秋田DF山田尚幸、久富賢に続き今季退団 「9年間は僕の財産であり、誇り」

2021.11.23 18:20 Tue
©︎J.LEAGUE
ブラウブリッツ秋田は23日、DF山田尚幸(33)との契約非更新を発表した。

山田はびわこ成蹊スポーツ大学、MIOびわこ草津(現・MIOびわこ滋賀)を経て、2013年から当時日本フットボールリーグ(JFL)だった秋田でプレー。翌年からチームとともに明治安田生命J3リーグに参入すると、通算197試合に出場した。

そして、昨季にはクラブ初のJ2昇格に貢献。自身にとっても初挑戦のJ2でここまで8試合に出場しているが、今年9月に右ヒザ前十字じん帯断裂で手術。それ以来、戦線離脱中だった。そんな山田は先日のMF久富賢(31)に続く秋田退団者となる。
今季限りで9年間を過ごした秋田を去る山田はクラブを通じて、ファンに感謝の言葉を送った。

「ブラウブリッツ秋田で過ごした9年間は、人に恵まれ、支えていただいた9年間でした。故外山会長を始め、これまで共に戦ってきた監督、チームメイト、社長、スタッフ、スポンサー、サポーター、ボランティア、全ての皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」
「秋田で過ごした9年間は、僕の財産であり、誇りです。こんな状態で、どこまでやれるか分かりませんが、これからも僕らしく、家族と共に、笑顔で前に進んでいこうと思います。伝えたい言葉は、尽きませんが、9年間、素晴らしい光景と応援をありがとうございました」

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