コケ
KOKE
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ポジション | MF |
国籍 |
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生年月日 | 1992年01月08日(33歳) |
利き足 | 右 |
身長 | 176cm |
体重 | 77kg |
ニュース | 人気記事 | クラブ |
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ビジャにモリエンテス、フィーゴにルイ・コスタらが集結!スペインvsポルトガルの100周年記念マッチが超豪華
17日、ポルトガル代表とスペイン代表の初めての試合が行われてから100周年を迎えたことを記念したレジェンドマッチが行われた。 通常よりも小さい屋内のコートで行われた試合には、両国のレジェンド選手たちが大集結。ポルトガルのスターティングイレブンには、GKビトール・バイーア、DFリカルド・カルバーリョ、MFマニシェ、MFルイ・コスタが名を連ね、MFルイス・フィーゴがキャプテンマークを巻いた。 さらに、ベンチにはDFリカルド、DFジョゼ・ボシングワ、FWエルデル・ポスティガ、FWペドロ・パウレタ、MFシモン、MFチアゴ・メンデスが控えた。 一方のスペインもDFカルロス・マルチェナ、MFガイスカ・メンディエタ、MFコケ、FWフェルナンド・モリエンテス、そしてキャプテンのFWダビド・ビジャが先発。ベンチにはDFジョアン・カプデビラ、DFフアニート、FWアルベルト・ルケ、FWアルフォンソ・ペレス、FWルイス・ガルシアが並んだ。 現役時代と比較して体型が変わった選手や、白髪が目立つようになった選手もいたが、そのテクニックは衰えておらず。試合は序盤から点の取り合いとなると、ビジャ、ルイス・ガルシア、メンディエタがそれぞれ2ゴールを挙げたスペインが7-4で勝利。集まった3千人の観客はレジェンドたちのプレーに惜しみない拍手を送っていた。 <span class="paragraph-title">【動画】ポルトガルレジェンドとスペインレジェンドたちの衰え知らずのテクニック</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI4ckkzWGVZNiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.12.20 21:30 Mon2
【ラ・リーガ注目プレビュー】三つ巴の覇権争い左右するアトレティコとバルセロナの直接対決
ラ・リーガ第28節、アトレティコvsバルセロナが、日本時間16日29:00にリヤド・エア・メトロポリターノでキックオフされる。三つ巴の覇権争い左右する3位と首位の直接対決だ。 3位のアトレティコ(勝ち点56)は前節、ヘタフェとのアウェイゲームで1-2の逆転負け。前半から攻撃が停滞したものの、途中出場のセルロートのPKによるゴールで後半半ば過ぎに先制に成功。このままウノセロでの逃げ切り態勢に入ったが、アンヘル・コレアの一発退場で流れが変わると、後半終了間際の連続失点によってお得意様相手に痛恨の敗戦となった。 続くチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグのマドリード・ダービーではギャラガーの試合開始28秒のゴールによって2戦合計2-2のタイに戻した。以降は相手のPK失敗にも救われたなか、優勢に試合を進めたものの90分、延長戦で決着を付けられず。PK戦ではアルバレスの不運な“2度蹴り”、ジョレンテの失敗によって2-4で敗戦。無念のベスト16敗退に。ショッキングな2試合の結果とともに満身創痍のなかでの首位攻防戦では、逆転でのリーグ制覇へ底力を示せるか。 対する首位のバルセロナ(勝ち点57)は前節、ホーム開催のオサスナ戦の直前にメディカルスタッフのカルレス・ミニャロ・ガルシア医師が急逝。選手たちの精神状態が考慮され、試合開始20分前に開催延期が決定した。それでも、訃報から3日後の開催となったCLのベンフィカ戦ではラミン・ヤマル、ハフィーニャのレフティーコンビの躍動によって3-1の完勝。ミニャロ医師に捧ぐ会心の勝利によって2戦合計4-1でベスト8進出を決めた。 未だ喪失感は完全には拭えずも、重要な勝利によってクラブとして前に進んだブラウグラナは、今季公式戦2度の対戦で1分け1敗と未勝利のコルチョネロスを相手に勝利を収め、ラ・リーガ首位キープを目指す。 ◆アトレティコ◆ 【4-4-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©超ワールドサッカー<hr></div> GK:オブラク DF:ジョレンテ、ヒメネス、ラングレ、ガラン MF:ジュリアーノ・シメオネ、デ・パウル、バリオス、リーノ FW:アルバレス、グリーズマン 負傷者:MFコケ 出場停止者:FWアンヘル・コレア(1/5) ヘタフェ戦での一発退場に主審への侮辱発言でコレアが5試合停止の1試合目で欠場となる。負傷者に関しては回復途上のコケが招集メンバー外となった。 激闘のダービーから中3日の過密日程を受け、軽傷を抱えるデ・パウルを筆頭にギリギリまでコンディションの見極めが必要となるが、現状のベストメンバーの起用を予想。ディフェンスラインではモリーナ、ル・ノルマン、ヘイニウド。中盤と前線ではギャラガー、セルロートの起用も十分に考えられる。 ◆バルセロナ◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©超ワールドサッカー<hr></div> GK:シュチェスニー DF:クンデ、クバルシ、イニゴ・マルティネス、バルデ MF:デ・ヨング、ペドリ MF:ヤマル、ダニ・オルモ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ 負傷者:GKテア・シュテーゲン、DFクリステンセン、MFベルナル 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しても長期離脱組を除いて新たな離脱者はいない。 ベンフィカ戦をサスペンションで欠場したクバルシが先発に復帰し、前述のメンバーで臨む可能性が高い。主力のコンディション次第でアラウホにカサド、ガビ辺りにチャンスがありそうだ。 ★注目選手 ◆アトレティコ:FWアレクサンダー・セルロート <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・リーガ対バルサ4戦連発中のキラー。ホームと言えども守備から入るなか、ハフィーニャとヤマルの両翼と対峙するラテラルのパフォーマンスが勝敗のカギを握る一方、逆転優勝へ勝ち点3が必須な一戦において、攻撃陣の出来も重要となる。 敵将フリックが最も警戒するアルバレスに、古巣対戦に燃えるグリーズマンの主力2トップが当然のことながらキーマンとなるが、リーグ前回対戦で劇的な決勝点、直近のコパでも土壇場の同点ゴールを挙げている長身FWの働きがより重要となるはずだ。 とりわけ、ノルウェー代表FWは2022-23シーズンのレアル・ソシエダ、2023-24シーズンのビジャレアルでもバルセロナ相手にゴールを挙げており、直近のラ・リーガ4度の対戦では4ゴール3アシストと圧倒的な数字を残す“バルサキラー”。今回の一戦では5試合連続ゴールを記録し、チームにシーズンダブルをもたらしたい。 ◆バルセロナ:MFペドリ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> トップ・オブ・トップに到達の天才MF。今季ここまでは復活の主砲レヴァンドフスキに加え、ハフィーニャとヤマルの強力トリデンテに大きな注目が集まるが、指揮官フリックが会見のたびに手放しで称賛の言葉を送り続けているのが、異次元のパフォーマンスを披露する背番号8。 10代後半の鮮烈な台頭後は度重なるケガに悩まされたが、今季は試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結んで開幕からフル稼働。守備面や球際の勝負でも力強さを示すなか、ゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、リーグ戦4ゴール3アシストと目に見える数字も残す。 ここにきてチャビやイニエスタというクラブOBに加え、ジダンといった名手とも比較されるなど充実のシーズンを過ごす万能型MFは今回の大一番でも勝敗のカギを握る重要な存在となるはずだ。 2025.03.16 18:35 Sun3
ヘタフェのバルサ出身MF、昨季のベストイレブンに久保建英とアレーニャを選んでいた!
ビジャレアルへのレンタルを解消し、8日にヘタフェへレンタルで加入した日本代表MF久保建英。新天地では、11日に途中出場でデビューしていきなりゴールにつながるプレーを見せ、一気にファンのハートを鷲掴みにすると、20日のウエスカ戦では移籍後初先発を飾り、チームも2連勝と良い風が吹いている。 ヘタフェでは、久保と同様に1月からレンタルで加入したスペインMFカルレス・アレーニャとU-21スペイン代表DFマルク・ククレジャという、バルセロナの下部組織であるラ・マシア出身の選手も在籍しており、18日の会見でも久保は「バルサのカンテラが持つ特徴は互いによく理解できる助けになっているよ」とその効果を明かしていた。 同じチームでプレーするのは今回が初めてとなるククレジャと久保だが、ククレジャは昨シーズンの時点で久保の才能を認めていたようだ。 新型コロナウイルスの感染拡大により、各国のリーグ戦が軒並み延期となっていた2020年3月、ククレジャは当時SNS上で流行していた「#TeamHomeChallenge」に挑戦。このチャレンジは日常生活にあるものに例えて自身のベストイレブンを発表するというもので、レアル・マドリーのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスなど多くの選手が参加していた。 そして、ククレジャのベストイレブンには、当時マジョルカで活躍を見せていた久保も2トップの右の位置に入っているのだ。ちなみに、久保のことはバケツに例えている。 久保以外のメンバーでは、大親友だと言いつつアレーニャを薪に例えて選出したほか、昨シーズンのレアル・ソシエダで見事な活躍を見せたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールも名を連ねている。 久保のヘタフェデビュー戦となった11日のエルチェ戦から、かなり久保のことを信頼したようにパスを出しあいプレーしていたククレジャだが、その裏には昨シーズンから久保のパフォーマンスを認めていたということも影響してそうだ。 ◆ククレジャが選んだベストイレブン(2020年3月のもの) GK:マルコ・ドミトロビッチ(エイバル) 右CB:ウーゴ・マージョ(セルタ) 中央CB:ファクンド・ロンカーリア(オサスナ) 左CB:ロベルト・ロサレス(レガネス) 右サイド:カルレス・アレーニャ(レアル・ベティス/現ヘタフェ) 右ボランチ:パパコウイ・ディオプ(エイバル) 左ボランチ:ジェフリー・コンドグビア(バレンシア/現アトレティコ・マドリー) 左サイド:コケ(アトレティコ・マドリー) トップ下:マルティン・ウーデゴール(レアル・ソシエダ/現レアル・マドリー) 右FW:久保建英(マジョルカ//現ヘタフェ) 左FW:ロベルト・ソルダード(グラナダ) 監督:ヘルマン・ブルゴス(アトレティコ・マドリーのアシスタント・マネージャー/現在はフリー) アシスタントコーチ:ハビエル・ガルシア・ピミエンタ(バルセロナB監督) <div id="cws_ad" >◆ククレジャの「#TeamHomeChallenge」</div> <div id="cws_ad" style="text-align:center;"><script>var video_id = "9q0V_sUhSr4";</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script></div> 2021.01.21 17:33 Thu4
ようやく一息つけるけど…/原ゆみこのマドリッド
「ここで休みが入るのは勿体ないかも」そんな風に私が嘆いていたのは月曜日、リーガの年内最終節が終わった翌朝のことでした。いやあ、土曜の夜には奇跡が起こり、破竹の連勝も11までだろうと諦めていたアトレティコがバルサに土壇場の逆転勝利。お隣さんまで追い越して、首位に踊り出たとはいえ、それはおそらく年明け3日、レアル・マドリーが洪水災害で延期されていた12節、折しもお昼のニュースでバラハ監督の解任報道があったバレンシアとの一戦を済ませれば、勝ち点2差で2位になってしまうんでしょうけどね。 気になるのはアトレテシコのリーガ次戦、19節オサスナ戦が開催されるのが遥か3週間先であることで、ええ、連戦続きでお疲れだった選手たちが体を休められるのは有難いんですが、そんなに間が空いたら、ツキが変わっている恐れが。いえ、確かに10月末から始まった連勝街道は11月の各国代表戦週間のparon(パロン/リーガの停止期間)で2週間、試合がなかった期間があっても無事、継続できたんですけどね。今回もリーガ再開の1週間前にはコパ・デル・レイ32強対決マルベージャ(RFEF1部/実質3部)戦があるため、年内29日にはもう練習再開となるんですが、今は選手たちがあまりクリスマス呆けしないで戻って来てくれることを祈るばかりでしょうか。 まあ、そんなことはともかく、18節のマドリッド勢の試合がどうだったか、お伝えしていくことにすると。先陣を切ったのは弟分ヘタフェのマジョルカ戦で、私も今年最後のコリセウム訪問をしたんですが、ピッチでアップ中のところを見て、相手チームに浅野拓磨選手がいたことを思い出す始末でねえ。というのも8月にはお隣さんのレガネスとの試合に来た彼でしたが、9月にハムストリングを負傷し、途中、再発などもあったため、12月頭まで招集メンバーに入れず。ようやくこの日が復帰後初先発だったからですが、ブタルケには5、6人いた日本人記者が1人に減っていたのは、同日、久保建英選手のいるレアル・ソシエダのセルタ戦が被っていたせいだった? 試合の方はというと、前節ではメトロポリターノで兄貴分のアトレティコに0-1の僅差で負けていたヘタフェでしたから、バジャドリー、エスパニョールと2連勝していたホームでのいい波長が続くことを願っていたんですけどね。前半は浅野選手のエリア内シュートもGKダビド・ソリアが弾き、0-0を保っていながら、後半序盤に交代出場したばかりのCBベロカルがラリンを倒し、PKを献上していてはねえ。先発したCFベルトゥがイエローカードをもらい、前半中にペテルに交代させられたのと同様、ジェネを代えてしまったボルダラス監督の恒例の退場予防策が裏目に出た感じですが、後半8分、ラリンにPKを決められて、リードを奪われてしまったから、さあ大変! その後はアルバロ・ロドリゲスを入れ、シュートも計23本(うち枠内5本)と攻めたヘタフェだったんですが、結末はいつもと同じ。ええ、ゴール力がほぼない彼らはたったの1点が返せず、0-1で負けてしまったんですが、ドンマイ。要はこれ、1月の移籍市場が開いて、点の取れるFWを補強orボルハ・マジョラルの完全復活がない限り、解決しない問題なため、ボルダラス監督も記者会見に第2監督を送り込み、耳タコの言い訳をする手間を省いていましたしね。幸い翌日、エスパニョールがラス・パルマスに負けてくれたため、残留圏ギリギリの17位に踏み留まることができましたし、1月3日のコパ、グラナダ(2部)戦は程々に流して、今は12日のラス・パルマス戦で恩を仇で報いる勝利を目指すしかないかと。 そして夜には近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)に向かった私だったんですが、アトレティコの試合には珍しく、一応、用心してキックオフ30分前に行ったところ、すでに店内は満員状態。季節柄、クリスマス前の仕事納めを祝っているグループだろうと思っていたんですが、これは後で大間違いだったことが判明することに。何とか、試合が始まる前に客が席を立ったテーブルを確保できたのはラッキーでしたが、とにかく開始から20分程はバルサの猛攻が続いてねえ。自陣エリア付近からまったく離れられないまま、GKオブラクがイニゴ・マルティネスのシュートやガビのヘッドを弾いてくれたおかげで、失点を免れていたシメオネ監督のチームだったんですが…。 それが29分、とうとう来るべき時が来て、ガビとの連携でエリア内に入ったペドリに先制ゴールを決められてしまったんですよ。最近は逆転するアトレティコもよく見るようになってきたとはいえ、相手はバルサ。おまけにせっかく1-0のまま、ハーフタイムに入りながら、得意の後半頭から3人一斉交代もなく、最初にピッチを出ることになったのは6分、健康体になった今季、初めて筋肉系のケガをしたヒメネスで急遽、ビッツェルが入っているようでは。相変わらず、バルサはガンガン攻めていて、ラフィーニャのシュートがゴールバーに当たった際など、もう見るのを止めたくなったのは私だけではない? でも大丈夫。何と14分にはアトレティコのカウンターが発動し、いえ、フリアン・アルバレスがエリア内へと折り返したパスはカサドーにtaconazo(タコナソ/ヒールキック)でカットされちゃったんですけどね。そのボールが第1陣より遅れて、自分のリズムで到着したデ・パウルの前に転がり、彼のエリア前からのシュートが決まった時、バル中のお客さんが歓声を上げていたから、ビックリしたのなんのって。そう、てっきり試合には興味のないグループだろうと思っていたのは大間違いで、彼らもアトレティコの応援をしていたのがそれでわかったんですが、いやあ。CL決勝トーナメントの試合でもないのに、いつものお店にこんなにアトレティコファンが集まったのを見たのは初めてだったかと。 この同点をキッカケにシメオネ監督は人事配転を開始し、まずはジュリアーノとギャラガーをモリーナとコケに交代。27分には何とグリーズマンとジョレンテを下げ、セルロートとル・ノルマンにしたんですが、その間もオブラクの八面六臂の活躍は続いていてねえ。ラフィーニャやペドリのシュートをparadon(パラドン/スーパーセーブ)する度、「Obi, Oblak, cada día te quiero más/オビ、オブラク、カーダ・ディア・テ・キエロ・マス(オブラク、君が毎日、ますます好きになる)」のカンティコが店内には響き渡っていたんですが、私がずっと気にしていたのはいつ、シメオネ監督がスーパーサブ、土壇場のゴールを持つコレアを投入してくれるのか。 だってえ、今季のマドリーダービーの引分けやPSG戦のロスタイム勝ち越し弾を挙げているコレアですよ。引分けでも悪くはないものの、彼が入れば勝利もあるかもと思って、イライラしながら待っていたんですが、ホント、間抜けですよね。後半45分を回ってから、「La lesión de Giménez no me ha dado opción de refrescar con Correa/ラ・レシオン・デ・ヒメネス・ノー・メ・ア・ダードー・オプシオンデ・レフレスカル・コン・コレア(ヒメネスの負傷がコレアでチームをリフレッシュするイプションを与えてくれなかった)」(シメオネ監督)ことに気づくとは! そう、すでに5人の交代枠を使い果たしていたため、コレアは入れず、その時から私の頭は1-1絶対死守に傾いたんですが、いやいや。そう、アトレティコの選手たちは決して諦めず、最後の最後まで虎視眈々とカウンターのチャンスを伺っていたんです。それが実ったのがロスタイム6分の最後の分、左サイドでボールを受けたデ・パウルが、これぞまさにW杯王者というタイミングで駆け上がるモリーナにスルーパスを出し、モリーナもW杯王者にふさわしいラストパスを供給。クバルシ、イニゴ・マルティネスを通り抜けたボールを待ち受けていたセルロートがワンタッチでゴールを決め、とうとう1-2で勝ってしまったとなれば、お客さん全員が完全にお祭り状態ですって。 いやあ、「Lo más fuerte que tenemos es el grupo/ロ・マス・フエウテ・ケ・テネモス・エス・エル・グルッポ(ウチが持っている一番の力はグループだ)。交代で入った選手が本当にやってくれる」とシメオネ監督も言っていた通り、確かにセルロートも途中出場で前節ヘタフェ戦の決勝ゴールやアラベス戦での逆転ゴールを挙げていましたからね。まさにコレアに続く、奇跡のremontada(レモンターダ/逆転劇)男がアトレティコに誕生したのは喜ぶべきことですが、それも「Hemos resistido, hemos aguantado, sabíamos que llegarían oportunidades/エモス・レシスティードー、エモス・アグアンタードー、サビアモス・ケ・ジェガリアン・オポルトゥニダーデス(ボクらは抵抗して、踏み留まった。チャンスが来ることはわかっていたよ)」(オブラク)という、7本ものの敵の枠内シュートを弾いてくれた守護神の活躍があってこそ。 そこに今季のチーム総得点33のうち、42%の14本が後半30分以降のものという、「Tuvimos la diosa fortuna de la contundencia/トゥビモス・ラ・ディオサ・フォウルトゥーナ・デ・ラ・コントゥンデンシア(ウチには決定力の幸運の女神がついていた)」(シメオネ監督)のが重なり、ついに12連勝、リーガでは7連勝。その間、勝ち点5しか稼げなかったバルサとの10ポイント差を詰め、逆に3ポイント差で首位に立つことができたんですが、まあリーガは年明けのオサスナ戦でようやく道半ばですからね。ヒメネスのケガもそれ程、重傷ではなかったようですが、2025年もこの快進撃が続くよう、今は皆、ゆっくり休んでほしいものです。 一方、翌日曜にセビージャ戦を迎えたのがマドリーだったんですが、久々のサンティアゴ・ベルナベウでの試合は先日のインターコンチネンタルカップ優勝を称えるPasillo de campeones(パシージョ・デ・カンペオネス/チャンピオンの花道)でスタート。更にセビージャの選手たちの間を通ったマドリー選手たちが花道に連なり、最後にモドリッチがトロフィーを披露した後、次はこの日で現役引退をするセビージャの39才のキャプテン、ヘスス・ナバスが場内の大拍手を浴びて登場という流れでしたが、ビニシウスがザ・ベストのトロフィーを披露に来なかったのは意外だったかと。 結局、アンチェロッティ監督が3-3で引き分けたラージョ戦の後に言っていたのと違い、その日の試合が出場停止だった彼はバケーション入りを早め、NFLの試合を見るため、マイアミに飛んでいたのが翌日にはわかったんですが、全然、マドリーのプレーには影響はなし。だってえ、前半10分にはもう、エムバペのエリア外からのgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)が決まって先制すると、20分にもショートCKからバルベルデが、こちらもエリア外からの阻止不能な弾丸シュートで2点目が入っているんですよ。続いて34分にもルーカス・バスケスからのラストパスでロドリゴがvolea(ボレア/ループシュート)を決め、早くも3点リードとなったら、その1分後にイサークがヘッドで1点を返したって、焼石に水ですって。 後半8分にはブライムもエムバペのアシストで4点目を挙げ、これでほぼ年内終業状態となったマドリーだったんですが、そんなスコアが4-1になった20分、いよいよナバスが交代出場。スタンドのマドリーファンもスペイン代表第1期黄金期(2008年~2012年のユーロ、W杯、ユーロ3連覇)時代と昨夏のユーロ優勝メンバーだったレジェンドの最後のプレーを見守ったんですが、まあ本格的なお別れ試合は前節、サンチェス・ピスファンでのセルタ戦で済んでいましたからね。39分にはペケのスルーパスから、ルケバキオが2点目を挙げ、最後は4-2の敗戦で終わったとはいえ、ナバスも満足していたのは良かったのでは? この結果、今度はアトレティコと勝ち点1差の2位となったマドリーは翌日からバケーション入り。バルデベバスでの練習再開は30日午前11時(日本時間翌午前19時)、エスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノでの年1回、恒例の公開セッションとなるんですが、ええ、何せこの1年で5タイトルを獲った彼らには年明け早々にもトロフィーを増やす機会がやって来ますからね。そう、3日のバレンシア戦、6日のコパ、デポルティボ・ミネラ(RFEF2部)戦の後、サウジアラビアで開催されるスペイン・スーパーカップで9日にまずマジョルカを倒し、12日にはアスレティックvsバルサ戦の勝者との決勝というハードスケジュールとなるんですが、これって貧乏ヒマなしの対極かも。 そして日曜は兄貴分の試合が終わった後、ブタルケでレガネスがビジャレアル戦となったんですが、うーん、開始6分にシセが先制ゴールを挙げた時はサンティアゴ・ベルナベウからの帰り道、オンダ・マドリッド(ローカルラジオ局)の中継を聴いていた私もバルサ戦勝利の2匹目のドジョウを期待したんですけどね。こちらはまったく違った展開となり、16分にはバリーのゴールで同点に追いつかれた彼らは、33分にラバがPKで再びリードを奪ったものの、前半ロスタイムにナスタシッチがPKを献上すると、再びバリーが決めて、2-2でハーフタイムに。 後半は更に大波乱で、ええ、いくらジェレミー・ピノに挑発されたからといって、オスカル・ロドリゲスが相手の首を掴んで引っくり返しては、レッドカードも仕方ありませんって。10人になったレガネスは20分にバリーにハットトリックを許すと、37分にはサエンスまでが退場して9人に。最後はジェラール・モレノのPKとカバネスのゴールで2-5の大敗となって、今年を締め括ることになったのはちょっと残念でしたが、何よりは降格圏と勝ち点3差の15位で年を越せることだったかと。 一方、2024年最後のリーガ戦となったベティスvsラージョ戦では前半37分、長期の負傷から回復後、初めて先発となったイスコのPKで先制されてしまったイニゴ・ペレス監督のチームだったんですけどね。後半6分にはイシがエムバペやバルベルデにも負けない、エリア外からの弾丸シュートを決め、同点ゴールをゲット。そのまま、1-1で引分けて、順位はマドリッドの弟分中、一番上の15位、しかも勝ち点7差の降格圏より、3差のコンフェレンスリーグ出場圏7位の方が近いという、居心地のいい場所で終わったんですが、もう今はどこもバケーションに入っちゃいましたからね。年明けはレガネスがカルタヘナ、ラージョがラシン・フェロルと2部チーム相手のコパから始まりますが、それまで私もゆっくりできそうなのは嬉しいです。 2024.12.24 23:00 Tueコケの移籍履歴
移籍日 | 移籍元 | 移籍先 | 種類 |
2011年1月1日 |
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完全移籍 |
2008年7月1日 |
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完全移籍 |
コケの今季成績
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コパ・デル・レイ | 2 | 180’ | 0 | 0 | 0 |
ラ・リーガ | 30 | 1766’ | 1 | 4 | 0 |
UEFAチャンピオンズリーグ | 7 | 401’ | 0 | 0 | 0 |
合計 | 39 | 2347’ | 1 | 4 | 0 |
コケの出場試合
コパ・デル・レイ |
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ラウンド16 | 2025年1月15日 |
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vs |
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エルチェ | 90′ | 0 | ||
A
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準々決勝 | 2025年2月4日 |
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vs |
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ヘタフェ | 90′ | 0 | ||
H
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準決勝1stレグ | 2025年2月25日 |
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vs |
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バルセロナ | メンバー外 |
A
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準決勝2ndレグ | 2025年4月2日 |
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vs |
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バルセロナ | ベンチ入り |
H
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ラ・リーガ |
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第1節 | 2024年8月19日 |
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vs |
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ビジャレアル | 64′ | 0 | ||
A
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第2節 | 2024年8月25日 |
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vs |
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ジローナ | 32′ | 1 | ||
H
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第3節 | 2024年8月28日 |
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vs |
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エスパニョール | 90′ | 0 | ||
H
![]() |
第4節 | 2024年8月31日 |
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vs |
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アスレティック・ビルバオ | 88′ | 0 | 85′ | |
A
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第5節 | 2024年9月15日 |
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vs |
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バレンシア | 90′ | 0 | 25′ | |
H
![]() |
第6節 | 2024年9月22日 |
![]() |
vs |
![]() |
ラージョ・バジェカーノ | 90′ | 0 | ||
A
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第7節 | 2024年9月26日 |
![]() |
vs |
![]() |
セルタ | 54′ | 0 | ||
A
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第8節 | 2024年9月29日 |
![]() |
vs |
![]() |
レアル・マドリー | 45′ | 0 | ||
H
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第9節 | 2024年10月6日 |
![]() |
vs |
![]() |
レアル・ソシエダ | 90′ | 0 | ||
A
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第10節 | 2024年10月20日 |
![]() |
vs |
![]() |
レガネス | 57′ | 0 | ||
H
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第11節 | 2024年10月27日 |
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vs |
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レアル・ベティス | 90′ | 0 | 67′ | |
A
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第12節 | 2024年11月3日 |
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vs |
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ラス・パルマス | 90′ | 0 | ||
H
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第13節 | 2024年11月10日 |
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vs |
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マジョルカ | 90′ | 0 | ||
A
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第14節 | 2024年11月23日 |
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vs |
![]() |
アラベス | 70′ | 0 | ||
H
![]() |
第15節 | 2024年11月30日 |
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vs |
![]() |
レアル・バジャドリー | 26′ | 0 | ||
A
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第16節 | 2024年12月8日 |
![]() |
vs |
![]() |
セビージャ | 27′ | 0 | ||
H
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第17節 | 2024年12月15日 |
![]() |
vs |
![]() |
ヘタフェ | 27′ | 0 | 92′ | |
H
![]() |
第18節 | 2024年12月21日 |
![]() |
vs |
![]() |
バルセロナ | 28′ | 0 | ||
A
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第19節 | 2025年1月12日 |
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vs |
![]() |
オサスナ | ベンチ入り |
H
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第20節 | 2025年1月18日 |
![]() |
vs |
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レガネス | 30′ | 0 | ||
A
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第21節 | 2025年1月25日 |
![]() |
vs |
![]() |
ビジャレアル | 71′ | 0 | ||
H
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第22節 | 2025年2月1日 |
![]() |
vs |
![]() |
マジョルカ | 73′ | 0 | ||
H
![]() |
第23節 | 2025年2月8日 |
![]() |
vs |
![]() |
レアル・マドリー | 26′ | 0 | ||
A
![]() |
第24節 | 2025年2月15日 |
![]() |
vs |
![]() |
セルタ | 80′ | 0 | ||
H
![]() |
第25節 | 2025年2月22日 |
![]() |
vs |
![]() |
バレンシア | メンバー外 |
A
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第26節 | 2025年3月1日 |
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vs |
![]() |
アスレティック・ビルバオ | メンバー外 |
H
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第27節 | 2025年3月9日 |
![]() |
vs |
![]() |
ヘタフェ | メンバー外 |
A
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第28節 | 2025年3月16日 |
![]() |
vs |
![]() |
バルセロナ | メンバー外 |
H
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第29節 | 2025年3月29日 |
![]() |
vs |
![]() |
エスパニョール | メンバー外 |
A
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第30節 | 2025年4月6日 |
![]() |
vs |
![]() |
セビージャ | 34′ | 0 | ||
A
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第31節 | 2025年4月14日 |
![]() |
vs |
![]() |
レアル・バジャドリー | 59′ | 0 | ||
H
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第32節 | 2025年4月19日 |
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vs |
![]() |
ラス・パルマス | 59′ | 0 | ||
A
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第33節 | 2025年4月24日 |
![]() |
vs |
![]() |
ラージョ・バジェカーノ | 9′ | 0 | ||
H
![]() |
第34節 | 2025年5月3日 |
![]() |
vs |
![]() |
アラベス | 23′ | 0 | ||
A
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第35節 | 2025年5月10日 |
![]() |
vs |
![]() |
レアル・ソシエダ | 90′ | 0 | ||
H
![]() |
第36節 | 2025年5月15日 |
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vs |
![]() |
オサスナ | 64′ | 0 | ||
A
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UEFAチャンピオンズリーグ |
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リーグフェーズ第1節 | 2024年9月19日 |
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vs |
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RBライプツィヒ | 90′ | 0 | ||
H
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リーグフェーズ第2節 | 2024年10月2日 |
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vs |
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ベンフィカ | 45′ | 0 | ||
A
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リーグフェーズ第3節 | 2024年10月23日 |
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vs |
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リール | 90′ | 0 | ||
H
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リーグフェーズ第4節 | 2024年11月6日 |
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vs |
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パリ・サンジェルマン | 30′ | 0 | ||
A
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リーグフェーズ第5節 | 2024年11月26日 |
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vs |
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スパルタ・プラハ | 11′ | 0 | ||
A
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リーグフェーズ第6節 | 2024年12月11日 |
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vs |
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スロバン・ブラチスラヴァ | 45′ | 0 | ||
H
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リーグフェーズ第7節 | 2025年1月21日 |
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vs |
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レバークーゼン | ベンチ入り |
H
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リーグフェーズ第8節 | 2025年1月29日 |
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vs |
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ザルツブルク | 90′ | 0 | ||
A
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ラウンド16・1stレグ | 2025年3月4日 |
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vs |
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レアル・マドリー | メンバー外 |
A
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ラウンド16・2ndレグ | 2025年3月12日 |
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vs |
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レアル・マドリー | メンバー外 |
H
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