昨季の悪夢が蘇ってきた…/原ゆみこのマドリッド
2024.09.24 20:00 Tue
「全然、心を入れ替えてなかったんだ」そんな風に私が呆れていたのは日曜深夜、勝者がいなかったダービーの梯子にぐったりして帰宅した後、アトレティコのコケのコメントを知った時のことでした。いやあ、エスタディオ・バジェカスは狭い関係者用出入り口を入ってすぐ、プレスルームとミックスゾーンが左右に分かれてあるんですけどね。両監督が会見にいつ来るかと見張りつつ、通路で選手たちが出て来るのを待っていた時、奥にある放映権持ちTV局の個別インタビュースペースから来た、まだユニ姿のコケと鉢合わせ。「ああ、また言い訳会見してきたのね」と思ったものでしたが、それがまさにアウェイ弱者を極めた昨季とまったく同じ内容だったんですよ。
曰く、「Sabemos la historia del año pasado y tenemos que aprender/サベモス・ラ・イストリア・デル・アーニョ・パサードー・イ・テネモス・ケ・アプレンデル(昨季の成績はわかってて、ボクらは学ばないといけない)。前半、ああいう態度でピッチに出ちゃダメなんだ。変わらないと」って、え?彼ら、プレシーズン練習中に19試合8勝3分け8敗だった昨季の教訓をおさらいしていなかったの?まったくキャプテンからしてこれでは、いくら高額移籍金選手が何人も到着したって、アウェイで勝ち点を落とす悪癖が治る訳ありませんが、今季もすでにメトロポリターノを離れた試合では1勝2分け。首位のバルサとの差も勝ち点6になってしまったとなれば、近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)でアトレティコの試合を見る度、失望させられていた日々を今季も私は繰り返さないといけない?
まあ、その辺はまた後で話すとして、地獄の7連戦(弟分たちは5連戦)の3試合目となった先週末のリーガのマドリッド勢の様子を順番に見ていくことにすると。先駆けて土曜に1チーム、プレーしたのは唯一、ダービーカードから外れたレアル・マドリーで、サンティアゴ・ベルナベウでエスパニョールと対戦。いやあ、前日の記者会見ではアンチェロッティ監督が、「ウチはロックンロールサッカーをプレーする」と宣言し、相手も1部最速Uターンしてきたばかりのチームだったため、ファンの期待も高かったんですが、前半は今季ここまでの傾向を見事に踏襲することに。
そう、シーズン開幕から8試合、前半に決まったゴールはリーガ初戦のマジョルカ戦だけというデータはダテではなく、うーん、この日はアンチェロッティ監督がローテーションをして、リュディガーと共にビニシウスをベンチスタートにしたのも響いたんですかね。相変わらず、エムバペのシュートは決まらず、かといって、夏にブライトワイテ(契約満了でブラジルのグレミオに移籍)を失って、エースらしいエースも見当たらないエスパニョールもプアドが遠めから撃ってくるぐらいだったため、ファンの溜息と共に0-0でハーフタイムに入ったんですが…。
ただ、後半になると話はまったく別物で、ええ、エスパニョールに9分という早い時間に先制点を挙げられたのも、持ち前のremontada(レモンターダ/逆転劇)体質に火をつけることになったんですけどね。ちなみにそのプレーはGKジョアン・ガルシアのロングキックを追ったジョフレがエリア内左奥に到達し、彼のシュートがGKクルトワの脚に当たって、ラインを割るというオウンゴールだったんですが、それを見た途端、アンチェロッティ監督はギュレルに代えて、ビニシウスを投入。
ただ、この後すぐ、殊勲のカルバハルが打撲でルーカス・バスケスと交代となったのは災難でしたが、いやいや。30分にはビニシウスが左側から入れたラストパスをロドリゴがゴール前から決めて、逆転に成功。その3分後にも敵陣内でエムバペがボールを奪い、ビニシウスに絶妙のスルーパスを送ると、そのシュートで3点目も入りましたからね。先日、メトロポリターノで勝ち取ったスコアレスドローの夢を抱いていたエスパニョールだって、もうどうしようもありませんって。
え、このところ、定例行事となっている終盤のエンドリック顔見せ出場はなかったのかって?いやあ、もちろんあって、この日は38分にピッチに入ったんですが、本当にこの18才のFWのハングリー精神には驚かされるばかり。そう、すでに勝負はついていたというのにガンガン攻めることを決して止めず、45分にはゴールに近づくのを阻止しようとしたロメロに延々と後ろから引っ張られ、エリア内に入ったところでついに転倒。それがペナルティとなり、エムバペのPKでチームの4点目ゲットに貢献したからですが、ここまで意欲と実力を見せても、エンドリックが先発に入るのにはまだ時間が必要なよう。
いやまあ、最後は4-1で大勝して、「En la segunda parte el partido se ha abierto y ha sido rock and roll/エン・ラ・セグンダ・パルテ・エル・パルティードー・セ・ア・アビエルトー・イ・ア・シドー・ロック・アンド・ロール(後半はオープンな試合になって、ロックンロールだった)」と満足していたアンチェロッティ監督も、この7連戦ではローテーションを考えているようですからね。この日はビニシウスが当たったものの、エムバペやロドリゴも休めるよう、いよいよ今週火曜午後9時(日本時間翌午前4時)からのアラベス戦では、エンドリックの初スタメンの夢が叶うかも。ただ、やっぱり週末日曜のマドリーダービーのようなビッグマッチでは、先輩格の3人が主役となるようです。
そんなマドリーは月曜に練習を再開したんですが、朗報だったのはエスパニョール戦で昨季痛めた左肩から倒れて、脱臼を心配されたベリンガムが全然、平気そうにバルデベバス(バラハス空港の近く)のグラウンドに姿を見せていたこと。いえ、アンチェロッティ監督によると、今季は開幕から必要なくなっていたプロテクターをまた着けないといけないみたいなんですけどね。もう暑い時期じゃないため、それ程、邪魔にはならないと思いますが、カルハバルの方は昨季、リーガで最後に負けたアトレティコ戦に向けて、しっかり打撲を治すため、アラベス戦はお休みするのだとか。
まあ、まさにその直後から、38節連続で無敗を続けているマドリーにはさすがに舌を巻くしかありませんが、今季はバルサが開幕から6連勝していますからね。優勝戦線はどちらがより少なく引分けるかが肝になりそうなため、アンチェロッティ監督も今から用心しておかないといけないといった感じでしょうが、ちなみに翌日曜の私は、目標は1部残留。高みとは縁がない弟分ダービー観戦にまず、午後2時にコリセウムを訪問。9月の各国代表戦前にはありえない時間帯の試合とはいえ、今では気温もすっかり秋めき、それでも昼間は半袖でOKという快適な環境でスタートしたヘタフェvsレガネス戦はどうだったかというと…。
うーん、それがお隣さん同士のダービーだったせいか、4年ぶりに同じ1部のステージに立ったレガネスファンも張り切って大量に駆けつけ、迎えるヘタフェファンも応援団席に「Capital del sur os saluda/カピタル・デル・スール・オス・サルダ(南部の首都が君たちに挨拶する)」と書かれた大幕を準備。キックオフ前にそれを広げ、他のスタンドは水色のモザイクを掲げるという演出もあったんですが、ことあるごとに「Pepineros, el que no bote/ペピネーロス,・エル・ケ・ノー・ボテ(跳ばないのはレガネスファン)」とか、「Getafe es aldeano/ヘタフェ・エス・アルデアーノ(ヘタフェ民は村人)」みたいな、カンティコでの落とし合戦になっていたのはどうかと。
おまけに先週ミッドウィークのベティス戦で退場になっていたボルダラス監督はマスコミのボックス席で指揮を執っていたものの、相変わらず、前半は常に誰かがピッチに倒れている状態が継続。いえ、この日は5人DF体制を取り、左のカリレーロ(長い距離を移動するSB)と化していたファン・クルスがシュートをポストに当てたり、アランバリのchilena(チレナ)がバーを直撃したなんてこともあったんですけどね。両者共、ゴール日照り中とあって、お約束のように前半は0-0で終了することに。
ただ、この弟分2チームは兄貴分並に今回、週3試合のハードスケジュールの最中にあったため、ローテーションしていたレギュラーたちが徐々にピッチに入ると、ようやく動きが出てきたんですが、え?途中、あまりにボールが天高く舞っている時間が長かったせいで、顔馴染みのAS(スポーツ紙)のレガネス番など、「雲と見分けがつくように冬の黄色のボールを使うべきだ」なんて、ジョークを言ってなかったかって?まあそうなんですが、ヘタフェはアレックス・ソラ、カルレス・ペレス、そしてベティス戦で15分間出場して、ついに長かったヒザの半月板損傷の負傷から復帰が叶ったエースのボルハ・マジョラルもピッチへ。レガネスもロベルト・ロペス、フランケサ、更に期待の新人FW、ハラーも入って、ついに拮抗も破れるかと思われたところ…。
実際、後半32分にはロベルト・ロペスの蹴ったFKをCBのサエンスが蹴り込んで、レガネスが先制したんですけどね。ファンの喜びも失望も長くは続かず、38分にはそのサエンスがエリア内でディエゴ・リコの足を蹴ったことが、振り返りVAR(ビデオ審判)判定で発覚し、ヘタフェにPKが与えられることに。しっかりマジョラルが決めて、ホームで復活の雄叫びを上げることができたのは良かったんですが、その後、どちらも勝ち越し点は奪えず、弟分ダービーは1-1のドローで終わっちゃいましたっけ。
おかげでヘタフェは降格圏の18位を脱出できず、その上、水曜にはアウェイのバルサ戦という、かなり厳しい状況になってしまったんですが、この先はきっと、マジョラルが昨季負傷する前のようにゴールづいてくれることを信じるしかないかと。勝ち点1ゲットに満足を表していたボルハ・ヒメネス監督のチームも順位は14位とまずまずながら、降格圏との差はたったの勝ち点2なんですが、こちらは先週ミッドウィークのアスレティック戦が7節先取り開催分だったため、今週は土曜のラージョとの連続弟分ダービーまで試合はなし。その間にたっぷりシュート練習できるのは嬉しいですよね。
そして一旦、セントロの自宅に戻った私はまた、午後9時からの兄弟分ダービーのためにエスタディオ・バジェカスに出動したんですが、何と出足から困難に直面して、ええ、割り当てられたプレス用ボックスに鍵がかかっていたんですよ。もちろん、初めてのことではなく、その場合は係員を探して、開けてもらうんですが、彼らが持っている鍵束が恐ろしい程、カオスでねえ。ボックスの番号もタグに正しくついていないことが多く、タグすらないこともありといった具合で、結局は何十本もある鍵を一つひとつ、試していくという悠長な作業が発生するからですが、同じことが何シーズンも続いているって、スタジアムの管理スタッフはどうして何もしない?
そんなことも相まって、ますます学びのないアトレティコに怒りを感じた私なんですが、試合の方はシメオネ監督もスタメンローテーションを採用。昨季のバジェカスでは0-7の大勝をしていたことも影響したか、グリーズマン、ヒメネス、ル・ノルマンをベンチスタートにし、デ・パウルなど、招集すらされていなかったんですが、だからって、前半のピッチに立った選手たちが眠っていていいという理由にはまったくならないかと。一応、フリアン・アルバレスがあと1歩でシュートというところでGKバタジャ(リーベル・プレートからのレンタルで昨季はグラナダでプレー)にボールを取られてしまったり、エリア前からのvaselina(バセリーナ/ループシュート)がゴール枠に当たったりなんてことはあったんですが、時間が経つにつれ、ピッチはラージョの独壇場に。
とうとう35分にはラティウがエリア内右から出したラストパスをイシにゴール前から決められて、先制されてしまったとなれば、開いた口が塞がらないとはまさにこのことだった?おまけにアトレティコの控え選手は健康運にも恵まれず、前半終了間際にはアスピリクエタがふくらはぎを痛め、ヒメネスに交代。それでもハーフタイムにロッカールームに戻ったかと思えば、すぐに全員をアップに出していたシメオネ監督が、後半頭からグリーズマンとコレアを入れ、突極のFW4人体制が実現。その甲斐あって、早くも4分にはセルロートがエリア内で敵DFをかわして送ったパスから、ギャラガーが弾丸シュートで同点ゴールを決めてくれたんですが…。
お隣さんと違ってその後が続かないんですよ。ラージョの方も温存していたカメージョ、バレンティン、28分にはようやくハメス・ロドリゲスもピッチに入り、勝ち越し点を求めたものの、勝負はそのまま1-1の痛み分けで終了。いやあ、プレスルーム脇の通路でセレソ会長に慰められていたシメオネ監督が、「Yo me quedo siempre con lo positivo, con el segundo tiempo/ジョ・メ・ケド・シエンプレ・コン・ロ・ポシティボ、コン・エル・セグンド・ティエンポ(私は常にポジティブなことの方を覚えている。後半のね)」と、悲惨だった前半の講評を避けているのを聞いた時には、私もこのアトレティコ伝統の悪癖は彼でさえ、手の打ちようがないんだと絶望的になったものでしたけどね。
アウェイ弱者解消しない限り、リーガもCLも優勝など、望むべくもないですし、4位以上で満足という同じ結末になるのは日を見るより明らか。時間はないものの、せめて木曜午後9時、バライドスでのセルタ戦ではアトレティコの選手たちが反省していてくれればいいんですが…1年経っても学ばない人たちが学ぶって言っても、あんまり信用できないですよね。
曰く、「Sabemos la historia del año pasado y tenemos que aprender/サベモス・ラ・イストリア・デル・アーニョ・パサードー・イ・テネモス・ケ・アプレンデル(昨季の成績はわかってて、ボクらは学ばないといけない)。前半、ああいう態度でピッチに出ちゃダメなんだ。変わらないと」って、え?彼ら、プレシーズン練習中に19試合8勝3分け8敗だった昨季の教訓をおさらいしていなかったの?まったくキャプテンからしてこれでは、いくら高額移籍金選手が何人も到着したって、アウェイで勝ち点を落とす悪癖が治る訳ありませんが、今季もすでにメトロポリターノを離れた試合では1勝2分け。首位のバルサとの差も勝ち点6になってしまったとなれば、近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)でアトレティコの試合を見る度、失望させられていた日々を今季も私は繰り返さないといけない?
まあ、その辺はまた後で話すとして、地獄の7連戦(弟分たちは5連戦)の3試合目となった先週末のリーガのマドリッド勢の様子を順番に見ていくことにすると。先駆けて土曜に1チーム、プレーしたのは唯一、ダービーカードから外れたレアル・マドリーで、サンティアゴ・ベルナベウでエスパニョールと対戦。いやあ、前日の記者会見ではアンチェロッティ監督が、「ウチはロックンロールサッカーをプレーする」と宣言し、相手も1部最速Uターンしてきたばかりのチームだったため、ファンの期待も高かったんですが、前半は今季ここまでの傾向を見事に踏襲することに。
ただ、後半になると話はまったく別物で、ええ、エスパニョールに9分という早い時間に先制点を挙げられたのも、持ち前のremontada(レモンターダ/逆転劇)体質に火をつけることになったんですけどね。ちなみにそのプレーはGKジョアン・ガルシアのロングキックを追ったジョフレがエリア内左奥に到達し、彼のシュートがGKクルトワの脚に当たって、ラインを割るというオウンゴールだったんですが、それを見た途端、アンチェロッティ監督はギュレルに代えて、ビニシウスを投入。
すると13分、バルベルデのエリア外シュートはジョアン・ガルシアに弾かれたものの、こぼれ球を敵DFからベリンガムが取り戻し、そのシュートをGKが止めきれなかったのがエスパニョールの不運でした。ええ、ゴール前に転がったボールを、そこに駆けつけたカルバハルが押し込んで、あっという間に同点にしているんですから、もしかして、マドリーは最初から0-1のスコアで始めてもらった方が選手たちにやる気が出る?
ただ、この後すぐ、殊勲のカルバハルが打撲でルーカス・バスケスと交代となったのは災難でしたが、いやいや。30分にはビニシウスが左側から入れたラストパスをロドリゴがゴール前から決めて、逆転に成功。その3分後にも敵陣内でエムバペがボールを奪い、ビニシウスに絶妙のスルーパスを送ると、そのシュートで3点目も入りましたからね。先日、メトロポリターノで勝ち取ったスコアレスドローの夢を抱いていたエスパニョールだって、もうどうしようもありませんって。
え、このところ、定例行事となっている終盤のエンドリック顔見せ出場はなかったのかって?いやあ、もちろんあって、この日は38分にピッチに入ったんですが、本当にこの18才のFWのハングリー精神には驚かされるばかり。そう、すでに勝負はついていたというのにガンガン攻めることを決して止めず、45分にはゴールに近づくのを阻止しようとしたロメロに延々と後ろから引っ張られ、エリア内に入ったところでついに転倒。それがペナルティとなり、エムバペのPKでチームの4点目ゲットに貢献したからですが、ここまで意欲と実力を見せても、エンドリックが先発に入るのにはまだ時間が必要なよう。
いやまあ、最後は4-1で大勝して、「En la segunda parte el partido se ha abierto y ha sido rock and roll/エン・ラ・セグンダ・パルテ・エル・パルティードー・セ・ア・アビエルトー・イ・ア・シドー・ロック・アンド・ロール(後半はオープンな試合になって、ロックンロールだった)」と満足していたアンチェロッティ監督も、この7連戦ではローテーションを考えているようですからね。この日はビニシウスが当たったものの、エムバペやロドリゴも休めるよう、いよいよ今週火曜午後9時(日本時間翌午前4時)からのアラベス戦では、エンドリックの初スタメンの夢が叶うかも。ただ、やっぱり週末日曜のマドリーダービーのようなビッグマッチでは、先輩格の3人が主役となるようです。
そんなマドリーは月曜に練習を再開したんですが、朗報だったのはエスパニョール戦で昨季痛めた左肩から倒れて、脱臼を心配されたベリンガムが全然、平気そうにバルデベバス(バラハス空港の近く)のグラウンドに姿を見せていたこと。いえ、アンチェロッティ監督によると、今季は開幕から必要なくなっていたプロテクターをまた着けないといけないみたいなんですけどね。もう暑い時期じゃないため、それ程、邪魔にはならないと思いますが、カルハバルの方は昨季、リーガで最後に負けたアトレティコ戦に向けて、しっかり打撲を治すため、アラベス戦はお休みするのだとか。
まあ、まさにその直後から、38節連続で無敗を続けているマドリーにはさすがに舌を巻くしかありませんが、今季はバルサが開幕から6連勝していますからね。優勝戦線はどちらがより少なく引分けるかが肝になりそうなため、アンチェロッティ監督も今から用心しておかないといけないといった感じでしょうが、ちなみに翌日曜の私は、目標は1部残留。高みとは縁がない弟分ダービー観戦にまず、午後2時にコリセウムを訪問。9月の各国代表戦前にはありえない時間帯の試合とはいえ、今では気温もすっかり秋めき、それでも昼間は半袖でOKという快適な環境でスタートしたヘタフェvsレガネス戦はどうだったかというと…。
うーん、それがお隣さん同士のダービーだったせいか、4年ぶりに同じ1部のステージに立ったレガネスファンも張り切って大量に駆けつけ、迎えるヘタフェファンも応援団席に「Capital del sur os saluda/カピタル・デル・スール・オス・サルダ(南部の首都が君たちに挨拶する)」と書かれた大幕を準備。キックオフ前にそれを広げ、他のスタンドは水色のモザイクを掲げるという演出もあったんですが、ことあるごとに「Pepineros, el que no bote/ペピネーロス,・エル・ケ・ノー・ボテ(跳ばないのはレガネスファン)」とか、「Getafe es aldeano/ヘタフェ・エス・アルデアーノ(ヘタフェ民は村人)」みたいな、カンティコでの落とし合戦になっていたのはどうかと。
おまけに先週ミッドウィークのベティス戦で退場になっていたボルダラス監督はマスコミのボックス席で指揮を執っていたものの、相変わらず、前半は常に誰かがピッチに倒れている状態が継続。いえ、この日は5人DF体制を取り、左のカリレーロ(長い距離を移動するSB)と化していたファン・クルスがシュートをポストに当てたり、アランバリのchilena(チレナ)がバーを直撃したなんてこともあったんですけどね。両者共、ゴール日照り中とあって、お約束のように前半は0-0で終了することに。
ただ、この弟分2チームは兄貴分並に今回、週3試合のハードスケジュールの最中にあったため、ローテーションしていたレギュラーたちが徐々にピッチに入ると、ようやく動きが出てきたんですが、え?途中、あまりにボールが天高く舞っている時間が長かったせいで、顔馴染みのAS(スポーツ紙)のレガネス番など、「雲と見分けがつくように冬の黄色のボールを使うべきだ」なんて、ジョークを言ってなかったかって?まあそうなんですが、ヘタフェはアレックス・ソラ、カルレス・ペレス、そしてベティス戦で15分間出場して、ついに長かったヒザの半月板損傷の負傷から復帰が叶ったエースのボルハ・マジョラルもピッチへ。レガネスもロベルト・ロペス、フランケサ、更に期待の新人FW、ハラーも入って、ついに拮抗も破れるかと思われたところ…。
実際、後半32分にはロベルト・ロペスの蹴ったFKをCBのサエンスが蹴り込んで、レガネスが先制したんですけどね。ファンの喜びも失望も長くは続かず、38分にはそのサエンスがエリア内でディエゴ・リコの足を蹴ったことが、振り返りVAR(ビデオ審判)判定で発覚し、ヘタフェにPKが与えられることに。しっかりマジョラルが決めて、ホームで復活の雄叫びを上げることができたのは良かったんですが、その後、どちらも勝ち越し点は奪えず、弟分ダービーは1-1のドローで終わっちゃいましたっけ。
おかげでヘタフェは降格圏の18位を脱出できず、その上、水曜にはアウェイのバルサ戦という、かなり厳しい状況になってしまったんですが、この先はきっと、マジョラルが昨季負傷する前のようにゴールづいてくれることを信じるしかないかと。勝ち点1ゲットに満足を表していたボルハ・ヒメネス監督のチームも順位は14位とまずまずながら、降格圏との差はたったの勝ち点2なんですが、こちらは先週ミッドウィークのアスレティック戦が7節先取り開催分だったため、今週は土曜のラージョとの連続弟分ダービーまで試合はなし。その間にたっぷりシュート練習できるのは嬉しいですよね。
そして一旦、セントロの自宅に戻った私はまた、午後9時からの兄弟分ダービーのためにエスタディオ・バジェカスに出動したんですが、何と出足から困難に直面して、ええ、割り当てられたプレス用ボックスに鍵がかかっていたんですよ。もちろん、初めてのことではなく、その場合は係員を探して、開けてもらうんですが、彼らが持っている鍵束が恐ろしい程、カオスでねえ。ボックスの番号もタグに正しくついていないことが多く、タグすらないこともありといった具合で、結局は何十本もある鍵を一つひとつ、試していくという悠長な作業が発生するからですが、同じことが何シーズンも続いているって、スタジアムの管理スタッフはどうして何もしない?
そんなことも相まって、ますます学びのないアトレティコに怒りを感じた私なんですが、試合の方はシメオネ監督もスタメンローテーションを採用。昨季のバジェカスでは0-7の大勝をしていたことも影響したか、グリーズマン、ヒメネス、ル・ノルマンをベンチスタートにし、デ・パウルなど、招集すらされていなかったんですが、だからって、前半のピッチに立った選手たちが眠っていていいという理由にはまったくならないかと。一応、フリアン・アルバレスがあと1歩でシュートというところでGKバタジャ(リーベル・プレートからのレンタルで昨季はグラナダでプレー)にボールを取られてしまったり、エリア前からのvaselina(バセリーナ/ループシュート)がゴール枠に当たったりなんてことはあったんですが、時間が経つにつれ、ピッチはラージョの独壇場に。
とうとう35分にはラティウがエリア内右から出したラストパスをイシにゴール前から決められて、先制されてしまったとなれば、開いた口が塞がらないとはまさにこのことだった?おまけにアトレティコの控え選手は健康運にも恵まれず、前半終了間際にはアスピリクエタがふくらはぎを痛め、ヒメネスに交代。それでもハーフタイムにロッカールームに戻ったかと思えば、すぐに全員をアップに出していたシメオネ監督が、後半頭からグリーズマンとコレアを入れ、突極のFW4人体制が実現。その甲斐あって、早くも4分にはセルロートがエリア内で敵DFをかわして送ったパスから、ギャラガーが弾丸シュートで同点ゴールを決めてくれたんですが…。
お隣さんと違ってその後が続かないんですよ。ラージョの方も温存していたカメージョ、バレンティン、28分にはようやくハメス・ロドリゲスもピッチに入り、勝ち越し点を求めたものの、勝負はそのまま1-1の痛み分けで終了。いやあ、プレスルーム脇の通路でセレソ会長に慰められていたシメオネ監督が、「Yo me quedo siempre con lo positivo, con el segundo tiempo/ジョ・メ・ケド・シエンプレ・コン・ロ・ポシティボ、コン・エル・セグンド・ティエンポ(私は常にポジティブなことの方を覚えている。後半のね)」と、悲惨だった前半の講評を避けているのを聞いた時には、私もこのアトレティコ伝統の悪癖は彼でさえ、手の打ちようがないんだと絶望的になったものでしたけどね。
アウェイ弱者解消しない限り、リーガもCLも優勝など、望むべくもないですし、4位以上で満足という同じ結末になるのは日を見るより明らか。時間はないものの、せめて木曜午後9時、バライドスでのセルタ戦ではアトレティコの選手たちが反省していてくれればいいんですが…1年経っても学ばない人たちが学ぶって言っても、あんまり信用できないですよね。
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バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat2
クロースが香川真司の目の前で見せたボール奪取&絶妙アシスト【ベスト・アシスト】
サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。 今回はレアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロースが記録したアシストだ。 <div id="cws_ad">◆クロースが香川真司の目の前を通した絶妙アシスト<br/> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJMZDNndXZWSSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> ドイツの絶対王者バイエルンでプロデビューを果たしたクロースは、2014年にレアル・マドリーに加入。中盤の主力として大車輪の活躍を見せている。 正確無比なボールコントロールとパス精度で攻撃の起点になることも多いクロースだが、2020年1月29日に行われたコパ・デル・レイ ラウンド16のレアル・サラゴサ戦では、見事なアシストを記録している。 1-0とマドリーがリードして迎えた32分、マドリーが相手ボックス内まで侵入する。一度は相手にクリアを許したものの、ボックスの外へボールを運ぼうとする相手選手から、クロースが素早くボールを奪う。 再びマドリーが攻勢に回ると、クロースのパスがボックス内に入ってきたFWルーカス・バスケスにピタリと合い、バスケスがゴール右上にシュートを沈めて相手を突き放す2点目を挙げた。 このシーズン、サラゴサでプレーしていたMF香川真司も、クロースの華麗なパスに見ていることしかできず。マドリーの前に0-4で惨敗を喫している。 2021.01.10 14:00 Sun3
圧巻バルサが敵地での今季最初のクラシコに4発完勝! レヴィのドブレーテにヤマルがクラシコ最年少ゴール【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第11節、レアル・マドリーvsバルセロナが26日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、アウェイのバルセロナが0-4で完勝した。 開幕から共に好スタートを切ったマドリードとカタルーニャの両雄が3ポイント差で激突する今季最初の伝統の一戦。 開幕から7勝3分けの無敗で2位に位置するマドリーは前節、難敵セルタとのアウェイゲームを2-1の勝利。続くチャンピオンズリーグ(CL)では昨シーズン決勝のリターンマッチとなったドルトムント戦で圧巻のレモンターダを達成。前半を2点ビハインドで終えるもヴィニシウスの圧巻トリプレーテの活躍などで5-2の逆転勝利。まさにベルナベウ劇場というど派手な内容で、公式戦3連勝を達成。ホーム開催の伝統の一戦に弾みを付けた。アンチェロッティ監督はそのドルトムント戦から先発3人を変更。負傷のクルトワとロドリゴに代えてルニン、チュアメニを起用し、モドリッチに代えてカマヴィンガを起用した。 一方、ここまで9勝1敗で首位に立つバルセロナは前節、セビージャ相手に5-1のマニータの圧勝。続くCLでは直近6戦全敗だった指揮官の古巣であり、天敵のバイエルン相手に新体制初のビッグマッチを、ハフィーニャのトリプレーテての活躍などで4-1の快勝。公式戦4連勝で敵地へ乗り込むことになった。フリック監督は自身初のクラシコへバイエルン戦と全く同じスタメンを採用。最前線にレヴァンドフスキ、2列目にラミン・ヤマル、フェルミン・ロペス、ハフィーニャが並んだ。 中盤4枚の右にベリンガム、左にカマヴィンガを配置し、中3日の過密日程ながらキックオフ直後からハイプレスを仕掛ける、予想外の入りを見せたマドリー。ホームサポーターによる熱狂的な後押しも追い風に、押し込む入りを見せた。 バルセロナも徐々に硬さが取れて後方からの細かい繋ぎで前進する場面を作り出すと、13分にはレヴァンドフスキのスルーパスに抜け出したヤマルに決定機が訪れるが、やや焦って放ったシュートはGKルニンに難なくキャッチされる。 以降は互いに球際、切り替えを強く意識したカウンターからチャンスを窺いつつ、マドリーはこの試合でも強気なライン設定を変えない相手のハイラインを執拗に狙い、再三のオフサイドにも焦れることなく愚直な攻めを見せる。30分にはルーカス・バスケスのスルーパスに抜け出したムバッペが絶妙なループシュートでゴールネットを揺らすが、ここはVARの介入後にオフサイドの判定で取り消しとなった。 対するバルセロナは、要所でマドリーのプレスを剥がして局面を打開すると、好調のハフィーニャやペドリがミドルレンジのシュートで際どいシーンを作り出した。 ボール保持率とシュート数はバルセロナが上回るも、シュート1本とは思えない攻撃の迫力を見せたマドリーがやや優勢だった前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半、先に動いたのはバルセロナ。フェルミンを下げてフレンキー・デ・ヨングをハーフタイム明けに投入し、ペドリをトップ下に1列上げた。 後半も一進一退で進んでいくが、バルセロナの頼れる主砲が均衡を破る決定的な仕事を果たす。54分、中盤でのリスタートからハーフウェイライン付近まで縦に運んだカサドがマドリーの2つのラインを一気に壊す絶妙なスルーパスを供給。これを足元に収めたレヴァンドフスキがボックス内まで運んでゴール右下隅へ丁寧なシュートを流し込んだ。 さらに、畳みかけるアウェイチームは直後の56分、ハフィーニャとのパス交換でデ・ヨングが絶妙な浮き球のワンタッチパスを左サイドの背後へ落とすと、これに抜け出したバルデが丁寧に上げたクロスをゴール前で2センターバックの間に入ってフリーとなったレヴァンドフスキがゴール右隅へヘディングシュートを突き刺し、2試合連続のドブレーテを達成した。 ホームでまさかの2点ビハインドを背負ったマドリーはすぐさま反撃を開始。61分、左サイドのカマヴィンガからの斜めのスルーパスに抜け出したムバッペに決定機が訪れるが、右足のシュートはGKペーニャの好守に阻まれる。この直後にはチュアメニを下げてモドリッチをピッチに送り出した。 一方、バルセロナは1枚カードをもらっていたカサドを下げてダニ・オルモを65分に投入。そのスペイン代表MFが早速攻撃に絡むと、ボックス内のレヴァンドフスキに続けて決定機が訪れるが、トリプレーテのチャンスをモノにできず。 以降はよりオープンな展開になるが、ムバッペを筆頭にマドリーが仕留め切れない中、バルセロナが決定力の差を見せつける。77分、鮮やかなカウンターからハフィーニャのラストパスに抜け出したヤマルがボックス右からニア上を射抜く右足シュートを突き刺し、17歳106日でのクラシコ最年少ゴールを記録する。 さらに、84分にはルーカス・バスケスとの駆け引きを制してイニゴ・マルティネスのロングフィードに抜け出したハフィーニャがそのままボックス内に持ち込むと、最後は飛び出したGKルニンの寸前で絶妙な右足ループシュートを流し込んだ。 この連続ゴールで試合の大勢が決した中、何とか一矢報いたいマドリーだったが、攻守ともに高い集中力を示したバルセロナ相手にマニータの屈辱を回避するのが精いっぱいだった。 この結果、敵地でのクラシコで圧巻の完勝を収めたバルセロナがマドリーに今季リーグ戦初黒星を与え、クラシコでの連敗を「4」でストップした。 レアル・マドリー 0-4 バルセロナ 【バルセロナ】 ロベルト・レヴァンドフスキ(後9、後11) ラミン・ヤマル(後32) ハフィーニャ(後39) <span class="paragraph-title">【動画】レヴィにヤマル、ハフィーニャのゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">レヴァンドフスキ<br>絶妙な抜け出しから<br>シーズン13ゴール目!<br><br>ラ・リーガ 第11節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%8A?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#バルセロナ</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/Wn1oR0O0zP">pic.twitter.com/Wn1oR0O0zP</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1850271724056797674?ref_src=twsrc%5Etfw">October 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">バルサの3点目はヤマル<br>17歳106日での<br>エル・クラシコ最年少ゴール達成<br><br>ラ・リーガ 第11節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%8A?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#バルセロナ</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/IefSsrNrwE">pic.twitter.com/IefSsrNrwE</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1850277488792064082?ref_src=twsrc%5Etfw">October 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">バルサ4点目は<br>絶好調のラフィーニャ<br><br>今シーズン初の<br>エル・クラシコはまさかの点差に・・・<br><br>ラ・リーガ 第11節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%8A?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#バルセロナ</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/RPdy36Gdg3">pic.twitter.com/RPdy36Gdg3</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1850279631292948873?ref_src=twsrc%5Etfw">October 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.27 06:04 Sun4
アンチェロッティが手薄な右SBの穴埋めに逸材カンテラーノに注目…ファーストチーム昇格を要求か
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、手薄な右サイドバックの穴埋めとしてカンテラの逸材に注目しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 ナチョ・フェルナンデスの退団によって、今シーズンは開幕からダニエル・カルバハル、ルーカス・バスケスのベテラン2人で右サイドバックのポジションをカバーしてきたマドリー。 しかし、そのファーストチョイスの世界屈指のDFは右ヒザの重傷によって今シーズン中の復帰が絶望的となった。 アントニオ・リュディガー、エデル・ミリトンら本職センターバックながらも同ポジションでプレー可能な選手はいるものの、クラブは今冬の移籍市場での緊急補強の可能性を検討しつつ、3バックのオプション採用も視野に入れている段階だ。 そんななか、アンチェロッティ監督はフベニールA(U-19チーム)でプレーするU-17スペイン代表DFヘスス・フォルテア(17)の抜擢を検討しているようだ。 バレンシア生まれでレバンテ、アトレティコ・マドリーのカンテラを経て2022年にエル・ブランコのカンテラに加入したフォルテアは、カルバハルに近いプロフィールを持つ攻撃的サイドバックの逸材。 アトレティコから引き抜かれた逸材はアルバロ・アルベロア監督の下、フベニールAで主力を担っているが、カルバハルら守備陣の相次ぐ離脱を受けてここ数週間はファーストチームのトレーニングに頻繁に参加しているという。 そして、トレーニングを通じて同選手の能力を評価したイタリア人指揮官は、レアル・マドリー・カスティージャを飛び越え、残りシーズンでファーストチームに帯同させることをクラブに求めているとのことだ。 ただ、現時点でフォルテアをすぐに戦力として組み込む考えはないものの、右サイドバックの3番手や4番手としてコパ・デル・レイや格下相手の消化試合など主力を休ませたい試合において選択肢のひとつとして自身の手元に置きたい考えだという。 2024.10.31 12:20 Thu5
ベルナベウ攻略で連勝のアーセナルが王者マドリー撃破! PSG待つベスト4進出【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsアーセナルが16日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、アウェイのアーセナルが1-2で勝利。2戦合計1-5としたアーセナルの準決勝進出が決まった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 8日にアーセナル・スタジアムで行われた1stレグはホームのアーセナルが3-0の完勝。王者優位という下馬評を覆す会心の勝利で大きなアドバンテージを手にした。 敵地で想定外の大敗を喫し、崖っぷちの状況となったマドリー。先週末のリーグ戦ではムバッペの前半退場で苦しい戦いとなったが、カマヴィンガのゴールによって1-0の勝利。公式戦4試合ぶりの白星を飾って今回の大一番を迎えた。アンチェロッティ監督は奇跡のレモンターダを狙った一戦で先発3人を変更。フラン・ガルシア、カマヴィンガ、ギュレルに代えてアラバ、ベリンガム、ヴィニシウスを起用した。 対してベスト4進出へ王手をかけたという状況のアーセナル。ただ、一部主力を温存して臨んだリーグ戦ではブレントフォード相手にリードを守り切れずに1-1のドロー。敵地での大一番に弾みを付けるまでには至らなかった。アルテタ監督は逃げ切りを図った一戦で先発5人を変更。ティンバーとルイス=スケリーの両サイドバック、ウーデゴール、サカ、メリーノと主力を復帰させた。 マドリディスタの強烈な後押しを背にしたホームチームが開始直後にムバッペ、ヴィニシウスの連携でいきなり際どい場面を創出する。 しかし、アーセナルも冷静に押し返すと、8分にはサカのコントロールシュートで最初の決定機を創出。さらに、このプレーで得た左CKの場面ではボールに関係ないポジション取りでメリーノのユニフォームを完全に引っ張って倒したDFアセンシオのプレーに関して数分後にオンフィールド・レビュー(OFR)が行われると、アーセナルにPKが与えられる。 だが、キッカーのサカがタイミングを外してチップキック気味に放った左へのシュートをGKクルトワが見事な粘りと長いリーチを活かしたワンハンドセーブではじき出し、絶体絶命のピンチを救った。 守護神のビッグプレーで逆転への可能性を残したマドリー。ここから攻勢を強めると、24分にはセットプレーの流れからボックス内でライスとムバッペが交錯。主審は当初ホールディングでのPKを宣告したが、OFRの末にノーファウルと判定を覆した。 絶好のゴールチャンスが取り消しとなったマドリーは気持ちを切り替えて前に出ていく。ボールを保持して相手のコンパクトな守備の攻略を図るも、流れの中では自慢のアタッキングユニットの個人技もうまく封じられて決定機まで持ち込めない。また、再三のセットプレーも撥ね返される。 大量7分が加えられたアディショナルタイムを含め前半終盤にかけてはボールを握って攻め手を窺うマドリー、堅守速攻で応戦するアーセナルという構図の下で拮抗した展開が続いていく。手数ではホームチームが勝ったが、前半アディショナルタイムにはカウンターでボックス左に抜け出したマルティネッリがニア下へ際どいシュートを放ったが、ここはGKクルトワの好守に阻まれた。 2ndレグは0-0、2戦合計では0-3で折り返した後半も前半と同様の展開で試合が進んでいく。 ハーフタイムでの修正も実らず、ゴールが遠いマドリーは61分、アラバとルーカス・バスケス、ロドリゴを下げてフラン・ガルシア、セバージョス、エンドリッキの3枚替えを敢行。バルベルデを右サイドバックに移した。 一方、後半も冷静にゲームを運んでいくアーセナルはワンチャンスを活かして先制点まで奪う。65分、長いボールを使って右サイドのサカが背後を取ってタメを作ると、中央での細かいパス交換からメリーノの絶妙なスルーパスでゴール前に抜け出したサカがGKクルトワとの一対一を制し、PK失敗を払しょくするファインゴールとした。 これで4点差を追う形となったマドリーだったが、失点直後に反発力を示す。67分、GKラヤからボックス付近でスローイングを受けたサリバの死角からボールにアプローチしたヴィニシウスがまんまと奪い切って無人のゴールへシュートを流し込んだ。 これで再び3点差に戻ったなかでマドリーが勢いを見せるが、アーセナルも気持ちを切り替えてうまく相手陣内で時計を進めていく。 75分には足首を痛めたムバッペの負傷を受け、アンチェロッティ監督はアセンシオも下げてモドリッチ、ブラヒム・ディアスを同時投入。チュアメニをセンターバックに下げて前がかる。対するアーセナルはスコアラーのサカを下げてトロサールを投入し、マルティネッリを右に回した。 その後、完全に逃げ切り態勢に入ったアーセナルに対して、マドリディスタの熱狂的な後押しを受けながら最後まで懸命にゴールを目指したマドリー。ブラヒム・ディアスやエンドリッキらがボックス内で際どいシーンに絡んだが、再びゴールをこじ開けることはかなわず。 逆に、アーセナルは後半アディショナルタイムの93分にロングカウンターから快足を飛ばしてDFフラン・ガルシアを振り切ったマルティネッリが土壇場で勝ち越しゴールを奪い、ベルナベウ攻略。 この結果、見事な連勝で王者マドリーを撃破したアーセナルがパリ・サンジェルマンの待つ準決勝進出を決めた。 レアル・マドリー 1-2(AGG:1-5) アーセナル 【レアル・マドリー】 ヴィニシウス・ジュニオール(後22) 【アーセナル】 ブカヨ・サカ(後20) ガブリエウ・マルティネッリ(後48) 2025.04.17 06:07 Thuレアル・マドリーの人気記事ランキング
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さらにお父さん似に?モドリッチとそっくりな娘が10歳に
レアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが娘の誕生日をお祝いしている。 衰えを見せない“鉄人”モドリッチ。37歳となった現在も世界トップクラスのMFとして輝きを放っており、在籍11年目を迎えているマドリーでは通算480試合に出場し、37得点77アシストという数字を誇る。 そんなモドリッチを支えるのが家族の存在。妻のバーニャさんと長男イバンくん、長女エマちゃん、そして次女ソフィアちゃんと3人の子供を授かっているモドリッチだが、長女のエマちゃんが10歳の誕生日を迎えたようだ。 モドリッチは26日に自身のインスタグラムを更新。エマちゃんとの2ショットを添え、「10は君のように特別な数字だ!10歳のお誕生日おめでとう僕のすべて!君を愛しているよ」と祝福した。 以前からモドリッチと瓜二つと言われていたエマちゃんだが、成長とともにさらに父親に似てきた印象だ。インスタグラムの投稿にはファンからも「顔似てる」、「お父さん似に見える」、「かわいらしい」といった反応も寄せられている そして、やはり「10」はモドリッチにとって特別な番号のようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】モドリッチとそっくりなエマちゃんの2ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CrdtU8ys0di/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CrdtU8ys0di/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CrdtU8ys0di/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Luka Modric(@lukamodric10)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">【写真】お母さんとどちらが似ている?モドリッチの妻バーニャさんと子供たちとの家族ショット!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CmlxAxSPMYb/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CmlxAxSPMYb/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CmlxAxSPMYb/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Luka Modric(@lukamodric10)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.04.26 12:25 Wed2
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu3
重傷を負ったレアルの17歳逸材CBが復帰間近、昨夏のツアー帯同に続くCWC参加なるか
レアル・マドリーU-19のU-17スペイン代表DFジョアン・マルティネスが、復帰へと近づいている。スペイン『マルカ』が報じた。 今シーズン開幕前のアメリカツアーでは、ブレイクを果たしたスペイン人DFラウール・アセンシオらとともにファーストチームに帯同したマルティネス。カルロ・アンチェロッティ監督も高く評価した17歳センターバックだが、ツアー終了後のトレーニングで左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負っていた。 2024年8月の負傷からもうすぐ7カ月が経とうというなか、すでにボールを使ったピッチでのトレーニングを再開しているとのこと。リハビリは最終段階にあり、あと1カ月ほどでチームに復帰できる段階まで来ているという。 アルバロ・アルベロア監督率いるU-19チームでのシーズン中の復帰が期待される一方、ファーストチーム に帯同してのFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)参加も視野に。出場することが目標ではなく、再びアンチェロッティ監督のもとでトレーニングし、その後のプレシーズンに備えたいという考えのようだ。 2025.02.26 18:58 Wed4
「ドアは閉まっている」無職のグティ、かつて育ったレアル復帰の可能性なし
かつてレアル・マドリーではそのルックスとプレースタイルから貴公子としても愛されたホセ・マリア・グティエレス氏が、自身のキャリアについて語った。スペイン『エル・パイス』が伝えた。 “グティ”の愛称でも親しまれ、マドリーの生え抜きとしてプレー。ファーストチームでは14シーズンを過ごすと、ベシクタシュへと移籍し、2011年11月に現役を引退していた。 引退後は指導者としてのキャリアを歩むと、古巣のマドリーの下部組織でキャリアを積んでいた。U-19にあたるフベニールAで監督を務めていた中、突如とし退団。その後、ベシクタシュのアシスタントコーチに就任すると、2019-20シーズンはアルメリアで監督を務めていた。 現在はフリーのグティ氏だが、監督としてのキャリアを続けていきたい考えを持っているようだ。 『エル・パイス』のインタビューでは、レアル・マドリーを出た後について「別の世界だよ。レアル・マドリーにいるときは、バブルの中にいるような感じだ。そして去った後は、サッカーの現実であっても、元選手の日常生活の現実でもないことに気がつく」とコメント。選手としても指導者としても長らくマドリーで過ごしたグティ氏にとっては、難しい環境もあったようだ。 順調にマドリーで指導者のキャリアを積んでいたグティ氏だが、突如辞任。マドリーを去ったことについて後悔しているかと聞かれると「いや、適切な時期だった。私はフベニールAに2年間いた。1年目はとても良かったが、2年目はあまり良くなかった。もっと大きな挑戦が必要だった」とコメント。「チームは私にカスティージャを任せてくれなかったので、私は去った。レアル・マドリーとカスティージャのベンチは埋まっていたので去ったんだ」と語り、自身がステップアップできないと感じたとのこと。「そこから、自分のキャリアを前進させ続けたいと思った。もし、私がフベニールAにもう1年いたとしたら、一歩後退していただろう」と、マドリーを去ったことは間違いではなかったと語った。 そのグティ氏だが、自身が去った後、現役時代に共にカンテラ、ファーストチームで過ごしたラウール・ゴンサレス氏がカスティージャの監督に就任していた。そのことについては「決して知られていないことだろう。解雇があるから起こることだ。ソラーリはファーストチームに昇格し、カスティージャの監督をラウールに譲った」と語り、そのことが起こった理由は別にあるとコメントした。 「でも、ロペテギがうまくやってそこにいたとしたら、ソラーリはカスティージャにあと2年間いただろう」とコメント。「僕は何をしたか?少年たちを教えるのにあと2年間いたのか?人生において、いつだって自分にとって最善だと思うところに行かなければならない」と語り、その時を待つことができなかったと明かしている。 一方で、マドリーを去ったことで復帰へのドアが閉まったかという質問には「そうだね。今はそう思うよ。私側ではなく、マドリー側のがね」と語り、自身ではなくクラブ側がもう受け入れることはないと考えているようだ。 監督としてのホセ・マリア・グティエレスについて、監督を探しているクラブへ勧める点としては「私は自分の仕事と真摯に取り組むことだけを約束する。選手としていかに才能があったは分かっているけど、彼らがそのグティを見ているのだとしたら、私にとっては不利かもしれない」と語り、「サッカーは固定観念にとらわれ、抜け出すことは難しい。人生を変えようとしても、違うことをしようとしてもね」と、指導者としては現役時代のプレーのような華やかなイメージを持たないでもらいたいと考えているようだ。 2021.02.03 20:34 Wed5