首位の町田が東京Vとのダービーでシーズンダブル! 守護神・谷の再三好守でウノゼロ勝利【明治安田J1第23節】

2024.07.14 20:04 Sun
先制ゴールに沸く町田イレブン
©︎J.LEAGUE
先制ゴールに沸く町田イレブン
明治安田J1リーグ第23節の東京ヴェルディvsFC町田ゼルビアが14日に味の素スタジアムで行われ、アウェイの町田が0-1で勝利した。

前節、前半に退場者を出しながらも好調のセレッソ大阪と1-1で引き分けた10位の東京V。だが、10日に行われた天皇杯3回戦では湘南ベルマーレに0-1で敗れて無念の敗退に。その敗戦と共に前回対戦での0-5の惨敗からのバウンスバックを図った宿敵との一戦ではC大阪戦から先発1人を変更。2試合サスペンションの山田楓喜に代えて染野唯月を起用した。

一方の町田は、前節名古屋グランパス戦を1-0で制して2連勝且つ5戦無敗で首位をキープ。天皇杯敗退に伴い、中7日と休養十分で臨んだダービーマッチでは先発2人を変更。望月ヘンリー海輝に代えて鈴木準弥、ブリストル・シティへ移籍した平河悠の代役にナ・サンホを据えた。
東京Vはリベンジ、町田はシーズンダブルを懸けて臨んだ激戦必至の東京クラシック。

互いに立ち上がりは長いボールを使いながらリスクを回避しつつ、山見大登、ナ・サンホとミドルレンジのシュートでけん制をかけ合うと、前回対戦同様に早い時間帯のオウンゴールの形で町田がスコアを動かす。
6分、相手陣内右サイドでフリーの鈴木が狙いすましたピンポイントクロスをゴール前に供給。これにファーの藤尾翔太が飛び込むと、その手前でクリアを試みたDF谷口栄斗の足に当たったボールがゴール方向に向い、そのままネットを揺らした。

前回対戦同様に開始早々にビハインドを背負った東京Vは、そのまま相手の勢いに呑まれた前回対戦の反省を活かしてすぐさまリアクション。直後の9分には前線からのプレスでGK谷晃生のパスミスを誘発してショートカウンター。ボックス右に持ち込んだ染野からのグラウンダーパスを中央の山見が右足ダイレクトで合わすが、これはDFのブロックに遭う。続く13分には山見とのボックス付近での細かいパス交換から山田剛綺がゴール左で右足を振り抜くが、ここはGK谷のビッグセーブに阻まれた。

その後は互いにロングボールから足元での繋ぎの割合を増やしながら、前進を試みる形に。ファーストラインは比較的容易に越えられるが、ブロックを構えた相手を崩し切るまでには至らず。東京Vは山田や山見、町田は藤尾やナ・サンホの局面での打開によってチャンスの糸口を見いだそうとする。

膠着した前半終盤は町田がデザインしたセットプレー、東京Vは44分に山見の背後への抜け出しからGK谷をかわしてシュートまで持ち込む決定機を作り出したが、アウェイチームの1点リードのまま前半を終えた。

迎えた後半、先に動いたのはホームチーム。稲見哲行を下げて松橋優安を右ウイングバックに投入。早い時間帯の同点ゴールを目指して勢いをもって入ると、51分にはバイタルエリアでの綱島悠斗、山田の繋ぎから最後はペナルティアーク付近の山見が右足シュート。だが、これはわずかに枠の左に外れる。

一方、後半に入って守勢の町田は57分に3枚替えを敢行。鈴木、荒木駿太ミッチェル・デュークに代えて望月、藤本一輝オ・セフンを投入。よりフィジカルと高さを前面に押し出した形にシフトした。

町田の交代策によってやや攻撃が停滞し始めた東京Vは綱島を下げて見木友哉を投入。より攻撃的な陣容に変化すると、ここから一気に攻勢を強める。染野の落としに反応した見木、カウンターから山田とボックス付近で足を振っていくが、GK谷の好守などに阻まれる。

押し込む展開の中であと一押しがほしい城福浩監督は77分に勝負の2枚替え。齋藤功佑、山田を下げて負傷明けの主将MF森田晃樹木村勇大の切り札を切る。さらに、翁長聖を下げてアタッカーのチアゴ・アウベスのウイングバック起用で最後の勝負に出た。

最少得点差のまま試合は後半最終盤に突入。決死の猛攻を仕掛けるホームチーム、専守防衛の構えを見せるアウェイチームという構図の下でダービーらしい意地のぶつかり合いが続く。89分には森田の絶妙なスルーパスに抜け出した松橋の完璧な折り返しからゴール前の山見にビッグチャンスが舞い込むが、右足シュートはGK谷のビッグセーブにはじき出された。

この結果、東京クラシックでシーズンダブルを決めた町田が3連勝で首位キープに成功。一方、味スタでのリーグ戦で今季初黒星と返り討ちにあった東京Vは3試合ぶりの黒星となった。

東京ヴェルディ 0-1 FC町田ゼルビア
【町田】
オウンゴール(前6)

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16年ぶりの赤と緑の名門対決は壮絶ドロー…鹿島3点先行も東京Vが土壇場AT弾で3点差追いつく【明治安田J1第13節】

明治安田J1リーグ第13節の鹿島アントラーズvs東京ヴェルディが12日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、3-3のドローに終わった。 前節、柏レイソルとの接戦を2-1で制して3連勝を飾った3位の鹿島。ここにきて結果・内容が伴った好パフォーマンスが続くホームチームは、前節と全く同じスタメンを採用。チャヴリッチは引き続き切り札としてベンチスタートとなった。 一方、ジュビロ磐田との昇格組対決を3-2で制し、今季初のホーム初白星と連勝を飾った10位の東京V。3連勝を狙ったアウェイゲームでは前節から先発5人を変更。保有元との契約によって起用できない林尚輝と染野唯月に加え3選手を入れ替え、山田裕翔、綱島悠斗、山見大登がいずれも今季リーグ戦初スタメン。また、U-23日本代表帰りの山田楓喜が起用された。 山見と木村勇大を2トップに配した[4-4-2]で臨んだ東京Vがいきなりの決定機。開始1分、相手陣内右サイドでのスローインの流れからボックス内の山見が左へのカットインから左足シュートを枠の左に飛ばす。だが、これはGK早川友基の好守に阻まれた。 開始早々のピンチを凌いだ鹿島はこの直後に先制点を奪い切る。3分、右CKの場面でキッカーの名古新太郎が右足アウトスウィングのクロスを入れると、これがニアでクリアを試みた木村の左ヒジ付近に当たる。オンフィールド・レビューの結果、PKが与えられる。これをキッカーの鈴木が冷静に左隅へ蹴り込み、開始5分の先制点とした。 さらに、畳みかけるホームチームは8分、後方での繋ぎから右のタッチライン際でボールを受けた師岡柊生が中央から右へのダイアゴナルランを見せた名古に斜めのスルーパスを入れると、カットを試みたDF山田裕と完全に入れ替わった名古がそのままボックス内に持ち込んでGKマテウスとの一対一を制し、2試合連続ゴールとした。 厳しい立ち上がりの連続失点で動揺も見受けられ、以降も攻守両面で圧倒される東京V。この状況を受け、山見と見木友哉の立ち位置を入れ替えるなど変化を付けて反撃を狙う。30分にはボックス手前中央の好位置で得たFKを山田楓が得意の左足で直接狙うが、このシュートはわずかに落ち切らずにクロスバーを越えた。 前半半ばから終盤にかけては、ようやく落ち着きを取り戻した東京Vが球際の攻防を五分に戻しつつ、中盤や相手陣内でボールを動かす時間を増やしていく。だが、要所を締める鹿島のソリッドな守備を前に決定機まで持ち込むことはできなかった。 ホームチームの2点リードで折り返した後半。ハーフタイムに両ベンチが動く。鹿島は仲間隼斗を下げてチャヴリッチを、東京Vは山田裕を下げて負傷明けの谷口栄斗を投入した。 互いにアグレッシブな入りを見せた中、前半同様に鹿島がファーストチャンスをモノにする。50分、右CKの場面でキッカーの名古が右足アウトスウィングの正確なボールをボックス中央のスペースに上げると、マークを外してフリーになった植田直通がドンピシャのヘディングシュートを右隅に叩き込んだ。 出ばなを挫かれる形で今季最多3失点目を喫した東京V。後半も決定機まで持ち込めない状況が続く中、61分には2枚替えを敢行。綱島と山田楓を下げて齋藤功佑、チアゴ・アウベスを同時投入。前線とサイドに変化を加えると、この交代直後にはボックス内でルーズボールを制した木村にシュートチャンスも、右足のシュートはGK正面を突く。 一方、冷静にゲームを進める鹿島も直後に3枚の交代カード切る。右サイドのユニットを濃野公人と師岡から、須貝英大と藤井智也に入れ替え、さらに名古を下げて樋口雄太をピッチに送り込む。 すると、一連の交代によって試合が動く。69分、左サイドで仕掛けたチアゴ・アウベスの横パスは森田晃樹が収められずも、カウンタープレスで奪い返してペナルティアーク付近の齋藤に短く繋ぐ。ここで齋藤が細かいステップワークからゴール前の密集を抜く左足のグラウンダーシュートをゴール右隅に流し込んだ。 齋藤の今季初ゴールによって息を吹き返したアウェイチームは、ここからギアを上げて攻勢を強めていく。そして、81分には自陣左サイドで見事な縦への突破を見せたチアゴ・アウベスがDF2枚に潰されるも、こぼれを引き取った齋藤が左のスペースを狙う翁長聖にスルーパスを通す。翁長が早いタイミングで入れたクロスをニアの山見がワンタッチでファーに流すと、これに詰めた木村が右足で押し込んで3試合連続ゴールとした。 1点差となって一気に勝敗が分からなくなると、後半終盤の攻防は白熱。6分が加えられた後半アディショナルタイムでは鹿島の鈴木に勝負を決める4点目のチャンスが訪れるが、ここはGKマテウスのビッグセーブに阻まれる。 すると、16年ぶりのJ1の舞台で開幕から幾度も後半最終盤にドラマを起こしてきた緑の名門がこの試合でもドラマを起こす。93分、相手陣内で得たFKの場面でキッカーの翁長がゴール前に入れたボールに谷口が競り勝つと、ゴール左でこぼれに詰めた木村が足に当てたボールを最後は見木が押し込み、土壇場で3点差を追いついた。 その後、チアゴ・アウベスの決定機は枠の左に外れて逆転には至らなかったが、16年ぶりの名門対決に相応しいスペクタクルな一戦は壮絶な3-3のドロー決着となった。 この結果、共に連勝はストップしたものの、ホームで3点差を追いつかれた鹿島にとっては悔やまれる勝ち点逸となった。 鹿島アントラーズ 3-3 東京ヴェルディ 【鹿島】 鈴木優磨(前5) 名古新太郎(前8) 植田直通(後5) 【東京V】 齋藤功佑(後24) 木村勇大(後36) 見木友哉(後45+3) <span class="paragraph-title">【動画】ヴェルディの10番が0-3から引き分けに持ち込む劇的弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>アディショナルタイムの脅威<br>\<br><br>翁長のFKから<br>谷口が競り勝ち<br>ゴール前の混戦から最後はNo.10 見木が決めて同点に追いつく!<br><br>これでヴェルディは<br>3試合連続の<br>アディショナルタイムの得点<br><br>明治安田J1第13節<br>鹿島×東京V<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E6%9D%B1%E4%BA%ACV?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島東京V</a> <a href="https://t.co/DRcbhKEaBp">pic.twitter.com/DRcbhKEaBp</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789538687346241588?ref_src=twsrc%5Etfw">May 12, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.12 15:10 Sun
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東京Vの城福監督、バウンスバックの勝利狙う名古屋戦へ「自由と規律のバランスを取れれば、もっと面白い攻撃ができる」

東京ヴェルディの城福浩監督が、11日に豊田スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第26節の名古屋グランパス戦に向けた会見を実施した。 中断明け初戦となったサンフレッチェ広島とのホームゲームに0-1で敗れ、順位をひとつ下げて10位に転落した東京V。来週にはFC東京との今シーズン2度目のダービーを控えるなか、勝ち点3差で13位に位置する名古屋を相手に白星奪還を目指す。 古巣相手のリベンジはならずも、「中盤のところのルーズボールのバトルとかは格段によくなっている」と内容面に一定の評価を下した前節を振り返った指揮官は、さらに「我々の土俵に持ち込んだときに我々が質をどれぐらい発揮したのかというところは真摯に受け止め、やれていないというか、足りないところをもっと積み上げていかなければいけない」とこれまでとは違う接戦のなかで見えた、より高いレベルでの改善をチームに求める。 その前節や同じく内容面では互角以上に戦いながらも0-1で競り負けたFC町田ゼルビア戦でも明確な課題として表れている決定力に関しては、カウンターの精度と共に“自由と規律”のバランスをポイントに挙げる。 「実は一番スキルが要求される」と語るカウンターの精度向上に向けては「感覚的にスピード感に慣れていくところ。もうひとつは判断のところがもっと洗練されていかなければいけない。また、ひょっとしたら一番重要かもしれない、いいボールの奪い方をしなければいけない」と、パスの出し手、受け手の入れ替わりを含め、より技術と判断が求められるトップスピードでのプレーにおいて多くの局面での改善が必要だと捉えている。 広島戦では2ボランチの高いピックアップ能力と展開力を活かし、ビルドアップの改善が見受けられたものの、堅守を誇る相手に対してアタッキングサードでの精度、連携の部分で課題も見受けられ、“超決定機”という形までは持ち込めなかった印象だ。 その原因について城福監督は詳細への言及は避けたものの、アタッキングサードでのポジショニングや選手間でのコミュニケーションの問題に言及している。 「ポジショニングのところで、我々は3バックのときのビルドアップをするポジショニング。特に自陣のキーパーを交えたポジショニングと、相手陣に入ったときのポジショニングというのは、かなり動きを要求している。ただ、このモビリティのなかにも、立っておきたいポジションというか、ポイントがある」 「相手のどこに立つかと、どこの中間ポジションに立って、そこから判断して動いていく。動き直したときに今度誰がそこに立つのかというところの、自由と規律という言い方だとちょっと抽象的すぎますが、何でもかんでも自分とボールの関係だけでやっていると、3人が同じポジションにいたりとかいうのがよくある」 「本来立っていなければいけないポジションから自分が外れたときには、他の選手がそのポジションに立たなければいけないし、ボールの状況が変わったときには動き直してそこに戻らなければいけない。そこに相手が食いついてきたら今度違うギャップができますし、そこがボールと本当に自分の関係だけでダラダラと動いていると、全くシステマティックではなくなる」 「ただ、ポジションに凝り固まることも避けたいので、モビリティと嫌なところにポジションを取るバランスというのは、もっと上げていかないといけない。結果的に中に差し込めずに外回りでクロスしかないとか、なぜそうなったのかというと、本来いるべき場所にいない。有益なところにいるかというと、ただダラダラと同じところにみんなが集まっているというシーンがいくつか見せました。これはもったいないと、自由だけが有効ではないと、規律が必要だというところがバランスを取れていけば、もっと地上戦で面白い攻撃ができると、相手にとって嫌な攻撃ができると思っています」 その課題と関連する形で指揮官は、2シャドーの一角で中盤と前線のリンクマンとして機能しつつも、リーグ戦では8試合無得点とゴールから遠ざかるFW染野唯月にも言及。「アタッキングサードの特にペナ周辺の役割、シャドーの役割というのはもっと整理していかなければいけない」と個人としての課題を指摘する。 「自陣のビルドアップのときの役割と、相手陣での役割は彼だけではなくシャドーの選手は特に違う。もっと駆け引きをするために本来いるべきポジションというのを、我慢するというか、ボールの状況において我慢しながら駆け引きをして入っていく、入り直していくというようなところが、もっとやれないといけない」 「ボールと自分の関係だけであって、味方との重なり具合だったり、相手のギャップをどう作るかというところだったり、ボールホルダーが本当は一番嫌なところにボールを送り込みたいけれども、一番近いところにサポートしてきているとか、そこはアタッキングサードの特にペナ周辺の彼の役割、シャドーの役割というのはもっと整理していかなければいけない」 「どこに立つことが相手にとって嫌で、食いついてきたときにどこを目指して、そこにボールを味方から供給させるかと、それこそがストライカーなので、それは1トップであってもセカンドストライカーであっても、最後に一番いやなところに入っていくための駆け引きというところはちょっといま足りないかなと思っています」 そういったさまざまな課題を意識した上で臨む中3日の一戦は、前回対戦で1-0の勝利を挙げた名古屋が相手。一瞬の隙を突いてMF翁長聖が決めたゴールを、守護神マテウスの再三の好守で守り切った試合だったが、後半半ば以降は途中投入のFWパトリックを起点としたパワープレー気味の攻撃に防戦一方を強いられた難しい内容だった。 前回対戦と異なり、現在の名古屋は得点力不足を解消した一方、守備の部分ではややソリッドさを欠いて大味な印象もあるが、城福監督は相手の高いインテンシティと個の能力の高さを警戒している。 「例えば前節で言えば、2-0から3点目が入ってもおかしくないシーンがいくつかあった。そこで決め切れないなかで、不運な形で1人退場してという流れだったと思います。名古屋のインテンシティの高さと、前線の個のレベルの高さというのは、特にユンカー選手も戻ってきていますし、これはやはり相当警戒しないといけない」 「自分たちのビルドアップから引っかけられても点は取られますし、腰が引けすぎても自分たちの前で多分高い打点でヘディングを決められる。組織としてしっかり守らないと、名古屋の個というのが生きてくるのかなと思います」 「もうひとつは、中盤の選手を含めてボールをハンティングできる選手がいるので、安易なボール回しというか、それは怖がってボールを回さないということではなくて、ボールをつける足とか、パススピードに細心の注意を払わないと、相手のカウンターを食らうことになると思うので、パトリック選手もバックパス絡みでそれをかっさらって点を取るというのは、おそらく今シーズン3点ぐらい取っていると思いますし、前への圧力というのは非常に迫力があるので、そこに気をつけながら我々らしくしっかり戦わなければいけない」 攻撃面では前々節のヴィッセル神戸戦、京都戦とクロスからの失点が目立つ相手にサイドからの仕掛けがチャンスの糸口となりそうな気がするが、その点について指揮官は相手のやり方を踏まえつつ、チームとしてやるべきことを徹底することが重要だと語った。 「クロスに対しての狙いとか、入っていく選手のタイミングと場所というのは、我々はずっとやり続けてきたものがありますが、そこが徹底できていなかったという意味も含めて、超決定機の手前で、クロスは入ったけど誰もいないとか、普通に相手にクリアされているように見えるけど、本来我々はそうではなくて、一個前に入っていかなければいけないと。クロッサーの選択もそこではなくて、まず一番嫌なところはどこかというのは、このチームで共通意識は持っているはずですけど、人のいるところに出してしまうと、本来そうではなくてボールに触れば角度が変われば、あるいはディフェンダーが触ってしまえば、ゴールになるようなところに本来飛び込んでいかなければいけないというのが、ファーストチョイス」 「高さはあるチームなので、ただ単にクロスを上げて、そこで上から叩くみたいなところはなかなか難しい。動きで相手を崩していかなければいけないということと、やはりどのポイントで合わせていくかの優先順位というのはみんなで共通意識を持たないと、そこにクロッサーの精度と、1人ではなくて複数で入っていくという迫力がないと、キーパーの守備範囲が広いですし、おそらく最初の反応というのは、Jリーグのなかでも本当に1番、2番を争うゴールキーパーだと思うので、セカンドボール含めて全員が反応しなければいけない」 なお、過密日程でのメンバー選考に関してはブライトン戦後にしばし離脱したキャプテンのMF森田晃樹、パリ・オリンピック帰りのMF山田楓喜のコンディション向上に言及しつつ、「虎視眈々とポジションを狙ってくれているので、チョイスがすごく難しくなっている。フラットな目で勝ち点3に一番近づくプランを立てて、18人をしっかり選びたい」と、重要な主力選手たちの試合関与の可能性を示唆した。 2024.08.10 19:30 Sat

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Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円

Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue
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2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名

Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue
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東京VのFW南秀仁、昨年の交通事故で禁固10カ月、執行猶予3年の判決 今季中の公式戦出場自粛処分へ

▽東京ヴェルディは11日、FW南秀仁が昨年9月18日に起こした交通事故により、過失運転致傷で禁固10カ月、執行猶予3年の判決が言い渡されたことを発表した。これを受け、南に対して、今シーズン中の公式戦出場自粛処分を科すことも併せて伝えている。 ▽南は昨年9月18日、自動車を運転中に前方で対向車に車線を譲るために停車中だった自動車と追突事故。その後、南本人は今月11日に横浜地方裁判所川崎支部で行われた裁判に被告人として出廷していた。南はクラブの公式サイトで以下のようにコメントしている。 「まず何より、今回の交通事故で怪我をされた被害者の方及びご家族の皆様に対して、ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ありませんでした。また、日頃から応援してくださっている皆様に、ご心配とご迷惑をお掛けして、申し訳なく思っています。今回の判決の内容をしっかりと受け止めて、反省いたします」 ▽なお、クラブは「所属選手に対して非常に重い判決が下されたことを真摯に受け止め、日頃より弊クラブ並びにJリーグを応援してくださる皆様に対して、信用を棄損する事実が認定されましたことをお詫び申し上げます」と謝罪。今後、社内外での交通安全の啓蒙に努めるとしている。 ▽南は昨シーズン、明治安田生命J2リーグの41試合に出場し、チームトップの10ゴールを記録。今シーズンはここまで17試合出場している。 2016.10.11 18:07 Tue
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「最高の写真」「奥様可愛い!!」東京Vのキャプテン森田晃樹が2ショットで入籍報告、ファンは16年ぶりJ1昇格も期待「人生最高の年にしよう」

東京ヴェルディは3日、MF森田晃樹の入籍を発表。お相手は一般女性とされていたが、その姿が話題を呼んでいる。 森田は東京都出身で、ジュニア時代から東京Vでプレー。ジュニアユース、ユースと昇格し、2018年にトップチームに2種登録。2019年から正式昇格を果たした。 プロ1年目から明治安田生命J2リーグで24試合に出場し3得点を記録するなど中心として活躍。現在も主軸としてプレーし、チームのキャプテンも務め、今シーズンはここまでJ2で32試合に出場。J1昇格を争うチームを支えている。 その森田は自身のインスタグラムを更新。奥さんとの2ショットと共に入籍を報告した。 「私事ですがリリースにありました通り、入籍いたしました。公私共に充実した日々を送れるよう精進して参ります。いつも応援して下さっている皆様、改めてありがとうございます」 背番号「7」の森田のユニフォームをお揃いで着用した2人。横顔しか見えないショットではあるが、これが話題を呼んでいる。 チームメイトのマテウスやアルハンなどからも祝福された中、ファンは「おめでとう」のコメントで祝福。また、「素敵すぎる」、「最高の写真」、「横顔だけど奥様可愛い!!」、「可愛い笑顔」とコメント。微かに見える横顔だが、奥さんへのコメントも集まった。 また「人生最高の年にしよう」、「あとは昇格するだけ」、「嫁さん連れて、皆んなでJ1行こうぜ」、「あとは昇格するだけ」とコメントも集まり、この勢いで2008年以来となる16年ぶりのJ1昇格を掴めるか注目だ。 <span class="paragraph-title">【写真】森田晃樹が入籍を発表!話題の妻との2ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CwxJ31iPM5m/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CwxJ31iPM5m/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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東京V、バスケス・バイロンの異例の移籍経緯を説明…

J2リーグの上位2チームの間で実現したシーズン途中の異例の移籍を受け、東京ヴェルディが経緯を明かした。 FC町田ゼルビアは6日、東京ヴェルディからチリ人MFバスケス・バイロン(23)を完全移籍で獲得したことを発表。 現在、両クラブは勝ち点10差が付いているものの、町田が首位、東京Vが2位と自動昇格、優勝争いを繰り広げている。さらに、同じ東京を本拠地とするローカルライバルの間柄ということもあり、シーズン途中のライバルチームへの移籍は衝撃をもって伝えられた。 6日の移籍決定後に新天地での加入会見に臨んだバスケス・バイロンは、移籍リリース時のコメント同様に「批判されるのもわかった上での決断」と、大きな覚悟をもっての移籍だったとコメント。それでも、恩師である黒田剛監督の元でのプレーを熱望し、町田行きを決断した。 一方、ライバルに主力を引き抜かれる形となった東京Vは移籍発表翌日となった7日、江尻篤彦強化部長がクラブハウスで報道陣の囲み取材に応じ、交渉の詳細に関する言及は避けながらも移籍の経緯を説明。 クラブとしては契約延長交渉を含め、全力で慰留に努めながらも、最終的には選手自身の強い意向によって移籍を認めざるを得なかったとしている。 「我々にとって欠かせない選手でした。1カ月プラスアルファ前から彼との契約の更新というのは当然進めていました。そういった中で最終的に今回のような形となりました」 「今まで巻き直し(延長交渉)は年度末にやっていたと思いますが、この時期に巻き直しをちゃんとやって、残さなければいけないというのは、今までのヴェルディではなかったことだと思います。去年お金を作ったぶん、早い段階でそういったことをやっていくことは自分の仕事だと思っていました」 「そういった中、(自分たちが)早く動けば、(他クラブから)早く動きがくるというのはしょうがないことです」 「当然、ある程度のお金を彼が置いていってくれました。そのへんは抜かりなく自分も仕事をしているつもりです」 「(延長オファーを拒否され、他クラブからのオファーが来て違約金を払われての移籍という形か)そういう流れでした」 「彼も彼で悩み抜いた結果だと思いますし、僕らも個人的に彼と話を重ねて、最終的に彼が決めた決断でした。ただ、クラブは指をくわえて見ているような状況ではなく、クラブとしてやれることを全力でやった結果、こうなってしまったことは致し方ないというところです」 また、9日に新国立競技場で行われる『東京クラシック』を間近に控える中での移籍発表に関しては、様々な要素が絡み合った上での偶然だったという。 「1カ月前のそういったところから始めていて、町田さんのいろんな狙いがあるとは思いますが、それを含めてのJ1昇格への戦いだと捉えています。J1昇格にはクラブ力が問われる。現場だけでなくクラブの力が当然問われます。そういう戦いのステージに、万年中位のチームが上がったということは、それだけの戦いをしている。現状の上位のチームと戦うということはピッチだけではない。そこをチーム全体で認識してやっていける機会なのかなと思います。そういう舞台で戦っていることを私も監督含めた現場、クラブ側もわかってJ1昇格に向けて戦っていかないと良い形にはなりません」 「こういったタイミングになったことに関しては、彼と真剣に我々が向き合って話し合った結果がこのときになってしまったというだけで、意図してやっているわけではないです」 主力の穴埋めに関しては名古屋グランパスから育成型期限付き移籍で獲得したMF甲田英將らを含めた現有戦力の台頭を促しつつも、クラブとして新戦力補強に動くことを認めている。 「それは当然です。今年は(J1昇格の)チャンスがあると思っています。そこに向けて全力投球していきたいと思っています。(伸びしろ十分の若手選手が)補強しなくても自分たちがいるというような形が一番です。ただ、それを指をくわえて待つわけではなく、強化部としてそこに適する選手を取っていくという考えではいます」 「ただ、間違ってもバカげた補強というか、端的に言えば多くのお金が必要となる補強をするつもりは明確にありません。あくまでクラブに合った形でないと、それ以後のことに関して上がっても上がれなくても大変になりますし、そこは10年、20年とヴェルディがやっていく上で重要なことだと考えています」 また、現場を預かる城福浩監督も同日に行われた記者会見、その後の囲み取材で今回の移籍に言及。「サッカーの世界ではよくあること」、「弱肉強食の世界」と前置きしながらも、百戦錬磨の指揮官にとっても今回の移籍は前例がないものだと感じている。 「“強奪”という言い方が適切かはわかりませんが、我々の目からそのように映ることはサッカーの世界ではよくあることです」 「ただし、サッカー先進国やサッカー先進国に近づこうとしている国のリーグでシーズン途中に、このような順位でこういった移籍が実現した例がはたしてほかにあるのであれば、聞かせてほしいというふうに思っています。シーズン中にこういう2位から1位に主力が行くというのが、こういうことが成立するのか。自分が知り得る限りでは聞いたことがないです」 さらに、クラブ同様に1カ月以上の期間を通じて何度となく対話を重ねて慰留を図ったという。その中で「これ以上は話せない」と慎重に言葉を選びつつも、起用の可否を含めて難しいチーム状況の中で指揮官として繊細な対応を行っていたことを明かした。 「彼とは話しすぎるぐらい話しました。もちろん条件というのはサッカー選手にとって重要なものです。20年も30年もサッカー選手を続けていくのは難しい。あとは個人でバックボーンが異なります。その部分は無視できないです」 「ひとつは彼がそういう選択肢を得た事実があったこと。そこで条件がはね上がったとするのであれば、それは彼が勝ち取ったものです。そこを否定することはありません」 「あとは手段を選ばずにJ1昇格を考えたとき、今回のような向こうの手段が意表というものではありません。僕らはそういった部分も含めて昇格を争っています。ただ。ピッチの上で90分、戦術や選手交代がどうのという部分だけで戦っているわけではない」 「何がなんでも昇格しようとしているチームが何チームもあります。これほどインパクトがある補強がこれからあるかはわかりませんが、そのチームの戦力をもぎ取れば二乗倍の補強になるという思考があってしかるべきというほど、みんなが是が非でも昇格したい。そういう世界だと思います」 「この1カ月はこの騒動にチームが巻き込まれないようにすることにかなり努力しました。おそらく選手は僕らが言わなくても、どんな混沌とした状況かというのは、この1カ月感じながらやっていました」 「僕らは起用するしないの判断も含めて考えていました。それはなぜかと言えば、行くか残るのかわからなかったからです。行くか残るかわからない状況でどういう準備をしてという部分は、少なくともチームに影響がないという部分で自分が努力する。今はその努力をしなくていいという部分でスッキリしていますし、個人的には間違いなくプラスです」 「(残留の可能性に賭けていた部分は?)僕らが賭けていたというか、(選手本人が)ファイナルアンサーしたら僕らはどうしようもないです。それにものすごい差があろうがなかろうかというところです」 「誰よりも1人いなくなったことで、チームが沈んだと言われたくないのは我々当事者です。それをプラスにできると確信しています」 2023.07.07 17:10 Fri

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