日本代表、シリア代表戦の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介

2024.06.11 10:00 Tue
Getty Images
日本代表は11日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼2027アジアカップ予選の最終節シリア代表と対戦する。
PR
この記事では、サッカー日本代表の試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。■日本代表vsシリア代表 試合日程・キックオフ時間
2次予選では5試合連続クリーンシートで5連勝を飾った日本と2勝1分け2敗で2位のシリアが対戦する。

試合は、日本時間2024年6月11日(火)19:10にキックオフ予定となっている。
2023年11月の第2節での対戦時は日本が0-5で圧勝。シリアは最終節で敗れれば、2次予選で敗退する可能性も残されている。

■日本代表vsシリア代表 放送・配信予定

8大会連続8度目のW杯出場を懸けて戦う日本。すでに最終予選への進出は決定している中、今回の試合は、地上波では『フジテレビ』にて全国生中継される。

またインターネットでは『Tver』で同時配信となり、無料で視聴することが可能だ。

◆2026北中米ワールドカップW杯アジア2次予選兼2027アジアカップ予選 シリア代表戦詳細

日時:2024年6月11日(火)19:10キックオフ
会場:エディオンピースウイング広島(日本/広島)
対戦国:日本代表 vs シリア代表
放送局:フジテレビ系列にて全国生中継、ネット配信は「Tver」
実況:西岡孝洋 (フジテレビアナウンサー)
解説:小野伸二松井大輔

■日本代表vsシリア代表 無料視聴方法

今回は地上波の「フジテレビ」と無料で楽しめるインターネットサービスの『Tver』で放送されるため、誰でも無料で視聴が可能となる。

■日本代表メンバー(vsシリア代表)
GK
前川黛也(ヴィッセル神戸)
大迫敬介(サンフレッチェ広島)
谷晃生(FC町田ゼルビア)

DF
長友佑都(FC東京)
谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール)
板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)
町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)
冨安健洋(アーセナル/イングランド)
伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ)
橋岡大樹(ルートン・タウン/イングランド)
菅原由勢(AZ/オランダ)

MF/FW
遠藤航(リバプール/イングランド)
南野拓実(モナコ/フランス)
守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)
鎌田大地(ラツィオ/イタリア)
相馬勇紀(カーザ・ピア/ポルトガル)
小川航基(NECナイメヘン/オランダ)
前田大然(セルティック/スコットランド)
旗手怜央(セルティック/スコットランド)
堂安律(フライブルク/ドイツ)
上田綺世(フェイエノールト/オランダ)
田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)
川村拓夢(サンフレッチェ広島)
中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)
久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
鈴木唯人(ブレンビー/デンマーク)

監督:森保一

■2026北中米ワールドカップW杯アジア2次予選兼2027アジアカップ予選

アジアの36カ国が4カ国ずつ9組に分かれ、ホーム・アンド・アウェイの2回総当たりで対戦。各組1位、2位のチームが、3次予選に進出すると同時に、アジアカップ2027の出場権を獲得することができる。

日本は2023年11月に行われたシリア代表戦(ホーム)とシリア代表戦(アウェイ)をどちらも5-0と快勝スタート。3月の2試合では、北朝鮮との連戦となった中、ホームゲームは1-0で勝利したものの、アウェイゲームは突如中止に。最終的には没収試合となり、日本の3-0での不戦勝となり、2次予選を突破した。

6月はミャンマー相手に6日に0-5で快勝。最終節で11日にシリアと対戦。9月から最終予選が始まる。

PR

森保一の関連記事

インドネシア代表DFカルヴィン・フェルドンクが日本代表戦へ意気込んだ。 フェルドンクはインドネシア系オランダ人で、今年急増したインドネシア代表“帰化組”の1人。 2026年W杯アジア2次予選のラストゲームで初キャップを飾り、そこから先日の中国代表戦まで5試合連続先発出場と、すぐさま主軸に。守備的ポジションを 2024.10.22 19:50 Tue
インドネシア代表の攻撃力やいかに。 日本代表と同じく、2026年北中米W杯アジア最終予選でC組に入るインドネシア代表。 11月15日にはインドネシアvs日本が控えており、森保一監督らがインドネシアの分析に一層力を入れ出したのは想像に難くない。 インドネシアのここまでは、サウジアラビア戦(A)で1-1、 2024.10.18 15:10 Fri
日本代表MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)がオーストラリア戦を振り返った。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節でオーストラリアをホームに迎えた日本。無傷の4連勝を目指したが、オウンゴールで先制を許すと、今度は中村敬斗の仕掛けから生まれたオーストラリアのオウンゴールで1-1の引き分 2024.10.16 06:30 Wed
オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ監督が敵地での勝ち点1という結果に満足感を示した。 オーストラリア代表は15日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第4節で日本代表とのアウェイゲームに臨み、1-1で引き分けた。 グラハム・アーノルド前監督の辞任を受け、今回のインターナショナルマッチウ 2024.10.16 05:30 Wed
日本代表は15日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節でオーストラリア代表をホームに迎え撃ち、1-1で引き分けた。 試合を通じて攻めの主導権を握った日本だが、最後のところに差しかかってもオーストラリアの5バックが立ちはだかり、チャンス自体も少ない展開に。後半にオウンゴールで先に失点したなかで、途中出場 2024.10.16 00:33 Wed

日本代表の関連記事

インドネシア代表FWラマダン・サナンタ(21)に日本のクラブからオファーがあったそうだ。インドネシア『Jebreeet』が伝える。 サナンタはインドネシア1部のPERSISに所属するストライカー。U-23代表としてパリ五輪アジア最終予選を戦った一方、並行してA代表にも名を連ね、通算10試合5得点を記録する。 2024.10.23 15:40 Wed
ザスパ群馬は23日、元日本代表MF細貝萌(38)の現役引退を発表した。 群馬県前橋市出身の細貝は、前橋育英高校から2005年に浦和レッズでプロ入り。センターバックやサイドバックでプレーしたのちにボランチでプレーした。 2011年にレバークーゼンへと移籍し、海外でのプレーに挑戦。アウグスブルク、ヘルタ・ベルリ 2024.10.23 09:33 Wed
インドネシア代表DFカルヴィン・フェルドンクが日本代表戦へ意気込んだ。 フェルドンクはインドネシア系オランダ人で、今年急増したインドネシア代表“帰化組”の1人。 2026年W杯アジア2次予選のラストゲームで初キャップを飾り、そこから先日の中国代表戦まで5試合連続先発出場と、すぐさま主軸に。守備的ポジションを 2024.10.22 19:50 Tue
サンフレッチェ広島は20日、元日本代表MF青山敏弘(38)の現役引退を発表した。 岡山県出身の青山は、作陽高校から2004年に広島に加入。21シーズンにわたり広島一筋でプレーしてきた。 プロ入り2年間は公式戦1試合の出場に終わったが、3年目で出番を得ると、その後はレギュラーに定着。中盤のゲームメーカーとして 2024.10.20 14:13 Sun
インドネシア代表の攻撃力やいかに。 日本代表と同じく、2026年北中米W杯アジア最終予選でC組に入るインドネシア代表。 11月15日にはインドネシアvs日本が控えており、森保一監督らがインドネシアの分析に一層力を入れ出したのは想像に難くない。 インドネシアのここまでは、サウジアラビア戦(A)で1-1、 2024.10.18 15:10 Fri

W杯予選の関連記事

インドネシア代表DFカルヴィン・フェルドンクが日本代表戦へ意気込んだ。 フェルドンクはインドネシア系オランダ人で、今年急増したインドネシア代表“帰化組”の1人。 2026年W杯アジア2次予選のラストゲームで初キャップを飾り、そこから先日の中国代表戦まで5試合連続先発出場と、すぐさま主軸に。守備的ポジションを 2024.10.22 19:50 Tue
中国代表のブランコ・イバンコビッチ監督は、ようやくひと息つけたと言う。 中国代表は先日行われた2026年北中米W杯アジア最終予選C組第4節でインドネシア代表に勝利。久方ぶりの本大会出場へ今予選初白星とし、なんとか希望を繋ぐ形となった。 10月を前にして解任も噂されたイバンコビッチ監督は、中国国営放送『CCT 2024.10.22 14:10 Tue
サウジアラビア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督(59)の解任が目前に迫っているようだ。 マンチーニ監督はエルヴェ・ルナール前監督の後任として、昨年9月に2026年北中米ワールドカップ(W杯)出場を目指すサウジアラビアの指揮官に就任。 日本代表と同じグループCに入っている北中米W杯アジア最終予選では、ホー 2024.10.21 07:00 Mon
中国代表は、今回の最終予選C組で、4位以内に入れるか否か。中国のあるメディアは強烈な言葉を並べつつ、「期待しないでおこう」と国民へ呼びかけている。 中国代表は15日、2026年北中米W杯アジア最終予選C組第4節でインドネシア代表に2-1と勝利。最後はギリギリで逃げ切った形だが、何はともあれ今予選初の勝ち点「3」で 2024.10.19 20:45 Sat
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)への出場が最優先と考えてはいないようだ。 現在37歳のメッシ。バルセロナで育ち、エースとして数多くのタイトルを獲得してきた。 一方で、アルゼンチン代表としては全くタイトルに恵まれず。W杯はもちろんのこと、コパ・アメリカでも決勝ま 2024.10.18 23:20 Fri

記事をさがす

森保一の人気記事ランキング

1

【日本代表プレビュー】ホームで4連勝目指す中、体調不良・遠藤航の代役は誰に? 若干の変更も予想/vsオーストラリア代表【2026W杯アジア最終予選】

2026年北中米ワールドカップへ向けたアジア最終予選で無失点、3連勝と最高のスタートを切っている日本代表。第4戦で迎えるのは、ライバルでもあるオーストラリア代表だ。 日本はアウェイでのサウジアラビア代表戦を0-2で勝利。史上初のアウェイでのゴールを奪い、初勝利を収めた。これまでの歴史を塗り替えているだけに、今の強さは本物と言って良い。新たなステージに上がったとも言えるだろう。 そんな中で迎えるのはオーストラリア。4連勝を収めれば、ライバルに大きな差をつけることとなり、W杯に1つ近づくことになる。 <h3>◆充実感のある戦いを継続し4連勝へ</h3> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240910_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 最終予選の最大の難所とも思われていたアウェイでのサウジアラビア戦で勝利した日本。予選3連勝を収めるとともに、無失点を継続したことも大きな自信となったはずだ。 [3-4-2-1]のシステムで継続して戦う中、サウジアラビアにボールを握られる時間も長かったが、守備はしっかりと対応。攻撃面でも相手を揺さぶってゴールを奪うなど、成長が見て取れる。 試合中には4バックにも変更するなど、相手の出方にしっかりと対応しつつ、自分たちの強みをそのまま出していた日本。森保一監督は「メンタルの準備をしっかりとしなければいけない」と4連勝に向けての準備を続けていると意気込んだ。 オーストラリアは3バックを採用しておりミラーゲームになる可能性も。しっかりと選手たちの対応力も重要になる戦いとなるが、遠藤航が体調不良で前日練習を欠席。回復具合も気になるところだが、チーム一丸で勝利を目指すことになる。 <h3>◆首位に挑む2位の戦い、新体制2戦目</h3> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240910_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 9月の戦いを受けてグレアム・アーノルド監督を解任したオーストラリア。トニー・ポポヴィッチ監督がこの10月から指揮を執り、まずはホームで中国代表相手に勝利を収めた。 2位に浮上したオーストラリアは、当然日本に勝利することを目指して来日。「勝てるという自信があるし、明日は勝ち点3を取る」とポポヴィッチ監督は意気込みを語った。 森保監督とはサンフレッチェ広島時代のチームメイト。指導者になってからもお互いの関係は続いている。共に特徴は把握している中で、どのように相手を上回るか。オーストラリアも日本に合わせて戦い方を変えてくることが予想されるが、指揮官同士の読み合いも注目が集まる。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[3-4-2-1]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240910_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©︎超ワールドサッカー<hr></div> GK:鈴木彩艶 DF:板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹 MF:堂安律、田中碧、守田英正、三笘薫 MF:久保建英、南野拓実 FW:上田綺世 監督:森保一 最終予選はあまり大きなメンバー変更を行っていない森保監督。サウジアラビア戦からも大きな変化はないと予想する。 [3-4-2-1]は当然継続し、GKには3試合連続クリーンシート中の鈴木彩艶(パルマ)が起用されるだろう。サウジアラビア戦では阿波谷というシーンを反応の早さでセーブ。正守護神らしさが出てきている。 最終ラインも変更する必要はないだろう。板倉滉(ボルシアMG)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)の3枚が並ぶだろう。今まで以上に高さの勝負が多くなることが予想されるが、しっかりとアグレッシブな守備を見せ続け、4戦連続クリーンシートを達成したい。 中盤は、前述の通り遠藤航(リバプール)が試合直前で体調不良となってしまったため、出場は難しいと予想。代役となるのは田中碧(リーズ・ユナイテッド)と予想する。相棒は当然守田英正(スポルティングCP)。前回の最終予選とは役割が異なるが、よく知る2人のコンビは盤石と考えて良いだろう。 ウイングバックも右に堂安律(フライブルク)、左に三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が入ると予想する。違う特徴を持つ両者がオーストラリアの守備をどう翻弄するか。サウジアラビア戦の先制ゴールのように、ウイングバック同士の関係で崩す姿に期待したい。 シャドーにはサウジアラビア戦に続いて南野拓実(モナコ)が起用され、相棒は久保建英(レアル・ソシエダ)と予想する。短い時間の出場だったが、クラブでの調子の良さは誰もが知るところ。堂安との右サイドでのコンビネーションも注目だ。 1トップは上田綺世(フェイエノールト)になるだろう。サウジアラビア戦で見せた体の強さ、キープ力は大きな武器。2列目以降の選手を自由に動かすためにも、屈強な相手DF陣の前で体を張る上田は容易に想像できる。当然ゴールも期待値が高く、ホームのファンをゴールで喜ばせてもらいたい。 日本は4連勝で大きくリードを奪うことができるのか。オーストラリア代表戦は15日(火)の19時35分にキックオフ。テレビ朝日系列で地上波全国生中継、インターネットでは「DAZN」がライブ配信する。 2024.10.15 12:40 Tue
2

「多少様子を見ていた部分も」遠藤航の代役務めた田中碧、3-4-3の中盤は「初めて」「まだまだやれることはあった」

日本代表MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)がオーストラリア戦を振り返った。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節でオーストラリアをホームに迎えた日本。無傷の4連勝を目指したが、オウンゴールで先制を許すと、今度は中村敬斗の仕掛けから生まれたオーストラリアのオウンゴールで1-1の引き分けに持ち込んだ。 森保一監督はこの試合、体調不良で欠場の遠藤航に代わリ田中を抜擢。コンビを組む守田英正とうまく連携し、中盤を支配した。 まずチームの結果について語った田中は、「冷静になってみると、勝ち点1を拾えたっていうこと自体はポジティブに捉えなければいけないなと思う。相手のシュートもセットプレーからの1本だけですし、また違った形の試合にはなったと思うんで」と回想。しかし、「決めきるところだったり、チャンスを作るところっていうのはもっとこだわんないといけないし、個人的にはもっともっとやらないといけないなと思います」と課題も挙げた。 田中はさらに自らのプレーを深堀り。国際レベルでの[3-4-3]は初めてだったと明かし、手応えや改善点を口にしている。 「前半多少重かったところもありますし、もう少し前に入っていってよかったかなとも感じなくはなかったです。あとは簡単じゃないですけど、セカンドとかそういう部分でより局面をひっくり返せればよかったかなと思います」 「僕も[3-4-3]で初めて出るっていうのがあって、相手がオーストラリアだったりするとカウンターもあるなかで、多少自分も様子を見ていた部分もあった」 「結果的に最後、後半入っていって、チャンスも作れるだろうし、前半の最初もそうですし、自分がボックスの近くでプレーすることによって、チャンスを作れるとは思うんで。そこの回数を増やす必要はあったかなとは思います」 「(3-4-3だと)より高い位置に出ていけるし、逆にアンカーとしてもプレーはできる。そこの立ち位置をうまく整理できれば。僕もサイドに行ってもできるんで、そこは守田くんと話し合ってできれば、より面白いサッカーができるかなとは思う。まだまだやれることはあったとは思います」 また、左ウイングバックを務める元同僚MF三笘薫との連携にも言及。最終ラインへの落ち方も反省し、今後に繋げるつもりだ。 「真ん中とかじゃなくて前半からもう少し自分が左に落ちて、より自分が高い位置に行く方が良かったなと。まあ結果論なんで次に活かせたら良いかなと思います」 2024.10.16 06:30 Wed
3

4連勝ならずの森保一監督、OGの1点止まりも「崩そうとしたチャレンジは評価」 遠藤航不在の影響は…?

日本代表は15日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節でオーストラリア代表をホームに迎え撃ち、1-1で引き分けた。 試合を通じて攻めの主導権を握った日本だが、最後のところに差しかかってもオーストラリアの5バックが立ちはだかり、チャンス自体も少ない展開に。後半にオウンゴールで先に失点したなかで、途中出場の中村敬斗が仕掛けからオウンゴール誘発のクロスで同点に導き、引き分けに持ち込んだ。 無敗継続も3連勝ストップの結果に森保一監督も「悔しい気持ちがある」としつつ、「しかしながら…」と続けた。 「これまで無失点できたなか、オウンゴールというアクシデントで先制点を許して崩れてもおかしくないような展開だったが、選手たちがやるべきことを続けてくれたし、追いつくために落ち着いてギアを上げながら追いついてくれた」 「1つ何かうまくいかなかったり、思いどおりにいかなかったとしても、プレーで崩れず、現実を受け止めてやり続けてくれたことで追いつけた。逆転のチャンスも作れ、試合中の、試合に至るまでのプロセスをしっかりと評価したい」 攻めるわりに決定機の少なかった攻撃だが、「オーストラリアに個の能力とチーム力があって崩れないなか、何度もアグレッシブに崩そうとしたチャレンジは評価したい」とし、「今日は1点しかとれなかったが、自信を失わず、継続してトライしてほしい」と話す。 先発変更を2選手のみにとどめた起用法に「誰が出ても勝つ、誰と組んでも機能するというところはこれまでの活動でも選手たちに経験している」とし、「最終予選で替えないようにというのは確認事項を少なくして、前の試合を生かすところを慎重にやらせていただいた」と説明した。 そして、遠藤航不在の影響に「キャプテンとしての彼の役割という部分はほかの選手ができないものがあると思うが、違った個性を持った実力のある選手がいる。心配はまったくしていなかった」と返す。 続けて「航がキャプテンシーを発揮してくれのはありがたいが、活動のなかでほかの選手も自分がキャプテン、リーダーという姿勢でやってくれている。日頃から準備して戦っているし、チームとしての戦い方がぶれることなく、試合ができた」 2024.10.16 00:33 Wed
4

会見登壇の守田英正が会場を笑いに包む、豪州戦の“吉兆データ”は「勝利を裏づけるものでも保証するものでもない」

日本代表は15日に埼玉スタジアム2002で行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦する。 無傷の3連勝で首位をひた走るなか、勝ち点5差で2位につけるオーストラリアとの直接対決。森保一監督とともに前日会見に出席したスポルティングCPのMF守田英正は「サウジアラビアですごい良い戦いができて、サポーター方の期待っていうのもすごい高まったなかでのホーム戦なので、しっかりと勝ちきりたいし、勝って代表ウィークを終えたいと思う」と抱負を語った。 これまでの最遊予選では選手代表として、遠藤航が登壇してきた前日会見。29歳MFは「監督から指名いただいたので、来させてもらった。こういったプレスカンファレンスという場は代表において、そこまで回数が、機会が多くなかったけど、クラブでこういう場に出て話す機会も今まで何回かあったので抵抗ないし、むしろ楽しんでいる」と笑顔で返す。 そのなかで、オーストラリア戦のポイントを問う質問が飛ぶと、「明日の試合に限った話じゃないけど、先制点が試合のキーポイントになる」と展望した。 「サウジアラビア戦でも2-0で終わったけど、自分たちの時間帯じゃないところでも割り切ってゼロに抑えたのが勝ち試合に持っていけたポイント。あとは先ほど指摘があったように、次の試合はサウジアラビア戦よりも(身長の)高い選手が多いので、エアバトルやセットプレーが気になる部分。そういうところでも負けないように準備してきたし、まったく違う戦いになると思う。先制されないで、こっちが先制できれば、ホームの利を得られるはず」 オーストラリアは強敵であるが、日本が最後に負けたのは2009年。日本にとって、吉兆データが並ぶが、守田は監督に同調する形で「データはあくまでデータ」と一蹴した。 「それが僕たちの勝利を裏づけるものではないし、保証するものでもない。前回大会、僕らは良いスタートを切れなかったことで、ホームのオーストラリア戦は絶対に勝たないといけないと死に物狂いで戦った。今回は相手がそういった気持ちでくるはずなので、それを跳ね返すだけのメンタリティが必要になる」 2024.10.14 17:54 Mon
5

「今の状況を考えれば、良い結果」オーストラリア指揮官は日本戦の結果・内容に満足「大きな自信をもたらすものになれば…」

オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ監督が敵地での勝ち点1という結果に満足感を示した。 オーストラリア代表は15日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第4節で日本代表とのアウェイゲームに臨み、1-1で引き分けた。 グラハム・アーノルド前監督の辞任を受け、今回のインターナショナルマッチウィークからサッカルーズの新指揮官に就任したポポヴィッチ監督。前節、ホームで行われた中国代表との初陣を3-1で逆転勝利し、2位浮上を果たして迎えた今節は埼玉スタジアム2002でグループ首位の日本と対峙した。 サンフレッチェ広島時代の元同僚である森保一監督との初対決にも注目が集まった一戦では、前節から6選手を入れ替え。[5-4-1]のより守備的な布陣で試合に入った。 立ち上がりから圧倒的にボールを握られて、ホームチームにハーフコートゲームを展開されたが、中央を固めながら最後の局面で高い集中力を示したオーストラリアは攻撃にこそ出られなかったものの、前半をゴールレスで終えた。 さらに、後半序盤の58分にはGKからのロングフィードを撥ね返した流れからDFルイス・ミラーの右クロスがオウンゴールを誘発し、望外の先制点を奪取。以降も集中した守備で日本の攻撃を凌いだが、76分にはFW中村敬斗の高速クロスをDFキャメロン・バージェスがクリアし切れず、オウンゴールで失点を喫した。 それでも、完全に勢いづいたホームチームの攻勢を何とか凌ぎ切ったオーストラリアは、新体制での連勝は逃したものの、グループ最強の日本を相手に敵地から勝ち点1を持ち帰る上々の結果を残した。 同試合後、ポポヴィッチ監督は交通渋滞の影響でスタジアム到着が大幅に遅れるアクシデントにも見舞われた中、現状では格上と言わざるを得ない強敵相手の勝ち点1という結果に満足感を示した。 「今の状況を考えれば、この結果は良い結果。日本は今回の予選で初めての失点をしたわけで、それと同時に日本は長い間同じメンバーでプレーしている。こちらはいろいろな変更があり、4回しかトレーニングセッションを行っていなかった。でも、それを言い訳にはしたくない。勝ち点1を取れて良かった」 「もちろん勝つためにここに来たわけだが、それでもこちらにとっては1-0で勝てるチャンスがあったけれども、同点に追い付かれてしまった。それでも、自分たちはこれからどんどんいろいろなものを構築していかなければいけない中、現状でのこの結果は良かったと言える」 「スタジアム到着に関してはいろいろ問題があった。長くても1時間半で着くと言われていたが、結局2時間15分かかってしまった。十分な準備ができず、選手たちは到着して10分で準備をして、しっかりとウォームアップもできなかったが、それも言い訳にはしない。選手もスタッフも本当にベストを尽くしてくれ、そういう状況の中でしっかり対応していい試合ができたと思う」 試合内容に関しては、戦前から日本の強力な攻撃陣に対していかに失点を防ぐかが勝ち点奪取のポイントに挙がっていた中、結果的にオウンゴールで1失点したものの、戦術面でのアプローチ、チーム全体のハードワーク含めて想定以上の成果を示した。その点について指揮官も手応えを感じている。 「もちろん日本に勝って勝ち点3を取るというのは我々の目標だが、それは簡単にできることではない。ただ今日は本当にしっかりとした固い意志を持ってディフェンダーが守ってくれた。ディフェンダーだけでなくチーム全体で本当に努力をしたと思う。自分の計算が正しければ、日本はこの3試合で14得点をしてきたと思う。また11人のスタメン全員が欧州のトップリーグでプレーをしている。そういう相手に対して、チャンスを最小化できたということは、とても良かった。もちろん、日本は質の高いチームであり、なかなか凌げなかったところもあるが、自分たちのディフェンダーが組織的に、そしてしっかりと自分たちで守りを組み立ててプレーができたと思う」 一方で、次の対戦で日本に勝利する上では守備強度を維持しつつ、カウンターを中心にフィニッシュ、チャンスの数を増やしていく必要がある。ポポヴィッチ監督も現時点でメンバー、戦術も定まらない状況において、攻撃の部分だけでなくすべての部分でチームを改善していく必要があると語っている。 「次にすべきことはやはり今度は自分たちがボールを持ったときに、そのボールをうまく生かすということ。そこは今後の努力が必要であり、それをもってして次に勝てればいいと思っている。次はさらに良いプレーをして、さらに良い結果を残したいと思う」 「自分たちにとって勝つためのシナリオを作っていくことが重要だが、チャンスが作れなかったのはオーストラリアだけでなく、どの国においても日本相手にチャンスを作るのは難しい。ただ、そのチャンスを作るというところはもちろん改善が必要だが、そこだけでなく全ての分野で改善をする必要がある」 「チャンスを作り出すというだけでなく、今日の場合はアジアでベストの日本に対して、立ち向かっていくという、そのチャレンジが非常に我々の大きな部分だったが、その結果素晴らしい試合ができたと思う。ただ、そこだけに満足せず、改善すべきところを改善していく必要がある。それでも、今日の試合が選手にとって非常に大きな自信をもたらすものになればいいと思っている」 10月の2試合で勝ち点4を積み上げ、日本戦終了時点では暫定2位をキープしたオーストラリアだが、日本を除き混戦模様のW杯出場権争いにおいて来月のサウジアラビア代表戦、バーレーン代表との連戦は非常に重要な意味を持つ。 「全てが難しい試合で、どの試合も大事」と一戦一戦を丁寧に戦う必要があると主張する指揮官だが、やはりホームで戦うサウジアラビア戦で弾みを付けたい考えだ。 「10月のインターナショナルマッチウィークは我々にとって非常に良いものになった。ヘッドコーチもスタッフも変わるという、いろんな変化があった中、ホームでの中国戦では今回の予選で初めて得点し、最初は0-1で負けていたが、最終的に3-1で逆転することができた。非常に大きな勝ちになった。そして、今回は日本という非常に素晴らしいチームを相手に、日本に初失点を与えるという形で自分たちも得点を挙げることができた」 「次回のサウジアラビア戦はホームになり、ホームサポーターが我々を力強く後押ししてくれて、ここ埼玉スタジアムのような素晴らしい雰囲気を作り上げてくれたらいいと思う。そしてサポーターの力を借りて、勝って勝ち点3をもぎ取りたい。サウジとの試合が終わったら、また次の試合というように、一つひとつの試合を丁寧に戦っていきたい」 2024.10.16 05:30 Wed

日本代表の人気記事ランキング

1

アジア王者カタールがイランに惨敗でグループ4位に…韓国は連勝でグループ首位、サウジはバーレーンとドローで混戦に【2026年W杯アジア最終予選】

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節が行われた。 予選3連勝だった日本代表は、ホームにオーストラリア代表を迎えての一戦。勝利すれば大きなリードを手にするところだったが、攻めこんでいながらもゴールが遠い。 すると後半、相手のクロスからオウンゴールで最終予選初失点。その後も苦戦したが、日本も中村敬斗の仕掛けがオウンゴールに繋がり、1-1のドロー。勝利を逃したが、敗戦は免れた。 なお、同グループでは、中国代表がホームにインドネシア代表を迎えて2-1で勝利し、最終予選初勝利。また、日本に第3節で敗れたサウジアラビア代表は、バーレーン代表相手に1-1のドローに終わった。 これにより日本が勝ち点10で首位。勝ち点5でオーストラリア、サウジアラビア、バーレーンが並んでおり、インドネシアと中国が勝ち点3で並ぶという状況になっている。 グループAではアジア王者のカタール代表がイラン代表に4-1で惨敗。アルモエズ・アリが17分に先制ゴールを奪うも、サルダール・アズムンが2ゴールを決めイランが逆転。後半にはモハマド・モヘビも2ゴールを奪いイランが勝利した。なお、UAE代表はウズベキスタン代表に1-0、北朝鮮代表はキルギス代表に1-0でそれぞれ敗れていた。 無敗を守ったイランとウズベキスタンが勝ち点10で並び、3位以下はUAEとカタールの勝ち点4、キルギスの勝ち点3、北朝鮮の勝ち点2と続いている。上位2カ国が抜け出ており、11月の結果次第ではW杯出場がほぼ確定することとなる。 グループBでは、ヨルダン代表がオマーン代表に4-0、パレスチナ代表がクウェート代表と2-2のドロー、韓国代表がイラク代表に3-2で勝利を収めた。 韓国は10月シリーズで連勝を収め、勝ち点10で首位。2位にはヨルダン、イラクが勝ち点7で並び、オマーン、クウェートが勝ち点3、パレスチナが勝ち点2となっている。 ◆2026年北中米W杯アジア最終予選 第4節 ■グループA イラン代表 4-1 カタール代表 【イラン】 サルダール・アズムン(前42、後3) モハマド・モヘビ(後20、後53) 【カタール】 アルモエズ・アリ(前17) ウズベキスタン代表 1-0 UAE代表 【ウズベキスタン】 オタベク・シュクロフ(後31) キルギス代表 1-0 北朝鮮代表 【キルギス】 クリスティヤン・ブラウズマン(前11) ■グループB ヨルダン代表 4-0 オマーン代表 【ヨルダン】 ヤザン・アル・ナイマト(前26、後9) アリ・オルワン(後4、後42) パレスチナ代表 2-2 クウェート代表 【パレスチナ】 ウェッサム・アブ・アリー(前41) ゼイド・クンバル(後48) 【クウェート】 ユセフ・ナセル・アル・スライマン(前31、後35) 韓国代表 3-2 イラク代表 【韓国】 オ・セフン(前41) オ・ヒョンギュ(後29) イ・ジェソン(後38) 【イラク】 アイメン・フセイン(後5) イブラヒム・バイェッシュ(後50) ■グループC 日本代表 1-1 オーストラリア代表 【日本】 オウンゴール(後31) 【オーストラリア】 オウンゴール(後13) 中国代表 2-1 インドネシア代表 【中国】 ベイヘラム・アブドゥウェリ(前21) チャン・ユーニン(前44) 【インドネシア】 トム・ハイェ(後41) サウジアラビア代表 0-0 バーレーン代表 <span class="paragraph-title">【動画】韓国代表がイラク代表相手に快勝で、10月連勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="K9nNTa4NTfc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.16 14:35 Wed
2

「非常に緊迫した戦いで重要な勝ち点1」オーストラリア視点も日本戦は一定の評価「一見無害なクロスで幸運な先制点」

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第4節の日本代表vsオーストラリア代表が行われ、1-1ドロー決着に。豪『news.com.au』がレポートした。 豪州視点では、第3節までに1勝1分け1敗、トニー・ポポヴィッチ新体制2連勝を目指しての日本遠征に。 チーム一行は事故渋滞で埼スタ入りが遅れ、試合開始1時間前を切った段階での到着。日本側からAFC(アジアサッカー連盟)に「公平性を期すため」とキックオフ時間を遅らせる提案があったようだが、AFCはこれを却下したそうだ。 試合結果はご存知の通り、1-1決着。 豪州は58分、日本DF谷口彰悟(シント=トロイデン)のオウンゴールで先制。それまで決定機がなく、その後もなかったなか、「一見無害なクロスから幸運なゴールとなった」と『news.com.au』はレポートする。 ただ、オウンゴールでやり返される形に。 日本は75分、途中出場の中村敬斗(スタッド・ランス)が左から切れ込み、バイタルエリアから低いクロス。最後は豪州DFキャメロン・バージェスがクリアしきれず、ネットへ吸い込まれた。互いにセンターバックのOGで1点だ。 結局は勝ち点1を分け合う形となり、総括は「勇敢なパフォーマンスにより、勝ち点1を確保。埼玉での大変緊迫した戦いにおいて、重要な勝ち点となった」というもの。日本側ももちろん、この「1」を過小評価はしなかった。 2024.10.15 22:39 Tue
3

選手採点&寸評:日本代表 1-1 オーストラリア代表【2026W杯アジア最終予選】

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節、日本代表vsオーストラリア代表が埼玉スタジアム2002で行われ、1-1のドロー。4連勝はならなかったが、無敗はキープした。 超ワールドサッカーの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点[3-4-2-1]<div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom202401015jpn_aus.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div>※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 1 鈴木彩艶 6.0 ほとんど見せ場はなし。サウジアラビア戦はロングボールが多かったが、相手の高さを考慮したチーム戦略か、今回は比較的ショートパスを丁寧に繋いだ。失点シーンはノーチャンス。 DF 3 谷口彰悟 5.0 今回も3バックの中央で最終ラインを統率。高さでも負けず、全体的に良いパフォーマンスだったが、クロスの処理を誤るオウンゴールは痛恨だった。 4 板倉滉 6.0 最終ラインでは最も攻撃に参加。クリアボールを直接チャンスに繋げる場面や大胆なサイドチェンジを見せる。一方の守備面でもきっちり対応した。 16 町田浩樹 6.0 左サイドにはあまりボールが回らなかったなか、バランスを取る動きに終始。三笘への配球や谷口とのポジションチェンジも無難にこなした。 MF 5 守田英正 6.5 欠場の遠藤航に代わり、キャプテンマークを巻いて出場。時には最終ラインに降りてのビルドアップで組み立て、引き続き中盤を支配した。 7 三笘薫 6.0 変わらず高い守備意識を見せ、攻撃でも要所では存在感を発揮。得意のドリブルからもチャンスを作ったが、得点など目に見える結果も求められる選手だ。 8 南野拓実 5.0 ゴールに迫るシーンが少ない試合に。三笘との連携から打開を図りつつ、久保のクロスから生まれた決定機など訪れたチャンスはモノにしきれなかった。 (➝15 鎌田大地 5.5) 途中出場組のなかでは、中村、伊東に比べ、陰は薄く。チェイシングや繋ぎといった役割はしっかりこなした。 10 堂安律 5.0 押し込む展開となり、攻撃面での持ち味発揮が期待されたが、目立った仕事はできず。久保とのコンビネーションは良好も、バックパスミスがピンチに繋がりかける場面もあった。 (➝14 伊東純也 6.0) 追いかける展開で最初の交代カードに選ばれ、下がった久保に代わって攻撃をけん引。期待感から要求されるレベルは高いが、スタッド・ランスのチームメイトである中村とともに良い流れをもたらした。 17 田中碧 6.0 遠藤に代わってスタメンに抜擢。時には守田と役割を入れ替え、その相方をしっかりサポート。前への飛び出しでチャンスにも絡み、求められた以上のパフォーマンスは見せた。 20 久保建英 6.5 田中とともにスタメンに名を連ね、攻撃の主役に。堂安との連携も駆使しつつ仕掛けが光った。一方でセットプレーも含めたキック精度は粗さもあり、結果には繋がらなかった。 (➝13 中村敬斗 7.0) 途中出場から同点チームを救う大仕事。リーグ・アンでの勢いを代表にも持ち込み、逆転ゴールを生む可能性も感じさせた。 FW 9 上田綺世 5.0 サウジアラビア戦に比べるとなかなかボールが入らず。シンプルな叩きや突破からの折り返しなど貢献も見せたが、高さやフィジカルバトルで苦戦を強いられた。 (19 小川航基 -) 出場時間が短く採点なし。 監督 森保一 5.5 こじ開けられずにいると、最終予選で初のビハインドに。交代カードの重要性が増したなか、悪くない采配を見せたが、さらなる一手を用意する必要はあるか。ホームでのドローも悔やまれる。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 中村敬斗(日本) 難しい展開で決定的なプレー。日本の最終予選初黒星を回避させ、ジョーカーとして最高の結果を残した。 日本代表 1-1 オーストラリア代表 【日本】 OG(後31) 【オーストラリア】 OG(後13) 2024.10.15 22:05 Tue
4

「ショックは大きかった」自分のミスからのオウンゴールを悔やむ谷口彰悟、それでも崩れないように奮起「自分を奮い立たせた」

日本代表のDF谷口彰悟(シント=トロイデン)がオーストラリア代表戦を振り返り、自身のオウンゴールについても言及した。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節で日本はオーストラリアをホームに迎えた。 ここまで3連勝で無失点という圧倒的な結果を残してきた日本。この試合もサウジアラビア代表戦から2人だけ変更して臨んだ中、前半から押し込む展開が続いていく。 しかし、守備を固め、徹底して守ってきたオーストラリアの前にゴールを奪えず。するとゴールレスで迎えた後半、58分に右サイドからのクロスを谷口が右足アウトでクリアしようとしたところ、そのままボールはゴールに吸い込まれてしまいオウンゴールで失点してしまう。 まさかのミスから失点した日本。オーストラリアはより守備を固めてきた中、この日はゴールに迫れない。それでも76分、途中交代で出場した中村敬斗が左サイドを突破。グラウンダーの鋭いクロスを入れると、こちらもオウンゴールを誘発。1-1に追いつくと、その後は互いにゴールに迫るも、追加点は生まれず、1-1のドローに終わった。 最終予選で初めて勝利を逃した日本。オウンゴールを右mでしまった谷口は、「決して難しいボールではなかったですし、リズムを崩してしまったのは申し訳ないです」と反省。「埼スタに来てくれたたくさんの方に勝ち試合を見せることができなかったので悔しいです」と、勝利を逃すことに繋がってしまったプレーを悔やんだ。 相手のマークにつきながら、アウトサイドでのクリアを試みたが失敗に終わった谷口。「あの瞬間は色々なことを考えていました」と振り返り、「シンプルに僕のポジションが1つ下がって左足でクリアできていれば問題なかったです。ポジショニングももう少し考えなければいけないなと思いました」と、立ち位置をミスしたと語った。 ショッキングな形で最終予選初失点を記録した日本。谷口はオウンゴール後の心境について「もちろんあのシーンは辛かったですし、自分の中でもショックは大きかったですけど、絶対に負けてはいけないということを考えていましたし、崩れるとオーストラリアの思う壺。気持ち的には難しくもありましたが、やることをやろうと集中して最後までやりました」と、落ち込みそうなところを奮い立たせて集中し直したとした。 サウジアラビア戦同様に押し込んでもゴールが奪えないという状況だったが「決して集中していなかったとかは思わないです」と、谷口はチームの様子に言及。「どうこじ開けていこうかという中で、自分自身のオウンゴールで試合を厳しくしてしまったというのがあります。じわじわと推し進めていったらまた違う展開になったと思います」と、自身のミスがなければ違う試合になっただろうと語った。 ただ「相手もサイドのマークの受け渡しとか、かなり徹底しているなと思いました。その辺りは、少し対策されているなと思いますし、これからそういう試合が増えてくると思うので、もう1つ次のステージに進むためにやっていかないと、簡単に勝てないのが最終予選だなと思います」と、オーストラリアに上手くやられたとも語り、残りの6試合も難しくなるだろうと予想した。 この試合はオウンゴールしか生まれなかったが、中村の仕掛けで敗戦を免れた。谷口は「みんなが大丈夫と声を掛けてくれましたし、ここで崩れたらダメだと自分でも奮い立たせてやったつもりです」と、チームメイトから支えられたと振り返り、「チームメイトに助けてもらいましたし、敬斗が結果はオウンゴールになりましたが、追いつくことができてよかったです」と、勝ち点1を掴めた事を喜んだ。 <span class="paragraph-title">【動画】谷口彰悟が痛恨のクリアミスで失点…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="G47V7CgjRFM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.16 01:27 Wed
5

「チームも個人も不完全燃焼」堂安律が久保建英との連携面含め豪州戦を反省…それでも「相手に勝ち点3を渡さなかった」

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第4節の日本代表vsオーストラリア代表が行われ、1-1ドロー決着に。MF堂安律(フライブルク)が試合を振り返った。 試合は58分、豪州が日本DF谷口彰悟のオウンゴールで先制。対して日本は75分、途中出場の中村敬斗が左から切れ込み、バイタルエリアからクロス。豪州DFキャメロン・バージェスがクリアしきれず、ネットへ吸い込まれた。 互いにセンターバックのOGで1点を奪い、勝ち点1を分け合うことに。両者とも「勝ちたかったが、最低限の戦果は得た」という90分間だ。 堂安は先発出場も、ビハインドとなって1枚目の交代カードで下がることに。「見てもらえた通り、僕たちがやりたいサッカーをなかなかやらせてもらえなかった。相手に戦術的に守られました」と試合を総括する。 「縦パスを有効的に入れられず、(上田)綺世が孤立するようなこともありました。僕もタケ(久保建英)と立ち位置を入れ替わりながらやってましたけど、ここも分析されている感じがありましたね。タケが持っても相手は2枚で対応してきたり、クロスも単純に上げるだけでは効果がなかったですね」 後半を迎えるにあたっては「焦れずにやり続けよう」という声がロッカールームで上がったそうだが、先制被弾は58分。失点について堂安は「チーム全体がふわっとした」と振り返る。 「失点シーン前の2〜3分でふわっとしてしまったかなと。(谷口)彰悟さんのOGがあったあの一瞬ではなく、チーム全体がふわっとしていた」 1点にとどまった攻撃の構築については、試合後にロッカールームで反省会が行われたそうで、そこで出た“話せる範囲”として「後ろが重かった印象です。これから映像も見ていきますが、間違いなく改善ポイントです」と語った。 「僕も相手最終ラインの背後を狙って、実際走ったシーンもありましたけど、なかなかボールが出てこなかった。そこでやめてしまった僕も反省ですね」 「ゴールに直結するものでなくても、例えば後ろからコーナーフラッグ付近に蹴ってくれれば、そこから押し込むイメージもある。チームとしての共有が少し足りなかったですね。“ボールを持つこと”にフォーカスしすぎました」 「“ボールを持つこと”事体に課題はなかったです。持てていたし、ハーフウェイラインも超えれていたので。そこでプレッシングをかけられてロスト…という場面は、僕のところでひとつありましたけど、問題にならなかったです」 そして、やはり右ウイングバックを担った堂安が個人レベルで課題とするのは、シャドーの一角・久保との連動。 「これから映像を見直しますが、タケも孤立したところがあったんで、もっと僕がサポートに近寄ってあげればよかった。『タケがクロスを上げるだろう』と思って、僕が中に入りすぎた部分があったと思います。反省したいです」 「今日はチームとしても、個人としても、不完全燃焼の試合になりました。ただ、これは最終予選なんでね。相手に勝ち点『3』を渡さなかったことは大きい出来事です」 2024.10.15 23:36 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly