低調ソシエダがヘタフェに3失点惨敗で公式戦3連敗…フル出場の久保建英は孤軍奮闘も終盤見せ場で一矢報いるゴールはならず【ラ・リーガ】
2025.01.27 02:22 Mon
久保フル出場もチームは惨敗
ラ・リーガ第21節、レアル・ソシエダvsヘタフェが26日にレアレ・アレーナで行われ、アウェイのヘタフェが0-3で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英はフル出場した。
対ヘタフェお馴染みの肉弾戦が立ち上がりから繰り広げられる。序盤はヘタフェがより効果的にフィニッシュまで持ち込んでいく展開になる。
なかなかボールを効果的に保持できず、前進にも手を焼くソシエダ。それでも、前半半ばを過ぎると、徐々に相手のプレスをかいくぐって右サイドの久保にもボールが集まり始める。
アウェイチームの土俵で戦ってしまったクローズな前半を経て試合はゴールレスで後半へ。ハーフタイム明けにブライス・メンデスを投入したソシエダは、さらに接触プレーで痛めたムニョスがプレー続行不可能となり、ハビ・ロペスを序盤に投入。
後半も一進一退の攻防が続いたが、疲労の影響によって徐々にラ・レアルが失速。際どいPK判定はオンフィールド・レビューの結果、ノーファウルに判定が覆ったが、ここから厳しい展開が待っていた。
72分、左サイドを崩されてボックス右に抜け出したマジョラルにシュートを許す。これはGKレミロがなんとかはじき出すが、こぼれをウチェに押し込まれて先制点を許す。さらに、直後の74分にはロングカウンターからディエゴ・リコのクロスをゴール前で収めたカルレス・ペレスに左足シュートを叩き込まれて連続失点。
これで敗色濃厚となったものの、久保をピッチに残してゴールを目指すホームチームは、その久保のチャンスメークからオスカールソンらに決定機が訪れるが、仕留め切ることができず。すると、85分にはヘタフェの波状攻撃からボックス中央でウチェのマイナスパスに反応したカルレス・ペレスにドブレーテを許し、完全に詰んだ。
その後、不甲斐ないチームパフォーマンスに怒れる久保は後半終盤に再三の鋭い突破やチャンスメークで意地を見せたが、後半アディショナルタイムのボックス左での強烈なシュートはわずかに枠の左に外れた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ホームでヘタフェに惨敗のソシエダは厳しい公式戦3連敗となった。
レアル・ソシエダ 0-3 ヘタフェ
【ヘタフェ】
クリスタントゥス・ウチェ(後27)
カルレス・ペレス(後29、後40)
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7位のソシエダは、年明け3連勝からの公式戦2連敗と後半戦も安定感を欠く状況に。リーグ前節は大幅なターンオーバーの末にバレンシアに0-1で敗れると、ヨーロッパリーグ(EL)のラツィオ戦ではベストメンバーで臨んだなか、前半のムニョス退場も響いて1-3の完敗となった。この結果、PAOKとの最終節がより緊張感が増すなか、前節バルセロナと引き分けたヘタフェとの一戦で弾みを付ける勝利を目指した。イマノル監督はこの一戦でアゲルドやブライス・メンデス、スチッチと一部主力をベンチスタートにしたが、久保をオヤルサバル、セルヒオ・ゴメスとともに3トップでスタメン起用した。なかなかボールを効果的に保持できず、前進にも手を焼くソシエダ。それでも、前半半ばを過ぎると、徐々に相手のプレスをかいくぐって右サイドの久保にもボールが集まり始める。
そして、カットインを見せながら幾度か鋭い縦への突破でポケットを攻略した久保はプルバックや正確なクロスからチャンスメーク。だが、中の入り方の問題やオヤルサバルのヘディングシュートもうまくミートならず。前半終了間際の44分にはセットプレーからトゥリエンテスのクロスに反応したスベルディアがドンピシャのヘディングシュートを放ったが、これはGKソリアの見事なワンハンドセーブに阻まれた。
アウェイチームの土俵で戦ってしまったクローズな前半を経て試合はゴールレスで後半へ。ハーフタイム明けにブライス・メンデスを投入したソシエダは、さらに接触プレーで痛めたムニョスがプレー続行不可能となり、ハビ・ロペスを序盤に投入。
後半も一進一退の攻防が続いたが、疲労の影響によって徐々にラ・レアルが失速。際どいPK判定はオンフィールド・レビューの結果、ノーファウルに判定が覆ったが、ここから厳しい展開が待っていた。
72分、左サイドを崩されてボックス右に抜け出したマジョラルにシュートを許す。これはGKレミロがなんとかはじき出すが、こぼれをウチェに押し込まれて先制点を許す。さらに、直後の74分にはロングカウンターからディエゴ・リコのクロスをゴール前で収めたカルレス・ペレスに左足シュートを叩き込まれて連続失点。
これで敗色濃厚となったものの、久保をピッチに残してゴールを目指すホームチームは、その久保のチャンスメークからオスカールソンらに決定機が訪れるが、仕留め切ることができず。すると、85分にはヘタフェの波状攻撃からボックス中央でウチェのマイナスパスに反応したカルレス・ペレスにドブレーテを許し、完全に詰んだ。
その後、不甲斐ないチームパフォーマンスに怒れる久保は後半終盤に再三の鋭い突破やチャンスメークで意地を見せたが、後半アディショナルタイムのボックス左での強烈なシュートはわずかに枠の左に外れた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ホームでヘタフェに惨敗のソシエダは厳しい公式戦3連敗となった。
レアル・ソシエダ 0-3 ヘタフェ
【ヘタフェ】
クリスタントゥス・ウチェ(後27)
カルレス・ペレス(後29、後40)
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【ラ・リーガ第23節プレビュー】首位攻防となる激戦必至の首都決戦!
先週末に行われた第22節では首位のレアル・マドリーが下位に沈むエスパニョールに苦杯を舐めると、アトレティコ・マドリー、バルセロナが勝ち点3を積み上げて上位争いがより活性化された。 慌ただしい今冬の移籍市場が閉幕し、週明けにはチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の重要なプレーオフを控えるなかで開催される第23節。そして、今節は1ポイント差でマドリードの両雄が激突するマドリード・ダービーに大きな注目が集まる。 マドリーは前節、エスパニョールとのアウェイゲームで0-1の敗戦。終始、ボールの主導権を握りながらも粘り強い相手の守備に手を焼くと、後半終盤に前がかりな背後を突かれる形で痛恨の失点を喫し、リーグ6戦ぶりの敗戦となった。FWムバッペに対する危険なタックルが流される不運に加え、鉄人リュディガーがハムストリングのケガで負傷と踏んだり蹴ったりの一戦に。 それでも、直近のコパ・デル・レイ準々決勝ではレガネスに2点差を追いつかれる失態はあったものの、カスティージャでゴールを量産するFWゴンサロ・ガルシアのファーストチーム初ゴールの活躍によって3-2の劇的勝利を収め、厳しい状況ながらもダービーへ弾みを付ける勝利を得た。週明けにマンチェスター・シティとの重要なプレーオフを控える首位攻防戦ではディフェンスラインに不安を抱えての戦いとなるため、直近2試合での不遜な態度が不興を買ったFWヴィニシウス・ジュニオールを筆頭に攻撃陣の奮起を求めたい。 対する2位のアトレティコは前節マジョルカと対戦し、好調のMFサムエウ・リーノのゴールにFWグリーズマンの芸術的なミドルループで2-0の勝利を収め、シメオネ監督のラ・リーガ通算500試合目のメモリアルゲームを見事に白星で飾った。続くコパではヘタフェにFWジュリアーノ・シメオネのドブレーテの活躍などでマニータの圧勝。主力のプレータイムをコントロールした上、対戦相手と異なりラウンド16ストレートインを決めていることで、今回の大一番に全力を注ぐことができる。首位奪還へ敵地での勝ち点3が求められるなか、マドリーの急造ディフェンスラインに対してアグレッシブな戦いを期待したい。 そのライバルの潰し合いを期待しつつ、リーグ3連勝を狙う3位のバルセロナ。今節は直近1勝3分けで4試合無敗の12位セビージャとのアウェイゲームに臨む。前節はアラベスのファウルを辞さない激しいプレーに手を焼いたものの、FWレヴァンドフスキのゴールを守り切ってウノセロ勝利。続くコパでは前回のリーグ戦で7-1と圧勝したバレンシア相手に若干のターンオーバーを敢行したが、FWフェラン・トーレスのトリプレーテの活躍などでマニータの圧勝。公式戦2試合連続クリーンシートと攻守に状態を上げている。束の間の休養を得たレヴァンドフスキらが復帰となる今節ではルケバキオ、バルガスの背後への飛び出しをケアしつつ、きっちりチャンスで決め切りたい。 MF久保建英を擁する11位のレアル・ソシエダは、マドリー撃破で降格圏を脱出した17位のエスパニョールと対戦。リーグ前節はオサスナに1-2の敗戦を喫し、今季ワーストのリーグ3連敗を喫したラ・レアルだが、コパでの再戦では退場者を出した相手に2-0の完勝。ここ数試合フラストレーションが溜まる久保も先制点の起点となるなど上々のパフォーマンスをみせ、ひとまず溜飲を下げた。その勢いを活かしたいエスパニョール戦では堅守速攻を徹底してくる相手に対して、久保の個での打開力が攻撃の突破口となりそうだ。 FW浅野拓磨を擁する9位のマジョルカは、直近の公式戦5試合無得点での全敗と深刻な不振に陥る。前節はアトレティコ相手に粘りの守備こそ見せたが、攻撃ではほぼ見せ場を作れずに敗戦となった。同勝ち点で8位のオサスナとのホームゲームでは日程面とホームアドバンテージを活かしつつ、攻撃面での修正が連敗ストップのカギになる。引き続き途中投入が見込まれる浅野には苦境のチームを救う決定的な仕事を求めたい。 前節、ベティス相手に2度のビハインドを追いついたものの、勝ち点3を逃した4位のアスレティック・ビルバオは7位のジローナとの上位対決に挑む。公式戦連敗ストップで息を吹き返したアウェイチーム相手に好勝負が期待できそうだ。 その他ではカピタンのMFキリアン・ロドリゲスが癌の再発によって今季全休を発表した15位ラス・パルマスと5位ビジャレアルの一戦、今冬の移籍市場最終盤に積極的な動きを見せた14位ヘタフェや最下位バジャドリーといったクラブの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第23節》 ▽2/7(金) 《29:00》 ラージョ vs バジャドリー ▽2/8(土) 《22:00》 セルタ vs ベティス 《24:15》 アスレティック・ビルバオ vs ジローナ 《26:30》 ラス・パルマス vs ビジャレアル 《29:00》 レアル・マドリー vs アトレティコ ▽2/9(日) 《22:00》 アラベス vs ヘタフェ 《24:15》 バレンシア vs レガネス 《26:30》 レアル・ソシエダ vs エスパニョール 《29:00》 セビージャ vs バルセロナ ▽2/10(月) 《29:00》 マジョルカ vs オサスナ 2025.02.07 19:00 Fri4
日本人6人目を獲得したサウサンプトン/六川亨の日本サッカー見聞録
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先週末に行われた第22節では首位のレアル・マドリーが下位に沈むエスパニョールに苦杯を舐めると、アトレティコ・マドリー、バルセロナが勝ち点3を積み上げて上位争いがより活性化された。 慌ただしい今冬の移籍市場が閉幕し、週明けにはチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の重要なプレーオフを控えるなかで開催される第23節。そして、今節は1ポイント差でマドリードの両雄が激突するマドリード・ダービーに大きな注目が集まる。 マドリーは前節、エスパニョールとのアウェイゲームで0-1の敗戦。終始、ボールの主導権を握りながらも粘り強い相手の守備に手を焼くと、後半終盤に前がかりな背後を突かれる形で痛恨の失点を喫し、リーグ6戦ぶりの敗戦となった。FWムバッペに対する危険なタックルが流される不運に加え、鉄人リュディガーがハムストリングのケガで負傷と踏んだり蹴ったりの一戦に。 それでも、直近のコパ・デル・レイ準々決勝ではレガネスに2点差を追いつかれる失態はあったものの、カスティージャでゴールを量産するFWゴンサロ・ガルシアのファーストチーム初ゴールの活躍によって3-2の劇的勝利を収め、厳しい状況ながらもダービーへ弾みを付ける勝利を得た。週明けにマンチェスター・シティとの重要なプレーオフを控える首位攻防戦ではディフェンスラインに不安を抱えての戦いとなるため、直近2試合での不遜な態度が不興を買ったFWヴィニシウス・ジュニオールを筆頭に攻撃陣の奮起を求めたい。 対する2位のアトレティコは前節マジョルカと対戦し、好調のMFサムエウ・リーノのゴールにFWグリーズマンの芸術的なミドルループで2-0の勝利を収め、シメオネ監督のラ・リーガ通算500試合目のメモリアルゲームを見事に白星で飾った。続くコパではヘタフェにFWジュリアーノ・シメオネのドブレーテの活躍などでマニータの圧勝。主力のプレータイムをコントロールした上、対戦相手と異なりラウンド16ストレートインを決めていることで、今回の大一番に全力を注ぐことができる。首位奪還へ敵地での勝ち点3が求められるなか、マドリーの急造ディフェンスラインに対してアグレッシブな戦いを期待したい。 そのライバルの潰し合いを期待しつつ、リーグ3連勝を狙う3位のバルセロナ。今節は直近1勝3分けで4試合無敗の12位セビージャとのアウェイゲームに臨む。前節はアラベスのファウルを辞さない激しいプレーに手を焼いたものの、FWレヴァンドフスキのゴールを守り切ってウノセロ勝利。続くコパでは前回のリーグ戦で7-1と圧勝したバレンシア相手に若干のターンオーバーを敢行したが、FWフェラン・トーレスのトリプレーテの活躍などでマニータの圧勝。公式戦2試合連続クリーンシートと攻守に状態を上げている。束の間の休養を得たレヴァンドフスキらが復帰となる今節ではルケバキオ、バルガスの背後への飛び出しをケアしつつ、きっちりチャンスで決め切りたい。 MF久保建英を擁する11位のレアル・ソシエダは、マドリー撃破で降格圏を脱出した17位のエスパニョールと対戦。リーグ前節はオサスナに1-2の敗戦を喫し、今季ワーストのリーグ3連敗を喫したラ・レアルだが、コパでの再戦では退場者を出した相手に2-0の完勝。ここ数試合フラストレーションが溜まる久保も先制点の起点となるなど上々のパフォーマンスをみせ、ひとまず溜飲を下げた。その勢いを活かしたいエスパニョール戦では堅守速攻を徹底してくる相手に対して、久保の個での打開力が攻撃の突破口となりそうだ。 FW浅野拓磨を擁する9位のマジョルカは、直近の公式戦5試合無得点での全敗と深刻な不振に陥る。前節はアトレティコ相手に粘りの守備こそ見せたが、攻撃ではほぼ見せ場を作れずに敗戦となった。同勝ち点で8位のオサスナとのホームゲームでは日程面とホームアドバンテージを活かしつつ、攻撃面での修正が連敗ストップのカギになる。引き続き途中投入が見込まれる浅野には苦境のチームを救う決定的な仕事を求めたい。 前節、ベティス相手に2度のビハインドを追いついたものの、勝ち点3を逃した4位のアスレティック・ビルバオは7位のジローナとの上位対決に挑む。公式戦連敗ストップで息を吹き返したアウェイチーム相手に好勝負が期待できそうだ。 その他ではカピタンのMFキリアン・ロドリゲスが癌の再発によって今季全休を発表した15位ラス・パルマスと5位ビジャレアルの一戦、今冬の移籍市場最終盤に積極的な動きを見せた14位ヘタフェや最下位バジャドリーといったクラブの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第23節》 ▽2/7(金) 《29:00》 ラージョ vs バジャドリー ▽2/8(土) 《22:00》 セルタ vs ベティス 《24:15》 アスレティック・ビルバオ vs ジローナ 《26:30》 ラス・パルマス vs ビジャレアル 《29:00》 レアル・マドリー vs アトレティコ ▽2/9(日) 《22:00》 アラベス vs ヘタフェ 《24:15》 バレンシア vs レガネス 《26:30》 レアル・ソシエダ vs エスパニョール 《29:00》 セビージャ vs バルセロナ ▽2/10(月) 《29:00》 マジョルカ vs オサスナ 2025.02.07 19:00 Fri3
久保建英は古巣・レアルと激突! バルサはアトレティコと準決勝で、決勝はエル・クラシコかダービーの可能性
12日、コパ・デル・レイ準決勝の組み合わせ抽選会が行われた。 準々決勝では2大会ぶりの制覇を狙うレアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコ・マドリーとラ・リーガでも優勝を争う3チームが順当に勝利。日本代表MF久保建英を擁するレアル・ソシエダもベスト4進出を叶えた。 今回の抽選会では、バルセロナ対アトレティコ、ソシエダ対マドリーで対戦カードが決定。1stレグはバルセロナとソシエダ、2ndレグはアトレティコとマドリーがそれぞれホームで戦う。 なお、準決勝は1stレグが2月25日から27日、2ndレグが4月1日から3日にかけて行われる。 ◆コパ・デル・レイ準決勝 対戦カード バルセロナ vs アトレティコ・マドリー レアル・ソシエダ vs レアル・マドリー 2025.02.12 22:55 Wed4
ブライス・メンデスの決勝弾でソシエダがエスパニョールに辛勝!久保は76分から途中出場【ラ・リーガ】
久保建英を所属するレアル・ソシエダは9日、ラ・リーガ第23節でエスパニョールとレアレ・アレーナで対戦し2-1で勝利した。久保は76分からプレーしている。 ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準々決勝のオサスナ戦に完勝した11位ソシエダ(勝ち点28)は、その試合からスタメンを7人変更。久保やオヤルサバル、ブライス・メンデスらに代えてオスカールソンやベッカー、スチッチらをスタメンで起用した。 リーグ戦4試合負けなしの17位エスパニョール(勝ち点23)に対し、ソシエダは開始38秒でスコアを動かす。スビメンディのパスでボックス左横まで侵攻したスチッチのクロスを中央に走り込んだベッカーがダイレクトシュートで流し込んだ。 幸先良く先制したソシエダは、18分にもドリブルでゴール前まで切り込んだスチッチが決定機を迎えたが、シュートはGKガルシアの好セーブに防がれた。 前半半ば以降は拮抗した展開が続くと、互いにゴールに迫れず、ソシエダのリードで前半を終えた。 迎えた後半、ソシエダは立ち上がりに失点を許す。51分、ボックス左からクロスを供給したハビ・プアドの足と、ブロックを試みたDFアゲルドの足が交錯すると、主審はPKを宣告。このPKをハビ・プアドにゴール左隅に決められた。 追いつかれたソシエダは、62分にオスカールソン、セルヒオ・ゴメス、マリンを下げてオヤルサバル、バレネチェア、オラサガスティを投入。さらに76分に久保、81分にブライス・メンデスをピッチに送り出した。 すると84分、ソシエダは左サイド深くまで持ち上がったアゲルドのクロスをニアでオラサガスティが落とすと、このボールに反応したブライス・メンデスが飛び出したGKを嘲笑うチップキックでネットを揺らした。 結局、これが決勝点となり勝利したソシエダが、リーグ戦4試合ぶりの白星を飾っている。 レアル・ソシエダ 2-1 エスパニョール 【レアル・ソシエダ】 シェラルド・ベッカー(前1) ブライス・メンデス(後39) 【エスパニョール】 ハビ・プアド(後6)【PK】 2025.02.10 07:30 Mon5