上田綺世の所属するフェイエノールトが就任8カ月のプリスケ監督を解任…公式戦3連敗で決断
2025.02.11 09:00 Tue
フェイエノールトは10日、ブライアン・プリスケ監督(47)を解任したことを発表した。
これまでミッティランやアントワープ、スパルタ・プラハで監督を歴任したプリスケ監督は、退任したアルネ・スロット監督(現リバプール)の後任として2024年6月にフェイエノールトの指揮官に就任。
しかし、シーズン序盤から不安定な戦いを続けると、エールディビジでは11勝6分け4敗の5位に位置。1試合消化が少ないものの、首位PSVとの勝ち点差は12ポイントと優勝争いから大きく後れを取っていた。
8日に行われたスパルタ・ロッテルダム戦では、公式戦4試合ぶりの白星を飾ったが、クラブはプリスケ監督の解任を決断した。
テクニカルディレクターを務めるデニス・テ・クロース氏は、今回の決断に至った理由を以下のように説明した。
なお、フェイエノールトは新体制の発表を翌11日に行うことを発表している。
これまでミッティランやアントワープ、スパルタ・プラハで監督を歴任したプリスケ監督は、退任したアルネ・スロット監督(現リバプール)の後任として2024年6月にフェイエノールトの指揮官に就任。
しかし、シーズン序盤から不安定な戦いを続けると、エールディビジでは11勝6分け4敗の5位に位置。1試合消化が少ないものの、首位PSVとの勝ち点差は12ポイントと優勝争いから大きく後れを取っていた。
テクニカルディレクターを務めるデニス・テ・クロース氏は、今回の決断に至った理由を以下のように説明した。
「このような決断に至ったことは、すべての関係者にとって非常に残念なことだ。フェイエノールトはこれまで確かにブライアンとともに素晴らしい結果を残してきたが、ここ数カ月はあまりにも不安定で、残念ながらチームとしての成長が見られない」
なお、フェイエノールトは新体制の発表を翌11日に行うことを発表している。
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