昨季はJFL昇格まであと一歩…関東1部王者・VONDS市原にFW一木立一やDF谷口智紀ら加入
2024.02.15 15:50 Thu
VONDS市原が目指すはJFL初昇格
関東サッカーリーグ1部のVONDS市原は、2024シーズンも悲願のJFL昇格を目指す。
VONDS市原(以下:V市原)は古河電気工業の千葉事業所サッカー部を母体に2011年創設。地域リーグNo.1の競争力と言われる関東1部(※1)で2014シーズンから戦うなか、過去3度の優勝を誇り、布敬一郎監督(退任)が率いた昨季、3度目の栄冠により、JFL昇格を懸けた舞台である全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)への出場を決めた。
(※1)クリアソン新宿、ブリオベッカ浦安、栃木シティと3年連続で関東1部からJFL昇格チームが誕生中
しかし、地域CL1次ラウンド2位通過、決勝ラウンド2位を経て臨んだJFL最下位・沖縄SVとの入替戦。V市原は延長戦の末に1-2と敗れ、あと一歩のところでJFL初昇格を逃すことに。悲願は持ち越しとなった。
2024シーズンに向けては、Jリーグ経験も豊富なチームリーダー2人、渡辺広大と清原翔平が契約を更新した一方、主力の篠原弘次郎と土佐陸翼がJFLへ移籍。J3秋田のレジェンド久富賢、榊翔太、キローラン木鈴とベテラン3選手もスパイクを脱いだ。
また、15日に加入が発表されたのは、びわこ成蹊スポーツ大学の伴木翔。立正大淞南高校時代に冬の選手権でプレー、アジリティの高さが特徴の166cmアタッカーだ。
最終ラインで渡辺の新たなパートナーとなりそうなのは、谷口智紀か今村直也。前者は昨季までFC大阪所属でJ3リーグとJFLの経験が豊富な185cm。後者は過去2シーズンJFLでプレーし、昨季は高知ユナイテッドSCでリーグ終盤戦にかけて出場機会を増やした24歳だ。
伊澤篤新監督とともに悲願のJFL昇格を目指すV市原。関東1部から新宿と浦安に続いて栃木も昇格を果たしたなか、2024シーズンもV市原が関東1部の優勝候補であることは間違いない。
◆in(2月15日時点)
DF谷口智紀(31)←FC大阪
DF今村直也(24)←高知ユナイテッドSC
DF湯澤拓士(23)←鈴鹿ポイントゲッターズ
MF渡邊龍(27)←ヴァンラーレ八戸
MF貫名航世(28)←飛鳥FC
MF石川拓磨(22)←順天堂大学
MF後藤健太(22)←東京学芸大学
MF桜庭晴人(22)←新潟医療福祉大学
FW一木立一(25)←沖縄SV
FW伴木翔(22)←びわこ成蹊スポーツ大学
FW鈴木魁人(24)←いわてグルージャ盛岡(完全移籍移行)
◆out(2月15日時点)
DF篠原弘次郎(32)→ヴィアティン三重
DFキローラン木鈴(31)→現役引退
DF橋本恭輔(25)→COEDO KAWAGOE F.C
DF辻川裕介(28)→ベルガロッソいわみ
DF木村健佑(27)→tonan前橋
DF栗林純(23)→現役引退
MF土佐陸翼(23)→栃木シティ
MF濱野雄太(27)→契約満了
MF吉田大河(28)→Cento Cuore HARIMA
MF中島澪音(25)→岳南Fモスペリオ
MF久富賢(33)→現役引退
FW榊翔太(30)→現役引退
VONDS市原(以下:V市原)は古河電気工業の千葉事業所サッカー部を母体に2011年創設。地域リーグNo.1の競争力と言われる関東1部(※1)で2014シーズンから戦うなか、過去3度の優勝を誇り、布敬一郎監督(退任)が率いた昨季、3度目の栄冠により、JFL昇格を懸けた舞台である全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)への出場を決めた。
(※1)クリアソン新宿、ブリオベッカ浦安、栃木シティと3年連続で関東1部からJFL昇格チームが誕生中
2024シーズンに向けては、Jリーグ経験も豊富なチームリーダー2人、渡辺広大と清原翔平が契約を更新した一方、主力の篠原弘次郎と土佐陸翼がJFLへ移籍。J3秋田のレジェンド久富賢、榊翔太、キローラン木鈴とベテラン3選手もスパイクを脱いだ。
一方で注目の新加入選手は、昨季までJFL沖縄所属の一木立一か。2022シーズンの九州サッカーリーグで22得点を叩き出した185cmストライカーは、V市原伝統の[4-4-2]で谷尾昂也とともに2トップの一角に収まるだろう。
また、15日に加入が発表されたのは、びわこ成蹊スポーツ大学の伴木翔。立正大淞南高校時代に冬の選手権でプレー、アジリティの高さが特徴の166cmアタッカーだ。
最終ラインで渡辺の新たなパートナーとなりそうなのは、谷口智紀か今村直也。前者は昨季までFC大阪所属でJ3リーグとJFLの経験が豊富な185cm。後者は過去2シーズンJFLでプレーし、昨季は高知ユナイテッドSCでリーグ終盤戦にかけて出場機会を増やした24歳だ。
伊澤篤新監督とともに悲願のJFL昇格を目指すV市原。関東1部から新宿と浦安に続いて栃木も昇格を果たしたなか、2024シーズンもV市原が関東1部の優勝候補であることは間違いない。
◆in(2月15日時点)
DF谷口智紀(31)←FC大阪
DF今村直也(24)←高知ユナイテッドSC
DF湯澤拓士(23)←鈴鹿ポイントゲッターズ
MF渡邊龍(27)←ヴァンラーレ八戸
MF貫名航世(28)←飛鳥FC
MF石川拓磨(22)←順天堂大学
MF後藤健太(22)←東京学芸大学
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FW一木立一(25)←沖縄SV
FW伴木翔(22)←びわこ成蹊スポーツ大学
FW鈴木魁人(24)←いわてグルージャ盛岡(完全移籍移行)
◆out(2月15日時点)
DF篠原弘次郎(32)→ヴィアティン三重
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DF橋本恭輔(25)→COEDO KAWAGOE F.C
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DF栗林純(23)→現役引退
MF土佐陸翼(23)→栃木シティ
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MF中島澪音(25)→岳南Fモスペリオ
MF久富賢(33)→現役引退
FW榊翔太(30)→現役引退
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悲願のJFL昇格へ…“地域CL2位”VONDS市原が沖縄SVとの入替戦に進出、選手ら恐れなし「絶対に勝てる」
日本フットボールリーグ(JFL)公式サイトは26日、沖縄SVがJFL残留を懸けた地域リーグとの入替戦を12月3日にタピック県総ひやごんスタジアムで開催すると発表した。 “昨年の”地域CLで準優勝に輝き、九州サッカーリーグからJFLへと昇格した沖縄。しかし、クラブ史上初の全国リーグで待っていたのは、予想を大きく上回る大苦戦…シーズン序盤から黒星を重ね、夏場から最下位が定位置となった末、最終節で入替戦行き(※1)が決定した。 (※1)最下位の入替戦行きは今季の変則レギュレーション 沖縄が入替戦で対戦するのは、“今年の”地域CLで準優勝したVONDS市原FC(千葉県/関東サッカーリーグ1部)。V市原は市立船橋高校を高校サッカー屈指の名門に押し上げた布啓一郎監督が指揮し、今季は関東1部を4年ぶりに制覇、堅実なサッカーを持ち味とするライトグリーンの雄だ。 そのV市原は26日、地域CL決勝ラウンド最終節第1試合で福山シティFCに勝利し、この時点でJFL自動昇格となるグループ1位に浮上。第2試合で勝利した栃木シティFCに1位&JFL自動昇格を譲り、自分たちは2位で入替戦へ進むこととなったが、栃木Cの試合を前にした時点で、すでに選手たちや布監督は入替戦に臨む覚悟を語っていた。 今季加入のJリーグ通算377試合出場を誇るDF渡辺広大(36)は「本当に多くの方々の支えがあってこの舞台まで来れました」と、狭き門をくぐって地域CL決勝ラウンドまで到達したチームを称えつつ、冗談も交えながら、入替戦を恐れていないと語る。 「沖縄については…僕としては“ちんすこう”を食べに行きたいですし、“サーターアンダギー”も食べたいです(笑) 大事なのは気持ちの糸を切らさないこと。僕たちは良いチームなので、絶対に勝てると思っています」 また、こちらもJリーグ通算236試合出場を誇り、加入2年目のV市原ではジョーカー的存在としても輝くMF清原翔平(36)。途中出場した福山戦(2◯0)の90+2分、ヘディング弾で貴重な追加点をマークし、勝利に貢献した。 「僕たちは今日の試合までにできる限りのことを尽くしてきました。個人的にはちょうど1年ほど前のケガがなかなか癒えなかったんですが、仲間たちが連れてきてくれた舞台…その中で自分のチカラもプラスしようと思っていました。最後の最後で1点をとれて嬉しいです」 「やれることは全てやったと思いますし、入替戦の可能性があるのもチーム全員が承知しています。もしかしたら入替戦へ進むことになるかもしれないですけど、そうなれば、そこに向けて戦うだけ。“沖縄”に向けて気持ちを保っておくべきですし、もう1試合こなす前提で、栃木Cの試合を見たいと思います」 また、布監督は福山戦で途中出場の2選手(清原&FW谷尾昂也)がゴールを決めた点について「ラッキーな部分もありましたが、もし入替戦があるとするなら、これもチームに勢いを与えるものとなります。選手たちは勝負どころで結果を出してくれました」と、インタビュー時点では確定していなかった入替戦への好感触を得た様子を窺わせた。 渡辺と清原が今季ここまでの“積み上げ”から沖縄SVとの入替戦へ自信を示し、指揮官は福山戦から光明を見出したVONDS市原FC。関東1部からは2021年にクリアソン新宿、昨年は同県のライバル・ブリオベッカ浦安、そして今年はひと足先に栃木シティFCがJFLへと駆け上がった。 この流れに続けるか否か…2023年のJFL、そして地域リーグを締めくくるに相応しい正真正銘のビッグマッチ、沖縄SV vs VONDS市原FC。90分間で勝敗が決しない場合は、延長戦&PK戦への流れとなる。 12月3日(日) 13:00キックオフ 沖縄SV vs VONDS市原FC [会場]タピック県総ひやごんスタジアム(沖縄県沖縄市) 2023.11.28 14:05 TueVONDS市原の人気記事ランキング
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3年連続でJFL参入チームを出す関東1部はVONDS市原が2連覇 地域CL2024の出場権を獲得【Road to JFL】
21日、関東サッカーリーグ1部第17節(全18節)の3試合が行われ、VONDS市原(千葉)の2年連続4度目となる優勝が確定した。 日本フットボールリーグ(JFL)参入を目指すV市原は、昨季も関東1部を制覇。全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)2023でも1次ラウンドを突破し、決勝ラウンド2位とする。しかし、最終決戦であるJFL側との入替戦で沖縄SVに1-2と敗れ、関東1部残留となった。 心機一転、今季は11年目の関東1部で序盤戦から優勝争いを展開し、何よりここまで無敗。 伝統的に堅守のチームは21日、アウェイで東京ユナイテッドFCを1-0と撃破し、1試合を残して2位・東京23FCとの勝ち点差が「4」に。連覇を引き寄せた殊勲のゴールは78分、今季沖縄SVから加入したFW一木立一だった。 この結果、V市原は11月に行われる地域CL2024の出場権を獲得。これにより、10月に行われる第60回全国社会人サッカー選手権大会(全社)をプレトーナメントとして戦うことが可能に。JFL参入を見据えるクラブにとって、唯一全国のライバルと腕試しができる舞台だ。 関東1部はクリアソン新宿、ブリオベッカ浦安、栃木シティと、昨季まで3年連続で地域CL優勝・JFL参入チームを輩出。同県のライバルも待つJFLへ今回こそは悲願成就なるか。V市原は11月、2年連続5度目の地域CLへ向かう。 ◆V市原の地域CL参戦歴 2014年 1次ラウンド敗退 B組2位 2017年 決勝ラウンド3位敗退 2019年 1次ラウンド敗退 B組3位 2023年 決勝ラウンド2位 入替戦敗退 2024年 ??? ◆関東1部順位表(暫定/21日時点) 1位 VONDS市原 | 勝ち点43 | +19 2位 東京23FC | 勝ち点39 | +32 3位 ジョイフル本田つくばFC | 勝ち点23 | -1 4位 南葛SC | 勝ち点21 | +1 5位 東邦チタニウム | 勝ち点21 | -3 6位 東京ユナイテッドFC | 勝ち点21 | -4 7位 桐蔭横浜大学FC | 勝ち点18 | -8 8位 東京国際大学FC | 勝ち点17 | -11 9位 エリース東京 | 勝ち点16 | -4 10位 ヴェルフェ矢板 | 勝ち点13 | -21 <span class="paragraph-title">【写真】祝! VONDS市原が関東1部を連覇</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">【TOP】<br> <br><br>第58回関東サッカーリーグ1部 優勝<br>チームとしては2年連続4回目<br><br>ご支援いただいておりますスポンサーの皆様<br>熱く応援してくださったファン・サポーターの皆様と一緒に掴み取った結果です<br>本当にありがとうございます!!!<br><br>この結果により… <a href="https://t.co/DiCiY8llcG">pic.twitter.com/DiCiY8llcG</a></p>— VONDS市原 (@VondsTeam) <a href="https://twitter.com/VondsTeam/status/1837449347577057499?ref_src=twsrc%5Etfw">September 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.22 06:00 Sun3
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