森田晃樹

Koki MORITA
ポジション MF
国籍 日本
生年月日 2000年08月08日(24歳)
利き足
身長 167cm
体重 63kg
ニュース 人気記事 クラブ

森田晃樹のニュース一覧

thumb 29日、明治安田J1リーグ第7節の柏レイソルvs東京ヴェルディが三協フロンテア柏スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。 開幕から安定したパフォーマンスを披露する柏は、直近2試合で未勝利も4位でインターナショナルマッチウィークの中断期間に突入。YBCルヴァンカップでは大幅なターンオーバーを敢行したなか、アス 2025.03.29 16:01 Sat
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【明治安田J1リーグ第7節】 2025年3月29日(土) 14:00キックオフ 柏レイソル(4位/11pt) vs 東京ヴェルディ(14位/7pt) [三協フロンテア柏スタジアム] ◆しっかり勝って上位キープへ【柏レイソル】 昨シーズンは残留争いをしていた柏だったが、今シーズンは開幕から好調を維持。 2025.03.29 11:30 Sat
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東京ヴェルディの城福浩監督が、29日に三協フロンテア柏スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第7節の柏レイソル戦に向けた会見を実施した。 東京Vはインターナショナルマッチウィーク前に行われた名古屋グランパス戦を2-1で逆転勝利。待望のホーム初白星を挙げた。続くJリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド第1回戦で 2025.03.28 19:30 Fri
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東京ヴェルディが大苦戦を強いられたAC長野パルセイロとのPK戦までもつれ込む激闘を制し、辛くもルヴァンカップ2回戦進出を決めた。 20日、東京Vは長野Uスタジアムで行われたJリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド第1回戦で長野と対戦。前後半、延長戦でもゴールを割れずに0-0のスコアでPK戦に突入したなか、PK 2025.03.21 13:30 Fri
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東京ヴェルディは20日、長野Uスタジアムで行われるJリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド第1回戦でAC長野パルセイロと対戦する。ルヴァンカップ初戦をポジション奪取への足掛かりとしたい今季新加入のMF平川怜、DF鈴木海音が意気込む。 東京Vは先週末に行われた明治安田J1リーグ第6節の名古屋グランパス戦を2-1 2025.03.19 18:00 Wed
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東京ヴェルディのニュース一覧

東京ヴェルディは31日、ポルティモネンセからFW川崎修平(23)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。移籍期間は2025年12月31日までとなる。 川﨑は大阪府出身で、ガンバ大阪の下部組織育ち。2020年にトップチームに昇格すると、J1で18試合に出場。2021年夏にポルティモネンセに完全移籍した。 ポル 2025.03.31 18:17 Mon
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東京ヴェルディの城福浩監督が、勝ち点1を持ち帰るにとどまった柏レイソルとのアウェイゲームを評価した。 東京Vは29日、三協フロンテア柏スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第7節の柏戦を0-0のドローで終えた。 リーグ前節の名古屋グランパス戦、YBCルヴァンカップのAC長野パルセイロ戦と、2試合連続で課題を 2025.03.29 22:20 Sat
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【明治安田J1リーグ第7節】 2025年3月29日(土) 14:00キックオフ 柏レイソル(4位/11pt) vs 東京ヴェルディ(14位/7pt) [三協フロンテア柏スタジアム] ◆しっかり勝って上位キープへ【柏レイソル】 昨シーズンは残留争いをしていた柏だったが、今シーズンは開幕から好調を維持。 2025.03.29 11:30 Sat
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東京ヴェルディの城福浩監督が、29日に三協フロンテア柏スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第7節の柏レイソル戦に向けた会見を実施した。 東京Vはインターナショナルマッチウィーク前に行われた名古屋グランパス戦を2-1で逆転勝利。待望のホーム初白星を挙げた。続くJリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド第1回戦で 2025.03.28 19:30 Fri
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重要な3連戦の初戦で今季初連勝へ! 東京Vの城福監督、上位の柏撃破へ「我々が目指しているものをいかに多く出せるか」

東京ヴェルディの城福浩監督が、29日に三協フロンテア柏スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第7節の柏レイソル戦に向けた会見を実施した。 東京Vはインターナショナルマッチウィーク前に行われた名古屋グランパス戦を2-1で逆転勝利。待望のホーム初白星を挙げた。続くJリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド第1回戦ではJ3のAC長野パルセイロを相手に攻めあぐねたが、PK戦を制して2回戦進出を決めた。 2試合連続で課題を残しながらも勝負強く結果を残してきたなか、中断明けからは4位に位置する柏戦を皮切りに、FC東京とのダービー、横浜F・マリノスとのクラシコと重要な3連戦に挑む。 約2週間ぶりとなるリーグ戦再開に向けてはルヴァンカップでほぼ主力を起用し、その直後にも非公開でのトレーニングマッチを実施。一部の離脱者を除き、全選手がプレー可能なコンディションにあるという。 「(非公開のトレーニングマッチは)状況的に常にユースの選手が2人ぐらいどこかのタイミングで出ているような形だったので、試合そのものは難しかった。それでも、全員が少なくともゲームをやれたという意味では非常に良かったかなと思います」 「(柏戦へ向けた調整)毎試合、それはカップ戦であってもリーグ戦でも同じですけど、そこで出た課題をみんなで共有すること。その中の何にフォーカスしてトレーニングするか、というのはスタッフと話し合いながら、もちろんそのトレーニングが対柏戦に直結していなければいけないです。そういう意味では攻撃においても守備においても日にちごとにしっかりとテーマを持って、かなり高い強度で今週はやりました」 負傷者に関してはDF千田海人、DF深澤大輝の2選手が長期離脱からの復帰を目指すDF佐古真礼とともにチームトレーニングに部分合流。来月の復帰へ目途が立ちつつある状況だ。 一方、名古屋戦で負傷交代したキャプテンのMF森田晃樹は依然として別メニュー調整中。コンディションに問題はないものの、強い打撲を負った負傷箇所の回復が芳しくなく、現状では森田自身の感覚を含めメディカルスタッフからのゴーサイン待ちの段階にあるという。 「なかなか難しい状況です。去年も練習試合で打撲をして、その打撲をした場所というのが、なかなか治りにくい場所だった。今年も場所は違いますがなかなか難しい場所で、大きく言えば打撲ですけど、メディカル的に見ても本人の感覚から見ても、まだ(チームトレーニング復帰へ)ゴーができる状況ではないです」 中断明けで今季初のリーグ連勝を目指す一戦では昨季1勝1分けの戦績を残した柏が相手となる。 「元々、技術はすごくあるチームで、去年も我々はものすごく苦しめられました」と、MFマテウス・サヴィオ(現・浦和レッズ)、FW細谷真大らの個の力に苦戦した昨季の対戦を振り返りつつ、リカルド・ロドリゲス新監督の下で、よりボール支配、流動性を増したチームへの警戒感を強める。 「(今季の柏は)技術がある選手たちを、立ち位置や志向するものに対して共通意識を持たせ、やろうとしているサッカーというのをすごく明確にしている」 「特に、ボールを受けることで、自分の特長が出るような選手が活きてきていますし、かといって前への迫力がないかというと、最前線だけではなくて2列目、3列目から飛び出してくる。最終ラインもアグレッシブな立ち位置を取ったり、攻撃参加してくるという意味では、攻撃に軸足を置いた、すごく共通意識の高いチームだなと捉えています」 ともに[3-4-2-1]の布陣を採用するものの、可変システムを採用しよりボール保持、パスワークに長けたホームチームが主導権を握る展開も想定されるなか、開幕6試合で無失点試合がわずかに1試合の東京Vとしては守備に重点を置いたアプローチがまずは求められるところ。 ただ、指揮官は「その練習は今週やってきました」とニヤリ。攻撃面でも柏の守備攻略に向けた準備を進めてきたと主張。その上で自分たちが目指しているものを、いかに90分間で多く出せるかが勝負のカギを握ると語った。 「ある意味ミラーゲームのようで、(相手は)可変するのでミラーゲームにならない。同じシステムだけれども、同じシステムでないような対戦になると思います。我々が目指しているものをいかに多く出せるかというところだと思いますし、自陣と相手陣でどう守るかというところと、どう攻めるかというところは少なくとも今日までやってきた。そこをいいバランスで出すことができれば、チャンスは作れると思います」 「何よりも(柏は)パスの本数が多い。数字的にもそれが象徴的なチームに対して、相手ゴール近くでボールを奪えればビッグチャンスになる。守備においては我々のサッカーをすることでビッグチャンスが生まれる可能性も高いので、そこからスタートしたいですけれども、我々がボールを持ったときに相手を揺さぶるというところも、90分の中でその時間が多ければ多いほどいいと思っているので、そこが相手との戦いになると思います。一番望ましいのは、より相手のゴール近くでボールを奪うこと。ここから試合に入りたいなと思います」 柏戦後にホーム開催の東京ダービーを控える東京V。重要な3連戦の初戦で今季初の連勝を成し遂げ、3勝1分け3敗の五分に戻ってダービーに弾みを付けられるか。 2025.03.28 19:30 Fri
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【J1注目プレビュー|第7節:柏vs東京V】共にカギを握るのは中盤、ポゼッションかハイプレスか

【明治安田J1リーグ第7節】 2025年3月29日(土) 14:00キックオフ 柏レイソル(4位/11pt) vs 東京ヴェルディ(14位/7pt) [三協フロンテア柏スタジアム] <h3>◆しっかり勝って上位キープへ【柏レイソル】</h3> 昨シーズンは残留争いをしていた柏だったが、今シーズンは開幕から好調を維持。ここまで3勝2分け1敗の結果を残して上位に位置している。 前々節の鹿島アントラーズ戦で初黒星を喫したが、中断前の前節はサンフレッチェ広島相手に1-1のドロー。連敗を避けられたことは大きいだろう。 中断中にはYBCルヴァンカップも行われ、しっかりと勝利した柏。リカルド・ロドリゲス監督の下、徐々にスタイルも浸透しており、安定した戦いを見せている。 ポイントとなるのは中盤の主導権を握れるかどうか。強度の高い相手の守備に対して、ボランチの原川力、熊坂光希がしっかりと役目を果たせるかは流れを掴む上では重要。攻撃の駒もベンチに控えているだけに、粘り強く戦うことが重要となる。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:小島亨介 DF:原田亘、犬飼智也、古賀太陽 MF:久保藤次郎、熊坂光希、原川力、小屋松知哉 MF:小泉佳穂、渡井理己 FW:垣田裕暉 監督:リカルド・ロドリゲス <h3>◆まずは五分に戻したい【東京ヴェルディ】</h3> 中断前の名古屋グランパス戦ではしっかりと勝利を収めた東京V。中断期間中のルヴァンカップではAC長野パルセイロとPK戦までもつれ込む戦いになったが、しっかりと勝利を収めた。 ここから調子を上げていきたいチームだったが、森田晃樹が名古屋戦で負傷交代。しばらく離脱となるため、チームにとっては大きな痛手に。代役を務めることになる平川怜の奮起が期待されるところだ。 ベンチには流れを変えられる選手も控えており、まずは強度の高さを保っている中で、ポゼッションを重視する柏からいかにしてボールを奪うのか。ショートカウンターで確実に仕留めることができれば、勝機は見えてくるだろう。 ミラーゲームが予想される中、ハイプレスとハイラインの守備がリスクマネジメントもしっかりできるかどうか。隙を見せない戦いを見せたいところだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:マテウス DF:綱島悠斗、林尚輝、谷口栄斗 MF:宮原和也、齋藤功佑、平川怜、翁長聖 FW:山見大登、新井悠太 FW:木村勇大 監督:城福浩 2025.03.29 11:30 Sat
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柏vs東京Vは拮抗のゴールレスドロー…柏は2戦連続ドローで3戦未勝利に【明治安田J1リーグ第7節】

29日、明治安田J1リーグ第7節の柏レイソルvs東京ヴェルディが三協フロンテア柏スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。 開幕から安定したパフォーマンスを披露する柏は、直近2試合で未勝利も4位でインターナショナルマッチウィークの中断期間に突入。YBCルヴァンカップでは大幅なターンオーバーを敢行したなか、アスルクラロ沼津を1-0で破って2回戦進出を決めた。リカルド・ロドリゲス監督は再開初戦へ前節のサンフレッチェ広島から先発2人を変更。犬飼智也、渡井理己に代えて田中隼人、仲間隼斗を起用した。 一方、前節の名古屋グランパス戦で今季のホーム初白星を挙げた14位の東京V。ルヴァンカップでは主力クラスを起用したなか、PK戦までもつれたAC長野パルセイロ戦を制した。城福浩監督は名古屋戦から先発2人を変更。負傷の森田晃樹の代役に平川怜、宮原和也に代えて山見大登を起用し、新井悠太と翁長聖が左右のウイングバックに入った。 立ち上がりから主導権争いが続きボールが落ち着かない。そんななか、開始6分には中央突破を仕掛けた山見がボックス左に流れて左足シュートを放つが、このファーストシュートはGK小島亨介が正面で対応した。 開始早々の先制点には至らずも流れを掴んだアウェイチーム。セットプレー流れの波状攻撃に、11分には中盤でインターセプトした谷口栄斗が意表を突く無回転ミドルシュートを放つ。だが、GK小島が反応できずにゴールへ向かったこのシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。 15分を過ぎた辺りから柏がボールを保持する時間が増えていくが、ミドルブロックとハイプレスを使い分けながらコンパクトに守る東京Vの守備に苦戦。最前線の垣田裕暉や2シャドーへの縦パスを封じられ、ボールの前進に手を焼く。それでも、23分にはタイミング良く左サイドに抜け出した仲間を起点に人数をかけた仕掛けをみせ、ペナルティアーク付近の小泉佳穂がフィニッシュまで持ち込んだ。 前半半ばから終盤にかけては柏がボールを握ったものの、ゲーム自体は東京Vがコントロール。全体の距離感が遠く繋ぎのミスが目立つホームチームに対して、優位に立つ球際の攻防とカウンターを軸に再三深い位置まで侵入。ただ、セットプレーを含めて最後のところで精度・工夫が足りず。前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。 ゴールレスで折り返した後半、柏は仲間を下げて渡井をハーフタイム明けに投入。立ち上がりは互いに左サイドで深い位置を取って攻め手を窺う。 前半同様に東京Vの時間帯が続くなか、柏は56分に垣田を諦めて細谷真大を投入。だが、前線を入れ替えたものの、繋ぎの場面での苦戦が続いて攻撃の形を作り出せない。64分には押し込んだ流れから左サイドで見事な崩しを見せるが、3人目の動きでボックス左に抜け出した小屋松知哉の決定機はDFとGKマテウスの好連携に阻まれた。 一方、徐々に柏にペースを握られた東京Vは69分に2枚替えを敢行。翁長と染野唯月を下げて松橋優安、福田湧矢と右サイドにテコ入れを図った。 互いに疲労から細かいミスも目立ち始め後半半ば以降はオープンな展開が続くと、76分には柏が相手セットプレーを撥ね返したロングカウンターから背後へ抜け出した小屋松がGKマテウスもかわしてゴールネットを揺らすが、これは抜け出しのタイミングでのオフサイドを取られてノーゴール。 完全に1点差勝負の様相を呈した後半最終盤の攻防ではいずれもショートカウンターの形から木村勇大、細谷と両エースにボックス内で決定機が訪れるが、相手守備陣の好守に阻まれる。そんななか、86分には東京Vが平川の左CKをファーで競り勝った綱島悠斗がゴール前に折り返したボールを谷口が右足ダイレクトボレーで叩き込む。このゴールに対してVARで数分間の確認が入ったが、当初のオフサイド判定が支持されてこちらもノーゴールとなった。 その後、最後まで勝ち点3を目指して攻め合った両チームだったが、互いにゴールを割ることはできず。この結果、2戦連続ドローの柏は3試合未勝利、東京Vは今季初の連勝を逃すも2戦無敗となった。 柏レイソル 0-0 東京ヴェルディ 2025.03.29 16:01 Sat
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長野戦で薄氷勝ち抜けの東京V、城福監督「反省することが多い試合」、谷口栄斗「90分で決められるチームでありたい」

東京ヴェルディが大苦戦を強いられたAC長野パルセイロとのPK戦までもつれ込む激闘を制し、辛くもルヴァンカップ2回戦進出を決めた。 20日、東京Vは長野Uスタジアムで行われたJリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド第1回戦で長野と対戦。前後半、延長戦でもゴールを割れずに0-0のスコアでPK戦に突入したなか、PK戦を5-4で終えて勝ち上がりを決めた。 カップ戦でのタイトル獲得を目標に掲げるなか、城福浩監督はインターナショナルマッチウィークの日程面の余裕を考慮。2-1で勝利した名古屋グランパス戦からは負傷のMF森田晃樹、守護神マテウスとMF綱島悠斗が招集メンバーを外れ、MF翁長聖がベンチスタートとなったが、それ以外の主力を軒並み起用。 MF平川怜の初先発起用や両ウイングバックにMF新井悠太、MF福田湧矢と1列前のシャドーを主戦場とするアタッカーを同時起用。勝利とともに今後の戦いを睨んだ新たなオプションの構築を目論んだ。 当然のことながらジャイアントキリングへモチベーションの高い相手、カップ戦特有の難しい展開を覚悟して臨んだ一戦が、東京Vとしては想定以上に難しい戦いを強いられた。 前半の立ち上がりは切り替えの精度、プレー強度、個々の技術レベルで地力の差を見せつけ、FW木村勇大、FW染野唯月らが質的優位をもたらす前線をシンプルに使った長いボール、得意のショートカウンターを軸に多くのチャンスを創出。平川の狙いすましたミドルシュート、右CKの流れから木村のヘディングシュートとビッグチャンスもあったが、いずれもGK松原颯汰のビッグセーブに阻まれた。 以降は守備面でアジャストした相手に攻めあぐねると、ロアッソ熊本の大木武監督の薫陶を受けた藤本主税監督の下、要所で良い距離感と連動性を見せた長野にプレス回避からの大きな展開、カウンターの形で引っくり返される場面も散見された。 後半は時間の経過とともに押し込む展開に持ち込み、前線を中心にメンバーを入れ替えながらより多くの決定機を作った。だが、平川の直接FKはGK松原のビッグセーブに、染野の完璧なお膳立てから途中出場のFW白井亮丞に訪れたビッグチャンスはシュートを枠に飛ばせず、90分間での決着とはならなかった。 延長戦でも専守防衛の構えを見せた長野に対して、よりリスクを冒してゴールを目指したが、ゴール前に完全に抜け出した白井のGKとの一対一は神がかったパフォーマンスを見せていた相手守護神の圧巻のセーブに阻まれ、公式記録上は21本もシュート30本枠内22本を放ちながらも120分間の戦いで一度もゴールネットを揺らせず。 嫌な流れで迎えたPK戦では2度のコイントスでいずれも敗れて相手ゴール裏、一般的に優位とされる先攻を相手に取られ、1人目の白井が松原に止められて2人目の齋藤功佑が足を滑らせて大きく枠を外す2本連続の失敗で窮地に立たされたが、GK長沢祐弥が相手2人目のMF長谷川雄志のシュートを読み切ってセーブ。さらに、相手の右ポストに当てる失敗によってイーブンに戻すと、3人目以降は食野、翁長、谷口、MF松橋優安と連続で成功。7人目では長沢がMF樋口叶の左を狙ったシュートを見事にセーブ。最後はMF稲見哲行が勝負を決めるPKを成功し、辛くも2回戦進出を決めた。 同試合後の会見で城福監督は「ここまで来てくれたサポーターを失意の気持ちで帰らせる状況にならなかったこと。次に進めたことが全て」と、短い言葉でこの一戦で得た収穫を口に。一方で、「反省することが多い試合だった」と直近の名古屋戦同様にチームの課題への言及に多くの時間を割いた。 「やはり点を取らないと、相手がどうであれ苦しい試合になるという意味では、もちろんオン・ザ・ボールのクオリティもそうですけど、オフ・ザ・ボールのところで相手よりも早く予測すること、動き出すこと。それがゴールに直結する直前のシーンだけではなくて、その2つ、3つ、4つ前からですけど、まだまだ粗いなと思います」 「そこまで行って満足するのではなくて、やはりゴールネットを揺らすまでアラートの状況にしなければいけないと思うし、ビッグチャンスがあったなかで、決めきれなかったときに畳みかけるようなチームとしての戦いができていないところも反省事項」 「もちろんトーナメントなので、こういう勝ち上がり方もあるというのは承知していますけど、ただ『よかったね』ではなくて、やはり点を取るために何をしなければいけないのかというところは、いくつかクリアしなければいけない」 同じくゲームキャプテンを務めた谷口は、PK戦の末に勝ち上がったという結果、PK戦でチームの救世主となった長沢を中心に最低限クリーンシートで終えられたことをポジティブに捉えながらも、指揮官同様に課題を口にした。 「これが自分たちの現状の実力だと思いますし、重く受け止める必要がある。チームとして課題に対して危機感を持ってやらないと、本当に痛い目に遭うんだというのは今日感じました」 「トーナメントなので相手が下のカテゴリーというのもあって、想定内とはチーム内では言っていましたけど、僕は90分で決められるチームでありたいし、そういうチームでなければいけないなと思います」 とりわけ、攻撃面に関しては個々の決定力の改善だけでなく、本来であれば背後を意識した長いボールと同様にチームのスタイルとして表現すべき“へそ”を使った下からの繋ぎの部分の改善を強く訴える。 「(この試合で目立った背後へのロングボールに関して)現状そういう狙いしかないというのもありますし、名古屋戦の失点もそうですけど(ボールロスト後の)リカバリーというのが今はできていない状況。去年から積み上げてきたものだと思いますし、そこは勇気を持ってやるべきですが、ちょっとチームとして自信を失っている。長いボールを使うのも悪くないですけど、セカンドを拾えなかったときに、どう試合を運ぶのかというのはすごく大事になってくると思います」 また、城福監督が戦前に「次のリーグ戦、連戦に向けてトライしたい」と語っていたオプションの部分では「どちらかと言うと反省の方が多かった」と指揮官が認めたように、両サイドに攻撃的なウイングバックを配置する試みは機能せず。チームとしての攻撃の意識を含め改善が必要だと語っている。 「もちろん守備のところでの課題というのは試合の中で見つければいいと思っていましたが、あの布陣であれば、もっと前に仕掛けられるチャンスがあったと思うし、それは個人でもグループでも」 「仕掛けられるスペースと時間もあったにも関わらず、横パスやバックパスが多かった。その瞬間は相手ボールになったわけではないのでミスではない。ただ、我々からしたら、あれはミスに等しいというような感覚を持たなければ、あの布陣で臨んだ意味がないと思います」 ガンバ大阪時代を含めて左サイドでのプレーが主戦場だったなか、東京V加入後初めて右のウイングバックでプレーした福田は、「右だと仕掛けの部分がちょっといつもと違うので、より何か組み立てのところを意識した感じです」と試行錯誤のプレーだったと振り返る。 それでも、前半半ばには平川の正確な浮き球フィードに良いタイミングで抜け出し、マイボールにできればゴールチャンスというシーンも作っており、「本当に紙一重のところ。すごくいいボールが来たので、あれを(ゴールまで)持っていけたらなと…」と、チームとして狙いを見せる場面もあった。 比較的関係性が構築できている左サイドのユニットに比べ、前半はややスムーズさを欠いたが、「前半最後の5分~10分ぐらいは右サイドでも良いリズムでボールを動かせる場面があったので、ああいうのをもっと増やしつつ、縦も増やしていけたらもっと相手は嫌がると思うので、そういうところもやっていけたらなと思います」と、個人・チームとして新たなオプションになり得るポジションでのプレーに前向きな姿勢も示している。 指揮官・選手ともに真摯に自分たちのパフォーマンスを受け止め、反省の弁が目立つルヴァンカップ初戦となったが、カップ戦では結果が全てとも言える。 その上でバックアップメンバーの出場のチャンスを広げつつ、「一試合でも多く痺れる試合をすることが成長に繋がる」というチームの目標は繋げられており、今回の長野戦を新たな成長の糧とし、今後のリーグ戦、カップ戦の躍進へ繋げたいところだ。 2025.03.21 13:30 Fri
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今季東京V加入の平川怜&鈴木海音、ルヴァンカップ長野戦をポジション奪取足掛かりに「ギラギラした気持ちはずっと持ち続けている」

東京ヴェルディは20日、長野Uスタジアムで行われるJリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド第1回戦でAC長野パルセイロと対戦する。ルヴァンカップ初戦をポジション奪取への足掛かりとしたい今季新加入のMF平川怜、DF鈴木海音が意気込む。 東京Vは先週末に行われた明治安田J1リーグ第6節の名古屋グランパス戦を2-1で逆転勝利。待望のホーム初白星とともに今季リーグ2勝目を手にし、インターナショナルマッチウィークの中断期間に入った。 その中断明けには、ここまで4位と好調を維持する柏レイソルとのアウェイゲームを控えるなか、J3の長野と対戦する。 超野心的な目標を掲げる城福浩監督は、昨季はいずれも2戦目で敗退したカップ戦の戦いを重要視。タイトルを目指すなかで序盤戦においても若手や控えメンバーに“チャンスを与える”は考えはなく、その門戸を広げながらも“チャンスを掴む”ことを求めている。 とはいえ、「次のリーグ戦、連戦に向けてトライしたい」と今後に向けた選手層の底上げや新たなオプションも考慮しており、いくつかのポジションで選手の入れ替えも見込まれる。 そんななか、加入後初スタメンが有力視されるのが、ジュビロ磐田から新加入の平川だ。 開幕から3試合連続で途中出場の背番号16は、以降2試合で出番なしに終わったものの名古屋戦ではMF森田晃樹の負傷を受けて前半半ばに途中出場。ボランチの一角で安定したパフォーマンスを披露し、チームの逆転勝利に貢献。少なくとも今回の一戦に関して森田の出場は難しく、ボランチの一角で初スタメンを飾る可能性は高そうだ。 「移籍してきた立場なのでチャンスを活かさないといけないですし、そこ(名古屋戦)はターニングポイントであることは間違いないです」 名古屋戦で手応えを得た平川だが、「ただ、そこで(最低限の役割を)こなしているだけでは、立ち位置を掴めないと思うので、自分の良さを出して勝利に繋げるというのが、常に求められています」。「ボールにしっかり関わり続けることはやっていかないといけないですし、それは守備も攻撃もですけど。そこから自分たちが常に主導権を握れるようなプレーをしていきたい」と、より一層の存在感を示すことを自身に課す。 対長野という部分ではロアッソ熊本時代に指導を受けた藤本主税監督の存在も大きなモチベーションに。 「技術のところはもちろんですけど、気持ちが熱い指導者だと思いますし、メンタル的なところも大事にしていたと思います」と対戦相手の指揮官について触れた元ロアッソMFは、「かなりお世話になった指導者ですし、藤本さんが監督になってどういうサッカーをしてくるかというのはとても楽しみです」と語った。 ジャイアントキリングを目指してアグレッシブに臨むであろうJ3のチームに対して、受けに回る入りとなった場合、名古屋戦同様に厳しい戦いになることは間違いない。 そのため、平川は「自分たちが試合の入りから圧倒してというような戦いができたら、また次のリーグ戦にも繋がると思いますし、ここで温い入りをしていたらそのままというか、変わっていないと思うので、ここが大事なゲーム。相手も特徴のあるチームですけど、自分たちがどれだけできるかということが一番大事」と、試合の入りから相手を90分間圧倒する戦いを見せたいと意気込んだ。 その平川と同じ磐田から新加入となった鈴木は、より今回の一戦で自身の価値を証明しなければならない選手の一人だ。 昨年のパリ・オリンピックに出場した実力者だが、ハイレベルのポジション争いを覚悟して加入した新天地では第5節のアルビレックス新潟戦の後半終盤の出場でデビューを果たしたが、ベンチ外も3試合と想定以上の苦戦を強いられている印象だ。 それでも、日本一のトレーニングを掲げる指揮官、昨季も多くの選手を成長させてきた森下仁志コーチが主導する全体練習後の“エクストラ”と呼ばれるグループ・個別トレーニングを通じて心身ともに成長を実感する鈴木。 「自分がなかなかピッチに立てない。去年もずっとフルで試合に出ていたわけではないので、今年環境が変わってチームも変わって、やっぱりスタートからもちろん出る気持ちでいましたけど、なかなかそういう機会というのが回ってこない中でも、周りの選手もベンチに座っている選手とかも、自分がいつ出てもいいというような準備をしていますし、全体練習が終わった後のそういったメンバーの練習も、すごくみんなが熱量を持ってやっていますし、そこはすごくいい環境だなと思っています」 そして、「ワンプレーのこだわり」、「練習中も考える時間が増えた」と新たな気づきもあったなか、自身の課題を克服しながら手応えを得始めている段階にある。 「スライドの部分だったり、もっと周りを動かして自分がディフェンスラインを統率するところだったり、ヘディングも元々は短所の部分だと感じていましたが、ここで出られない期間で、去年よりも明らかに練習する時間が増えていると思いますし、サッカーを見る時間も増えて今すごくサッカーに集中できています」 「間違いなく最初に来たときよりも自分の良さというものは出せていると思いますし、チームのやることもだんだん理解できてきて、それにプラスアルファで自分の良さを最近はすごく出せていると思いますし、コンディションもいい状態です」 ただ、「若いと思っていない」、「今日の練習だったり、次の試合が自分にとってサッカー人生最後だったらと考えたら、もっとこだわらなければいけない」と悲壮感も漂わせる22歳は、「サッカー選手としてピッチで結果を残すことが一番。もちろん成長にこだわるのもすごく大事ですけど、結果にもこだわってやっていきたいので、自分がいつ出てもいいように、そういうギラギラした気持ちはずっと持ち続けてやれているので、それをピッチに立ったときに出すしかないと思います」と、改めて公式戦出場への強い思いを示した。 「長い期間一緒にやっていた選手なのですごく楽しみ」と語る磐田時代の元同僚であるMF藤川虎太朗とのマッチアップもモチベーションに臨む長野戦に向けて鈴木は、チームの勝利とともに今後に向けてプラスアルファをもたらしたいと語った。 「どういうメンバーになっても、まず勝つことがすごく重要になってくると思いますし、相手が下のカテゴリーだからとか全く関係なく、自分たちが今まで積み上げてきたものを出すだけです。プラスアルファで、普段リーグ戦に絡めていない選手だったりが、突き上げというか、そういったものを見せなければいけないと思うので、そこを意識していきたいなと思います」 2025.03.19 18:00 Wed

森田晃樹の移籍履歴

移籍日 移籍元 移籍先 種類
2019年2月1日 東京V 完全移籍

森田晃樹の今季成績

明治安田J1リーグ 6 484’ 0 1 0
合計 6 484’ 0 1 0

森田晃樹の出場試合

明治安田J1リーグ
第1節 2025年2月16日 vs 清水エスパルス 90′ 0
0 - 1
第2節 2025年2月22日 vs 鹿島アントラーズ 90′ 0 41′
4 - 0
第3節 2025年2月26日 vs FC町田ゼルビア 90′ 0
0 - 1
第4節 2025年3月2日 vs ガンバ大阪 90′ 0
0 - 1
第5節 2025年3月8日 vs アルビレックス新潟 90′ 0
2 - 2
第6節 2025年3月15日 vs 名古屋グランパス 34′ 0
2 - 1
第7節 2025年3月29日 vs 柏レイソル メンバー外
0 - 0