上田綺世が所属するフェイエノールト、レジェンドのファン・ペルシ氏を新指揮官に招へいへ

2025.02.20 07:36 Thu
ヘーレンフェーンを指揮するファン・ペルシ監督
Getty Images
ヘーレンフェーンを指揮するファン・ペルシ監督
フェイエノールトがクラブレジェンドであるロビン・ファン・ペルシ氏(41)の招へいに動いていることがわかった。
PR
先日にブライアン・プリスケ前監督を解任したフェイエノールト。現在、チームはU-21チームを率いるパスカル・ボシャールト氏が暫定指揮官を務め、チャンピオンズリーグ(CL)では格上ミランを撃破し、ベスト16進出を決めた。ただ、ボシャールト氏はあくまで暫定指揮官とみなされており、クラブは新指揮官探しに奔走している。
そんななか、地元メディアの『Vi』は、オランダ人指揮官の招へいを最優先とするクラブがレジェンドの招へいへオファーを掲示したと報じている。

現役時代に名ストライカーとして名を馳せたファン・ペルシ氏は、フェイエノールトやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍し、2度のプレミアリーグ得点王。クラブキャリア通算274得点、オランダ代表通算50得点を叩き出した。
その後、古巣フェイエノールトで指導者キャリアをスタートし、2021-22シーズンから3年間、ファーストチームのテクニカルスタッフとU-18監督を並行させ、2024-25シーズンからヘーレンフェーンのファーストチーム指揮官に就任。就任1年目となった今シーズンのエールディビジでは7勝6分け10敗の9位という成績を残している。

フェイエノールトはヘーレンフェーンに対して、引き抜きの際の違約金の支払いなどの交渉も行っており、ファン・ペルシ氏のサポート役として、マンチェスター・ユナイテッドでエリク・テン・ハグ監督のコーチングスタッフを務めていたレネ・ハケ氏の招へいにも動いているようだ。

現在、フェイエノールトではファン・ペルシ氏の息子であるFWシャキール・ファン・ペルシ(18)がU-19チームでプレーしており、その辺りも招へいにプラスに働く可能性が高い。

現役時代には小野伸二氏とともに共闘したファン・ペルシ氏だが、今度は指揮官としては上田綺世を指導することになるのか。

PR

ロビン・ファン・ペルシの関連記事

フェイエノールトがクラブレジェンドであるロビン・ファン・ペルシ氏(41)との契約に迫っている。 ブライアン・ブリスケ監督を解任し、U-21チームのパスカル・ボシャールト監督が暫定指揮官を務めるフェイエノールト。その間は日本代表FW上田綺世の負傷もあったなか、チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレ 2025.02.21 16:40 Fri
フェイエノールトは9日、オランダ人FWシャキール・ファン・ペルシ(18)と2028年6月まで契約延長したことを発表した。これまでの契約から3年更新した格好だ。 ロンドン生まれのセンターフォワードであるシャキールは、オランダ代表やフェイエノールト、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドで活躍したFWロビン・ファン 2025.01.10 10:30 Fri
バルセロナのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが2012年にマンチェスター・ユナイテッド移籍に迫った過去を明らかにしている。 2012年といえば、ドルトムントがユルゲン・クロップ体制下でブンデスリーガを連覇したりとバイエルンに負けず劣らずの力をつけた時代。その中心にいた1人がレヴァンドフスキだ。 2024.11.23 10:35 Sat
元オランダ代表FWのロビン・ファン・ペルシ氏がアーセナル帰還の可能性についてを語った。 ファン・ペルシ氏は現役時代の2004年夏~2012年夏にかけてアーセナルで通算278試合の出場数とともに132得点56アシストをマークし、2011-12シーズンのプレミアリーグで得点王に。2004-05のFAカップ優勝にも貢献 2024.11.18 16:40 Mon
無所属となっているイラン代表FWアリレザ・ジャハンバフシュ(31)だが、この度ヘーレンフェーン入りが決定的となったようだ。 AZ時代の2017-18シーズンに21ゴール、ワイドアタッカーでありながらオランダ1部の得点王となったジャハンバフシュ。イラン代表としては過去3回のW杯に出場し、近年はキャプテンマークを巻く 2024.11.06 17:25 Wed

フェイエノールトの関連記事

21日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)2024-25のラウンド16組み合わせ抽選会が実施された。 今シーズンから新フォーマットとなったCLは、各チームが8試合を異なるチームと戦う1つのリーグ方式に。上位8チームがラウンド16にストレートインとなり、9位から24位の16チームがプレーオフでラウンド16を目指し 2025.02.21 20:25 Fri
フェイエノールトがクラブレジェンドであるロビン・ファン・ペルシ氏(41)との契約に迫っている。 ブライアン・ブリスケ監督を解任し、U-21チームのパスカル・ボシャールト監督が暫定指揮官を務めるフェイエノールト。その間は日本代表FW上田綺世の負傷もあったなか、チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレ 2025.02.21 16:40 Fri
チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフが19日に終了。この結果、ラウンド16に進出する16チームが決定した。 新フォーマットで開催されている今大会のCLでは、リーグフェーズで上位8チームに入ったリバプール、バルセロナ、アーセナル、インテル、アトレティコ・マドリー、レバークーゼン、リール、ア 2025.02.20 07:42 Thu
ミランのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが、チャンピオンズリーグ(CL)敗退に落胆した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ミランは18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグでフェイエノールトと対戦。先週、敵地で行われた1stレグは0-1で敗戦したため、 2025.02.19 11:10 Wed
ミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏が、チャンピオンズリーグ(CL)敗退に不満と怒りを示した。 18日、ミランはチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグでフェイエノールトと対戦。先週、敵地で行われた1stレグは0-1で敗戦しており、サン・シーロでの逆転突破を 2025.02.19 10:10 Wed

エールディビジの関連記事

フェイエノールトがクラブレジェンドであるロビン・ファン・ペルシ氏(41)との契約に迫っている。 ブライアン・ブリスケ監督を解任し、U-21チームのパスカル・ボシャールト監督が暫定指揮官を務めるフェイエノールト。その間は日本代表FW上田綺世の負傷もあったなか、チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレ 2025.02.21 16:40 Fri
アヤックスは15日、U-19ベルギー代表MFラヤン・ブニダ(18)との契約延長を発表した。新たな契約は2028年6月30日までとなる。 2022年にアヤックスのアカデミーに入団したブニダは、密集地帯での判断や高いテクニックを生かしたチャンスメークが魅力の攻撃的MF。2024年12月にヨング・アヤックス(オランダ2 2025.02.16 11:30 Sun
アヤックスの元イタリア代表DFダニエレ・ルガーニが、酒気帯び運転の罪で有罪判決を受けた。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。 ユベントス在籍時の2023年7月21日にトリノ郊外の交差点で自損事故を起こしたルガーニは、その後、呼気検査を受けたところ、基準値を上回るアルコールが検出されたことで、飲酒運転の容疑で 2025.02.14 11:30 Fri
ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏(50)がフェイエノールト監督への就任話に言及。 90年代にフェイエノールトが輩出したインドネシア系のオランダ代表キャプテン、ファン・ブロンクホルスト氏。通算106キャップでワールドカップ(W杯)に3度出場し、クラブキャリアはアーセナルやバルセロナでも長くプレーした。 2025.02.13 19:45 Thu
フェイエノールトは10日、ブライアン・プリスケ監督(47)を解任したことを発表した。 これまでミッティランやアントワープ、スパルタ・プラハで監督を歴任したプリスケ監督は、退任したアルネ・スロット監督(現リバプール)の後任として2024年6月にフェイエノールトの指揮官に就任。 しかし、シーズン序盤から不安定な 2025.02.11 09:00 Tue

記事をさがす

ロビン・ファン・ペルシの人気記事ランキング

1

上田綺世が所属するフェイエノールト、レジェンドのファン・ペルシ氏を新指揮官に招へいへ

フェイエノールトがクラブレジェンドであるロビン・ファン・ペルシ氏(41)の招へいに動いていることがわかった。 先日にブライアン・プリスケ前監督を解任したフェイエノールト。現在、チームはU-21チームを率いるパスカル・ボシャールト氏が暫定指揮官を務め、チャンピオンズリーグ(CL)では格上ミランを撃破し、ベスト16進出を決めた。 ただ、ボシャールト氏はあくまで暫定指揮官とみなされており、クラブは新指揮官探しに奔走している。 そんななか、地元メディアの『Vi』は、オランダ人指揮官の招へいを最優先とするクラブがレジェンドの招へいへオファーを掲示したと報じている。 現役時代に名ストライカーとして名を馳せたファン・ペルシ氏は、フェイエノールトやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍し、2度のプレミアリーグ得点王。クラブキャリア通算274得点、オランダ代表通算50得点を叩き出した。 その後、古巣フェイエノールトで指導者キャリアをスタートし、2021-22シーズンから3年間、ファーストチームのテクニカルスタッフとU-18監督を並行させ、2024-25シーズンからヘーレンフェーンのファーストチーム指揮官に就任。就任1年目となった今シーズンのエールディビジでは7勝6分け10敗の9位という成績を残している。 フェイエノールトはヘーレンフェーンに対して、引き抜きの際の違約金の支払いなどの交渉も行っており、ファン・ペルシ氏のサポート役として、マンチェスター・ユナイテッドでエリク・テン・ハグ監督のコーチングスタッフを務めていたレネ・ハケ氏の招へいにも動いているようだ。 現在、フェイエノールトではファン・ペルシ氏の息子であるFWシャキール・ファン・ペルシ(18)がU-19チームでプレーしており、その辺りも招へいにプラスに働く可能性が高い。 現役時代には小野伸二氏とともに共闘したファン・ペルシ氏だが、今度は指揮官としては上田綺世を指導することになるのか。 2025.02.20 07:36 Thu
2

ファン・ペルシ息子シャキールがフェイエノールトと2028年まで契約延長

フェイエノールトは9日、オランダ人FWシャキール・ファン・ペルシ(18)と2028年6月まで契約延長したことを発表した。これまでの契約から3年更新した格好だ。 ロンドン生まれのセンターフォワードであるシャキールは、オランダ代表やフェイエノールト、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドで活躍したFWロビン・ファン・ペルシの息子。 2017年夏にマンチェスター・シティの下部組織から父の古巣であるフェイエノールトの下部組織に加入した。 U-17オランダ代表に選出されるなど順調に成長しているシャキールは契約延長を受けて「今後もフェイエノールトのユニフォームを着られることを誇りに思う。クラブから多大な信頼を感じるし、毎試合懸命にプレーしている。目標を達成するためにここで日々努力したい」と抱負を述べた。 2025.01.10 10:30 Fri
3

「それが私の見立て」 ファン・ペルシ氏がアーセナル帰還の扉を閉ざす…ユナイテッドへの裏切り移籍から12年

元オランダ代表FWのロビン・ファン・ペルシ氏がアーセナル帰還の可能性についてを語った。 ファン・ペルシ氏は現役時代の2004年夏~2012年夏にかけてアーセナルで通算278試合の出場数とともに132得点56アシストをマークし、2011-12シーズンのプレミアリーグで得点王に。2004-05のFAカップ優勝にも貢献したレジェンドではあるが、2012年夏にマンチェスター・ユナイテッド移籍を決断した。 多くのアーセナルファンを敵に回してのユナイテッド行きだったが、移籍の決め手だったプレミアリーグのタイトルを初年度にゲット。アーセナルファンからすれば、そうしたユナイテッドでの成功も感情を逆なでするものとなった。 そんなファン・ペルシ氏はユナイテッド退団後、フェネルバフチェやフェイエノールトを渡り歩き、2019年夏に現役引退。フェイエノールトで指導者の道を歩み始め、今季からヘーレンフェーンでトップチーム監督に挑戦中だ。 いずれは監督として古巣へ。との思いがファン・ペルシ氏のなかにもあるはずだが、アーセナルに関しては去り方がまずかったと感じ、監督として帰還できるとは思っていないようだ。『Sportcast』で話す。 「アーセナルで働けるとは思っていない。その扉は閉ざされているんじゃないかな。マンチェスター・ユナイテッドに移籍したし、それが私の見立てだ。彼らにとっては依然としてデリケートな問題。私にとってはそうじゃないけどね。アーセナルファンにとってはセンシティブなものなんだ」 また、「先のことを計画してもまったく意味がないのを学んだ。私もそう望んでいない。今を生きているんだ。ヘーレンフェーンの監督であるのを本当に楽しめているし、とても誇らしく思っている。クラブ内外でも、ファンの間でも歓迎を感じる。それは重要なことだ」とも付け足している。 2024.11.18 16:40 Mon
4

“香川真司とともに”の可能性もあった? 2012年のユナイテッドがレヴァンドフスキ獲得に失敗

バルセロナのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが2012年にマンチェスター・ユナイテッド移籍に迫った過去を明らかにしている。 2012年といえば、ドルトムントがユルゲン・クロップ体制下でブンデスリーガを連覇したりとバイエルンに負けず劣らずの力をつけた時代。その中心にいた1人がレヴァンドフスキだ。 2011-12シーズン終了後にドルトムントから日本代表MF香川真司を獲得したユナイテッドだが、“レヴァンドフスキとともに”の可能性もあった模様。レヴァンドフスキが振り返る。 ユナイテッドOBであるリオ・ファーディナンド氏のポッドキャストで、こう話す。 「僕はマンチェスター・ユナイテッド行きに『イエス』と言ったんだ。サー・アレックス・ファーガソンとの会話を覚えているよ。あれは2012年のことだった。プレシーズン前のことで、彼から電話がくるのもわかっていた」 また、破談理由にも「クラブに聞いてよ」とした上で、当時を思い返した。 「ドルトムント会長との会話も覚えている。こう言われたよ。『君が必要だ』とね。とても重要な存在だから、マンチェスター・ユナイテッドに移籍させるつもりがなかったんだ。最適なタイミングじゃなかった」 「でも、そのときに『イエス』と言ったのは本当だ。サー・アレックス・ファーガソンから電話がきたら、『ノー』とは言えない。22歳か、23歳のときなら、なおさらだ」 「ドルトムントで幸せだったけど、マンチェスター・ユナイテッドも黄金期だったしね」 ちなみに、ユナイテッドは2012年夏にアーセナルからオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシを獲得。レヴァンドフスキとの契約がうまくいかなかったのが影響したのかもしれない。 2024.11.23 10:35 Sat
5

イラン代表FWジャハンバフシュが無所属から脱却へ 17-18シーズンのオランダ1部得点王、ヘーレンフェーン加入が決定的に

無所属となっているイラン代表FWアリレザ・ジャハンバフシュ(31)だが、この度ヘーレンフェーン入りが決定的となったようだ。 AZ時代の2017-18シーズンに21ゴール、ワイドアタッカーでありながらオランダ1部の得点王となったジャハンバフシュ。イラン代表としては過去3回のW杯に出場し、近年はキャプテンマークを巻くことも珍しくない。 ただ、オランダ1部得点王の肩書きを引っさげて移籍したブライトン&ホーヴ・アルビオンで停滞。代表キャリアに影響は与えずも、フェイエノールトへ格安で売却され、昨季限りで契約満了となったのち、現在無所属である。 無所属でありながらA代表に継続招集されることが、イランサッカー界では議論の対象に。それでもオランダ『Voetbal International』によると、とうとう新天地を見つけたという。 表題の通り、ジャハンバフシュはヘーレンフェーンへ。ロビン・ファン・ペルシ監督率いるクラブで現地時間6日にメディカルチェックを実施し、問題なければ今季終了まで約7カ月の契約を結ぶとのことだ。 2024.11.06 17:25 Wed

フェイエノールトの人気記事ランキング

1

3カ国が最多3クラブ突破のCLベスト16出揃う! R16対戦カードは21日抽選会で決定

チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフが19日に終了。この結果、ラウンド16に進出する16チームが決定した。 新フォーマットで開催されている今大会のCLでは、リーグフェーズで上位8チームに入ったリバプール、バルセロナ、アーセナル、インテル、アトレティコ・マドリー、レバークーゼン、リール、アストン・ビラのラウンド16ストレートインが決定。 さらに、9位~24位の16チームの間で争われたプレーオフを制したバイエルン、フェイエノールト、クラブ・ブルージュ、ベンフィカ、ドルトムント、レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン(PSG)、PSVがベスト16入りを決めた。 国別ではイングランド、スペイン、ドイツの3クラブが最多。日本人選手では遠藤航(リバプール)、冨安健洋(アーセナル)、上田綺世(フェイエノールト)の3選手が勝ち残っている。 なお、リーグフェーズの順位によってラウンド16の組み合わせの大枠は決まっているが、正式な対戦カードは21日に行われる抽選会で決定。その後、1stレグが3月4.5日、2ndレグが同11.12日に開催予定だ。 ◆CLラウンド16 暫定対戦カード パリ・サンジェルマン(15位) vs リバプール(1位)orバルセロナ(2位) クラブ・ブルージュ(24位) vs リール(7位)orアストン・ビラ(8位) レアル・マドリー(11位) vs アトレティコ(5位)orレバークーゼン(6位) PSV(14位) vs アーセナル(3位)orインテル(4位) フェイエノールト(19位) vs インテル(4位)orアーセナル(3位) バイエルン(12位) vs レバークーゼン(6位)orアトレティコ(5位) ドルトムント(10位) vs アストン・ビラ(8位)orリール(7位) ベンフィカ(16位) vs バルセロナ(2位)orリバプール(1位) ※()内はリーグフェーズ順位 2025.02.20 07:42 Thu
2

「ミランでのCLは2試合しか…」CL敗退決定のミラン…チェルシーからレンタル中のフェリックスは失望隠さずも「まだシーズンを救える」

ミランのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが、チャンピオンズリーグ(CL)敗退に落胆した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ミランは18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグでフェイエノールトと対戦。先週、敵地で行われた1stレグは0-1で敗戦したため、ベスト16進出のため勝利が必須の一戦、フェリックスは先発となった。 試合は開始早々にサンティアゴ・ヒメネスが古巣相手の先制点を決めて合計スコアをイーブンに。その後も逆転に向けて攻勢を続けていたが、51分にテオ・エルナンデスがシミュレーションで2枚目のイエローカードを受けて退場となると同点ゴールを許し、試合はそのまま1-1で終わった。 この結果、2戦合計1-2となりミランのCL敗退が決定。今冬にチェルシーからレンタル移籍で加入中のフェリックスは失望を隠さずも、残るシーズンに向けた意気込みを示している。 「(自滅したという声に)確かに、そういう展開だったと思う。僕たちは試合をコントロールして2点目を決めようとしているのに対して、フェイエノールトは危険な状況を作り出していなかった。でもレッドカードの後、まったく別の試合になってしまったと思う」 「僕はミランの選手として、CLに出場したかったんだ。でも、結局2試合しか経験できなかった。これがフットボールであり、若手であってもベテランであっても、僕たちは誰であっても学ぶ必要がある」 「僕たちはまだコッパ・イタリアの準決勝にいて、セリエAでもトップ4に入るという目標がある。コッパ・イタリアで優勝してトップ4フィニッシュを果たせれば、シーズンを救うことができるだろう」 2025.02.19 11:10 Wed
3

「失望し、怒りもある」愚かな退場響きCL敗退決定のミラン…イブラヒモビッチ氏は判定が厳しかったとしつつ「我々のせいだ。言い訳も不満もない」

ミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏が、チャンピオンズリーグ(CL)敗退に不満と怒りを示した。 18日、ミランはチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグでフェイエノールトと対戦。先週、敵地で行われた1stレグは0-1で敗戦しており、サン・シーロでの逆転突破を望まれていた。 試合は開始早々古巣対戦となったサンティアゴ・ヒメネスが先制点を決める最高の立ち上がりに。その後も相手を押し込める時間帯が続いていたが、後半にアクシデントが発生。テオ・エルナンデスがシミュレーションによって2枚目のイエローカードを受けて退場となると、数的不利になったチームは同点ゴールを許してしまい、その後はゴールネットを揺らせぬまま1-1で試合終了となった。 この結果、2戦合計スコア1-2でミランのCLプレーオフ敗退が決定。イブラヒモビッチ氏はイタリア『スカイ・スポーツ』にて、退場は厳しい判定だったとしつつも敗因は審判ではなく、自分たち自身にあると落胆を滲ませている。 「我々は失望し、怒りもある。チームには成熟度が欠けていたが、審判による厳しい判定もあった。こうした試合でのシミュレーションには、まず注意を与えるべきだ。この出来事が試合を変えてしまった」 「今、チームは団結してこの試合を忘れ、リーグ戦に集中しなければならない。今夜は苦しんだが、明日からは次のゴールに向けて準備していく」 「こうした状況が起きたとき、それが公平かどうかは判断できない。テオは俳優ではなく、自分のプレーをする。最初の警告で彼はユニフォームを引っ張っていたが、ピッチではこうしたことが起きる」 「我々は自分たちに腹を立てている。相手は我々より強かった。審判に腹を立てているわけではなく、我々のせいだ。言い訳も不満もない。我々は鏡を見て、改善して、前進するために自分たちのミスを認めなければならない」 「レッドカードはフィールド上で起きるものだ。エンポリ戦では不当なレッドカードをもらったが、試合ではこういうことが起きるし、コントロールできるものではない。落ち着いてピッチに集中する必要がある」 「より多くが必要だった。試合後には、いろいろなことが言えるだろう。だが、試合中にできることはたくさんあったはずだ。前半も後半もうまくスタートしたが、その後は一人少ない状態でプレーしなければならなかった」 「今日、CL敗退となったのは残念だ。シーズンの初め、この大会で勝ちたいのは明らかだった。だが、物事はいつも思い通りにいくわけではない。満足せず、1月の移籍市場で状況を変えるために動き出したが、成功の保証はない」 「圧倒的なミランが見たいんだ。4、5年前に自分が来たときのことを覚えているが、その時は誰もが慣れ親しんでいたミランではなかった。それでも、その後に成長したんだ」 2025.02.19 10:10 Wed
4

上田綺世が欠場もフェイエノールトが格上ミラン撃破でベスト16進出! 自滅ロッソネリはテオ軽率退場響く【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、ミランvsフェイエノールトが18日にサン・シーロで行われ、1-1のドローに終わった。この結果、2戦合計1-2としたフェイエノールトのベスト16進出が決定した。なお、フェイエノールトのFW上田綺世は負傷欠場となった。 ホームでの1stレグを1-0で先勝したフェイエノールト。しかし、直近のリーグ戦ではNACブレダ相手に0-0のドローと暫定体制連勝とはならなかった。敵地で逃げ切りを図った2ndレグでは先発2人を変更。負傷の上田、ティンバーがベンチ外となり、ウーゴ・ブエノ、CLデビューのレドモンドが代役を担った。 一方、ホームで逆転突破を図るミランは先週末のヴェローナ戦を1-0で勝利。良い流れでこの大一番を迎えた。コンセイソン監督はその試合から先発3人を変更。ガッビア、フォファナ、ソッティルに代えてパブロビッチ、レオン、プリシックの主力を復帰させた。 サンシーロの熱狂的な後押しを受け、ホームチームが電光石火のゴールを決める。開始36秒、右CKの場面でショートコーナーからボックス手前右角のプリシックが左足インスウィングのクロスをファーに送ると、チャウが頭で折り返したボールをゴール前のサンティアゴ・ヒメネスが頭で押し込み、古巣相手の痛烈な恩返しゴールとした。 今シーズンのCL最速ゴールによって早々に2戦合計スコアを1-1としたミラン。この勢いによって立ち上がり数分は完全に相手を押し込む形を作ったが、時間の経過とともに落ち着きを取り戻したフェイエノールトがイーブンに戻す。 ただ、左のレオンを起点により効果的にフィニッシュの機会を作り出すホームチームは、トップ下に入ったフェリックスが積極的に足を振っていく。23分にはセットプレー流れからフェリックスのミドルシュートをGKヴェレンロイターが前にはじくと、こぼれに反応したテオ・エルナンデスにビッグチャンスも、左足シュートは惜しくも左ポストを叩いた。 前半半ばから終盤にかけては自陣でローブロックを構えるフェイエノールトに対して、ミランがハーフコートゲームを展開。アタッキングサードではスペースを消されたなか、レオンとフェリックスのポルトガル人アタッカーの個人技でフィニッシュまで持ち込んだが、いずれもGK正面を突いて前半のうちに逆転まで持って行くことはできなかった。 迎えた後半もミランが押し込む形でスタートし、立ち上がりにはウォーカーのミドルシュートで早速決定機を創出。だが、この直後にアクシデント発生。相手ボックス内で仕掛けたテオが軽率なダイブでシミュレーションのファウルを取られ、この試合2枚目のイエローカードで痛恨の退場となった。 この退場をきっかけに試合の流れが一変。ここまで守備重視だったフェイエノールトが重心を前において攻撃に出ていく。そんななか、60分過ぎにミランはプリシックを下げてバルテサーギを投入し、本職の左サイドバックを配置。対するフェイエノールトはレドモンドに代えてカランサを最前線に入れた。 決定機には至らずも、セカンドボールも効果的に回収し、前半とは逆の相手陣内でハーフコートゲームを展開するフェイエノールト。青色吐息のミランはヒメネスを下げてフォファナの投入で中盤の守備にテコ入れを図ったが、数的優位のアウェイチームが押し切った。 73分、左サイド深くでブエノが絶妙なクロスを供給すると、DF2枚の間にうまくポジションを取ったカランサがドンピシャのヘディングシュートで合わせ、指揮官の起用に応える値千金のCL初ゴールとした。 これで再び2戦合計でビハインドを背負ったミランはリスクを冒してゴールを目指す。83分にはムサとラインデルスを下げてエイブラハム、チュクウェゼと2人のアタッカーをピッチに送り出し、最後の勝負に出る。 後半最終盤には長身DFパブロビッチを最前線に上げたパワープレーも敢行したが、集中したアウェイチームの守備を再びこじ開けることはできず。この結果、格上ミランを破ったフェイエノールトがベスト16進出を達成した。 一方、テオ退場で自滅の感が否めないミランは厳しいプレーオフ敗退となった。 ミラン 1-1(AGG:1-2) フェイエノールト 【ミラン】 サンティアゴ・ヒメネス(前1) 【フェイエノールト】 フリアン・カランサ(後28) <span class="paragraph-title">【動画】ミランvsフェイエノールトのハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/dyY9U1ivS4c?si=eLw_8IYW42tQWp8U" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2025.02.19 04:44 Wed
5

ケガ人過多で余裕なきフェイエノールト、イタリア強豪熱視線の代理主将ハンツコがミラン撃破へ意欲「キャリア最大のビッグゲームだよ」

フェイエノールトのスロバキア代表DFダビド・ハンツコ(27)が、ミラン戦の前日会見に出席した。『Voetbal International』が伝える。 フェイエノールトはチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトプレーオフ第1戦でミランに1-0と勝利。しかし、敵地での第2戦に向けては、主将のクインテン・ティンバーを筆頭に日本代表FW上田綺世も含め、ケガ人が過多…1点リードを感じられないほどハンデを背負う。 正式な指揮官も未だメドが立っていないというなか、今季残りで腕章を巻くことになったハンツコがミラン戦の前日会見へ。自らの移籍報道に関して「イタリアのクラブとミーティングした」と明かした一方、ミラン撃破へ意欲も。 「ティンバーの幸運と早い復帰を全員で祈る」 「僕は育成年代でもキャプテンを担ったことがない…けど、気負うつもりはないよ。やることはこれまでと同じだ。何かチームメイトに語りかけるとしたら、“脚”で語る」 元フィオレンティーナのハンツコは、久しぶりのサン・シーロに向けて「今回の一戦は、個人的にキャリア最大のビッグゲーム。この上なく楽しみが大きいよ」と締め括った。 フェイエノールトのパスカル・ボシャールト暫定監督は、同席したハンツコについて「彼は生まれながらのリーダー。今季チームで最も長くプレーしており、チームのためなら火の中でも突き進むタイプだ。戦術の共有も、彼を中心に進められる」と絶大な信頼を寄せている。 “イタリアのクラブとミーティングした”というハンツコには現在、ユベントスが獲得へ張り付いていると伝えられている。 2025.02.18 19:05 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly