見据えるはJFL入会? 関東1部の由緒正しき古豪実業団“東チタ”が積極補強中、王者V市原からはFW谷尾昂也ら元J戦士を2枚獲り
2025.01.15 19:00 Wed
東邦チタニウムにVONDS市原からFW谷尾昂也とMF渡邊龍が加入
関東サッカーリーグ1部の東邦チタニウムが15日、VONDS市原からFW谷尾昂也(32)とMF渡邊龍(28)の加入を発表した。
谷尾は鳥取県出身で、米子北高校から2011年に川崎フロンターレへ入団後、複数の地域リーグクラブでプレーした一方、Jリーグではヴァンラーレ八戸、ガイナーレ鳥取に所属。J3で通算78試合10得点を記録している。
渡邊は千葉県出身で、FC東京U-18から日本体育大学を経て、2019年に当時JFLのテゲバジャーロ宮崎へ入団。宮崎でのJ3参入と八戸入りを経由して昨年、V市原へ移籍した。J3通算63試合6得点、JFL通算26試合5得点を記録する。
昨季関東1部優勝、JFL入会まであと一歩だったV市原に所属していた谷尾と渡邊は、2025シーズンから2人揃って“東チタ”へ。
東チタは昨季の関東1部で4位。東邦チタニウム株式会社のサッカー部として1955年に創部され、日本サッカーリーグ2部、旧JFL2部の時期も。70〜80年代にかけては関東社会人の強豪として名を馳せた古豪実業団である。
まず、昨年12月の頭にJ3讃岐からFW赤星魁麻(28)が加入すると発表。いわきのエース格として地域CL優勝を成し遂げ、高知時代は2022年のJFL2桁得点など通算81試合25得点…ここ2年はJ3讃岐でコンスタントにプレーした。
さらに、南葛SCから元J3北九州のMF新井博人(28)、J3岩手からDF下上昇大(24)、FCマルヤス岡崎からJFL通算175試合出場のMF小栗和也(30)などと続き、J3讃岐から2人目の補強としてDF宗近慧(32)も東チタ入り。
また、FC刈谷で昨季の全社・地域CLを戦い、いわき&沖縄SVでJ3とJFLの経験値も持つDF米澤哲哉(26)が加入。これらの新戦力に、関東1部王者・V市原から谷尾と渡邊が加わった。
一方では、DF田中寛己(33)など計13名の引退、またMF後藤準弥(28)のV市原移籍が発表されている東チタだが、関東1部のライバルからすれば、これはやはり「積極補強」か。
VONDS市原、東京23FC、ジョイフル本田つくばFC、南葛SCなどなど、元々競争力が高い関東1部だが、2025シーズンは「東邦チタニウム」も優勝争いに参戦か。東チタは1985年以来40年ぶりの関東1部優勝(※)を目指す。
(※)1985年当時の関東リーグは1部制
谷尾は鳥取県出身で、米子北高校から2011年に川崎フロンターレへ入団後、複数の地域リーグクラブでプレーした一方、Jリーグではヴァンラーレ八戸、ガイナーレ鳥取に所属。J3で通算78試合10得点を記録している。
渡邊は千葉県出身で、FC東京U-18から日本体育大学を経て、2019年に当時JFLのテゲバジャーロ宮崎へ入団。宮崎でのJ3参入と八戸入りを経由して昨年、V市原へ移籍した。J3通算63試合6得点、JFL通算26試合5得点を記録する。
東チタは昨季の関東1部で4位。東邦チタニウム株式会社のサッカー部として1955年に創部され、日本サッカーリーグ2部、旧JFL2部の時期も。70〜80年代にかけては関東社会人の強豪として名を馳せた古豪実業団である。
ここ30年は関東1部2部〜神奈川県リーグを行ったり来たりだったが、2022年から再び関東1部に定着し、今オフは「JFL入会へ本気」ともとれる積極補強が界隈を賑わせている。
まず、昨年12月の頭にJ3讃岐からFW赤星魁麻(28)が加入すると発表。いわきのエース格として地域CL優勝を成し遂げ、高知時代は2022年のJFL2桁得点など通算81試合25得点…ここ2年はJ3讃岐でコンスタントにプレーした。
さらに、南葛SCから元J3北九州のMF新井博人(28)、J3岩手からDF下上昇大(24)、FCマルヤス岡崎からJFL通算175試合出場のMF小栗和也(30)などと続き、J3讃岐から2人目の補強としてDF宗近慧(32)も東チタ入り。
また、FC刈谷で昨季の全社・地域CLを戦い、いわき&沖縄SVでJ3とJFLの経験値も持つDF米澤哲哉(26)が加入。これらの新戦力に、関東1部王者・V市原から谷尾と渡邊が加わった。
一方では、DF田中寛己(33)など計13名の引退、またMF後藤準弥(28)のV市原移籍が発表されている東チタだが、関東1部のライバルからすれば、これはやはり「積極補強」か。
VONDS市原、東京23FC、ジョイフル本田つくばFC、南葛SCなどなど、元々競争力が高い関東1部だが、2025シーズンは「東邦チタニウム」も優勝争いに参戦か。東チタは1985年以来40年ぶりの関東1部優勝(※)を目指す。
(※)1985年当時の関東リーグは1部制
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昨季はJFL昇格まであと一歩…関東1部王者・VONDS市原にFW一木立一やDF谷口智紀ら加入
関東サッカーリーグ1部のVONDS市原は、2024シーズンも悲願のJFL昇格を目指す。 VONDS市原(以下:V市原)は古河電気工業の千葉事業所サッカー部を母体に2011年創設。地域リーグNo.1の競争力と言われる関東1部(※1)で2014シーズンから戦うなか、過去3度の優勝を誇り、布敬一郎監督(退任)が率いた昨季、3度目の栄冠により、JFL昇格を懸けた舞台である全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)への出場を決めた。 (※1)クリアソン新宿、ブリオベッカ浦安、栃木シティと3年連続で関東1部からJFL昇格チームが誕生中 しかし、地域CL1次ラウンド2位通過、決勝ラウンド2位を経て臨んだJFL最下位・沖縄SVとの入替戦。V市原は延長戦の末に1-2と敗れ、あと一歩のところでJFL初昇格を逃すことに。悲願は持ち越しとなった。 2024シーズンに向けては、Jリーグ経験も豊富なチームリーダー2人、渡辺広大と清原翔平が契約を更新した一方、主力の篠原弘次郎と土佐陸翼がJFLへ移籍。J3秋田のレジェンド久富賢、榊翔太、キローラン木鈴とベテラン3選手もスパイクを脱いだ。 一方で注目の新加入選手は、昨季までJFL沖縄所属の一木立一か。2022シーズンの九州サッカーリーグで22得点を叩き出した185cmストライカーは、V市原伝統の[4-4-2]で谷尾昂也とともに2トップの一角に収まるだろう。 また、15日に加入が発表されたのは、びわこ成蹊スポーツ大学の伴木翔。立正大淞南高校時代に冬の選手権でプレー、アジリティの高さが特徴の166cmアタッカーだ。 最終ラインで渡辺の新たなパートナーとなりそうなのは、谷口智紀か今村直也。前者は昨季までFC大阪所属でJ3リーグとJFLの経験が豊富な185cm。後者は過去2シーズンJFLでプレーし、昨季は高知ユナイテッドSCでリーグ終盤戦にかけて出場機会を増やした24歳だ。 伊澤篤新監督とともに悲願のJFL昇格を目指すV市原。関東1部から新宿と浦安に続いて栃木も昇格を果たしたなか、2024シーズンもV市原が関東1部の優勝候補であることは間違いない。 ◆in(2月15日時点) DF谷口智紀(31)←FC大阪 DF今村直也(24)←高知ユナイテッドSC DF湯澤拓士(23)←鈴鹿ポイントゲッターズ MF渡邊龍(27)←ヴァンラーレ八戸 MF貫名航世(28)←飛鳥FC MF石川拓磨(22)←順天堂大学 MF後藤健太(22)←東京学芸大学 MF桜庭晴人(22)←新潟医療福祉大学 FW一木立一(25)←沖縄SV FW伴木翔(22)←びわこ成蹊スポーツ大学 FW鈴木魁人(24)←いわてグルージャ盛岡(完全移籍移行) ◆out(2月15日時点) DF篠原弘次郎(32)→ヴィアティン三重 DFキローラン木鈴(31)→現役引退 DF橋本恭輔(25)→COEDO KAWAGOE F.C DF辻川裕介(28)→ベルガロッソいわみ DF木村健佑(27)→tonan前橋 DF栗林純(23)→現役引退 MF土佐陸翼(23)→栃木シティ MF濱野雄太(27)→契約満了 MF吉田大河(28)→Cento Cuore HARIMA MF中島澪音(25)→岳南Fモスペリオ MF久富賢(33)→現役引退 FW榊翔太(30)→現役引退 2024.02.15 15:50 Thu2
