と勝ち点1差の16位で、この土曜にコリセウムにマジョルカを迎える試合でまた勝たないと、レッドゾーンに落ちちゃうかもしれないんですよ。
まあ、一応、ホームゲームですし、アラサーテ監督のチームはエースのムリキがジローナ戦でレッドカードをもらい、この試合には出られないため、僅差の勝負となれば、慢性ゴール欠乏症のヘタフェでも何とかなるかもしれませんけどね。とにかくここを乗り切れば、1月の移籍市場でのFW獲得の道も開けてくるため、今はアルバロ・ロドリゲスやベルトゥを頼りにするばかりですが…マスコミ向けクリスマス会での「年明けにはボルハ・マジョラルは復帰しているはず」という、アンヘル・トーレス会長の言葉は信用してもいいんでしょうかね。
そしてバルサ戦での大金星の後、士気が上がっているレガネスは日曜にビジャレアルとブタルケで対戦するんですが、実は15位の彼らも勝ち点はお隣さんより2つ多いだけで、まだ降格圏落ちの危険からは完全に逃れられておらず。相手がラージョ戦で疲弊していることを考えると、ええ、こちらもホームゲームですからね。できれば、4年ぶりの1部生活を満喫しているファンを最速2部Uターンへの恐れから遠ざけてあげるためにも、勝って今年を締め括りたいところですが、FW陣がほとんど得点していないのは弟分揃って共通の悩み。ボルハ・ヒメネス監督の考えたセットプレーがモンジュイックでのように上手く当たってくれることを祈るばかりかと。
一方、水曜にはこの週末から1月5日までの期間限定でオープンする、スタンド一周スケートリンク設置工事のやぐらが組み上がった中、メトロポリターノで練習をしたアトレティコはその後、スタジアム内にあるレストラン、エル・グラン・エセナリオで男子女子トップチーム、クラブ職員合同のクリスマス大昼食会を開催。もちろん現在、連勝中ということもあり、選手たちは楽しく過ごしたはずですが、大丈夫。他の日はちゃんと、マハダオンダ(マドリッド近郊)のグラウンドでガッチリ練習していますから。
ちなみに土曜午後9時(日本時間翌午前5時)からのバルサ戦におけるスタメン変更はサムエル・リノからギャラガーだけで、あとはヘタフェ戦のリピートとなるよう。何せ、相手のバルサはジャマルが足首負傷で出られないのに比べ、今週末も負傷者ゼロのアトレティコですからね。先発陣がゴールを挙げられなくても、得意の選手交代で勝利の得点を奪えたらいいのですが…今回は兄貴分としてしっかりプレーしないと、レガネスに笑われちゃいますよ。
もちろん、その勝負に勝ったチームが頂点で年を越えることになるんですが、これが引分けで終わると話が変わってきて、ええ、勝ち点差1で3位にいるマドリーがセビージャ戦に勝てば、2チーム共、抜かれてしまいますからね。大体がして、アトレティコそのものがここ18年間、カンプ・ノウで白星と無縁。もちろん、シメオネ監督もこれまでバルサのホームで1度も勝っていないとなると、たとえ、今回はスタジアム建て替え中の仮宿、エスタディ・オリンピックだとしても、流れを変えるのは難しい?
まあ、週末のリーガのことはまた後でお話しすることにして、先にマドリーが今季2つ目のタイトルを獲得したインターコンチネンタルカップ決勝がどうだったかをお伝えていくことにしましょうか。珍しく試合の2日前、月曜午後にはカタールのドーハ入りしたチームだったんですが、それってもしや予め、火曜に現地で開かれたFIFAのザ・ベスト表彰式でビニシウスが、バロンドールをかすめ取られたロドリ(マンチェスター・シティ)に大差をつけて、受賞することがわかっていたってこと?というのも女子受賞者のアイタナ・ボンマティ(バルサ)を始め、他の賞に選ばれた選手はビデオ通話による参加だったにも関わらず、彼だけは最優秀監督賞に選ばれたアンチェロッティ監督と共に式典に出席していたから。
そう、ベリンガムのスルーパスをビニシウスがエリア内に持ち込むと、GKカルロス・モレノをかわして、ゴール前のエムバペに送り、そのシュートで先制点を奪ったんですが、奇しくも会場のルサイルは2年前、フランスがPK戦でアルゼンチンに負け、彼が自身2度目のW杯王者になり損ねたスタジアム。その時も3本ゴールを決めていたエムバペですが、マドリーでの得点で少しは当時の傷心が薄れた?
そのまま1-0で折り返したところ、後半になるとBMV(ベリンガム、エムバペ、ビニシウスの頭文字)にはRも入るべきと主張していたロドリゴが発奮。8分には敵エリア前でDFたちを切り返して、golazo(ゴラソ/スーパーゴール)で2点目を決めてくれたとなれば、もうこっちのものですって。いえまあ、この時はベリンガムがゴール前、オフサイドの位置にいたため、主審はVAR(ビデオ審判)のモニターでGKの視界を遮っていないかチェックしてから、ようやくスコアに挙がったんですけどね。2点差となったことで、アンチェロッティ監督もほぼ勝負はついたと見たか、もう16分にはエムバペ、同様に負傷から戻って2試合目だったカマビンガを下げ、ブライムとセバージョスを投入。
更にロドリゴがモドリッチに代わった時には決勝とは思えない程、静かだったらしいカタールの観客も沸いたようですが、何せ、パチューカは頼みのロンドンのヘッドもゴール上部のネットに落ちてしまい、まったく点が取れそうに見えませんでしたからね。終盤36分にもイドリッシがルーカス・バスケスをエリア内で倒してしまい、PKでビニシウスがゴールでザ・ベスト受賞を祝う機会を与えていたぐらいでしたが、これでスコアは3-0に。
前節は弟分のラージョに3-3と粘れられたのに比べると、あまりにも簡単に優勝が決まったことにちょっと、私も拍子抜けした程だったんですが、もしやこれがまさにヨーロッパサッカーとその他の違い?ええ、このインターコンチネンタルカップで、指揮官としてマドリー歴代最多の15タイトルを獲得したアンチェロッティ監督も「Ganar títulos en el Real Madrid es más sencillo que en otros sitios/ガナール・ティトゥロス・エン・エル・レアル・マドリッド・エス・マス・センシージョ・ケ・エン・オトロス・シティオス(レアル・マドリーでタイトルを獲るのは他より簡単だ)」と言っていましたしね。
この試合での活躍で大会MVPとなったビニシウスも「No muchos jugadores pueden vestir esta camiseta. Somos elegidos/ノー・ムーチョス・フガドーレス・プエデン・ベスティル・エスタ・カミセタ。ソモス・エレヒードス(多くの選手がこのユニフォームを着られる訳じゃない。ボクらは選ばれた者たちだ)」と何か、ザ・ベストを受賞したせいもあったんでしょうかね。ちょっと態度がデカくなっていた気がしないでもないんですが、彼、先日のエスタディオ・バジェカスでは試合後、ラージョファンに向かって、「A la Segunda/ア・ラ・セグンダ(2部に落ちちまえ)」という仕草をして、ラ・リーガに訴えられたなんてことも。
それには当人が、かつてはクリスチアーノ・ロナウド(現アル・ナスル)も歌われた「Balon de playa/バロン・デ・プラージャ(バロンドールをもじってビーチボール)」のカンティコなど、侮蔑的な野次を受けて、カッカしていたというのもあるんでしょうが、その辺はもう少し大人になってほしいところかと。そうそう、リーガやCLのビッグタイトルとは違い、現地でのお祝いもそこそこにその夜、マドリッドに戻ったチームは金曜からバルデベバス(バラハス空港の近く)で練習を再開。日曜午後4時15分(日本時間翌午前0時15分)、久々にサンティアゴ・ベルナベウでのホームゲームとなるセビージャ戦にビニシウスは累積警告で出られないんですが、アンチェロッティ監督によると、クリスマス休暇の前倒しはしないそうですよ。
え、水曜に試合があったのはマドリーだけじゃないだろうって?その通りで、それこそアトレティコがお隣さんを追い抜く原因を作ってくれたラージョもバレンシア洪水災害で延期となっていたリーガ12節のビジャレアル戦をプレー。それが前半20分にはアルバロ・ガルシアのゴールで先制した上、33分にはバレンティンに乱暴なタックルをしたカンブワラが一発退場となったにも関わらず、45分にはアジョセに決められて追いつかれてしまう始末でねえ。人数的優勢となったことで、逆にバランスが崩れてしまったのもあったか、シュートこそ沢山撃ったものの、後半も勝ち越し点を挙げることができず、1-1で引分けてしまうことに。
この試合にもハメス・ロドリゲスがベンチ入りしていなかったのはともかく、おかげで順位も12位と1つしか上げることができなかったんですが、ラージョは降格圏と勝ち点6差と、マドリッドの弟分チームたちの中で一番上にいますからね。年内最終戦となる日曜のベティスとのアウェイ戦は、ええ、相手も木曜にはコンフェレンスリーグ6節のヘルシンキ戦(1-0勝利で決勝トーナメント16強対決進出プレーオフ出場が確定)があったため、体力的にはどちらも大差がない見込み。ここはしっかり勝って、もう少しだけでもヨーロッパの大会出場圏に近づいてくれると、ファンも喜ぶかと。
そしてこのミッドウィーク、ヒマをしていた残りの3チームなんですが、これも不思議な偶然でアトレティコ、ヘタフェ、レガネスは揃って水曜に恒例のクリスマス昼食会をしていたんですよ。先週金曜には済ませていたマドリー共々、その後、選手たちが近隣の病院を子供たちへのプレゼントを持って訪問というのも同じだったんですが、結構、皆、余裕ですよねえ。だってえ、前節、兄貴分のアトレティコに1-0で負けてしまったヘタフェなど、降格圏と勝ち点1差の16位で、この土曜にコリセウムにマジョルカを迎える試合でまた勝たないと、レッドゾーンに落ちちゃうかもしれないんですよ。
まあ、一応、ホームゲームですし、アラサーテ監督のチームはエースのムリキがジローナ戦でレッドカードをもらい、この試合には出られないため、僅差の勝負となれば、慢性ゴール欠乏症のヘタフェでも何とかなるかもしれませんけどね。とにかくここを乗り切れば、1月の移籍市場でのFW獲得の道も開けてくるため、今はアルバロ・ロドリゲスやベルトゥを頼りにするばかりですが…マスコミ向けクリスマス会での「年明けにはボルハ・マジョラルは復帰しているはず」という、アンヘル・トーレス会長の言葉は信用してもいいんでしょうかね。
そしてバルサ戦での大金星の後、士気が上がっているレガネスは日曜にビジャレアルとブタルケで対戦するんですが、実は15位の彼らも勝ち点はお隣さんより2つ多いだけで、まだ降格圏落ちの危険からは完全に逃れられておらず。相手がラージョ戦で疲弊していることを考えると、ええ、こちらもホームゲームですからね。できれば、4年ぶりの1部生活を満喫しているファンを最速2部Uターンへの恐れから遠ざけてあげるためにも、勝って今年を締め括りたいところですが、FW陣がほとんど得点していないのは弟分揃って共通の悩み。ボルハ・ヒメネス監督の考えたセットプレーがモンジュイックでのように上手く当たってくれることを祈るばかりかと。
一方、水曜にはこの週末から1月5日までの期間限定でオープンする、スタンド一周スケートリンク設置工事のやぐらが組み上がった中、メトロポリターノで練習をしたアトレティコはその後、スタジアム内にあるレストラン、エル・グラン・エセナリオで男子女子トップチーム、クラブ職員合同のクリスマス大昼食会を開催。もちろん現在、連勝中ということもあり、選手たちは楽しく過ごしたはずですが、大丈夫。他の日はちゃんと、マハダオンダ(マドリッド近郊)のグラウンドでガッチリ練習していますから。
ちなみに土曜午後9時(日本時間翌午前5時)からのバルサ戦におけるスタメン変更はサムエル・リノからギャラガーだけで、あとはヘタフェ戦のリピートとなるよう。何せ、相手のバルサはジャマルが足首負傷で出られないのに比べ、今週末も負傷者ゼロのアトレティコですからね。先発陣がゴールを挙げられなくても、得意の選手交代で勝利の得点を奪えたらいいのですが…今回は兄貴分としてしっかりプレーしないと、レガネスに笑われちゃいますよ。
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「2度も獲得できるとは…」女子バロンドール連覇のボンマティ、自身の使命を語る「小さな女子や男子の模範に」
女子バロンドールを連覇したバルセロナ・フェメニのスペイン女子代表MFアイタナ・ボンマティが受賞について語った。フランス『レキップ』が伝えた。 28日、2024年のバロンドール授賞式が開催。男子はマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが初受賞。女子も同じスペインのボンマティが連覇を果たした。 2023-24シーズンのボンマティは、バルセロナでリーガF、コパ・デ・ラ・レイナ、女子チャンピオンズリーグと3冠を達成。公式戦41試合で19ゴール18アシストという驚異的な数字を残し、タイトルも総なめにした。 今シーズンも公式戦7試合で3ゴール3アシストを記録するなど、現在の女子サッカーで最高の選手は、バロンドール連覇を達成。2021年、2022年に連覇を果たしたチームメイトのアレクシア・プテジャスの後を継ぐ形となった。 2年連続でバロンドールに選ばれたボンマティはインタビューでコメント。感謝と共に、自身の活躍が多くの子どもたちの模範になれることを願った。 「2年連続でバロンドールを受賞できて光栄です。これは、今シーズン私が良いプレーをしたこと、そしてバルサとスペイン代表チームで、個人レベルでも集団レベルでもうまくいったことを意味します」 「チームメイト、そして私のクラブとラ・ロハのスタッフに捧げます。この素晴らしいトロフィーを2度も獲得できるとは思ってもいませんでした。とても誇りに思います」 「私の基準と考え方があれば、何でも可能です。私の使命は、小さな女子や男子たちの模範となることで、それは重要です。このバロンドールによって、さらに多くの家庭で選ばれることを願っています。女性がより多くの権利と自由を得るために、闘いは続けなければなりません」 <h3>◆女子バロンドール最終結果</h3> 1.アイタナ・ボンマティ(バルセロナ/スペイン) 2.キャロライン・グラハム・ハンセン(バルセロナ/ノルウェー) 3.サルマ・パラジュエロ(バルセロナ/スペイン) 4.ソフィア・スミス(ポートランド・ソーンズ/アメリカ) 5.リンジー・ホラン(リヨン/アメリカ) 6.マロリー・スワンソン(ワシントン・スピリット/アメリカ) 7.マリー・アントワネット・カトト(パリ・サンジェルマン/フランス) 8.マリオナ・カルデンテイ(バルセロナ/スペイン) 9.トリニティ・ロッドマン(ワシントン・スピリット/アメリカ) 10.アレクシア・プテジャス(バルセロナ/スペイン) 11.パトリシア・ギハーロ(バルセロナ/スペイン) 12.バーバラ・バンダ(オーランド・プライド/ザンビア) 13.ローレン・ジェームズ(チェルシー/イングランド) 14.アーダ・ヘーゲルベルグ(リヨン/ノルウェー) 15.カディジャ・ショー(マンチェスター・シティ/ジャマイカ) 16.タバサ・チャウィンガ(パリ・サンジェルマン→リヨン/マラウィ) 17.アリッサ・ネイハー(シカゴ・レッドスターズ/アメリカ) 18.ガビ・ポルティーリョ(コリンチャンス/ブラジル) 19.ジュリア・グヴィン(バイエルン/ドイツ) 20.ルーシー・ブロンズ(チェルシー/イングランド) 21.マイラ・ラミレス(チェルシー/コロンビア) 22.グロディス・ペルラ・ヴィゴスドッティル(バイエルン/ドイツ) 23.タルシアニ(ヒューストン・ダッシュ/ブラジル) 24.レア・シュラー(バイエルン/ドイツ) 25.シェーケ・ニュスケン(チェルシー/ドイツ) 26.長谷川唯(マンチェスター・シティ/日本) 27.マヌエラ・ジュリアーノ(ローマ/イタリア) 28.ローレン・ヘンプ(マンチェスター・シティ/イングランド) 29.エヴァ・パヨル(バルセロナ/ポーランド) 30.グレイス・ゲヨロ(パリ・サンジェルマン/フランス) <span class="paragraph-title">【動画】ボンマティが自身2つ目のバロンドールトロフィーにキス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Aitana, it's all yours!<a href="https://twitter.com/hashtag/ballondor?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ballondor</a> <a href="https://t.co/BT2PzX2I3x">pic.twitter.com/BT2PzX2I3x</a></p>— Ballon d'Or (@ballondor) <a href="https://twitter.com/ballondor/status/1851034214885392388?ref_src=twsrc%5Etfw">October 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.29 10:35 Tue4
7色に変化するクレスト!? バルセロナの新アウェイユニフォームは「紫」
バルセロナとナイキは15日、2021-22シーズンのアウェイユニフォームを発表した。 6月15日に、新シーズンのホームユニフォームを発表。クラブのエスクード(エンブレム)から着想を得たデザインであることが発表され、ショーツはアシンメトリーになるなど、いつになく斬新なものとなっていた。 そんな中、アウェイユニフォームはシンプルなものに。遠目には無地にも見えるものとなった。 ベースカラーは薄い紫。左脇にはエンジ、右脇には青のラインが縦に入っているものとなっている。そこには「tots units fem força」、「totes unides fem força」というフレーズが刻まれており、これは「共に強く」という言葉を女性形と男性形の単語で示したもの。クラブを中心とした街の結束を表している。 また、バルセロナの「More Than」キャンペーンの一環として、女子サッカーとスポーツにおける女性のリーダーシップに対するクラブの取り組みを象徴している。 バルセロナ・フェメニ(女子チーム)のスペイン女子代表MFアイタナ・ボンマティは「若いファンの方々にも気に入ってもらえると思います。これまでに見たことのないような新鮮さがあります」とコメント。「見るたびに複雑なディテールが見えてきます。豊かな歴史を持つこの素晴らしいクラブを代表するに、ふさわしいユニフォームです」と感想を語った。 左胸のクレストは見る位置によって様々な色を映し出すことに。また、虹色の糸がシャツには編み込まれており、黄色と赤のセニェーラ風のばーがネックラインを完成させることとなる。 なお、ショーツもソックスも同じ紫を採用しており、全身が一色で統一されることとなる。 <span class="paragraph-title">【詳細写真】バルセロナの新アウェイユニフォームはクレストの色が変化!?</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/fcb20210716_1_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/fcb20210716_2_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJzYlhuWnVaVSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/fcb20210716_3_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/fcb20210716_4_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div> 2021.07.16 06:45 Fri5
女子"エル・クラシコ"は首位バルサが2位マドリーを圧倒!ボンマティの先制弾など5ゴールの貫録勝ち【リーガF】
19日、リーガF(スペイン女子1部)第9節ではバルセロナvsレアル・マドリーの"エル・クラシコ"がエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが5-0で勝利を収めた。 現在のリーガFを牽引する両クラブ。開幕8連勝で首位に立つバルセロナが、7勝1敗で2位に付けるマドリーを本拠地に迎えた。 ここまで34得点2失点と今季も無類の強さを発揮するバルセロナは、アイタナ・ボンマティやサルマ・パラジュエロといった複数のスペイン女子代表勢に加え、ルーシー・ブロンズやキーラ・ウォルシュのイングランド女子代表2人も先発。[4-3-3]の右ウイングにはノルウェー女子代表FWキャロライン・グラハム・ハンセンが入った。 なお、アレクシア・プテジャスはヒザの違和感、イレーネ・パレデスは扁桃炎のためにメンバーから外れている。 対するマドリーは[4-4-2]でセット。オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でも活躍したコロンビア女子代表FWリンダ・カイセドが、デンマーク女子代表FWシグネ・ブルーンと縦関係のツートップを組み、左サイドバックには先のW杯で鮮烈なゴールを決めたスペイン女子代表DFオルガ・カルモナが入った。 序盤はマドリーもボールを保持して前進したが、バルセロナは奪取後に自陣で冷静にプレスをいなし、攻め込んだマドリーの背後を突く。 17分にはまさにその形でバルセロナが先制する。自陣深い位置でマドリーのチェックをかいくぐり、右サイドの広大なスペースを使うと、ブロンズ、グラハム・ハンセンとつないで、仕上げはボンマティ。ここしかないというコースを左足で射抜き、ゴール左下隅へと流し込んだ。 この1点を機にバルセロナの保持率が上がると、23分にはボンマティが左からのクロスを収めて左足のフィニッシュ。これは左ポストを叩く。 以降は完全に主導権を握ったバルセロナ。36分にはグラハム・ハンセンのクロスをマリオナ・カルデンテイが落としてパトリシア・ギハーロが狙うも、GKの正面を突く。その3分後にはグラハム・ハンセンが変幻自在のドリブルでカルモナを手玉に取り、左足を振るがクロスバーに嫌われた。 今季は6得点5アシストと、リーグで最も得点に直接関与しているグラハム・ハンセンは、42分の好機もふかしてしまったが、1分後についにネットを揺らす。 パラジュエロのミドルシュートがバーを叩き、跳ね返りが詰めていたグラハム・ハンセンの下へこぼれると、今度はワントラップからきっちりと蹴り込んだ。 リードを広げたバルセロナはさらに畳みかけ、45+1分にはCKのこぼれ球を拾ったカルデンテイが左ポケットから鮮やかなコントロールショットを右上隅へ流し込み、3点を奪って前半を終えた。 後半も流れはバルセロナに偏り、開始早々にはパラジュエロが裏を取ってGKとの一対一に。だが、マドリーも守護神ミサ・ロドリゲスが好セーブを披露し、辛うじて凌ぐ。 61分のバルセロナはボンマティが守備陣の隙間を縫うようなドリブルで左ポケットへ侵入。自らも狙えた場面だったが、パラジュエロへの横パスを選択し、結果としてシュートは打ち切れず。追加点には至らない。 一方のマドリーも守勢から脱却できず。数薄くない82分の貴重なチャンスもカイセドはオフサイドを取られ、シュートブロックに来たカタ・コルのチャージが右足首へ入り、悶絶。プレー続行不可となる。 スコアのゆとりが仇になったか、攻勢は続くも後半はネットを揺らせずにいたバルセロナだったが、終わりも見えた後半のアディショナルタイムにダメ押し弾を2つ挙げる。 90+1分、ボンマティが中央を切り裂いてのラストパスから途中出場のクラウディア・ピナが流し込み、その2分後にはこちらも途中出場、2022年U-17女子W杯のMVPヴィッキー・ロペスが加点した。 終わってみればバルセロナが大量5ゴールを奪っての快勝。3万8707人の観衆の前で、首位の座を確かなものとした。 バルセロナ 5-0 レアル・マドリー 【バルセロナ】 アイタナ・ボンマティ(前17) キャロライン・グラハム・ハンセン(前43) マリオナ・カルデンテイ(前45+1) クラウディア・ピナ(後45+1) ヴィッキー・ロペス(後45+3) <span class="paragraph-title">【動画】見事にコースを射抜いたボンマティの先制ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">¡ES LA BALÓN DE ORO! ¡Es la mejor del mundo, <a href="https://twitter.com/AitanaBonmati?ref_src=twsrc%5Etfw">@AitanaBonmati</a>, apareciendo en el partido de los partidos! <br><br>El primer gol del <a href="https://twitter.com/FCBfemeni?ref_src=twsrc%5Etfw">@FCBfemeni</a> contra el Real Madrid <a href="https://twitter.com/hashtag/LigaFenDAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#LigaFenDAZN</a> <a href="https://t.co/6Uo7dH2AUX">pic.twitter.com/6Uo7dH2AUX</a></p>— DAZN España (@DAZN_ES) <a href="https://twitter.com/DAZN_ES/status/1726200672771571920?ref_src=twsrc%5Etfw">November 19, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.19 22:25 Sunレアル・マドリーの人気記事ランキング
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ヴィニシウスにトラブル…クラブ買収巡る問題で2年間の出場停止求める訴え起こされる
レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、国際サッカー連盟(FIFA)の倫理規定違反で2年間の出場停止処分を科される可能性が浮上している。 昨年はバロンドールこそ逃したもののFIFAザ・ベストを受賞し、チャンピオンズリーグとラ・リーガの2冠に貢献したヴィニシウス。今シーズンは昨シーズンほどのインパクトこそ残せていないが、公式戦20ゴール14アシストと十分なスタッツを残し、マドリーの主軸として活躍。直近では2030年までの新契約締結で合意に至ったとの報道も出ていた。 そんななか、イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』などの報道によれば、現在フットボール界屈指のスーパースターには父親と代理人とともに経営する『ALL Agenciamento Esportivo』社のサッカークラブ買収に関する問題で、FIFAから調査を受けているという。 『ALL』はポルトガルのFCアルベルカと、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のアスレティック・クラブを買収した。 後者のアスレティック・クラブに関しては16.5%の株式を保有するブラジル企業『ティベリス・ホールディング・ド・ブラジル』が、クラブのセリエB昇格を受けて、株式過半数を取得する優先購入権を行使する計画を立てていた。 しかし、実際に株式はヴィニシウスと関係のある『ALL』に直接売却され、サンパウロ商事裁判所は調査のため取引を停止。 だが、捜査が行われている間に『ALL』がクラブの運営権を握ったことに激怒した『ティベリス』は4月7日、FIFA倫理委員会の調査委員会に申し立てを行い、ヴィニシウスに対して2年間の出場停止処分を要求した。 『ティベリス』の訴えによると、これはFIFA倫理規定第20条およびスペインサッカー連盟(RFEF)スポーツ正義規定第22条に違反するとして国際訴訟を起こすことを決定。これらの規定はいずれも、利益相反の明らかなリスクがある場合に、現役サッカー選手がプロサッカークラブを直接的または間接的に所有することを禁じている。 懸念されるのは、選手オーナーにとって有利な個人契約、スポーツの試合結果への影響。さらに、異例の形で他の選手を引きつける可能性、税務上の不正行為に至るまで、多岐にわたるという。実際、アスレティック・クラブとアルベルカの間ではここにきて選手移籍の動きもある。 この訴えはFIFAに審査される予定であり、出場停止処分に至らない可能性もあるが、『ティベリス』は2年間の出場停止処分を求めており、この訴えが全面的に認められた場合、ヴィニシウスの選手生命に関わる事態となる。 ただ、現状の見立てでは両者間での和解を目指しつつ、ヴィニシウス側に処分が下ったとしても、罰金といったより軽微な処分にとどまる可能性が高いようだ。 2025.04.23 20:51 Wed2
プレーオフ進出の16クラブが決定!シティがレアル・マドリーorバイエルンとラウンド16を懸けて激突【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズが29日に全日程を終了。この結果、プレーオフに進出する16チームが決定した。 新フォーマットで開催されている今大会のCLでは、リーグフェーズで上位8チームに入ったリバプール、バルセロナ、アーセナル、インテル、アトレティコ・マドリー、レバークーゼン、リール、アストン・ビラのラウンド16進出が決定。 プレーオフ2ndレグでホーム開催となるシード権を得る9位~16位には、同大会最多優勝を誇るレアル・マドリーやミラン、バイエルン、ドルトムント、パリ・サンジェルマン(PSG)、ベンフィカら強豪クラブが入った。 一方、プレーオフ1stレグがホーム開催となる17位~24位には、前々回王者のマンチェスター・シティや最多7度の準優勝を誇るユベントスらに加え、日本人所属のモナコやフェイエノールト、セルテック、スポルティングCPが入った。 なお、リーグフェーズの順位によってプレーオフの組み合わせの大枠は決まっているが、正式な対戦カードは31日に行われる抽選会で決定。その後、1stレグが2月11日(火)、12日(水)、2ndレグが18日(火)、19日(水)に開催される。 ◆CLプレーオフ対戦カード モナコ(17位)orブレスト(18位) vs PSG(15位)orベンフィカ(16位) スポルティングCP(23位)orクラブ・ブルージュ(24位) vs アタランタ(9位)orドルトムント(10位) セルティック(21位)orマンチェスター・シティ(22位) vs レアル・マドリー(11位)orバイエルン(12位) フェイエノールト(19位)orユベントス(20位) vs ミラン(13位)orPSV(15位) 2025.01.30 08:25 Thu3
日本人が目指すべきCB像、“希少なバロンドーラー“ファビオ・カンナバーロ
サッカー界においてなかなか評価がされないのが守備的な選手。勝利に貢献する派手なゴールを決める攻撃的な選手はわかりやすい活躍の指標が存在するが、なかなかディフェンダーは評価が得にくい。 もちろん、これまでのサッカー界で高く評価されたディフェンダーは多々いるが、世界年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」では3人のみが受賞。元西ドイツ代表DFのフランツ・ベッケンバウアー氏と、元東ドイツ代表DFマティアス・ザマー氏、そして元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏の3人しかいない。 DFとして最後に受賞したのが2006年のカンナバーロ氏だが、ベッケンバウアー氏やザマー氏はリベロのポジションを務めており、中盤でのプレー機会も多かった選手たち。一方で、カンナバーロ氏は、純粋にセンターバックを務めており、DFとして最初の受賞者と言っても良い存在だ。 イタリア代表のキャプテンとしてドイツ・ワールドカップ(W杯)を優勝した功績が認められたカンナバーロ氏。現役時代のキャリアで多くのタイトルを獲得しているが、縁がなかったのがチャンピオンズリーグ(CL)だ。 <span class="paragraph-title">◆記録よりも記憶に残るプレーヤー</span> 現役時代はナポリでキャリアをスタートさせたカンナバーロだが、クラブの財政難により放出。パルマへと移籍する。 このパルマでは、GKジャンルイジ・ブッフォンやDFリリアン・テュラムらと強固な守備陣を形成。“ミラクル・パルマ“とも呼ばれ、カンナバーロも2度のコッパ・イタリア優勝や、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)での優勝を経験した。 中田英寿ともチームメイトとしてプレーした中、セリエAのスクデット獲得には至らずに2002年8月にインテルへと移籍。しかし、インテルでは監督との確執もあり出番が減り、2004年8月にユベントスへと完全移籍する。 すると、パルマ時代の同僚であったブッフォンとテュラムと再びチームメイトに。2004-05シーズンに見事スクデットを獲得する。しかし、このスクデットは2006年に発覚したカルチョ・スキャンダルといわれた一連の八百長事件の影響で剥奪に。結果、カンナバーロはスクデットも獲得していないこととなった。 チームはセリエBに降格処分となり、カンナバーロはレアル・マドリーへと完全移籍。そこでも本領を発揮すると、難しい中で行われたドイツW杯で優勝。前述のバロンドールも受賞することとなると、FIFA年間最優秀選手賞も受賞した。 マドリーではラ・リーガ連覇を果たすなどしたが、再びユベントスに復帰。その後は、アジアでプレーし引退した。 ビッグクラブに在籍を続けていたカンナバーロだったが、実はタイトル獲得数は多くない。クラブキャリアではわずか7個。そこにW杯が加わり8つと、イメージよりは少ないのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">◆縁がないチャンピオンズリーグ優勝</span> そのカンナバーロだが、ことCLとなるとより縁遠くなる。インテル移籍後は毎シーズン出場はしていたが、チームとしての成績は良くなく、最高がベスト4止まりだった。 今でこそ、マドリーやユベントスはタイトルを多く獲得し、マドリーは近年CLを何度も制しているが、ちょうど“銀河系“を形成していたカンナバーロが在籍していた時代は過渡期。2000年から2010年まではラ・リーガも4度の優勝に留まっており、CLも2001-02シーズンを最後に11年間獲れなかった。 最もビッグイヤーに近づいたのは、インテル在籍時の2002-03シーズン。準決勝に駒を進めると、決勝進出を懸けた相手はライバルのミラン。2試合とも引き分けに終わったが、アウェイゴール差で僅かに敗れて敗退した。 その後は、ユベントス時代に2度ベスト8、マドリー時代に2度ベスト16まで勝ち上がっているが、それ以上は進めず。ビッグイヤーを掲げていないどころか、決勝の舞台にすら立ったことがなく、最も意外な選手の1人と言っても良い。 <span class="paragraph-title">◆タイトルは少なくとも才能は抜群</span> 目に見えたタイトルというものにはあまり恵まれていないキャリアのカンナバーロ。そのため、ワールドカップの優勝とバロンドール受賞が輝いて見える。 ただ、ピッチ上で見せるパフォーマンスの評価、そして持ち合わせた才能は世界屈指と言われている。 なんといっても、センターバックとしては身長175cmと小柄。体格に勝るヨーロッパではもちろんのこと、日本で考えても175cmのセンターバックはあまりいないタイプだ。 しかし、持って生まれた強靭な肉体が身長のハンデを埋めることに。まず一対一の守備力が抜きん出ており、相手との競り合いに負けないほか、身長を補う高いジャンプ力を武器としていた。 どんなストライカー相手でも、空中でも地上でも抜かせないという守備力は一級品だが、カンナバーロの真骨頂は守備をする前のパフォーマンスだ。 最も優れているとされたのがポジショニング。相手との競り合いに負けないフィジカルも素晴らしいが、相手よりも優位なポジションを先読みして取ることで、そもそも勝負の前に勝っているのだ。 一対一の勝負もさることながら、簡単にボールを奪い切る能力は抜きん出ている。 そしてもう1つが抜きん出た統率力。センターバックとして周りの選手にコーチングして相手を追い込んだり、優位なポジションを取ったりすることができる。これは、「カテナチオ」と言われるイタリアの堅い守備には欠かせず、ドイツW杯を制した際にもこの点は非常に評価された。チームのパフォーマンスを引っ張り上げる彼の力は、タイトルの数に関係なく、最後まで高く評価され続けた。 日本人と変わらない体格で世界と渡り合ったカンナバーロ。お手本とすべき選手の1人とも言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> <span class="paragraph-title">【動画】相手を封殺!カンナバーロの闘志溢れるユベントス時代のディフェンス集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJsdGt2Y1FHSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <div id=“cws_ad”><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> 2022.07.13 21:30 Wed4
終焉を迎えたレアル・マドリーのサイクル②~モウリーニョ体制プレイバック~
2018-19シーズン、レアル・マドリーは3月に入ると同時に全てのタイトルへの望みを絶たれた。2009年夏にフロレンティーノ・ペレス会長が2度目の就任を果たして以来、数々の栄光を手にしてきたクラブも、明確な後退を余儀なくされている。本稿では、このサイクルの軌跡を振り返っていく。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆ジョゼ・モウリーニョ体制/2010-13</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>モウリーニョ監督は、マドリーを指揮する前年、当時率いていたインテルでイタリア史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)、セリエA、コッパ・イタリアの三冠を達成。ポルトやチェルシーでの功績と合わせ、世界最高指揮官の1人として満を持して“新銀河系軍団”を率いることとなった。 前年には、ペレス会長がトップに返り咲き、マヌエル・ペジェグリーニ前監督の下でFWクリスティアーノ・ロナウドら大型補強を敢行していたマドリー。しかし、CLでは6シーズン連続のベスト16敗退、リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイでの優勝にも届かず。モウリーニョ監督には、初年度に何らかのタイトルを獲得した上で、クラブを世界最高峰に復権させる仕事が求められていた。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆基本フォーメーション[4-2-3-1]</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) CWS Brains, LTD.<hr></div>モウリーニョ監督は、FWクリスティアーノ・ロナウドやMFシャビ・アロンソら前年度に加入した選手を最大限生かせるよう、MFメスト・エジルやMFサミ・ケディラらを初年度に獲得。一方でFWラウールやMFグティら年齢を重ねていたスター選手たちを容赦なく切り捨てた。また、後に欠かせない選手となるMFルカ・モドリッチ、DFラファエル・ヴァランもモウリーニョ政権時に獲得している。 最前線のチョイスではFWベンゼマとFWイグアインに競争を強いていたが、その他はあまり変化させず。ベンゼマが落とし、エジルが前を向き、前線のC・ロナウドが電光石火のシュートを見舞う形は、“世界最高のカウンター”と評された。また、カバーリング範囲の広いDFペペと、インターセプトに優れるDFセルヒオ・ラモスの相性はすこぶる良く、指揮官の重視する守備戦術の根幹を担った。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆Turning Point!~レヴァンドフスキの悪夢~</span> “スペシャル・ワン”という代名詞を引っ提げてやってきたモウリーニョ監督は、初年度からコパ・デル・レイ決勝で宿敵バルセロナを撃破し、3年ぶりの主要タイトルをもたらした。そして、2年目にはリーガ史上最多勝ち点100、得点121でリーガを制覇。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で史上最強とも呼ばれていたバルセロナと激しく火花を散らし、対等に渡り合った。 また、初年度からCLでも7シーズンぶりにベスト16を突破。3年連続でベスト4で終わってしまったものの、確実にクラブを前進させていた。しかし、指揮3年目にはロッカールーム内から不穏な空気が漏れ伝えられ、特にクラブのリビング・レジェンドでもあるGKカシージャスとの軋轢はモウリーニョ監督へのバッシングに繋がった。 そして、その2012-13シーズン、CL準決勝1stレグ・ドルトムント戦でFWロベルト・レヴァンドフスキに4得点を奪われて1-4と大敗。既にリーガではバルセロナの優勝が確実視されており、批判は加速することとなった。 結局、10度目の欧州制覇“デシマ”を達成できなかったモウリーニョ監督は、2013年5月に追われるようにして契約解除に同意している。<hr>▽ジョゼ・モウリーニョ 【在任期間】 3シーズン(2010-13) 【戦績】 [2010-11] 公式戦59試合44勝9分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点92) コパ・デル・レイ:優勝 [2011-12] 公式戦58試合45勝7分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:優勝(勝ち点100) コパ・デル・レイ:ベスト8 [2012-13] 公式戦61試合38勝12分け12敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点85) コパ・デル・レイ:準優勝 [合計] 公式戦178試合127勝28分け23敗 【主な獲得選手】 MFアンヘル・ディ・マリア、MFメスト・エジル、MFサミ・ケディラ、MFルカ・モドリッチ、MFカゼミロ、DFラファエル・ヴァラン 【主な放出選手】 FWラウール、MFラファエル・ファン・デル・ファールト、MFグティ、MFフェルナンド・ガゴ、MFエステバン・グラネロ、MFラサナ・ディアッラ 2019.03.10 18:00 Sun5
