「恥を知れ」「さすがアマチュア」来季の欧州大会出場権を前にクラブが大失態、ライセンス申請せずに出場不可に…ファンの怒り爆発「最悪の経営陣」

クラブの不手際により、選手たちが目指した夢が潰えることとなってしまった。

エールディビジを戦うフォルトゥナ・シッタートは13日に声明を発表。2025-26シーズンのヨーロッパの大会への出場権獲得を目指していた中、申請の不備により可能性が潰えていることを発表した。

今シーズンのフォルトゥナは、2節を残して現在9位に位置している。
勝ち点差がかなり詰まっている状況であり、8位のヘーレンフェーンとは勝ち点差「1」、10位のスパルタ・ロッテルダム、11位のフローニンヘン、12位のヘラクレス・アルメロとは勝ち点差「1」、13位のNECナイメヘンと勝ち点差「2」、14位のズヴォレとは勝ち点差「4」という状況だ。

残り2節で順位がどう変動するかは不明だが、エールディビジでは9位に入ればUEFAカンファレンスリーグ(ECL)のプレーオフ圏内に入ることとなり、4チームで争う勝者が予選2回戦に進むこととなる。しかし、クラブの声明によると、順位がどうなったとしても、プレーオフには参加しないとのこと。欧州サッカー連盟(UEFA)にライセンスの申請をしていなかったとし、権利を得ても出場が不可能であることを説明した。

「同クラブは現在エールディビジで残り2試合を残し9位に位置しています。シーズン終了時にヨーロッパサッカーのプレーオフに参加する権利が与えられる場所です。ただし、シーズンの最終戦が増える可能性はありますが、参加はできません。フォルトゥナは来シーズンのUEFAライセンスを取得していません」

「フォルトゥナは申請期限である2025年4月8日までにUEFAライセンスを申請できませんでした。当時、クラブはUEFAの規定に従って外部監査人の声明を提出するなど、すべての要件を満たしていませんでした。これは、ヨーロッパサッカーのプレーオフへの参加が事前に不可能になることを意味します」

クラブのゼネラルマネージャーを務めるマルタイン・マークス氏もコメントしている。

「我々はプレーオフに参加することで、フィールドでのスポーツでの功績を生かしたいと考えています」

「我々は最後の日まで、トップハーフのポジションを目指して戦い、来シーズンは8年連続でエールディビジに出場します。これは、選手、スタッフ、従業員、サポーター、そしてパートナーなど、組織に関わるすべての人々の努力と献身の賜物です」

「素晴らしいスポーツシーズンに報いることができないのは残念です」

「しかし、透明性を確保することは重要だと考えています。現在、エールディビジの新シーズンに向けて準備を進めており、同時にクラブの将来性確保にも取り組んでいます。新シーズンには問題なくライセンス要件を満たすことができると期待しています」

チームがいかなる順位になろうとも、UEFAのライセンスがない以上は出場は不可能。ここまでシーズンをかけて戦ってきた選手たちを完全に裏切る行為となってしまった。

ファンも「本気で言っているのか?」、「間に合わなかっただけなのか?それともまだ要件を満たしていないのか?」、「残り2試合を戦う意味がない」、「恥を知れ」、「最悪の経営陣だ」、「一体何の冗談だ?」、「さすがアマチュアクラブ」と、苦情と批判の言葉を浴びせている。